JP3579695B2 - 道路用遮音壁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に高架道路等の側辺に設置される道路用遮音壁に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に高速道路等では、道路上を自動車が走行することにより発生する騒音公害の対策として、例えば、図11に示すように、道路1側辺に遮音壁2,2を設置し、道路上で発生した騒音をできるだけ遮断し、近隣の家屋等に影響を及ぼさないように配慮されている。
【0003】
従来、このような遮音壁2は、図12に示すように、グラスウールからなるパネル本体3の表面をパンチングメタル4等で覆った遮音パネル5を一定間隔を隔てて設置された支柱6,6…の間に亘って設置して形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の技術では、グラスウールが劣化し易く、しかも、劣化したグラスウールは産業廃棄物として処理され、他社製品等の異なるものと混じると再利用が不可能となるため、環境問題を考える上で好ましくない。
【0005】
また、グラスウールを用いた遮音パネルは全体の重量が嵩み、設置作業や運搬作業の効率が悪いという問題があった。
【0006】
本発明は、このような従来の技術の状況を鑑み、充分な遮音効果を備えるとともに、部材の再利用や設置作業等が好適に行われる道路用遮音壁の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、道路側辺に遮音パネルを並べて設置してなる道路用遮音壁において、道路側辺に一定間隔を隔てて多数の支柱を設置し、該支柱に亘って前記遮音パネルを設置し、該遮音パネルは、それぞれ多数の鉄筋が格子状に配置された道路側格子部材及び外側格子部材と、該道路側格子部材と外側格子部材との間を前記鉄筋に沿って連結固定するように三角波状に折曲した多数のウェブ筋とからなる鉄筋構造体を有するとともに、該鉄筋構造体の前記ウェブ筋によって該ウェブ筋の長手方向と直角をなす方向に形成される三角柱状の空間部に、金属粉粒材若しくは繊維材をもって成形した断面略V字状の多孔質V字金属板が設置され、かつその互いに隣り合う多孔質 V 字金属板の互いに対向する端部に支持され、該端部間に形成された開口部を閉鎖してなる断面略 V 字状の多孔質補助金属板を有し、更に前記外側格子部材の外側表面を覆う平板状の多孔質平金属板を備えて構成され、該遮音パネルの道路側表面を庇部を有する複数の開口部を備えた遮音補助板で覆ったことにある。
【0008】
尚、本発明の道路用遮音壁は上記の他、道路の高欄部側面に前記遮音パネル下端部を該遮音パネルが道路の進路方向に沿って連続して設置されるように固定し、隣り合う前記遮音パネルの上縁を笠部材で連結して構成してもよい。
【0009】
更に、本発明の道路用遮音壁は上記の他、アンカー等の固定具により道路基礎部に固定された下受け部材を備え、該下受け部材上に前記遮音パネルを並べて立設し、隣り合う該遮音パネルの上縁を笠部材で連結して構成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る道路用遮音壁の実施の形態を図1〜図5について説明する。尚、上述の実施例と同様な部分については同一符号を付して説明する。
【0011】
図において、1は高速道路等の道路、10は該道路の側辺に設置された遮音壁である。
【0012】
遮音壁10は、道路1の側辺に沿って一定間隔を隔てて支柱11,11…を立設し、その支柱11,11間に亘って土留め板の上に遮音パネル12,12…を上下方向に継いで設けることにより形成され、その上縁部には下向きに開口した樋状の笠部材13が設置されている。
【0013】
支柱11は、鋼材をもって断面略H字状に形成され、この支柱11の下端部をコンクリート製の土台柱14に埋め込み、この土台柱14を道路側辺に埋設することにより支柱11が道路側辺に立設されるようになっている。
【0014】
遮音パネル12は、図4に示すように、鉄筋構造体15と、断面略V字状の多孔質V字金属板16,16…と、平板状の多孔質平金属板17と、多孔質補助金属板18,18…とを備えて構成されている。また、遮音パネル12の道路側表面は遮音補助板19,19…で覆われ、外側表面には表面から多少の間隔を隔てて、多孔質金属板の後方に空気層20を形成するように化粧板21,21…で覆われている。
