JPH11161190A - 頭部装着型表示装置 - Google Patents

頭部装着型表示装置

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JPH11161190A
JPH11161190A JP9340526A JP34052697A JPH11161190A JP H11161190 A JPH11161190 A JP H11161190A JP 9340526 A JP9340526 A JP 9340526A JP 34052697 A JP34052697 A JP 34052697A JP H11161190 A JPH11161190 A JP H11161190A
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movement
display device
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JP9340526A
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Jiyouji Karasawa
穣児 唐澤
Hiroshi Kamakura
弘 鎌倉
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部装着型表示装置を使用中のユーザの動き
を容易に検出して、情報の表示を制御する。 【解決手段】 センサ120からの出力に基づいて動き
検出部146は、ユーザの頭部の動き(回転運動または
直線運動)を検出する。表示制御部148は、動き検出
部146から出力された検出結果に基づいて表示駆動部
144を介して画像表示素子112への情報の表示を制
御する。検出結果が第1のしきい値を超えた場合には情
報の表示を停止し、その後第1のしきい値よりも小さい
第2のしきい値未満になったときに情報の表示を再開す
るようにしてもよい。検出結果が第3のしきい値と第4
のしきい値との間にある場合には、情報の表示部分をユ
ーザの動きに合わせて画像表示素子112の画面上で移
動させ、第4のしきい値を超えた場合には情報の表示を
停止するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザの眼前に
配置されるように装着されるシースルー型の頭部装着型
表示装置(以下、「HMD」と称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】HMDは、ユーザの視野内で観察される
外界像と、使用中に必要とされる種々の情報とを合成表
示する表示装置であり、工業的または商業的な作業を行
う作業者(ユーザ)によって種々の目的で使用されてい
る。HMD使用中であっても、歩行中や、ユーザが視野
を移動させる際には、表示情報や外界像の視認性が低下
するため、情報の表示を非表示として外界の視野を確保
したい場合がある。これに対応する従来技術として、特
開平9−211382で開示されている発明があげられ
る。この従来例は、「人間の歩行の周波数が比較的ある
範囲の周波数内にある」ということを利用し、人体の歩
行中の揺れの周波数および振幅等を検出して歩行を検知
し、この検知結果に基づいて情報表示を制御する装置で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際の人の歩
行のリズムは千差万別であるため、その検出は難しく、
これに基づいて表示を制御することは難しい。また、従
来例は、ユーザがある程度一定のリズムで一定期間歩行
等を行った場合に歩行を検知して表示を制御するもので
あるため、ユーザが左右上下方向を見るために頭部を回
転させたり傾けたりする場合や、荷物の上げ降ろしを行
うために立ったり座ったりして上下移動する場合のよう
な短期間における急激な移動には対応していない。しか
し、このような場合、ユーザの視野変化が急激に発生す
るため、表示情報や外界像の視認性の低下が顕著であ
る。従って、このような場合にも情報の表示を非表示と
して外界の視野を確保したほうが好ましい。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、頭部装着型表示
装置を使用中のユーザの動きを容易に検出して、情報の
表示を制御する技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題を解決するため、本発明の頭部装着型表示装置
は、ユーザの眼前に配置されるように装着され、該ユー
ザの視野内で観察される外界像と、該外界像とともに表
示されるべき情報とを観察可能とする頭部装着型表示装
置であって、画像表示素子と、前記画像表示素子に表示
される画像と前記外界像とを合成して合成画像をユーザ
が観察しうるようにする合成表示部と、を備える画像表
示手段と、前記ユーザの頭部の動きを検出する動き検出
手段と、前記動き検出手段の検出結果に基づいて前記情
報の表示を制御する表示制御手段と、を備えることを特
徴とする。
【0006】本発明の頭部装着型表示装置によれば、ユ
ーザの頭部の動きを動き検出手段によって検出すること
ができるので、表示制御手段によってこの検出結果に基
