JP2976908B2 - ディスク共有スイッチ装置及びその使用方法 - Google Patents

ディスク共有スイッチ装置及びその使用方法

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JP2976908B2
JP2976908B2 JP8326762A JP32676296A JP2976908B2 JP 2976908 B2 JP2976908 B2 JP 2976908B2 JP 8326762 A JP8326762 A JP 8326762A JP 32676296 A JP32676296 A JP 32676296A JP 2976908 B2 JP2976908 B2 JP 2976908B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク共有スイ
ッチ装置及びその使用方法に係り、特に、複数のホスト
コンピュータで一乃至複数のディスク装置を共有するた
めのディスク共有スイッチ装置及びその使用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶装置は、一般に
SCSIインタフェースやIDEインタフェースを介し
接続されるようになっている。また、近年、複数のパー
ソナルコンピュータを協働させるクラスタシステムの開
発が進められ、複数のコンピュータからディスク装置を
共有することが必要となってきている。しかし、SCS
Iインタフェース及びIDEインタフェースは、ホスト
コンピュータが一台であることを前提にしているためク
ラスタシステムには利用できない。
【0003】そこで、複数コンピュータでディスク装置
の共有を可能とするため、複数のSCSIインタフェー
スを備えたマルチホスト対応のディスクアレイ装置や、
ファイバーチャネルインタフェース等が提供されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち、マルチホストのディスクアレイ装置では、
小規模システムから大規模システムまでに柔軟に対する
ことができず、小規模システムを構成する場合高価格に
なる不都合があった。
【0005】また後者のファイバーチャネルインタフェ
ースでは、特にループ型ではコネクションを確保して通
信を行う必要があるので、接続のためのオーバヘッドが
大きくレイテンシーが大きくなる不都合があり、一方、
ファブリック型では高価格になる不都合があった。
【0006】
【発明の目的】ここで、複数のパーソナルコンピュータ
を協働させるクラスタシステムの魅力は、低価格化が進
むパーソナルコンピュータを組み合わせることで安価に
高性能なコンピュータシステムが実現できるところにあ
る。特に、パーソナルコンピュータのクラスタシステム
では小規模から大規模までのステーラビリティを確保す
ることが重要な技術課題となっている。
【0007】そこで、本発明は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、特に、パーソナルコンピュータ間で低
価格にディスク装置を共有でき、小規模システムから大
規模システムまで柔軟に対応できるディスク共有スイッ
チ装置及びその使用方法を提供することを、その目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、複数のホストポート及び
一乃至複数のディスクポートと、外部信号に応じて複数
のホストポートと複数のディスクポートとの接続を周期
的に切り替える第1及び第2のクロスバスイッチとを備
えている。
【0009】このうち、複数のホストポートは、ホスト
コンピュータとの間でデータ送受を行うホスト側SCS
Iインタフェースと、このホスト側SCSIインタフェ
ースで受信されたデータを所定のタイミングで第2のク
ロスバスイッチに出力するホスト側入力バッファと、第
1のクロスバスイッチから受信したデータをホスト側S
CSIインタフェースに出力するホスト側出力バッファ
と、第2のクロスバスイッチの接続先が所定のディスク
ポートに切り替えられたことを上記外部信号から判断し
ホスト側入力バッファからデータを出力させるホスト側
制御部とを備えている。
【0010】一方、一乃至複数のディスクポートは、デ
ィスク装置との間でデータ送受を行うディスク側SCS
Iインタフェースと、このディスク側SCSIインタフ
ェースで受信されたデータを所定のタイミングで第1の
クロスバスイッチに出力するディスク側入力バッファ
と、第2のクロスバスイッチから受信したデータをディ
スク側SCSIインタフェースに出力するディスク側出
力バッファと、第1のクロスバスイッチの接続先が所定
のホストポートに切り替えられたことを外部信号から判
断しディスク側入力バッファからデータを出力させるデ
ィスク側制御部とを備えている、という構成を採ってい
る。
