JP3582128B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、使用者が頭部に装着して使用するディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、頭部搭載型のディスプレイ装置が提案されている。このディスプレイ装置は、図8及び図9に示すように、左右一対のLCD101,102の映像を左右一対のレンズ103,104で拡大して見る構造になっている。
【0003】
上記各LCD101,102の表示する映像は、左右各眼球22,23にとって、虚像107として一つに重なって観察される。
【0004】
上記各LCD101,102及び上記各レンズ103,104は、フレーム105内に配設され、支持部材106を介して、頭部25に対して取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のようなディスプレイ装置においては、上記頭部25が移動したとき、上記虚像107は、該頭部25の移動に同期して、図8中矢印a及び矢印bで示す左右方向及び図8中矢印c及び矢印dで示す上下方向に移動する。
【0006】
ところが、人間が通常の固定されて設置されたテレビジョン装置を見る時は、上記頭部25が移動しても、映像は、空間内の定位置に固定して観察される。
【0007】
上述のようなディスプレイ装置においては、観察される映像が通常のテレビジョン装置において観察される映像とは異なった動きをするため、映像を観察しているときには、上記頭部25をなるべく移動させないようにしないと、長時間の映像観察による疲労が過大となる。
【0008】
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、頭部を通常生活における如き自然な動きで動かしても、映像が固定される頭部装着型のディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し上記目的を達成するために、本発明に係るディスプレイ装置は、使用者の頭部に装着されるフレーム上に配設された映像表示部と、上記フレーム上に、上記映像表示部より上記使用者の眼に至る光路上となる位置に配設され、該使用者に該映像表示部が表示する映像の虚像を見せるレンズ部と、上記フレーム上に配設され、上記使用者の頭部の移動を検出する移動検出手段と、上記移動検出手段により得られる上記頭部の移動に対応した検出信号に応じて、上記映像表示部における映像が表示される位置を制御する映像表示制御手段と、上記移動検出手段と上記映像表示制御手段との間に設けられ、上記移動検出手段により得られる検出信号のうち所定速度よりも速い速度で使用者の頭部が移動したことに対応する信号のみを弁別するフィルタ回路とを備え、上記フィルタ回路により弁別された信号のみを上記映像表示制御手段に供給すると共に、上記映像表示制御手段は、上記映像表示部における映像が表示される位置を、上記使用者の頭部の移動による上記虚像の移動を相殺する方向及び移動量にて移動させることを特徴としている。
【0010】
また、本発明は、上記ディスプレイ装置において、上記移動検出手段により得られる検出信号のうち所定速度よりも速い速度で上記使用者の頭部が移動したことに対応する信号のみを弁別するフィルタ回路を該移動検出手段と上記映像表示制御手段との間に介在させ、このフィルタ回路により弁別された信号のみを該映像表示制御手段に供給することとしたものである。
【0011】
さらに、本発明は、上述の各ディスプレイ装置において、上記フレーム上に上記使用者の眼の前方側となる位置に配設され上記映像表示部より該使用者の眼に至る光路を形成するハーフミラーと、該フレーム上に該ハーフミラーの前方側に位置して配設された減光フィルタとを設け、該減光フィルタの前方側よりの光束を該減光フィルタ及び該ハーフミラーを透過させて該使用者の眼に到達させることとしたものである。
【0012】
【作用】
本発明に係るディスプレイ装置においては、映像表示制御手段は、使用者の頭部に装着されるフレーム上に配設された映像表示部における映像が表示される位置を、レンズ部により該使用者に見せられる虚像の該使用者の頭部の移動による移動を相殺する方向及び移動量にて移動させるので、上記虚像は、上記頭部が移動しても、空間上に固定して観察される。
【0013】
また、上記ディスプレイ装置において、上記移動検出手段により得られる検出信号のうち所定速度よりも速い速度で上記使用者の頭部が移動したことに対応する信号のみを弁別するフィルタ回路を該移動検出手段と上記映像表示制御手段との間に介在させ、このフィルタ回路により弁別された信号のみを該映像表示制御手段に供給することとした場合には、上記虚像は、上記頭部を低速で移動させたときには、該頭部に追従して移動し、該頭部を所定速度よりも高速で移動させたときには、該頭部が移動しても、空間上に固定して観察される。
