JP3578075B2 - ディスクアレイ制御装置及びディスクアレイ制御方法 - Google Patents
ディスクアレイ制御装置及びディスクアレイ制御方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間で送受信されるデータを格納するキャッシュメモリを備えたディスクアレイ制御装置及びディスクアレイ制御方法に関し、詳しくはデータ転送制御手段に特徴を有するディスクアレイ制御装置及びディスクアレイ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来のディスクアレイ制御装置を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0003】
ディスクアレイ制御装置55は、一台のホストコンピュータ51ごとに接続されデータ転送を実行するホストコンピュータアダプタ52と、ホストコンピュータ51及びディスクエンクロージャ57から転送されたデータ並びにディスクアレイ制御装置55に対する制御情報を一時的に記憶するキャッシュメモリ54と、一台のディスクエンクロージャ57ごとに接続されデータ転送を実行するディスクエンクロージャアダプタ53とからなる。ホストコンピュータアダプタ52、ディスクエンクロージャアダプタ53及びキャッシュメモリ54は共用バス56を介して多対多にて接続されており、全てのデータ転送はキャッシュメモリ54を介在して実行される。
【0004】
従来のディスクアレイ制御装置55では、内部の共用バス56のバス幅拡大及び転送周期を早めることにより、転送能力を向上させてきた。しかしながら、従来の共用バス56の構造では、ホストコンピュータインタフェース58及びディスクエンクロージャインタフェース59の性能向上に追い着かないこと、並びに共用バス56の構造に起因して信号波形の反射が起こること等によって、ディスクアレイ制御装置55の高性能化要求に対応することが難しくなってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一方、このような従来の課題を解決するものとして、ホストコンピュータとキャッシュメモリとが複数のホストコンピュータアダプタによって接続され、ディスクエンクロージャとキャッシュメモリとが複数のディスクエンクロージャアダプタによって接続されたディスクアレイ制御装置(以下「第二従来例」という。)が、例えば特開2000−99281号公報に開示されている。この第二従来例によれば、複数のアダプタを介してデータを転送することにより、耐障害性及びスループットの向上が図られる。しかしながら、このような第二従来例でも、スループットの向上に限界があった。
【0006】
【発明の目的】
そこで、本発明の目的は、更なるスループットの向上を実現できるディスクアレイ制御装置及びディスクアレイ制御方法を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、第二従来例においてスループット向上の妨げとなる主な原因を、次の(1)〜(3)のように明らかにした。(1).必ずキャッシュメモリを介してデータを転送するので、キャッシュメモリのデータ転送速度以上にはスループットを向上できない。(2).キャッシュメモリに対して複数のアクセスパスを介してデータが転送されるが、それらは各アクセスパスごとに非同期でばらばらに転送される。換言すると、キャッシュメモリに対して複数のアクセスパスを介してデータが転送されるが、バッファメモリを持たないため、書き込み先が重なった場合は再度リトライ動作となる。(3).複数のアクセスパスの中から、転送先とのアクセスパスを確立し、その後でなければデータを転送できない。
【0008】
本発明は、このような知見に基づきなされたものである。すなわち、請求項1又は2記載のディスクアレイ制御装置は、ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間で送受信されるデータを格納するキャッシュメモリを備え、ホストコンピュータとキャッシュメモリとが複数のホストコンピュータアダプタによって接続され、ディスクエンクロージャとキャッシュメモリとが複数のディスクエンクロージャアダプタによって接続されたものである。そして、キャッシュメモリがメモリモジュールと複数のクロスバスイッチとを備え、複数のホストコンピュータアダプタと複数のクロスバスイッチとが接続され、複数のディスクエンクロージャアダプタと複数のクロスバスイッチとが接続され、複数のクロスバスイッチとメモリモジュールとが接続されている。
【0009】
そして、ホストコンピュータアダプタは、ホストコンピュータから受信した1つのデータを複数のパケットに分割後、複数のクロスバスイッチに対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送し、複数のクロスバスイッチは、ホストコンピュータアダプタから受信した各パケットを同期を取りつつ、同時にメモリモジュールへ転送し、メモリモジュールは、複数のクロスバスイッチから同時に受信した複数のパケットを再び1つのデータに合成する(請求項1)。ディスクエンクロージャタアダプタは、ディスクエンクロージャから受信した1つのデータを複数のパケットに分割後、複数のクロスバスイッチに対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送し、複数のクロスバスイッチは、ディスクエンクロージャアダプタから受信した各パケットを同期を取りつつ、同時にメモリモジュールへ転送し、メモリモジュールは、複数のクロスバスイッチから同時に受信した複数のパケットを再び1つのデータに合成する(請求項2)。
【0010】
このように、複数のクロスバスイッチが互いに同期してデータを転送する。そのため、データ転送時の無駄な待ち時間がなくなるので、キャッシュメモリに対するスループットが向上する。しかも、このとき、当該データを複数のパケットに分割後これらを同時に転送して再び合成する。これにより、データ転送速度が向上する。換言すると、1パケットずつ送るよりも数パケットを同時転送した方が効率がよいため、瞬間的なデータ転送速度が上がる。
【0011】
また、クロスバスイッチは、ホストコンピュータアダプタとディスクエンクロージャアダプタとを直接接続する機能を有している(請求項3)。そのため、キャッシュメモリに対するメモリデータ転送能力に依存せずに、ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間のデータ転送が可能である。
