JP2012123812A - 制御装置、及びヘッドマウントディスプレイ装置 - Google Patents

制御装置、及びヘッドマウントディスプレイ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 利用者の頭部動作から、画像の切り替え処理操作と、画面のスクロール処理操作と、を識別して実行し、頭部動作による操作を、より正確に実行することが可能な技術を提供することを目的とする。
【解決手段】 頭部動き検出部200で検出される情報から、利用者の頭部動作を特定し、その角速度に対応する、利用者の望む処理を実行し、さらに利用者頭部の戻り動作を処理に反映しないことで、利用者の頭部動作による操作を、より正確に実行することが可能な制御部310を備える。当該制御部310は、予め定められた閾値に基づいて、検出された角速度の大きさに対応する各処理の開始と、終了とを実行する処理を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、人体の動作を検出し、特定の制御を行う技術に関するものである。
利用者の眼前で画像を表示するヘッドマウントディスプレイ装置において、利用者の頭部の動きを検出して、特定の動きに応じて画像や映像に対する制御(再生開始、一時停止等)を行ったり、利用者の頭部動作に合わせて表示映像をスクロールさせたり、ヘッドホンの音場を動かして臨場感を向上させたりする技術が知られており、ヘッドマウントディスプレイ装置における利用者の頭部動作の検出には、ジャイロセンサ(角速度センサ)や加速度センサ等のセンサが用いられる。
これらのセンサを利用して、利用者の頭部動作を、情報の表示に反映させるようなヘッドマウントディスプレイ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−161190号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、頭部動作によって、画面のスクロールと画面の切り替えとを区別することが出来ず、利用者は手動で操作を行う必要があった。また、利用者頭部の戻り動作によって、利用者の意図しないような処理が実行される問題があった。
そこで本発明では、利用者の頭部動作の角速度から、画面の切り替え処理と、画面のスクロール処理と、から利用者の望む処理を実行し、さらに利用者頭部の戻り動作を処理に反映しないことで、利用者の頭部動作による操作を、より正確に実行することが可能な技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための本発明のヘッドマウントディスプレイ装置は、装着している利用者の動きを検出する動き検出部と、前記動き検出部が検出する、特定の方向における利用者の動作の速度又は角速度が第一の閾値で定められる速度又は角速度よりも速い場合には、第一の処理を行い、当該特定の方向における利用者の動作の速度又は角速度が第一の閾値で定める速度又は角速度よりも遅い第二の閾値で定められる速度又は角速度よりも速い場合には、第二の処理を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、ヘッドマウントディスプレイ装置が、利用者の頭部動作の角速度から、利用者の意図する操作をより正確に認識して、制御を実行することが可能な技術を提供することができる。
本発明の第一の実施形態に係るHMD100の斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係るHMD100の側面図である。 本発明の第一の実施形態に係るHMD100の機能的な構成を示すブロック図である。 (a)本発明の第一の実施形態に係るHMD100の記憶部320に格納される、フラグ情報700の概略図である。(b)本発明の第一の実施形態に係るHMD100の記憶部320に格納される、方向情報701の概略図である。 本発明の第一の実施形態に係る制御部310によってスクロール処理が実行される際の頭部動作の角速度の経時変化を示すチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る制御部310によって、画面切替処理が実行される際の頭部動作の角速度の経時変化を示すチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る制御部310が、頭部動き検出部200から送信される電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る制御部310が、頭部動き検出部200から送られる電圧値を受信した際のスクロール処理を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る制御部310が、頭部動き検出部200から送られる電圧値を受信した際の無感動作処理を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る制御部310が、頭部動き検出部200から送られる電圧値を受信した際の画像切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に係るHMD500の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の第二の実施形態に係る制御部610が、頭部動き検出部200から送信される電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。 インジケータ800の表示例を示す概略図である。 本発明の第一の実施形態に係るHMD100の電気的な構成を示すブロック図であるである。 本発明の第一の実施形態に係る制御部310が、頭部動き検出部200から送信される電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1、図2に、本発明の第一の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置(以下、HMDと略記する)100を示す。図1は、本発明の第一の実施形態に係るHMD100の斜視図であり、図2は、本発明の第一の実施形態に係るHMD100の側面図である。
図示するように、本実施形態に係るHMD100は、頭部装着帯110と、音声出力部120と、筐体130A、130Bと、支持部140と、アーム部150と、表示部160と、操作部170と、を備えている。
頭部装着帯110は、その両端が相対向するように、湾曲した形状に形成されている。また、頭部装着帯110は、弾性を有する材質で形成されており、利用者の頭部に装着する際に、その両端に形成されているスピーカ121A、121B(これらを区別しない場合には、単に121と表記する)を利用者の頭部の内側方向に押圧することで、HMD100を利用者の頭部に着脱自在に装着することができるようにしている。
頭部装着帯110の両端側には、筐体130A、130Bが連結されており、筐体130Aにはスピーカ121Aが、筐体130Bにはスピーカ121Bが、それぞれ設けられている。また、頭部装着帯110の内部には、スピーカ121A、121Bと、操作部170と、表示部160と、電源部180(図3参照)と、を電気的に連結するための信号線や、後述する筐体130Bに内蔵される電源部180から、電源を供給するための電力線等が配線されている。