【0015】
鉄筋構造体15は、それぞれ多数の鉄筋22,22…が格子状に配置された道路側格子部材23、外側格子部材24と、道路側格子部材23と外側格子部材24との間を鉄筋22に沿って連結固定するように三角波状に折曲した多数のウェブ筋25,25…とを備えて構成されており、これらの鉄筋22,25をそれぞれ溶接等により接合させ、内部にトラス構造を有する偏平な直方体形状に形成している。
【0016】
この鉄筋構造体15の内部には、ウェブ筋25,25…によりウェブ筋の長手方向と直角をなす方向に延びる三角柱状の空間部26,26…が画成され、この空間部26に断面略V字状の多孔質V字金属板16が設置される。また、鉄筋構造体15の外側表面は、平板状の多孔質平金属板17で覆われている。
【0017】
また、隣り合う多孔質V字金属板16,16の互いに対向する端部16a,16aに支持され、端部間に形成された開口部27を閉鎖するように、断面略V字状の多孔質補助金属板18,18…を備えている。
【0018】
多孔質V字金属板16、多孔質平金属板17及び多孔質補助金属板18は何れも、アルミニウム或いはアルミニウム合金の粉粒状材を焼結して気孔率約45%の多孔質状に形成している。この金属板の製造方法は、例えば、アルミニウム粉にアルミニウム−銅合金を1〜10wt%程度混合し、これを590℃〜660℃に熱して多孔質に成形する。また、アルミニウム−銅合金の代わりにアルミニウム−シリコン合金若しくは銅、シリコン粉末を用いることもできる。
【0019】
これらの多孔質金属板の吸音原理は、図5に示すように、共鳴型吸音機構により説明され、入射音が多孔質金属板とその背後の空気層によって構成される共鳴器に当たり、共鳴周波数(吸音率のピーク)の近くで孔の部分の空気が激しく振動し、周辺との摩擦熱として音のエネルギーが消費されることにある。また、共鳴周波数付近以外でも音波が多孔質金属板を通過するとその入射音が多孔質金属板の空孔内の壁との摩擦により減衰されるという効果を併せ持つ。
【0020】
遮音補助板19は、図6に示すように、アルミニウム鋼材をもって平板状に形成され、プレス加工により庇部28aを有する多数の開口部28,28…が設けられている。
【0021】
このように構成することにより、道路1上で発生した騒音は遮音壁において、遮音パネル12で吸収されるか、若しくは、道路側に反射され、騒音を好適に遮断することができる。
【0022】
次に、本発明に係る道路用遮音壁の他の実施例について図7〜図8について説明する。尚、上述の実施例と同様の部分については同一符号を付して説明する。
【0023】
遮音壁30は、図7に示すように、道路側部に進行方向に沿って設けられた高欄部31の側面に遮音パネル32,32…の下端部を遮音パネル32が道路の進路方向に沿って連続して設置されるように固定し、隣り合う遮音パネル32,32の上縁を笠部材33で連結して形成されている。
【0024】
遮音パネル32は、上述の実施例と同様に、それぞれ多数の鉄筋22,22…が格子状に配置された道路側格子部材23及び外側格子部材24と、道路側格子部材23と外側格子部材24との間を鉄筋22に沿って連結固定するように三角波状に折曲した多数のウェブ筋25,25…とからなる鉄筋構造体15を備え、鉄筋構造体15に画成される三角柱状の空間部26,26…に、金属粉粒材若しくは繊維材をもって成形した断面略V字状の多孔質V字金属板16,16…を設置し、鉄筋構造体15の外側表面を平板状の多孔質平金属板17で覆っている。
【0025】
また、隣り合う多孔質V字金属板16,16の互いに対向する端部16a,16aに支持され、端部16a,16a間に形成された開口部27を閉鎖するように断面略V字状の多孔質補助金属板18,18…が備えられている。
【0026】
尚、上述の実施例と同様に、遮音パネル32の道路側表面は遮音補助板19,19…で覆われ、外側表面は化粧板21,21…で覆われている。
【0027】
笠部材33は、鋼材をもって下向きに開口した樋状に形成され、樋の側壁部下縁から内側に向かって取付片33a,33aが突設されている。そして、この取付片33aを遮音パネル32に固定した胴縁部材34にボルト締め等により固定することにより笠部材33が遮音パネル32に対して固定される。
【0028】
