JP3579270B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置に係り、詳しくは非同期のセルフフラッシュに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば動作クロック信号に同期して外部コマンドを取り込む半導体記憶装置(SDRAM)が行うセルフリフレッシュには、通常のセルフリフレッシュと非同期のセルフリフレッシュがある。通常のセルフリフレッシュは、リフレッシュコマンドと同時にパワーダウン信号(クロックイネーブル信号)をHレベルの状態(非パワーダウン状態)からLレベルの状態(パワーダウン状態)にすると、セルフリフレッシュが直ちに開始される。これに対して、非同期のセルフフラッシュは、リフレッシュコマンドを取り込んでから、100マイクロ秒以内にパワーダウン信号をHレベルの状態からLレベルの状態にするとセルフリフレッシュが開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年JEDECにおいて、上記した非同期のセルフリフレッシュのエントリー方式について新たな標準化が進められている。その新たな非同期のセルフリフレッシュのエントリー方式は、リフレッシュコマンドを取り込んでからその取り込んだ動作クロック信号の予め定めたクロック数(例えば3クロック)以内にパワーダウン信号がHレベルの状態からLレベルの状態になった時、セルフリフレッシュがエントリーされることが提案されている。一方、リフレッシュコマンドを取り込んでから動作クロック信号の予め定めたクロック数(例えば4クロック)以降にパワーダウン信号がHレベルの状態からLレベルの状態になった時には、パワーダウン(スタンバイ)がエントリー、即ち低消費電力モードとなることが提案されている。
【0004】
そして、この新たな非同期のセルフリフレッシュのエントリー方式に対応することができるSDRAMが求められる。
本発明の目的は、リフレッシュコマンドを取り込んでから予め定められた動作クロック信号のクロック数以内にセルフリフレッシュを実行するか否かを決定する信号の状態を正確かつ確実に判定することができ、新たな非同期のセルフリフレッシュのエントリー方式に対応することができる半導体記憶装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、保持回路部は、クロック信号に同期して取り込んだリフレッシュコマンドに基づくリフレッシュコマンド信号をラッチ情報としてラッチし、クロック計数回路部からの第1リセット信号に応答して前記ラッチしていたラッチ情報を消失させる。クロック計数回路部は、前記保持回路部のラッチ情報を入力した時からクロック信号を計数し、予め定めた数になった時、前記第1リセット信号を該保持回路部に出力する。判定回路部は、前記保持回路部がラッチ情報をラッチして消失されるまでの間に、パワーダウン信号がHレベルからLレベルになった時、セルフリフレッシュのエントリーを指示する判定信号を出力する。
【0006】
従って、リフレッシュコマンドを取り込み予め定めた数のクロック数になるまでの間にパワーダウン信号がHレベルからLレベルになった時、セルフリフレッシュエントリーとなる新たな非同期のセルフリフレッシュのエントリー方式に対応することができる。
【0007】
また、シフトレジスタは前記保持回路部からのラッチ情報を入力すると、クロック信号に応答してし、そのラッチ情報をシフトさせ、予め定めた数、即ちクロック数だけシフトさせ後、そのシフトさせたたラッチ情報を第1リセット信号として該保持回路部に出力する。
【0008】
従って、セルフリフレッシュエントリーかどうかの判定のための第1リセット信号を、確実に生成し保持回路部に出力することができる。その結果、新たな非同期のセルフリフレッシュのエントリー方式に対応することができる。
【0009】
また、リセット回路部により、常にクロック計数回路部は初期設定された状態でラッチ情報を入力した時からクロック信号を計数を開始することができる。
【0010】
さらに、クロック計数回路部は外部装置からの外部クロック信号に基づいて半導体記憶装置内で生成した内部クロックを計数してリセット信号を生成する。そして、パワーダウン信号がHレベルからLレベルになると内部クロック信号が消失することから、クロック計数回路部は計数動作を停止する。つまり、クロック計数回路部は第1リセット信号を生成することができない。
【0011】
従って、内部クロック信号はパワーダウン信号に基づいて生成されることから、判定回路部は保持回路部がラッチ情報をラッチして消失されるまでの間に、パワーダウン信号がHレベルからLレベルになった時、セルフリフレッシュをエントリーするための判定信号を確実に出力することができる。
【0012】
そして、パルス生成回路部の第2リセット信号により、判定回路が出力したセルフリフレッシュのエントリーを指示する判定信号を予め定めた時間経過後に消失させることができる。そして、保持回路部もラッチ情報も消失することから、次の新たな判定動作に備えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明をDDR SDRAMに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、DDR SDRAMの概略を説明するためのブロック図である。