音声出力部120は、音声信号を音声に変換する。本実施形態では、スピーカ121A、121Bを有し、これらは利用者の両方の耳にあてがわれて使用されるいわゆるヘッドホン用のスピーカである。図1においては、向かって右側のスピーカ121Aが左耳用のスピーカ、向かって左側のスピーカ121Bが右耳用のスピーカとなっている。これらの左右の別については、利用者の操作によって、任意に決定することができるものとしても良い。また、電源部180から電源を供給するための電力線と、音声信号を供給する音声信号線が配線されている。
筐体130A、130Bは、頭部装着帯110の長手方向両端側に設けられており、筐体130A、130Bの利用者の頭部側(相対向する側)の外壁面には、スピーカ121A、121Bがそれぞれ連結されている。本実施形態においては、筐体130Bには、制御装置300と、電源部180と、が内蔵されており、さらに、スピーカ121Bとは逆側の外壁面に、操作部170が設けられている。
電源部180は、音声出力部120と、表示部160と、操作部170と、制御装置300と、に電力線で接続されている。筐体130Aの、スピーカ121Aとは逆側の外壁面に、HMD100の電源のオン、オフを切り替える、電源スイッチ(図示しない)が設けられている。
電源部180と、制御装置300と、操作部170と、電源スイッチとは、筐体130A、130Bのどちらに配置されても良く、また、筐体130A、130Bが、スピーカ121A、121Bと一体となるような構成としても良い。
支持部140は、筐体130Bに、アーム部150の一端側を回動自在に連結する。連結方法はどのようなものでも良い。
アーム部150は、頭部装着帯110を利用者の頭部に装着した際に、アーム部150の筐体130A側ではない他端側に取り付けられている表示部160が、利用者の眼前に位置するように、その長手方向において湾曲している。また、内部には、電源部180から、表示部160に電源を供給する電力線と、画像信号を供給する画像信号線と、が配線されている。
表示部160は、アーム部150の先端に、利用者の視線に合わせて回動自在に連結されている。表示部160は、画像を表示する、表示デバイスとしてのLCD(Liquid Crystal Display)と、表示された画像を拡大する光学系と、を備え、制御装置300から供給される画像信号に基づいて、画像を表示する。
操作部170は、操作スイッチ171A、171B、171C、171D、171Eと、さらに図示しない電源スイッチと、を備えている。操作スイッチ171A、171B、171C、171D、171Eを介して、HMD100に関する機能、例えば、再生、停止、早送り、巻戻し、制御処理のキャンセル、音量の変更等の指示を入力することができるようにされている。なお、これらのスイッチを介して操作指示が入力されると、I/F部330を介して、制御部310に送信される。
また、HMD100に関する操作が可能なリモコン(図示しない)を別途設けても良い。リモコンは無線又は有線によって、利用者が操作スイッチを見ながら操作することが可能である。また、リモコン内に制御装置300や、電源部180を内蔵しても良い。さらに、無線により操作を行う場合には、操作部170に、リモコン受信部172を設けるような構成としても良い。
次に、本発明の第一の実施形態に係るHMD100について、図3を用いて説明する。図3は、HMD100の、機能的な構成を示すブロック図である。
まず、制御装置300について説明する。制御装置300は、図3に示すように、頭部動き検出部200と、制御部310と、記憶部320と、I/F部330と、を有する。
次に、頭部動き検出部200について説明する。頭部動き検出部200は、頭部の動きを検出するための装置であり、角速度センサ(Z)201Aと、角速度センサ(X)201Bと(これらを区別しない場合には、単に201と表記する)、を備えている。頭部動き検出部200は、特定の基準軸から検出対象、すなわち利用者の頭部動作に関する方向情報を、角速度として検出するものである。本発明の第一の実施形態に係る頭部動き検出部200においては、図1に示すように、垂直方向(利用者が直立する方向)をZ軸とし、Z軸と直交し利用者の一側面から他側面に向かう方向(スピーカ121A、121Bを貫通する方向)の軸をX軸とし、この2軸を基準軸として角速度の検出を実行する。
角速度センサ201としては、筺体内のミラーやファイバーでレーザ光を周回させ、筺体が方向を変えると、内部で周回しているレーザの発光から受光のタイミングが変化することを利用した光学式ジャイロ、歳差を応用して、角速度変異を検知する機械式ジャイロ、振動(一次振動)する質量に角速度が加わると、コリオリ力でそれに直交する方向にも振動(二次振動)が発生することを利用した、振動式ジャイロ等を使用することができる。ここでは、角速度センサ(Z)201A、角速度センサ(X)201Bとして、圧電セラミックスを用いた、圧電振動ジャイロを用いることとする。
角速度センサ(Z)201Aは、図1に示すように、ヨーイング(Yaw)方向の角速度、すなわち、Z軸回りの回転角の傾きであるヨー角を検出し、角速度センサ(X)201Bは、ピッチング(Pitch)方向の角速度、すなわち、X軸の回りの回転角の傾きであるピッチ角を検出する。このようなセンサによって、HMD100は、利用者の頭部の横振り動作と、縦振り動作とを検出することができる。本実施形態においては、角速度センサ201は所定の周期(例えば、50msec)毎にサンプリングを実行し、検出結果は角速度に比例するアナログ電圧値として出力される。出力された電圧値は、A/D変換器(図示しない)によってデジタル信号へ変換され、制御装置300の制御部310へと送信される。
また、角速度センサ201の数は、上述のものに限られない。利用者が頭部をかしげる動作を検出するための、Y軸を基準軸とする角速度センサをさらに設けて、ロール角を検出できるような構成としても良く、また、1つの角速度センサによって、全ての角速度を検出できるようにしても良い。
角速度センサ201の他にさらに加速度センサを設けても良く、角速度センサの代わりに加速度センサのみを持つような構成としても良い。
I/F部330は、音声出力部120と、表示部160と、操作部170と、電源部180と、を制御装置300に接続する。また、HMD100と、外部機器とをデータ転送可能に接続する汎用バスとして、USB(Universal Serial Bus)や、IEEE1394等の規格に準拠する端子を備える。また、Ethernet(商標)等のネットワークや、Bluetooth(商標)等のデバイス間近距離無線通信等を備えていても良い。
記憶部320は、フラグ情報記憶領域321と、方向情報記憶領域322と、を有する。
フラグ情報記憶領域321には、フラグ情報700が格納される(図4(a)参照)。フラグ情報700は、AV(Z)フラグ格納領域700aと、AV(X)フラグ格納領域700bと、を有する。これらには、後述のスクロール処理において動作解析部311が、Z軸回りの回転角(ヨー角)、または、X軸回りの回転角(ピッチ角)の角速度について、閾値Th以下の値を検出したことを示すフラグがそれぞれ登録される。
