JP3579925B2 - テレビジョン受信機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、映像、音声等のデータをフルデジタル化したテレビジョン信号を受信するテレビジョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、衛星を利用する放送通信が実現されている。この放送通信では映像、音声等のデータをフルデジタル化したテレビジョン信号として伝送するシステムはいまだ実現されていないが、近い将来フルデジタル化したテレビジョン信号を伝送するシステムが実現される。かかるシステムにあっては、例えば雨等の悪天候のときに冗長度を増加して誤り訂正符号を強力にすれば伝送速度を変えることなくある程度の品質の画像を正常に受信できるようにすることが可能であり、目的に応じた自由度の高い伝送が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フルデジタル化したテレビジョン信号にはアナログ信号の同期信号に相当するものが存在しない。そのため、デジタルデータがロックするか否かのチェックを単純にすべての周波数でスイープして行うとすると、最悪数十分間の時間を要する場合もある。
【0004】
そこで、本発明はフルデジタル化したテレビジョン放送の受信に際して高速選局が可能なテレビジョン受信機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するための本発明に係るテレビジョン受信機は、映像、音声等のデータをフルデジタル化したテレビジョン信号を受信し、この受信信号の受信周波数を変化させて放送キャリアを検出し、放送キャリアの検出後に、前記受信周波数の近辺に対してデジタルデータがロックするか否かをチェックする処理を実行するものである。
【0006】
【作用】
放送キャリアの検出できる周波数帯域に放送のある確率が高いので、先ず放送キャリアを検出してその受信周波数の近辺に対してデジタルデータがロックするか否かの処理を行うため、全ての周波数でデジタルデータがロックするか否かの処理を行う必要がない。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。図2にはフルデジタル化したテレビジョン信号を送出する送信側の回路ブロック図が示されている。図2において、1はビデオ信号を高能率符号化するビデオ符号器、2はオーディオ信号を高能率符号化する音声符号器、3は符号化されたデジタルのビデオデータと符号化されたデジタルのオーディオデータ及びデジタルの予備データとを多重化する第1のマルチプレクサ、4はコンディショナルアクセスするために多重化されたデータをスクランブルするスクランブラ、5はスクランブル用系列を発生してスクランブラ4に印加すると共に、スクランブル鍵の情報を第2のマルチプレクサ7に印加するスクランブル制御器である。
【0008】
6は外部からスクランブル制御器5をコントロールするための外部コンピュータ、7はスクランブルされたデータとスクランブル鍵の情報とを多重化して後述する2次元のフレームを構成する第2のマルチプレクサ、8は2次元のフレームの横方向を符号ブロックとしてリードソロモン符号化を行うリードソロモン符号器、9はシステムデータを2次元のフレームに付加する第3のマルチプレクサ、10は冗長度を切り替えることのできる畳込み符号化を2次元のフレームに行う畳込み符号器、11は畳込み符号化された多重データを4相位相変調して中間周波信号とするQPSK変調器である。これら回路によってたとえば図4に示す2次元のフレーム構成となるように多重化している。図4は情報速度40.96Mbpsの多重化データに、レート5/6の畳込み符号化を行い伝送速度49.152Mbpsとして伝送する場合のフレーム構成であり、横160ビット、縦64×8ビットのフレームサイズを有しフレーム周波数は500Hzとされている。
【0009】
この図において、最初の領域はフレーム同期パターンを先頭としフレーム内における構成等を示すシステムデータに割り当てられた1×64ワードの領域である。次の領域は、予備データ1、予備データ2にそれぞれ割り当てられた1×64ワードの領域であり、これらのデータ領域はユーザが自由に使用できる領域である。
【0010】