づいて情報の表示を制御することができる。
【0007】上記頭部装着型表示装置において、前記表
示制御手段は、前記検出結果が第1のしきい値を超えた
場合には前記情報の表示を停止させる第1のモードで表
示制御を行う手段を備えることが好ましい。
【0008】第1のモードで表示制御を行えば、動き検
出手段から出力された検出結果が第1のしきい値を超え
ているか否かに基づいて、ユーザが動いているか否かを
判断し、情報の表示を制御することができる。
【0009】さらに、前記表示制御手段は、前記第1の
モードにおいて、前記情報の表示の停止の後に前記検出
結果が前記第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値
未満になったときに前記情報の表示を再開する手段を備
えることが好ましい。
【0010】このようにすれば、情報の表示を停止する
場合と、情報の表示を再開する場合とで、検出するしき
い値を変えることができる。これにより、検出するしき
い値を同じとした場合に発生することがある、表示の停
止と再開とが短時間で連続する現象(チャタリング)を
防止することができる。
【0011】また、上記頭部装着型表示装置において、
前記表示制御手段は、前記検出結果が第3のしきい値と
第4のしきい値との間にある場合には前記情報の表示部
分をユーザの動きに合わせて前記画像表示素子の画面上
で移動させ、前記検出結果が前記第4のしきい値を越え
た場合には前記情報の表示を停止する第2のモードで表
示制御を行う手段を備えることも好ましい。
【0012】第2のモードで表示制御を行えば、検出結
果が第4のしきい値を超えた場合には情報の表示を停止
することができるとともに、検出結果が第3のしきい値
と第4のしきい値との間にある場合には、情報の表示部
分をユーザの動きに合わせて画像表示素子の画面上で移
動させることができる。
【0013】また、上記頭部装着型表示装置において、
前記表示制御手段は、複数のモードのうちの任意の1つ
をユーザに選択させるための選択手段を備え、前記複数
のモードは、(i)前記検出結果が第1のしきい値を超
えた場合には前記情報の表示を停止させる第1のモード
と、(ii)前記検出結果が第3のしきい値と第4のし
きい値との間にある場合には前記情報の表示部分をユー
ザの動きに合わせて前記表示素子の画面上で移動させ、
前記検出結果が前記第4のしきい値を越えた場合には前
記情報の表示を停止する第2のモードと、(iii)前
記動き検出手段の検出結果に係わらず前記情報の表示を
継続する第3のモードと、の中の少なくとも2つを含む
ようにしてもよい。
【0014】このように選択手段を備えれば、表示制御
のモードをユーザが自由に選択することができる。
【0015】上記各頭部装着型表示装置において、前記
動き検出手段は、頭部の回転運動を検出する回転運動検
出手段を備えることが好ましい。
【0016】このように回転運動検出手段を備えれば、
ユーザが頭部、すなわち顔を回転させたり傾けたりする
動きを容易に検出することができる。
【0017】なお、前記回転運動検出手段は、前記回転
運動を角速度の変化として検出する角速度センサを備え
ることが好ましい。
【0018】このように角速度センサを備えれば、頭部
の回転運動を角速度の変化として容易に検出することが
できる。なお、歩行等の運動においても頭部の揺れを伴
うため、このような動きも角速度の変化として検出可能
である。
【0019】また、上記各頭部装着型表示装置におい
て、前記動き検出手段は、頭部の直線運動を検出する直
線運動検出手段を備えることも好ましい。
【0020】このように直線運動検出手段を備えれば、
ユーザの歩行等による前後左右方向への移動や立ったり
座ったりすることによる上下方向への移動を容易に検出
することができる。
【0021】なお、前記直線運動検出手段は、前記直線
運動の変化を速度の変化として検出する加速度センサを
備えることが好ましい。
【0022】このように加速度センサを備えれば、ユー
ザの歩行等による前後左右方向への移動や立ったり座っ
たりすることによる上下方向への移動を速度の変化とし
て容易に検出することができる。なお、ユーザが頭部、
すなわち顔を回転させたり傾けたりする動きも、加速度
センサを回転運動の中心からずらして配置することによ
って、頭部の直線運動として検出可能である。
【0023】また、上記各頭部装着型表示装置におい
て、前記動き検出手段は、頭部の動きに応じて回転する
回転錘と、該回転錘の回転を起電力に変換する変換回路
とを備え、頭部の動きの変化を前記起電力の変化として
検出するようにしてもよい。
【0024】あるいは、前記動き検出手段は、頭部の動
きに応じて回転する回転錘と、該回転錘を挟んで対向配
置されたフォトセンサとを備え、頭部の動きの変化をフ
ォトセンサから出力される信号の変化として検出するよ
うにしてもよい。
【0025】このような動き検出手段を備えても、ユー
ザの頭部の動きを容易に検出することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】A.第1実施例:次に、本発明の
実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本発明
の第1実施例による頭部装着型表示装置を示す概念図で
