JP2011091789A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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JP2011091789A
JP2011091789A JP2010130989A JP2010130989A JP2011091789A JP 2011091789 A JP2011091789 A JP 2011091789A JP 2010130989 A JP2010130989 A JP 2010130989A JP 2010130989 A JP2010130989 A JP 2010130989A JP 2011091789 A JP2011091789 A JP 2011091789A
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Norifumi Tanaka
訓史 田中
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

【課題】利用者の歩行を容易に検出して表示部の表示画像を制御することができるヘッド
マウントディスプレイを提供する。
【解決手段】利用者の眼に画像を光学的に導いて視認させる表示部と、表示部の表示画像
を制御する表示制御部と、利用者が歩行したときの歩数を検出する歩数計から歩数情報を
取得する歩数情報取得部とを備え、表示制御部は、歩数情報取得部が取得した歩数情報か
ら利用者の歩行の有無を検出し、当該検出結果に応じて、表示部の表示画像を制御するこ
ととした。
【選択図】図3

Description

本発明は、利用者の頭部に装着され、利用者に画像を認識させるヘッドマウントディス
プレイに関する。
従来、利用者の眼に画像を光学的に導いて視認させる表示部を備えたヘッドマウントデ
ィスプレイ(以下、「HMD」という)が知られている。
このようなHMDは、頭部に装着されるものであるため、利用者がいずれの方向を向い
ていても画像を認識させることができ、利用者の身体の動きを比較的制限することがない
。それゆえ、携帯可能となるよう装置全体が小型化されたものであれば、場所を選ばず利
用者に画像を提供できるという長所がある。
特に、画像光と共に外光を利用者の眼に入射させるシースルー型HMDでは、画像を外
景とを重ねて利用者に認識させることができる(例えば、特許文献1参照)。
シースルー型HMDにおいては、利用者が当該HMDを頭部に装着して移動することが
容易である一方、画像を見ながら移動すると、外景への注意が散漫となり、危険な状況に
なることがある。このことは、シースルー型HMD以外の場合でも同様に起こりうる。例
えば、シースルーではないものの一部の外景が見えるようなHMDでは、外景を見て移動
しつつ表示されている画像を見ることがあり、同様に危険な状況になり得る。
そこで、角速度センサや加速度センサを用いて利用者の歩行を検知し、自動的に表示の
状態を制御したり、表示を自動的にオフしたりすることができるHMDが提案されている
(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−89093号公報 特開平9−211382号公報
しかし、角速度センサや加速度センサにより利用者の歩行を検知する場合、HMDの構
成が複雑となり、また、角速度センサや加速度センサやその周辺回路が高価であることか
らコスト面でも問題がある。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、利用者の歩行を容易に検
出して表示部の表示画像を制御することができるヘッドマウントディスプレイを提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、利用者の眼に画像を光学的に導い
て視認させる表示部と、前記表示部の表示画像を制御する表示制御部と、前記利用者が歩
行したときの歩数を検出する歩数計から歩数情報を取得する歩数情報取得部と、を備え、
前記表示制御部は、前記歩数情報取得部が取得した歩数情報から前記利用者の歩行の有無
を検出し、当該検出結果に応じて、前記表示部の表示画像を制御することとした。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて
、少なくとも前記利用者の頭部に装着する頭部ユニットと前記利用者の腰部に装着する腰
部ユニットとに分かれており、前記歩数計を前記腰部ユニットに配置したことに特徴を有
する。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のヘッドマウントディスプレイに
おいて、前記表示制御部は、前記歩数情報取得部が取得した歩数情報から単位時間あたり
の歩数を演算し、当該演算して求めた値が予め設定された閾値以上であるときに、前記利
用者が歩行していると判定し、前記演算して求めた値が予め設定された閾値未満であると
きに、前記利用者が歩行していないと判定することに特徴を有する。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて
、前記表示制御部は、前記利用者が歩行していると判定したとき、前記表示部により表示
している画像の表示を中止又は中断することに特徴を有する。
また、請求項5に係る発明は、請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて
、前記表示制御部は、前記利用者が歩行していると判定したとき、前記表示部により表示
している画像の輝度を下げることに特徴を有する。
また、請求項6に係る発明は、請求項3又は5に記載のヘッドマウントディスプレイに
おいて、前記表示制御部は、前記利用者が歩行していると判定したとき、前記表示部によ
り表示している画像の表示範囲もしくは表示位置を変更することに特徴を有する。
また、請求項7に係る発明は、請求項3〜6のいずれか1項に記載のヘッドマウントデ
ィスプレイにおいて、前記表示制御部は、前記利用者が歩行していると判定したとき、前
記歩数情報取得部が取得した歩数情報を前記表示部により表示させることに特徴を有する
また、請求項8に係る発明は、請求項3〜7のいずれか1項に記載のヘッドマウントデ
ィスプレイにおいて、前記表示制御部は、前記演算して求めた値を、複数の異なる前記閾
値とそれぞれ比較し、当該比較結果に応じて前記表示部の表示画像を制御することに特徴
を有する。