【0014】
DDR SDRAMは、クロックバッファ回路部1、コマンドデコーダ回路部2、アドレスバッファ回路部3、入出力データ回路部4、コントロール信号ラッチ回路部5、モードレジスタ回路部6、コラムアドレスカウンタ回路部7、DLL回路部8及びDRAMコア回路部9等を有する。
【0015】
クロックバッファ回路部1は、パワーダウン信号CKE及び互いに位相が180度の位相差を有する外部クロック信号CLKZ,CLKXを外部装置から入力する。
クロックバッファ回路部1は、パワーダウン信号CKEがHレベルの時(非パワーダウン状態)、図3及び図4に示すように、外部クロック信号CLKZ,CLKXをそれぞれ同相の内部クロックCLKINZ,CLKINXとして出力する。又、クロックバッファ回路部1は、パワーダウン信号CKEがLレベルの時(パワーダウン状態)、図3及び図4に示すように、外部クロック信号CLKZ,CLKXに基づく内部クロックCLKINZ,CLKINXを出力しないようになっている。クロックバッファ回路部1は、パワーダウン信号CKE及び内部クロック信号CLKINZ,CLKINXをコマンドデコーダ回路部2に出力するとともに、DLL回路部8に出力する。
【0016】
コマンドデコーダ回路部2は、クロックバッファ回路部1からの内部クロック信号CLKINZに応答して、外部装置から外部コマンドCOMを入力する。外部コマンドCOMは、本実施形態では、コラムアドレスストローブ信号CAS、ライトイネーブル信号WE、チップセレクト信号CS、ロウアドレスストローブ信号RAS及びオートプリチャージイネーブル信号APとから構成されている。そして、コマンドデコーダ回路部2は、パワーダウン信号CKE及び内部クロック信号CLKINZに応答して、その時に外部コマンドCOM、即ち、各信号信号CAS,WE,CS,RAS,APの状態(Hレベル又はLレベル)からライトコマンド、リードコマンド、リフレッシュコマンド等の各種のコマンドをデコードする。そして、コマンドデコーダ回路部2は外部コマンドCOMからこれらデコードした各種コマンドを内部コマンド及びイネーブル信号等としてアドレスバッファ回路部3、入出力データ回路部4、コントロール信号ラッチ回路部5及びモードレジスタ回路部6に出力する。
【0017】
アドレスバッファ回路部3は、コマンドデコーダ回路部2からの内部コマンドに基づいて外部装置からアドレス信号A0〜A11とバンクアドレス信号BA0,BA1を入力する。アドレスバッファ回路部3は、入力したアドレス信号A0〜A11及びバンクアドレス信号BA0,BA1に基づくアドレスデータをコントロール信号ラッチ回路部5、モードレジスタ回路部6及びコラムアドレスカウンタ回路部7に出力する。又、アドレスバッファ回路部3は、アドレス信号A0〜A11に基づくロウアドレスデータをDRAMコア回路部9に出力する。
【0018】
入出力データ回路部4は、コマンドデコーダ回路部2からのイネーブル信号に基づいて活性化され、外部装置からデータストローブ信号DQS、ライトデータDQ0〜DQ7、データマスク信号DMを入力する。入出力データ回路部4は、データストローブ信号DQSの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに応答してライトデータDQ0〜DQ7を入力しラッチする。
【0019】
そして、ラッチしたライトデータDQ0〜DQ7をDRAMコア回路部9に出力する。又、入出力データ回路部4は、コマンドデコーダ回路部2からの内部コマンドに基づいてDRAMコア回路部9からリードデータDQ0〜DQ7を出力するようになっている。
【0020】
コントロール信号ラッチ回路部5は、前記コマンドデコーダ回路部2からの内部コマンド及びアドレスバッファ回路部3からのアドレスデータを入力する。そして、コントロール信号ラッチ回路部5は、これら内部コマンド及びアドレスデータに基づいてDRAMコア回路部9に対してライトデータの書き込み、リードデータの読み出し、リフレッシュ、セルフリフレッシュ等の各種の処理動作のための制御信号を出力する。
【0021】
モードレジスタ回路部6は、コマンドデコーダ回路部2からの内部コマンド及びアドレスバッファ回路部3からのアドレスデータを入力する。そして、モードレジスタ回路部6は、これら内部コマンド及びアドレスデータに基づいてDRAMコア回路部9に対して行う各種の処理動作のモードを保持するようになっている。
【0022】
コラムアドレスカウンタ回路部7は、アドレスバッファ回路部3からアドレス信号A0〜A11に基づくコラムアドレスデータを入力する。そして、コラムアドレスカウンタ回路部7は、モードレジスタ回路部6のモードに基づいてコラムアドレスデータをDRAMコア回路部9に出力する。
【0023】
DLL回路部8は、クロックバッファ回路部1からの内部クロック信号CLKINZ,CLKINXを入力し、種々の周波数のクロックを生成し、入出力データ回路部4等に出力するようになっている。
【0024】
DRAMコア回路部9は、アドレスバッファ回路部3からのロウアドレスデータ、コントロール信号ラッチ回路部5からの制御信号、コラムアドレスカウンタ回路部7からコラムアドレスデータを入力する。DRAMコア回路部9は、制御信号及びアドレスデータに基づいて内蔵したメモリセルアレイに対してライトデータの書き込み、リードデータの読み出し、リフレッシュ、セルフリフレッシュ等の各種の処理動作を実行する。従って、DRAMコア回路部9は、入出力データ回路部4から入力されたライトデータDQ0〜DQ7を制御信号及びアドレスデータに基づいて所定のアドレスのメモリセルに書き込む。
