JP3579045B2 - 半導体集積回路の作製方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、マトリクスの規模は数100行にも及ぶ大規模なものであるので、集積回路の端子も非常に多く、一方、するドライバー回路は、長方形状のICパッケージや半導体チップであるため、これらの端子を基板上の電気配線と接続するために配線を引き回す必要から、表示画面に比して、周辺部分の面積が無視できないほど大きくなった。
特に、表示装置の基板として、プラスチック基板を用いると、この問題が顕著であった。なぜならば、スティック・クリスタルの基板としては、プラスチックを用いることは、耐熱性の観点から、実質的に不可能なためである。
本発明はこのようなスティック・クリスタルの抱えていた問題を解決し、表示装置のより一層の小型・軽量化を目的とするものである。
図1(A)は、比較的、小さな倍率で見たものである。図の左側は、半導体集積回路の設けられたドライバー回路部1を、また、右側は、マトリクス部2を示す。基板3上に金属配線4及び半導体集積回路6を樹脂5で機械的に固定する。
さらに、基板3上に配置された透明導電膜等の材料でできた電気配線12と金属配線4とを、両者が重なる部分にレーザー照射で加熱することにより溶融し電気的な接続を行う。この際、金属配線4は容易に溶融することが望まれる。従ってアルミニウム・インジウム・スズ・金等の低融点金属が望ましい。
図3(B・C)は接続部の拡大図である。異方性導電接着剤35による接続(図3(B))では、異方性導電接着剤の中の導電性粒子36により、金属配線33と電気配線31が電気的に接続される。さらには、図3(C)に示すように前もって配線電極31上に低融点金属からなるバンプ37を配置しておき、その後加熱によりバンプ37を溶融し電気的な接続をとる方法も可能である。
また、図2ではパッシブマトリクス型表示装置の例を示したが、アクティブマトリクス型表示装置でも、同様におこなえることは言うまでもない。さらに、フィルムのような材料を基板として形成される場合は実施例に示した。
このようにして表示装置の基板への半導体集積回路の転写が終了した。液晶表示装置の基板としては、厚さ0.3mmのPES(ポリエーテルサルフォン)を用いた。
2 ・・・ 液晶表示装置のマトリックス部
3 ・・・ 液晶表示装置の基板
4 ・・・ 金属電極
5 ・・・ 樹脂
6 ・・・ 半導体集積回路
7 ・・・ Nチャネル型TFT
8 ・・・ Pチャネル型TFT
9 ・・・ 下地膜
10・・・ 層間絶縁膜
11・・・ パッシベーション膜
12・・・ 液晶表示装置の配線電極
21・・・ スティック・クリスタルを形成する基板
22・・・ 半導体集積回路
23、24 スティック・クリスタル
25、27 液晶表示装置の基板
26、28 配線パターンの形成されている面
29、30 液晶表示装置の基板上に移されたドライバー回路
26・・・ 配線パターンの形成されている面と逆の面
31・・・ 液晶表示装置の電極
32・・・ 樹脂
33・・・ 金属電極
34・・・ 半導体集積回路
35・・・ 異方性導電接着剤
36・・・ 導電性の粒子
37・・・ バンプ
40・・・ 液晶表示装置の基板
50・・・ 半導体集積回路を製造する基板
51・・・ 剥離層
53・・・ 下地膜
54・55 シリコン・アイランド
56・・・ 層間絶縁膜
57・58 ゲイト電極
59・・・ N型領域
60・・・ P型領域
61・・・ ゲイト絶縁膜
62〜64 アルミニウム合金電極
70・・・ パッシベーション膜
71・・・ 接着剤
72・・・ 転写用基板
75・・・ 液晶表示装置の基板
76・・・ 樹脂
80・・・ 液晶表示装置の配線電極
85・・・ レーザー光
90・・・ 金属電極
100・・・ 液晶表示装置の基板
101・・・ 透明導電膜
102・・・ パッド
103・・・ 金属配線
104・・・ 接着剤
106・・・ レーザー光
108・・・ 電気的接続箇所
Claims (17)
- 薄膜トランジスタを用いた半導体集積回路の作製方法であって、
基板上にシリコンでなる剥離層を形成し、
前記剥離層上に下地膜を形成し、
前記下地膜上に結晶性シリコン膜を形成し、
前記結晶性シリコン膜を用いて前記薄膜トランジスタを形成し、
前記薄膜トランジスタ上にパッシベーション膜を形成し、
ハロゲン化フッ素ガスを含む気流中に前記半導体集積回路を固定した前記基板を放置して、前記剥離層を除去することで前記半導体集積回路を前記基板から剥離し、
前記半導体集積回路を前記基板から剥離した後、前記下地膜に他の基板を固定することを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 薄膜トランジスタを用いた半導体集積回路の作製方法であって、
基板上にシリコンでなる剥離層を形成し、
前記剥離層上に下地膜を形成し、
前記下地膜上に結晶性シリコン膜を形成し、
前記結晶性シリコン膜を用いて前記薄膜トランジスタを形成し、
前記薄膜トランジスタ上にパッシベーション膜を形成し、