また、請求項9に係る発明は、請求項8に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて
、前記閾値の数を設定する閾値数設定部を備えたことに特徴を有する。
また、請求項10に係る発明は、請求項3〜9のいずれか1項に記載のヘッドマウント
ディスプレイにおいて、前記閾値の値を設定する閾値設定部を備えたことに特徴を有する
また、請求項11に係る発明は、請求項3〜10のいずれか1項に記載のヘッドマウン
トディスプレイにおいて、前記閾値には、前記利用者が歩行していないときから前記利用
者が歩行していると判定するときの第1の値と、前記利用者が歩行しているときから前記
利用者が歩行していないと判定するときの第2の値とを含み、前記第1の値は前記第2の
値よりも大きいことに特徴を有する。
また、請求項12に係る発明は、請求項1〜11のいずれか1項に記載のヘッドマウン
トディスプレイにおいて、前記表示制御部によって前記利用者の歩行の有無を検出に応じ
た前記表示画像の制御を行う第1モードと、前記表示制御部によって前記利用者の歩行の
有無を検出に応じた前記表示画像の制御を行わない第2モードと、を有し、前記第1モー
ドと前記第2モードとを切り替える切替設定部と備えたことに特徴を有する。
本発明によれば、利用者の歩行を容易に検出して表示部の表示画像を制御することがで
きるヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るHMDの全体的な構成を示す図である。 HMDを装着した利用者の視界状態の一例を示す図である。 HMDを装着した利用者の視界状態の一例を示す図である。 HMDを装着した利用者の視界状態の一例を示す図である。 HMDの電気的構成及び光学的構成を示した説明図である。 表示制御部の電気的構成を示したブロック図である。 閾値設定テーブルの一例を示した説明図である。 本実施形態に係るHMDのメイン処理を示したフローチャートである。 閾値設定処理を示したフローチャートである。 第1モード処理を示したフローチャートである。 閾値設定処理にて表示される閾値設定画面を示した説明図である。
以下、本実施形態に係るHMDの一例について、図面を参照して説明する。なお、以下
においては、シースルー型HMDを例に挙げて説明するが、本発明はこれに限られるもの
ではない。利用者の眼に画像を光学的に導いて視認させる表示部を有するHMDであれば
よい。
〔1.HMDの概要〕
図1に示すように、本実施形態に係るHMD10は、利用者Pの眼110に画像を光学
的に導いて視認させる表示部1と、表示部1の表示画像を制御する表示制御部2と、眼鏡
型フレーム5とを備えている。
表示部1は、画像光生成部1aと、投影部1bと、画像光生成部1aと投影部1bとの
間を接続する伝送ケーブル1cとを有している。画像光生成部1aは、画像信号Sに応じ
て強度変調されたレーザ光(以下、「画像光」という)を生成して出射し、投影部1bは
、伝送ケーブル1cを介して入射する画像光を走査して利用者Pの眼110に投射する。
これにより、利用者Pは画像信号Sに応じた画像(以下、「コンテンツ画像」ともいう)
を視認することができる。
投影部1bは、眼鏡型フレーム5に支持され、この眼鏡型フレーム5と共に頭部ユニッ
ト6を構成する。利用者Pは、投影部1bを支持した眼鏡型フレーム5を頭部に装着する
ことによって、表示部1の表示画像としてコンテンツ画像を視認することができる。また
、投影部1bには、利用者Pの眼110と対向する位置にハーフミラー15が設けられて
いる。外光Laはハーフミラー15を透過して利用者Pの眼110に入射され、画像光L
bはハーフミラー15で反射して利用者Pの眼110に入射される。これにより、利用者
Pは外光Laによる外景に画像光Lbによるコンテンツ画像を重ねて視認することができ
る。
このようにHMD10は、外光を透過しつつ、画像光を利用者Pの眼110に投射する
シースルー型HMDとしている。
さらに、本実施形態に係るHMD10では、利用者Pが歩行したときの歩数を検出する
歩数計3と、この歩数計3から歩数情報を取得する歩数情報取得部4とを備えている。
歩数計3は、バネと振り子を有する振り子式の歩数計である。この歩数計3においては
、バネの一端が固定され、バネの他端に振り子が取り付けられており、利用者Pの上下の
振動に応じて振り子が振動する。歩数計3には、この振り子の振動を検出して歩数を計数
する計数部が設けられており、計数部で計数した歩数の情報を歩数情報として歩数情報取
得部4へ出力する。このように、歩数計3は単純な構造をしており、比較的安価であり、
しかも、スペースもとらないため、HMD10への導入が容易である。
付言すれば、歩数計は、振動の大小よりも周期性に着目したものであり、1周期を1歩
と想定することで歩数をカウントする構成となっている。特に、本実施形態に係るHMD
10では、得られるデータから歩行を容易に検出することが重要であり、ON/OFFの
2値の周期から歩行を検出できる歩数計は、例えば、振動の波形データ等に複雑な数値処
理を施して歩行を検出することもなく、容易に歩行を検出することができるため好適な構
成であると言える。
しかも、例えば前述のような振動の波形データから歩行速度を検出するためには、得ら
れたデータの中から、所定の規則性を見出して、歩みの周期を割り出し、歩行速度を求め
る必要があるが、歩数計の場合、出力されるデータが、所定のタイミングで送出される周
期のデータそのものであるため、極めて容易に歩行速度(移動速度)を求めることができ
る。
本実施形態に係るHMD10においては、腰部ユニット7内に画像光生成部1a、表示
制御部2及び歩数情報取得部4が収納されており、歩数計3は、腰部ユニット7に着脱自
在に取り付けられる。腰部ユニット7は利用者Pの腰部に装着するものであり、歩数計3
が腰部ユニット7に取り付けられたとき、歩数情報取得部4は歩数計3と接続され、歩数
計3から歩数情報を取得する。
表示制御部2は、歩数情報取得部4が取得した歩数情報から利用者Pの歩行の有無を検
出し、当該検出結果に応じて、表示部1の表示画像を制御する。なお、ここで「歩行」と
は、例えば時速1〜3km程度で「歩く」行動を含むのは勿論のこと、さらに速度が速い
ジョギングやランニングをも含む概念である。
利用者Pの歩行の有無は、単位時間あたりの歩数から検出される。すなわち、表示制御
部2は、歩数情報取得部4が取得した歩数情報から単位時間当たりの利用者Pの歩数を演
算する。表示制御部2は、演算して求めた値(以下、「単位歩数値」という)が予め設定
