JP3575614B2 - 搾乳機の作動を監視する方法および搾乳機 - Google Patents

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Description

発明の技術分野および従来の技術
本発明は、ティートカップライナーと拍動チャンバーとを有するティートカップを設けた搾乳機であって、ティートカップライナーの内側に搾乳吸引圧を加え、拍動チャンバーに拍動吸引圧を加えることによりティートカップライナーを実質的に開いた状態から実質的に閉まった状態にまで周期的に変化させることからなる搾乳機の機能を監視する方法に関する。さらに、本発明は、ティートカップライナーと拍動チャンバーとを有するティートカップと、ティートカップライナーの内側に搾乳吸引圧を発生させるための真空源と、拍動チャンバーを大気と拍動チャンバーに拍動吸引圧を発生させるための前記真空源に交互に接続するために設けた拍動装置からなり、ティートカップライナーを実質的に開いた状態から実質的閉まった状態の間で変化させるい搾乳機に関する。
従来、搾乳機はクローと4個のティートカップからなり、各ティートカップにはシェルを設け、さらにシェルにはティートカップライナーを設けてティートカップライナーとシェルの間に拍動チャンバーが形成されている。搾乳中はティートカップライナーの内側を、搾乳吸引圧、すなわち通常大気圧より下約50kPaの低真空とする。さらに、高圧条件下で作動させる搾乳機もある。この場合の低圧は大気圧以上でありうる。通常拍動チャンバーは、大気圧(このときティートカップライナーは萎んだ状態または閉まった状態にある)から最大吸引圧(このときティートカップライナーは完全に開いた状態にある)の間で周期的に変動する拍動吸引圧が加わる。最大拍動吸引圧は、通常大気圧より下50kPaの低圧、すなわち搾乳吸引圧と等しい。これは、ティートカップライナーの壁における圧力差は、ティートカップライナーが完全に開いた状態にあるとき基本的に0であることを意味する。
拍動吸引圧は、4相、すなわち(a)拍動吸引圧が大気圧から通常ほぼ搾乳吸引圧まで増加し、ティートカップライナーが閉まった位置から開いた位置に移行する“開ける相”、(b)拍動吸引圧がその最高レベルに達して基本的に搾乳吸引圧と等しくなり、ティートカップライナーが開いた位置にある“開いた相”、(c)拍動吸引圧がほぼ搾乳吸引圧から大気圧まで減少し、ティートカップライナーが開いた位置の状態から閉まった位置に移行する“閉める相”、最後に(d)拍動吸引圧が大気圧と等しくなり、ティートカップライナーが閉まった位置にある“閉まった相”に分けられる拍動周期を示す。相(a)および(c)でのティートカップライナーの開け閉めは、それぞれティートカップライナーのきわめて速く、唐突な運動からなっている。閉まった位置、ティートカップライナーの対向した壁部分が相互に接触した状態から、拍動吸引圧が増加してもティートカップライナーは基本的に閉まった状態を保ち、拍動吸引圧が所定のレベル、いわゆるTPD(タッチ圧差;touch pressure difference)に達したときティートカップライナーは突然開く状態に移り、拍動吸引圧がいわゆるCCPD(臨界萎圧差;critical collapse pressure difference)に達したときティートカップライナーは完全に開いた状態、すなわち前記のティートカップライナーの対向した壁部分が相互に離れる。したがって、拍動吸引圧がTPDレベルを超えた時点から、ティートカップライナーは基本的に開いた状態にあり、それ以上拍動吸引圧が増加してもティートカップライナーの開きには顕著な変化はない。このようなきわめて突然の開閉は、ティートカップライナーの重要な特徴であり、それによって搾乳中に乳首の効果的なマッサージがえられる。
しかし、ティートカップライナーが古くなると、柔らかくなり、弾性または弾力性が徐々に消失し、乳首の温和な扱いが困難になり、乳首の効果的なマッサージがえられなくなる。これは、最終的に搾乳工程の生産性が低下し、ティートカップライナーを新しいものと交換せざるを得ないことを意味する。
現在まで、このような交換は多かれ少なかれ定期的に行うか、搾乳機のオペレーターが手で検査して行われている。
しかし、ティートカップライナーの老化は個々のティートカップライナーによって異なり、ティートカップライナーによっては比較的短期間または搾乳回数が比較的少なくても交換する必要がある一方、別のティートカップライナーはかなり長期間にわたって満足に機能する。その観点から、定期的に交換することは、一方ではまだ十分に機能するティートカップライナーを交換することを意味し、他方では多かれ少なかれ疲労してしまったティートカップライナーを用いて搾乳を行うことを意味する。加うるに、オペレーターの手によるティートカップライナーの検査は時間がかかる仕事だし、また大変信頼のおける方法というわけでもない.
