JP3579218B2 - 情報表示装置及び情報収集装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、視線検知機能を有する装置に関するものであり、特に、所定の情報を表示する表示装置及び所定の情報を収集する情報収集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より人間の視線方向を検出する方法が種々開発され、視線の注視位置にカーソル等を表示すること等が行われている。視線検出方法には、いわゆる非接触型と接触型とに分類されるが、非接触型の代表例としては、以下の2つがある。その1つは、特開平8−322796号に示すものである。これは、人間の顔部分を撮影して得た画像データに対してエッジ抽出処理を行う。そして、目部分の切出し処理を行った上で、目における黒目の位置を水平方向、垂直方向のそれぞれについて特徴抽出する。そして、水平方向標準パターンと垂直方向標準パターンとのマッチングを行い、視線方向を算出するのである。
また、他の1つの例としては、特開平5−205030号に示すものがある。これは、人間の目に近赤外光を照射することにより、該近赤外光が人間の網膜で反射する際の反射角度を算出して、視線方向を算出するものである。
また、表示装置には種々のものが存在し、例えば、液晶プロジェクタや大型のプラズマディスプレイのような大型の表示装置が存在する。そして、このような大型の表示装置に所定の広告用のコマーシャルを流すことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記視線検出装置を有効に利用した装置やシステムが要望されていた。
また、従来の大型の表示装置等においてコマーシャルを流す場合に、近くの人が見ているかどうかが不明であり、宣伝効果を十分把握できないという問題があった。
そこで、本発明は、視線検出装置を利用した新たな装置やシステムを提供するとともに、特に、人間の視認頻度を把握することができる表示装置や情報収集装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、請求項1に係る発明は、所定の情報を表示する情報表示装置であって、情報を表示する表示手段と、視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段の検出結果に基づき、表示手段への表示を制御する表示制御手段とを有し、上記視線検出手段が複数人の視線を検出した際、後に検出した視線の視線検出手段の検出結果に拘らず、最先に検出した視線の視線検出手段の検出結果に基づいて上記表示制御手段は所定の情報の上記表示手段への表示タイミングを制御し、最先に検出した視線が離脱した場合、後に検出した視線の視線検出手段の検出結果に基づいて上記表示制御手段は所定の情報の上記表示手段への表示タイミングを制御することを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の情報表示装置において、所定の情報を表示する情報表示装置であって、情報を表示する表示手段と、視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段の検出結果に基づき、表示手段への表示を制御する表示制御手段とを有し、該表示制御手段は、上記表示手段の表示画面と視線が検出された人物との間の距離を推定し、その距離に従い、表示する情報の表示領域の大きさを制御することを特徴とする。
【0007】
更に、請求項3に係る発明は、請求項1〜2のうちいずれかに係る発明において、上記視線検出手段が、該表示手段の視認可能位置の少なくとも一部を撮影する撮影手段を有し、上記視線検出手段は、該撮影手段により撮影された画像により視線を検出することを特徴とする。
【0008】
また、請求項4に係る発明は、請求項1〜3に係る発明において、上記表示制御手段が、上記視線検出手段の検出結果に基づき、表示される所定の情報の表示位置を制御することを特徴とする。
更に、請求項5に係る発明は、請求項1〜4に係る発明において、上記表示制御手段が、検出された視線が上記表示手段上のいずれかの位置に所定時間停留した注視点が検出された場合に、該注視点位置に所定の情報を表示することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項2〜5に係る発明において、上記表示制御手段が、上記視線検出手段の検出結果に基づき、所定の情報の上記表示手段への表示タイミングを制御することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6に係る発明において、上記情報表示装置が、さらに、上記視線検出手段により検出された視線に基づき、注視をしている人数をカウントする情報収集手段を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。