された閾値以上であるときに、利用者Pが歩行していると判定し、単位歩数値が予め設定
された閾値未満であるときに、利用者Pが歩行していないと判定する。
そして、表示制御部2は、利用者Pが歩行していると判定したとき、以下の(1)〜(
4)のうちいずれかの処理を行う。なお、いずれの処理を行うかは、腰部ユニット7に設
けられた操作入力部93により利用者Pが選択して予め設定することができる。
(1)表示部1により表示しているコンテンツ画像の表示を中止
(2)表示部1により表示しているコンテンツ画像の表示を中断
(3)表示部1により表示しているコンテンツ画像の輝度を低減
(4)表示部1により表示しているコンテンツ画像の表示範囲及び/又は表示位置を変更
ここで、上記処理の一例を図2及び図3を参照して説明する。この例では、上記(4)
の処理を行うように利用者Pによって設定されているものとする。また、HMD10は利
用者Pの行う作業を補助するコンテンツ画像を表示するように設定されているものとする
HMD10を装着した利用者Pは、図2に示すように、椅子に腰掛けて作業台200上
に置かれた回路基板210の修理を行っている。HMD10は、作業を補助するコンテン
ツ画像として回路基板210の回路図を表示するように設定されている。従って、利用者
Pは、このコンテンツ画像8を閲覧しながら、回路基板210の修理を行うことができ、
作業効率を向上させることができる。
また、ここでは、HMD10のコンテンツ画像8は利用者Pの視界9の上方に配置され
るように設定されており、視界9の下方に回路基板210を位置させることで、コンテン
ツ画像8が作業の妨げにならないようにしている。
HMD10は、図2に示すように、頭部ユニット6が利用者Pの頭部に装着され、腰部
ユニット7が利用者Pの腰部に装着される。従って、利用者Pは体にHMD10を装着し
た状態でHMD10を持ち運ぶことができる。
図2に示す作業状態から、利用者Pがその作業を中断して、作業台200を離れると、
歩数計3が利用者Pの歩数を計数する。そして、歩数計3から順次計数される歩数の情報
が歩数情報として歩数情報取得部4へ出力される。表示制御部2は、歩数情報取得部4が
取得した歩数情報から利用者Pの歩行を検出し、図3に示すように、コンテンツ画像8の
表示範囲及び表示位置を変更する。すなわち、表示制御部2は、上記(4)の処理を行う
ように設定されており、コンテンツ画像8を、図2に示す視界9の上方中央から、図3に
示す視界9の上方右側に移動し、さらにコンテンツ画像8を縮小する。
このように、コンテンツ画像8を縮小して視界9の上方右側に移動することにより、利
用者Pは、外景を視界9の中央の広い範囲で見ることができ、しかも、コンテンツ画像8
が邪魔にならないため、安全に歩行することができる。なお、表示制御部2は、コンテン
ツ画像8の位置を変更することなくコンテンツ画像8を縮小することもでき、また、コン
テンツ画像8を縮小することなくコンテンツ画像8の位置を変更することもできる。これ
によって、利用者Pの好みに応じた設定が可能となる。
また、上記(1)の処理を行うように設定されている場合、表示制御部2は、利用者P
の歩行を検出すると、表示部1でのコンテンツ画像8の表示を中止する。これにより、利
用者Pは、外景を視界9の全体で見ることができ、しかも、コンテンツ画像8が視界9に
ないため、コンテンツ画像8に気をとられることなく、より安全に歩行することができる
また、上記(2)の処理を行うように設定されている場合、表示制御部2は、利用者P
の歩行を検出すると、表示部1でのコンテンツ画像8の表示を中止する。これにより上記
(1)の処理と同様の効果を奏することができる。しかも、表示制御部2は、利用者Pが
歩行しなくなったことを検出すると、コンテンツ画像8の表示を再開する。従って、コン
テンツ画像8の表示を再開する操作を行う必要はなく、上記(1)の処理に比べて、利便
性を高めることができる。
また、上記(3)の処理を行うように設定されている場合、表示制御部2は、利用者P
の歩行を検出すると、コンテンツ画像8の輝度を低減する。例えば、表示制御部2は、コ
ンテンツ画像8が表示されている領域で外景が視認できるようにコンテンツ画像8の輝度
を低減する。これにより、利用者Pは、外景を視界9の全体で見ることができ、安全に歩
行することができる。
さらに、上記(1)〜(4)の処理以外に、表示制御部2は、利用者Pが歩行している
と判定したとき、歩数情報取得部4が取得した歩数情報を表示部1により表示させるよう
にすることもできる。この処理も腰部ユニット7に設けられた操作入力部93(図1参照
)により利用者Pが選択して予め設定することができる。
例えば、HMD10において、上記(1)又は(2)の処理を行うように設定され、か
つ歩数情報の表示を行うように設定されているとする。このとき、利用者Pが歩行又はジ
ョギングを開始すると、図4に示すように、歩数情報取得部4が取得した歩数情報、消費
カロリーの情報、日付の情報を含むコンテンツ画像8を利用者Pの視界9の邪魔にならな
い位置(視界9の上方右側の位置)に配置することができる。
このように、歩数計3を、利用者Pの歩行の有無に用いるだけでなく、歩数表示を行う
ために用いることにより、利便性を向上させることができる。
なお、表示制御部2は、利用者Pの歩行の状態や時間帯などに応じて、上記(1)〜(
4)や歩数表示などの処理を選択して実行するようにすることもできる。このようにする
ことで、利用者Pの状態に応じた適切な表示処理を行うことができ、利便性を向上させる
ことができる。また、表示制御部2は、上記(1)〜(4)や歩数表示などの処理を組み
合わせて実行することもでき、これによっても利便性を向上させることができる。
〔2.HMDの具体的構成〕
以上のようにHMD10の構成及び動作について、図面を参照してさらに具体的に説明
する。図5は、HMD10の電気的構成及び光学的構成を示した説明図である。
図5に示すように、腰部ユニット7内には、表示制御部2と、歩数計3と、情報取得部
4と、画像光生成部1aとが備えられている。
(表示制御部2)
表示制御部2は、比較的大容量の記憶領域を有するコンテンツ記憶部26に予め記憶さ
れたコンテンツ情報を読み出し、このコンテンツ情報に基づく画像データを画像信号Sに
変換して、画像光生成部1aに供給する。また、表示制御部2は、外部入出力端子13を
介して外部接続した図示しない機器類から供給される画像データを画像信号Sに変換し、
画像光生成部1aに供給することもできる。なお、コンテンツ記憶部26は、例えば、ハ