さらに、次の1×64ワードの領域は、スクランブル鍵の情報等のコンディショナルアクセスのための情報であるスクランブル制御データに割り当てられている。次の領域はオーディオデータに割り当てられた2×64ワードの領域であり、オーディオデータの領域に隣接してビデオデータに割り当てられた142×64ワードの領域があり、最後の12×64ワードの領域はフレームの横方向の符号ブロックを単位として誤り訂正を行うように付加された12ワードのリードソロモン符号に割り当てられた領域である。
【0011】
このように、各データの境界が縦の直線となるようにフレームを縦割りして各データに伝送する領域がそれぞれ割り当てられており、各データの情報速度は次のようになる。
【0012】
ビデオデータ 36.352Mbps
オーディオデータ 512kbps
予備データ1 256kbps
予備データ2 256kbps
スクランブル制御データ 256kbps
システムデータ 256kbps
リードソロモン符号 3.072Mbps
次に、図2に示すエンコーダの動作を図4を参照しながら説明する。ビデオ信号及びオーディオ信号はそれぞれ符号器1、符号器2により圧縮符号化されて高能率の符号データに変換される。高能率の符号データに変換されたビデオデータとオーディオデータは、予備データと共に第1のマルチプレクサ3に印加され、時系列的に多重化される。
【0013】
多重化されたデータはスクランブラ4に印加され、コンディショナルアクセスを行うためにスクランブルされる。スクランブラ4にはスクランブル制御器5からのスクランブル用系列が印加されており、このスクランブル用系列により第1のマルチプレクサ3から出力される多重データはスクランブルされる。
【0014】
また、スクランブル制御器5からは受信側でデスクランブルするためにスクランブル鍵の情報等のスクランブル制御データが出力され、第2のマルチプレクサ7に印加されている。
【0015】
さらに、コンディショナルアクセスを外部から制御できるように、外部コンピュータ6がスクランブル制御器5に接続されている。スクランブラ4でスクランブルされた多重化データとスクランブル制御データは、第2のマルチプレクサ7で多重化されて図4に示すような領域が割り当てられたフレーム構成とされる。
【0016】
そして、伝送誤りを訂正するために予備データから横方向の147ワードのブロックに対して、12ワードのリードソロモン符号がリードソロモン符号器8により、図4に点線で示すようにフレームに付加される。
【0017】
さらに、フレームの先頭にシステムデータが第3のマルチプレクサ9により付加されて図4に示す構成のフレームとされる。
【0018】
なお、フレームの先頭に位置するシステムデータ内のフレーム同期パターンは、例えば0000 0100 1001 0010 1010 1101 1100 1110の32ビットで構成されたパターンとなっており、受信側ではこのパターンを検出することによりフレームを検出したことを検知するようになされている。
【0019】
また、各ワードは縦方向に8ビット1ワードとして配置されており、このためリードソロモン符号を含めたフレームの横方向の1符号ブロックは8×160ビットで構成されている。
【0020】
したがって、この場合の情報伝送速度は、
160×64×8×500=40.96Mbps
となる。
【0021】
次に、図4に示すフレームのデータは図に示すように上から下の縦方向に走査されてマルチプレクサ9から送出されて畳込み符号器10に印加され、この畳み込み符号器10により5/6のレートで畳込み符号化される。この畳込み符号化は伝送される多重データに冗長度を与えて、誤り訂正をするために行う符号化であり、受信側において、畳み込み符号化されたデータを、例えばビタビ複号することにより誤り訂正をデータに施すことができる。
【0022】
なお、上記縦方向に走査してフレームのデータを送出することをインターリーブといい、インターリーブを施すと伝送路で受けるバーストエラーを分散した短いエラーとすることが出来る。
【0023】
ここで、畳込み符号器10から出力されるデータの速度が伝送速度になるわけであるが、この伝送速度は、
40.96÷5/6=49.152Mbps
となる。
【0024】
そして、畳込み符号器10で畳込み符号化された多重データが変調信号とされてQPSK変調器11に印加され、4相位相変調が行われて中間周波数信号とされる。この4相位相変調が行われた中間周波数信号は、図示しない送信部に印加されて送信周波数とされ、例えば、衛星のアンテナから送信される。