ある。この頭部装着型表示装置(HMD)100は、画
像表示部110と、センサ120と、制御回路部140
とを備えている。
【0027】画像表示部110は、装着具130によっ
て作業者の右眼または左眼の眼前に配置される。画像表
示部110は、画像表示素子112と、平面型ハーフミ
ラー116と、凹面型ハーフミラー118とを備えてい
る。画像表示素子112は、例えば、液晶パネルおよび
その光源であるバックライトとを備えたフラットパネル
形のディスプレイ素子である。画像表示素子112は、
後述する制御回路部140から与えられた画像信号(情
報表示信号)に従って、制御回路部140で生成された
電子情報を含む画像を表示する。画像表示素子112か
ら射出した光は、平面型ハーフミラー116で凹面型ハ
ーフミラー118の方向に反射され、さらに凹面型ハー
フミラー118で反射された後、平面型ハーフミラー1
16を透過して眼に導かれる。これにより、作業者は、
画像表示素子112に表示された画像の拡大された虚像
を視認することができる。一方、作業者の外部の視野か
らの外界像を表す光は、凹面型ハーフミラー118およ
び平面型ハーフミラー116を透過して直接眼に導かれ
るので、作業者は外界像を視認することができる。従っ
て、作業者は、画像表示素子112に表示された電子情
報と外界の様子とを同時に見ることができる。
【0028】図1に示すセンサ120は、画像表示部1
10の上面に固定されている。図2は、センサ120の
構成を示す説明図である。この図は、互いに直交する3
軸をX、Y、Z軸とし、そのうちZ軸を鉛直方向(重力
方向)、X軸を水平正面方向、Y軸を水平正面に向かっ
て右手方向として示している。センサ120は、加速度
センサ122X,122Y,122Zと、角速度センサ
124X,124Y,124Zとを備えている。加速度
センサ122X,122Y,122Zは、X,Y,Z軸
それぞれの軸方向の加速度を測定する。角速度センサ1
24X,124Y,124Zは、それぞれの軸周りの回
転の角速度を測定する。
【0029】図1の制御回路部140は、ケーブル15
0および装着具130に備えられた配線を介して画像表
示部110およびセンサ120に接続されている。な
お、制御回路部140は、身体の一部に装着されている
ものであればよく、例えば腰や背中、胸、頭部等に装着
されるようにすればよい。制御回路部140は、ユーザ
が種々の指示を与えるための操作部141を備えてい
る。
【0030】図3は、制御回路部140を示すブロック
図である。制御回路部140は、図示しないマイクロプ
ロセッサや、メモリ、種々の電気回路、電源等を備えて
いる。そして、メモリ等の記憶装置に記憶されている各
種のソフトウェアプログラムをマイクロプロセッサに実
行させることによって、表示信号生成部142と、表示
駆動部144と、動き検出部146と、表示制御部14
8としての機能を実現する。なお、各機能のブロックを
ハードウェアで構成するようにしてもよい。
【0031】表示信号生成部142は、画像表示素子1
12に表示する画像信号を生成する。表示駆動部144
は、画像表示素子112の表示を制御する。なお、表示
駆動部144は、制御回路部140とは独立して画像表
示素子112の近くに設けられるようにしてもよい。
【0032】図4は、動き検出部146を示すブロック
図である。動き検出部146は、直線運動検出制御部1
460と、回転運動検出制御部1462とを備えてい
る。直線運動検出制御部1460は、加速度センサ12
2X,122Y,122Zからの出力に基づいて各軸方
向の加速度を求めるとともに、これらを時間積分して各
軸方向の移動速度MV(X,Y,Z)を求めて表示制御
部148に出力する。回転運動検出制御部1462は、
角速度センサ124X,124Y,124Zからの出力
に基づいて各軸周りの角速度AV(X,Y,Z)を求め
て、表示制御部148に出力する。なお、動き検出部1
46は、制御回路部140とは独立して設けられるよう
にしてもよい。また、センサ120の中に設けられるよ
うにしてもよい。センサ120および動き検出部146
は、本発明の動き検出手段としての機能を有している。
【0033】図3の表示制御部148は、動き検出部1
46の出力に基づいて表示駆動部144を制御すること
により画像表示素子112における表示を制御する。図
5は、センサ120からの出力に基づいて作業者の頭部
の動きを検出し、これに基づいて画像表示素子112の
表示を制御するためのフローチャートである。
【0034】ステップS101においてHMDの電源を
入れて使用を開始すると、まずステップS102におい
て、表示制御部148(図3)に、表示駆動部144を
制御するための処理条件が設定される。この処理条件に
ついては後述する。そして、ステップS103におい
て、画像表示素子112の表示が開始され、作業者は、
画像表示素子112に表示された電子情報と外界の様子
とを同時に見ることができる。
【0035】次に、ステップS104において動き検出
部146(図3)は、センサ120(図3)の出力に基
づいて各軸回りの角速度AV(X,Y,Z)および各軸
方向の移動速度MV(X,Y、Z)を検出する。そし
て、ステップS105において表示制御部148(図