前記パッシベーション膜上に前記半導体集積回路と電気的に接続された配線を形成し、
ハロゲン化フッ素ガスを含む気流中に前記半導体集積回路を固定した前記基板を放置して、前記剥離層を除去することで前記半導体集積回路を前記基板から剥離し、
前記半導体集積回路を前記基板から剥離した後、前記下地膜に他の基板を固定することを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 薄膜トランジスタを用いた半導体集積回路の作製方法であって、
基板上にシリコンでなる剥離層を形成し、
前記剥離層上に下地膜を形成し、
前記下地膜上に結晶性シリコン膜を形成し、
前記結晶性シリコン膜を用いて前記薄膜トランジスタを形成し、
前記薄膜トランジスタ上にパッシベーション膜を形成し、
前記パッシベーション膜上に前記半導体集積回路と電気的に接続された配線を形成し、
ハロゲン化フッ素ガスを含む気流中に前記半導体集積回路を固定した前記基板を放置して、前記剥離層を除去することで前記半導体集積回路を前記基板から剥離し、
前記半導体集積回路を前記基板から剥離した後、異方性導電接着剤により他の基板上に設けられた配線又は電極と前記配線が接続した状態で、前記下地膜に前記他の基板を固定することを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 薄膜トランジスタを用いた半導体集積回路の作製方法であって、
基板上にシリコンでなる剥離層を形成し、
前記剥離層上に下地膜を形成し、
前記下地膜上に結晶性シリコン膜を形成し、
前記結晶性シリコン膜を用いて前記薄膜トランジスタを形成し、
前記薄膜トランジスタ上にパッシベーション膜を形成し、
前記パッシベーション膜上に前記半導体集積回路と電気的に接続された配線を形成し、
ハロゲン化フッ素ガスを含む気流中に前記半導体集積回路を固定した前記基板を放置して、前記剥離層を除去することで前記半導体集積回路を前記基板から剥離し、
前記半導体集積回路を前記基板から剥離した後、バンプにより他の基板上に設けられた配線又は電極と前記配線が接続した状態で、前記下地膜に前記他の基板を固定することを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
前記結晶性シリコン膜はアモルファスシリコンに光を照射して得られることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
前記結晶性シリコン膜はアモルファスシリコンを加熱することによって得られることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
前記結晶性シリコン膜はアモルファスシリコンに触媒元素を添加した後、加熱をすることによって得られることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項7において、
前記触媒元素はニッケルであることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか一において、
前記基板は無アルカリガラス、低アルカリガラスまたは石英ガラスであることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか一において、
前記他の基板はプラスチック基板であることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項10のいずれか一において、
前記他の基板はポリエーテルサルフォンであることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項11のいずれか一において、
前記下地膜は酸化珪素であることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項12のいずれか一において、
前記パッシベーション膜は平坦性を有することを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項13のいずれか一において、
前記パッシベーション膜はポリイミド膜であることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項14のいずれか一において、
前記ハロゲン化フッ素ガスは三フッ化塩素であることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項15のいずれか一において、
前記ハロゲン化フッ素ガスを含む気流中とは三フッ化塩素と窒素を含む気流中であることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。 - 請求項1乃至請求項16のいずれか一において、
前記ハロゲン化フッ素ガスを含む気流中では反応圧力が1〜10Torrであることを特徴とする半導体集積回路の作製方法。
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