JP3580575B2 - 製紙機械のヘッドボックス及びその原料懸濁液流量の部分的制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、機械の幅に亘って原料懸濁液を分配する少なくとも1つの分配器と、ミクロ乱流(Mikroturbulenz)発生のための乱流挿入体と、1つのシーブ上または2つのシーブ間に原料懸濁液をコートするための原料ジェットを発生する原料ノズルとを有している製紙機械のヘッドボックス及びその原料懸濁液流量の部分的制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のヘッドボックスは、たとえば、(1)ドイツ国特許第3514554A1号公報、(2)米国特許第4、909、904号公報、(3)米国特許第5、196、091号公報から公知である。
【0003】
公報(1)には、機械の幅に亘って分配された、多数の供給または排出パイプが取付けられていて、これらのパイプを通り原料懸濁液がヘッドボックスから引き出されることができるか、あるいはシーブ水(Siebwasser)がヘッドボックス内にノズル噴射(eingeduest)できるヘッドボックスが示されている。この公報には、ヘッドボックスの適切な位置への正確なパイプ取付方法、特に流れの方向に対するそれらのパイプの角度について何も記述されていない。
【0004】
公報(2)にも同様に、機械の幅に亘って分配された多数のチューブによって、稀釈水を乱流挿入体の前にノズル噴射できるヘッドボックスが示されており、その場合に、ノズル噴射の詳細な説明の中で、ノズル噴射が、ヘッドボックスの適切な位置において主流方向に並行に行なわれることに重点が置かれている。
【0005】
公報(3)にもまた同様に、多数の供給パイプを経て稀釈水がノズル噴射されるヘッドボックスが示されている、その場合に、この公報では、稀釈水のノズル噴射が、原料懸濁液の流れの方向に垂直な適切な位置で行なわれ、そしてさらに、稀釈水の導入場所が乱流挿入体のすぐ前にあることに重点がおかれている。
【0006】
ヘッドボックス内への懸濁液または稀釈水のそのような導入の際に、単位面積当りの重量横断面の修正のとき繊維配向横断面の障害となる影響を回避するため、導入位置の後に非常に大きな流れ抵抗が必要であることを実験が示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、一方において費用のかからない、すなわち高い圧力損失なく運転でき、他方においてそれぞれ他のパラメータに影響を与えることなく、単位面積当りの重量横断面および繊維配向横断面への影響を確実に除去できるヘッドボックスを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題は、製紙機械のヘッドボックスにおいて、流れの方向に、主流方向を有している少くとも1つの機械幅のチャンネル領域が設けられており、乱流発生のための領域が設けられていて、ヘッドボックスに流入し、機械幅と亘って分配された多数の供給パイプが設けられており、各供給パイプに流量制御のための調整装置が設けられ、主流方向と各々の供給ライン間は入射角αで定義されており、主流方向と供給パイプとの間の入射角αが、供給パイプによって定量供給される量に関係なく、全容量流量が供給パイプの下流のすぐ近くにおいて一定に保たれるように選択されてされており、それぞれの入射角αが可変に調整可能に設けられていることを特徴とすることによって解決される。
【0009】
また、製紙機械のヘッドボックスにおいて、流れの方向に、主流方向を有している少なくとも1つの機械幅のチャンネル領域が設けられており、乱流発生のための領域が設けられていて、ノズル状に形成された領域が設けられ、ヘッドボックスに流入し、機械幅に亘って分配された多数の供給パイプが設けられており、各供給パイプに流量制御のための調整装置が設けられ、主流方向と供給パイプとの間に入射角αがあり、主流方向に、少くとも2列の供給パイプがタンデムに配置して設けられ、その場合に列iの入射角αiが、流れの方向に他方の列jの入射角αjと本質的に異なっていることを特徴とすることによって解決される。
【0010】
また、ヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法において、ヘッドボックスの主流の方向に対してある角度で(入射角α)多数の入射位置における流体のノズル噴射が行われ、主流の平面に対する入射角αが、所望の部分的容積流量増加のため入射角αα + (0°≦α + <α 0 に選択され、所望の部分的容積流量減少のため入射角αα - (α <α - ≦90°)に選択されるように選ばれていることを特徴とすることによって解決される。
【0011】
また、ヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法において、ヘッドボックスの主流の主流方向に対してある角度で(入射角α)多数の入射位置における流体のノズル噴射が行われ、主流の平面に対する入射角αが、所望の部分的単位面積当りの重量変化のため、入射角αヘッドボックスにおける入射位置の流れの方向のすぐその後の領域に全容積流量変化を生じないように選択された角度α0に等しく入射した懸濁液の濃度および主流に関連した入射量が所望の部分的単位面積当りの重量変化を生じ、主流の平面に対する入射角αが、所望の部分的容積流量増加のため、入射角αα + (0°≦α + <α 0 に選択され、所望の部分的容積流量減少のため、入射角αα - (α <α - ≦90°)に選択されるように選ばれており、それぞれ異なる角度αの入射位置が、主流方向の流れに関してタンデムに配置されていることを特徴とすることによって解決される。