遮音パネル32の道路側格子部材23の下端部には、遮音パネル32を高欄部31に取り付けるためのH鋼材からなる取付部材35が固定されており、この取付部材35をアンカーボルト36等を使用して高欄部31に固定することにより、遮音パネル32が高欄部31の側面に固定されるようになっている。また、隣り合う遮音パネル32,32の接合面を突き合わせた状態で両遮音パネル32,32の上縁を笠部材33で連結することにより、支柱がなくとも連続した遮音壁として形成される。
【0029】
次に、本願に係る道路用遮音壁の第3の実施例について図9〜図10について説明する。尚、上述の実施例と同様な部分には同意符号を付して説明する。
【0030】
遮音壁40は、図9に示すように、道路側辺に形成された基礎部41の上面に、アンカー材42をもって下受け部材43を固定し、この下受け部材43に下請けさせて、上述の実施例と同様な遮音パネル32,32…を進路方向に沿って連ねて設置し、隣り合う遮音パネル32,32の上縁を笠部材33をもって連結している。
【0031】
下受け部材43は、鋼材をもって断面略H字状に形成され、上下方に開口させて設置される。このように設置することにより、下受け部材43の上部に樋状のパネル受け部44が形成され、下端部側面には下受け部材43を道路の基礎部に固定するための取付片45が溶接或いはボルト締めにより固定されている。
【0032】
そして、パネル受け部44に立設された遮音パネル32をパネル受け部44と係合する部分をコンクリート等によって固めて固定し、取付部45をアンカー部材42を使用して基礎部に固定することにより、遮音壁40が立設される。
【0033】
尚、上述の実施例では、笠部材が下向きに開口した樋状に形成された場合について説明したが、隣り合う遮音パネルを連結する構成であれば他の形状であってもよい。
【0034】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係る道路用遮音壁は、道路側辺に遮音パネルを並べて設置してなる道路用遮音壁において、前記遮音パネルは、それぞれ多数の鉄筋が格子状に配置された道路側格子部材及び外側格子部材と、該道路側格子部材と外側格子部材との間を前記鉄筋に沿って連結固定するように三角波状に折曲した多数のウェブ筋とからなる鉄筋構造体を備え、該鉄筋構造体の前記ウェブ筋によって該ウェブ筋の長手方向と直角をなす方向に形成される三角柱状の空間部に、金属粉粒材若しくは繊維材をもって成形した断面略V字状の多孔質V字金属板を設置し、前記外側格子部材の外側表面を平板状の多孔質平金属板で覆ったことにより、充分な遮音効果を得られると共に、部材の再利用が可能となり、環境にやさしい。また、遮音パネルの軽量化が可能となり、設置作業等の効率が向上する。
【0035】
また、隣り合う多孔質V字金属板の互いに対向する端部に支持され、該端部間に形成された開口部を閉鎖してなる断面略V字状の多孔質補助金属板を遮音パネルに備えたことにより、より好適に遮音効果が発揮される。
【0036】
尚、道路側辺に一定間隔を隔てて多数の支柱を設置し、該支柱間に亘って遮音パネルを設けたことにより、安定性の高い遮音壁が形成される。
【0037】
また、道路の高欄部側面に遮音パネル下端部を該遮音パネルが道路の進路方向に沿って連続して設置されるように固定し、隣り合う前記遮音パネルの上縁を樋状の笠部材で連結したこと、或いは、アンカー等の固定具により道路基礎部に固定された下受け部材を備え、該下受け部材上に遮音パネルを並べて立設し、隣り合う該遮音パネルの上縁を笠部材で連結したことにより、支柱を設ける必要がなく、美麗な外観が得られる。
【0038】
更に、鉄筋構造体の道路側表面を庇部を有する複数の開口部を備える遮音補助板で覆ったことにより、より好適な遮音効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路用遮音壁の実施の一例を示す部分破断正面図である。
【図2】同上のA−A線断面図である。
【図3】同上のB−B線断面図である。
【図4】図1中の遮音パネルの構造を示す部分拡大断面図である。
【図5】遮音パネルの吸音原理を示す概略図である。
【図6】図1中の遮音補助板を示す縦断面図である。
【図7】本発明に係る道路用遮音壁の他の実施の一例を示す部分破断正面図である。
【図8】同上のC−C線断面図である。
【図9】本発明に係る道路用遮音壁の他の実施の一例を示す部分破断正面図である。
【図10】同上のD−D線断面図である。