方向情報記憶領域322には、方向情報701が格納される(図4(b)参照)。方向情報701は、設定方向情報格納領域701aと、逆方向検出フラグ格納領域701bと、を有する。設定方向情報格納領域701aには、動作解析部311が後述の画面切替処理において使用する、角速度の方向を示す情報、例えば、Z+(右方向)、Z−(左方向)、X−(上方向)、X+(下方向)等が、設定方向情報として格納される。逆方向検出フラグ格納領域701bには、設定方向とは逆方向の角速度が検出されたことを示すフラグが登録される。
以下、左右方向を示す角速度センサ(Z)201Aの電圧値から求められた角速度をAV(Z)、上下方向を示す角速度センサ(X)201Bの電圧値から求められた角速度をAV(X)とし、角速度AV(Z)の方向のうち、右方向をZ+、左方向をZ−、角速度AV(X)の方向のうち、上方向をX−、下方向を、X+として説明する。
制御部310は、動作解析部311と、時間計測部312と、信号制御部313と、を備えている。
動作解析部311は、角速度センサ(Z)201Aと、角速度センサ(X)201Bとから送られる電圧値を受信すると、当該各電圧値と、予め生成された基準値とから、頭部動作の角速度AV(Z)と、AV(X)と、を算出し、当該角速度に応じて各処理を実行する。
時間計測部312は、各処理の処理時間を計測する、設定タイマと、無感動作タイマと、画面切替タイマと、の3つのタイマ(図示しない)を備えている。時間計測部312は、動作解析部311より、各々のタイマ開始要求を受け付けると、要求されたタイマの動作を開始させる。そして、時間計測部312は、これらのタイマごとに定められる所定の時間が経過すると、各タイマを停止させ、動作解析部311にタイマ終了応答を出力する。なお、各タイマは、スタート時から所定の時間をカウントダウンするような構成としても良い。
信号制御部313は、頭部動作に対応する制御信号、例えば、表示部160へ出力するための画像信号や、音声出力部120への出力するための音声信号等を生成、出力する。同様に、操作部170を介して受け付けた利用者の指示に対応する信号についても、生成、出力処理を実行する。
次に、制御部310が実行する処理について、図5−図10を用いて詳細に説明する。図5は、制御部310によってスクロール処理が実行される際の頭部動作の角速度の経時変化を示すチャートであり、図6は、制御部310によって画面切替処理が実行される際の頭部動作の角速度の経時変化を示すチャートである。
図5、図6に示すチャートにおいて、横軸は時間を、縦軸は角速度を示している。さらに、横軸より上側の座標は、頭部動作にすると下方向、または右方向の、横軸より下側の座標は、頭部動作にすると上方向、または左方向の角速度を示す。
図5において、破線811はAV(Z)(左右方向)の、実線812はAV(X)(上下方向)の角速度の経時変化を表している。
閾値Thは、利用者が画面の切り替え操作を指示する場合に、閾値Thは、利用者が画面のスクロール操作を指示する場合に必要な角速度であり、利用者の頭部動作の回転の速さを規定するために設けられている。Thと、Thとは、上下左右、それぞれの方向について、それぞれ所定の値が定められている(例えば、Th=70〜80°/s、Th=25〜35°/s)。
Thと、Thとは、上下左右のうち、頭部動作の容易な方向(ここでは、下方向と右方向)には、それぞれの逆方向よりも大きな値が定められている。このような構成によって、全ての方向で違和感無く操作を行うことが可能である。もちろん、この値は使用条件等によって、適宜変更することが可能である。なお、図5においては、便宜上、Th、Thを、単一の値で示した。
さらに、第一の実施形態に係るHMD100においては、ThはThよりも大きな値であり、画面の切り替え処理へ移行する操作は、スクロール処理へ移行する操作に比べて、頭部動作の角速度が要求される。それぞれの閾値は、予め設定しておいても良いし、使用条件等によって、適宜変更が可能な構成としても良い。
閾値Thは、画面のスクロール処理を、閾値Thは画面の切り替え処理を終了させるために設けられる、所定の値である。画面の頻繁な切り替えを防ぐために、ThおよびThは、ThおよびThよりも小さな値であることが望ましく、さらに、Thと、Thとの値は、0°/sの近傍か、あるいは0°/sとすることが望ましい。図5においては、Thは、0°/sの近傍の値とし、図6においては、Thは、0°/sとして示した。
は、AV(Z)、あるいは、AV(X)の絶対値が、閾値Th以上となり、時間計測部312によって、設定タイマが開始される時点である。図5、図6においては、AV(X+)(下方向の動作)の絶対値が閾値Th以上となっている。
は、予め定められる設定タイマの動作時間が経過して、時間計測部312によって設定タイマが停止される時点である。図5においては、Tの経過後も、AV(X)の絶対値が閾値ThからThの範囲にあるため、以後、画面のスクロールを実行するための、スクロール処理が開始される。図6においては、Tの時点までに、Tの時点でAV(X)の絶対値が閾値Thに達しているため、Tの時点で、画面の切り替えを行うための画面切替処理が開始される。従って、以降のTの時点においては、画面切替処理は既に実行されている。
は、T以降にAV(Z)およびAV(X)の両方の絶対値が、閾値Th以下となった時点であり、時間計測部312によって無感動作タイマが開始され、スクロール処理は終了する。図5においては、AV(Z+)(右方向の動作)の絶対値が先に閾値Th以下となっているため、AV(X)の絶対値が閾値Th以下となった時点がTとなる。以後、スクロール処理は終了し、角速度を制御に反映させない無感動作処理が開始される。
は、予め定められる無感動作タイマの動作時間が経過して、時間計測部312によって、無感動作タイマが停止され、無感動作処理が終了する時点である。従って、図5における、T〜Tの期間のAV(X)は、実際の制御には反映されない。
図6におけるTは、T以降の画面切替処理中にTで閾値Th以上となった角速度の角方向(設定方向)とは逆方向の角速度の角方向が、閾値Thに達し再び設定方向と一致する方向となって、画面切替処理が終了する時点である。図6においては、AV(X+)(下方向の動作)とは逆方向のAV(X−)(上方向の動作)が、閾値Thに達し、再びAV(X+)(下方向の動作)となる時点である。Tの時点で、予め定められる画面切替タイマの動作時間が経過すると、画面切替タイマは終了する。従って、もし、T以降に設定方向とは逆方向の角速度の絶対値が、閾値Thに達しなかった場合には、Tの時点で画面切替処理は終了されることとなる。
図7は、第一の実施形態に係るHMD100の制御部310が、頭部動き検出部200から送られる電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。
動作解析部311は、角速度センサ(Z)201Aと、角速度センサ(X)201Bとから所定の周期(ここでは50msecとする)毎に検出・出力される電圧値を受け付ける(S101)。そして、動作解析部311は、受信した電圧値から、所定の基準値を減じて、頭部動作の真の変化量を算出し、角速度AV(Z)、AV(X)を求める。
次に、動作解析部311は、時間計測部312の備える、設定タイマが動作中か否かを検出する(S102)。設定タイマが動作中の場合には(YES)、ステップ108へ進み、設定タイマが動作中でない場合には(NO)、ステップ103へ進む。
タイマが動作中か否かの判断は、後に述べる、時間計測部312からタイマ終了応答を受け付けたかどうかを検出しても良いし、適宜、時間計測部312にタイマ情報を要求するような構成としても良い(以下同じ)。