ードディスクの如き磁気的記憶媒体や、CD−Rの如き光学的記録媒体や、フラッシュメ
モリ等とすることができる。
また、表示制御部2には、電源ボタン94や操作入力部93が電気的に接続されている
。電源ボタン94が押下されることにより、表示制御部2は、図示しない電源部からの電
力を供給したり停止したりする。また、表示制御部2は、操作入力部93への操作、すな
わち、上下左右操作ボタン90a,90b,90c,90d及び決定ボタン92の操作を検
知する。
さらに、表示制御部2には、利用者Pの歩行の有無を検出に応じた表示画像の制御を行
う第1モードと、利用者Pの歩行の有無を検出に応じた表示画像の制御を行わない第2モ
ードとを切り替えるモード切替スイッチ91(図1参照)が電気的に接続されている。
このモード切替スイッチ91は、第1モードと第2モードとを切り替えるためのスイッ
チであり、左右方向へつまみ91aを移動させるスライドスイッチである。この切替スイ
ッチ91は、後述するフローチャート中の処理を実行する表示制御部2とともに機能する
ことで、切替設定部としての役割を果たす。
また、表示制御部2には、後述の第1閾値を設定するための閾値設定ボタン95(図1
参照)が電気的に接続されている。利用者Pは、この閾値設定ボタン95を押下すること
により、任意に第1閾値を設定することができる。
本実施形態に係るHMD10においては、腰部ユニット7には情報取得部4が備えられ
ており、情報取得部4には歩数計3が着脱自在に機構的及び電気的に接続され、情報取得
部4は表示制御部2に電気的に接続されている。歩数計3は、前述のように、利用者Pが
歩行したときの歩数を検出するものであり、歩数情報を情報取得部4に対して出力する。
また、歩数情報取得部4は歩数計3と接続され、歩数計3から歩数情報を取得する役割を
果たす。
画像光生成部1aは、利用者Pの眼に表示するための画像を形成する光(画像光)を生
成する部位であり、表示制御部2に電気的に接続される駆動信号供給回路19が備えられ
ている。駆動信号供給回路19は、表示制御部2から供給された画像信号Sに基づいて、
表示画像を形成するための要素となる後述の各駆動信号21r,21g,21bを画素単位
で生成する。また、駆動信号供給回路19は、後述の高速走査部22で使用される高速駆
動信号23と、低速走査部24で使用される低速駆動信号25とをそれぞれ出力する。な
お、高速駆動信号23及び低速駆動信号25は、前述の伝送ケーブル1c内に備えられて
いる駆動信号を伝送するケーブルにより投影部1bへ伝送される。
また、画像光生成部1aには、Rレーザ27、Gレーザ28、Bレーザ29をそれぞれ
駆動するためのRレーザドライバ31、Gレーザドライバ32、Bレーザドライバ33が
設けられている。R,G,Bレーザドライバ31,32,33は駆動信号供給回路19か
ら画素単位で出力されるR,G,B駆動信号21r,21g,21bをそれぞれ入力し、
R,G,B駆動信号21rに応じた大きさの駆動電流をR,G,Bレーザ27,28,2
9に出力する。これにより、各レーザ27,28,29は、画像信号Sに基づいて生成され
た各駆動信号21r,21g,21bに応じてそれぞれ強度変調されたレーザ光(「光束」
とも呼ぶ。)を出射する。
各レーザ27,28,29は、例えば、半導体レーザや高調波発生機構付き固体レーザと
して構成することが可能である。なお、半導体レーザを用いる場合は駆動電流を直接変調
して、レーザ光の強度変調を行うことができるが、固体レーザを用いる場合は、各レーザ
それぞれに外部変調器を備えてレーザ光の強度変調を行う必要がある。
さらに、画像光生成部1aには、各レーザ27,28,29より出射されたレーザ光を平
行光にコリメートするように設けられたコリメート光学系35,36,37と、このコリメ
ートされたレーザ光を合波するためのダイクロイックミラー38,39,40と、合波され
たレーザ光を伝送ケーブル1cに導く結合光学系41とが設けられている。従って、各レ
ーザ27,28,29から出射したレーザ光は、コリメート光学系35,36,37によって
それぞれ平行化された後に、ダイクロイックミラー38,39,40に入射される。その後
、これらのダイクロイックミラー38,39,40により、各レーザ光が波長選択的に反射
または透過して結合光学系41に達し、集光されて伝送ケーブル1cへ出力される。
(投影部1b)
伝送ケーブル1cを介して入射する画像光を走査して利用者Pの眼110に投射する投
影部1bには、走査部50と、第2リレー光学系54と、ハーフミラー15が備えられて
いる。走査部50は、光源部17で生成され、伝送ケーブル1cを介して出射されるレー
ザ光(画像光)を2次元方向に走査する。
具体的には、走査部50には、伝送ケーブル1cを介して出射されるレーザ光を平行光
化するコリメート光学系52と、このコリメート光学系52で平行光化されたレーザ光を
画像表示のために第1の方向に往復走査する高速走査部22とが設けられている。また、
走査部50には、高速走査部22で第1の方向に走査されたレーザ光を、第1の方向と直
交する第2の方向に走査する低速走査部24と、高速走査部22と低速走査部24との間
に設けられた第1リレー光学系53とが設けられており、走査されたレーザ光を第2リレ
ー光学系54へ向けて出射する。なお、前述の第1の方向及び第2の方向は、例えば、表
示する画像の水平方向を第1の方向をとし、表示する画像の垂直方向を第2の方向とする
ことが可能であるが、第1の方向が垂直方向、第2の方向が水平方向であっても良いのは
言うまでもない。本実施形態に係るHMD10は、第1の方向を水平方向、第2の方向を
垂直方向として説明する。
高速走査部22及び低速走査部24は、伝送ケーブル1cから入射されたレーザ光を、
画像として利用者Pの網膜110bに投影可能な状態にするために、水平方向と垂直方向
に走査して走査光束とする光学系である。
高速走査部22は、レーザ光を水平方向に走査するための偏向面22bを有する共振型
の偏向素子22aと、この偏向素子22aを共振させて偏向面22bを揺動させる駆動信
号を高速駆動信号23に基づいて発生する高速走査駆動回路22cを備えている。一方、
低速走査部24は、レーザ光を垂直方向に走査するための偏向面24bを有する非共振型
の偏向素子24aと、この偏向素子24aの偏向面24bを非共振状態で強制的に揺動さ
せる駆動信号を低速駆動信号25に基づいて発生する低速走査制御回路24cとを備えて
いる。そして、低速走査部24は、表示すべき画像の1フレームごとに、水平方向に走査