【0014】
さらに、上述の各ディスプレイ装置において、上記フレーム上に上記使用者の眼の前方側となる位置に配設され上記映像表示部より該使用者の眼に至る光路を形成するハーフミラーと、該フレーム上に該ハーフミラーの前方側に位置して配設された減光フィルタとを設け、該減光フィルタの前方側よりの光束を該減光フィルタ及び該ハーフミラーを透過させて該使用者の眼に到達させることとした場合には、このディスプレイ装置により表示される映像と、このディスプレイ装置外方側の情景とを、選択的に、または、同時に、観察することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら以下の順序で説明する。
[1]全体像
[2]要部の説明
[3]変形例
[1]全体像
(1)光学系
本発明に係るディスプレイ装置の光学系は、図2に示すように、左右一対の映像表示部(ディスプレイパネル)3,4、左右一対のレンズ部5,6、ハーフミラー7、減光フィルタ13の光学部品より構成されている。
【0016】
上記各ディスプレイパネル3,4としては、液晶ディスプレイ(LCD)を用いることができる。また、上記減光フィルタ13としては、液晶シャッタを用いることができる。
【0017】
このディスプレイ装置では、上記各映像表示部3,4が表示する映像は、上記各レンズ部5,6により拡大された後、上記ハーフミラー7により反射され、このディスプレイ装置の使用者の左右の眼球22,23により、一の虚像表示領域24上の虚像として重ねられて観察される。
【0018】
上記ハーフミラー7と上記減光フィルタ13を透して、このディスプレイ装置の外方側の状況を観察することも可能である。
【0019】
また、上記減光フィルタ13を液晶シャッタの如く透過率が可変調整できる機能を有するものとすれば、外界の明るさと上記映像の明るさとのバランスを調整することができる。
【0020】
(2)システム概要
このディスプレイ装置は、図1に示すように、フレーム1を有し、このフレーム1内に上述した光学系を内蔵して構成されている。上記光学系を構成する光学部品は、上記外筐体1内に固定して配設されている。
【0021】
上記フレーム1は、頭部装着機構26に固定して取り付けられており、図3に示すように、この頭部装着機構26を介して、上記使用者の頭部25に装着される。
【0022】
このディスプレイ装置は、ディスプレイ制御部10を有している。このディスプレイ制御部10には、VTR(ビデオテープレコーダ装置)の如き映像信号出力装置12より、ケーブル11を介して、映像信号が供給される。このディスプレイ制御部10は、上記映像信号を上記映像表示部3,4を制御する制御信号に変換し、ケーブル9を介して、該映像表示部3,4を制御する。
【0023】
また、上記ディスプレイ制御部10は、減光フィルタ制御回路を有しており、このディスプレイ制御部10に設けられたフィルタ濃度コントロールボリューム19により、上記減光フィルタ13の光透過率をコントロールできるようになっている。
【0024】
上記フレーム1の上面部には、移動検出手段となる移動検出部2が固定して取り付けられている。この移動検出部2は、上記使用者の頭部25の移動を検出する。
【0025】
(3)システムの特徴
このディスプレイ装置は、上記移動検出部2により、上記頭部25の移動を検出し、この検出結果に応じて、上記映像表示部3,4における映像表示位置を制御する。
【0026】
すなわち、上記頭部25の移動に対する上記映像表示位置の制御は、図3に示すように、上記映像表示部3,4るおける映像表示可能領域の虚像27(四角形ABCD)と、虚像表示領域24(四角形EFGH)との位置関係を制御することにより行う。
【0027】
上記映像表示部3,4においては、図4に示すように、映像表示可能領域30(四角形A′B′C′D′)内であって映像表示領域29(四角形E′F′G′H′)の周囲部31には、黒が表示される。
【0028】
図3中矢印Pで示すように、上記頭部25が使用者の左側に回転されたとき、上記映像表示領域の虚像27は、図3中矢印Rで示すように、左側に移動する。このとき、上記移動検出部2は、上記頭部25の移動を検出して、検出結果を上記ディスプレイ制御部10に送る。このディスプレイ制御部10は、上記虚像表示領域24を上記映像表示可能領域の虚像27に対して、図3中矢印Jで示す右方向に移動させ、該虚像表示領域24を空間上の定位置に停止させる。
【0029】
上記頭部25が、図3中矢印Nで示す右方向や図3中矢印NQ及び矢印Oで示す上下方向に移動した場合も、同様に、虚像表示領域24の位置を調整して、空間上の定位置に停止させる。