WO−A−9 314 625では、各クローごとに、ティートカップライナーの開閉に反応する拍動装置と制御ユニットを含む搾乳装置が開示されている。制御ユニットによって拍動装置の拍動切り替え特性をティートカップライナーの開閉に同調するように制御し、各拍動周期ごとにティートカップライナーが完全に閉じた状態と開いた状態になるように拍動効果を改善するものである。ティートカップライナーが完全に閉まった状態または開いた状態にある場合、拍動吸引パイプの空気の流れを停止する。このような空気の流れの停止を、WO−A−9314625で提案されている別の手段で検出する。例えば、このような手段は、拍動吸引パイプに設けたピストンとシリンダー装置からなり、ここで空気流でピストンを動かし、対向する2つの位置で止める。そのときのピストンの位置を検出し、拍動装置にシグナルを送り、大気圧と低圧の間で変化させる。その他の提案されている手段は、空気流に呼応して動くゴム製の隔膜と、回転タービン装置と熱線式重量計とからなる装置である。
発明の概要
本発明の目的は、上記の問題を解決し、搾乳機の機能を自動的に監視する方法および装置を提供することである。この目的は、すでに規定したように、
ティートカップライナーが前記の開いた位置または閉じた位置のいずれかに突然移行したときのティートカップライナーの動きをセンサーで検出し、
前記の検出した動きがあらかじめ設定した条件を満足しない場合、異常を知らせることを特徴とする方法で達成する。
ティートカップライナーは使用するにつれて弾力を失うので、開いた位置と閉じた位置の間の動きを生じさせるために必要なティートカップライナー壁をまたがる圧力差が時間とともに減少する。これは、拍動吸引圧のTPDレベルが上昇し、ティートカップライナーの開放が遅れ、閉鎖が早くなることを意味する。この動きを直接または間接に検出し例えば動きが起こったときの拍動吸引圧のレベルまたは動きが起こったときの時間を検出し、動きがあらかじめ設定した条件を満足しなきとき異常を知らせるようにすることによって、ティートカップライナーの機能を簡単に監視することができる。本発明の方法によると、従来の方法と比較してより正確にティートカップライナーの交換時期を判定することができる。さらに、本発明の方法は、手によるティートカップライナーの検査を不要にする。また、ティートカップライナーに穴が開いたり、ひび割れができた場合も、本法によって検出することができ、直ちに交換することができる。始めから品質が劣るティートカップライナー、すなわち模造品も簡単に識別ができ、搾乳機に最大限の機能を発揮させるため、このようなティートカップライナーの使用を避けるよう酪農家に忠告することもできる。さらに、請求項1に記載した方法によって、拍動装置の機能も監視することができる。例えば、拍動が起こらない場合も、ティートカップライナーが動かないのでこれを検出することができる。また拍動比があらかじめ設定した範囲外にあるような場合も、ティートカップライナーの動きが遅くなったり、早くなったりするので、これを検出することができる。短い拍動管または長い拍動管に切断、埃、捻転または屈曲等による閉塞が起こった場合も、同様に検出することができる。最後に、請求項1に記載の方法によって、搾乳機全体の機能を監視することができる。例えば、真空ポンプおよび吸引圧調整手段の故障、乳汁ラインまたは乳汁管の漏れ、埃、捻転または屈曲による乳汁管の閉塞、バルブ調整の不備等による搾乳吸引圧の設定値からの逸脱も、ティートカップライナーの動きが異なった拍動吸引圧のレベルで起こったり、遅かったり、早かったり、全く起こらないので、検出することができる。
第一の選択実施例によると、前記センサー検出段階は、ティートカップライナーが前記の開いた位置または閉じた位置のいずれかに突然移動したときのティートカップライナーの動きに反応する変量の値を検出し、検出した値があらかじめ設定した範囲外にある場合、前記の異常を知らせることからなる。この場合、変量は、拍動チャンバーにおける拍動吸引圧であることができる。
第二の選択実施例によると、前記センサー検出段階は、ティートカップライナーが前記の開いた位置または閉じた位置のいずれかに突然移動したときの、拍動周期の少なくとも一つの開始時点からの時間を検出し、検出した時間があらかじめ設定した時間外にある場合、前記の異常を知らせることからなる。前記の時間は、ティートカップライナーの動きに反応する変量に基づいて検出することができる。この場合、変量は、拍動チャンバーにおける拍動吸引圧または拍動チャンバーの容積であることが好ましい。さらに、ティートカップはティートカップライナーを取り囲むシェルからなり、ティートカップライナーとシェルの間に拍動チャンバーが形成されており、したがって変量はシェルとティートカップライナーに対する、ある固定点との間隔であってもよい。