本発明に基づく情報表示装置Aは、図1に示されるように構成され、カメラ10と、視線検出部12と、提示情報記憶部14と、収集情報記憶部16と、表示部18と、判断部20とを有している。
【0010】
ここで、上記撮影手段としての上記カメラ10は、上記表示部18の視認可能位置の少なくとも一部を撮影するものであり、主に表示部18の前方部分を撮影するものである。このカメラ10は、CCDカメラ等により構成される。
また、上記視線検出部12は、上記カメラ10により得られた画像データに人間の顔があり、表示部18の方を向いている場合に、その人の視線方向を検出するものである。具体的には、撮影して得られた画像データに対してエッジ抽出を行い、人間の顔が写っている場合に、その目における黒目の方向を検出することにより行う。詳しくは後述する。視線方向を検出すると、この視線方向についての視線方向データを判断部20に出力する。この視線検出部12は、実際には、視線検出を行うためのプログラムを格納した記憶部と該プログラムに従い所定の処理を行うCPU等から構成される。
【0011】
また、上記提示情報記憶部14は、上記表示部18に表示するための情報を格納するものであり、例えば、複数のコマーシャル用の映像等が格納されている。また、上記収集情報記憶部16は、収集された情報を格納するものである。
また、表示部18は、所定の情報を表示するためのものであり、液晶プロジェクタやプラズマディスプレイ等その種類は任意である。
【0012】
また、上記判断部20は、上記視線検出部12により検出された視線方向に基づき、提示情報記憶部14に記憶された情報の上記表示部18への表示を制御し、また、上記検出された注視点に基づき収集された所定の情報を収集情報記憶部16に格納するものである。この判断部20は、表示部18への表示制御を行うためのプログラムや収集情報記憶部16へ所定の情報を格納するためのプログラム等を格納する記憶部や演算処理を行うためのCPU等により構成される。詳しい制御の方法については後述する。この判断部20は表示制御手段として機能する。また、上記収集情報記憶部16と判断部20とは情報収集手段として機能する。上記視線検出部12におけるCPUとこの判断部20におけるCPUは1つのCPUにより構成してもよい。
【0013】
なお、図1に示す構成に、さらに、スピーカ等の音声出力部と、該音声出力部から出力するための音声データを格納する音声データ格納部とを判断部20に接続し、判断部20が視線検出部12からの検出結果に従い、出力される音声を制御するようにしてもよい。
【0014】
上記図1に示す情報表示装置Aの外観の一例を示すと、図2に示すように構成され、表示部18は大型のディスプレイとして構成され、上記表示部18の上部には、カメラ10が設置されている。この情報表示装置Aは所定の場所に固定されている。
なお、上記カメラ10と上記視線検出部12とが上記視線検出手段として機能する。なお、本実施例では、上記のように視線検出手段をカメラ10と視線検出部12とにより構成するものとして説明したが、これには限られず、人物の視線を検出できるものであれば他の構成としてもよい。
【0015】
上記構成における情報表示装置Aの動作について、図3等を使用して説明する。まず、カメラ10が所定の被写体を撮影する。本実施例の場合には、情報表示装置Aが固定されているので、カメラ10のレンズ系が向けられた所定の被写体を撮影する。すると、このカメラ10により撮影された画像は視線検出部12に送られる。視線検出部12では、撮影された画像にエッジ抽出処理が行われる(S10)。そして、エッジ抽出処理後に、まず、人の顔があるかどうかが検出される(S11)。つまり、エッジ抽出処理が行われた画像と標準パターン画像とを比較して、人の顔があるかどうかを推定する。なお、人の顔の判定においては、肌色情報をも考慮して行うようにしてもよい。フレーム間の差分画像から移動した物体を検知し、その物体と標準パターン画像とを比較して人の顔を判定するようにしてもよい。
【0016】
人の顔があることが検出されたら、視線を検出する(S12)。ここでは、視線方向を検出する。すなわち、エッジ抽出することにより得られたエッジ情報から、検出された人の顔における目の垂直方向の位置と水平方向の位置とを推定して目の部分の画像を切り出し、この切り出した画像と濃淡画像とから目における黒目の位置を水平方向及び垂直方向に抽出する。その後、黒目の水平方向標準パターンと垂直方向標準パターンとそれぞれ比較して、視線方向を検出するのである。
【0017】