された画像を形成するためのレーザ光を垂直方向に走査して2次元走査された画像を形成
している。
また、高速走査部22と低速走査部24との間でレーザ光を中継する第1リレー光学系
53は、偏向素子22aの偏向面22bによって水平方向に走査されたレーザ光を偏向素
子24aの偏向面24bに収束させる。そして、このレーザ光が偏向素子24aの偏向面
24bによって垂直方向に走査され、画像光Lbとして第2リレー光学系54へ向け出射
される。
第2リレー光学系54には、正の屈折力を持つ第1レンズ54aと第2レンズ54bと
が直列配置されており、走査部50によって走査されたレーザ光を収束させ、ハーフミラ
ー15を介して利用者Pの眼110にその瞳孔110aから入射する。これによって利用
者Pは、網膜110b上に投影されたレーザ光よる画像を認識することができる。
本実施形態に係るHMD10は上述の構成を有しており、換言すれば、利用者Pの眼1
10に画像を光学的に導いて視認させる表示部1と、表示部1の表示画像を制御する表示
制御部2と、利用者Pが歩行したときの歩数を検出する歩数計3から歩数情報を取得する
歩数情報取得部4とを備える構成としている。
〔表示制御部2の電気的構成〕
次に、表示制御部2の構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、表示制御
部2の電気的構成を示したブロック図である。
表示制御部2は、CPU100と、ROM101と、RAM102と、EEPROM1
07と、単位歩数値算出回路109と、駆動信号供給回路用インターフェース103と、
駆動信号供給回路用VRAM104と、周辺機器用インターフェース105と、通信イン
ターフェース106とを備えており、システムバス108を介して相互に接続されている
ROM101には、CPU100で実行されることにより、後述するフローチャートに
従った処理を実現するためのプログラムが記憶されている。RAM102は、ROM10
1に記憶されているプログラムをCPU100が実行する際に参照する各種変数などを記
憶しておく一時記憶領域として機能する。このRAM102に記憶される値としては例え
ば、歩数情報や単位歩数値が挙げられる。EEPROM107は、HMD1の電源を切っ
た後でも保持すべき変数等を記憶しておく記憶領域として機能するものである。このEE
PROM107には、例えば、情報取得部4より得られる歩数情報に基づいて利用者Pが
歩行しているか否かを判断し、その判断に応じた処理を実行するための閾値設定テーブル
等が記憶される。
この閾値設定テーブルについてより具体的に説明すると、後述の単位歩数値算出回路1
09が歩数情報に基づいて算出する単位歩数値と比較するための閾値と、その時の歩行状
態と、そのときの各種処理とを対応付けしたテーブルである。
この閾値設定テーブルでは、図7に示すように、歩行状態を「非歩行中」、「歩き中(
低速)」、「歩き中(高速)」、「ランニング中」の4つの状態に区分し、それぞれの状
態を判断するための3つの閾値(5歩/5秒、8歩/5秒、13歩/5秒)にて4段階で
定義している。
すなわち、情報取得部4より得られる歩数情報に基づいて表示制御部2にて算出した単
位歩数値が、5歩以上8歩未満/5秒である場合には、歩き中であるものとし、通常の輝
度でコンテンツ画像の表示は続行するものの、コンテンツ画像は縮小して利用者Pの視界
9の右上方向へ移動して表示し、また、歩数情報は表示しないこととなる。また、単位歩
数値が13歩以上/5秒である場合には、ランニング中であるものとし、コンテンツ画像
の表示を中止するとともに、歩数情報の表示を行うこととなる。
また、閾値設定テーブルには、歩行状態が歩行中である区分において、第2閾値が設定
されている。この第2閾値は、利用者Pが歩行中である状態から、歩行していない状態に
変化したことを判定するための閾値であり、非歩行中を判定する第1閾値(5歩/5秒)
よりも小さく、換言すれば、第2閾値は非歩行中を判定する第1閾値よりも大きくしてい
る。
これにより、例えば、利用者Pが5歩/5秒前後で移動しているときに、歩行中である
との判断と非歩行中であるとの判断とを繰り返すことがなく、画像の制御が頻繁に繰り返
されるといった事態を回避することができる。これにより、利用者Pに不快感を与えるこ
とを回避することができる。
また、図7に示す閾値設定テーブル中において、破線で囲った値や設定は、後述する処
理において、利用者Pが任意に設定できることとしている。
図6の説明に戻ると、単位歩数値算出回路109は、後述の周辺機器用インターフェー
ス105によりRAM102の所定アドレスに書き込まれた歩数情報に基づいて、単位時
間あたりの歩数を演算し、その演算結果を再度RAM102に書き込みを行う回路である
具体的には、単位歩数値算出回路109には計時手段が備えられており、単位時間毎(
例えば5秒毎)にRAM102を参照して歩数情報を取得し、取得前後の歩数情報の差分
を単位時間で除算して単位歩数値を得る。そして、単位歩数値算出回路109は、演算に
より得られた単位歩数値をRAM102に書き込む。
駆動信号供給回路用インターフェース103は、駆動信号供給回路19との接続を担う
ものであり、駆動信号供給回路用VRAM104を参照して、画像信号Sを生成し駆動信
号供給回路19に供給する。なお、駆動信号供給回路用VRAM104のデータは、CP
U100によって書き込まれる。すなわち、CPU100はコンテンツ記憶部26から周
辺機器用インターフェース105を介してコンテンツ情報を読み出し、駆動信号供給回路
用VRAM104に書き込んで展開するようにしている。
周辺機器用インターフェース105は、表示制御部2に接続された周辺機器類の動作制
御や信号の送受信を担うものである。この周辺機器用インターフェース105には、コン
テンツ記憶部26や、歩数情報取得部4、電源ボタン94、操作入力部93、モード切替
スイッチ91、閾値設定ボタン95が接続されている。
情報取得部4から送信される歩数情報を受信した周辺機器用インターフェース105は
、その歩数情報をRAM102上の所定アドレスに書き込む。また、閾値設定ボタン95
や電源ボタン94や操作入力部93から送信される操作信号を受信した周辺機器用インタ
ーフェース105は、各ボタン90a,90b,90c,90d,92,94,95に対応する
RAM102上の所定アドレスに操作があった旨を示すフラグを立てる。また、周辺機器
用インターフェース105はモード切替スイッチ91のスライド位置を監視しており、そ