【0012】
このようなクロスバスイッチは、例えば、ホストコンピュータアダプタから出力されたコマンドに従って、ホストコンピュータアダプタとディスクエンクロージャアダプタとを直接接続するものである(請求項4)。
【0013】
例えば、複数のクロスバスイッチのうちの一つがマスターとして動作し、残りがマスターによって制御されるスレーブとして動作することにより、複数のクロスバスイッチが互いに同期してデータを転送するものとしてもよい(請求項5)。
【0014】
請求項6記載のディスクアレイ制御装置におけるクロスバスイッチは、ホストコンピュータアダプタ又はディスクエンクロージャアダプタから送信されたデータを一時的に蓄えるバッファメモリを備えたものである。そのため、転送先のキャッシュアドレスが複数のアクセスパスで重なった場合でも、バッファメモリで緩衝可能であるので、ディスクアレイ制御装置内のスループット低下が抑えられる。また、ホストコンピュータアダプタ又はディスクエンクロージャアダプタから送信されるデータにはコマンド及びメモリアドレスが含まれ、これらのデータが前記バッファメモリに一括して送信されるものとしてもよい(請求項7)。
【0015】
更に、キャッシュメモリは複数でもよく(請求項8)、メモリモジュールは複数でもよい(請求項9)。
【0016】
請求項10又は11記載のディスクアレイ制御方法は、ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間で送受信されるデータを格納するキャッシュメモリを備え、ホストコンピュータとキャッシュメモリとが複数のホストコンピュータアダプタによって接続され、ディスクエンクロージャとキャッシュメモリとが複数のディスクエンクロージャアダプタによって接続された、ディスクアレイ制御装置に使用されるものである。そして、メモリモジュールと複数のクロスバスイッチとをキャッシュメモリに設け、複数のホストコンピュータアダプタと複数のクロスバスイッチとを接続し、複数のディスクエンクロージャアダプタと複数のクロスバスイッチとを接続し、複数のクロスバスイッチとメモリモジュールとを接続する。
【0017】
そして、ホストコンピュータアダプタによって、ホストコンピュータから受信した1つのデータを複数のパケットに分割後、複数のクロスバスイッチに対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送し、複数のクロスバスイッチによって、ホストコンピュータアダプタから受信した各パケットを同期を取りつつ、同時にメモリモジュールへ転送し、メモリモジュールによって、複数のクロスバスイッチから同時に受信した複数のパケットを再び1つのデータに合成する(請求項10)。ディスクエンクロージャタアダプタによって、ディスクエンクロージャから受信した1つのデータを複数のパケットに分割後、複数のクロスバスイッチに対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送し、複数のクロスバスイッチによって、ディスクエンクロージャアダプタから受信した各パケットを同期を取りつつ、同時にメモリモジュールへ転送し、メモリモジュールによって、複数のクロスバスイッチから同時に受信した複数のパケットを再び1つのデータに合成する(請求項11)。
【0018】
このように、複数のクロスバスイッチを互いに同期させてデータを転送する。そのため、データ転送時の無駄な待ち時間がなくなるので、キャッシュメモリに対するスループットが向上する。しかも、このとき、当該データを複数のパケットに分割後これらを同時に転送して再び合成する。これにより、データ転送速度が向上する。換言すると、1パケットずつ送るよりも数パケットを同時転送した方が効率がよいため、瞬間的なデータ転送速度が上がる。
【0019】
また、ホストコンピュータアダプタとディスクエンクロージャアダプタとを、クロスバスイッチを介して直接接続する(請求項12)。そのため、キャッシュメモリに対するメモリデータ転送能力に依存せずに、ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間のデータ転送が可能である。
【0020】
このようなクロスバスイッチは、例えば、ホストコンピュータアダプタから出力されたコマンドに従って、ホストコンピュータアダプタとディスクエンクロージャアダプタとを直接接続するものである(請求項13)。
【0021】
例えば、複数のクロスバスイッチのうちの一つをマスターとして動作させ、残りをマスターによって制御されるスレーブとして動作させることにより、複数のクロスバスイッチを互いに同期させてデータを転送するものとしてもよい(請求項14)。
【0022】
請求項15記載のディスクアレイ制御方法は、ホストコンピュータアダプタ又はディスクエンクロージャアダプタから送信されたデータを一時的に蓄えるバッファメモリを、クロスバスイッチに設けたものである。そのため、転送先のキャッシュアドレスが複数のアクセスパスで重なった場合でも、バッファメモリで緩衝可能であるので、ディスクアレイ制御装置内のスループット低下が抑えられる。また、ホストコンピュータアダプタ又はディスクエンクロージャアダプタから送信されるデータにコマンド及びメモリアドレスを含ませ、これらのデータを前記バッファメモリに一括して送信するものとしてもよい(請求項16)。
【0023】
更に、キャッシュメモリは複数でもよく(請求項17)、メモリモジュールは複数でもよい(請求項18)。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、本発明に係るディスクアレイ制御方法は、本発明に係るディスクアレイ制御装置に使用されるものである。したがって、ディスクアレイ制御装置の実施形態を説明することにより、ディスクアレイ制御方法の実施形態の説明を省略する。
【0025】
図1は、本発明に係るディスクアレイ制御装置の一実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0026】