そして、検出された視線の方向が表示部18を向いているかどうかが判定される(S13)。つまり、視線の空間位置を検出する。すなわち、撮影された画像におけるその人の目の空間座標位置と、検出された視線方向とにより視線の空間位置を検出し、その人が表示部18の範囲を見ているかどうかを判定する。なお、上記目の空間座標位置の検出は次のように行う。つまり、図2に示すX方向、Y方向の座標については撮影された2次元画像における座標により検出可能であり、また、Z方向の座標については、例えば、顔の大きさから推定する方法や距離センサにより検知する方法等がある。なお、このZ方向の座標については、所定の光を照射し、顔や目等に反射して帰ってくるまでの時間により算出してもよい。
【0018】
以上のようにして、目の空間位置と視線方向とに基づき、空間内における視線の位置が決定されるので、その視線が表示部18の表示面を通過するかどうかを判定する。具体的には、視線が、表示部18の範囲の角部として予め定められた座標(X1,Y1)、(X2,Y1)、(X1,Y2)、(X2,Y2)の範囲内を通過するかどうかにより判定する。具体的には、図2における甲氏と乙氏は表示部18を見ていることになり、丙氏は表示部18を見ていないことになる。上記ステップS10〜ステップS13までの処理は、視線検出部12により行われる。
【0019】
以上のように、視線方向が表示部を向いている場合には、注視点が検出されるかどうかを検出する(S14)。つまり、表示部18のいずれかの点を向いた視線が一定時間停留しているかどうかにより判定する。つまり、視線が表示部18の方を向いていたとしても、単に視線を向けただけであるとか、表示部18以外の別の場所に視線を向けるために単に視線方向が通過しただけの場合等には、表示部18のある箇所を視認していることにはならないため、所定時間視線方向が表示部18上の所定位置に固定されているかどうかを判定する。
【0020】
そして、注視点が検出された場合には、所定の表示を表示部18に行う(S15)。この表示部18への所定の表示の態様については後述する。また、上記のように注視点が検出された場合には、それをカウントする(S16)。カウントしたカウント数の情報は収集情報記憶部16に格納される。
【0021】
なお、視線方向検出及び注視点検出の方法は上記の方法には限られず、他の方法であってもよい。例えば、人の顔があるかどうかの検出は上記と同様の方法で行い、視線方向の検出については、近赤外光を照射してその反射角度に基づき算出するようにしてもよい。また、上記の方法とこの近赤外光による方法とを併用してもよい。また、上記Z方向の座標は、近赤外光が反射して戻ってくる到達時間により検出してもよい。
また、上記の説明では、視線が検出され、その中から注視点を検出するものとして説明したが、これには限られず、視線検出部12が上記注視点を視線として検出し、この視線が検出された場合に所定の表示を表示部18に行うようにしてもよい。
また、注視点が検出された場合に限らず、単に視線検出部12により視線が検出された場合にも、所定の情報を表示し(S15)、また、カウントを行うようにしてもよい(S16)。
【0022】
次に、注視点が検出された場合の所定の表示についてその具体例を説明する。つまり、図3のステップS15についてさらに詳述する。
まず、第1の具体例について説明する。表示部18には、種々のコマーシャル映像が表示されている。例えば、A社のコマーシャルが放映されたら、次は、B社のコマーシャルを放映し、該B社のコマーシャルが放映されたら次にはC社のコマーシャルを放映するというように行う。
【0023】
このような状態で、図2に示すように、甲氏が表示部18を見て、注視点aが検出されたものとする。すると、図4に示すように、この注視点aを中心とした表示エリアa−1に、視認者に所定の情報を表示する。つまり、注視点aが検出されたタイミングで、該所定の情報を表示する。この所定の情報とは、注視者に最も印象付けたい情報、例えば、商品名等が好ましい。つまり、この表示される所定の情報とは、表示部18全体に表示されている映像に上書きする形で表示されることになる。従って、音声は表示部18全体に表示されている映像に合わせた音声が出力されており、表示エリアa−1に表示される情報独自の音声は出力されない。同じように、乙氏が表示部18を見て、注視点bが検出された場合には、この注視点bを中心とする表示エリアb−1に同じように所定の情報を表示する。なお、注視点が検出されなくなったら、表示エリアへの表示は停止する。つまり、上記の例で甲氏が視線を移動して注視点aが移動したら表示エリアa−1への表示は停止する。なお、該甲氏が移動した視線が他の位置で所定時間固定して注視点a’が検出された場合には、再度この注視点a’の位置に上記所定の情報を表示する。なお、同じ人の視線が表示部18上を移動する場合には、上記所定の情報を視線の動きに追随して移動するようにしてもよい。
このようにすれば、注視者に商品名等をより深く印象付けることができ、宣伝効果を高めることができる。