【0025】
そして、多重化のためのフレームの構成は図4に示すものに限らず、使用できる伝送帯域幅及び畳み込み符号のレートに応じてフレキシブルに設定することができる。伝送速度を4段階に、畳み込み符号のレートを5段階に切り替えた時の、変更される情報速度やフレーム周波数及びフレームの横サイズの対応表を下記に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
この表において、帯域幅は、衛星等の送信装置が有する伝送帯域の内からデジタル多重データの伝送に割り当てられた帯域幅であり、この帯域幅に応じて伝送速度が決定される。そして、伝送速度により情報速度も決定されるが、本実施例では畳み込み符号化のレートと伝送速度とにより情報速度を決定するようにしている。このため、伝送速度を一定としても、畳み込み符号のレートを切り替えることにより次のような動作を行うことが出来る。伝送路の品質が劣化したときは畳み込み符号のレートを落とすよう切り替えて冗長度を増加させ、誤り訂正能力を強力にすることにより正常な受信をする。また、伝送路の品質が良好な時は畳み込み符号のレートを上げるよう切り替えることより、情報速度を上げて大量のデータを高速に伝送することが出来る。
【0028】
上記したデジタル多重データのテレビジョン信号は、例えば地上に設けたアンテナで受信され、コンバータで周波数変換された受信信号がテレビジョン受信機で複号される。テレビジョン受信機の回路ブロック図が図3に示されている。
【0029】
図3において、18はコンバータからの受信信号の中から希望するチャンネル局の信号を中間周波数信号として取り出すチューナである。チューナ18内にはアンテナ出力にかかわらず信号レベルを一定に保つAGC(オートゲインコントロール)部46(図5に示す。)が設けられ、このAGC電圧はコントローラ19に出力されている。又、チューナ18内にはPLL選局部38(図5に示す。)が設けられ、このPLL選局部38を制御するPLLデータはコントローラ19から出力される。かかるチューナ18の詳しい構成は後述する。コントローラ19はメモリ31のデータを自由に読み出すことができ、メモリ31内には伝送速度データ、情報速度データ等が格納されている。
【0030】
20は4相位相変調された中間周波数信号を4相位相複号するQPSK復調器であり、このQPSK復調器20にはコントローラ19よりループフィルタの定数データと伝送速度データ(T−rate)が出力されている。
【0031】
21は畳込み符号化された多重データをビタビ複号することにより誤り訂正を行うビタビ復号器であり、このビタビ復号21にはコントローラ19より伝送速度データ(T−rate)、情報速度データ(I−rate)、自己同期判定の時間データ(T)及びそのエラー数データ(N)が出力されている。又、ビタビ復号器21からコントローラ19には同期フラグ(SYNC)が出力され、デジタルデータがロック(同期がとれたこと。)した場合には同期フラグがLレベルとなる。
【0032】
22はデインターリーブされたフレームからシステムデータを分離する第1のデマルチプレクサ、23はデインターリーブされたフレームの横方向のブロックを単位として付加されたリードソロモン符号を用いてデータの誤り訂正を行うリードソロモン復号器、24はスクランブル制御データを分離する第2のデマルチプレクサ、25はデスクランブル制御器26から印加されたデスクランブル用系列によりデマルチプレクサ24の出力データをデスクランブルするデスクランブラである。
【0033】
さらに、26はマルチプレクサ24で分離されたスクランブル制御データからデスクランブル用系列を発生してスクランブラ25に印加するデスクランブル制御器、27はユーザの所持しているICカードにメモリされているデータによりデスクランブルするために、デスクランブル制御器26に接続されているICカードリーダ、28はデスクランブルされた多重データをビデオデータとオーディオデータと予備データとに分離する第3のデマルチプレクサ、29はビデオデータを復号してビデオ信号とするデコーダ、30はオーディオデータを復号してオーディオ信号とするデコーダである。
【0034】
図3において、チューナ18で選局されたチャンネルの中間周波数信号IFはQPSK復調器20により4相位相復調され、ビタビ復号器21に印加される。ビタビ復号器21により畳込み符号化されたデジタルデータの誤りが訂正されて復号される。