【図11】道路用遮音壁の設置状態を示す断面図である。
【図12】従来の道路用遮音壁の一例を示す分解斜視図である。
【図13】同上の遮音パネルの構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 道路
10 遮音壁
11 支柱
12 遮音パネル
13 笠部材
14 土台柱
15 鉄筋構造体
16 多孔質V字金属板
16a 端部
17 多孔質平金属板
18 多孔質補助金属板
19 遮音補助板
20 空気層
21 化粧板
22 鉄筋
23 道路側格子部材
24 外側格子部材
25 ウェブ筋
26 空間部
27 開口部
30 遮音壁
31 高欄部
32 遮音パネル
33 笠部材
33a 取付片
34 胴縁部材
35 取付部材
40 遮音壁
41 道路基礎部
42 アンカー部材
43 下受け部材
44 パネル受け部
45 取付部

Claims (3)

  1. 道路側辺に遮音パネルを並べて設置してなる道路用遮音壁において、
    道路側辺に一定間隔を隔てて多数の支柱を設置し、該支柱に亘って前記遮音パネルを設置し、該遮音パネルは、それぞれ多数の鉄筋が格子状に配置された道路側格子部材及び外側格子部材と、該道路側格子部材と外側格子部材との間を前記鉄筋に沿って連結固定するように三角波状に折曲した多数のウェブ筋とからなる鉄筋構造体を有するとともに、該鉄筋構造体の前記ウェブ筋によって該ウェブ筋の長手方向と直角をなす方向に形成される三角柱状の空間部に、金属粉粒材若しくは繊維材をもって成形した断面略V字状の多孔質V字金属板が設置され、かつその互いに隣り合う多孔質 V 字金属板の互いに対向する端部に支持され、該端部間に形成された開口部を閉鎖してなる断面略 V 字状の多孔質補助金属板を有し、更に前記外側格子部材の外側表面を覆う平板状の多孔質平金属板を備えて構成され、該遮音パネルの道路側表面を庇部を有する複数の開口部を備えた遮音補助板で覆ったことを特徴としてなる道路用遮音壁。
  2. 道路側辺に遮音パネルを並べて設置してなる道路用遮音壁において、
    道路の高欄部側面に前記遮音パネル下端部を該遮音パネルが道路の進路方向に沿って連続して設置されるように固定し、隣り合う前記遮音パネルの上縁を笠部材で連結し、前記遮音パネルは、それぞれ多数の鉄筋が格子状に配置された道路側格子部材及び外側格子部材と、該道路側格子部材と外側格子部材との間を前記鉄筋に沿って連結固定するように三角波状に折曲した多数のウェブ筋とからなる鉄筋構造体を有するとともに、該鉄筋構造体の前記ウェブ筋によって該ウェブ筋の長手方向と直角をなす方向に形成される三角柱状の空間部に、金属粉粒材若しくは繊維材をもって成形した断面略 V 字状の多孔質 V 字金属板が設置され、かつその互いに隣り合う多孔質 V 字金属板の互いに対向する端部に支持され、該端部間に形成された開口部を閉鎖してなる断面略 V 字状の多孔質補助金属板を有し、更に前記外側格子部材の外側表面を覆う平板状の多孔質平金属板を備えて構成され、該遮音パネルの道路側表面を庇部を有する複数の開口部を備えた遮音補助板で覆ったことを特徴としてなる道路用遮音壁。
  3. 道路側辺に遮音パネルを並べて設置してなる道路用遮音壁において、
    アンカー等の固定具により道路基礎部に固定された下受け部材を備え、該下受け部材上に前記遮音パネルを並べて立設し、隣り合う該遮音パネルの上縁を笠部材で連結し、前記遮音パネルは、それぞれ多数の鉄筋が格子状に配置された道路側格子部材及び外側格子部材と、該道路側格子部材と外側格子部材との間を前記鉄筋に沿って連結固定するように三角波状に折曲した多数のウェブ筋とからなる鉄筋構造体を有するとともに、該鉄筋構造体の前記ウェブ筋によって該ウェブ筋の長手方向と直角をなす方向に形成される三角柱状の空間部に、金属粉粒材若しくは繊維材をもって成形した断面略 V 字状の多孔質 V 字金属板が設置され、かつその互いに隣り合う多孔質 V 字金属板の互いに対向する端部に支持され、該端部間に形成された開口部を閉鎖してなる断面略 V 字状の多孔質補助金属板を有し、更に前記外側格子部材の外側表面を覆う平板状の多孔質平金属板を備えて構成され、該遮音パネルの道路側表面を庇部を有する複数の開口部を備えた遮音補助板で覆ったことを特徴としてなる道路用遮音壁。
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