【0024】
次に、第2具体例について説明する。この第2具体例においては、注視点が検出された場合に、表示を開始するものである。例えば、通常は表示部18に背景画、風景画等の映像を流しておき(何も表示しない状態でもよい)、ある人の注視点が検出された場合には、表示部18全体に所定の情報を放映する。つまり、甲氏が表示部18の前に来て表示部18を見て、注視点aが検出された場合には、表示部18全体に所定のコマーシャル映像を表示する。例えば、図5に示すように、A社のコマーシャルを出力し、注視点aが検出される限り、続けて、B社のコマーシャルを出力する。音声としても、このコマーシャル映像に対応した音声を出力する。そして、甲氏が視線を移動させたり、甲氏自身が移動する等して注視点が検出されなくなった場合には、表示部18への表示や音声の出力を停止する。
【0025】
なお、甲氏の注視点が検出されたことにより表示されたコマーシャル映像が出力されている最中に、他の乙氏の注視点が検出された場合には、甲氏の注視点aが検出されている限り、注視点aが検出されたタイミングで出力を行う。よって、図5に示すように、注視点aが検出されている間に他の注視点bが検出されても、注視点aの離脱よりも先に注視点bが離脱してしまった場合には、注視点aが検出されたタイミングでそのまま出力されることになる。また、甲氏の注視点aが離脱した場合には、その時、他の注視点が検出されれば、再度出力を開始する。その際には、最後まで出力されなかったコマーシャル(図5の場合にはB社のコマーシャル)を最初から出力してもよいし、一方、A社のコマーシャルから開始してもよい。
【0026】
また、ある人の注視点が検出されたことにより表示されたコマーシャル映像が出力されている最中に、他の人の注視点が検出された場合の処理として以下のようにしてもよい。
つまり、1つの注視点が検出されている間は、表示部18全体にコマーシャル映像を表示し、他の注視点がさらに検出された場合には、表示エリアを縮小して表示するのである。つまり、甲氏の注視点aのみが検出されている場合には、表示部18全体にコマーシャル映像を表示し、甲氏の注視点aが検出されている間に乙氏の注視点bが検出された場合には、甲氏のために表示されていた映像を注視点aを中心とする表示エリアa−2に縮小して表示し、別に乙氏の注視点bを中心とする表示エリアb−2に乙氏のためのコマーシャル映像の表示を開始する。なお、この場合には、表示エリアa−2への表示と表示エリアb−2への表示とは別々のタイミングで行われるので、音声を出力しない方が好ましい。
【0027】
次に、第3具体例について説明する。この第3具体例においては、上記第2具体例と同様に注視点が検出された場合に表示を開始するものであるが、以下の点で異なる。すなわち、ある人の注視点が検出された場合には、その注視点を中心とする所定範囲の表示エリアに所定の情報を表示する。例えば、通常は表示部18に背景画、風景画等の映像を流しておき、甲氏の注視点aが検出された場合には、この注視点aを中心とする表示エリアa−3にコマーシャル映像を表示する。そして、他の乙氏の注視点bが検出された場合には、この注視点bを中心とする表示エリアb−3を中心とする表示エリアb−3に表示を行う。各表示エリアへの表示は、各注視点が検知されたタイミングで行われることになる。
【0028】
なお、注視点が検出されなくなったら、表示エリアへの表示は停止する。つまり、上記の例で甲氏が視線を移動して注視点aが移動したら表示エリアa−3への表示は停止する。また、上記第1具体例と同様に、該甲氏が移動した視線が他の位置で所定時間固定して注視点a’が検出された場合には、再度この注視点a’の位置に上記所定の情報を表示する。なお、同じ人の視線が表示部18上を移動する場合には、上記所定の情報を視線の動きに追随して移動するようにしてもよい。
【0029】
上記各第2具体例及び第3具体例によれば、表示タイミングを制御して、注視点が検出された時点で表示を開始するので、注視者に確実に情報を伝えることができる。
なお、上記各具体例において、注視点によって別々の表示エリアに情報を表示する場合に、ある注視点の表示エリアが他の注視点の表示エリアと重なる場合には、表示エリアが重ならないように表示をすることが好ましい。例えば、上記第1具体例の場合に、図8に示すように、注視点aと注視点aよりも後から検出された注視点cとが検出され、注視点aの表示エリアa−1と注視点cの表示エリアc−1とが重なる場合には、後から検出された注視点cの表示エリアを表示エリアa−1からずらして表示する。
【0030】