また、本発明の目的は、さきに規定したように、ティートカップライナーが前記の開いた位置または閉じた位置のいずれかに突然移行したときのティートカップライナーの動きを検出するために設けたセンサーと、あらかじめ設定した条件を満足しないティートカップライナーの動きを検出する前記センサーに反応して異常を知らせるように設定した電子処理ユニットとからなることを特徴とした搾乳機によって達成することができる。
このような搾乳機の手段によって、搾乳機の機能を自動的に監視することができる。このようにしてシステムの欠陥を検出し、ティートカップライナーの適切な交換時期を判断することができる。従属請求項9〜14は、本発明に係わる搾乳機の好ましい実施態様を規定する。
【図面の簡単な説明】
添付図面を引用し、本発明の態様をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる搾乳機の一部構成要素の模式図である。
図2は、本発明に係わる搾乳機を作動させたときの拍動周期中の拍動吸引圧の変化を説明するダイヤグラムである。
図3は、本発明に係わる搾乳機を作動させたときの拍動周期中の拍動チャンバーの容積の変化を説明するダイヤグラムである。
発明を実施するための種々の態様の説明
図1は、少なくとも1個のティートカップ3と1個のクロー4を含むクラスタ2からなる搾乳機1を示す。この開示した実施態様では2個のティートカップ3を設けるが、搾乳する動物によってはさらに多くのティートカップ、例えば4個のティートカップを設けてもよい。各ティートカップ3は、シェル5とティートカップライナー6で構成されている。シェル5とティートカップライナー6の間に、拍動チャンバー7を形成させる。各ティートカップライナー6の内部には、乳汁通路8を形成させる。クロー4は短い乳汁管9によって乳汁通路8に接続し、短い拍動管10によって拍動チャンバー7に接続する。短い乳汁管9は、クロー4を介してクロー4から吸引ポンプ13に接続した乳汁ライン12にまで延びる長い乳汁管11に接続する。短い拍動管10は、クロー4を介して1対の長い拍動管14、15に接続し、それらの長い拍動管14、15は拍動装置16に接続する。拍動装置16は、1本の長い拍動管17によって拍動空気管18に接続し、拍動空気管18は吸引ポンプ13に接続する。別の方法として、長い拍動管17を設けず、拍動装置16を直接拍動空気管18に設けてもよい。圧力調整装置19を吸引ポンプ13と拍動空気管18および乳汁ライン12の間に設け、拍動空気管18および乳汁ライン12への吸引圧のレベルを別々に調整する。電子処理ユニット20をセンサー21に接続し、ティートカップライナー6の動きを検出する。以下に説明するように、センサーは各種のセンサーを用いてもよいが、本実施例では圧力センサー21を少なくとも拍動チャンバー7の一方に設け、拍動吸引圧を検出する。圧力センサー21は、短い拍動管10または長い拍動管14、15の一方、または拍動装置16またはクロー4に設けてもよい。
電子処理ユニット20は、機能的に異なるブロックとして表示したいくつかの手段からなる。しかし、これらの機能は、1個またはそれ以上のマイクロプロセッサーによって行ってもよい。
機能ブロックは、センサー21に接続した検出拍動吸引圧値を記録するための記録手段22と、記録手段22に接続した記録値を処理するための処理手段23と、差を検出するために処理手段23に接続した検出手段24と、検出した値をあらかじめ設定した条件と比較するために処理手段23に接続した比較手段25と、異常を知らせるためのシグナル手段26とからなる。
図2には、ティートカップ3を動物の乳首にあてたときの拍動チャンバー7における拍動吸引圧PVのカーブ27を1拍動周期中の時間Tの関数として示す。このような曲線は、別の方法として、ティートカップ3を人工乳首にあてても得られるし、ティートカップライナーを閉じてもえられる。拍動吸引圧は段階(a)の過程で0(大気圧に相当する)から約50kPaの最大拍動吸引圧レベルpmaxにまで増加する。段階(b)の過程では拍動吸引圧が最大レベルpmaxに留まり、段階(c)では再び0にまで低下し、段階(d)では0に留まる。段階(a)では拍動吸引圧がタッチ圧差TPDに達するまではティートカップライナーが閉じた状態にあり、拍動吸引圧がタッチ圧差TPDに達したとき、ティートカップライナー6は突然開く。