JP2004173104A - 画像切り出し装置、画像切り出し方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】大画面用の映像を切り出し、この切り出された映像を小型端末に提示する場合、小型端末用の画像を作るコストを下げることができ、また、自動認識の認識エラー等によって生じるユーザニーズに合わない映像の切り出しを阻止することができる画像切り出し装置、画像切り出し方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。
【解決手段】映像表示装置に表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を取得する注視点情報取得手段と、上記取得された注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出す画像切り出し手段と、上記切り出された画像を、上記小型端末に配信する画像配信手段とを有することを特徴とする画像切り出し装置である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高画質で放送されている番組を、低解像度の小型ディスプレイで視聴する画像切り出し装置、画像切り出し方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
大型画面用に撮影された映像を、小型画面に表示させる場合、単純に画像を縮小して表示すると、小さな物体を見ることが困難であるという弊害が生じる。
【0003】
この弊害が生じないようにするためには、大画面に表示される画像の一部を切り出し、この切り出された画像を、小型端末の画面に表示させるようにすることが好ましい。
【0004】
つまり、小型端末画面のピクセルに合わせて、単純に画像を切り出し、または、小型端末の解像度よりも多少大きな画面を縮小し、小型端末に表示させる。この場合、画像を自動的に切り出すと、たとえばサッカーの試合では、ボールの動き、または選手の動きの大きい部分が、小型端末ユーザの興味ある部分であると想定し、ボールまたは選手が画面中心に位置するように、画像を切り出す方法が知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−253197号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、興味の中心であると想定する対象は、ユーザ毎にまちまちであり、全てのユーザが考える興味の中心を、画面に表示させることができるようにするには、放送された映像フレームを見ながら、オペレータが、興味の中心を指定する必要があるという問題がある。
【0007】
また、一旦蓄積されたデータであれば、興味の中心を指定することができるが、リアルタイムに、興味の中心を指定することが困難であるという問題がある。
【0008】
また、自動認識を用いて興味の中心を検出するようにしたとしても、認識エラーによって、所望の興味の中心を必ず得ることができるとは限らないという問題がある。
【0009】
本発明は、大画面用の映像を切り出し、この切り出された映像を小型端末に提示する場合、小型端末用の画像を作るコストを下げることができ、また、自動認識の認識エラー等によって生じるユーザニーズに合わない映像の切り出しを阻止することができる画像切り出し装置、画像切り出し方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、映像表示装置に表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を取得する注視点情報取得手段と、上記取得された注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出す画像切り出し手段と、上記切り出された画像を、上記小型端末に配信する画像配信手段とを有することを特徴とする画像切り出し装置である。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例である画像切り出し装置30を含む映像配信システムIDS1の全体の系を示す図である。
【0012】
映像配信システムIDS1は、多数のSTB(端末)10と、映像配信サーバ20と、小型端末40と、ネットワークNWとによって構成されている。多数のSTB10と、映像配信サーバ20と、小型端末40とが、ネットワークNWに接続されている。
【0013】
STB10は、様々な家庭に置かれ、映像配信サーバ20から配信される映像情報を受信し、この受信した映像情報を視聴する端末である。
【0014】
映像配信サーバ20は、映像情報を蓄積する部分と、画像切り出し装置30とを有する。
【0015】
図2は、上記実施例におけるSTB(端末)10の構成を示すブロック図である。
【0016】
STB10は、映像情報受信部11と、映像出力部12と、映像フレーム番号検出部13と、注視点検出部14と、注視点情報生成部15と、注視点情報送信部16と、ディスプレイ17と、カメラ18とを有する。
【0017】