また、上記各具体例において、注視点によって別々の表示エリアに情報を表示する場合に、表示部18の表示画面との距離に応じて表示エリアの画角を変化させるようにしてもよい。つまり、表示部18の表示画面との距離が長くなるに従い表示エリアの大きさを大きくするのである。例えば、上記第3具体例の場合において、甲氏と表示部18の表示画面との距離がXで、乙氏と表示部18の表示画面との距離がYの場合には、該距離に応じて画角を制御する。つまり、上記距離Xの方が距離Yよりも長い場合には、図9に示すように、甲氏の注視点aを中心とする表示エリアa−3を乙氏の注視点bを中心とする表示エリアb−3’よりも大きくするのである。なお、上記甲氏や乙氏等の人物と表示画面との距離は、撮影された画像におけるその人物の身長や顔の大きさから推定する方法が考えられる。
【0031】
なお、上記の各具体例において、複数の視線が検出された場合には、注視位置に拘らずに、表示部18の真ん中に1つの画像を表示するようにしてもよい。また、注視点の最も多い位置に画像を表示するようにしてもよい。
以上のように、上記各具体例によれば、注視点が検出されると、この注視点の検出に対応して所定の情報を表示するので、注視者に効果的に情報を伝達することができる。
【0032】
次に、検出された注視点のカウントについて説明する。つまり、図3のステップS16についてさらに詳述する。
このカウントは、注視点が検出された時点でカウントしていく。よって、各コマーシャルが順次表示される状態で注視点のカウントをしていけば、どの程度の人数がそのコマーシャルを見ているかを知ることができる。つまり、図10に示すように、A社のコマーシャルが表示されている間の注視点の数をカウントし、また、B社のコマーシャルが表示されている間の注視点の数をカウントするというように、順次カウントして上記収集情報記憶部16に格納していけば各コマーシャルを見ている人数を把握して情報を収集することができる。
【0033】
なお、ある人が表示部18のある位置を見て注視点が検出され、その後、その人が若干視線を表示部18上の他の位置にずらして所定時間その位置に視線を固定した場合には、新たに注視点が検出されることになるが、これは前回の注視点とは別の注視点としてカウントする。ただし、その人の視線の移動を追跡したり、また、その視線の人物の顔のデータを保存しておく等して同じ者の視線であることが分かる場合には、全体として1つの注視点としてカウントしてもよい。
【0034】
また、表示部18に1つの映像に一度に複数の画像を表示して、注視点をカウントすることにより情報を収集することができる。例えば、図11に示すように、表示部18にA商品の画像S1と、B商品の画像S2と、C商品の画像S3とを表示する。そして、表示部18を見る人の注視点がA商品の画像S1、B商品の画像S2、C商品の画像S3のいずれにあるかをカウントする。そして、各商品ごとの注視点のカウント数を収集情報記憶部16に格納していく。これにより、どの商品に人気があるか等の情報を効果的に得ることができる。
【0035】
次に、本実施例における情報収集装置について説明する。
本実施例における情報収集装置Bは、図12に示すように、カメラ110と、視線検出部112と、収集情報記憶部116と、判断部120とを有している。ここで、上記カメラ110は、上記情報表示装置Aと同様に、所定の被写体を撮影するものである。また、上記視線検出部112は、人間の視線方向や注視点を検出する。さらに、上記収集情報記憶部116は、収集された情報を格納するものである。さらに、上記判断部120は、視線検出部112により検出された注視点により所定の情報を収集情報記憶部116に格納するものであり、上記収集情報記憶部116へ所定の情報を格納するためのプログラム等を格納する記憶部や演算処理を行うためのCPU等により構成される。
【0036】
上記構成における情報収集装置Bの動作及び使用状態について説明する。この情報収集装置Bにおけるカメラ110は、例えば、図13に示すように、ショーウインドウに設置される。このそして、判断部120には、ショーウインドウには各種商品が陳列され、判断部120には各商品に対応する注視点の座標領域についての情報が保持され、ある人の注視点によりその注視点がその座標領域内にあるかどうかを判断することにより、その人がその商品を注視しているかどうかを知ることができるようになっている。
【0037】
すなわち、図13に示す場合の情報収集装置Bの動作について説明すると、図3に示すステップS10〜S12に示す場合と同様に、人間の視線方向が検出されたら、その視線方向が各商品についての座標領域内を向いているかどうかが判定される。そして、いずれかの商品の座標領域内を向いている場合には、注視点が検出されるかどうかが判定され、注視点が検出される場合には、その商品についてカウントを行う。例えば、A商品についての注視点の座標範囲内に注視点が検出された場合には、ある人がA商品を注視しているとして、収集情報記憶部116におけるA商品についてのカウント数を1加算する。つまり、注視点をグループ化して各グループごとにカウントしていくのである。