ステップ103において、動作解析部311は、ステップ101で受信した電圧値が、設定タイマ終了応答を受け付け後、最初のものであるか否かを判断する。受信した電圧値が設定タイマ終了応答を受け付け後、最初のものであった場合には(YES)、ステップ106へと進み、最初のものでなかった場合には(NO)、ステップ104へと進む。
ステップ104において、動作解析部311は、角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値が、閾値Th以上か否かを判断する。角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値うち、両方、またはいずれか一方がTh以上であった場合には(YES)、動作解析部311は、時間計測部312に、設定タイマの開始を要求してステップ105へ進み、両方の角速度の絶対値がTh未満であった場合には(NO)、ステップ101に戻り処理を繰り返す。
ステップ105において、時間計測部312は、設定タイマの動作を開始させる。さらに、時間計測部312は、所定の時間が経過後に設定タイマの動作を終了させて、設定タイマ終了応答を、動作解析部311へと出力する。
ステップ103に戻って、受信した電圧値が設定タイマ終了応答を受け付け後、最初のものであった場合には(YES)、動作解析部311は、角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値が、閾値Thから閾値Thの範囲(Th≦AV(Z or X)<Th)にあるか否かを検出する(S106)。2つの角速度の絶対値の両方、またはいずれか一方が閾値Thから閾値Thの範囲にあった場合には(YES)、スクロール処理を開始して(S107)、処理を終了する。両方の角速度の絶対値が閾値Thから閾値Thの範囲になかった場合には(NO)、ステップ101に戻り処理を繰り返す。
ステップ102に戻って、設定タイマが動作中であった場合(YES)、動作解析部311は、角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値が、閾値Th以上であるか否かを判断する(S108)。角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値うち、両方、またはいずれか一方が閾値Th以上であった場合には(YES)、ステップ109へと進み、両方の角速度の絶対値が、閾値Th以上でなかった場合には(NO)、ステップ101に戻り処理を繰り返す。
ステップ109において、動作解析部311は、ステップ108において閾値Th以上であった角速度を検出した方向(例えば、Z+であれば右方向、Z−であれば左方向、X−であれば上方向、X+であれば下方向の何れか)を示す設定方向情報を生成して、方向情報記憶領域322の、設定方向情報格納領域に格納する。
次に、動作解析部311は、時間計測部312に設定タイマの停止と、画面切替タイマの開始と、を要求し(S110)、信号制御部313に、角速度AV(Z)、AV(X)をを出力して画面切替処理を開始し(S111)、処理を終了する。時間計測部312は、設定タイマ停止要求と、画面切替タイマ開始要求とを受け付けると、動作中の設定タイマを停止させて、画面切替タイマを開始させる。時間計測部312は、画面切替タイマが所定の時間経過後に動作を終了すると、画面切替タイマ終了応答を、動作解析部311に出力する。
次に、スクロール処理について説明する。図8は、制御部310の実行するスクロール処理を示すフローチャートである。
動作解析部311は、角速度センサ(Z)201Aと、角速度センサ(X)201Bとから所定の周期毎に検出・出力される電圧値を受け付ける(S201)。そして、動作解析部311は、受信した電圧値から、所定の基準値を減じて、頭部動作の真の変化量を算出し、角速度AV(Z)と、AV(X)と、を求める。
次に、動作解析部311は、角速度AV(Z)、または、角速度AV(X)の絶対値が、閾値Th以下か否かを判断する(S202)。両方の角速度の絶対値が、閾値Th以下でなかった場合には(NO)、角速度AV(Z)、AV(X)を信号制御部313へと出力して、ステップ207へ進み、両方、またはいずれか一方の角速度の絶対値が、閾値Th以下であった場合には(YES)、ステップ203へと進む。
ステップ203において、動作解析部311は、フラグ情報700を生成して、フラグ情報記憶領域321に格納する。さらに、ステップ202で閾値Th以下の値が検出された角速度について、閾値Th以下の値を検出したことを示すフラグを、フラグ情報700のAV(Z)フラグ格納領域700a、または、AV(X)フラグ格納領域700bに登録する。
ステップ204において、動作解析部311は、記憶部320のフラグ情報記憶領域321からフラグ情報を読み出して、AV(Z)フラグ格納領域700aと、AV(X)フラグ格納領域700bとに、フラグが登録されているか否か、すなわち、両方の回転角で閾値Th以下となったことがあるか否かを検出する。両方の回転角を示す情報が格納されていれば(YES)、ステップ205へ進み、一方の回転角を示す情報のみ格納されている場合には(NO)、格納されていない角速度のみを、信号制御部313へと出力して、ステップ207へと進む。
ステップ205において、動作解析部311は、時間計測部312に、無感動作タイマを開始するように要求し、無感動作処理を開始して(S206)、処理を終了する。時間計測部312は、無感動作タイマ開始要求を受け付けると、無感動作タイマを開始させる。時間計測部312は、無感動作タイマが所定の時間経過後に動作を終了すると、無感動作タイマ終了応答を、動作解析部311に出力する。
ステップ207において、信号制御部313は、ステップ202、または、ステップ204において出力された角速度を受け付けると、該角速度に基づいて、スクロールの方向や、距離等を指示するスクロール制御信号を生成する。そして、信号制御部313は、生成されたスクロール制御信号を表示部160に出力して(S208)、ステップ201へ戻る。
次に、無感動作処理について説明する。図9は、制御部310の実行する無感動作処理を示すフローチャートである。
動作解析部311は、角速度センサ(Z)201Aと、角速度センサ(X)201Bとから所定の周期毎に検出・出力される電圧値を受け付ける(S301)。
次に、動作解析部311は、時間計測部312の無感動作タイマが動作中であるか否かを検出する(S302)。無感動作タイマが動作中であれば(YES)、ステップ301に戻って処理を繰り返し、無感動作タイマが動作中でなければ(NO)、無感動作処理を終了して、図7のステップ101に戻って、処理を繰り返す。
次に、画面切替処理について説明する。図10は、制御部310の実行する画面切替処理を示すフローチャートである。
ステップ401において、信号制御部313は、ステップ111で動作解析部311より出力された角速度を受け付けると、該角速度に基づいて、画面切替方向等を指示する画面切替制御信号を生成する。そして、信号制御部313は、生成された画面切替制御信号を表示部160に出力する(S402)。
