JP3584690B2 - キーレスエントリシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両のドアなどに配設された施解錠装置の施解錠をキーによらずに行うキーレスエントリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、例えば自動車用のキーレスエントリシステムにおいては、図4に例示するように、自動車用のマスターキーやキーホルダ等に組み込んだ送信機101から施解錠信号を送信し、この施解錠信号を自動車内に設けた受信機102で受信して、ドアやトランクなどに配設された施解錠装置104の施解錠を行うようにされていた。実際に施解錠装置104の施解錠を行う制御主体はボデーECU103であることが多く、受信機102にて受信された施解錠信号がボデーECU103へ転送されることになる。
【0003】
但し、どのような場合でも送信機101からの施解錠信号に応じた施解錠が実行されるというのではなく、一定の条件が満たされていないと施解錠を実行しないようにしている。これは、例えばキー自体を車内に閉じ込めてしまうことを防止するため、イグニッションキーシリンダにキーが挿入されている場合には施解錠を実行しないようにしたり、あるいはエンジンON状態での動作を禁止するために、イグニッションスイッチがON状態の場合には施解錠を実行しないようにするものである。
【0004】
そして、従来のシステムにおいては、このような施錠、解錠の動作可否判定を受信機102が実行していた。受信機102の具体的な動作について説明する。まず、送信機101から施解錠信号を受信する。この施解錠信号には送信機固有のコードであるIDコードと、施解錠対象(例えばドア、トランク)や施解錠状態(ロックするのかアンロックするのか)を示す機能コードが含まれている。受信機102は送信機101からの施解錠信号を受信して解析し、まず、受信した施解錠信号に含まれていたIDコードが自分の記憶している判別用IDコードと一致するか否かを判別する。そして、両IDコードが一致していると判別された場合には、機能コードに基づき、例えばそれがドアをロックするという内容であれば、その動作を実行して良いかどうかの動作可否判定を行う。
【0005】
この受信機102における動作可否判定は、「可否判定用状態検出手段」としての車両入力スイッチ群5からの検出信号に基づいて行うが、車両入力スイッチ群5は例えばキーポジションスイッチ51、イグニッションスイッチ52、カーテシスイッチ53などで構成される。受信機102は、上述したようにキー自体を車内に閉じ込めてしまうことを防止したり、エンジンON状態での動作を禁止するため、車両入力スイッチ群5からの検出信号に基づき、該当する動作を許可するための条件が成立するかどうかを判定し、条件が成立した場合に限ってボデーECU103に動作指示を出すようにしていた。
【0006】
受信機102は、それ自体が動作可否判定を行うため車両入力スイッチ群5からの検出信号を入力するためのインタフェースを持つ必要があるが、その受信機102からの動作指示を受けて実際に施解錠装置104に対して施解錠動作を指示するボデーECU103も、これらの車両入力スイッチ群5からの検出信号を入力するためのインタフェースを持つ必要がある。なぜなら、ボデーECU103は、通常、送信機101からの施解錠信号に基づくキーレスエントリシステムを前提とした動作のためだけに機能するのではなく、その他にも利用者による各種スイッチ等のマニュアル操作に対応した制御の実行主体でもあるからである。例えば、施解錠装置を施錠状態にしたままでドアを閉めるとそのまま施錠されるという「キー抜き忘れ防止」操作というのがあるが、この場合にもキー自体を車内に閉じ込めてしまうことを防止するため、ボデーECU103は、イグニッションキーシリンダにキーが挿入されている場合には上記キーレスロック操作がなされても施錠は実行しないようにしている。したがって、ボデーECU103も車両入力スイッチ群5からの検出信号あるいはそのほかの検出信号を入力するためのインタフェースを持つこととなる。
【0007】
このように、受信機102及びボデーECU103が共に車両入力スイッチ群5からの検出信号を入力するためのインタフェースを持つことはシステムとしての構成を複雑化すると共に、特にキーレスエントリシステムのために設けられる受信機102での処理負荷が大きくなり、コストアップにもつながる。
【0008】
