JP3575966B2 - ごみ供給装置およびごみ供給設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉛直方向のごみ供給路において、ごみを下方に定量供給するごみ供給装置およびごみ供給設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4,図5に示すように、たとえば流動床式ごみ焼却炉5ごみを供給するごみ供給設備では、上部からごみ供給ホッパ1、ごみプッシャー2、ごみ破砕機3およびスクリュー式給塵機4が配置されており、ごみ供給ホッパ1内のごみは、その底部でごみプッシャー2に押出されて少し斜めに傾斜する水平通路6内を順次移動し、ごみ破砕機3に投入されて小片に粉砕された後、給塵機4のスクリューによりごみ焼却炉5に定量供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ごみ供給ホッパ1とごみ破砕機3との間に、水平通路6が必要で距離Lの設備スペースを必要とするため、コンパクト化が図れないという問題があった。
【0004】
本発明のうち請求項1記載の発明は、上記問題点を解決して、設置スペースを削減できて定量供給可能なごみ供給装置およびごみ供給設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1記載のごみ供給装置は、ごみを下方に供給する鉛直通路の互いに対向する一方の側壁に、上端部が水平軸心周りに回動自在に垂下されて下端部が他方の側壁に、ごみを保持可能な距離まで接近自在な幅方向にわたる上部揺動板を設け、他方の側壁でこの上部揺動板の下方に、上端部が水平軸心周りに回動自在に垂下されて下端部が一方の側壁に、ごみを保持可能な距離まで接近自在な幅方向にわたる下部揺動板を設け、前記上部揺動板および下部揺動板をそれぞれ回動させて所定時間毎に交互に出退させる揺動出退装置を設けたものである。
【0006】
上記構成によれば、上部揺動板および下部揺動板を交互に回動して出退させることにより、突出状態の下部揺動板から上部揺動板の間の容積分のごみを間欠的に定量ずつ下方のごみ破砕機に送ることができ、またブリッジを防止する。したがって、従来のように水平通路も不要で、特に水平方向の床面の占有面積を削減することができ、コンパクト化を図ることができる。
【0007】
また本発明に係る請求項2記載のごみ供給設備は、請求項1記載のごみ供給装置を、ごみ供給ホッパ、ごみ破砕装置および、給送スクリュー装置が上方から下方に順次配置されてごみを焼却炉に定量供給するごみ供給路のうち、ごみ供給ホッパからごみ粉砕装置に至る鉛直通路に配設したものである。
【0008】
上記構成によれば、ごみをごみ破砕機に定量供給できるとともに、設備のコンパクト化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係るごみ供給装置を備えたごみ供給設備の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。なお、従来と同一部材には、同一符号を付して説明を省略する。
【0010】
ごみホッパ1のネック部から下方に連続する矩形断面で直状の鉛直通路11には、互いに対向する前後側壁のうち前側壁11aに上端部が水平軸心周りに回動自在に垂下された上部揺動板12と、後側壁11bで上部揺動板12の下方に上端部が水平軸心周りに回動自在に垂下された下部揺動板13と、上部および下部揺動板12,13をそれぞれ回動させて所定時間おきに交互に出退させる揺動板出退装置14からなるごみ供給装置10が設けられている。
【0011】
すなわち、鉛直通路11の前側壁11a上部に、上部カバー21が取付けられて上収納凹部22が形成され、上収納凹部22に上部の上水平支軸23を介して上部揺動板12が収納可能に垂下されている。そして上部カバー21の背面に上部カバー21を貫通して出退駆動装置である油圧式の出退用上部シリンダ24が揺動自在に支持され、その出力ロッドが上部揺動板12の背面に連結されている。この上部揺動板12は正面視が鉛直通路11の左右側壁11c,11dに接近する幅を有する矩形状に形成され、出退用下部シリンダ24により回動されて、下端部が上方のごみを保持可能な距離Dまで後側壁11bに接近される。
【0012】
また、後側壁11bに下部カバー31が取付けられて下収納凹部32が形成され、下収納凹部32に上部の下水平支軸33を介して下部揺動板13が収納可能に垂下されている。そして下部カバー31の背面に下部カバー31を貫通して出退駆動装置である油圧式の出退用下部シリンダ34が揺動自在に支持され、その出力ロッドが下部揺動板13の背面に連結されている。この下部揺動板13は正面視が鉛直通路11の左右側壁11c,11dに接近する幅を有する矩形状に形成され、出退用下部シリンダ34により回動されて、下端部が上方のごみを保持可能な距離Dまで前側壁11aに接近される。