次に、動作解析部311は、角速度センサ(Z)201Aと、角速度センサ(X)201Bとから、所定の周期毎に検出・出力される電圧値を受け付ける(S403)。そして、動作解析部311は、受信した電圧値から、所定の基準値を減じて、頭部動作の真の変化量を算出し、角速度AV(Z)、AV(X)を求める。
次に、動作解析部311は、時間計測部312の画面切替タイマが動作中であるか否かを検出する(S404)。画面切替タイマが動作中であれば(YES)、ステップ405へ進み、画面切替タイマが動作中でなければ(NO)、画面切替処理を終了して(S408)、図7のステップ101に戻って処理を繰り返す。
ステップ405において、動作解析部311は、方向情報記憶領域322の設定方向情報格納領域701aより設定方向情報を読み出して、角速度AV(Z)、または、AV(X)の方向が、設定方向と一致するか否かを判断する。角速度の方向が一致していれば、ステップ406へと進み、一致していなければステップ409へと進む。
ステップ406において、動作解析部311は、方向情報記憶領域322より方向情報701を読み出して、逆方向検出フラグ格納領域701bに、逆方向検出フラグが登録されているか否かを検出する。逆方向検出フラグが登録されていれば(YES)、ステップ407へ進み、登録されていなければ(NO)、ステップ403へ戻って処理を繰り返す。
ステップ407において、動作解析部311は、時間計測部312に、画面切替タイマの停止を要求する。時間計測部312は、動作解析部311より画面切替タイマ停止要求を受け付けると、画面切替タイマを停止させて、画面切替タイマ終了応答を、動作解析部311へ出力する。動作解析部311は、画面切替タイマ終了応答を受け付けると、画面切替処理を終了する(S408)。
ステップ409において、動作解析部311は、方向情報701の逆方向検出フラグ格納領域701bに、逆方向検出フラグを登録して、ステップ403へ戻って処理を繰り返す。
以上のような構成により、本実施形態のHMD100は、一方向における利用者の頭部動作を検出する角速度の大きさによって適宜処理を切り替えることが可能であり、一方向への利用者は頭部動作(のスピード)によって、スクロール処理と、画面切替処理と、を使い分けることが出来る。なお、スクロール処理後に無感動作期間を設けることによって、また、画面切替処理中は設定方向以外の角速度を制御に反映させないことによって、頭部の戻り動作(顔を正面に向ける動作)によって利用者の意図しない処理が実行されるのを避けることが可能である。
なお、ステップ106の処理において、動作解析部311は、角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値が閾値Thを下回る場合(AV(Z or X)<Th)には、ステップ107へ進んで、スクロール処理を実行するような構成としても良い。
さらに、動作解析部311は、設定タイマの動作中に、角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値が、閾値Thを下回った場合には、現在動作中の設定タイマの終了時に時間計測部312から送信されるタイマ終了応答を、無視するような構成としても良い。このような構成によって、TからTまでの期間において利用者の頭部動作が小さくなった場合には、スクロール処理は実行されず、誤作動を防ぐことが可能である。
また、図15に示すように、設定タイマの終了応答後の最初の電圧受信時に、電圧値の値によって、スクロール処理と、画面切替処理と、の開始を判断しても良い。さらに、設定タイマの動作中に、角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値が、閾値Thを下回った際には、ステップ108において角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値が、閾値Thを下回った場合(NO)、ステップ106へ進まずに、ステップ101に戻って処理を繰り返すような構成としてもよい。
また、スクロール処理と、画面切替処理と、の閾値Th、Thを0°/sの近傍に設定することにより、各処理中は、頭部動作の微小な角速度を検出して、処理に反映させることが可能である。
なお、図7のステップ106において、AV(X)またはAV(Z)が、ステップ104においてTh以上であった角速度の方向と逆方向の角速度であるかどうかをさらに判断して、逆方向であった場合には、これを使用しないような構成としても良い。この場合には、ステップ104において、Th以上であった角速度の方向を、記憶部に格納すれば良い。このような構成によって、頭部動作の急激な変化による誤作動を防ぐことが可能である。
さらに、Thは0°/sに設定されても良く、図10のステップ405と同様に、設定方向と逆方向の角速度が検出されたことによって無感動作処理を開始しても良い。また、Thについても、0°/s近傍の値として、図8のステップ202と同様に、角速度の絶対値をThと比較するような構成としてもよい。
なお、図7のステップ107、111で開始される処理は、上述のものに限定されない。メニュー画面やゲームの操作等で実行される、他の処理が開始されるような構成としても良い。
ここで、HMD100のハードウェア構成について説明する。図14は、HMD100の電気的な構成を示すブロック図である。
図14に示すように、HMD100は、各装置を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)11と、各種データを書換え可能に記憶するメモリ12と、各種のプログラム、プログラムの生成するデータ等を格納する不揮発性の補助メモリ13と、LCD15や、スピーカ121等の各デバイスと、CPU11とを接続するI/F部14と、を備える。制御部310は、例えば、補助メモリ13に記憶されている所定のプログラムを、メモリ12に読み込み、CPU11で実行することにより実現可能である。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。第二の実施形態であるHMD500は、第一の実施形態と比較して、以下、異なっている点に関連する事項について説明する。
本発明の第二の実施形態に係るHMD500について、図11を用いて説明する。図11は、HMD500の、機能的な構成を示すブロック図である。
制御部610について説明する。制御部610は、動作解析部611と、時間計測部612と、信号制御部613と、表示バー生成部614と、を備えている。
制御部610は、表示部160の備える表示デバイスの画面に、図13に示すような、十字形のインジケータ800を表示させる。
インジケータ800は、4方向に延出した角速度表示領域810A、810B、810C、810D(これらを区別しない場合には、単に角速度表示領域810と表記する)を有する十字形であり、それぞれTh目盛り801Aと、Th目盛り802Bと、を有する。さらに、角速度表示領域810と、角速度表示領域810の交差部分である処理開始通知領域820と、を有している。角速度表示領域810上に角速度表示バー815が、重ねて表示される。インジケータ800に関するシンボル画像は、記憶部620の画像記憶領域623に予め格納されている。
角速度表示バー815は、動作解析部611により検出された角速度AV(Z)と、AV(X)と、の値に基づいて、表示バー生成部614によって生成される。本発明では、角速度は表示用の値に演算されて、その値は角速度表示バー815の伸縮によって画面上に表示される。角速度表示バー815が長いほど角速度は速く(より大きな動作)、角速度表示バー815が短いほど角速度は遅い。