【0025】
次に、前記コマンドデコーダ回路部2に設けたセルフリフレッシュ判定回路部について説明する。
図2は前記コマンドデコーダ回路部2中のセルフリフレッシュ判定回路部10を説明するための要部ブロック図を示す。セルフリフレッシュ判定回路部10は、保持回路部としてのコマンドラッチ回路部11、判定回路部12、リセット回路部13、クロック計数回路部としてのシフトレジスタ回路部14、パルス生成回路部15を有する。
【0026】
コマンドラッチ回路部11は、フリップフロップ回路(以下、FF回路という)21と2個のインバータ回路22,23を備えている。FF回路21は、2個のナンド回路21a,21bとから構成されている。FF回路21において、セット側入力端子(ナンド回路21aの入力端子)にはインバータ回路22を介してリフレッシュコマンド信号としてのリフレッシュコマンドパルス信号REFPZが入力される。一方、FF回路21において、リセット側入力端子(ナンド回路21bの入力端子)にはインバータ回路23を介してリセットパルス信号STTZが入力される。
【0027】
リフレッシュコマンドパルス信号REFPZは、前記コマンドデコーダ回路部2内において、外部装置から入力した外部コマンドCOM(各信号信号CAS,WE,CS,RAS,APの状態(Hレベル又はLレベル))を内部クロック信号CLKINZで取り込んでデコードして該外部コマンドCOMがリフレッシュコマンドと判定された時に、図3に示すようにその取り込んだ内部クロック信号CLKINZの立ち下がりで出力される1パルスの信号である。一方、リセットパルス信号STTZは、DDR SDRAMの起動時に出力される1パルスのパルス信号である。
【0028】
従って、FF回路21は、起動時において、リセットパルス信号STTZが、インバータ回路23を介してナンド回路21bに入力されると、FF回路21のセット側出力端子(ナンド回路21aの出力端子)がHレベルからLレベルに立ち下がってリセットされる。
【0029】
そして、FF回路21は、このリセット状態において、リフレッシュコマンドパルス信号REFPZがインバータ回路22を介してセット側ナンド回路21aに入力されると、そのセット側出力端子(ナンド回路21aの出力端子)がLレベルからHレベルに立ち上がってセットされるようになっている。即ち、FF回路21は、リフレッシュコマンドパルス信号REFPZをラッチ情報としてラッチする。
【0030】
さらに、FF回路21は、このセット状態において、リセット側入力端子(ナンド回路21bの入力端子)に、シフトレジスタ回路部14からLレベルの第1リセット信号RST1又はパルス生成回路部15からLレベルの第2リセット信号RST2が入力されると、そのセット側出力端子(ナンド回路21aの出力端子)がHレベルからLレベルに立ち下がってリセットされるようになっている。即ち、FF回路21は、ラッチ情報としてのリフレッシュコマンドパルス信号REFPZを消失させる。
【0031】
そして、このナンド回路21aから出力される出力信号をFF回路21は、リフレッシュ信号REFSZ(ラッチ情報)として判定回路部12とシフトレジスタ回路部14とに出力する。
【0032】
判定回路部12は、ナンド回路24と2個のインバータ回路25,26を備えている。ナンド回路24は2入力端子のナンド回路であって、前記リフレッシュ信号REFSZを入力するとともに、インバータ回路25を介してパワーダウン信号CKEを入力する。そして、ナンド回路24の出力はインバータ26に出力され、同インバータ回路26から出力される出力信号は判定信号SREFZとしてコマンドデコーダ回路部2の内部回路とパルス生成回路15に出力されるようになっている。
【0033】
パワーダウン信号CKEは、判定回路部12内においては、非同期のセルフリフレッシュをエントリーするかパワーダウン(スタンバイ)をエントリーかを決定する信号となり以下のように規定されて外部装置から出力される。パワーダウン信号CKEは、リフレッシュコマンドを取り込んだ時の内部クロック信号CLKINZから数えて3個目の内部クロック信号CLKINZが立ち下がるまでにパワーダウン信号CKEがHレベルの状態(非パワーダウン状態)からLレベルの状態(パワーダウン状態)になった時、セルフリフレッシュがエントリーされるようにしている。一方、リフレッシュコマンドを取り込んだ時の内部クロック信号CLKINZから数えて3個目の内部クロック信号CLKINZが立ち下がった後以降にパワーダウン信号CKEがHレベルの状態からLレベルの状態になった時には、パワーダウン(スタンバイ)がエントリーされようにしている。
【0034】
つまり、Hレベルのリフレッシュ信号REFSZを入力している状態で、パワーダウン信号CKEがHレベルからLレベルに立ち下がると、ナンド回路24の出力信号はHレベルからLレベルに立ち下がる。やがて、リフレッシュ信号REFSZがHレベルからLレベルに立ち下がると、ナンド回路24の出力信号はLレベルからHレベルに立ち上がる。従って、図3に示すように、判定信号SREFZはLレベルからHレベルに立ち上がり、再びHレベルからLレベルに立ち下がる(消失する)波形となる。