のスライド位置をRAM102上の所定アドレスに書き込みを行う。なお、上述のRAM
102上に記憶される歩数情報やモード切替スイッチ91のスライド位置やフラグは、後
述のフローチャートに示す処理を実行する際に、CPU100から参照可能としており、
これによりCPU100は各種ボタンやスイッチなどの操作部への利用者Pによる操作を
検出する。
通信インターフェース106は、表示制御部2に接続された機器類との信号の送受信を
担うものであり、外部入出力端子13が接続されている。
〔表示制御部2の処理動作〕
次に、HMD10における表示制御部2での処理について、図8〜図11を用いて説明
する。図8は、本実施形態に係るHMD10のメイン処理を示したフローチャートであり
、図9はメイン処理にて実行される閾値設定処理を示したフローチャートであり、図10
はメイン処理にて実行される第1モード処理を示したフローチャートであり、図11は、
閾値設定処理にて表示される閾値設定画面を示した説明図である。
まず、図6のメイン処理から順に説明すると、表示制御部2のCPU100は、RAM
102のアクセス許可、作業領域を初期化等の初期設定を実行する(ステップS10)。
次にCPU100は、RAM102の所定アドレスを参照し、閾値設定ボタン95が押
下されたか否かについて判断を行う(ステップS11)。ここで閾値設定ボタン95が押
下されたと判断した場合(ステップS11:Yes)には、CPU100は処理をステッ
プS12へ移す。ステップS12においてCPU100は、利用者Pに閾値設定を行わせ
るための閾値設定処理を実行する。この閾値設定処理については、後に図9を用いて説明
する。
一方、ステップS11において閾値設定ボタンが押下されていないと判断した場合(ス
テップS11:No)には、CPU100は、処理をステップS13へ移す。ステップS
13においてCPU100は、RAM102を参照し、モード切替スイッチ91がいずれ
のモードに設定されているかの確認処理を行う。
次に、CPU100は、現在設定されているモードが第1モードであるか否かについて
判断を行う(ステップS14)。ここで第1モードであると判断した場合(ステップS1
4:Yes)には、CPU100は、処理をステップS15へ移す。ステップS15にお
いてCPU100は、利用者Pの歩行の有無の検出に応じた表示画像の制御を行う第1モ
ード処理を実行する。この第1モード処理については、後に図10を参照しながら説明す
る。
一方、ステップS14において、第1モードではないと判断した場合(ステップS14
:No)には、CPU100は、処理をステップS16へ移す。ステップS16において
CPU100は、駆動信号供給回路用VRAM104への書き込み処理を実行し、表示部
1にてコンテンツ画像の表示を行う。すなわち、ステップS14において第1モードでは
ないと判断した場合は、表示制御部2によって利用者Pの歩行の有無を検出に応じた表示
画像の制御を行わない第2モードとなる。
次に、CPU100は、電源ボタン94や図示しない画像停止ボタンが押下されるなど
して、画像表示が停止されたか否かについて判断を行う(ステップS17)。ここで画像
表示が停止されていないと判断した場合(ステップS17:No)には、CPU100は
、処理をステップS11へ戻す。一方、画像表示が停止されたと判断した場合(ステップ
S17:Yes)には、CPU100は、処理を終了する。
次に、メインフローにおけるステップS12にて実行される閾値設定処理について図9
を参照しながら説明する。
まず、閾値設定処理においてCPU100は、閾値設定画面300の表示処理を実行す
る(ステップS20)。具体的には、CPU100は、表示部1により図11に示すよう
な画面を表示し、利用者Pに対して、第1閾値の設定の入力及び処理内容の設定の入力を
促す。この閾値設定画面300への入力は、後述のステップS21により、操作入力部9
3によって行うことができるようにしている。
ここで、閾値設定画面300では、大別して第1閾値の設定を行うための設定部301
と、処理内容の設定を行うための設定部302とが設けられる。
設定部301は、歩行状態の判断を行うための閾値を設定する部位であり、歩き中(低
速)、歩き中(高速)、ランニング中と判断させるための秒数とその秒数間に歩く歩数と
をそれぞれ入力させる。
設定部302は、歩行状態であると判断した場合に行う処理を設定する部位であり、コ
ンテンツ画像の表示の有無、コンテンツ画像の輝度、大きさ、位置、歩数情報の表示のそ
れぞれを、歩き中(低速)、歩き中(高速)、ランニング中毎に設定可能としている。
具体的には、「画像の表示」の選択部に配置されたリストボックスでは、例えば、「続
行」、「中断」、「中止」のいずれかから選択可能としている。また、画像の輝度の選択
部に配置されたリストボックスでは、例えば、「通常通り」、「減光」のいずれかから選
択可能としている。また、「画像の大きさ」の選択部に配置されたリストボックスでは、
例えば、「通常」、「縮小」のいずれかから選択可能としている。また、「画像の位置」
の選択部に配置されたリストボックスでは、例えば、「通常」、「右上移動」、「左上移
動」、「右下移動」、「左下移動」のいずれかから選択可能としている。また、「歩数情
報の表示」の選択部に配置されたリストボックスでは、例えば、「行う」、「行わない」
のいずれかから選択可能としている。
また、閾値設定画面300には、キャンセルボタン303及びOKボタン304が配置
されており、内容の決定またはキャンセルが可能となっている。
図9のフローチャートの説明に戻ると、閾値設定画面300を表示してCPU100は
、次に、利用者Pからの入力を受け付ける処理を実行する(ステップS21)。この入力
受付処理は、操作入力部93からの操作を閾値設定画面300上に表示したポインタ30
5の動作に反映させたり、決定ボタン92からの入力を受け付けたりするための処理であ
る。
次に、CPU100は、利用者Pによりポインタ305がOKボタン304上に移動さ
れ、決定ボタン92が押下されて、OKボタン304が押下されたか否かについて判断を
行う(ステップS22)。ここでOKボタン304が押下されず、キャンセルボタン30
3が押下されたと判断した場合(ステップS22:No)には、CPU100は、処理を
メインフローへ戻す。一方、OKボタン304が押下されたと判断した場合(ステップS
22:Yes)には、CPU100は、処理をステップS23へ移す。
ステップS23においてCPU100は、利用者Pにより閾値設定画面300に入力さ