角速度表示領域810Aには、角速度AV(Z+)(右方向の動作)、角速度表示領域810Bには、角速度AV(Z−)(右方向の動作)、角速度表示領域810Cには、角速度AV(X−)(上方向の動作)、角速度表示領域810Dには、角速度AV(X+)(下方向の動作)の角速度表示バー815が、それぞれ表示される。
動作解析部611は、設定タイマの動作の開始を時間計測部612に要求すると共に、表示バー生成部614に、インジケータ800の生成を要求する。そして、設定タイマの動作中と、設定タイマ終了後最初の受信電圧より求められる角速度AV(Z)と、AV(X)と、の値を、表示バー生成部614へと出力する。
時間計測部612は、第一の実施形態における時間計測部312と同様の処理を行うため、詳細な説明は省略する。
信号制御部613は、表示バー生成部614から出力される、インジケータ800の画像を、現在出力している画像に重ねて表示する画像信号を生成して、表示部160へと出力する。
表示バー生成部614は、動作解析部611からインジケータ800の生成要求を受け付けると、記憶部620の画像記憶領域623から、インジケータ800に関するシンボル画像を読み出す。さらに、動作解析部611より出力される角速度に基づいて、表示用の値を算出して、対応する長さを持つ角速度表示バー815へと変換し、信号制御部613へと出力する。
記憶部620は、フラグ情報記憶領域621と、方向情報記憶領域622と、画像記憶領域623と、を有する。
フラグ情報記憶領域621と、方向情報記憶領域622とは、第一の実施形態における、フラグ情報記憶領域321と、方向情報記憶領域322と、同様の情報を記憶するため、ここでは詳細な説明を省略する。
画像記憶領域623は、インジケータ800に関するシンボル画像情報が予め格納されている。
次に、第二の実施形態に係るHMD500の制御部610が実行する処理について、図12を用いて詳細に説明する。図12は、制御部610が、頭部動き検出部200から送られる電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。
ステップ501−ステップ511までの処理は、前述した第一の実施形態に係るHMD100の制御部310が実行するステップ101−ステップ111の処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップ521において、動作解析部611は、表示バー生成部614に、インジケータ800の生成を要求し、現在の角速度AV(Z)と、AV(X)と、を出力する。表示バー生成部614は、動作解析部611からインジケータ800の生成要求を受け付けると、まず、記憶部620の画像記憶領域623から、インジケータ800に関する画像情報を読み出す。さらに、表示バー生成部614は、動作解析部611より出力された角速度AV(Z)と、AV(X)と、から表示用の値を算出して、それぞれの角速度に対応する長さを持つ角速度表示バー815を生成する。そして、動作解析部611は、このようにして生成されたインジケータ800を、信号制御部613へと出力する。
信号制御部613は、表示バー生成部614からインジケータ800の画像を受け付けると、インジケータ800を現在出力している画像に重ねて表示する画像信号を生成して、表示部160へと出力する。
ステップ522において、動作解析部611は、表示バー生成部614に、角速度表示バー815の生成を要求し、現在の角速度AV(Z)と、AV(X)と、を出力する。表示バー生成部614は、動作解析部611から角速度表示バー815の生成要求を受け付けると、動作解析部611より出力された角速度AV(Z)と、AV(X)と、から表示用の値を算出して、それぞれの角速度に対応する長さを持つ角速度表示バー815を生成して、信号制御部613へと出力する。
信号制御部613は、表示バー生成部614から角速度表示バー815の画像を受け付けると、角速度表示バー815を現在出力しているインジケータ800画像に反映する画像信号を生成して、表示部160へと出力する。
ステップ506において、動作解析部611は、角速度AV(Z)と、AV(X)との絶対値が、閾値Thから閾値Thの範囲にあるか否かを検出する。2つの角速度の絶対値の両方、またはいずれか一方が閾値Thから閾値Thの範囲にあった場合には(YES)、ステップ523へと進み、両方の角速度の絶対値が閾値Thから閾値Thの範囲になかった場合には(NO)、信号制御部613に、インジケータ800の画像を非表示とするよう要求して、ステップ524へと進む。
ステップ523において、動作解析部611は、信号制御部613にスクロール処理が開始されることを利用者に通知するよう要求する。信号制御部613は、スクロール処理開始の通知要求を受け付けると、まず処理開始通知領域820の輝度を上げて、利用者にスクロール処理の開始を通知する。次に、表示部160へのインジケータ800の画像信号を停止して、ステップ507へと進み、動作解析部611によってスクロール処理が開始される。
ステップ524において、信号制御部613は、インジケータ800の非表示要求を受け付けると、表示部160へのインジケータ800の画像信号を停止して、ステップ501へと戻って、処理を繰り返す。
ステップ525において、動作解析部611は、ステップ522と同様に表示バー生成部614に、角速度表示バー815の生成を要求し、現在の角速度AV(Z)と、AV(X)と、を出力する。表示バー生成部614は、動作解析部611から角速度表示バー815の生成要求を受け付けると、動作解析部611より出力された角速度AV(Z)と、AV(X)と、から表示用の値を算出して、それぞれの角速度に対応する長さを持つ角速度表示バー815を生成して、信号制御部613へと出力する。
信号制御部613は、表示バー生成部614から角速度表示バー815の画像を受け付けると、角速度表示バー815を現在出力しているインジケータ800画像に反映する画像信号を生成して、表示部160へと出力する。
ステップ526において、動作解析部611は、信号制御部613に画面切替処理が開始されることを利用者に通知するよう要求する。信号制御部613は、画面切替処理開始の通知要求を受け付けると、まず、処理開始通知領域820の輝度を上げるための映像信号を、表示部160へ出力して、利用者に画面切替処理の開始を通知する。次に、表示部160へのインジケータ800の画像信号を停止して、ステップ511へと進み、動作解析部611によって画面切替処理が開始される。
以上のような構成により、本実施形態のHMD500は、設定タイマの動作開始と共にインジケータ800を表示することにより、利用者は頭部動作の角速度と、各処理を実行するために定められる閾値とを、視覚的に捕らえられ、意図する処理を実行するための頭部動作をより的確に行うことが出来る。また、各処理が開始されることを、処理開始通知領域820の発光によって通知することによって、利用者はより直感的な操作が可能である。
なお、処理開始通知領域820の発光と共に、音声出力部120に、通知音を鳴らすための音声信号を出力するような設定としても良く、また、通知音のみで処理の開始を通知しても良い。
また、背景となる画像を妨げることの無いよう、インジケータ800は、透過な画像としても良く、利用者がインジケータ800の表示・非表示を利用者が設定できるような構成としても良い。