【0035】
一方、パワーダウン信号CKEがHレベルからLレベルに立ち下がる前に、リフレッシュ信号REFSZがHレベルからLレベルに立ち下がると、ナンド回路24の出力信号はHレベルのままとなる。従って、図4に示すように、判定信号SREFZは終始Lレベルのままとなる。
【0036】
リセット回路部13は、ナンド回路27を有している。ナンド回路27は、前記インバータ回路22を介してリフレッシュコマンドパルス信号REFPZを入力するとともに、前記インバータ回路23を介してリセットパルス信号STTZを入力する。そして、ナンド回路27は、起動時においてリセットパルス信号STTZがインバータ回路23を介して入力されると、LレベルからHレベルに立ち上がる初期化信号RSTを出力する。又、ナンド回路27は、リフレッシュコマンドパルス信号REFPZがインバータ回路22を介して入力されると、LレベルからHレベルに立ち上がる初期化信号RSTを出力する。この初期化信号RSTは、シフトレジスタ回路部14に出力される。
【0037】
シフトレジスタ回路部14は、3個のシフトレジスタ部31,32,33を有している。第1シフトレジスタ部31は、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタよりなる2個の第1及び第2トランスファーゲート回路34a,34bを備えている。
【0038】
第1トランスファーゲート回路34aは、そのPチャネルMOSトランジスタのゲートに第1ゲート信号SG1が入力され、NチャネルMOSトランジスタのゲートに第2ゲート信号SG2が入力される。一方、第2トランスファーゲート回路34bは、そのPチャネルMOSトランジスタのゲートに第2ゲート信号SG2が入力され、NチャネルMOSトランジスタのゲートに第1ゲート信号SG1が入力される。
【0039】
この第1ゲート信号SG1は内部クロック信号CLKINZを2個のインバータ回路35,36を介して生成される信号であって、内部クロック信号CLKINZと同相の信号である。又、第2ゲート信号SG2は3個のインバータ回路35,36,37を介して生成される信号であって、内部クロック信号CLKINZと逆相の信号である。従って、第1及び第2トランスファーゲート回路34a,34bは、第1及び第2ゲート信号SG1,SG2に基づいて交互にオン・オフされる。
【0040】
第1トランスファーゲート回路34aの入力端子は、前記FF回路21のセット側ナンド回路21aの出力端子に接続されてリフレッシュ信号REFSZが入力される。
【0041】
第1トランスファーゲート回路34aの出力端子と第2トランスファーゲート回路34bとの間には、インバータ回路38,39にて構成される第1ラッチ回路40が設けられ、その第1ラッチ回路40は前記リフレッシュ信号REFSZをラッチする。ラッチ回路40の入力端子はNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタという)Q1を介して接地されている。又、インバータ回路39はPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタという)Q2を介して駆動電源電圧Viiが印加される。つまり、インバータ回路39はCMOSトランジスタよりなり、そのCMOSトランジスタを構成するPMOSトランジスタがPMOSトランジスタQ2を介して駆動電源電圧Viiの電源線に接続されている。
【0042】
前記NMOSトランジスタQ1及びPMOSトランジスタQ2のゲートには、前記リセット回路部13のナンド回路27から初期化信号RSTが入力される。つまり、初期化信号RSTがLレベルからHレベルに立ち上がると、NMOSトランジスタQ1はオンし、PMOSトランジスタQ2はオフする。従って、第1ラッチ回路40を構成するインバータ回路38の出力はHレベルとなり、インバータ回路39は非活性となる。そして、初期化信号RSTが消失、即ちHレベルからLレベルに立ち下がると、NMOSトランジスタQ1はオフし、PMOSトランジスタQ2はオンする。従って、第1ラッチ回路40を構成するインバータ回路39は活性化し、インバータ回路38のHレベルの出力をラッチする。つまり、初期化信号RSTにより、第1ラッチ回路40は初期設定される。
【0043】
第2トランスファーゲート回路34bの出力端子には、ノア回路41とインバータ回路42にて構成される第2ラッチ回路43が接続されている。そして、この第2ラッチ回路43は第2トランスファーゲート回路34bがオン状態の時、前記第1ラッチ回路40の出力信号をラッチする。
【0044】
第2ラッチ回路43を構成するノア回路41は、2入力端子のノア回路であって、前記第1ラッチ回路40の出力信号を入力するとともに、前記リセット回路部13のナンド回路27から初期化信号RSTが入力される。つまり、初期化信号RSTがLレベルからHレベルに立ち上がると、ノア回路41の出力はLレベルとなる。その結果、インバータ回路42の出力はHレベルとなる。そして、初期化信号RSTが消失、即ちHレベルからLレベルに立ち下がっても、第2ラッチ回路43は、Hレベルの信号をラッチする。つまり、初期化信号RSTにより、第2ラッチ回路43は初期設定される。
【0045】