このようなティートカップライナー6の開放運動によって、拍動チャンバー7の容積が減少する。このように容積が減少すると、拍動チャンバー7における拍動吸引圧の増加が一時的に妨害され、図2にみられるように段階(a)における位置28で曲線27がはっきりと不規則に変化する。圧力センサー21および電子処理ユニット20によって、タッチ圧差TPDに相当する位置28における拍動吸引圧のレベルを検出することができる。検出された拍動吸引圧のレベルを、比較手段25によってあらかじめ設定した範囲p1〜p2とを比較し、検出値がこのp1〜p2の範囲外にあるとき、シグナル手段26によってシグナルを発する。シグナル手段26は、例えばティートカップライナーの交換が必要であることを文字で示すディスプレーであってもよい。さもなくば、点滅ランプ、サイレン等であってもよい。
ある程度の期間使用すると、ティートカップライナー6は軟化し、図2のダイヤグラムで示すように、タッチ圧差TPDが上昇し、開閉を起こすに必要なティートカップライナー壁の圧差は減少する。典型的に、この必要な圧差は、新しいティートカップライナー6で約10〜12kPaである。これは、TPDにおける搾乳吸引圧は約38〜40kPaで、あらかじめ設定したp1〜p2範囲は例えば33〜45kPaである。このような範囲により、ティートカップライナー6を検出し、壁をまたがる圧差が5kPa以下になるほど弾性が低下した場合は交換する。
また、段階(c)においても、拍動吸引圧が減少し、臨界萎圧差CCPDにおいてティートカップライナー6が閉まるとき、ティートカップライナー6の突然の動きを検出することができる。段階(c)では、図2の曲線27の位置29における明瞭な不規則な変化で明らかなように、拍動チャンバー7の容積が急激に増加する。
各搾乳作業は、4段階、すなわち搾乳開始時の刺激またはマッサージ段階、主たる流出段階、乳流量減少段階、および流出終了段階に分けられる。搾乳開始段階、乳流量減少段階および流出終了段階では、主たる流出段階と比較して乳流量が少ない。
搾乳吸引圧のレベルは乳流によって変動する。すなわち、乳流が高いときはティートカップライナー6の内側8の搾乳吸引圧のレベルが減少する。したがって、比較しうる値を得るためには、各搾乳作業の同じ条件下で、それぞれTPDレベルおよびCCPDレベルを決めることが大切である。
図2からは、CCPDレベルは段階(a)と(c)で同じであり、TPDレベルは段階(a)と(c)で同じであるようにみえるが、いつもはそうではないことを注記しておく。TPDレベルまたはCCPDレベルは、いろいろな方法で測定することができる。一法として、ティートカップライナーの開閉に反応する変量を検出し、検出した変量がティートカップライナー6の前記突然の開閉を示唆したときの拍動吸引圧を検出することによっても得られる。例えば、この変量は、それぞれ拍動吸引圧の増加速度または減少速度であってもよく、この速度が一時的に減少したときの拍動吸引圧レベルを検出してもよい。
記録手段22によって、拍動周期中に拍動吸引圧が増加または減少したときの拍動吸引圧を時間の関数として記録してもよい。処理手段23によって、このように記録した関数の導関数を算出する。曲線27の勾配は位置28および29で急激に変化するので、導関数もこれらの位置27および29で変化し、その変化を検出手段24によって検出してもよい。
また、拍動周期中に拍動吸引圧が増加または減少し、ティートカップライナーの内部が大気圧に暴露されたときの拍動吸引圧を記録手段22によって経時的に記録してもよい。これは、実際に搾乳を開始する前の初期の測定および当該拍動吸引圧が増加または減少してティートカップライナー6が完全に開いた状態にあるときの測定によって行うことができる。その後、記録した拍動吸引圧に基づく拍動吸引圧−時間関数を処理手段23によって評価する。その後の搾乳段階の拍動周期中の柏動吸引圧レベルを、拍動吸引圧の増減が拍動吸引圧−時間関数によってあらかじめ定めておいた値からはずれたときに検出手段24によって検出することができる。
さらに、拍動周期中に拍動吸引圧が増減したときの拍動吸引圧の経時的変化を、記録手段22によって記録することもできる。その後、記録した拍動吸引圧と前もって設定した拍動チャンバーの容積が一定であるという要件に基づく拍動吸引圧−時間関数を処理手段23によって評価することができ、その後の搾乳段階の拍動周期中の拍動吸引圧をセンサー21で検出し、センサーで検出した拍動吸引圧が,その評価した拍動吸引圧−時間関数からあらかじめ定めておいた値からはずれたときを検出手段24で検出することができる。