3)は、検出された角速度AV(X,Y,Z)および移
動速度MV(X,Y,Z)が、各軸回りの角速度の第1
のしきい値AVoff(X,Y,Z)および各軸方向の
移動速度の第1のしきい値MVoff(X,Y,Z)よ
りも大きいか否かを判断する。なお、これらの第1のし
きい値(オフしきい値)は、ステップS102において
処理条件として設定される。いずれか一つの検出値でも
しきい値AVoff,MVoffよりも大きければ、
「頭部の動きは激しい」と判断され、ステップS106
において表示駆動部144を制御して画像表示素子11
2の表示を所定の期間内で非表示に切り換える。なお、
表示を非表示に切り換える所定の期間は、できる限り外
界の視野を確保するため、できる限り短いことが好まし
い。これにより、作業者が歩行等を開始すると、頭部の
激しい動きを検出して、画像表示素子112の表示をす
ばやく非表示に切り換えて、作業者の外界の視野を確保
することができる。一方、すべての検出値が第1のしき
い値AVoff,MVoffよりも小さければ、「頭部
の動きはほとんどない」と判断され、再びステップS1
04が実行される。この結果、ステップS105におい
て「頭部の動きが激しい」と判断されるまで、ステップ
S104およびS105が繰り返し実行され、画像表示
素子112の表示はそのまま行われる。
【0036】ステップS106において表示が停止され
た後も、ステップS107において動き検出部146
は、ステップS104と同様にセンサ120の出力に基
づいて各軸回りの角速度AV(X,Y,Z)および各軸
方向の移動速度MV(X,Y、Z)を検出する。そし
て、ステップS108において表示制御部148は、検
出された角速度AV(X,Y,Z)および移動速度MV
(X,Y,Z)が、各軸回りの角速度の第2のしきい値
AVon(X,Y,Z)および各軸方向の移動速度の第
2のしきい値MVon(X,Y,Z)よりも大きいか否
かを判断する。通常は、第2のしきい値AVon,MV
onは、前述した第1のしきい値AVoff,MVof
f以下の値に設定される。なお、これらの第2のしきい
値(オンしきい値)も、ステップS102において処理
条件として設定される。すべての検出値が第2のしきい
値AVon,MVonよりも小さくなると、「頭部の動
きはほとんどなくなった」と判断され、ステップS10
3に戻って再び画像表示素子112の表示を所定の期間
で非表示から表示に切り換える。なお、非表示を非表示
に切り換える所定の期間は、その作業条件や作業環境に
応じて適切な期間とするようにすればよい。この期間と
しては、例えば1秒程度が好ましい。一方、いずれか一
つの検出値でも第2のしきい値AVon,MVonより
も大きければ、「まだ頭部の動きが激しい」と判断さ
れ、再びステップS107が実行される。この結果、ス
テップS108において「頭部の動きがほとんどなくな
った」と判断されるまで、ステップS107およびS1
08が繰り返し実行され、画像表示素子112の表示が
停止されたままとなる。
【0037】画像表示素子112の表示を非表示にする
方法としては、表示駆動部144や画像表示素子112
への電源供給を停止する方法や、表示駆動部144にお
いて画像表示素子112へ出力される制御信号の供給を
停止する方法、表示信号生成部142において画像信号
の生成を停止する方法等が考えられる。どの方法によっ
て表示を切り換えるかは、作業条件や環境に応じて選択
するようにすればよい。例えば、表示が頻繁に切り換え
られるような場合には画像表示素子112への制御信号
の出力を停止するようにし、ある程度長期間表示の停止
が継続した場合には表示駆動部144あるいは画像表示
素子112への電源供給を停止するようにしてもよい。
なお、電源供給を停止すれば、その間のHMDにおける
消費電力の低減を図ることができるため、例えば電源と
して電池等を利用した場合に、電池の長寿命化を図るこ
とができ、HMDの使用可能時間を長くすることができ
る。
【0038】以上説明したように本実施例のHMDにお
いては、頭部の動きを、直交する3軸周りの角速度およ
び3軸方向の移動速度として検出することができる。そ
して、これらの角速度および移動速度が所定のしきい値
よりも大きいか否か比較することによって、頭部の動き
が激しいか否かを判断し、画像表示素子112に表示さ
れた画像の表示/非表示を制御することができる。
【0039】なお、上述した第1実施例は、例えば、次
のように変形することも可能である。歩行等の直線的な
移動であっても頭部の揺れが発生するため、角速度の変
化から歩行等の直線的な動きも検出することもできる。
従って、加速度センサを用いずに角速度センサのみを用
いて頭部の動きを検出することも可能である。同様に、
加速度センサの配置位置が頭部の回転軸からずれて配置
されていれば、頭部の回転移動は、3軸方向の移動速度
の変化として検出することもできる。従って、角速度セ
ンサを用いずに加速度センサのみを用いて頭部の動きを
検出することも可能である。
【0040】また、上述のステップS105において画
像表示素子112を表示から非表示にするためのオフし
きい値AVoff(X,Y,X),MVoff(X,
Y,Z)と、ステップS108において非表示から表示
にするためのオンしきい値AVon(X,Y,Z),M