そして、ラッチ回路40,43が初期設定された状態で、第1トランスファーゲート回路34aがオンしてFF回路21のセット側ナンド回路21aからHレベルのリフレッシュ信号REFSZが入力されると、該リフレッシュ信号REFSZを第1ラッチ回路40はラッチし、同第1ラッチ回路40の出力信号はLレベルとなる。この時、第2トランスファーゲート回路34bはオフ状態なので、この第1ラッチ回路40のLレベルの出力は、第2トランスファーゲート回路34bを介して第2ラッチ回路43に出力されることはない。
【0046】
そして、第2トランスファーゲート回路34bがオンすると、第2ラッチ回路43に第1ラッチ回路40のLレベルの出力が入力される。その結果、第2ラッチ回路43の出力はLレベルからHレベルとなる。つまり、第1ラッチ回路40から第2ラッチ回路43にリフレッシュ信号REFSZがシフトしたことになる。そして、この第2ラッチ回路43がラッチしたHレベルのリフレッシュ信号REFSZは、第2シフトレジスタ部32に出力される。
【0047】
第2シフトレジスタ部32は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタよりなる2個の第3及び第4トランスファーゲート回路44a,44bを備えている。
【0048】
第3トランスファーゲート回路44aは、そのPMOSトランジスタのゲートに第1ゲート信号SG1が入力され、NMOSトランジスタのゲートに第2ゲート信号SG2が入力される。一方、第4トランスファーゲート回路44bは、そのPMOSトランジスタのゲートに第2ゲート信号SG2が入力され、NMOSトランジスタのゲートに第1ゲート信号SG1が入力される。従って、第3及び第4トランスファーゲート回路44a,44bは、第1及び第2ゲート信号SG1,SG2に基づいて交互にオン・オフされる。
【0049】
第3トランスファーゲート回路44aの入力端子は、前記第2ラッチ回路43の出力端子に接続されて、同第2ラッチ回路43の出力信号(リフレッシュ信号REFSZ)が入力される。
【0050】
第3トランスファーゲート回路44aの出力端子と第4トランスファーゲート回路44bとの間には、インバータ回路45,46にて構成される第3ラッチ回路47が設けられ、その第3ラッチ回路47は前記第2ラッチ回路43の出力信号(リフレッシュ信号REFSZ)をラッチする。第3ラッチ回路47の入力端子はNMOSトランジスタQ3を介して接地されている。又、前記第1ラッチ回路40のインバータ回路39と同様に、インバータ回路46はPMOSトランジスタQ4を介して駆動電源電圧Viiが印加される。
【0051】
前記NMOSトランジスタQ3及びPMOSトランジスタQ4のゲートには、前記初期化信号RSTが入力される。つまり、初期化信号RSTがLレベルからHレベルに立ち上がると、第1ラッチ回路40と同様に、出力がHレベルとなるように第3ラッチ回路47は初期設定される。
【0052】
第4トランスファーゲート回路44bの出力端子には、ノア回路48とインバータ回路49にて構成される第4ラッチ回路50が接続されている。そして、この第4ラッチ回路50は第4トランスファーゲート回路44bがオン状態の時、前記第3ラッチ回路47の出力信号をラッチする。
【0053】
第4ラッチ回路50を構成するノア回路48は、2入力端子のノア回路であって、前記第3ラッチ回路47の出力信号を入力するとともに、前記リセット回路部13のナンド回路27から初期化信号RSTが入力される。つまり、初期化信号RSTがLレベルからHレベルに立ち上がると、ノア回路48の出力はLレベルとなる。その結果、インバータ回路49の出力はHレベルとなる。そして、初期化信号RSTが消失、即ちHレベルからLレベルに立ち下がっても、第4ラッチ回路50は、Hレベルの信号をラッチする。つまり、初期化信号RSTにより、出力がLレベルとなるように第4ラッチ回路50は初期設定される。
【0054】
そして、第3、第4ラッチ回路47,50が初期設定された状態で、第3トランスファーゲート回路44aがオンして第2ラッチ回路43からLレベルの出力信号が入力される。この時、第3ラッチ回路47は、初期設定でLレベルの入力信号をラッチしているので、初期設定のままの状態となる。従って、続いて第4トランスファーゲート回路44bがオンして、第4ラッチ回路50に第3ラッチ回路47のHレベルの出力が入力されても、第4ラッチ回路50は、初期設定でHレベルの入力信号をラッチしているので、初期設定のままの状態となる。
【0055】
やがて、第2ラッチ回路43がHレベルのリフレッシュ信号REFSZをラッチして、第2ラッチ回路43の出力がLレベルからHレベルとなる。そして、第3トランスファーゲート回路44aがオンすると、第3ラッチ回路47に第2ラッチ回路43のHレベルの出力が入力される。その結果、第3ラッチ回路47の出力はHレベルからLレベルとなる。この時、第4トランスファーゲート回路44bはオフ状態なので、この第3ラッチ回路47のLレベルの出力は、第4トランスファーゲート回路44bを介して第4ラッチ回路50に出力されることはない。
【0056】
そして、第4トランスファーゲート回路44bがオンすると、第4ラッチ回路50に第3ラッチ回路47のLレベルの出力が入力される。その結果、第4ラッチ回路50の出力はLレベルからHレベルとなる。つまり、第1ラッチ回路40から第4ラッチ回路50にリフレッシュ信号REFSZがシフトしたことになる。そして、この第4ラッチ回路50がラッチしたHレベルのリフレッシュ信号REFSZは、第3シフトレジスタ部33に出力される。