さらに、ステップ521、ステップ522、ステップ525において、信号制御部613は、インジケータ800の表示位置を、適宜変更することが可能な構成としても良い。例えば、アーム部150の倒れる方向や設定等により、利用者の左右どちらの眼前に表示部160が位置しているかを判断して、画像の視聴を妨げない位置(例えば、右目なら右上隅または右下隅、左眼なら左上隅または左下隅)にインジケータ800を表示する。
また、以上に述べた実施形態における制御装置300の適用は、HMDに限られない。頭部検出部を備える他の装置についても、適用が可能である。
100、500:HMD、110:頭部装着帯、120:音声出力部、130A、130B:筐体、140:支持部、150:アーム部、160:表示部、170:操作部、171A、171B、171C、171D、171E:操作スイッチ、172:リモコン受信部、180:電源部、200:頭部動き検出部、300:制御装置、310、610:制御部、311・611:動作解析部、312・612:時間計測部、313・613:信号制御部、614:表示バー生成部、320・620:記憶部、321・621:フラグ情報記憶領域、322・622:方向情報記憶領域、620:画像記憶領域、330:入出力インターフェース部、800:インジケータ。
前記課題を解決するための本発明のヘッドマウントディスプレイ装置は、装置を装着している利用者の動きを検出する動き検出部と、前記動き検出部が、特定方向における速度又は角速度が所定の閾値で定まる速度又は角速度よりも速い第一の動作を検出した場合に、所定の処理を開始し、所定の時間経過後に前記処理を終了させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記所定の時間内に前記動き検出部が第二の動作を検出すると、前記処理を終了させることを特徴とする。

Claims (26)

  1. 装置を装着している利用者の動きを検出する動き検出部と、
    前記動き検出部が検出する、特定の方向における利用者の動作の速度又は角速度が第一の閾値で定められる速度又は角速度よりも速い場合には、第一の処理を行い、当該特定の方向における利用者の動作の速度又は角速度が第一の閾値で定める速度又は角速度よりも遅い第二の閾値で定められる速度又は角速度よりも速い場合には、第二の処理を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過する前に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を行い、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を行うこと、
    を特徴とする制御装置。
  3. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過する前に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を行い、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合、かつ所定の期間経過時に、前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以下の利用者の動作が検出された場合に、前記第二の処理を行うこと、
    を特徴とする制御装置。
  4. 請求項3に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されず、かつ、前記第二の閾値で定められる速度又は角速度未満の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を行うこと、
    を特徴とする制御装置。
  5. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間経過時に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を行い、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間経過時に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を行うこと、
    を特徴とする制御装置。
  6. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間経過時に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を行い、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間経過時に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合に、かつ前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第二の処理を行うこと、
    を特徴とする制御装置。
  7. 請求項6に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されず、かつ、前記第二の閾値で定められる速度又は角速度未満の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を行うこと、
    を特徴とする制御装置。
  8. 請求項2から7のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の時間が経過した場合には、前記第一の処理を終了すること、
    を特徴とする制御装置。
  9. 請求項2から8のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記動き検出部が検出する利用者の動作の方向を判断し、
    前記所定の第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された方向とは、逆方向の利用者の動作が第四の閾値で定められる速度又は角速度以上である場合に、前記第一の処理を終了すること、
    を特徴とする制御装置。
  10. 請求項2から9のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記動き検出部が検出する利用者の動作を、第一の方向における利用者の動作と、当該第一の方向とは異なる第二の方向における利用者の動作と、に分けて判断しており、
    前記第一の方向における利用者の動作の速度又は角速度と、前記第二の方向における利用者の動作の速度又は角速度と、が第三の閾値以下となった場合に、前記第二の処理を終了すること、
    を特徴とする制御装置。
  11. 請求項10に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記二の処理を終了する際に、所定の時間、動き検出部で検出される利用者の動作に対応した制御を行わないこと、
    を特徴とする制御装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    表示部を、さらに備え、