【0030】
このディスプレイ装置において、上記頭部25の移動量が大きく、上記映像表示可能領域の虚像27内で表示できなくなった場合で、上記使用者が映像観察を希望する場合には、上記ディスプレイ制御部10に設けられたリセットスイッチ17により、上記虚像表示領域24を上記映像表示可能領域の虚像27の中央部とすることができる。
【0031】
また、このディスプレイ装置は、上記頭部25の移動速度が所定の速度以上の速い速度であるときにのみ、対応するように構成することができる。
【0032】
この場合には、上記ディスプレイ制御部10に設けられたスイッチ16を「移動」側に設定する。この「移動」モードの場合、上記虚像表示領域24の映像表示可能領域の虚像27に対する動き補償は、速い速度にだけ対応する。
【0033】
また、虚像表示領域24が映像表示可能領域の虚像27の端の位置に来たときには、上記頭部25が移動していなくても、ゆっくりと該虚像表示領域24を該映像表示可能領域の虚像27の中央部に戻すようにする。なお、上記リセットスイッチ17によっても、上記虚像表示領域24を上記映像表示可能領域の虚像27の中央部に戻すことが可能である。
【0034】
上記移動検出部2は、図5に示すように、移動検出手段となる移動センサ32を有して構成されている。この移動センサ32は、図5中矢印Xで示す上下方向用の回転センサ34及び図5中矢印Yで示す左右方向用の回転センサ35を、筐体33上に保持して構成されている。
【0035】
上記各回転センサ34,35からは、回転速度に応じた電圧の検出出力が出力され、上記ディスプレイ制御部10に送られる。
【0036】
[2]要部の説明
(1)頭部の移動に対する対応
このディスプレイ装置は、上記ディスプレイ制御部10内に、図6に示すように、映像表示制御手段となる左右用の一対のディスプレイ表示制御系回路36,50を有している。このディスプレイ表示制御系回路36,50においては、上記映像信号出力装置12から、NTSCビデオ信号が、入力端子37,52を介してそれぞれ入力される。
【0037】
この上記表示制御系回路36,50においては、上記NTSCビデオ信号は、RGBデコーダ38でRGBビデオ信号39に変換され、A/Dコンバータ40によりデジタル信号に変換され、セレクタ41を介して、第1及び第2のフィールドメモリ42,43に選択的に送られる。
【0038】
上記セレクタ41に選択された側のフィールドメモリ42,43の一方よりの出力は、セレクタ44を介して、D/Aコンバータ45に送られ、アナログ信号に変換される。
【0039】
上記表示制御系回路36において、上記D/Aコンバータ45の出力は、ディスプレイコントローラ46に送られる。このディスプレイコントローラ46は、上記映像表示部(左目パネル)3を制御し、映像を表示させる。
【0040】
また、上記表示制御系回路50においても、上記D/Aコンバータの出力は、ディスプレイコントローラに送られる。このディスプレイコントローラは、上記映像表示部(右目パネル)4を制御し、映像を表示させる。
【0041】
上記NTSCビデオ信号を供給されるシンクセパレータ47からは、コンポジットシンク信号48が出力され、タイミングコントローラ49に送られる。このコンポジットシンク信号48に同期して、上記タイミングコントローラ49は、フィールドメモリ42,43のコントロールを行う。フィールドメモリ42,43の書き込みと読み出しの切り換えは、奇数偶数フィールドの切り換えのタイミングで行い、一方が書き込みの場合、他方は読み出しを行う。
【0042】
上記ディスプレイ制御部10に設けられたスイッチ(16)59が「固定」側に設定され「固定」モードが選択されている場合には、上記回転センサ(34,35)53,54からの回転情報信号55,57は、A/Dコンバータ56,58によりデジタル信号に変換され、上記タイミングコントローラ49に送られる。
【0043】
このタイミングコントローラ49は、上記各タイミングセンサ(34,35)53,54より送られた回転情報信号55,57に応じて、上記フィールドメモリ42,43の読み出しタイミングを制御し、図4に示すように、上記各映像表示部3,4において、映像表示可能領域30内の所定の映像表示領域29に映像を表示させる。
【0044】
上記ディスプレイ制御部10においては、上記リセットスイッチ(17)60が“LOW”に設定された場合には、上記タイミングコントローラ49により上記フィールドメモリ42,43の読み出しタイミングが制御され、上記映像表示領域29が上記映像表示可能領域30の中央位置となされる。
【0045】