Von(X,Y,Z)とを各軸ごとに別々に設定してい
るが、それぞれ同じ値とするようにしてもよい。すなわ
ち、使用される作業条件や、環境等に応じて好ましいし
きい値を設定するようにすればよい。ただし、上述した
ように第1のしきい値よりも第2のしきい値を小さく設
定するようにすれば、第1のしきい値と第2のしきい値
とを等しくした場合に発生することがある、表示の停止
と再開とが短時間で連続する現象(チャタリング)を防
止し、安定に表示の切り換えを実行させることができ
る。なお、第1のしきい値(オフしきい値)と第2のし
きい値(オンしきい値)は同じ値を用いて、表示停止後
に表示を再開するか否かの判断は、オンしきい値未満の
値が一定以上保たれたかで判断するようにしてもよい。
このようにしても、表示/非表示の切り換えを安定に実
行することができる。
【0041】また、本実施例のHMDを使用して実行す
る作業の内容が決まった複数の手順で繰り返されるよう
な場合には、例えば、その作業の流れに応じて検出され
る検出結果の波形の変化から、現在どの手順を実行して
いるかを判断することができる。この判断結果から、予
め記憶されている各作業の手順に対応したしきい値を設
定するようにすることも可能である。
【0042】また、上述のステップS105(図5)に
おいては、検出部146から出力された検出値のうちい
ずれか一つの検出値がしきい値AVoff,MVoff
よりも大きいか否かで頭部の動きを判断しているが、複
数の検出値の組み合わせから判断するようにしてもい。
また、上述のステップS107(図5)においても、同
様に、検出部146から出力された検出値のすべてがし
きい値AVoff,MVoffよりも大きいか否かで頭
部の動きを判断しているが、複数の検出値の組み合わせ
から判断するようにしてもよい。
【0043】また、上記実施例で説明したように表示制
御手段148が表示の制御を実行する場合と、表示/非
表示を作業者が直接切り換える場合とを選択可能とする
ようにしてもよい。
【0044】また、本実施例では、互いに直交する3軸
方向にセンサを設けて3次元の動きを検出するようにし
ているが、これに限定されるものではない。例えば、所
定の2軸方向にセンサを設けたり、1軸方向のみにセン
サを設けるようにしてもよい。これらのようにセンサを
設けた場合には、動きを検出できない方向や回転方向が
発生するが、この点を除けば、上記実施例と同様に動き
を検出して画像表示素子の表示を制御することが可能で
ある。
【0045】なお、上述した第1実施例の変形例は、他
の実施例でも適用可能である。
【0046】B.第2実施例:図6は、第2実施例によ
る頭部装着型表示装置における画像表示素子の表示を制
御するためのフローチャートである。第2実施例のHM
Dの各構成要素は、基本的に第1実施例と同様であるた
め、説明を省略する。また、図6のステップS101〜
S103は図5に示すものと同じであり、第1実施例と
異なるのは、ステップS201〜S206における表示
制御部148の制御手順およびステップS205におけ
る表示信号生成部142の画像信号生成処理である。
【0047】ステップS201において動き検出部14
6(図3)が各軸回りの角速度AV(X,Y,Z)およ
び各軸方向の移動速度MV(X,Y、Z)を検出する
と、ステップS202において表示制御部148が、検
出された角速度AV(X,Y,Z)および移動速度MV
(X,Y,Z)を時間積分することにより基準位置に対
する頭部の回転量および平行移動量を求める。なお、こ
の基準位置は、動き検出部146において検出を開始し
た位置を基準としてもよいし、ある期間間隔で基準を設
定し直すようにしてもよい。すなわち、使用条件や環境
に応じて種々の態様が考えられる。そして、ステップS
203において、検出された角速度AV(X,Y,Z)
および移動速度MV(X,Y,Z)が、各軸回りの角速
度の第2のしきい値(オンしきい値)AVon(X,
Y,Z)および各軸方向の移動速度の第2のしきい値M
Von(X,Y,Z)よりも大きいか否かを判断する。
さらに、ステップS204において、検出された角速度
AV(X,Y,Z)および移動速度MV(X,Y,Z)
が、各軸回りの角速度の第1のしきい値(オフしきい
値)AVoff(X,Y,Z)および各軸方向の移動速
度の第1のしきい値MVoff(X,Y,Z)よりも大
きいか否かを判断する。なお、これらの第1、第2のし
きい値は、前述した第1実施例で使用されたものと同じ
値を使用することもでき、また、第1実施例とは異なる
値を使用することもできる。
【0048】ステップS203において、いずれの検出
値も第2のしきい値AVon,MVonよりも小さけれ
ば、「頭部の動きはほとんどない」と判断され、ステッ
プS103に戻って、ステップS103〜S206のス
テップが再び実行される。
【0049】ステップS203においていずれか1つの
検出値が第2のしきい値AVon,MVonよりも大き
く、すべての検出値が第1のしきい値AVoff,MV
offよりも小さければ、「ゆっくりと頭部が動いてい
る」と判断され、ステップS206において、ステップ
S202において求められた回転量と回転速度および平
行移動量と移動速度が表示信号生成部142に与えら
れ、表示信号生成部142は、回転量および平行移動量