本実施形態のディスクアレイ制御装置11は、ホストコンピュータ13とディスクエンクロージャ14との間で送受信されるデータ(ディスクアレイ制御情報を含む)を格納するキャッシュメモリ12を有する。そして、ホストコンピュータ13とキャッシュメモリ12とが複数のホストコンピュータアダプタ16によって接続され、ディスクエンクロージャ14とキャッシュメモリ12とが複数のディスクエンクロージャアダプタ17によって接続されている。
【0027】
また、キャッシュメモリ12は、メモリモジュール21と複数のクロスバスイッチ20とを備えている。そして、ホストコンピュータアダプタ16のそれぞれと複数のクロスバスイッチ20とが接続され、ディスクエンクロージャアダプタ17のそれぞれと複数のクロスバスイッチ20とが接続され、クロスバスイッチ20のそれぞれとメモリモジュール21とが接続されている。
【0028】
更に詳しく説明すると、ホストコンピュータ13はホストコンピュータインタフェース15を介して複数のホストコンピュータアダプタ16に接続され、ディスクエンクロージャ14はディスクエンクロージャインタフェース25を介して複数のディスクエンクロージャアダプタ17に接続されている。複数のホストコンピュータアダプタ16及び複数のディスクエンクロージャアダプタ17は、二個の物理的に独立したキャッシュメモリ12にSXバス18によって接続されている。複数のクロスバスイッチ20は、二個の物理的に独立したメモリモジュール21にMXバス26によって接続されるとともに、クロスバスイッチインタフェース19を介して互いに同期を取って同時に動作する。また、クロスバスイッチ20は、内部に二個のクロスバスイッチチャネル22を有する。
【0029】
次に、ディスクアレイ制御装置11の動作の概略について説明する。
【0030】
一例として、ホストコンピュータ13からキャッシュメモリ12へのデータ転送の場合について説明する。まず、ホストコンピュータ13は、ホストコンピュータインタフェース15を介してホストコンピュータアダプタ16に対してデータを転送する。ホストコンピュータ13からデータを受信したホストコンピュータアダプタ16は、受信したデータを二個のパケットに分割後、ホストコンピュータアダプタ16に接続されている二個のクロスバスイッチ20に対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送する。ホストコンピュータアダプタ16から二個のパケットをそれぞれ一個ずつ受信した各々のクロスバスイッチ20は、クロスバスイッチインタフェース19を介して同期を取りつつ、分割されたパケットを同時にメモリチャネル23に対して転送する。最後に、複数のパケットを同時に受信したメモリチャネル23は、パケットを1つのデータとして再合成し、メモリ24に書き込む。なお、ディスクエンクロージャ14からキャッシュメモリ12へのデータ転送の場合などの、キャッシュメモリ12を介したアクセスであれば、これと同様な処理が実行される。また、データを複数のパケットに分割後、これらを同時に転送して再び合成することにより、データ転送速度が向上する。換言すると、1パケットずつ送るよりも数パケットを同時転送した方が効率がよいため、瞬間的なデータ転送速度が上がる。
【0031】
また、ホストコンピュータアダプタ16及びディスクエンクロージャアダプタ17のデータ転送モードがシーケンシャルな転送モードの場合は、クロスバスイッチ20にてホストコンピュータアダプタ16及びディスクエンクロージャアダプタ17にSXバス18を直接接続する。これにより、キャッシュメモリ12を使用せずに、データ転送を行うことができる。
【0032】
図2は、ディスクアレイ制御装置11におけるクロスバスイッチ20の一例を概略的に示すブロック図である。以下、図1及び図2に基づき説明する。
【0033】
図2では、図1におけるクロスバスイッチ20を、クロスバスイッチ20a,20bと表わす。クロスバスイッチ20a,20bは、ホストコンピュータアダプタ16及びディスクエンクロージャアダプタ17に接続されたSXバッファメモリ31,32と、メモリモジュール21に接続されたMXバッファメモリ34,35と、SXバッファメモリ31,32とMXバッファメモリ34,35とを接続するスイッチ33と、クロスバスイッチ37の内部データ転送を制御するバッファメモリ制御回路36とを備えている。なお、図1におけるクロスバスイッチチャネル22は、SXバッファメモリ31,32とバッファメモリ制御回路36の一部とからなる。
【0034】
SXバッファメモリ31,32及びMXバッファメモリ34,35は、それぞれ五つのバッファメモリから構成される。一例として、ホストコンピュータアダプタ16からメモリモジュール21に対してライトを行う場合について説明する。ホストコンピュータアダプタ16からは、リクエストとして「コマンド、アドレス、データ」と一括して転送される。例えば、クロスバスイッチ20aにおいてSXバッファメモリ31の五個のバッファメモリのうちの三番目で受信する場合、バッファメモリ制御回路36は、隣のクロスバスイッチ20bに対しても、三番目のバッファメモリを使用してホストコンピュータアダプタ16からデータを受信するように指示を出す。バッファメモリ制御回路36は、当該バッファメモリ内に格納されたデータ転送先に基づいて、SXバッファメモリ31とMXバッファメモリ34,35との経路が確定されるようにスイッチ33を切り換える。SXバッファメモリ31は、ホストコンピュータアダプタ16からのリクエストを到着順に最大五個まで格納可能であり、随時転送可能となったリクエストから順にMXバス26へ転送を開始する。MXバス26へデータを出力するときは、クロスバスイッチ20a又はクロスバスイッチ20bのバッファメモリ制御回路36の指示に従い、該当するリクエストも当該データに同期させてMXバス26へ出力する。
【0035】
本実施形態のディスクアレイ制御装置11によれば、キャッシュメモリ12に対するアクセスパスが複数存在することになるので、ディスクアレイ制御装置11内のデータ転送速度が向上する。しかも、クロスバスイッチ20は、ホストコンピュータアダプタ16とディスクエンクロージャアダプタ17とを直接接続する機能を有する。つまり、クロスバスイッチ20はデータから見れば単なる導線にすぎないので、ホストコンピュータアダプタ16とディスクエンクロージャアダプタ17とはキャッシュメモリ12を介さずに直接接続されることになる。そのため、キャッシュメモリ12に対するメモリデータ転送能力に依存せずに、ホストコンピュータ13とディスクエンクロージャ14との間のデータ転送が可能である。更に、クロスバスイッチ20が、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17から送信されたデータを一時的に蓄えるバッファメモリ(すなわちSXバッファメモリ31,32及びMXバッファメモリ34,35)を備えている。そのため、転送先のキャッシュアドレスが複数のアクセスパスで重なった場合でも、バッファメモリで緩衝可能であるので、ディスクアレイ制御装置11内のスループット低下が抑えられる。
