JP3585678B2 - 熱転写記録媒体の製造法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はニアエンドマークを有する熱転写記録媒体の製造法に関する。さらに詳しくは、ニアエンドマークの形成法に特徴を有する熱転写記録媒体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、熱転写記録媒体においては、その終端部にニアエンドマーク(単にエンドマークともいわれている)を設け、これをセンサーで検知することによって、記録媒体の走行を停止し、いわゆる空うちを防止している。このばあい、ニアエンドマークをセンサーで検知したのち、記録媒体が実際に走行を停止するまでには、プリンターの機構上などの要請からタイムラグがあるため、通常ニアエンドマークを熱転写記録媒体の終端部の熱溶融性インク層上に設け、ニアエンドマークのある部分が印字部を通過しても印字が可能なようになっている。
【0003】
従来、このようなニアエンドマークを、白色顔料と樹脂とワックスと溶剤からなる白色インクを熱溶融性インク層上に塗布し、乾燥することによって形成することが知られている(特開昭60−76389号公報、特開平2−229072号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記白色インクでニアエンドマークを形成したばあい、ニアエンドマーク部位で熱転写印字する際の熱溶融性インク層の転写性が悪い、さらに白色インクそのものの安定性がわるく、塗布面質が不良になるなどの問題があった。
【0005】
本発明は、前記従来技術の問題点に鑑み、安定性の良好なニアエンドマーク用インクを用いて塗布面質の良好なニアエンドマークを形成し、しかもニアエンドマークを形成した部位で印字するばあいの転写性の良好な熱転写記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(1)ニアエンドマークを有する熱転写記録媒体を製造する際に、白色顔料、樹脂、ワックスおよび溶剤からなるインクであって、前記白色顔料をインクの固形分総量に対して40〜60重量%含有し、前記樹脂としてテルペン・フェノール共重合樹脂、フェノール樹脂およびポリエチレングリコール樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含有し、前記ワックスとして融点が75℃以上のエステル基を有する粒子状ワックスを含有し、前記溶剤が前記樹脂を溶解し、前記ワックスをを溶解しない溶剤である白色インクを、熱転写記録媒体の熱溶融性インク層上に塗布し、乾燥してニアエンドマークを形成することを特徴とする熱転写記録媒体の製造法に関する。
【0007】
さらに本発明は、(2)前記ニアエンドマークにおいて、前記粒子状ワックスが島部、前記樹脂が海部を構成する海島構造をとることを特徴とする前記(1)項記載の熱転写記録媒体の製造法に関する。
【0008】
さらに本発明は、(3)前記白色インクの粒子状ワックスがカルナバワックスまたはモンタンワックスからなることを特徴とする前記(1)または(2)項記載の熱転写記録媒体の製造法に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に用いるニアエンドマーク用白色インクは、白色顔料、テルペン・フェノール共重合樹脂、フェノール樹脂およびポリエチレングリコール樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂、融点が75℃以上のエステル基を有する粒子状ワックス、および前記樹脂を溶解し、前記ワックスを溶解しない溶剤からなるものである。
【0010】
樹脂として前記特定の樹脂を用いることによって、ニアエンドマーク部位で熱転写印字を行なうばあいに、ニアエンドマークを構成するインクの切れが良好なため、結果的に鮮明な印像がえられる。
【0011】
ワックスとして融点が75℃以上のエステル基を有する粒子状ワックスを用いることによって、該ワックスの溶融粘度が比較的高いため、ニアエンドマーク部位での熱転写印字時に白色インクが熱溶融性インク層のインクと混合するのが防止され、所期の色の印像がえられる。また該ワックスは紙に対する接着性が良好なため、ニアエンドマーク部位で熱転写印字するばあいに白色インクの転写性が良好であり、結果的に鮮明な印像がえられる。
【0012】
溶剤として前記樹脂を溶解し、前記ワックスを溶解しない溶剤を使用することによって、形成されたニアエンドマークを構成する白色インク層が前記ワックスが島部、前記樹脂が海部を構成する海島構造をとるようになる。ニアエンドマークを構成する白色インク層が前記高融点ワックスの粒子を島部とする島海構造をとることにより、保存時における耐ブロッキング性が向上されるとともに、島部の粒子が熱でシャープに溶融するワックスであるため転写性が向上される。