れた情報に基づいて、閾値設定テーブルの更新処理を実行する。すなわち、図7中に示し
た破線部の値について、新たに入力された値に書き換える処理を行う。本ステップS23
が終了すると、CPU100は、処理をメインフローへ戻すこととなる。
次に、メインフローにおけるステップS15にて実行される閾値設定処理について図1
0を参照しながら説明する。
まず、第1モード処理においてCPU100は、RAMの所定アドレスを参照し、単位
歩数値算出回路109により書き込まれた単位歩数値を取得する(ステップS30)。
次いでCPU100は、閾値設定テーブルを参照し、ステップS30にて取得した単位
歩数値に該当する歩行状態、処理内容、第2閾値などのデータを取得する(ステップS3
1)。
次にCPU100は、第2閾値以上で歩行中であるか否かについて判断を行う(ステッ
プS32)。このとき、CPU100は、第2閾値以上で歩行中ではないと判断した場合
(ステップS32:No)には、処理をステップS33へ移す。
ステップS33においてCPU100は、コンテンツ画像は中断状態であるか否かにつ
いて判断を行う。ここで中断状態ではないと判断した場合(ステップS33:No)には
、CPU100は、処理をメインフローへ戻す。一方、中断状態であると判断した場合(
ステップS33:Yes)には、CPU100は、コンテンツ画像の表示を再開させる処
理を実行し(ステップS34)、処理をメインフローへ戻す。
一方、ステップS32において、第2閾値以上で歩行中であると判断した場合(ステッ
プS32:Yes)には、CPU100は、処理をステップS35へ移す。ステップS3
5においてCPU100は、ステップS31にて取得した処理内容に関するデータにおい
て、「画像の表示」は「続行」に設定されているか否かについて判断を行う。ここで、「
画像の表示」は「続行」に設定されていないと判断した場合(ステップS35:No)に
は、CPU100は、処理をステップS36へ移す。
ステップS36においてCPU100は、ステップS31にて取得した処理に関するデ
ータに応じて、コンテンツ画像の中断・中止処理を実行する。すなわち、CPU100は
、ステップS31にて取得した処理内容に関するデータにおいて、「画像の表示」が「中
断」に設定されていれば、コンテンツ画像の表示を中断させる処理を行い、「画像の表示
」が「中止」に設定されていれば、コンテンツ画像の表示を中止する処理を行う。この処
理が終了すると、CPU100は、処理をステップS38へ移す。
一方、ステップS35において「画像の表示」が「続行」に設定されていると判断した
場合(ステップS35:Yes)には、CPU100は、処理をステップS37へ移す。
ステップS37においてCPU100は、コンテンツ画像の調整処理を実行する。このコ
ンテンツ画像調整処理では、CPU100は、ステップS31にて取得した処理に関する
データに応じて、コンテンツ画像の輝度を調整したり、コンテンツ画像を縮小させたり、
コンテンツ画像の表示位置を変更する処理を行う。なお、本ステップは、前述のステップ
S16にて駆動信号供給回路用VRAM104へ書き込みを行うためのデータの加工を行
うものである。
次に、CPU100は、ステップS31にて取得した処理に関するデータにおいて、歩
数情報表示が必要であるか否かについて判断を行う(ステップS38)。ここで歩数情報
表示が必要でないと判断した場合(ステップS38:No)には、CPU100は、処理
をメインフローへ戻す。一方、歩数情報表示が必要であると判断した場合(ステップS3
8:Yes)には、CPU100は、処理をステップS39へ移す。
ステップS39においてCPU100は、ステップS16にて駆動信号供給回路用VR
AM104へ書き込みを行うためのデータに、歩数情報を付加する歩数情報付加処理を実
行する。具体的には、CPU100が、RAM102の所定アドレスに記憶されている歩
数情報を参照し、この歩数情報に基づいて、駆動信号供給回路用VRAM104へ書き込
むデータに歩数の表示を付加する。本ステップが終了すると、CPU100は、処理をメ
インフローへ戻すこととなる。
このように、本実施形態に係るHMD10は、上述してきたフローチャートの処理に従
って、動作することとなる。
上述してきたように、本実施形態に係るHMD10によれば、利用者Pの眼110に画
像を光学的に導いて視認させる表示部1と、表示部1の表示画像を制御する表示制御部2
と、利用者Pが歩行したときの歩数を検出する歩数計3から歩数情報を取得する歩数情報
取得部4と、を備え、表示制御部2は、歩数情報取得部4が取得した歩数情報から利用者
Pの歩行の有無を検出し、当該検出結果に応じて、表示部1の表示画像を制御することと
したため、利用者Pの歩行を容易に検出して表示部1の表示画像を制御することができる
HMDを提供することができる。
また、少なくとも利用者Pの頭部に装着する頭部ユニット6と利用者Pの腰部に装着す
る腰部ユニット7とに分かれており、歩数計3を腰部ユニット7に配置したため、利用者
Pの歩行を感度良く検出することができる。
また、表示制御部2は、歩数情報取得部4が取得した歩数情報から単位時間あたりの歩
数を演算し、当該演算して求めた値が予め設定された閾値以上であるときに、利用者Pが
歩行していると判定し、演算して求めた値が予め設定された閾値未満であるときに、利用
者Pが歩行していないと判定することとしたため、比較的安価な歩数計3を採用しながら
も、歩行の判断を精度よく行わせることができる。
また、表示制御部2は、利用者Pが歩行していると判定したとき、表示部1により表示
している画像の表示を中止又は中断することとしたため、利用者Pが歩行中に画像を注視
することにより生じる危険を回避することができる。
また、表示制御部2は、利用者Pが歩行していると判定したとき、表示部1により表示
している画像の輝度を下げることとしたため、表示している画像が、利用者Pの歩行の妨
げになるのを防止することができる。
また、表示制御部2は、利用者Pが歩行していると判定したとき、表示部1により表示
している画像の表示範囲もしくは表示位置を変更することとしたため、表示している画像
が、利用者Pの歩行の妨げになるのを防止することができる。
また、表示制御部2は、利用者Pが歩行していると判定したとき、歩数情報取得部4が
取得した歩数情報を表示部1により表示させることとしたため、利用者Pに対して、現在
の歩数を報知することができる。
また、表示制御部2は、演算して求めた値を、複数の異なる閾値とそれぞれ比較し、当