【0036】
以下、図3乃至図9に基づき、ディスクアレイ制御装置11について更に詳しく説明する。
【0037】
図3は、ディスクアレイ制御装置11におけるクロスバスイッチ20の一例を詳細に示すブロック図である。以下、図2及び図3に基づき説明する。
【0038】
図2に示すSXバッファメモリ31,32及びMXバッファメモリ34,35は、図3に示すリクエスト入力バッファメモリ60、リクエスト出力バッファメモリ62、リードデータ入力バッファメモリ63、リードデータ出力バッファメモリ65及びライトリプライ入力バッファメモリ67に対応する。図2に示すスイッチ33は、図3に示すリクエストクロスバスイッチ74、ライトリプライクロスバスイッチ75及びリードデータクロスバスイッチ76に対応する。図2に示すバッファメモリ制御回路36は図3に示すリクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61、ライトリプライクロスバスイッチ調停/制御回路66及びリードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64に対応する。
【0039】
図4は、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17からメモリモジュール21へのデータ書き込み処理を示すフローチャートである。以下、図1、図3及び図4に基づき説明する。
【0040】
ステップ701において、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17からクロスバスイッチ20へ、ADR(アドレス)、CMD(コマンド)及びDATA(データ)が送出される。これらADR、CMD及びDATAは、クロスバスイッチ20内のリクエスト入力バッファメモリ60に保持される。これらのADR及びCMDに基づき、出力するメモリモジュール21へのポートが判定され、ステップ702で、リクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61へ接続要求が発行される。
【0041】
同一ポートへの接続要求が複数発生した場合には、リクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61が調停を行う。また、リクエスト入力バッファメモリ60内に保持されたデータが、送出待ち状態であっても、1つのホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17に対して、複数のリクエスト入力バッファメモリ60が設けられているため、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17からの次のデータを受け取ることができる。複数のリクエスト入力バッファメモリ60内に保持されたデータについては、入力順に関わらず、リクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61へ接続要求を出すことができる。
【0042】
ステップ703で調停の結果、メモリチャネル23へのポート使用権が決定すると、リクエストクロスバスイッチ74のバス切り替えが行われ、メモリチャネル23へデータ転送が行われる。ステップ707で、メモリチャネル23は、受信したADR及びCMDに基づきアクセスするメモリ24を決定し、DATA書き込みを行う。ステップ708で、メモリチャルネル23は、メモリ24への書き込みアクセスに関する結果ステータス(WSTS)を生成し、書き込み要求元のホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17へ返送する。このとき、書き込み要求元のホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17に対するエージェント番号をWSTSに付加し、これを送信する。
【0043】
図5は、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17からメモリチャネル23へのデータ読み出し処理を示すフローチャートである。以下、図1、図3及び図5に基づき説明する。
【0044】
ステップ801において、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17からクロスバスイッチ20へ、ADR及びCMDが送出される。これらのADR及びCMDは、クロスバスイッチ20内のリクエスト入力バッファメモリ60に保持される。これらのADR及びCMDに基づき、出力するメモリチャネル23へのポートが判定され、ステップ802で、リクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61へ接続要求が発行される。ステップ803で調停の結果、目的のリクエスト出力バッファメモリ62へのバス切り替えが行われると、ステップ806でリクエスト入力バッファメモリ60からリクエスト出力バッファメモリ62へADR及びCMDが送出される。
【0045】
ステップ807で、これらのADR及びCMDとリードデータ入力バッファメモリ63に保持されているADR及びCMDとの比較を行い、要求するデータがリードデータ入力バッファメモリ63に格納されていなければ、メモリチャネル23へADR及びCMDを送出し、データ読み込みの要求を行うとともに、要求元のホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17へリトライを促す。リトライを促されたホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17は、再度、同一のADR及びCMDでアクセス要求を行うか、又は、別のアクセス要求を行うことができる。