に応じた画像信号を生成する。表示駆動部144は、生
成された画像信号に従って画像表示素子112に画像を
表示する。図7は、「ゆっくりと頭部が動いている」と
判断された場合に頭部装着型表示装置(HMD)に表示
される画像の様子を示す説明図である。例えば、HMD
に情報として表示可能な画像PAのうち、ある時点にお
いて静止した状態でHMDで見ている画像領域が領域P
A1であるとする。このとき、視野を右方向に移動させ
ると、この移動量に応じてHMDで見える画像領域も図
に示すように領域PA2に移動し、この領域に対応する
画像がHMDに表示される。従って、ステップS204
からステップS206までが繰り返し実行されることに
より、外界の視野像とともに表示される画像を作業者の
動きに応じて切り換えたりスクロールさせたりすること
ができる。
【0050】ステップS204において、いずれか一つ
の検出値がしきい値AVt2,MVt2よりも大きけれ
ば、「頭部の動きは激しい」と判断され、ステップS2
05において表示駆動部144を制御して画像表示素子
112の表示を所定の期間内で非表示に切り換える。こ
の結果、作業者は、頭部の激しい動きを検出すると、画
像表示素子112の表示をすばやく非表示に切り換え
て、外界の視野を確保することができる。そして、ステ
ップS201に戻り、ステップS203において、「頭
部の動きがほとんどない」と判断されるまで、ステップ
S201からステップS205が繰り返し実行される。
なお、このフローチャートにおいては、表示が停止され
ると、ステップS203において「頭部の動きはほとん
どない」と判断されるまで表示が再開されないようにし
ているが、ステップS203およびステップS204に
おいて「ゆっくりと頭部が動いている」と判断された場
合にも表示を再開するようにしてもよい。
【0051】以上説明したように本実施例のHMDにお
いても、第1実施例と同様に、作業者の頭部の動きを3
軸周りの角速度および3軸方向の移動速度として検出す
ることができる。そして、これらの角速度および移動速
度が所定のしきい値よりも大きいか否か比較することに
よって、頭部の動きが激しいか否かを判断し、画像表示
素子112に表示された画像の表示/非表示を制御する
ことができる。さらに、頭部のゆっくりとした動きに対
しては、画像表示素子112に表示される画像をこれに
追従した画像表示とすることが可能である。これによ
り、外界の視野像と一致するような画像を画像表示素子
112に表示するような場合に、作業者の動きに合わせ
て外界像に一致する画像を表示させることが可能であ
る。
【0052】なお、第1実施例において説明した表示の
制御と第2実施例において説明した表示の制御とのいず
れかを、ユーザが任意に選択可能とするようにしてもよ
い。一般には、複数のモードのうちの一つをユーザが任
意に選択できるようにすることが可能である。複数のモ
ードとしては、動き検出手段による検出結果が第1のし
きい値を超えた場合には情報の表示を停止させる第1の
モードと、動き検出手段による検出結果が第3のしきい
値と第4のしきい値との間にある場合には情報の表示部
分をユーザの動きに合わせて表示素子の画面上で移動さ
せ、検出結果が第4のしきい値を越えた場合には情報の
表示を停止する第2のモードと、動き検出手段の検出結
果に係わらず情報の表示を継続する第3のモードと、の
中の少なくとも2つを含むようにしてもよい。このよう
な選択は、制御回路部140の操作部141を用いて行
うことができる。
【0053】C.第3実施例:図8は、第3実施例によ
る頭部装着型表示装置に用いられるセンサの概略構成を
示す説明図である。このセンサ120Aは、頭部の動き
に応じて回転軸CA周りに旋回運動する略半円形の回転
錘1200と、回転錘1200の回転運動を電磁発電機
1220に伝達する輪列機構(ギヤートレイン)121
0と、電磁発電機1220を構成するロータ1222お
よびステータ1224とを備えている。
【0054】回転錘1200の回転軸CAは作業者が直
立静止状態において、鉛直方向(Z軸)に平行となるよ
うに配置されている。作業者が頭を傾けたり左右に回転
させたりすると、回転錘1200に重力や遠心力による
回転力が働き、回転錘1200はその力に応じて回転す
る。回転錘1200が回転すると、これに応じて2極磁
化されたディスク状のロータ1222が回転し、ステー
タ1224の出力用コイル1226に交流起電力Eav
が発生する。この交流起電力Eavを整流器1230に
よって整流することにより直流起電力Vavを得ること
ができる。従って、センサ120Aは、頭部の回転や傾
き等の動きを、直流起電力Vavの変化として検出する
ことができる。従って、このセンサ120Aを用いた第
3実施例の頭部装着型表示装置においても、第1実施例
と同様に、検出された直流起電力Vavが所定のしきい
値よりも大きいか否かに基づいて、頭部の動きを判断し
て、画像表示素子の表示/非表示を制御するようにする
ことができる。なお、本実施例のセンサ120Aは、回
転錘と、ギヤートレインと、電磁発電機とを有する1個
のセンサを備えているが、複数のセンサを備えて、それ
ぞれに有する回転錘の回転軸が異なった方向を向くよう
にしてもよい。
【0055】なお、回転錘1200には、通常、頭部を