【0011】本発明では、ホストコンピュータから入力
されたデータ(SCSIコマンド等)はホスト側入力バ
ッファに蓄積される。このデータには転送先のディスク
装置の識別情報が付加され、これに応じて転送先のディ
スクポートも特定される。ここで、第2のクロスバスイ
ッチに外部信号が入力されると、今データを送出しよう
としているホストポートの接続先ディスクポートが順に
切り替えられる。当該ホストポートの制御部は、例えば
外部信号のパルス数をカウントし、クロスバスイッチが
所定のディスクポートに接続されたことを確認した時
に、入力バッファ内のデータを第2のクロスバスイッチ
に送出させ、データを所定のディスクポートから所定の
ディスク装置に転送させる。
【0012】一方、ディスク装置からSCSIコマンド
の処理ステータス等が出力されると、そのデータはディ
スクポートの入力バッファに蓄積される。そして、上述
と同様に制御部は、第1のクロスバスイッチが所定のホ
ストポートに接続されたと判断すると、入力バッファ内
のデータを第1のクロスバスイッチに出力させ、所定の
ホストポートから所定のホストコンピュータに転送す
る。
【0013】こうして、クロスバスイッチの接続先が周
期的に切り替えられる間において所定のホストポートと
所定のディスクポートとが接続されたタイミングを見計
らってSCSIインタフェースを介した複数ホストと複
数ディスクとの間のデータ送受が行われる。
【0014】請求項2記載の発明では、ホストポートと
ディスクポートとをそれぞれ2以上の同数設けた、とい
う構成を採っている。本発明では、いずれのホストポー
トも常にいずれかのディスクポートと接続され、また、
何れのディスクポートも常にいずれかのホストポートと
接続された状態にすることができる。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
ディスク共有スイッチ装置を複数備え、これら各ディス
ク共有スイッチ装置に外部信号をそれぞれ入力する単一
のタイムスロット発生手段を接続する、という使用方法
を採る。これによると、単一のタイムスロット発生手段
から出力された外部信号(タイムスロット)によって各
ディスク共有スイッチ装置のクロスバスイッチの接続が
それぞれ周期的に切り替えられる。
【0016】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図2に基づいて説明する。
【0018】図1に示すディスク共有スイッチ装置は、
複数のホストポート#1〜#n及び複数のディスクポー
ト#1〜#nと、外部信号に応じて複数のホストポート
#1〜#nと複数のディスクポート#1〜#nとの接続
を周期的に切り替える第1及び第2のクロスバスイッチ
とを備えている。
【0019】このうち、複数のホストポート#1〜#n
は、ホストコンピュータ201 〜20n との間でデータ
送受を行うSCSIインタフェースhs1〜hsnと、この
SCSIインタフェースhs1〜hsnで受信されたデータ
を所定のタイミングで第2のクロスバスイッチ2に出力
する入力バッファhi1〜hinと、第1のクロスバスイッ
チ1から受信したデータをSCSIインタフェースhs1
〜hsnに出力する出力バッファho1〜honと、第2のク
ロスバスイッチ2の接続先が所定のディスクポートに切
り替えられたことを外部信号から判断し入力バッファh
i1〜hinからデータを出力させる制御部(図示略)とを
備えている。
【0020】一方、複数のディスクポート#1〜#n
は、ディスク装置301 〜30n との間でデータ送受を
行うSCSIインタフェースds1〜dsnと、このSCS
Iインタフェースds1〜dsnで受信されたデータを所定
のタイミングで第1のクロスバスイッチ1に出力する入
力バッファdi1〜dinと、第2のクロスバスイッチ2か
ら受信したデータをSCSIインタフェースds1〜dsn
に出力する出力バッファdo1〜donと、第1のクロスバ
スイッチ1の接続先が所定のホストポートに切り替えら
れたことを外部信号から判断し入力バッファdi1〜din
からデータを出力させる制御部(図示略)とを備えてい
る。
【0021】本実施形態において、ホストポートとディ
スクポートとはn個ずつ同数設けられている。
【0022】これを更に詳述すると、本実施形態におい
て、第1及び第2のクロスバスイッチ1,2は、タイム
スロット発生手段40から上記外部信号として一定周期
のパルス信号を受信し、この出力パルス信号に同期して
複数のホストポート#1〜#nと複数のディスクポート
#1〜#nとの接続を逐次切り替えるようになってい
る。
【0023】タイムスロット発生手段40は、水晶発振
器(図示せず)及び分周器(図示せず)を含み、図2
(a)に示すような一定周期のパルスを発生する。この
パルスの立ち上がりタイミングと次の立ち上がりタイミ
ングとの間を1タイムスロットとする。パルスの立ち下