上記ディスプレイ制御部10のスイッチ16が「移動」側に設定され「移動」モードが選択されている場合には、上記回転センサ(34,35)53,54からの回転情報信号55,57は、A/Dコンバータ56,58によりデジタル信号に変換され、タイミングコントローラ49に送られる。
【0046】
上記タイミングコントローラ49は、上記頭部25の速い移動にのみ対応するために、送られた回転情報信号信号55,57にデジタルハイパスフィルタ(HPF)をかけ、上記フィールドメモリ42,43の読み出しタイミングを制御する。
【0047】
上記タイミングコントローラ49は、映像表示領域29が上記映像表示可能領域30の端部にきたときには、自動的に、この映像表示可能領域30中央部にゆっくりと戻しながら表示させるようにする。
【0048】
この「移動」モードにおいても、上記ディスプレイ制御部10において、上記リセットスイッチ(17)60が“LOW”に設定されると、上記タイミングコントローラ49により上記フィールドメモリ42,43の読み出しタイミングが制御され、上記映像表示領域29は、上記映像表示可能領域30の中央位置となされる。
【0049】
(2)外光に対する対応
上述の電気回路系においては、図7に示すように、上記ディスプレイ制御部10に設けられた減光コントロールボリューム(19)61の電圧に応じて、減光フィルタコントローラ62を制御し、上記減光フィルタ63の光透過率をコントロールすることができる。
【0050】
この場合には、このディスプレイ装置の外方側の外光の明るさに応じて上記減光コントロールボリューム61を操作することにより、この外光が上記映像表示部3,4に表示される映像の虚像とともに観察されるときの明るさをコントロールすることができる。
【0051】
すなわち、上記減光コントロールボリューム61の操作により、上記外光と上記映像の虚像との明るさのバランスを図ることができる。
【0052】
[3]変形例
上述した映像信号出力装置は、コンピュータとしてもよい。この場合において、このコンピュータにより左右量眼間の視差を包含した映像信号を生成し、この映像信号を上記ディスプレイ制御部10に入力すれば、立体表示(ステレオ映像再生)が可能となる。
【0053】
なお、この場合には、上記ディスプレイ制御部10に設けられたスイッチ18を「ステレオ」側にする。
【0054】
また、上記頭部25の移動を検出する手段としては、上述の回転センサ34,35(53,54)を有して構成されたものに限定されず、時間変調磁界をコイルで時分割することにより、該頭部25の移動を検出するものとしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係るディスプレイ装置においては、映像表示制御手段は、使用者の頭部に装着されるフレーム上に配設された映像表示部における映像が表示される位置を、レンズ部により該使用者に見せられる虚像の該使用者の頭部の移動による移動を相殺する方向及び移動量にて移動させる。
【0056】
したがって,このディスプレイ装置においては、上記虚像は、上記頭部が移動しても、空間上に固定して観察される。
【0057】
また、上記ディスプレイ装置において、上記移動検出手段により得られる検出信号のうち所定速度よりも速い速度で上記使用者の頭部が移動したことに対応する信号のみを弁別するフィルタ回路を該移動検出手段と上記映像表示制御手段との間に介在させ、このフィルタ回路により弁別された信号のみを該映像表示制御手段に供給することとした場合には、上記虚像は、上記頭部を低速で移動させたときには、該頭部に追従して移動し、該頭部を所定速度よりも高速で移動させたときには、該頭部が移動しても、空間上に固定して観察される。
【0058】
さらに、上述の各ディスプレイ装置において、上記フレーム上に上記使用者の眼の前方側となる位置に配設され上記映像表示部より該使用者の眼に至る光路を形成するハーフミラーと、該フレーム上に該ハーフミラーの前方側に位置して配設された減光フィルタとを設け、該減光フィルタの前方側よりの光束を該減光フィルタ及び該ハーフミラーを透過させて該使用者の眼に到達させることとした場合には、このディスプレイ装置により表示される映像と、このディスプレイ装置外方側の情景とを、選択的に、または、同時に、観察することができる。
【0059】
すなわち、本発明は、頭部を通常生活における如き自然な動きで動かしても、映像が固定される頭部装着型のディスプレイ装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスプレイ装置の構成を示す斜視図である。
【図2】上記ディスプレイ装置における光路を示す斜視図である。
【図3】上記ディスプレイ装置の使用状態を示す斜視図である。
【図4】上記ディスプレイ装置の映像表示部における映像の表示状態を示す平面図である。