本発明は、このような問題を解決し、キーレスエントリシステムにおいて、システム全体の構成の簡略化及び特に受信機での処理負荷の低減を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載のキーレスエントリシステムは、施解錠装置が配設された開閉機構における開閉状態など、前記施解錠装置に対する施錠、解錠の可否判定用状態を検出する可否判定用状態検出手段と、その可否判定用状態検出手段によって検出された可否判定用状態に基づいて施解錠装置に対する施錠、解錠の可否を判定し、動作許可の判定がされた場合にのみ前記施解錠装置に対する施錠、解錠を行う施解錠制御手段と、送信機固有のコードであるIDコードと、操作スイッチに対する操作状況に応じた施解錠対象及び施解錠状態を示す機能コードとを含む施解錠信号を送信する送信機と、その送信機から送信された施解錠信号を受信・解析し、さらに解析した施解錠信号に含まれている前記IDコードが自分の記憶している判別用IDコードと一致するか否かを判別し、両IDコードが一致していると判別された場合には、解析した施解錠信号に含まれている機能コードをシリアル通信で前記施解錠制御手段に転送する受信機と、を備え、前記施解錠制御手段は、前記動作許可の判定がされた場合、前記受信機からシリアル通信で転送された機能コードに基づく施解錠対象の前記施解錠装置に対して、同じく前記機能コードに基づく施解錠状態となるべく施錠、解錠を行うよう構成されているキーレスエントリシステムであって、前記可否判定用状態検出手段は、車両のドアにおける開閉状態、車両のイグニッションキーシリンダにおけるキーの挿入の有無、車両のイグニッションスイッチのON・OFF状態の少なくとも一つを前記可否判定用状態として検出するよう構成されており、前記施解錠制御手段は、前記可否判定用状態検出手段によって検出された可否判定用状態に基づいて、前記判別用IDコードを登録する登録モードへの切替えを判断し、この登録モードへの切替えを判断したときには、前記受信機が前記判別用IDコードを登録可能な登録モードとなるよう指示し、この指示によって登録モードとされた受信機は所定期間中に前記送信機から送信されてきたIDコードを新規な判別用IDコードとして登録することを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載のキーレスエントリシステムによれば、送信機が、送信機固有のコードであるIDコードと、操作スイッチに対する操作状況に応じた施解錠対象及び施解錠状態を示す機能コードとを含む施解錠信号を送信する。車両用として用いた場合には、施解錠対象が例えばドアやトランクであり、施解錠状態としては施錠(ロック)や解錠(アンロック)である。
【0011】
この送信機から送信された施解錠信号は受信機によって受信される。そして、受信機はその受信した施解錠信号を解析し、施解錠信号に含まれているIDコードが自分の記憶している判別用IDコードと一致するか否かを判別し、両IDコードが一致していると判別された場合には、解析した施解錠信号に含まれている機能コードをシリアル通信で施解錠制御手段に転送する。
【0012】
施解錠制御手段は、受信機からシリアル通信で転送された機能コードに基づく施解錠対象の施解錠装置に対して、同じく機能コードに基づく施解錠状態となるべく施錠、解錠を行うのであるが、これは動作許可の判定がされた場合にのみ実行する。つまり、施解錠制御手段は、施解錠装置が配設された開閉機構における開閉状態など、施解錠装置に対する施錠、解錠の可否判定用状態を検出する可否判定用状態検出手段によって検出された可否判定用状態に基づいて施解錠装置に対する施錠、解錠の可否を判定し、動作許可の判定がされた場合にのみ施解錠装置に対する施錠、解錠を行うよう構成されている。したがって、受信機からシリアル通信で転送された機能コードに基づく施解錠対象の施解錠装置に対する施錠・解錠は、この動作許可の判定がされた場合に実行されるのである。
【0013】
このように、本発明のキーレスエントリシステムによれば、施解錠装置に対する施錠、解錠の可否判定(動作可否判定)は受信機は行わず、施解錠制御手段だけが行っている。つまり、受信機は送信機からの施解錠信号を受信、解析し、IDコードの一致を判定するだけであり、IDコードが一致していれば動作可否判定は行わずに施解錠制御手段にシリアル通信で機能コードを転送するだけでよい。したがって、受信機は可否判定用状態検出手段によって検出された可否判定用状態を入力するためのインタフェースは不要であり、また動作可否判定処理を実行しなくてもよいため処理負荷が軽減される。その結果、システム全体の構成の簡略化及び特に受信機での処理負荷の低減を実現したキーレスエントリシステムを実現することができる。