回転させたり傾けたりさせる場合だけでなく、作業者の
前後左右や上下への直線的な移動時においても、頭部の
揺れによって回転力が発生する。従って、しきい値を適
切に設定することによりこれらの直線的な移動に対応し
て、画像表示素子の表示/非表示を制御することも可能
である。但し、第1実施例に示す加速度センサをセンサ
120Aと併用することにより、より精度よく直線的な
移動に応じて画像表示素子の表示/非表示を制御するほ
うが好ましい。また、第1実施例で述べたように、角速
度センサとの併用でもよい。
【0056】D.第4実施例:図9は、第4実施例によ
る頭部装着型表示装置に用いられるセンサの概略構成を
示す説明図である。このセンサ120Bは、センサ12
0A(図8)と同様に、頭部の動きに応じて回転軸CA
周りに旋回運動する略半円形の回転錘1200を備えて
おり、さらに、フォトセンサ1250を構成する発光ダ
イオード1252とフォトダイオード1254とを備え
ている。発光ダイオード1252とフォトダイオード1
254とは、回転錘1200を挟んで対向して配置され
ている。これにより、発光ダイオード1252の出射光
がフォトダイオード1254で検出される場合には、フ
ォトダイオード1254には電流が流れる。一方、回転
錘1200によって、発光ダイオード1252の出射光
が遮られると、フォトダイオードには電流が流れない。
これにより、頭部の動きに応じて回転錘1200が回転
している場合には、その回転に応じてフォトダイオード
1254にはパルス電流が発生し、この変化をパルス信
号Pavとして検出することができる。従って、本実施
例においても、第3実施例と同様に、このパルス信号P
avのパルス期間やパルス幅等に基づいて、頭部の動き
を判断して、画像表示素子の表示/非表示を制御するよ
うにすることができる。
【0057】E.第5実施例:図10は、第5実施例に
よる頭部装着型表示装置を示す概念図である。この頭部
装着型表示装置(HMD)は、画像表示部210と、セ
ンサ220と、制御回路部140とを備えている。
【0058】画像表示部210は、装着具230によっ
て作業者の右眼の眼前に配置されている。画像表示部2
10は、さらに、画像表示素子212と、凹面型ハーフ
ミラー218とを備えている。画像表示素子212は、
例えば、液晶パネルおよびその光源であるバックライト
とを備えたフラットパネル形のディスプレイ素子であ
る。画像表示素子212は、制御回路部140から与え
られた画像信号(情報表示信号)に従って、制御回路部
140で生成された電子情報を含む画像を表示する。画
像表示素子212から射出した光は、凹面型ハーフミラ
ー118で反射されて眼に導かれる。これにより、作業
者は、画像表示素子212に表示された画像を視認する
ことができる。一方、作業者の外部の視野からの外界像
を表す光は、凹面型ハーフミラー118を透過して直接
作業者の眼に導かれ、作業者は外界像を視認することが
できる。従って、作業者は、画像表示素子212に表示
された電子情報と外界の様子とを同時に見ることができ
る。
【0059】センサ220および制御回路部140は、
上述した各実施例と同様の構成および機能とすることが
できる。従って、上述の各実施例と同様に、本実施例の
HMDにおいても、頭部の動きを、所定の軸周りの角速
度や所定の軸方向の移動速度として検出することができ
る。そして、これらの角速度や移動速度が所定のしきい
値よりも大きいか否か比較することによって、頭部の動
きが激しいか否かを判断し、画像表示素子212に表示
された画像の表示を制御することができる。
【0060】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による頭部装着型表示装置
を示す概念図である。
【図2】センサ120の構成について示す説明図であ
る。
【図3】制御回路部140を示すブロック図である。
【図4】動き検出部146について示すブロック図であ
る。
【図5】センサ120からの出力に基づいて作業者の頭
部の動きを検出し、これに基づいて画像表示素子112
の表示を制御するためのフローチャートである。
【図6】第2実施例による頭部装着型表示装置における
画像表示素子の表示を制御するためのフローチャートで
ある。
【図7】「ゆっくりと頭部が動いている」と判断された
場合に頭部装着型表示装置に表示される画像の様子を示
す説明図である。
【図8】第3実施例による頭部装着型表示装置に用いら
れるセンサの概略構成を示す説明図である。
【図9】第4実施例による頭部装着型表示装置に用いら
れるセンサの概略構成を示す説明図である。
【図10】第5実施例による頭部装着型表示装置を示す
概念図である。
【符号の説明】
110…画像表示部 112…画像表示素子 116…平面型ハーフミラー 118…凹面型ハーフミラー 120…センサ 122X,122Y,122Z…加速度センサ 124X,124Y,124Z…角速度センサ 120A…センサ 1200…回転錘 1210…輪列機構 1220…電磁発電機 1222…ロータ 1224…ステータ 1226…出力用コイル 1230…整流器 120B…センサ 1250…フォトセンサ 1252…発光ダイオード 1254…フォトダイオード 130…装着具 140…制御回路部 142…表示信号生成部 144…表示駆動部 146…動き検出部 1460…直線運動検出制御部 1462…回転運動検出制御部 148…表示制御部 150…ケーブル 210…画像表示部 212…画像表示素子 218…凹面型ハーフミラー 220…センサ 230…装着具