さらに、1拍動周期について拍動吸引圧の増減中の拍動吸引圧を記録手段22によって経時的に記録し、記録した拍動吸引圧のいくつかの初期値を用いて処理手段23に想定算術関数を評価させることもできる。ついで、検出手段24によって、拍動吸引圧の増減が,その想定算術関数からあらかじめ定めておいた値からはずれたときの拍動吸引圧レベルを検出することができる。
上記のように、ティートカップライナー6の突然の動きによって、拍動チャンバー7の容積が急激に変化する。段階(a)では、まず拍動吸引圧が増加し、一方拍動チャンバー7の容積には基本的に変化がない。拍動吸引圧がタッチ圧差TPDに達したとき、ティートカップライナー6が開き、拍動チャンバー7の容積が突然減少する。したがって、容積−時間(V−T)ダイアグラム(図3)において、段階(a)の始めの拍動チャンバー7の容積v1は、基本的に一定である。TPDレベル、すなわちティートカップライナー6が開いた状態に移行するときのtkoでは、容積が急激に減少し、段階(b)では容積はv2で基本的に一定し、拍動吸引圧が減少するティートカップライナー6の閉鎖移行時のtkcでは容積はv1にまで急速に増加する。
このような容積の変化を、各種のタイプのセンサー21で検出することができる。例えば、拍動チャンバー7における空気流、およびそこに流入または流出する空気流を測定する流量計21を設けてもよい。開閉運動中は急激な空気の流れがあり、開閉運動が始まるまでは基本的に空気の流れが止まる。
容積の変化は、距離測定装置21を用い、シェル5およびティートカップライナー6に対して固定した点との間の距離を測定することによって検出してもよい。このようなセンサーとしては、赤外光を用いた距離測定装置21をシェル5の内壁に取り付けてもよい。
対比できる値を得るため、この容積の急激な変化が起こる時間点tkを検出、記録する。ティートカップライナー6が軟化し、弾性が低下すると、すなわちティートカップライナー6の内在的な反発力が減少することによって、ティートカップライナー壁をまたがる圧差が小さくなると,突然の開閉運動がそれぞれ遅れたり,早くなったりする。ティートカップライナー6の開閉時間点tkoおよびtkcをあらかじめ設定しておいた時間間隔t1およびt2と比較することによって、ティートカップライナー6の開閉が遅すぎるか、早すぎるかをそれぞれ検出し、それによってティートカップライナー6の品質が許容できなくなったか否か判定することができる。
そのような時間の差は、処理手段23が時間測定手段からなり、ティートカップライナー6の開閉時点をそれぞれ測定し、記録すれば、電子処理ユニット20を用いて検出することできる。
拍動吸引圧の増加速度または減少速度が一時的に減少する時点を測定し、この時点をあらかじめ設定しておいた時間間隔と比較することもできる。
開示した装置を用いると、各ティートカップライナー6の圧力センサー21、容積センサー21等によって、搾乳機1の各ティートカップライナー6をそれぞれ独立に監視することが可能である。
本発明は完全自動化搾乳機およびティートカップの装着を手作業で行うタイプの搾乳機に適用することができ、本発明による監視は,搾乳時またはたとえば人工ティートカップの最初の測定時に遂行できる。本発明方法は,乳牛、ひつじ、やぎおよび水牛等の動物の搾乳に適している。

Claims (14)

  1. ティートカップライナーおよび拍動チャンバーを含むティートカップを有する搾乳機の機能を監視する方法であって、
    ティートカップライナーの内側に搾乳吸引圧を加え、拍動チャンバーに拍動吸引圧を加えて、ティートカップライナーを実質的に開いた状態から実質的に閉まった状態の間で周期的に動かすことからなり、
    ティートカップライナーが前記の開いた位置または閉まった位置のいずれかに突然移行したときのティートカップライナーの動きを検出し、
    前記のように検出した動きがあらかじめ設定した条件を満足しなかったとき、異常を知らせることを特徴とする搾乳機の機能監視方法。