【0057】
第3シフトレジスタ部33は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタよりなる第5トランスファーゲート回路51を備えている。第5トランスファーゲート回路51は、そのPMOSトランジスタのゲートに第1ゲート信号SG1が入力され、NMOSトランジスタのゲートに第2ゲート信号SG2が入力される。従って、第5トランスファーゲート回路51は、第1及び第2ゲート信号SG1,SG2に基づいてオン・オフされる。
【0058】
第5トランスファーゲート回路51の入力端子は、前記第4ラッチ回路50の出力端子に接続されて、同第4ラッチ回路50の出力信号(リフレッシュ信号REFSZ)が入力される。
【0059】
第5トランスファーゲート回路51の出力端子には、インバータ回路52,53にて構成される第5ラッチ回路54が設けられ、その第5ラッチ回路54は前記第4ラッチ回路50の出力信号(リフレッシュ信号REFSZ)をラッチする。第5ラッチ回路54の入力端子はNMOSトランジスタQ5を介して接地されている。又、前記第1ラッチ回路40のインバータ回路39と同様に、インバータ回路53はPMOSトランジスタQ6を介して駆動電源電圧Viiが印加される。
【0060】
前記NMOSトランジスタQ5及びPMOSトランジスタQ6のゲートには、前記初期化信号RSTが入力される。つまり、初期化信号RSTがLレベルからHレベルに立ち上がると、第1ラッチ回路40と同様に、出力がHレベルとなるように第5ラッチ回路54は初期設定される。
【0061】
そして、前記リフレッシュ信号REFSZをラッチして第4ラッチ回路50の出力がHレベルの状態のとき、第5トランスファーゲート回路51がオンすると、第5ラッチ回路54に第4ラッチ回路50のHレベルの出力が入力される。その結果、第5ラッチ回路54の出力はHレベルからLレベルとなる。
【0062】
第5ラッチ回路54の出力端子は、前記コマンドラッチ回路部11に設けたFF回路21のリセット側ナンド回路21bの入力端子に接続されている。そして、この第5ラッチ回路54のHレベルからLレベルとなる出力は第1リセット信号RST1としてナンド回路21bの入力端子に出力される。
【0063】
このように、シフトレジスタ回路部14は、リセット回路部13からリフレッシュコマンドパルス信号REFPZに基づいて初期化信号RSTが出力された後、コマンドラッチ回路部11からHレベルのリフレッシュ信号REFSZが入力されると、第1トランスファーゲート34aがオン(クロック信号CLKZの立ち下がり)で第1ラッチ回路40はHレベルのリフレッシュ信号REFSZをラッチする。
【0064】
そして、シフトレジスタ回路部14は、その第1トランスファーゲート34aがオンして第1ラッチ回路40にてリフレッシュ信号REFSZをラッチさせた内部クロック信号CLKINZから数えて3個目の内部クロック信号CLKINZの立ち下がりでLレベルとなる出力を、第1リセット信号RST1としてナンド回路21bに出力する。
【0065】
つまり、コマンドラッチ回路部11からHレベルのリフレッシュ信号REFSZが出力されてから、リフレッシュ信号REFSZがシフトレジスタ回路部14にて内部クロック信号CLKINZの立ち下がりでラッチされると、その内部クロック信号CLKINZから数えて3個目の内部クロック信号CLKINZの立ち下がりで、コマンドラッチ回路部11にLレベルの第1リセット信号RST1が入力される。
【0066】
ところで、シフトレジスタ回路部14の第1及び第2ゲート信号SG1,SG2は、内部クロック信号CLKINZに基づいて生成されている。
その内部クロック信号CLKINZは、前記したようにクロックバッファ回路部1にて生成される。そして、内部クロック信号CLKINZは、パワーダウン信号CKEがHレベルからLレベルに立ち下がると消失するようになっている。つまり、前記3個目の内部クロック信号CLKINZの立ち下がる前にパワーダウン信号CKEがHレベルからLレベルに立ち下がると、第1及び第2ゲート信号SG1,SG2が出力されなくなりシフトレジスタ回路部14のシフト動作は停止される。その結果、シフトレジスタ回路部14はLレベルの第1リセット信号RST1を出力しなくなる。
【0067】
従って、判定回路部12の判定信号SREFZは、コマンドラッチ回路部11にLレベルの第1リセット信号RST1が入力される前に、パワーダウン信号CKEがHレベルからLレベルに立ち下がると、Hレベルとなる。このHレベルの判定信号SREFZはパルス生成回路部15に出力される。
【0068】
パルス生成回路部15は、CMOSトランジスタ構造であって、そのPMOSトランジスタとNMOSトランジスタ間に放電用抵抗Rが接続された3個のインバータ回路55〜57と、そのインバータ回路55〜57の各抵抗Rとの間で充放電回路(遅延回路)を構成する容量Cと、2個のインバータ回路58,59とから構成されている。
【0069】