【0014】
また、受信機にて解析された施解錠信号は、シリアル通信によって施解錠制御手段に送信するように構成することが考えられる。従来は例えばドアのロック・アンロック、トランクのアンロックなどのように制御対象や内容に応じて各出力端子からボデーECU103(図4参照)に指示を出力していたため、その指示出力及び入力のためのインタフェースも複雑となっていたが、本発明のように、受信機から施解錠制御手段へ機能コードをシリアル通信で送信するようにすれば、より構成の簡略化につながる。
【0015】
また、キーレスエントリシステムを車両用として適用した場合には、例えば、施解錠装置を、開閉機構としての車両のドアに配設し、可否判定用状態検出手段を、車両のドアにおける開閉状態、車両のイグニッションキーシリンダにおけるキーの挿入の有無、車両のイグニッションスイッチのON・OFF状態の少なくとも一つを可否判定用状態として検出するよう構成することが考えられる。
【0016】
これは、例えばキー自体を車内に閉じ込めてしまうことを防止したり、あるいは車両が走行している状態で解錠されてしまうことを防止することを目的とした動作可否判定を行なうためである。キーを車内に閉じ込めてしまうことを防止するには、イグニッションキーシリンダにキーが挿入されておらず、ドアが閉じている場合だけ施錠を実行するようにすればよい。また、エンジンON状態での動作を禁止するために、イグニッションスイッチがON状態の場合には解錠を実行しないようにすればよい。
【0017】
ところで、例えば送信機を紛失し新しい送信機を用いる場合には、セキュリティの観点等から、送信する施解錠信号のIDコードを従来のものから変更することが多い。そのためには受信機側においても変更後の判別用IDコードを新規に登録する必要がある。
【0018】
そして、従来、例えばドアの開閉やドアロックの施解錠を所定の順番で行なうことによって、上述した判別用コードの新規登録が可能な登録モードとなるよう受信機の状態を切り替えることができるようにされていた。したがって、この点を考慮すると、例えば請求項に示すように、施解錠制御手段を、可否判定用状態検出手段によって検出された可否判定用状態に基づいて判別用IDコードを新規に登録可能な登録モードとなるよう受信機に指示するよう構成することが考えられる。
【0019】
このようにすれば、受信機は施解錠制御手段からの指示に従うだけでよく、登録モードとなるため可否判定用状態検出手段によって検出された可否判定用状態を入力するためのインタフェースも不要である。さらに登録モードになるための動作が行われたか否かを判断する処理自体を行なう必要がなく、処理負荷の軽減の点でも有効である。
さらに、例えば請求項2に示すように、本キーレスエントリシステムにおける施解錠制御手段を次のように構成することが好ましい。つまり、施解錠制御手段は、受信機に対して判別用IDコードを新規に登録する登録モードとなるよう指示し、当該指示に応じて受信機がIDコード登録処理を終了するまでは、施解錠装置に対する施錠、解錠に関する制御を実行しないよう構成するのである。
【0020】
一方、IDコードは送信機固有のものであるが、そのIDコード自体が盗まれてしまうと、無断でキーレスエントリシステムが使用され、セキュリティ上好ましくない。したがって、IDコード自体に対しても何等かの暗号化処理を施すことが考えられている。その内の一つとして、発信回数に対応して所定の順序でローリングコードを累進変更させ、それを用いてIDコードを暗号化する手法がある。これを採用した場合には、例えば請求項3に示す構成とすることが考えられる。つまり、請求項1又は2に記載のキーレスエントリシステムにおいて、送信機は、施解錠信号を送信する度に、所定ビットからなるローリングコードを累進変更する変更手段と、ローリングコードの各ビット情報と演算コードとを演算処理し、暗号化ローリングコードを設定する暗号化ローリングコード設定手段と、暗号化ローリングコードの各ビット情報とIDコードの各ビット情報とを、所定の並び替え順設定に応じて並び替える並び替え手段とを備え、この並び替え手段によって並び替えられたコードを施解錠信号に含めて送信するよう構成されており、一方、受信機は、送信機から送信コードを受信すると、並び替えられたコードを取り出し、所定の並び替え順設定に応じて並び替え、暗号化ローリングコードとIDコードとを復元する並び替え復元手段と、復元された暗号化ローリングコードとIDコードとを逆算する復元手段とを備え、復元されたIDコードが判別用IDコードと一致するか否かを判別するよう構成するのである。