がりから次の立ち下がりまでの間を1タイムスロットと
しても良い。
【0024】図2(b)を参照し、第1のクロスバスイ
ッチ1の動作を説明する。第2のクロスバスイッチ2に
ついても同様である。
【0025】クロスバスイッチ1は、タイムスロット発
生手段40からパルスの立ち上がりが入力される毎に入
力ポートであるディスクポート#1〜#nと出力ポート
であるホストポート#1〜#nとの接続を周期的に切り
替える。例えば、図2(b)に示すように、タイムスロ
ット1の間はディスクポート#1をホストポート#1
に、ディスクポート#2をホストポート#2に、ディス
クポート#3をホストポート#3に、ディスクポート#
nをホストポート#nに接続する。次のタイムスロット
2では、ディスクポート#1をホストポート#2に、デ
ィスクポート#2をホストポート#3に、ディスクポー
ト#nをホストポート#1に接続する。そして、タイム
スロットnでは、ディスクポート#1をホストポート#
nに、ディスクポート#2をホストポート#1に接続
し、次のタイムスロットでタイムスロット1の接続に戻
る。このように、接続されるディスクポートとホストポ
ートとが順々に周期的に切り替えられる。
【0026】例えば、タイムスロットが約16.7ms
ecであり、第一のクロスバスイッチの入力ポート数が
16、出力ポート数が16である場合、スイッチ能力が
1.3Gbps(クロスバスイッチとしては通常実現可
能な値)であれば、このタイムスロット間に約450K
Bのデータ転送が可能である。この値はホストコンピュ
ータ及びディスク装置間における1対1のデータ転送能
力に換算すると1.8Mbpsとなる(1対1の場合、
例えば、入力ポート#1から出力ポート#1への接続周
期が250.5msec毎だからである)。
【0027】特に、コンピュータ間で複数のディスクを
共有するクラスタシステムにおいて、複数ディスクに分
散してデータがストライプされている場合、ホストコン
ピュータは16台のディスク装置から次々とデータを受
け取ることになるから、スループット性能としては2
8.8Mbpsとなる。よって、16台のホストコンピ
ュータそれぞれが均等に28.8Mbpsのデータ転送
レートでディスク共有を行うことが可能である。
【0028】次に、図1を参照し、本実施形態全体の動
作を説明する。以下の動作では、ホストポート#1に接
続されたホストコンピュータ201 からディスクポート
#1に接続されたディスク装置301 にSCSIコマン
ドを送り、逆に、ディスク装置301 からホストコンピ
ュータ201 に処理ステータス等を返すまでの動作を説
明する。他のホストポートに接続されたホストコンピュ
ータと他のディスク装置との間のデータ送受についても
同様である。
【0029】第1及び第2のクロスバスイッチ1,2
は、タイムスロット発生手段40から与えられるタイム
スロット毎にホストポートとディスクポートとの接続を
周期的に切り替えている。このとき、ホストポート及び
ディスクポートの各制御部は、やはりタイムスロット発
生手段から入力されるパルス信号のパルス数を計数する
ことにより、接続先のディスクポート又はホストポート
を監視している。
【0030】ここで、ホストコンピュータ201 からデ
ィスク装置301 の識別IDが指定されたデータが出力
されると、当該データはSCSIインタフェースhs1
介しホストポート#1の入力バッファhi1に蓄積され
る。制御部は、第2のクロスバスイッチ2がホストポー
ト#1とディスクポート#1とを接続したと判断する
と、入力バッファhi1に保持されたデータを第2のクロ
スバスイッチ2に出力する。出力されたデータは第2の
クロスバスイッチ2からディスクポート#1の出力バッ
ファdo1に一時蓄積され、SCSIインタフェースds1
からディスク装置301 に入力される。
【0031】一方、ディスク装置301 からホストコン
ピュータ201 の識別IDが指定された処理ステータス
等のデータが出力されると、当該データはSCSIイン
タフェースds1を介しディスクポート#1の入力バッフ
ァdi1に蓄積される。制御部は、第1のクロスバスイッ
チ1がディスクポート#1とホストポート#1とを接続
したと判断すると、入力バッファdi1に保持されたデー
タを第1のクロスバスイッチ1に出力する。出力された
データは第1のクロスバスイッチ1からホストポート#
1の出力バッファho1に一時蓄積され、SCSIインタ
フェースhs1からホストコンピュータ201 に入力され
る。
【0032】このように、本実施形態によれば、複数の
ホストポートと複数のディスクポートとをクロスバスイ
ッチにより周期的に接続しながら所定のホストポートと
所定のディスクポートとが接続されたタイミングで当該
ホスト及びディスク間のデータ送受をSCSIインタフ
ェースを介して行うようにしたので、小規模なディスク
共有システムを比較的低価格で実現することができ、ま