【0013】
白色顔料の含有量は白色インクの固形分総量に対して40〜60%(重量%、以下同様)である。白色顔料の含有量が前記範囲未満ではえられるニアエンドマークの白色度が不足し、ニアエンドマークの検知が確実に行なえないばあいがある。白色顔料の含有量が前記範囲を超えると、白色インクを熱転写記録媒体に印刷する際に版残り現象が発生し、鮮明なニアエンドマークがえられない傾向がある。
【0014】
図1に本発明の方法によりえられるニアエンドマークを有する熱転写記録媒体の一実施例の概略部分断面図を示す。
【0015】
図1において、1は支持体であり、支持体1上に熱溶融性インク層2が形成され、熱溶融性インク層2上にニアエンドマーク3が形成されている。ニアエンドマーク3は前記樹脂で構成される海部4と粒子状ワックスで構成される島部5とからなる島海構造をとる。
【0016】
つぎに本発明を詳細に説明する。
【0017】
まずニアエンドマーク用の白色インクを説明すると、当該インクは、白色顔料、テルペン・フェノール共重合樹脂、フェノール樹脂およびポリエチレングリコール樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂、融点が75℃以上のエステル基を有する粒子状ワックス、および前記樹脂を溶解し、前記ワックスを溶解しない溶剤からなるものである。
【0018】
前記融点が75℃以上のエステル基を有するワックスとしては、カルナバワックス、モンタンワックス、サゾールワックスなどがあげられるが、粒子状物がえられやすい点からカルナバワックスおよび/またはモンタンワックスが好ましい。
【0019】
粒子状ワックスの粒子の大きさとしては、平均粒子径として0.5〜3.0μmの範囲が好ましい。平均粒子径が前記範囲未満ではブロッキングが発生する傾向があり、一方前記範囲より大きいと熱転写性が低下する傾向がある。
【0020】
前記白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、アルミニウム粉、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどの1種または2種以上が使用できる。
【0021】
溶剤としては、前記樹脂を溶解し、前記ワックスを溶解しないものであればとくに制限されないが、乾燥時間を短かくする観点から、アルコール系溶剤が好ましく使用される。アルコール系溶剤の具体例としては、たとえばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブタノールなどがあげられ、これらは単独でまたは2種以上を組合せて使用できる。
【0022】
本発明に用いる白色インクにおいて、前記白色顔料のインク固形分総量に対する割合は前述のごとく40〜60%の範囲であるが、前記樹脂および前記粒子状ワックスのインク固形分総量に対する割合はそれぞれ10〜30%および10〜50%であるのが好ましい。樹脂の割合が前記範囲より少ないと、白色インク層の密着性が低くなり、かつ白色インク層が脆くなるため、インク落ちが発生する傾向があり、一方前記範囲より多いとブロッキングが発生したり、熱転写性が低下する傾向がある。粒子状ワックスの割合が前記範囲より少ないとブロッキングが発生する傾向があり、一方前記範囲より多いと転写性が低下する傾向がある。
【0023】
前記白色インクにはさらに必要に応じて分散剤、帯電防止剤などの添加剤を配合してもよい。
【0024】
本発明に用いる白色インクは、前記成分を前記溶剤に加え、デスパーなどにより分散後、さらにボールミル、サンドミル、アトライターなどにより分散して、白色顔料を均一に分散するとともに、樹脂を溶解し、ワックスを前記所望の粒子径を有するまで分散することによって調製できる。
【0025】
前記の白色インクを熱転写記録媒体の終端部の所定の部位に塗布し、乾燥することによってニアエンドマークを形成する。乾燥は、粒子状ワックスの粒子形態が消失されない温度範囲で行なう。ニアエンドマークの形状はとくに制限されず、従来より使用されている形状がいずれも採用しうる。たとえば、白色インクを終端部の所定部位にベタ状に全面塗布したり、終端部のエッジ部分に長手方向に塗布したり、終端部にゼブラ状に塗布した状態の形状があげられる。
【0026】
白色インクの塗布量(乾燥後塗布量、以下同様)は所望の白色度をうる点および転写性を確保する点から0.5〜3.0g/mの範囲が好ましい。
【0027】
前記白色インクを用いてニアエンドマークを形成する熱転写記録媒体はとくに制限されない。