【0021】
この場合のキーレスエントリシステムによれば、送信機において、施解錠信号を送信する度に所定ビットからなるローリングコードを累進変更し、そのローリングコードの各ビット情報と演算用コードの各ビット情報とを演算処理し、演算用コードの各ビット情報をローリングコードに対応させて変化させ、暗号化ローリングコードを設定する。そして、暗号化ローリングコードの各ビット情報とIDコードの各ビット情報とを所定の並び替え順設定に応じて並び替え、その並び替えられたコードを施解錠信号に含めて送信する。
【0022】
一方、受信機においては、送信機から送信コードを受信すると、並び替えられたコードを取り出し、所定の並び替え順設定に応じて並び替え、暗号化ローリングコードとIDコードとを復元する。そして、復元された暗号化ローリングコードとIDコードとを逆算してIDコードを復元し、その復元されたIDコードが判別用IDコードと一致するか否かを判別する。
【0023】
このようにすれば、送信機から送信される施解錠信号に含まれる情報の内、どれがIDコードでありどれがローリングコードであるかの識別さえできなくなり、ましてローリングコードの変化の規則性を見極めることは不可能に近くなる。したがって、正規ユーザ以外の者が不正に使用することを防止する点で非常に有効である。
【0024】
なお、ローリングコードを用いた暗号化の手法は上述した内容以外にも種々考えられるし、さらにはローリングコードを用いた暗号化以外の手法での暗号化を実行するようにしてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図を参照して説明する。図1は、キーレスエントリシステムを車両用ワイヤレスドアロック制御システムに適用した場合の概略構成を示すブロック図である。
【0026】
本システムは、利用者が車両のエンジン始動やドアの開閉などに用いるいわゆるマスターキーに内蔵された送信機1、車両に搭載された送信機1からの信号を受信する受信機2、受信機2から転送される情報に基づき、ドアに配設された施解錠装置4に対して施錠あるいは解錠の駆動信号を出力するボデーECU3などから構成されている。各構成要素について詳しく説明していく。
【0027】
送信機1は、操作スイッチ11、コード発生部12、変調部13、発振部14、増幅部15及び送信アンテナ16を備えている。操作スイッチ11はマスターキーのグリップ部に内蔵されており、コード発生部12は、操作スイッチ11が操作された場合に、送信信号がこの送信機固有のコードであることを示すIDコードと、操作スイッチ11に対する操作状況に応じた施解錠対象及び施解錠状態を示す機能コードを発生する。なお、本実施形態においては、施解錠対象がドアであり、そのドアに配設された施解錠装置4を施錠(ロック)したり解錠(アンロック)する指示が機能コードの内容となる。そして、変調部13は、コード発生部12から出力されたコードに基づき、発振部14から出力された高周波信号を変調する。そして、この変調信号を増幅部15にて増幅し、図示しないマスターキーのキープレートを送信アンテナ16として送信する。この送信される信号が「施解錠信号」となる。
【0028】
次に、受信機2について説明する。受信機2は、受信アンテナ21、受信部22、復調部23、制御部24及び通信インタフェース(I/F)25を備えている。送信機1から送信された施解錠信号は受信アンテナ21を介して受信部22にて受信され、復調部23にて復調された後、ディジタル信号に変換されて制御部24へ入力される。制御部24は通常のコンピュータとして構成されており、内部には、周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。そして、制御部24は前記復調部23から入力された施解錠信号に含まれているIDコードを抽出し、そのIDコードと内部に記憶されている判別用IDコード24aとが一致するかどうかを判別する。そして両IDコードが一致した場合にだけ、施解錠信号に含まれている機能コードを、通信I/F25を介してボデーECU3へ出力する。
【0029】