【0038】
以上のように、複数の人が商品を見る頻度を検出することにより、どの商品に人気があるか等の情報を効果的に得ることができる。
なお、上記の説明において、注視点が検出された場合として説明している箇所は、単なる視線が検出された場合にも適用するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明の情報表示装置によれば、表示手段を見る人物の視線に応じて適宜表示を制御するので、該人物に確実に情報を伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく情報表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に基づく情報表示装置の外観とその動作状態を説明するための説明図である。
【図3】情報表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】情報表示装置における表示部への表示例を示す説明図である。
【図5】情報表示装置の動作状態を説明するための説明図である。
【図6】情報表示装置における表示部への表示例を示す説明図である。
【図7】情報表示装置における表示部への表示例を示す説明図である。
【図8】情報表示装置における表示部への表示例を示す説明図である。
【図9】情報表示装置における表示部への表示例を示す説明図である。
【図10】情報表示装置の動作状態を説明するための説明図である。
【図11】情報表示装置における表示部への表示例を示す説明図である。
【図12】本発明の実施例に基づく情報収集装置の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施例に基づく情報収集装置の使用状態を説明するための説明図である。
【符号の説明】
A 情報表示装置
B 情報収集装置
10、110 カメラ
12、112 視線検出部
14 提示情報記憶部
16、116 収集情報記憶部
18 表示部
20、120 判断部
Claims (7)
- 所定の情報を表示する情報表示装置であって、情報を表示する表示手段と、視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段の検出結果に基づき、表示手段への表示を制御する表示制御手段とを有し、
上記視線検出手段が複数人の視線を検出した際、後に検出した視線の視線検出手段の検出結果に拘らず、最先に検出した視線の視線検出手段の検出結果に基づいて上記表示制御手段は所定の情報の上記表示手段への表示タイミングを制御し、最先に検出した視線が離脱した場合、後に検出した視線の視線検出手段の検出結果に基づいて上記表示制御手段は所定の情報の上記表示手段への表示タイミングを制御することを特徴とする情報表示装置。 - 所定の情報を表示する情報表示装置であって、情報を表示する表示手段と、視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段の検出結果に基づき、表示手段への表示を制御する表示制御手段とを有し、該表示制御手段は、上記表示手段の表示画面と視線が検出された人物との間の距離を推定し、その距離に従い、表示する情報の表示領域の大きさを制御することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
- 上記視線検出手段が、該表示手段の視認可能位置の少なくとも一部を撮影する撮影手段を有し、上記視線検出手段は、該撮影手段により撮影された画像により視線を検出することを特徴とする請求項1〜2のうちいずれかに記載の情報表示装置。
- 上記表示制御手段が、上記視線検出手段の検出結果に基づき、表示される所定の情報の表示位置を制御することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれかに記載の情報表示装置。
- 上記表示制御手段が、検出された視線が上記表示手段上のいずれかの位置に所定時間停留した注視点が検出された場合に、該注視点位置に所定の情報を表示することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれかに記載の情報表示装置。
- 上記表示制御手段が、上記視線検出手段の検出結果に基づき、所定の情報の上記表示手段への表示タイミングを制御することを特徴とする請求項2〜5のうちいずれかに記載の情報表示装置。
- 上記情報表示装置が、さらに、上記視線検出手段により検出された視線に基づき、注視をしている人数をカウントする情報収集手段を有することを特徴とする請求項1〜6のうちいずれかに記載の情報表示装置。
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