  2. 前記の検出段階がティートカップライナーが前記の開いた位置または閉まった位置のいずれかに突然移行したときのティートカップライナーの動きに反応する変量の値を検出することからなり、検出した値があらかじめ設定した範囲外にあったとき異常を知らせることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記の検出段階が連続した拍動周期の少なくとも1周期の始めからティートカップライナーが前記の開いた位置または閉まった位置のいずれかに突然移行したときの時点を検出することからなり、検出した時点があらかじめ設定した時間間隔の範囲外にあったとき異常を知らせることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記の時点をティートカップライナーが前記の開いた位置または閉まった位置のいずれかに突然移行したときのティートカップライナーの動きに反応する変量の値に対応して検出することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 変量が拍動チャンバーにおける拍動吸引圧であることを特徴とする請求項2または4に記載の方法。
  6. 変量が拍動チャンバーの容積であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. ティートカップがティートカップライナーを取り囲むシェルからなり、拍動チャンバーがティートカップライナーとシェルの間に設けてあり、変量がシェルおよびティートカップライナーに対して固定された点との間の間隔であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  8. ティートカップライナー(6)と拍動チャンバー(7)を有するティートカップ(3)と、ティートカップライナー(6)の内部(8)に搾乳吸引圧を発生させるための真空源(13)と、拍動チャンバー(7)を大気と前記真空源(13)に交互に接続して拍動チャンバー(7)に拍動吸引圧を発生させ、ティートカップライナー(6)を実質的に開いた位置と実施的に閉じた位置との間で拍動運動させるための拍動装置(16)からなる搾乳機であって、
    ティートカップライナーが前記の開いた位置または閉じた位置のいずれかに突然移行したときのティートカップライナー(6)の動きを検出するためのセンサー手段(21)と、
    あらかじめ設定した条件を満足しないティートカップライナー(6)の動きを検出した前期センサー(21)に呼応して異常を知らせるように設定した電子処理ユニット(20)とからなることを特徴とする搾乳機。
  9. 電子処理ユニット(20)がティートカップライナーが前記の開いた位置または閉じた位置のいずれかに突然移行したときのティートカップライナーに反応する変量の値を検出する検出手段(24)と、検出された値をあらかじめ設定した範囲と比較するための比較手段(25)と、検出された値があらかじめ設定した範囲外にあったときシグナルを発するために設けたシグナル手段(26)とからなることを特徴とする請求項8に記載の搾乳機。
  10. 電子処理ユニット(20)が連続した拍動周期の少なくとも1周期の始めから、ティートカップライナー(6)が前記の開いた位置または閉じた位置のいずれかに突然移行したときまでの時点(tko,tkc)を検出する検出手段(24)と、検出された時点をあらかじめ設定した時間間隔(t1−t2)と比較するための比較手段(25)と、検出された時点があらかじめ設定した時間間隔外にあったときシグナルを発するために設けたシグナル手段(26)とからなることを特徴とする請求項8に記載の搾乳機。
  11. 電子処理ユニット(20)がセンサー(21)に接続し、ティートカップライナーが前記の開いた位置または閉じた位置のいずれかに突然移行したときのティートカップライナーの動きに反応する変量の値を記録するように設けた記録手段(22)からなり、検出手段(24)が前記変量の前記の値を記録する記録手段(22)に呼応して時点を検出するように設けられていることを特徴とする請求項10に記載の搾乳機。
  12. センサーが、拍動チャンバー(7)の拍動吸引圧を検出するための圧力センサー(21)であることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の搾乳機。
  13. センサー(21)が、拍動チャンバー(7)の容積の変化を検出するための流量計であることを特徴とする請求項8、10または11に記載の搾乳機。
  14. ティートカップ(3)がティートカップライナー(6)を取り囲むシェル(5)からなり、拍動チャンバー(7)がシェル(5)とティートカップライナー(6)の間に形成され、センサー(21)がシェル(5)およびティートカップライナー(6)に対して固定された点のと間の間隔を検出するための間隔測定手段であることを特徴とする請求項8、10または11に記載の搾乳機。
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