【0035】
ビタビ復号器21の出力はデインタリーブされて、図4に示すようなフレームに再構成される。再構成されたフレームからシステムデータが第1のデマルチプレクサ22により分離され、さらに、フレームの横方向のブロックを単位としてブロックの誤りが、送信側で付加されたリードソロモン符号を用いてリードソロモン復号器23により訂正される。
【0036】
リードソロモン復号器23により誤り訂正されたデジタルデータは、第2のデマルチプレクサ24に印加されてスクランブル制御データが分離されデスクランブル制御器26に印加される。これにより、デスクランブル制御器26はデスクランブル用系列を発生しデスクランブラ25に印加する。
【0037】
デスクランブラ25にはスクランブルされたデジタルデータが印加されており、このデジタルデータはデスクランブル用系列によりデスクランブルされて、第3のデマルチプレクサ28に供給される。
【0038】
そして、第3のデマルチプレクサ28によりビデオデータとオーディオデータと予備データとに分離される。ビデオデータとオーディオデータとはそれぞれデコーダ29とデコーダ30により復号されることにより元のデータとされる。
【0039】
なお、コンディショナルアクセスのために行うスクランブラに使用するスクランブル用系列としては、一般にPN(Pseudo Noise)系列が用いられている。
【0040】
図5には上記チューナ18の回路ブロック図が示されている。図5において、RF入力端子T1より導かれた受信信号は入力回路32に供給され、ここでバンドパスフィルタ等に通されて妨害波の混入が阻止される。入力回路32の出力はRFアンプ33で増幅された後、混合回路34に供給される。混合回路34は受信信号とPLL選局部38からの局部発振信号とを混合することにより映像中間周波数信号を取り出す。混合回路34より出力される映像中間周波数信号はVIFアンプ35で増幅された後、ビデオ検波器36に供給される。ビデオ検波器36は映像中間周波数信号を検波してベースバンド信号(QPSK復調前の信号)を取り出す。このベースバンド信号はビデオアンプ37で増幅された後、出力端子T2に導かれている。
【0041】
PLL(フェーズロックループ)選局部38は、電圧制御発振器(VCO)39と1/n分周器40とプログラマブルデバイダ41と位相検波器42とLPF(ローパスフィルタ)43とから成るPLLループを有する。電圧制御発振器39の局部発振信号は1/n分周器40とプログラマブルデバイダ41とにより分周され、この分周信号が位相検波器42で基準発振器44の基準発振信号と比較される。この位相検波器42の検波出力がLPF43を経てVCO制御電圧となり、このVCO制御電圧に基づき電圧制御発振器(VCO)39が制御される。即ち、電圧制御発振器39の発振周波数はPLLループ内の分周比を可変することによって可変される。
【0042】
一方、PLLデータ端子T3にはコントローラ19からのPLLデータ(選局データ)が導かれ、このPLLデータはラッチ回路45に供給される。ラッチ回路45はこのPLLデータをラッチすると共にこのラッチデータをプログラマブルデバイダ41に出力し、プログラマブルデバイダ41はPLLデータに基づき分周比を可変する。このプログラマブルデバイダ41の分周比を可変することによって電圧制御発振器39から所望周波数の局部発振信号が出力され、これにより選局動作がなされる。
【0043】
AGC(オートゲインコントロール)部46は、雑音除去回路47とAGC検波器48とAGCアンプ49とRF・AGCアンプ50とから成り、ビデオアンプ37の出力するベーバンド信号が導かれている。このベースバンド信号は雑音除去回路47にてノイズが除去された後、AGC検波器48で検波される。この検波信号はAGCアンプ49で増幅され、この増幅された信号がAGC電圧としてVIFアンプ35にフィードバックされていると共にAGC電圧端子T4に供給されている。このAGC電圧端子T4よりAGC電圧がコントローラ19に出力されている。又、AGCアンプ49の出力はRF・AGCアンプ50で増幅され、この増幅された信号がRF・AGC電圧としてRFアンプ33にフィードバックされている。
【0044】