た、ホスト間のコネクションの確立等も不要なので、各
ホストとディスクとの高速な接続切替が可能なところ、
高速なデータ送受を実現することができる。
【0033】また、ホストポートとディスクポートとを
同数設けたので、いずれのホストポートも常にいずれか
のディスクポートと接続され、また、何れのディスクポ
ートも常にいずれかのホストポートと接続され、全ての
ホストコンピュータ及びディスク装置がデータ送受が可
能な状態になるため、ホストコンピュータ及びディスク
装置の遊び時間の発生を防止した効率的なディスク共有
システムの実現が可能となる。
【0034】更に、タイムスロット発生手段は、一定周
期のタイムスロットを各クロスバスイッチに与えるの
で、複数のホストコンピュータにとって均等なデータス
ループットでディスク装置を共有できる。このことは、
パーソナルコンピュータによるクラスタシステムが頻繁
に構成される現在、通常使われているSCSIインタフ
ェースが1台のホストコンピュータにしか接続できない
という従来の不都合を大きく改善するものとなる。
【0035】次に、上記実施形態に基づくディスク共有
スイッチ装置の一実施例を図3を参照しつつ説明する。
この図3では、図1のディスクポート#1に対応する部
分の構成のみを示す。他のディスクポート#2〜#n及
びホストポート#1〜#nとクロスバスイッチとの接続
についても同様に構成すれば良いので、図3では図示を
省略する。
【0036】ディスクポート#1は、ディスク装置30
1 との間でデータ送受を行うSCS1コントローラ10
1,CPU102,メモリ103及びクロスバスイッチ
106,107との間でデータ送受を行うパラレルシリ
アル変換器104をバス108に接続して成る。これら
の構成は1チップ化することも可能である。
【0037】このうち、SCSIコントローラ101
は、SCSIインタフェースを持つディスク装置301
との間でSCSIプロトコロルに準拠したデータの送受
を行う。ディスク装置301 から所定のホストコンピュ
ータにデータを転送する場合、SCSIコントローラ1
01の制御によりディスク装置301 から読み出したデ
ータをメモリ103に入力する。即ち、このメモリ10
3が、図1で示したディスクポート#1の入力バッファ
i1として機能する。そして、タイムスロット発生手段
105から出力されたパルス数から接続先のホストポー
トを判断し、メモリ103のデータをパラレルシリアル
変換器104を介して第一のクロスバスイッチ106に
出力させる。これにより、1タイムスロットの間は、第
一のクロスバスイッチ106のデータ転送能力に応じた
データ転送が実行される。
【0038】上述のように、クロスバスイッチ106の
データ転送能力が1.3Gbpsであれば、タイムスロ
ット当たりのデータ転送量は、450KBである。よっ
て、CPU102は、メモリ103上に450KB単位
でデータを格納し、タイムスロット毎に450KBずつ
のデータをパラレルシリアル変換器104から第1のク
ロスバスイッチ106に出力させる。
【0039】一方、所定のホストコンピュータから送ら
れたデータをディスク装置301 に格納する場合は、第
二のクロスバスイッチ107から所定のタイムスロット
においてパラレルシリアル変換器104にデータを取り
込み、メモリ103に一時格納する。即ち、メモリ10
3は、図1の出力バッファdo1として機能する。そし
て、メモリ103のデータをSCSIコントローラ10
1を介しディスク装置301 に格納する。第2のクロス
バスイッチ107のデータ転送量が第1のクロスバスイ
ッチと同様に1.3Gbpsであれば、タイムスロット
当たりのデータ転送量も同様に450KBである。
【0040】ここで、第一のクロスバスイッチ及び第二
のクロスバスイッチのホストポート及びディスクポート
の数は、それぞれ16ポート程度に設計することが望ま
しい。そして、小規模システムを構成する場合は、この
ディスク共有スイッチ装置を単体で用いてホスト16台
及びディスク16台までのシステムを構成する。一方、
大規模システムを構成する場合は、このディスク共有ス
イッチ装置を複数用い、各ディスク共有スイッチ装置の
クロスバスイッチに対し単一のタイムスロット発生手段
によりタイムスロットを設定する。
【0041】これによると、複数のディスク共有スイッ
チ装置のクロスバスイッチを単一のタイムスロット発生
手段によりそれぞれ周期的に切り替えるので、大規模な
ディスク共有システムも比較的低価格で実現することが
可能となる。このように、小規模システムから大規模シ
ステムにまで柔軟に対応できる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、複数のホストポートと複数のデ
ィスクポートとをクロスバスイッチにより周期的に接続
しながら所定のホストポートと所定のディスクポートと
が接続されたタイミングで当該ホスト及びディスク間の