次に、ボデーECU3について説明する。ボデーECU3は、通信I/F31、制御部32、駆動制御部33及び入力I/F34を備えている。上記受信機2から出力された機能コードは、通信I/F31を介して制御部32へ入力される。制御部32は通常のコンピュータとして構成されており、内部には、周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。そして、制御部32は、機能コードに基づき、施解錠装置4を施錠状態にしたり解錠状態にしたりするための指示を駆動制御部33へ出す。駆動制御部33は、制御部32からの指示に基づいて施解錠装置4に対して駆動信号を出力する。しかし、受信機2から機能コードを入力した制御部32は、常に施解錠の指示を出すのではなく、入力I/F34を介して車両入力スイッチ群5から入力した検出信号に基づいて施錠あるいは解錠を行ってもよいかどうかの判定(動作可否判定)を行い、所定の動作許可判定をした場合にだけ上述した施錠指示や解錠指示を出す。
【0030】
ここで車両入力スイッチ群5について説明する。車両入力スイッチ群5は、図4を参照した従来技術の説明中でも述べたが、キーポジションスイッチ51、イグニッションスイッチ52、カーテシスイッチ53を備えている。なお、本実施形態では、後述する特殊機能制御のためなどに用いるロック状態スイッチ54も備えている。
【0031】
キーポジションスイッチ51はイグニッションキーシリンダにキーが挿入されていることを検出するスイッチであり、キーが挿入されている場合にはONとなり、抜かれている場合にはOFFとなる。
また、イグニッションスイッチ52はエンジンの始動・停止を制御するためのスイッチであり、通常、OFF、ACC(アクセサリ)、ON、STARTの4段ある切替位置の内どの位置にあるかを示す信号を出力する。
【0032】
カーテシスイッチ53はドアが開いていることを検出するスイッチであり、ドアが開いている場合にはON、閉じている場合にはOFFとなる。なお、このカーテシスイッチ53は、例えば運転席カーテシスイッチというように運転席ドアについての開閉状態だけを区別して検出できるようにされていることが多い。
【0033】
また、ロック状態スイッチ54は、施解錠装置4が施錠状態(ロック)であるのか解錠状態(アンロック)であるのかを検出するスイッチである。
次に、本システムにおける動作として、特に受信機2及びボデーECU3における動作について説明する。
【0034】
まず、受信機2における動作を、制御部24にて実行される処理を示すフローチャート(図2)を参照して説明する。
上述したように、送信機1から送信された施解錠信号は受信アンテナ21を介して受信部22にて受信され、復調部23にて復調された後、ディジタル信号に変換されて制御部24へ入力される。一方、制御部24には、ボデーECU3からの指示も通信I/F25を介して入力される。
【0035】
そこで、図2のフローチャートにおける最初のステップS10においては、ボデーECU3からの特殊機能指示があるか否かを判断する。この特殊機能の詳しい内容については後述するが、もしも特殊機能指示があった場合には(S10:YES)、その指示された特殊機能に対応する受信機2における所定の処理を実行する(S0)。
【0036】
一方、特殊機能指示がない場合には(S10:NO)、施解錠信号の入力があるか否かを判断する(S20)。施解錠信号の入力がなければ(S20:NO)S10へ戻るが、施解錠信号の入力があれば(S20:YES)、コード判定処理(S30)へ移行する。
【0037】
コード判定処理(S30)では、復調部23から入力された施解錠信号に含まれているパリティデータなどに基づいて伝送誤りなどを検出する「エラーチェック」や、ローリングコードの累進変更確認や、IDコードが判別用IDコード24a(図1参照)と一致するか否かを判別する。そしてコードが正常であると判断されなけば(S40:NO)そのまま本処理ルーチンを終了するが、コードが正常であると判断されれば(S40:YES)、施解錠信号に含まれている機能コードを、通信I/F25を介してボデーECU3へ出力する(S50)。
【0038】
次に、ボデーECU3における動作を、制御部32にて実行される処理を示すフローチャート(図3)を参照して説明する。なお、ボデーECU3の制御部32では、このフローチャートに示す処理以外にも種々の制御を行っているが、ここでは、受信機2と関連する処理についてのみ説明する。
【0039】
図3のフローチャートにおける最初のステップS110においては、受信機2からの機能コードの入力が完了したか否かを判断する。これは、上述した図2のフローチャートのS40における機能コードの出力処理に対応するものである。そして、機能コードの入力が完了すると(S110:YES)、コード判定を行なう(S120)。このコード判定としては、例えばパリティデータなどに基づいて伝送誤りなどを検出するいわゆる「エラーチェック」と、機能コードの内容判定の2種類を行う。
【0040】