上記テレビジョン受像機の受信動作において、選局動作は次のようにして行われる。図1に示すように、電源がオンされるとコントローラ19がメモリ31よりラストチャンネルの周波数データ、偏波面データ等を読み出し、ラストチャンネルの周波数データに基づきPLLの初期データを出力する。次に、このPLLデータをアップ/ダウンさせることによって受信周波数をアップ/ダウンさせながらAGC電圧をチェックする。放送キャリアが存在する周波数帯域に入るとAGC電圧のレベルが上がり、AGC電圧が一定レベル以上になる。すると、コントローラ19はPLLデータのアップ/ダウンを停止し(このときの周波数が中心周波数となる。)、伝送速度データ、情報速度データ、ループフィルタ定数の各最小データや自己同期判定の時間データ及びそのエラー数データをQPSK復調器20、ビタビ復号器21に選択的に出力する。
【0045】
そして、PLLデータを可変し、受信周波数を、中心周波数を中心として−1MHzから+1MHzの範囲でスイープさせながら同期フラグがLレベルになるか否か、即ち、デジタルデータがロックするか否かをチェックする。中心周波数に対して±1MHzのスイープが完了すると、伝送速度データ等をインクリメントして再び±1MHzのスイープを行いながら同期フラグがLレベルになるか否かチェックする。伝送速度データ等の全段階のインフリメントが完了しても同期フラグがLレベルにならなかった場合にはPLLデータを変更して中心周波数を変更する。
【0046】
そして、伝送速度データ、情報速度データ、ループフィルタ定数データを初期データ(最小データ)に戻し、新しい中心周波数に対して±1MHzのスイープを行い、以上の動作を同期フラグがLレベルになりデジタルデータがロックするまで繰り返す。
【0047】
上記実施例では、放送キャリアの検出をチューナ18のAGC電圧をチェックすることによって行うよう構成したが、受信信号のRFレベルをチェックすることにより行っても良く、その場合の具体的構成が図6に示されている。
【0048】
図6において、図5の構成と同一構成部分は図面に同一符号を付してその説明を省略し、異なる構成部分のみを説明する。即ち、RFアンプ33の出力が包絡線検波器51に導かれ、ここでAM検波されて振幅情報とされる。そして、このAM検波信号がバッファ52を介してRFレベル出力端子T5に導かれ、このRFレベル出力端子T5よりコントローラ19に出力される。又、図6にて破線で示すように包絡線検波器51に導く信号はVIFアンプ35の出力でも良い。
【0049】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、受信信号の受信周波数を変化させて放送キャリアを検出し、放送キャリアの検出後に、放送キャリアを検出した受信周波数の近辺に対してデジタルデータがロックするか否かをチェックする処理を行うので、全ての周波数でデジタルデータがロックするか否かの処理を行わなくて良く高速選局が可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】選局動作時のフローチャート(実施例)。
【図2】送信側の回路ブロック図(実施例)。
【図3】テレビジョン受信機の回路ブロック図(実施例)。
【図4】フルデジタル化したテレビジョン信号のフレーム構成を示す図(実施例)。
【図5】チューナの回路ブロック図(実施例)。
【図6】チューナの回路ブロック図(他の実施例)。
Claims (1)
- 映像、音声等のデータをフルデジタル化したテレビジョン信号を受信するテレビジョン受信機であって、
オートゲインコントロール部を有し、受信したテレビジョン信号の中から希望するチャンネルの信号を中間周波数信号として取り出すチューナと、
上記チューナから出力される中間周波数信号を復調する復調回路と、
上記復調回路からの出力の誤り訂正を行うと共に、デジタルデータがロックしたか否かを表す信号を出力する誤り訂正回路と、
上記チューナ、復調回路、誤り訂正回路を制御すると共に、上記オートゲインコントロール部からのAGC電圧と上記デジタルデータがロックしたか否かを表す信号とを入力する制御回路とを備え、
上記制御回路は、受信信号の受信周波数を変化させて、上記AGC電圧を監視することで放送キャリアを検出し、放送キャリアの検出後に、上記受信周波数の近辺に対して上記デジタルデータがロックしたか否かを表す信号をチェックするようにした事を特徴とするテレビジョン受信機。
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