【0012】
また、ヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法において、ヘッドボックスの主流の主流方向に対してある角度で(入射角α)と入射角αと異なる角度と多数の入射位置における流体のノズル噴射が行われ、主流の平面に対する入射角αが、所望の部分的単位面積当りの重量変化のため、入射角αがヘッドボックスにおける入射位置の流れの方向のすぐその後の領域に全容積流量変化を生じないように選択された角度α0に等しく異なる角度の入射位置が、主流方向の流れに関して互にオフセットして配置されていることを特徴とすることによって解決される。
【0013】
【作用】
本発明者は下記のことを発見した。
【0014】
(1)ヘッドボックスを用いて紙ウェブの特定の位置における単位面積当りの重量制御が、ヘッドボックスの対応する位置における原料濃度の制御によって繊維配向横断面に同時に障害を与えずに行われるとき、その対応する位置に、主流と異なる濃度を有する原料懸濁液を供給し、そして同時に同じ位置において主流の同じ容積流量を減少する必要がある。これは、供給された原料ジェットがヘッドボックス内にノズル噴射される角度が、一方において通過する原料懸濁液の主流をその角度により新しい容積が主流に入れられる量だけ制限し、そして他方において追加の加速衝撃が主流に伝わらないように調整することによって実現できる。すなわち、主流に垂直にまたは主流に対して入射するジェットは、この位置において流れの減少を生じ、それによってヘッドボックス内にくぼみを生じ、それが生じた補償流によりこの領域および隣接する領域に繊維配向の障害を生ずる。原料懸濁液を平行に加えることによって逆の効果を達成できる。それによって主流に追加の衝撃が課せられ、すなわちこの領域の速度が増加し、そしてそれは、源(Quelle)の発生と同じであり、それによってまたこの領域および隣接する領域に繊維配向の障害を生ずる。
【0015】
(2)(1)に示した知識を使用すると、この流れ機構の意識的応用によって任意の方法で、かつヘッドボックスの任意の位置に源またはくぼみ(Senke)を作ることができる。この源またはくぼみを作るため、主流の濃度に相当する濃度を有する原料懸濁液を使用すると、それによって、同時に単位面積当りの重量横断面制御を維持することなく、繊維配向を確実に制御できる、または、これが全く可能でなければ、定量供給される懸濁液濃度の調整によって、望ましくない影響を再び平常化できる。
【0016】
したがって上記の機構の適切かつ有効な組合せによって、単位面積当りの重量横断面および繊維配向横断面のための調整方法に関して、最適に設けられているヘッドボックスを設計できる。
【0017】
さらに、ヘッドボックス内の主懸濁液の流れに支流の懸濁液を供給するための一般的に適用されている角度データは、支流のノズル噴射が次の主流に変化を与えない適切な最適角度が、入射位置のすぐ近くのそれぞれ幾何学的特性に左右されるのて、一般的には適用できないことを付記しておかなければならない。しかし乍ら、この角度は確かに主流に対して90゜でもなく、かつ0゜でもない。それぞれ個々の流れの条件によってその角度は、主流の方向に対して5゜と85゜との間にある。
【0018】
【実施例】
本発明を図により詳述する。これらの図にはつまり下記のことが示されている。
【0019】
図1(a)は、矢印によって原料懸濁液が示されている前部室1と、それに接続した乱(渦)流挿入体2と、それに続く出口ノズル3とを有している様式化されたヘッドボックスを示している。本発明によれば、このヘッドボックスの前部室1に、多数の供給パイプZが角度α0に取付けられている、この場合に、α0は、追加のジェット噴射(Eindusung)が行われても、主流の容積流変化が起きない角度に相当している。この方法では、供給される容積流の同時制御の際に、弁V1による原料濃度C1を有するシーブ水の供給によって、繊維の配向に影響を与えることなく、単位面積当りの重量横断面を調整できる。
【0020】
図1(b)は、(a)を上から見た図であり、本発明のヘッドボックスの構成を示し、通路への流れを効果的に分ける側壁が描かれている。(b)では、例えば、2つの側壁の構成4’と4”を示している。側壁4’は、前部室の入り口から乱流挿入体の上方へ伸びており、側壁4”は、前部室1の部分通して、前部室から乱流挿入体の前方へ伸びている。
【0021】
図2は、図1に対応しているヘッドボックスを示しているが、供給パイプが弁V1の前で、異なる濃度C1およびC2を有している2つの供給パイプによって供給されるという点で異なっている、この場合、濃度C1およびC2を有する個々の供給パイプの合流角度α’0は、供給パイプの全容積流が弁V1によって調整可能であり、かつ原料密度が弁V2によって調整可能であるように選択される。この場合に弁VT2Tの調節は全供給流量に影響を与えない。すなわち、この場合には、実用新案登録第G9205111.1号に示された混合弁の特性が利用される。