    前記第一の処理は、前記表示部の画面をスクロールする処理及び前記表示部の画面を切り替える処理の何れか一方であり、
    前記第二の処理は、前記表示部の画面をスクロールする処理及び前記表示部の画面を切り替える処理の何れか他方であること、
    を特徴とする制御装置。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    表示部と、音声出力部と、をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記表示部に、前記利用者の動作の速度又は角速度と、対応する処理の開始と、を利用者に通知するためのインジケータを出力させる処理と、
    前記音声出力部に、前記対応する処理の開始を知らせるメッセージを出力させる処理と、
    の少なくとも一方を行わせること、
    を特徴とする制御装置。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記第一の閾値は、第二の閾値以上であること、
    を特徴とする制御装置。
  15. 請求項9から14のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記第三の閾値と、前記第四の閾値とは、第二の閾値以下であること、
    を特徴とする制御装置。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記利用者の動作は、利用者の頭部の動作であること、
    を特徴とする制御装置。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の制御装置を備えることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  18. コンピュータを、
    利用者の動きを検出する検出手段、
    制御手段、として機能させるプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記検出手段によって検出される、特定の方向における利用者の動作の速度又は角速度が第一の閾値で定められる速度又は角速度よりも速い場合に、第一の処理を、
    当該特定の方向における利用者の動作の速度又は角速度が、第一の閾値で定める速度又は角速度よりも遅い第二の閾値で定められる速度又は角速度よりも速い場合に、第二の処理を実行させること、
    を特徴とするプログラム。
  19. 請求項18に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過する前に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を実行させること
    を特徴とするプログラム。
  20. 検出された動作の速度又は角速度に対応する処理を行う制御方法であって、
    特定の方向における前記検出された利用者の動作の速度又は角速度が第一の閾値で定められる速度又は角速度よりも速い場合に、第一の処理を実行するステップと、
    当該特定の方向における前記検出された利用者の動作の速度又は角速度が第一の閾値で定める速度又は角速度よりも遅い第二の閾値で定められる速度又は角速度よりも速い場合に、第二の処理を実行するステップと、
    を有すること、
    を特徴とする制御方法。
  21. 請求項20に記載の制御方法であって、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過する前に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を実行するステップと、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を実行するステップと、
    を有すること、
    を特徴とする制御方法。
  22. 請求項20に記載の制御方法であって、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過する前に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を実行するステップと、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合、かつ所定の期間経過時に、前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以下の利用者の動作が検出された場合に、前記第二の処理を実行するステップと、
    を有すること、
    を特徴とする制御方法。
  23. 請求項22に記載の制御方法であって、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されず、かつ、前記第二の閾値で定められる速度又は角速度未満の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を実行するステップを有すること、
    を特徴とする制御方法。
  24. 請求項20に記載の制御方法であって、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間経過時に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を実行するステップと、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間経過時に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を実行するステップと、
    を有すること、
    を特徴とする制御方法。
  25. 請求項20に記載の制御方法であって、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間経過時に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第一の処理を実行するステップと、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定の期間経過時に、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されなかった場合に、かつ前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出された場合に、前記第二の処理を実行するステップと、
    を有すること、
    を特徴とする制御方法。
  26. 請求項25に記載の制御方法であって、
    前記第二の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されてから、所定期間が経過するまで、前記第一の閾値で定められる速度又は角速度以上の利用者の動作が検出されず、かつ、前記第二の閾値で定められる速度又は角速度未満の利用者の動作が検出されなかった場合に、前記第二の処理を実行するステップを有すること、
    を特徴とする制御方法。
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