【0046】
ステップ810で、メモリチャネル23は、受信したADR及びCMDに基づき、アクセスするメモリモジュール21を決定し、メモリリード処理を行う。また、このメモリリードアクセスに関する結果ステータス(RSTS)を生成し、ステップ812でリードデータ、ステータスの順で、クロスバスイッチ20のリードデータ入力バッファメモリ63に送信し、これをリードデータ入力バッファメモリ63で保持する。このとき、メモリアクセスに使用したADR及びCMDも、アクセス情報として保持する。
【0047】
ステップ813で、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17は、ステップ801で送出したADR及びCMDと同一のアクセス要求を行う。これらのADR及びCMDは、リクエスト入力バッファメモリ60に保持され、ステップ802〜806と同様の処理を経て、リクエスト出力バッファメモリ62に送出される。リクエスト出力バッファメモリ62にADR及びCMDが保持されると、ステップ819で再度、これらのADR及びCMDとリードデータ入力バッファメモリ63に保持されるADR及びCMDとの比較を行う。
【0048】
ここで、これらのADR及びCMDが一致すると、ステップ820で、アクセス要求元のホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17に接続されるリードデータ出力バッファメモリ65とリードデータ入力バッファメモリ63とを接続するよう、リードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64に対しリクエストを発行する。ステップ821でバス使用権を獲得し、ステップ822でバス切り替えが行われると、ステップ824でリードデータ及びステータスを、要求元のホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17に送出する。
【0049】
図6は、クロスバスイッチの同期転送を説明するためのブロック図である。以下、図1、図3及び図6に基づき説明する。
【0050】
クロスバスイッチ20は一つのホストコンピュータアダプタ16当たり二つ接続されており、各々のクロスバスイッチ20a,20bが同期を取りながらデータ転送を行う。複数のクロスバスイッチ20a,20b同士が同期動作を行うために、一つのクロスバスイッチ20aがマスター、他のクロスバスイッチ20bがスレーブとして動作する。クロスバスイッチ20aのLSIピンのマスターイネーブルをGND接続することにより、マスターとして動作する。クロスバスイッチ20a,20bのLSIとしての機能はマスターとスレーブとで同じであるが、マスターイネーブル端子がプルアップされると調停回路がディセーブルなる。
【0051】
次に、ホストコンピュータアダプタ16からメモリ24にデータを書き込む場合の動作を説明する。
【0052】
ホストコンピュータアダプタ16は、2分割したパケットデータとしてアドレス/コマンド/データを同時にクロスバスイッチ20a,20bへ送出する。リードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64は、ホストコンピュータ13からのコマンドを確認し、ホストコンピュータ13からのライトコマンドであれば、どのリクエスト入力バッファメモリ60にデータを格納するかを決定及び指示する。各クロスバスイッチ20a,20bには、リクエスト入力バッファメモリ60が三個ずつ二組ある。リードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64は、各リクエスト入力バッファメモリ60毎にデータ転送先を記憶するテーブルを有し、このテーブルを使用してデータ転送先の制御を行う。
【0053】
今、ホストコンピュータ13からアドレス/ライトコマンド/データの順でパケットをクロスバスイッチ20aが受信した場合、リードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64は、4ビットの入力バッファ番号を示す制御信号を用いて、データを格納するリクエスト入力バッファメモリ60についての指示を出す。このときのリクエスト入力バッファメモリ60を選択する番号は、マスター/スレーブとも同じ番号を用いる。これにより、マスター/スレーブとも同じ番号のリクエスト入力バッファメモリ60にデータを格納することができる。
【0054】
データ格納後、リードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64は、リクエスト入力バッファメモリ60のデータをリクエスト出力バッファメモリ62を経由してメモリ24へ転送する。このときのデータ転送経路の決定はリードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64が行い、リクエスト入力バッファメモリ60とメモリ24との間のパスが空いている場合、リクエスト入力バッファメモリ60の番号とメモリモジュール21の番号とを制御信号に含めて出力し、転送元と転送先とをクロスバスイッチ20で接続しデータ転送を行う。リードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64は、リクエスト入力バッファメモリ60毎に調停を実施することから、転送先であるメモリ24が重ならない限り、複数転送が可能である。
【0055】
図7は、ホストコンピュータアダプタ16の一例を示すブロック図である。以下、図1及び図7に基づき、ホストコンピュータアダプタ16によるシリアル転送判断を説明する。
【0056】
ホストコンピュータアダプタ16において、コマンド解読回路80がホストコンピュータ13からの転送モードを判断する。ホストコンピュータ13からのコマンドがシーケンシャルなライトコマンド又はリードコマンドと判断されると、コマンドアドレス変換回路82は、ホストコンピュータ13から転送されたデータが直接ディスクエンクロージャアダプタ14へ転送されるように、コマンド及びアドレスを変更(物理アドレスに変更)する。ホストコンピュータ13から転送されたデータは、一時的にデータ格納バッファメモリ81に格納される。アレイコントロール回路83は、データ格納バッファメモリ81に格納されている変換されたアドレスに対応するデータを、クロスバスイッチ20へ送出する。後のプロトコルは、他の場合と同一である。