続くS130では、入力したコードが正常コードであるか否かを判断する。この判断は、S120でのコード判定の内、エラーチェックの結果に基づいて行うこととなる。そして、正常でないコードであった場合には(S130:NO)、S140以降の処理を実行することなく、本処理ルーチンを終了する。
【0041】
一方、正常コードであった場合には(S130:YES)、S140に移行して入力フラグセット処理を行なう。本処理では、S120でのコード判定の内、機能コードの内容判定された結果が一時記憶されると共に、その状態を示すための入力フラグをセットする。
【0042】
そして、続くS150では特殊機能中であるか否かを判断し、特殊機能中であれば(S150:YES)、S190へ移行して特殊機能制御を実行してから本処理ルーチンを終了する。この特殊機能制御については後述することとして、S150にて否定判断、すなわち特殊機能中でなければ(S150:NO)、S160へ移行する。
【0043】
S160では、所定の動作条件が成立したかどうかを判断する。この動作条件は、車両入力スイッチ群5からの検出信号に基づく次の3つの条件である。
▲1▼キーポジションスイッチ51からの検出信号がOFF。これは、イグニッションキーシリンダからキーが抜かれている状態であることを示す。
【0044】
▲2▼カーテシスイッチ53からの検出信号がOFF。これはドアが閉じている状態であることを示す。
▲3▼イグニッションスイッチ52からの検出信号がOFF。これはOFF、ACC(アクセサリ)、ON、STARTの4段ある切替位置の内でOFFの位置にあることを示す。
【0045】
これら▲1▼〜▲3▼の条件が全て成立している場合にはS160での動作条件が成立したと判断する。▲1▼及び▲2▼の条件は、キー自体を車内に閉じ込めてしまうことを防止するためであり、▲3▼の条件は、エンジンON状態、すなわち車両が走行している状態が推定されるような状態であるにもかかわらず解錠されてしまうことを防止するためである。
【0046】
そして、動作条件が成立した場合には(S160:YES)、S170へ移行して駆動出力処理を実行する。このS170での処理は、上述したS140にて一時記憶されていた機能コードの内容に基づき、施解錠装置4を施錠状態にしたり解錠状態にしたりするための指示を駆動制御部33へ出す処理である。上述したように、駆動制御部33は制御部32からの指示に基づいて施解錠装置4に対して駆動信号を出力し、施解錠装置4において施錠あるいは解錠が実行される。
【0047】
そして、S170での駆動出力が終了すると、S180へ移行して、入力フラグリセット処理を行なう。これは、S140にて一時記憶した機能コードの内容判定結果をクリアすると共に、その状態が示していた入力フラグをリセットする処理であり、次の機能コードを受け付ける準備である。
【0048】
なお、動作条件が成立しなかった場合には(S160:NO)、S170の処理を実行せずS180へ移行する。つまり、その場合の機能コードに対応する施解錠装置4に対する制御は実行されないこととなる。
ここで、S190での特殊機能制御について説明する。例えば送信機1を紛失し新しい送信機1を用いる場合には、セキュリティの観点等から、送信する施解錠信号のIDコードを従来のものから変更することが多い。そのためには受信機2側においても変更後の判別用IDコード24aを新規に登録する必要がある。受信機2が判別用IDコード24aを新規に登録可能な登録モードとなるよう制御したりすることなどが特殊機能制御である。なお、ここでの特殊機能制御は、上述した登録モードの他に、消去モードや呼出モードとなるよう制御することもできるようにされている。
【0049】
上述した登録モードにされた場合、受信機2は、その後の所定期間中に送信機1から送信されてきたIDードを新規な判別用IDコード24aとして登録する。また、消去モードにされた場合、受信機2は記憶していた判別用IDコード24aを消去する。さらに、呼出モードにされた場合、受信機2は、記憶していた判別用IDコード24aをボデーECU3に対して転送する。
【0050】
そして、このような各モードへの切替は、ドアの開閉や施解錠装置4の施解錠を所定の順番で行なうことなどで実現できる。例えば、イグニッションキーシリンダにキーが挿入されて抜かれたという状態の信号が入力されてリセットされ、その後、施解錠装置4の施錠と解錠とがそれぞれ約1秒ずつ実行されることを1回として5回繰り返され、その後ドアが1回開閉され、さらにその後、施解錠装置4の施解錠が5回繰り返され、その後、イグニッションキーシリンダにキーを挿入し、イグニッションスイッチ52のON→OFF、OFF→ON回数によって所定のモード(登録、消去、呼出)になるといったことである。これらの動作がなされたことは、上述した車両入力スイッチ群5のキーポジションスイッチ51、イグニッションスイッチ52、カーテシスイッチ53及びロック状態スイッチ54からの信号に基づいて判断できる。