データ送受をSCSIインタフェースを介して行うよう
にしたので、小規模なディスク共有システムを比較的低
価格で実現することができ、また、ホスト間のコネクシ
ョンの確立等も不要なので、各ホストとディスクとの高
速な接続切替が可能なところ、高速なデータ送受を実現
することができる。
【0043】また、請求項2記載の発明では、ホストポ
ートとディスクポートとを同数設けたので、いずれのホ
ストポートも常にいずれかのディスクポートと接続さ
れ、また、何れのディスクポートも常にいずれかのホス
トポートと接続され、全てのホストコンピュータ及びデ
ィスク装置がデータ送受が可能な状態になるため、ホス
トコンピュータ及びディスク装置の遊び時間の発生を防
止した効率的なディスク共有システムの実現が可能とな
る。
【0044】更に、請求項3記載の発明では、複数のデ
ィスク共有スイッチ装置のクロスバスイッチを単一のタ
イムスロット発生手段によりそれぞれ周期的に切り替え
るので、大規模なディスク共有システムも比較的低価格
で実現することが可能となる。このように、小規模シス
テムから大規模システムにまで柔軟に対応できる従来に
ない優れたディスク共有スイッチ装置及びその使用方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】タイムスロット発生手段が与えるタイムスロッ
トとクロスバスイッチにより接続されるホストポート及
びディスクポートとの関係を示す説明図であり、図2
(a)はタイムスロット、図2(b)は各タイムスロッ
トにおいて接続されるディスクポートとホストポートの
一例を示す。
【図3】上記実施形態の一実施例を示す一部省略したブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 第1のクロスバスイッチ 2 第2のクロスバスイッチ 10 ディスク共有スイッチ装置 201 〜20n ホストコンピュータ 301 〜30n ディスク装置 40 タイムスロット発生手段 di1〜din ディスク側入力バッファ do1〜don ディスク側出力バッファ ds1〜dsn ディスク側SCSIインタフェース hi1〜hin ホスト側入力バッファ ho1〜hon ホスト側出力バッファ hs1〜hsn ホスト側SCSIインタフェース

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストポート及び一乃至複数のデ
    ィスクポートと、外部信号に応じて前記複数のホストポ
    ートと前記一乃至複数のディスクポートとの接続を周期
    的に切り替える第1及び第2のクロスバスイッチとを備
    え、 前記複数のホストポートは、ホストコンピュータとの間
    でデータ送受を行うホスト側SCSIインタフェース
    と、このホスト側SCSIインタフェースで受信された
    データを所定のタイミングで前記第2のクロスバスイッ
    チに出力するホスト側入力バッファと、前記第1のクロ
    スバスイッチから受信したデータを前記ホスト側SCS
    Iインタフェースに出力するホスト側出力バッファと、
    前記第2のクロスバスイッチの接続先が所定のディスク
    ポートに切り替えられたことを前記外部信号から判断し
    前記ホスト側入力バッファからデータを出力させるホス
    ト側制御部とを備え、 前記一乃至複数のディスクポートは、ディスク装置との
    間でデータ送受を行うディスク側SCSIインタフェー
    スと、このディスク側SCSIインタフェースで受信さ
    れたデータを所定のタイミングで前記第1のクロスバス
    イッチに出力するディスク側入力バッファと、前記第2
    のクロスバスイッチから受信したデータを前記ディスク
    側SCSIインタフェースに出力するディスク側出力バ
    ッファと、前記第1のクロスバスイッチの接続先が所定
    のホストポートに切り替えられたことを前記外部信号か
    ら判断し前記ディスク側入力バッファからデータを出力
    させるディスク側制御部とを備えていることを特徴とし
    たディスク共有スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記ホストポートと前記ディスクポート
    とをそれぞれ2以上の同数設けたことを特徴とする請求
    項1記載のディスク共有スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスク共有スイッチ装
    置を複数備え、これら各ディスク共有スイッチ装置に前
    記外部信号をそれぞれ入力する単一のタイムスロット発
    生手段を接続することを特徴としたディスク共有スイッ
    チ装置の使用方法。
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