【0057】
図8は、ホストコンピュータアダプタ16からディスクエンクロージャアダプタ17へのデータ書き込み処理を示すフローチャートである。以下、図1、図3及び図8に基づき説明する。
【0058】
ステップ901で、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17からクロスバスイッチ20へ、ADR(アドレス)、CMD(コマンド)及びDATA(データ)が送出される。これらADR、CMD及びDATAは、クロスバスイッチ20内のリクエスト入力バッファメモリ60に保持される。このADR及びCMDに基づき、出力するディスクエンクロージャアダプタ17へのポートが判定され、ステップ902で、リクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61へ接続要求が発行される。
【0059】
同一ポートへの接続要求が複数発生した場合には、リクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61で調停を行う。また、リクエスト入力バッファメモリ60内に保持されたデータが送出待ち状態であっても、1つのホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17に対し、複数のリクエスト入力バッファメモリ60が設けられているため、ホストコンピュータアダプタ16又はディスクエンクロージャアダプタ17からの次のデータを受け取ることができる。これら複数のリクエスト入力バッファメモリ60内に保持されたデータについては、入力順に関わらずリクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61へ接続要求を出すことができる。
【0060】
ステップ903で調停の結果、メモリチャネル23へのポート使用権が決定すると、リクエストクロスバスイッチ74のバス切り替えが行われ、ディスクエンクロージャアダプタ17へデータ転送が行われる。ステップ907で、ディスクエンクロージャアダプタ17は、受信したADR/CMDに基づき、アクセスするHDDを決定し、DATA書き込みを行う。ステップ908で、ディスクエンクロージャアダプタ17は、HDDへの書き込みアクセスに関する結果ステータス(WSTS)を生成し、書き込み要求元のホストコンピュータアダプタ16へ返送する。このとき、書き込み要求元のホストコンピュータアダプタ16に対するエージェント番号をWSTSに付加し、これを送信する。
【0061】
図9は、ホストコンピュータアダプタ16からディスクエンクロージャアダプタ17へのデータ読み出し処理を示すフローチャートである。以下、図1、図3及び図9に基づき説明する。
【0062】
ステップ1001で、ホストコンピュータアダプタ16からクロスバスイッチ20へADR及びCMDが送出される。これらのADR及びCMDは、クロスバスイッチ部20内のリクエスト入力バッファ60に保持される。これらのADR及びCMDに基づき、出力するディスクエンクロージャアダプタ17へのポートが判定され、ステップ1002で、リクエストクロスバスイッチ調停/制御回路61へ接続要求が発行される。ステップ1003で調停の結果、目的のリクエスト出力バッファメモリ62へのバス切り替えが行われると、ステップ1006でリクエスト出力バッファメモリ62へADR及びCMDが送出される。
【0063】
ステップ1007で、これらのADR及びCMDとリードデータ入力バッファ63に保持されているADR及びCMDとの比較を行い、要求するデータがリードデータ入力バッファ63に格納されていなければ、メモリチャネル23へADR及びCMDを送出し、データ読み込みの要求を行うとともに、要求元のホストコンピュータアダプタ16へリトライを促す。リトライを促されたホストコンピュータアダプタ16は、再度、同一のADR及びCMDでアクセス要求を行うか、又は別のアクセス要求を行うことができる。
【0064】
ステップ1010で、ディスクエンクロージャアダプタ16は、受信したADR及びCMDに基づき、アクセスするHDDを決定し、リード処理を行う。また、このリードアクセスに関する結果ステータス(RSTS)を生成し、ステップ1012で、リードデータ、ステータスの順で、クロスバスイッチ20のリードデータ入力バッファメモリ63へ送信し、リードデータ入力バッファメモリ63で保持する。このとき、ディスクエンクロージャアダプタ17へのアクセスに使用したADR及びCMDも、アクセス情報として保持する。
【0065】
ステップ1013で、ホストコンピュータアダプタ16は、ステップ1001で送出したADR及びCMDと同一のアクセス要求を行う。これらADR及びCMDはリクエスト入力バッファメモリ60に保持され、ステップ1002〜1006と同様の処理を経て、リクエスト出力バッファメモリ62に送出される。リクエスト出力バッファメモリ62にADR及びCMDが保持されると、ステップ1019で再度、これらのADR及びCMDとリードデータ入力バッファメモリ63に保持されるADR及びCMDとの比較を行う。
【0066】
ここで、ADR及びCMDが一致すると、リードデータクロスバスイッチ調停/制御回路64に対し、リードデータ入力バッファメモリ63とアクセス要求元のホストコンピュータアダプタ16に接続されるリードデータ出力バッファメモリ65との間を接続するようリクエストを発行する。ステップ1021でバス使用権を獲得し、ステップ1022でバス切り替えが行われると、ステップ1024でリードデータ及びステータスを、要求元のホストコンピュータアダプタ16へ送出する。
【0067】
【発明の効果】
請求項1又は2記載のディスクアレイ制御装置又は請求項10又は11記載のディスクアレイ制御方法によれば、キャッシュメモリがメモリモジュールと複数のクロスバスイッチとを備え、複数のホストコンピュータアダプタと複数のクロスバスイッチとが接続され、複数のディスクエンクロージャアダプタと複数のクロスバスイッチとが接続され、複数のクロスバスイッチとメモリモジュールとが接続され、複数のクロスバスイッチが互いに同期してデータを転送することにより、キャッシュメモリに対するアクセスパスを複数存在させることができるとともに、データ転送時の無駄な待ち時間がなくなるので、キャッシュメモリに対するスループットを向上できる。しかも、このとき、当該データを複数のパケットに分割後これらを同時に転送して再び合成する。これにより、データ転送速度が向上する。換言すると、1パケットずつ送るよりも数パケットを同時転送した方が効率がよいため、瞬間的なデータ転送速度が上がる。