【0013】
さらに、揺動板出退装置14は、前記出退用上部シリンダ24とおよび出退用下部シリンダ34と、これらの油圧配管25,35に介装された上下切換弁26,27を所定時間毎に操作して上部揺動板12および下部揺動板13を所定時間毎に交互に出退させるタイマー15付の出退制御装置16とで構成される。
【0014】
上記構成におけるごみの動作を説明する。
ごみ供給ホッパ1に投入されたごみは、上部揺動板12が突出されて保持されており、下部揺動板13は下収納凹部32内に収容されている。この状態からごみ破砕機3による破砕が進み、所定時間経過して下部揺動板13がごみに接触しない程度になると、出退制御装置16の信号により切換弁26,36が操作され、出退用上部シリンダ24が収縮されて上部揺動板12が上収納凹部22内に後退されるとともに、出退用下部シリンダ34が伸展されて下部揺動板13が突出され、下部揺動板13上に落下したごみが受け止められる。さらに破砕が進んでごみ破砕機3の入口のごみ量がほとんど無くなると、出退制御装置16により切換弁26を介して出退用上部シリンダ24が伸展され上部揺動板12が突出されてごみが受け止められるとともに、切換弁36を介して出退用下部シリンダ34が収縮されて下部揺動板13が下収納凹部32内に後退され、下部揺動板13上から上部揺動板12までの鉛直通路11の容積分のごみがごみ破砕機3に供給される。
【0015】
上記実施の形態によれば、上部揺動板12と下部揺動板13を交互に出退して鉛直通路11内のごみを交互に受け止め、ごみ破砕機3に供給するように構成したので、鉛直通路11内でごみを定量供給することができる。また上部揺動板12と下部揺動板13の出退により、ブリッジを解消することもできる。さらに鉛直通路11内に設置できるので、従来の水平通路が不要となり、占有面積を小さくすることができ、コンパクト化を図ることができる。
【0016】
なお、上記実施の形態では、タイマーを基準として上部揺動板12と下部揺動板13を交互に出退したが、通路内のごみ量を検出する検出機の信号により上部揺動板12と下部揺動板13を揺動してもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上に述べたごとく本発明の請求項1記載の発明によれば、上部揺動板および下部揺動板を交互に回動して出退させることにより、突出状態の下部揺動板から上部揺動板の間の容積分のごみを間欠的に定量ずつ下方のごみ破砕機に送ることができ、またブリッジを防止する。したがって、従来のように水平通路も不要で、特に水平方向の床面の占有面積を削減することができ、コンパクト化を図ることができる。
【0018】
また請求項2の発明によれば、ごみをごみ破砕機に定量供給できるとともに、設備のコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るごみ供給設備の実施の形態を示す側面断面図である。
【図2】同ごみ供給設備の正面断面図である。
【図3】同ごみ供給装置の平面断面図である。
【図4】従来のごみ供給設備を示す側面断面図である。
【図5】従来のごみ供給設備を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 ごみ供給ホッパ
3 ごみ粉砕機
4 給塵機
5 ごみ焼却炉
10 ごみ供給装置
11 鉛直通路
12 上部揺動板
13 下部揺動板
14 揺動出退装置
16 出退制御装置
22 上収納凹部
23 上水平支軸
24 出退用上部シリンダ
32 下収納凹部
33 下水平支軸
34 出退用下部シリンダ

Claims (2)

  1. ごみを下方に供給する鉛直通路の互いに対向する一方の側壁に、上端部が水平軸心周りに回動自在に垂下されて下端部が他方の側壁に、ごみを保持可能な距離まで接近自在な幅方向にわたる上部揺動板を設け、
    他方の側壁でこの上部揺動板の下方に、上端部が水平軸心周りに回動自在に垂下されて下端部が一方の側壁に、ごみを保持可能な距離まで接近自在な幅方向にわたる下部揺動板を設け、
    前記上部揺動板および下部揺動板をそれぞれ回動させて所定時間毎に交互に出退させる揺動出退装置を設けた
    ことを特徴とするごみ供給装置。
  2. 請求項1記載のごみ供給装置を、ごみ供給ホッパ、ごみ破砕装置および、給送スクリュー装置が上方から下方に順次配置されてごみを焼却炉に定量供給するごみ供給路のうち、ごみ供給ホッパからごみ粉砕装置に至る鉛直通路に配設したことを特徴とするごみ供給設備。
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