【0051】
このように、本実施形態のシステムにおいては、次のような効果を発揮する。(1)施解錠装置4に対する施錠、解錠の可否判定(動作可否判定)は受信機2は行わず、ボデーECU3だけが行っている。つまり、受信機2は送信機1からの施解錠信号を受信、解析し、IDコードの一致を判定するだけであり、IDコードが一致していれば動作可否判定は行わずにボデーECU3に機能コードを転送するだけでよい。したがって、受信機2は車両入力スイッチ群5によって検出された可否判定用の状態信号を入力するためのインタフェースは不要であり、また動作可否判定処理を実行しなくてもよいため処理負荷が軽減される。その結果、システム全体の構成の簡略化及び特に受信機2での処理負荷の低減を実現したシステムを実現することができる。
【0052】
(2)そして、従来は例えばドアのロック・アンロック、トランクのアンロックなどのように制御対象や内容に応じて各出力端子からボデーECU103(図4参照)に指示を出力していたため、その指示出力及び入力のためのインタフェースも複雑となっていたが、本システムのように、解析された施解錠信号の内の機能コードをシリアル通信によってボデーECU3に転送すれば、より構成の簡略化につながる。
【0053】
(3)また、受信機2が登録モードになるための特殊機能制御はボデーECU3だけで実行されており、受信機2はボデーECU3からの指示に従うだけでよい。当然ながらこの場合も、登録モードとなるため車両入力スイッチ群5からの信号を入力するためのインタフェースが不要であり、処理負荷の軽減の点でも有効である。
【0054】
以上、本発明はこのような実施例に何等限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得る。
例えば、キーレスエントリシステムの適用先としては、上述した車両用ワイヤレスドアロック制御システムには限定されず、開閉機構に施解錠装置が配設されており、その施解錠装置を送信機からの施解錠信号によって施錠したり解錠したりすることが有効なシステムであればいずれも適用できる。
【0055】
ところで、上述したように、施解錠信号に含まれるIDコードは送信機1固有のものであるが、そのIDコード自体が盗まれてしまうと、無断で施解錠装置が解錠されてしまいセキュリティ上好ましくない。したがって、IDコード自体に対しても何等かの暗号化処理を施すことが考えらる。その内の一つとして、発信回数に対応して所定の順序でローリングコードを累進変更させ、それを用いてIDコードを暗号化する手法がある。
【0056】
この場合の手法の一例を説明しておく。送信機1において、施解錠信号を送信する度に所定ビットからなるローリングコードを累進変更し、そのローリングコードの各ビット情報と演算用コードの各ビット情報とを演算処理し、演算用コードの各ビット情報をローリングコードに対応させて変化させ、暗号化ローリングコードを設定する。そして、暗号化ローリングコードの各ビット情報とIDコードの各ビット情報とを所定の並び替え順設定に応じて並び替え、その並び替えられたコードを施解錠信号に含めて送信する。一方、受信機2においては、送信機1から送信コードを受信すると、並び替えられたコードを取り出し、所定の並び替え順設定に応じて並び替え、暗号化ローリングコードとIDコードとを復元する。そして、復元された暗号化ローリングコードとIDコードとを逆算してIDコードを復元し、その復元されたIDコードが判別用IDコードと一致するか否かを判別する。
【0057】
このようにすれば、送信機から送信される施解錠信号に含まれる情報の内、どれがIDコードでありどれがローリングコードであるかの識別さえできなくなり、ましてローリングコードの変化の規則性を見極めることは不可能に近くなる。したがって、正規ユーザ以外の者が不正に使用することを防止する点で非常に有効である。
【0058】
なお、ローリングコードを用いた暗号化の手法は上述した内容以外にも種々考えられるし、さらにはローリングコードを用いた暗号化以外の手法での暗号化を実行するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキーレスエントリシステムを車両用ワイヤレスドアロック制御システムに適用した場合の概略構成を示すブロック図である。