【0068】
また、ホストコンピュータアダプタとディスクエンクロージャアダプタとを直接接続する機能をクロスバスイッチが有していることにより、キャッシュメモリに対するメモリデータ転送能力に依存せずに、ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間のデータ転送が可能であるので、スループットを向上できる(請求項3,4,12,13)。換言すると、ホストコンピュータアダプタとディスクエンクロージャアダプタとの間で、キャッシュメモリのデータ転送速度に関係なくデータ転送が可能である。その理由は、クロスバスイッチを用いることにより、ホストコンピュータアダプタとディスクエンクロージャアダプタとの間で、キャッシュメモリを介さずに直接にデータ転送を実行できるからである。
【0069】
請求項6記載のディスクアレイ制御装置又は請求項15記載のディスクアレイ制御方法によれば、ホストコンピュータアダプタ又はディスクエンクロージャアダプタから送信されたデータを一時的に蓄えるバッファメモリをクロスバスイッチが備えていることにより、転送先のキャッシュアドレスが複数のアクセスパスで重なった場合でも、バッファメモリで緩衝可能であるので、スループットを向上できる。
【0070】
なお、上記請求項を引用するディスクアレイ制御装置も、上記請求項と同等以上の効果を奏する。同様に、上記請求項を引用するディスクアレイ制御方法も、上記請求項と同等以上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクアレイ制御装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のディスクアレイ制御装置におけるクロスバスイッチの一例を示すブロック図である。
【図3】図1のディスクアレイ制御装置におけるクロスバスイッチの一例を詳細に示すブロック図である。
【図4】図1のディスクアレイ制御装置における、ホストコンピュータアダプタ又はディスクエンクロージャアダプタからメモリモジュールへのデータ書き込み処理を示すフローチャートである。
【図5】図1のディスクアレイ制御装置における、ホストコンピュータアダプタ又はディスクエンクロージャアダプタからメモリモジュールへのデータ読み出し処理を示すフローチャートである。
【図6】図1のディスクアレイ制御装置における、クロスバスイッチの同期転送を説明するためのブロック図である。
【図7】図1のディスクアレイ制御装置における、ホストコンピュータアダプタの一例を示すブロック図である。
【図8】図1のディスクアレイ制御装置における、ホストコンピュータアダプタからディスクエンクロージャアダプタへのデータ書き込み処理を示すフローチャートである。
【図9】図1のディスクアレイ制御装置における、ホストコンピュータアダプタからディスクエンクロージャアダプタへのデータ読み出し処理を示すフローチャートである。
【図10】従来のディスクアレイ制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 ディスクアレイ制御装置
12 キャッシュメモリ
13 ホストコンピュータ
14 ディスクエンクロージャ
15 ホストコンピュータインタフェース
16 ホストコンピュータアダプタ
17 ディスクエンクロージャアダプタ
18 SXバス
19 クロスバスイッチインタフェース
20,20a,20b クロスバスイッチ
21 メモリモジュール
22 クロスバスイッチチャネル
23 メモリチャネル
24 メモリ
25 ディスクエンクロージャインタフェース
26 MXバス
31,32 SXバッファメモリ
33 スイッチ
34,35 MXバッファメモリ
36 バッファメモリ制御回路
Claims (18)
- ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間で送受信されるデータを格納するキャッシュメモリを備え、前記ホストコンピュータと前記キャッシュメモリとが複数のホストコンピュータアダプタによって接続され、前記ディスクエンクロージャと前記キャッシュメモリとが複数のディスクエンクロージャアダプタによって接続された、
ディスクアレイ制御装置において、
前記キャッシュメモリがメモリモジュールと複数のクロスバスイッチとを備え、前記複数のホストコンピュータアダプタと前記複数のクロスバスイッチとが接続され、前記複数のディスクエンクロージャアダプタと前記複数のクロスバスイッチとが接続され、前記複数のクロスバスイッチと前記メモリモジュールとが接続され、
前記ホストコンピュータアダプタは、前記ホストコンピュータから受信した1つのデータを複数のパケットに分割後、前記複数のクロスバスイッチに対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送し
前記複数のクロスバスイッチは、前記ホストコンピュータアダプタから受信した各パケットを同期を取りつつ、同時に前記メモリモジュールへ転送し、
前記メモリモジュールは、前記複数のクロスバスイッチから同時に受信した複数のパケットを再び1つのデータに合成する、
ことを特徴とするディスクアレイ制御装置。 - ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間で送受信されるデータを格納するキャッシュメモリを備え、前記ホストコンピュータと前記キャッシュメモリとが複数のホストコンピュータアダプタによって接続され、前記ディスクエンクロージャと前記キャッシュメモリとが複数のディスクエンクロージャアダプタによって接続された、
ディスクアレイ制御装置において、
前記キャッシュメモリがメモリモジュールと複数のクロスバスイッチとを備え、前記複数のホストコンピュータアダプタと前記複数のクロスバスイッチとが接続され、前記複数のディスクエンクロージャアダプタと前記複数のクロスバスイッチとが接続され、前記複数のクロスバスイッチと前記メモリモジュールとが接続され、