該比較結果に応じて表示部の表示画像を制御することとしたため、例えば、同じ歩行状態
であっても、単位時間あたりの歩数の異なるウォーキング状態やランニング状態などに応
じて、表示画像を異ならせることができる。
また、閾値の数を設定する閾値数設定部を備えたため、利用者Pの好みに応じて閾値の
数を増減させることができる。
また、閾値の値を設定する閾値設定部を備えたため、利用者Pの好みに応じた閾値の値
を設定させることができる。
また、閾値には、利用者Pが歩行していないときから利用者Pが歩行していると判定す
るときの第1の値と、利用者が歩行しているときから利用者が歩行していないと判定する
ときの第2の値とを含み、第1の値は第2の値よりも大きいこととしたため、例えば、利
用者Pが第1の値の前後で移動しているときに、歩行中であるとの判断と非歩行中である
との判断とを繰り替えすことがなく、画像の制御が頻繁に繰り返されるといった事態を回
避することができる。これにより、利用者Pに不快感を与えることを回避することができ
る。
また、表示制御部2によって利用者Pの歩行の有無を検出に応じた表示画像の制御を行
う第1モードと、表示制御部2によって利用者Pの歩行の有無を検出に応じた表示画像の
制御を行わない第2モードと、を有し、第1モードと第2モードとを切り替える切替設定
部と備えたため、利用者Pの所望に応じて、利用者Pの歩行の有無の検出に応じた表示画
像の制御を行わせることができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形
態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本発明に
係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であること
は勿論である。
1 表示部
2 表示制御部
3 歩数計
4 情報取得部
6 頭部ユニット
7 腰部ユニット
8 コンテンツ画像
9 視界
10 HMD
91 モード切替スイッチ
92 決定ボタン
93 操作入力部
94 電源ボタン
95 閾値設定ボタン
100 CPU
101 ROM
102 RAM
107 EEPROM
109 単位歩数値算出回路
110 眼
P 利用者
S 画像信号

Claims (12)

  1. 利用者の眼に画像を光学的に導いて視認させる表示部と、
    前記表示部の表示画像を制御する表示制御部と、
    前記利用者が歩行したときの歩数を検出する歩数計から歩数情報を取得する歩数情報取
    得部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記歩数情報取得部が取得した歩数情報から前記利用者の歩行の有
    無を検出し、当該検出結果に応じて、前記表示部の表示画像を制御することを特徴とする
    ヘッドマウントディスプレイ。
  2. 少なくとも前記利用者の頭部に装着する頭部ユニットと前記利用者の腰部に装着する腰
    部ユニットとに分かれており、前記歩数計を前記腰部ユニットに配置したことを特徴とす
    る請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. 前記表示制御部は、前記歩数情報取得部が取得した歩数情報から単位時間あたりの歩数
    を演算し、当該演算して求めた値が予め設定された閾値以上であるときに、前記利用者が
    歩行していると判定し、前記演算して求めた値が予め設定された閾値未満であるときに、
    前記利用者が歩行していないと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッド
    マウントディスプレイ。
  4. 前記表示制御部は、前記利用者が歩行していると判定したとき、前記表示部により表示
    している画像の表示を中止又は中断することを特徴とする請求項3に記載のヘッドマウン
    トディスプレイ。
  5. 前記表示制御部は、前記利用者が歩行していると判定したとき、前記表示部により表示
    している画像の輝度を下げることを特徴とする請求項3に記載のヘッドマウントディスプ
    レイ。
  6. 前記表示制御部は、前記利用者が歩行していると判定したとき、前記表示部により表示
    している画像の表示範囲もしくは表示位置を変更することを特徴とする請求項3又は5に
    記載のヘッドマウントディスプレイ。
  7. 前記表示制御部は、前記利用者が歩行していると判定したとき、前記歩数情報取得部が
    取得した歩数情報を前記表示部により表示させることを特徴とする請求項3〜6のいずれ
    か1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  8. 前記表示制御部は、前記演算して求めた値を、複数の異なる前記閾値とそれぞれ比較し
    、当該比較結果に応じて前記表示部の表示画像を制御する請求項3〜7のいずれか1項に
    記載のヘッドマウントディスプレイ。
  9. 前記閾値の数を設定する閾値数設定部を備えたことを特徴とする請求項8に記載のヘッ
    ドマウントディスプレイ。
  10. 前記閾値の値を設定する閾値設定部を備えたことを特徴とする請求項3〜9のいずれか
    1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  11. 前記閾値には、前記利用者が歩行していないときから前記利用者が歩行していると判定
    するときの第1の値と、前記利用者が歩行しているときから前記利用者が歩行していない
    と判定するときの第2の値とを含み、前記第1の値は前記第2の値よりも大きいことを特
    徴とする請求項3〜10のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  12. 前記表示制御部によって前記利用者の歩行の有無を検出に応じた前記表示画像の制御を
    行う第1モードと、前記表示制御部によって前記利用者の歩行の有無を検出に応じた前記
    表示画像の制御を行わない第2モードと、を有し、
    前記第1モードと前記第2モードとを切り替える切替設定部と備えたことを特徴とする
    請求項1〜11のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
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