ユーザは、URLを指定する等して、視聴する番組を選択し、映像情報を受信する。受信された映像情報は、映像情報受信部11に入力され、映像出力部12に映像情報を渡す。映像出力部12は、入力された映像情報をデコードし、ディスプレイ17に出力する。
【0018】
次に、STB10の動作について説明する。
【0019】
映像フレーム番号検出部13は、ある一定の間隔(フレーム変更毎または、一定時間間隔)で、ディスプレイ17に現在表示されている映像のフレーム番号がいくつであるのかを、映像出力部12から取得する。
【0020】
ディスプレイ17に、図示しない赤外線発光器と、カメラ18とが設置され、このカメラ18が注視点検出部14に接続されている。カメラ18がユーザの眼球を撮影し、この撮影された眼球の画像に基づいて、ユーザの注視点が、現在、ディスプレイ17のどの部分に存在しているかを検出する。この検出されたユーザの注視点と、映像とをマッピングする。
【0021】
このマッピングに基づいて、映像のどの部分をユーザが見ているかを検出することができる。この検出アルゴリズムの詳細な説明については、割愛する。
【0022】
映像フレーム番号検出部13が、映像フレーム番号を取得したときを契機として、注視点検出部14が、注視点を計測し、この検出した注視点を、注視点情報生成部15に通知する。
【0023】
映像フレーム番号検出部13から受信した映像フレーム番号と、注視点検出部14から受信した注視点と、現在視聴者が視聴しているURLまたはチャネル番号と、画像切り出し装置30がユーザ属性を管理していない場合にはユーザ属性とを、注視点情報生成部15が取得し、これら取得したデータに基づいて、注視点情報生成部15が注視点情報を生成する。
【0024】
上記ユーザ属性は、端末のIPアドレス等によって識別される視聴者情報に基づいて検索されるユーザ属性であり、たとえば、性別、年齢である。
【0025】
つまり、注視点情報は、映像表示装置に表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報と、ユーザの属性とを含む情報である。
【0026】
注視点情報送信部16は、注視点情報生成部15で生成された注視点情報を、映像配信サーバ20内の画像切り出し装置30に送信する。
【0027】
図3は、上記実施例における映像配信サーバ20の構成例を示すブロック図である。
【0028】
映像配信サーバ20は、受信部21と、映像情報蓄積部22と、送信部23と、画像切り出し装置30とを有する。
【0029】
画像切り出し装置30は、ユーザ情報分類部31と、注視点情報蓄積部32と、注視点の平均、標準偏差計算部33と、ユーザ情報蓄積部34と、注視点情報選択部35と、画像切り出し部36とを有する。
【0030】
次に、画像切り出し装置30の動作について説明する。
【0031】
まず、各STB10から送信された注視点情報を、受信部21が受信する。上記注視点情報には、URL、チャネル番号の情報が含まれ、上記受信したURL、チャネル番号の情報が、映像情報蓄積部22に送られる。
【0032】
また、上記受信した注視点情報が、注視点情報蓄積部32に蓄積される。そしおて、注視点情報を送信したSTB10のIPアドレス、STB10の識別番号に基づいて、ユーザ情報蓄積部34から、視聴しているユーザのユーザ属性の情報(性別や年齢等)を検索し、このユーザ属性情報を加えて、注視点情報蓄積部32に渡される。
【0033】
図4は、上記実施例において、注視点情報蓄積部32が蓄積している内容例を示す図である。
【0034】
注視点情報蓄積部32に蓄積されている情報は、図4に示すように、STB10から受信されるデータそのものである。また、注視点情報選択部35から受けた注視点情報取得要求に直ちに反応できるように、注視点の平均、標準偏差計算部33が、注視点情報の平均、標準偏差を計算し、この演算された注視点情報の平均、標準偏差を、注視点情報蓄積部32が蓄積している。
【0035】
注視点情報選択部35は、小型端末40の解像度に合わせて、画像の切り出し部分を選択する。小型端末40は、映像情報の配信を受けるときに、予め、自身の解像度と、使用しているユーザ情報とを、画像切り出し装置30に送信し、画像切り出し装置30は、受信した上記解像度とユーザ情報とを使用する。
【0036】
次に、画像切り出し装置30の動作について説明する。
【0037】
図5は、上記実施例における画像切り出し装置30の動作を示すフローチャートである。
【0038】
まず、小型端末40が、映像配信サーバ20に映像配信要求を行うと、映像情報蓄積部22から映像情報が送出される(S1)。
【0039】
この映像情報自体は、画像切り出し部36に送られるが、これと同時に、注視点情報選択部35がフレーム番号を取得し(S2)、予め取得したユーザ情報とフレーム番号とをキーとし、注視点情報蓄積部32から、注視点情報の平均と標準偏差とを取得する(S3)。
【0040】
上記取得した注視点情報の平均と標準偏差とを用いて、画像切り出し部36が、画像切り出し範囲を決定する(S4)。
【0041】