【0022】
図3ないし図5は、ヘッドボックスの主流における支流供給パイプのさらに他の組合せ方法を示しているが、これらの図では本発明により、一連のタンデムに接続した供給パイプが構成されており、これらの供給パイプは、(α + のとき)それぞれの部分の全容積流量の増加を生じるか、あるいは、全容積流量が同じである(α0)か、あるいはまた全容積流量の減少(α - のとき)を生ずる角度を備えているので、それによって上述の技術により、単位面積当りの横断面も、繊維配向横断面も、それぞれ他のパラメータに影響を与えることなく調整できる。
【0023】
本発明によれば勿論、供給パイプは、ヘッドボックスの上側または下側に実施するのみならず、懸濁液の供給を側壁または直接乱流挿入体の乱流パイプ内に実現することも可能である。本発明の精神において、所定の流量のとき入口速度に影響を与えるため、異なる直径を有する供給パイプの使用も可能である。
【0024】
図6は、本発明の調整装置の供給パイプを示す詳細図である。
【0025】
さらに本発明の精神において、上記の特徴を、多層ヘッドボックスの場合に、単一層を目的として、または同時に多層を目的として使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は矢印によって原料懸濁液が示されている前部室と、それに接続した乱流挿入体と、それに続く出口ノズルとを有しているヘッドボックスを示す断面の概略図であり、(b)は(a)を矢印方向から見た図である。
【図2】図1に対応するヘッドボックスを示す断面の概略図であり、供給パイプが弁V1の前で異なる濃度C1およびC2を有している2つの供給パイプによって供給されるという点で異なっている。
【図3】ヘッドボックスの主流における支流供給パイプのさらに他の組合せ方法を示す断面の概略図である。
【図4】ヘッドボックスの主流における支流供給パイプのさらに他の組合せ方法を示す断面の概略図である。
【図5】ヘッドボックスの主流における支流供給パイプのさらに他の組合せ方法を示す断面の概略図である。
【図6】本発明の調整装置の供給パイプを示す詳細図である。
【符号の説明】
1 前部室、
2 乱流挿入体、
2 出口ノズル、
V1 弁、
C1、C2 濃度。

Claims (20)

  1. 1.1 流れの方向に、主流方向を有している少くとも1つの機械幅のチャンネル領域が設けられており、
    1.2 乱流発生のための領域が設けられていて、
    1.3 ヘッドボックスに流入し、機械幅と亘って分配された多数の供給ラインが設けられており、
    1.4 各供給ラインに流量制御のための調整装置が設けられ、
    1.5 主流方向と各々の供給ライン間は入射角αで定義されており、
    1.6 主流方向と供給ラインとの間の入射角αが、供給ラインによって定量供給される量に関係なく、全容量流量が供給ラインの下流のすぐ近くにおいて一定に保たれるように選択されており、
    1.7 それぞれの入射角αが可変に調整可能に設けられている
    ことを特徴とする製紙機械のヘッドボックス
  2. 第1の機械幅のチャンネルが、少なくとも1つの流れの方向の主要な隔離壁によって流れの方向に分けられていることを特徴とする請求項1に記載の製紙機械のヘッドボックス
  3. 入射角が5゜と85゜の間、主流方向に対する垂直線から偏向していることを特徴とする請求項1または2に記載の製紙機械のヘッドボックス
  4. 4.1 流れの方向に、主流方向を有している少なくとも1つの機械幅のチャンネル領域が設けられており、
    4.2 乱流発生のための領域が設けられていて、
    4.3 ノズル状に形成された領域が設けられ、
    4.4 ヘッドボックスに流入し、機械幅に亘って分配された多数の供給ラインが設けられており、
    4.5 各供給ラインに流量制御のための調整装置が設けられ、
    4.6 主流方向と供給ラインとの間に入射角αがあり、
    4.7 主流方向に、少くとも2列の供給ラインがタンデムに配置して設けられ
    、その場合に
    4.7.1 列iの入射角αiが、流れの方向に他方の列jの入射角αjと異なっている
    ことを特徴とする製紙機械のヘッドボックス
  5. 5.1 2列の供給ラインが設けられており、その場合に
    5.1.1 上流にある列の入射角α1が、流れの方向にその後の第2の列の入射角α2よりも大きい
    ことを特徴とする請求項4に記載の製紙機械のヘッドボックス
  6. 6.1 2列の供給ラインが設けられており、その場合に、
    6.1.1 上流にある列の入射角α1が、流れの方向にその後の第2の列の入射角α2よりも小さい
    ことを特徴とする請求項4に記載の製紙機械のヘッドボックス
  7. 7.1 3列の供給ラインが設けられており、その場合に、
    7.1.1 1つの列の入射角αiそれぞれの供給チャンネルの作用域における全容量流量の変化を生じさせない入射角α0よりも大きく
    7.1.2 別の列の入射角αjが入射角α0よりも小さく、
    7.1.3 第3列の入射角αkが入射角α0に等しい
    ことを特徴とする請求項4に記載の製紙機械のヘッドボックス
  8. それぞれの入射角αが可変に調整可能に設けられている請求項〜7のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックス
  9. 供給ラインが機械幅のチャンネル領域内に合流している請求項1〜8のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックス
  10. 供給ラインが出口ノズルの領域に合流している請求項1〜9のいずれか1項に記載の製紙機械の製紙機械のヘッドボックス
  11. 供給ラインが、機械幅のチャンネルの正面の領域に合流している請求項1〜10のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックス
  12. 乱流発生領域が多数のチャンネルまたはパイプを有し、それらの中に少くとも部分的に供給ラインが合流している請求項1〜11のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックス
  13. ヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法において、
    13.1 ヘッドボックスの主流の方向に対して入射角αで多数の入射位置における流体のノズル噴射が行なわれ、
    13.2 主流の平面に対する入射角αが、
    13.2.1 所望の部分的容積流量増加のため、入射角αα + (0°≦α + <α 0 に選択され、
    13.2.2 所望の部分的容積流量減少のため、入射角αα - (α <α - ≦90°)に選択されるように選ばれている
    ことを特徴とする製紙機械のヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法。
  14. ヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法において、
    14.1 ヘッドボックスの主流の主流方向に対して入射角αで多数の入射位置における流体のノズル噴射が行われ、
    14.2 主流の平面に対する入射角αが、
    14.2.1 所望の部分的単位面積当りの重量変化のため、
    14.2.1.1 入射角αがヘッドボックスにおける入射位置の流れの方向のすぐその後の領域に全容積流量変化を生じないように選択された角度α0に等しく
    14.2.1.2 入射した懸濁液の濃度および主流に関連した入射量が所望の部分的単位面積当りの重量変化を生じ、
    14.3 主流の平面に対する入射角αが、
    14.3.1 所望の部分的容積流量増加のため、入射角αα + (0°≦α + <α 0 に選択され、
    14.3.2 所望の部分的容積流量減少のため、入射角αα - (α <α - ≦90°)に選択されるように選ばれており、
    14.4 それぞれ異なる角度αの入射位置が、主流方向の流れに関してタンデムに配置されている
    ことを特徴とする製紙機械のヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法。
  15. ヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法において、
    15.1 ヘッドボックスの主流の主流方向に対して入射角αと入射角αと異なる角度とで多数の入射位置における流体のノズル噴射が行なわれ、
    15.2 主流の平面に対する入射角αが、
    15.2.1 所望の部分的単位面積当りの重量変化のため、
    15.2.1.1 入射角αがヘッドボックスにおける入射位置の流れの方向のすぐその後の領域に全容積流量変化を生じないように選択された角度α0に等しく
    15.2.1.2. 前記異なる角度の入射位置が、主流方向の流れに関して互にセパレートして配置されている
    ことを特徴とする製紙機械のヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法。
  16. 定量供給される液体の少なくとも1つがその濃度を調整されることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法。
  17. 懸濁液の定量供給が、少なくとも部分的に直接、乱流挿入体のチャンネルまたはチューブ内に行われることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法。
  18. 懸濁液の定量供給が少くとも部分的に機械幅のチャンネル内に行なわれる請求項13〜17のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法。
  19. 懸濁液の定量供給が、機械幅のチャンネル内にも、乱流挿入体のチャンネルまたはチューブ内にも行われることを特徴とする請求項13〜17のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法。
  20. 異なる密度および量の原料懸濁液を供給をされる少なくとも2つの供給ラインから供給を受ける少なくとも1つの供給ラインによって液体が供給されることを特徴とする請求項13〜19のいずれか1項に記載の製紙機械のヘッドボックスの原料懸濁液流量の部分的制御方法。
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