インバータ回路55は、Hレベルの判定信号SREFZに応答して、抵抗Rと容量Cの時定数で決定される遅延時間で次段のインバータ回路56にLレベルの出力信号を出力する。インバータ回路56は、インバータ回路55のLレベルの出力信号に応答して、抵抗Rと容量Cの時定数で決定される遅延時間で次段のインバータ回路57にHレベルの出力信号を出力する。インバータ回路57は、インバータ回路56のHレベルの出力信号に応答して、抵抗Rと容量Cの時定数で決定される遅延時間で次段のインバータ回路58にLレベルの出力信号を出力する。
【0070】
そして、インバータ回路58に入力されたインバータ回路57からのLレベルの出力信号は、HレベルからLレベルに立ち下がる第2リセット信号RST2となって次段のインバータ回路59から出力される。つまり、パルス生成回路15は、判定回路部12からのHレベルの判定信号SREFZに応答して、各インバータ回路55〜57、抵抗R、容量Cにて決定される遅延時間経過後にLレベルの第2リセット信号RST2をコマンドラッチ回路部11(FF回路21のリセット側ナンド回路21b)に出力する。
【0071】
コマンドラッチ回路部11は、Lレベルの第2リセット信号RST2に応答してFF回路21がリセットされ、Hレベルのリフレッシュ信号REFSZがLレベルに立ち下がる(消失する)。判定回路12は、リフレッシュ信号REFSZのHレベルからLレベルへの立ち下がりに応答して、Hレベルの判定信号SREFZをLレベルに立ち下げる(消失させる)。
【0072】
つまり、判定回路部12は、コマンドラッチ回路部11からHレベルのリフレッシュ信号REFSZされた後であって第1リセット信号RST1が出力される前に、Lレベルのパワーダウン信号CKEが入力されると、Hレベルの判定信号SREFZを出力する。そして、判定回路11は、パルス発生回路15からLレベルの第2リセット信号RST2が出力されると、Hレベルの判定信号SREFZをLレベルに立ち下げる。
【0073】
そして、LレベルからHレベルに立ち上がり、続いてHレベルからLレベルに立ち下がる判定信号SREFZは、コマンドデコーダ回路部2の内部回路に出力される。つまり、判定信号SREFZはセルフリフレッシュのエントリーを示すコマンド信号として出力される。
【0074】
尚、コマンドラッチ回路部11からHレベルのリフレッシュ信号REFSZが出力された後であってLレベルのパワーダウン信号CKEが入力される前に第1リセット信号RST1が出力されると、判定回路12の出力(判定信号SREFZ)は、Lレベルのままとなる。
【0075】
つまり、Lレベルのままの判定信号SREFZは、パワーダウン(スタンバイ)のエントリーを示すコマンド信号として出力される。
次に、上記のように構成したDDR SDRAMの特徴を以下に説明する。
【0076】
(1)本実施形態によれば、リフレッシュコマンドパルスREFPZに応答してセットするコマンドラッチ回路部11を設け、リフレッシュコマンドパルスREFPZに応答して初期設定され、3個目の内部クロック信号CLKINZが立ち下がるとコマンドラッチ回路部11をリセットさせるための第1リセット信号RST1を出力するシフトレジスタ回路14を設けた。そして、コマンドラッチ回路部11がリフレッシュコマンドパルスREFPZに応答してセットされた時から、第1リセット信号RST1に応答してリセットされるまでの間に、パワーダウン信号CKEがHレベルからLレベルに立ち下がった時、セルフリフレッシュをエントリーするための判定信号SREFZを、一方、第1リセット信号RST1に応答してリセットされた後に、パワーダウン信号CKEがHレベルからLレベルに立ち下がった時、パワーダウンをエントリーするための判定信号SREFZを出力する判定回路部12を設けた。
【0077】
従って、リフレッシュコマンドを取り込み3個目の内部クロック信号CLKINZが立ち下がるまでの間にパワーダウン信号CKEがLレベルに立ち下がった時、セルフリフレッシュエントリーとなり、3個目の内部クロック信号CLKINZが立ち下がるまでの間にパワーダウン信号CKEがLレベルに立ち下がらなかった時にはパワーダウンエントリーとなる新たな非同期のセルフリフレッシュのエントリー方式に対応することができる。
【0078】
(2)本実施形態では、コマンドラッチ回路部11は、ナンド回路21a,21bよりなるFF回路21にて構成した。又、第1リセット信号RST1を生成するシフトレジスタ回路14は3個のシフトレジスタ部31〜33とからなり、第1〜第5トランスファーゲート回路34a,34b,44a,44b,51及び第1〜第5ラッチ回路40,43,47,50,54にて構成した。さらに、判定回路部12は、ナンド回路24とインバータ回路25,26にて構成した。
【0079】
つまり、セルフリフレッシュ判定回路部10は、非常に簡単な回路で構成されたコマンドラッチ回路部11、判定回路部12、シフトレジスタ回路14にて構成されている。
【0080】
従って、DDR SDRAMの回路規模を必要以上に大型化させることなく、DDR SDRAM内にセルフリフレッシュ判定回路部10を形成することができる。
(3)本実施形態では、リセット回路部13を設け、リフレッシュコマンドパルス信号REFPZが出力される毎に、初期化信号RSTをシフトレジスタ回路部14に出力して第1〜第5ラッチ回路40,43,47,50,54を初期設定させるようにした。
【0081】
従って、シフトレジスタ回路部12は、常に初期設定の状態からラッチ情報としてのリフレッシュ信号REFSZを内部クロック信号CLKINZに基づいて第1〜第5ラッチ回路40,43,47,50,54にシフトさせて、3クロック目の内部クロック信号CLKINZで確実に第1リセット信号RST1を生成することができる。