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの眼前に配置されるように装着さ
    れ、該ユーザの視野内で観察される外界像と、該外界像
    とともに表示されるべき情報とを観察可能とする頭部装
    着型表示装置であって、 画像表示素子と、前記画像表示素子に表示される画像と
    前記外界像とを合成して合成画像をユーザが観察しうる
    ようにする合成表示部と、を備える画像表示手段と、 前記ユーザの頭部の動きを検出する動き検出手段と、 前記動き検出手段の検出結果に基づいて前記情報の表示
    を制御する表示制御手段と、を備える頭部装着型表示装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の頭部装着型表示装置であ
    って、 前記表示制御手段は、 前記検出結果が第1のしきい値を超えた場合には前記情
    報の表示を停止させる第1のモードで表示制御を行う手
    段を備える、頭部装着型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の頭部装着型表示装置であ
    って、 前記表示制御手段は、 前記第1のモードにおいて、前記情報の表示の停止の後
    に前記検出結果が前記第1のしきい値よりも小さい第2
    のしきい値未満になったときに前記情報の表示を再開す
    る手段を備える、頭部装着型表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の頭部装着型表示装置であ
    って、 前記表示制御手段は、 前記検出結果が第3のしきい値と第4のしきい値との間
    にある場合には前記情報の表示部分をユーザの動きに合
    わせて前記画像表示素子の画面上で移動させ、前記検出
    結果が前記第4のしきい値を越えた場合には前記情報の
    表示を停止する第2のモードで表示制御を行う手段を備
    える、頭部装着型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の頭部装着型表示装置であ
    って、 前記表示制御手段は、 複数のモードのうちの任意の1つをユーザに選択させる
    ための選択手段を備え、 前記複数のモードは、(i)前記検出結果が第1のしき
    い値を超えた場合には前記情報の表示を停止させる第1
    のモードと、(ii)前記検出結果が第3のしきい値と
    第4のしきい値との間にある場合には前記情報の表示部
    分をユーザの動きに合わせて前記表示素子の画面上で移
    動させ、前記検出結果が前記第4のしきい値を越えた場
    合には前記情報の表示を停止する第2のモードと、(i
    ii)前記動き検出手段の検出結果に係わらず前記情報
    の表示を継続する第3のモードと、の中の少なくとも2
    つを含む、頭部装着型表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の頭部装着型表示装置であって、 前記動き検出手段は、頭部の回転運動を検出する回転運
    動検出手段を備える頭部装着型表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の頭部装着型表示装置であ
    って、 前記回転運動検出手段は、前記回転運動を角速度の変化
    として検出する角速度センサを備える頭部装着型表示装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の頭部装着型表示装置であって、 前記動き検出手段は、頭部の直線運動を検出する直線運
    動検出手段を備える頭部装着型表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の頭部装着型表示装置であ
    って、 前記直線運動検出手段は、前記直線運動の変化を速度の
    変化として検出する加速度センサを備える頭部装着型表
    示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載の頭部装着型表示装置であって、 前記動き検出手段は、 頭部の動きに応じて回転する回転錘と、該回転錘の回転
    を起電力に変換する変換回路とを備え、 頭部の動きの変化を前記起電力の変化として検出する頭
    部装着型表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載の頭部装着型表示装置であって、 前記動き検出手段は、 頭部の動きに応じて回転する回転錘と、該回転錘を挟ん
    で対向配置されたフォトセンサとを備え、 頭部の動きの変化をフォトセンサから出力される信号の
    変化として検出する頭部装着型表示装置。
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