【図2】受信機の制御部にて実行される処理を示すフローチャートである。
【図3】ボデーECUの制御部にて実行される処理を示すフローチャートである。
【図4】従来のキーレスエントリシステムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…送信機 2…受信機
3…ボデーECU 4…施解錠装置
5…車両入力スイッチ群 11…操作スイッチ
12…コード発生部 13…変調部
14…発振部 15…増幅部
16…送信アンテナ 21…受信アンテナ
22…受信部 23…復調部
24…制御部 24a…判別用IDコード
32…制御部 33…駆動制御部
51…キーポジションスイッチ 52…イグニッションスイッチ
53…カーテシスイッチ 54…ロック状態スイッチ

Claims (3)

  1. 施解錠装置が配設された開閉機構における開閉状態など、前記施解錠装置に対する施錠、解錠の可否判定用状態を検出する可否判定用状態検出手段と、
    その可否判定用状態検出手段によって検出された可否判定用状態に基づいて施解錠装置に対する施錠、解錠の可否を判定し、動作許可の判定がされた場合にのみ前記施解錠装置に対する施錠、解錠を行う施解錠制御手段と、
    送信機固有のコードであるIDコードと、操作スイッチに対する操作状況に応じた施解錠対象及び施解錠状態を示す機能コードとを含む施解錠信号を送信する送信機と、
    その送信機から送信された施解錠信号を受信・解析し、さらに解析した施解錠信号に含まれている前記IDコードが自分の記憶している判別用IDコードと一致するか否かを判別し、両IDコードが一致していると判別された場合には、解析した施解錠信号に含まれている機能コードをシリアル通信で前記施解錠制御手段に転送する受信機と、を備え、
    前記施解錠制御手段は、前記動作許可の判定がされた場合、前記受信機からシリアル通信で転送された機能コードに基づく施解錠対象の前記施解錠装置に対して、同じく前記機能コードに基づく施解錠状態となるべく施錠、解錠を行うよう構成されているキーレスエントリシステムであって、
    前記可否判定用状態検出手段は、車両のドアにおける開閉状態、車両のイグニッションキーシリンダにおけるキーの挿入の有無、車両のイグニッションスイッチのON・OFF状態の少なくとも一つを前記可否判定用状態として検出するよう構成されており、
    前記施解錠制御手段は、前記可否判定用状態検出手段によって検出された可否判定用状態に基づいて、前記判別用IDコードを登録する登録モードへの切替えを判断し、この登録モードへの切替えを判断したときには、前記受信機が前記判別用IDコードを登録可能な登録モードとなるよう指示し、
    この指示によって登録モードとされた受信機は所定期間中に前記送信機から送信されてきたIDコードを新規な判別用IDコードとして登録することを特徴とするキーレスエントリシステム。
  2. 請求項1に記載のキーレスエントリシステムにおいて、
    前記施解錠制御手段は、前記受信機にてIDコード登録処理が終了するまでは、前記施解錠装置に対する施錠、解錠に関する制御は実行しないよう構成されていることを特徴とするキーレスエントリシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のキーレスエントリシステムにおいて、
    前記送信機は、
    前記施解錠信号を送信する度に、所定ビットからなるローリングコードを累進 変更する変更手段と、
    前記ローリングコードの各ビット情報と演算コードとを演算処理し、暗号化ローリングコードを設定する暗号化ローリングコード設定手段と、
    前記暗号化ローリングコードの各ビット情報と前記IDコードの各ビット情報とを、所定の並び替え順設定に応じて並び替える並び替え手段と、
    を備え、この並び替え手段によって並び替えられたコードを前記施解錠信号に含めて送信するよう構成されており、
    一方、前記受信機は、
    前記送信機から前記送信コードを受信すると、前記並び替えられたコードを取り出し、前記所定の並び替え順設定に応じて並び替え、前記暗号化ローリングコードと前記IDコードとを復元する並び替え復元手段と、
    前記復元された暗号化ローリングコードと前記IDコードとを逆算する復元手段と、
    を備え、前記復元されたIDコードが前記判別用IDコードと一致するか否かを判別するよう構成されていることを特徴とするキーレスエントリシステム。
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