たとえば、画像を切り出す範囲として、A(x1,y1)、B(x2,y1)、C(x2,y2)、D(x1,y2)を頂点とする長方形を想定し、また、注視点の座標の平均値を(xm,ym)とし、x座標値の標準偏差をxvとし、y座標値の標準偏差をyvとすると、(x1,x2,y1,y2)=(xm,xm,ym,ym)+(−xv,xv,−yv,yv)である。つまり、座標値x1=xm−xvであり、座標値x2=xm+xvであり、座標値y1=ym−yvであり、座標値y2=ym+yvである。
【0042】
ところが、このままであると、切り出された画像が、小型端末40のアスペクト比に合わないことがあり、したがって、(x2−x1)/(y2−y1)>アスペクト比である場合には、切り出された画像について、そのy方向の長さが足りないので、yv=(x2−x1)/(2*アスペクト比)とし、これによって、切り出し範囲を再計算する。一方、(x2−x1)/(y2−y1)<アスペクト比である場合には、切り出された画像について、そのx方向の長さが足りないので、xv=(y2−y2)*アスペクト比/2とし、これによって、切り出し範囲を再計算する。
【0043】
次に、切り出された画像の範囲が、小型端末40の解像度よりも大きい場合(つまり、切り出された画像のピクセル数が、小型端末40の表示画面のピクセル数よりも多い場合)には、小型端末40の解像度に合うように、切り出された画像を縮小する(S6)。
【0044】
逆に、切り出された画像の範囲が、小型端末40の解像度よりも小さい場合(つまり、切り出された画像のピクセル数が、小型端末40の表示画面のピクセル数よりも少ない場合)には、切り出しされた画像を拡大すると、画像が荒くなるので、小型端末40の解像度に合わせて、画像の切り出し範囲を再計算する(S7)。この再計算は、単純であり、小型端末40の解像度が、xt*yt pixelである場合には、(xv,yv)=(xt/2,yt/2)として再計算する。
【0045】
計算上の切り出し範囲が、元の映像の範囲外であれば(S5)、元の映像の範囲内に収まるように,画像の切り出し範囲を補正する必要がある(S7)。
【0046】
そして、画像を切り出し(S8)、小型端末40の表示部の解像度に合わせ(S9)、それを配信する(S10)。
【0047】
図6は、上記実施例において、切り出し範囲を補正する動作を示すフローチャートである。
【0048】
具体的には、図6に示すように、元の映像範囲を、OA(X1,Y1)、OB(X2,Y1)、OC(X2,Y2)、OD(X1,Y2)とすると、x1<X1、x2>X2、y1<Y1、y2>Y2のいずれかの条件が成立したときに、計算上の切り出し範囲が、元の映像の範囲外であると判定することができる(S21〜S25、S31〜S36)。
【0049】
各条件において、画像の切り出し範囲を修正し(S26〜S28、S36〜S38)、アスペクト比の調整を再度行う(S40)ことによって、画像の切り出し範囲を補正することができる。
【0050】
実際に画像を切り出す画像切り出し部36に、上記補正された切り出し範囲の情報を渡し、画像切り出し部36が画像を切り出し、アスペクト比を調整し、小型端末40に送信する(S10)。
【0051】
図7は、本発明の第2の実施例である映像配信サーバ20aを示すブロック図である。
【0052】
映像配信サーバ20aは、映像配信サーバ20において、映像情報蓄積部22の代わりに、中継映像配信部24を設け、画像切り出し装置30の代わりに,画像切り出し装置30aを設けたサーバである。
【0053】
中継映像配信部24は、テレビカメラ等であり、テレビカメラで映されている野球、サッカー等のライブの中継映像情報を、配信するものである。
【0054】
画像切り出し装置30aは、画像切り出し装置30において、映像情報バッファ37を付加した装置である。
【0055】
映像情報バッファ37は、中継映像配信部24から受信した映像情報を、所定時間、保持していることを保証する映像情報バッファである。上記所定時間は、中継映像配信部24が映像情報を送出したときから、STB10が、上記映像情報を受信し、画像切り出し装置30aに注視点情報を送り、画像切り出し装置30aにおける注視点情報蓄積部32に注視点情報が格納されるまでの時間であればよい。
【0056】
次に、画像切り出し装置30aの動作について説明する。
【0057】
まず、中継映像配信部24から送出されたデータをSTB10に送信し、STB10が、注視点情報を画像切り出し装置30aに送り、画像切り出し装置30aにおける注視点情報蓄積部32に注視点情報が格納されるまで、映像情報バッファ37が、STB10に送信した映像情報を保持している。
【0058】
そして、STB10から受信した注視点情報に基づいて、映像情報バッファ37が出力した映像情報中の画像を、画像切り出し部36が切り出し、送信部23を介して、小型端末40に配信する。これによって、リアルタイムの映像についても、画像を適切に切り出した上で、小型端末40に配信することができる。
【0059】
つまり、上記実施例は、映像視聴における注視点情報(映像ID、再生位置(フレーム番号)、注視座標)を、多数のユーザについて、集約し、これによって、多くのユーザの注視点(つまり、興味点)を求め、この注視点に基づいて、大型画面に表示すべき画像から、画像を切り出し,これによって、小型端末40で表示すべき画像を生成するものである。