【0082】
(4)本実施形態によれば、シフトレジスタ回路部12はパワーダウン信号が非パワーダウン状態からパワーダウン状態になると消失する内部クロック信号CLKINZを使用している。従って、最終段の第5ラッチ回路54がリフレッシュ信号REFSZを第1リセット信号RST1を出力する前にパワーダウン信号CKEがパワーダウン状態になると、シフトレジスタ回路部12は、シフト動作を停止することから第1リセット信号RST1を出力することはない。
【0083】
つまり、セルフリフレッシュを判定するためのパワーダウン信号CKEに基づいて第1リセット信号RST1の生成の有無が制御される。その結果、シフトレジスタ回路部14から第1リセット信号RST1が出力される前に、パワーダウン信号CKEがHレベルからLレベルに立ち下がった時には、判定回路部12は、確実にセルフリフレッシュをエントリーするための判定信号SREFZを出力することができる。
【0084】
(5)本実施形態では、判定回路部12がセルフリフレッシュをエントリーするための判定信号SREFZを出力したとき、パルス生成回路部15から所定の時間後に第2リセット信号RST2にてその判定信号SREFZを消失させることができる。
【0085】
従って、コマンドラッチ回路部11もリセットされて、次の新たなセルフリフレッシュの判定動作に備えることができる。
尚、発明の実施形態は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように実施してもよい。
【0086】
・前記実施形態では、シフトレジスタ回路部14は、内部クロック信号CLKINZを入力したが、外部クロック信号CLKZを使用して実施してもよい。
・前記実施形態では、シフトレジスタ回路部14は、3クロックで第1リセット信号RST1を出力すように設定したが、JEDECの提案の変更に応じて適宜クロック数を変更して実施してもよい。
【0087】
・前記実施形態では、DDR SDRAMに具体化したが、前記JEDECが提案する非同期のセルフリフレッシュエントリーに対応するDRAMであれば、その他の半導体記憶装置に応用してもよい。
【0088】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、リフレッシュコマンドを取り込み予め定めた数のクロック数になるまでの間にパワーダウン信号がHレベルからLレベルになった時、セルフリフレッシュエントリーとなる新たな非同期のセルフリフレッシュのエントリー方式に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DDR SDRAMの概略を説明するためのブロック図
【図2】セルフリフレッシュ判定回路部を説明するための要部ブロック図
【図3】セルフリフレッシュエントリー時のセルフリフレッシュ判定回路部内の動作波形図
【図4】パワーダウンエントリー時のセルフリフレッシュ判定回路部内の動作波形図
【符号の説明】
10 セルフリフレッシュ判定回路部
11 コマンドラッチ回路部
12 判定回路部
13 リセット回路部
14 シフトレジスタ回路部
15 パルス生成回路部
REFPZ リフレッシュコマンドパルス信号
CLKZ 外部クロック信号
CLKINZ 内部クロック信号
CKE パワーダウン信号
RST 初期化信号
RST1 第1リセット信号
RST2 第2リセット信号
SREFZ 判定信号

Claims (1)

  1. クロック信号に同期して取り込んだリフレッシュコマンドに基づくリフレッシュコマンド信号をラッチ情報としてラッチするとともに、第1リセット信号に応答して前記ラッチしていたラッチ情報を消失させる保持回路部と、
    前記保持回路部からのラッチ情報を入力し、そのラッチ情報を入力した時から前記クロック信号を計数し、予め定めた数になった時、前記第1リセット信号を該保持回路部に出力するクロック計数回路部と、
    前記保持回路部のラッチ情報と、HレベルLレベルのいずれかを示すパワーダウン信号を入力し、該保持回路部がラッチ情報をラッチして消失されるまでの間に、前記パワーダウン信号がHレベルからLレベルになった時、セルフリフレッシュのエントリーを指示する判定信号を出力する判定回路部と
    前記判定回路部が前記判定信号を出力した時、予め定めた時間経過後に該判定信号を消失するために、前記保持回路部のラッチ情報を消失させる第2リセット信号を生成するパルス生成回路部と
    を備え
    前記クロック計数回路部はシフトレジスタであって、前記ラッチ情報を前記クロック信号に応答してシフトさせ、予め定めた数だけシフトさせた後、そのシフトさせたたラッチ情報を前記第1リセット信号として該保持回路部に出力するとともに、リフレッシュコマンド信号及び起動信号に基づいてリセット回路部からの出力される初期化信号に基づいて初期設定され、
    前記クロック信号は、外部装置からの外部クロック信号に基づいて半導体記憶装置内で生成した内部クロック信号であって、前記パワーダウン信号がHレベルからLレベルになった時、前記外部クロック信号に関係なく消失することを特徴とする半導体記憶装置。
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