【図5】上記ディスプレイ装置の移動検出手段の構成を示す斜視図である。
【図6】上記ディスプレイ装置の映像表示制御手段の構成を示すブロック回路図である。
【図7】上記ディスプレイ装置において減光フィルタの濃度を調節する装置の構成を示すブロック回路図である。
【図8】従来のディスプレイ装置の構成を模式的に示す平面図である。
【図9】従来のディスプレイ装置の構成を模式的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム
2 移動検出部
3,4 映像表示部
5,6 レンズ部
7 ハーフミラー
13,63 減光フィルタ
24 虚像表示領域
25 頭部
32 移動センサ
36,50 ディスプレイ表示制御系回路
Claims (2)
- 使用者の頭部に装着されるフレーム上に配設された映像表示部と、
上記フレーム上に、上記映像表示部より上記使用者の眼に至る光路上となる位置に配設され、該使用者に該映像表示部が表示する映像の虚像を見せるレンズ部と、
上記フレーム上に配設され、上記使用者の頭部の移動を検出する移動検出手段と、
上記移動検出手段により得られる上記頭部の移動に対応した検出信号に応じて、上記映像表示部における映像が表示される位置を制御する映像表示制御手段と、
上記移動検出手段と上記映像表示制御手段との間に設けられ、上記移動検出手段により得られる検出信号のうち所定速度よりも速い速度で使用者の頭部が移動したことに対応する信号のみを弁別するフィルタ回路とを備え、
上記フィルタ回路により弁別された信号のみを上記映像表示制御手段に供給すると共に、上記映像表示制御手段は、上記映像表示部における映像が表示される位置を、上記使用者の頭部の移動による上記虚像の移動を相殺する方向及び移動量にて移動させることとなされたディスプレイ装置。 - フレーム上に、使用者の眼の前方側となる位置に配設され、映像表示部より該使用者の眼に至る光路を形成するハーフミラーと、
上記フレーム上に上記ハーフミラーの前方側に位置して配設された減光フィルタとを備え、
上記減光フィルタの前方側よりの光束を該減光フィルタ及び上記ハーフミラーを透過させて上記使用者の眼に到達させることとなされた請求項1記載のディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
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JP04056495A JP3582128B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04056495A JP3582128B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | ディスプレイ装置 |
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JPH08237689A JPH08237689A (ja) | 1996-09-13 |
JP3582128B2 true JP3582128B2 (ja) | 2004-10-27 |
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ID=12583971
Family Applications (1)
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JP04056495A Expired - Fee Related JP3582128B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | ディスプレイ装置 |
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Families Citing this family (1)
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JPH11161190A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-18 | Seiko Epson Corp | 頭部装着型表示装置 |
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1995
- 1995-02-28 JP JP04056495A patent/JP3582128B2/ja not_active Expired - Fee Related
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