【0060】
また、画像切り出し装置30、30aに送られた注視点情報を、その番組を見ているユーザの属性に合わせて整理すれば、たとえば小型端末40のユーザの性別、年齢に合ったように、画像を切り出すことができる。
【0061】
さらに、上記属性群のデータを用い、標準偏差を求めることによって、その属性のユーザの興味の分散度合いを把握することができ、標準偏差が大きいときには、ある一点に興味の中心があるのではなく、散らばっているので、その散らばっている範囲を切り出し、この切り出された範囲の画像を、小型端末40に送信する。
【0062】
なお、上記実施例では、STB(映像表示装置)10を多数使用し、その注視点の平均値、標準偏差を演算するので、STB10の数が多い程、演算された上記平均値,標準偏差の信頼性が高くなる。その信頼性が高くなくてもよいのであれば、STB10を2台、3台等、少ないSTB10を使用するようにしてもよい。
【0063】
また、STB10を1台だけ使用した場合には、小型端末40を使用しても、その1台のSTB10を見ているユーザと同じ視点で画像を見ることができる。
【0064】
さらに、上記実施例では、映像配信サーバ20内に画像切り出し装置30が設けられているが、映像配信サーバ20から、画像切り出し装置30を切り離し、画像切り出し装置30を独立して設けるようにしてもよい。これと同様に、映像配信サーバ20aから、画像切り出し装置30aを切り離し、画像切り出し装置30aを独立して設けるようにしてもよい。なお、これらの場合、画像切り出し装置30、30aにおいて、受信部、送信部を設ける必要がある。
【0065】
また,上記実施例を、プログラムの発明として把握することができる。つまり、上記実施例は、映像表示装置に表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を、受信部が取得する注視点情報取得手順と、上記取得された注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を、画像切り出し手段が切り出す画像切り出し手順と、上記切り出された画像を、映像情報送信部が、上記小型端末に配信する画像配信手順とをコンピュータに実行させるプログラムの例である。
【0066】
この場合、ユーザの属性別に、上記注視点情報を分類し、上記分類された注視点情報のうちで、上記小型端末のユーザの属性に合う注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出し、この切り出された画像を、上記小型端末に配信する。
【0067】
さらに、上記実施例を,映像配信システムとして把握することができる.つまり、上記実施例は、ディスプレイに表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を送信する端末と、上記端末から上記注視点情報を取得する注視点情報取得手段と、上記取得された注視点情報に基づいて、上記ディスプレイに表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出す画像切り出し手段と、上記切り出された画像を、上記小型端末に配信する画像配信手段とを具備する画像切り出し装置とを有する映像配信システムの例である。
【0068】
そして、上記実施例は、ディスプレイに表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を端末が配信する注視点情報送信段階と、上記端末から上記注視点情報を取得する注視点情報取得段階と、上記取得された注視点情報に基づいて、上記ディスプレイに表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出す画像切り出し段階と、上記切り出された画像を、上記小型端末に配信する画像配信段階とを有する映像配信方法の例である。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、注視点情報を用いることによって、大画面用の映像を切り出し、この切り出された映像を小型端末に提示する場合、切り出し範囲を手で指定する必要がないので、小型端末用の画像を作るコストを下げることができ、また、自動認識の認識エラー等によって生じるユーザニーズに合わない映像の切り出しを阻止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像切り出し装置30を含む映像配信システムIDS1の全体の系を示す図である。
【図2】上記実施例におけるSTB(端末)10の構成を示すブロック図である。
【図3】上記実施例における画像切り出し装置30の構成例を示すブロック図である。
【図4】上記実施例において、注視点情報蓄積部32が蓄積している内容例を示す図である。