前記ディスクエンクロージャタアダプタは、前記ディスクエンクロージャから受信した1つのデータを複数のパケットに分割後、前記複数のクロスバスイッチに対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送し、
前記複数のクロスバスイッチは、前記ディスクエンクロージャアダプタから受信した各パケットを同期を取りつつ、同時に前記メモリモジュールへ転送し、
前記メモリモジュールは、前記複数のクロスバスイッチから同時に受信した複数のパケットを再び1つのデータに合成する、
ことを特徴とするディスクアレイ制御装置。 - 前記クロスバスイッチは、前記ホストコンピュータアダプタと前記ディスクエンクロージャアダプタとを直接接続する機能を有する、
請求項1又は2記載のディスクアレイ制御装置。 - 前記クロスバスイッチは、前記ホストコンピュータアダプタから出力されたコマンドに従って、前記ホストコンピュータアダプタと前記ディスクエンクロージャアダプタとを直接接続する、
請求項3記載のディスクアレイ制御装置。 - 前記複数のクロスバスイッチのうちの一つがマスターとして動作し、残りが前記マスターによって制御されるスレーブとして動作することにより、前記複数のクロスバスイッチが互いに同期してデータを転送する、
請求項1乃至4のいずれかに記載のディスクアレイ制御装置。 - 前記クロスバスイッチは、前記ホストコンピュータアダプタ又は前記ディスクエンクロージャアダプタから送信されたデータを一時的に蓄えるバッファメモリを備えた、
請求項1乃至5のいずれかに記載のディスクアレイ制御装置。 - 前記ホストコンピュータアダプタ又は前記ディスクエンクロージャアダプタから送信される前記データにはコマンド及びメモリアドレスが含まれ、これらのデータが前記バッファメモリに一括して送信される、
請求項6記載のディスクアレイ制御装置。 - 前記キャッシュメモリが複数である、
請求項1乃至7のいずれかに記載のディスクアレイ制御装置。 - 前記メモリモジュールが複数である、
請求項1乃至8のいずれかに記載のディスクアレイ制御装置。 - ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間で送受信されるデータを格納するキャッシュメモリを備え、前記ホストコンピュータと前記キャッシュメモリとが複数のホストコンピュータアダプタによって接続され、前記ディスクエンクロージャと前記キャッシュメモリとが複数のディスクエンクロージャアダプタによって接続された、ディスクアレイ制御装置に使用されるディスクアレイ制御方法において、
メモリモジュールと複数のクロスバスイッチとを前記キャッシュメモリに設け、前記複数のホストコンピュータアダプタと前記複数のクロスバスイッチとを接続し、前記複数のディスクエンクロージャアダプタと前記複数のクロスバスイッチとを接続し、前記複数のクロスバスイッチと前記メモリモジュールとを接続し、
前記ホストコンピュータアダプタによって、前記ホストコンピュータから受信した1つのデータを複数のパケットに分割後、前記複数のクロスバスイッチに対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送し、
前記複数のクロスバスイッチによって、前記ホストコンピュータアダプタから受信した各パケットを同期を取りつつ、同時に前記メモリモジュールへ転送し、
前記メモリモジュールによって、前記複数のクロスバスイッチから同時に受信した複数のパケットを再び1つのデータに合成する、
ことを特徴とするディスクアレイ制御方法。 - ホストコンピュータとディスクエンクロージャとの間で送受信されるデータを格納するキャッシュメモリを備え、前記ホストコンピュータと前記キャッシュメモリとが複数のホストコンピュータアダプタによって接続され、前記ディスクエンクロージャと前記キャッシュメモリとが複数のディスクエンクロージャアダプタによって接続された、ディスクアレイ制御装置に使用されるディスクアレイ制御方法において、
メモリモジュールと複数のクロスバスイッチとを前記キャッシュメモリに設け、前記複数のホストコンピュータアダプタと前記複数のクロスバスイッチとを接続し、前記複数のディスクエンクロージャアダプタと前記複数のクロスバスイッチとを接続し、前記複数のクロスバスイッチと前記メモリモジュールとを接続し、
前記ディスクエンクロージャタアダプタによって、前記ディスクエンクロージャから受信した1つのデータを複数のパケットに分割後、前記複数のクロスバスイッチに対してそれぞれパケットを一個ずつ同時に転送し、
前記複数のクロスバスイッチによって、前記ディスクエンクロージャアダプタから受信した各パケットを同期を取りつつ、同時に前記メモリモジュールへ転送し、
前記メモリモジュールによって、前記複数のクロスバスイッチから同時に受信した複数のパケットを再び1つのデータに合成する、
ことを特徴とするディスクアレイ制御方法。 - 前記ホストコンピュータアダプタと前記ディスクエンクロージャアダプタとを前記クロスバスイッチを介して直接接続する、
請求項10又は11記載のディスクアレイ制御方法。 - 前記クロスバスイッチは、前記ホストコンピュータアダプタから出力されたコマンドに従って、前記ホストコンピュータアダプタと前記ディスクエンクロージャアダプタとを直接接続する、
請求項12記載のディスクアレイ制御方法。 - 前記複数のクロスバスイッチのうちの一つをマスターとして動作させ、残りを前記マスターによって制御されるスレーブとして動作させることにより、前記複数のクロスバスイッチを互いに同期させてデータを転送する、
請求項10乃至13のいずれかに記載のディスクアレイ制御方法。 - 前記ホストコンピュータアダプタ又は前記ディスクエンクロージャアダプタから送信されたデータを一時的に蓄えるバッファメモリを、前記クロスバスイッチに設けた、
請求項10乃至14のいずれかに記載のディスクアレイ制御方法。 - 前記ホストコンピュータアダプタ又は前記ディスクエンクロージャアダプタから送信される前記データにコマンド及びメモリアドレスを含ませ、これらのデータを前記バッファメモリに一括して送信する、
請求項15記載のディスクアレイ制御方法。 - 前記キャッシュメモリが複数である、
請求項10乃至16のいずれかに記載のディスクアレイ制御方法。 - 前記メモリモジュールが複数である、
請求項10乃至17のいずれかに記載のディスクアレイ制御方法。
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