【0028】
たとえば、支持体上に、必要により離型層を介して熱溶融性インク層を設けたもの、さらに転写性の向上、地汚れ防止などの観点から必要に応じ熱溶融性インク層の上にワックスエマルジョンなどを塗布してトップコート層を設けたものなどがあげられる。
【0029】
【実施例】
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
【0030】
実施例1〜5および比較例1〜3
表1に示される各組成物をデスパーで分散し、さらにボールミルで分散して白色インクを調製した。
【0031】
表1にえられた各白色インク中におけるワックスの平均粒子径を併記した。なおワックスの平均粒子径は(株)島津製作所製レーザー粒度分布測定装置SALD−1100で測定した。
【0032】
えられた各白色インクを経時的に目視観察し、つぎの基準で安定性を評価した。結果を表2に示す。
【0033】
3・・・24時間後も均一である。
2・・・12時間後も均一である。
1・・・12時間後には顔料が沈降している。
【0034】
つぎに、前記各白色インクを熱転写記録媒体の終端部近傍の熱溶融性インク層上にフレキソ印刷方法にてベタ塗布し、60℃で乾燥してニアエンドマークを形成した。白色インクの塗布量は2.0g/mとした。
【0035】
熱転写記録媒体としては、厚さ6.0μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に下記処方の熱溶融性インクをホットメルト塗布して塗布量4.0g/mの熱溶融性インク層を形成したものを用いた。
【0036】
Figure 0003585678
ニアエンドマークを形成した熱転写記録媒体について、ニアエンドマークの塗布面質およびニアエンドマーク部位での転写性をつぎの評価方法で評価した。結果を表2に示す。
【0037】
<塗布面質>
ニアエンドマークを目視観察して、つぎの基準で塗布面質を評価した。
【0038】
3・・・均一で塗布ムラがない。
2・・・多少の塗布ムラがある。
1・・・塗布ムラが多い。
【0039】
<転写性>
熱転写プリンター(テック(株)製B−30)にて受容紙に印字し、ニアエンドマーク部位とそれ以外の部位でえられた印像を目視観察し、ニアエンドマーク部位での印像に対するニアエンドマークの影響をつぎの基準で評価した。
【0040】
3・・・白さが目立たない。
2・・・多少白く見える。
1・・・明らかに白く見える。
【0041】
【表1】
Figure 0003585678
【0042】
【表2】
Figure 0003585678
【0043】
【発明の効果】
本発明の熱転写記録媒体の製造法によれば、経時的安定性の良好なニアエンドマーク用白色インクを用いてニアエンドマークを形成するので、ニアエンドマークの塗布面質が良好であり、さらにニアエンドマークとしての白色インク層の特定組成および島海構造の故にニアエンドマーク部位で印字する際の転写性が良好な熱転写記録媒体がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によりえられる熱転写記録媒体の一実施例を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
1 支持体
2 熱溶融性インク層
3 ニアエンドマーク
4 ニアエンドマークの海部
5 ニアエンドマークの島部

Claims (3)

  1. ニアエンドマークを有する熱転写記録媒体を製造する際に、白色顔料、樹脂、ワックスおよび溶剤からなるニアエンドマーク用インクであって、前記白色顔料をインクの固形分総量に対して40〜60重量%含有し、前記樹脂としてテルペン・フェノール共重合樹脂、フェノール樹脂およびポリエチレングリコール樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含有し、前記ワックスとして融点が75℃以上のエステル基を有する粒子状ワックスを含有し、前記溶剤が前記樹脂を溶解し、前記ワックスを溶解しない溶剤である白色インクを、熱転写記録媒体の熱溶融性インク層上に塗布し、乾燥してニアエンドマークを形成することを特徴とする熱転写記録媒体の製造法。
  2. 前記ニアエンドマークにおいて、前記粒子状ワックスが島部、前記樹脂が海部を構成する海島構造をとることを特徴とする請求項1記載の熱転写記録媒体の製造法。
  3. 前記白色インクの粒子状ワックスがカルナバワックスまたはモンタンワックスからなることを特徴とする請求項1または2記載の熱転写記録媒体の製造法。
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