【図5】上記実施例における画像切り出し装置30の動作を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例において、切り出し範囲を補正する動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例である画像切り出し装置30aと映像配信サーバ20との関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
ISD1…映像配信システム、
10…STB(端末)、
11…映像情報受信部、
12…映像出力部、
13…映像フレーム番号検出部、
14…注視点検出部、
15…注視点情報生成部、
16…注視点情報送信部、
17…ディスプレイ、
18…カメラ、
20、20a…映像配信サーバ、
21…受信部、
22…映像情報蓄積部、
23…送信部、
24…中継映像配信部、
30、30a…画像切り出し装置、
31…ユーザ情報分類部、
32…注視点情報蓄積部、
33…注視点の平均、標準偏差計算部、
34…ユーザ情報蓄積部、
35…注視点情報選択部、
36…画像切り出し部、
37…映像情報バッファ、
40…小型端末。

Claims (8)

  1. 映像表示装置に表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を取得する注視点情報取得手段と;
    上記取得された注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出す画像切り出し手段と;
    上記切り出された画像を、上記小型端末に配信する画像配信手段と;
    を有することを特徴とする画像切り出し装置。
  2. 請求項1において、
    ユーザの属性別に、上記注視点情報を分類し、上記分類された注視点情報のうちで、上記小型端末のユーザの属性に合う注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出し、この切り出された画像を、上記小型端末に配信することを特徴とする画像切り出し装置。
  3. 映像表示装置に表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を取得する注視点情報取得段階と;
    上記取得された注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出す画像切り出し段階と;
    上記切り出された画像を、上記小型端末に配信する画像配信段階と;
    を有することを特徴とする画像切り出し方法。
  4. 請求項3において、
    ユーザの属性別に、上記注視点情報を分類し、上記分類された注視点情報のうちで、上記小型端末のユーザの属性に合う注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出し、この切り出された画像を、上記小型端末に配信することを特徴とする画像切り出し方法。
  5. 映像表示装置に表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を、受信部が取得する注視点情報取得手順と;
    上記取得された注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を、画像切り出し手段が切り出す画像切り出し手順と;
    上記切り出された画像を、映像情報送信部が、上記小型端末に配信する画像配信手順と;
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. 請求項5において、
    ユーザの属性別に、上記注視点情報を分類し、上記分類された注視点情報のうちで、上記小型端末のユーザの属性に合う注視点情報に基づいて、上記映像表示装置に表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出し、この切り出された画像を、上記小型端末に配信することを特徴とするプログラム。
  7. ディスプレイに表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を送信する端末と;
    上記端末から上記注視点情報を取得する注視点情報取得手段と、上記取得された注視点情報に基づいて、上記ディスプレイに表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出す画像切り出し手段と、上記切り出された画像を、上記小型端末に配信する画像配信手段とを具備する画像切り出し装置と;
    を有することを特徴とする映像配信システム。
  8. ディスプレイに表示されている番組をユーザが見ている場合における上記ユーザの注視点を示す情報である注視点情報を端末が配信する注視点情報送信段階と;
    上記端末から上記注視点情報を取得する注視点情報取得段階と;
    上記取得された注視点情報に基づいて、上記ディスプレイに表示されている番組の画像から、小型端末用に画像を切り出す画像切り出し段階と;
    上記切り出された画像を、上記小型端末に配信する画像配信段階と;
    を有することを特徴とする映像配信方法。
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