JP3574542B2 - 防錆被覆組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼板等の金属表面に塗布する防錆被覆組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
「さびを防ぐ辞典」((株)産業調査会出版部)、「防錆・防食塗装技術」(工学図書(株))等に記載されているごとく、塗料の防錆顔料としては亜酸化鉛、鉛丹、ジアナミド鉛等の鉛系顔料又はジンククロメート、ストロンチウムクロメート等のクロム系顔料が使用されているが、鉛や6価のクロムなどは衛生上の問題があり、人体への健康上の影響、環境汚染、産業廃棄物の処理の面から安全な材料に転換する必要がある。
これに対し、重金属を含まないより衛生性の高い防錆顔料が検討されているが、防錆効果が十分に得られていない場合が多く、例え効果があったとしても高価であり経済的に使用しがたい。
そこで、本発明者らは先に特開平7−53898号公報に示されるように、「樹脂固形分100重量部に対して、アルカリ基を含有したスラグを10〜300重量部配合してなる防錆被覆組成物」を提案し、この防錆被覆組成物を軟鉄板表面に塗布した場合、十分な耐食性を発揮でき、更にはこの防錆被覆組成物は鉛や6価のクロムを含まないので人体への健康上の影響、環境汚染もないことが確認されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報記載の防錆被覆組成物はスラグを使用しているので、防錆性能に関与しないAl2 O3 、MnO、鉄の酸化物等が多量に含まれている。これらの物質は鱗片効果は期待できるが塗料の顔料としては不要な物質であり、しかもこれらの不純物は硬度が高く鉄板に塗装したあと曲げ加工すると塗料が割れたり、ひびが入る等の問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、鉛や6価クロム等の有害な物質を防錆顔料として使わず、無害な物質を活用して比較的安価で十分な防錆性能を発揮でき、更には、塗装後に割れたりすることがない防錆被覆組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の防錆被覆組成物は、SiO2 単体25〜60重量%及びCaO単体75〜40重量%を混合して溶解し冷却して凝固させ粉砕した化合物の微粉末、又は前記SiO 2 とCaOの化合物の一部を0.1〜35重量%のMgOに置換配合した微粉末であって、不純物を4重量%以下にしたものを、樹脂固形分100重量部に対し10〜300重量部含有してなる。
そして、この防錆被覆組成物において、前記樹脂固形分を平均分子量300〜3000で、かつエポキシ当量180〜2200であるエポキシ樹脂と硬化剤から構成してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る防錆被覆組成物について更に詳細に説明する。
鉄の防錆方法の1種として鉄の表面をアルカリ性に保ち不動態化する方法が知られている。また、一般に鉄はpH9〜12.5の範囲では水酸化鉄(II)の不動態層が形成され安定な状態になると言われている。本発明者らはこれらを基に鋭意検討した結果次の知見を得た。
酸化カルシウムCaOは水に溶けると水酸化カルシウムCa(OH)2 となり、pH13という強いアルカリ性を示す。MgOは水に溶けると水酸化マグネシウムMg(OH)2 となり強いアルカリ性を示す。この特性は鉄の防錆の面から極めて有効であるが、CaO単独では水に溶けやすく、強アルカリにより樹脂を冒すので、溶出速度を抑制する対策が必要である。
そこで、SiO2 25〜60重量%、CaO75〜40重量%を混合して溶解し、水冷凝固せしめた後に微粉末にしたものを、エポキシ樹脂やエポキシポリオール樹脂で固化することにより、CaOの水への急激な溶出を抑制した塗料を発明した。この塗料を塗装することにより、CaOの急激な溶出を抑制することにより、鉄表面を微弱なアルカリ性に保ち長期に渡り防錆効果を発揮させることができる。なお、この防錆被覆組成物に添加されるSiO2 −CaO(あるいはSiO2 −CaO−MgO)化合物中に含有される不純物が塗層の劣化に大きく関与しており、これを4%以下に抑えることでアルカリ塗料の特性が発現できる。
なお、CaOとSiO2 のガラス質粉末のpHについては、20℃においてイオン交換水900mlにCaOとSiO2 のガラス質粉末100gを加え攪拌し24時間後にガラス電極pHメーターにより測定できる。
またCaOとSiO2 のガラス質粉末を用いた塗膜のpHについては、塗膜を単離し450mlの広口ガラス瓶に50g取りイオン交換水150mlを加え密栓をして40℃で静置し水分を分離しガラス電極pHメーターで測定できる。
【0006】
本発明に使用するSiO2 とCaOの化合物からなる微粉末について以下に説明する。なお、所定量のSiO2 とCaOの単体を混合して溶解し凝固させた場合も、SiO2 とCaOの人工的な化合物となるので、以下SiO2 とCaOの化合物として考える。
CaOとSiO2 は単独ではそれぞれ2572℃と1713℃と極めて高い溶融点であるが、この化合物はその混合割合により最低限1436℃以上で完全に溶解する。CaOとSiO2 の化合物は自然界には、Rankinite(3CaO・2SiO2 )、Tricalcium silicate(2CaO・SiO2 )、けい灰石(CaO・SiO2 )として存在している。従って、微粉末の製造にあっては、これらの化合物を単独にあるいは複数組み合わせて溶解する方法や、CaOとSiO2 を適当な割合に混合して溶解する方法がある。
SiO2 の原料はシリカガラスである。MgOの原料はマグネシアクリンカーである。MgO−CaOの原料としてはドロマイト、ドロマイト+マグネシアクリンカー等がある。安定ドロマイトクリンカーはMgOと3CaO・SiO2 の構成であり利用できる。MgO−SiO2 としてはズン岩、蛇紋岩などがあり利用できる。CaOとSiO2 の溶融物を所定の流速・流量の水に投入することにより急速冷却され、ガラス質の微粉末となり、これを微粉末として使用できる。
【0007】
すなわち、本発明に係る防錆被覆組成物は樹脂固形分100重量部に対し、CaOとSiO2 のガラス質の微粉末を10〜300重量部配合してなることを特徴とする防錆被覆組成物である。
ここで、SiO2 が25重量%より少ないとSiO2 とCaOの化合物中のCaO含有量が増加し、CaOの活性の高い被覆層が形成され、SiO2 とCaOの化合物中のCaOの早期消化を招き、長期間の被覆層のアルカリ性保持による保護が達成できない。更に、SiO2 が25重量%より少なくなることで、化合物あるいは溶融する際の融点が高くなり、溶解が困難になると共に、SiO2 −CaOの安定的化合物を得ることができないために塗布膜の劣化による錆の発生等の問題が発生する。
一方、SiO2 が60重量%より多いと全体中のCaOが少なくなり、被覆層を所定のアルカリ値に保持できないために防錆効果が低下する。この被覆層のアルカリ値は多量のSiO2 がCaOと反応することでガラス化した安定のSiO2 −CaOとなり、含有CaOによる長期間持続した被覆層のアルカリ保持ができないために、同様の塗布膜の劣化による錆の発生等の問題が発生する。
【0008】
また、CaOが40重量%より少ないと被覆層全体のCaOが少なくなり、被覆層を所定のアルカリ値が保持できない。
逆に、CaOが75重量%より多いと全体中のCaOが多くなり、SiO2 −CaOの安定的化合物を得ることができないこと、及びCaOの一部が添加される樹脂の物性を阻害する等から被覆層の安定化が阻害されるために、被覆層の寿命低下及び発錆が生じる。
また、前記のSiO2 とCaOの化合物あるいはこれ等SiO2 とCaOを溶融、凝固の後に粉砕した微粒子はSiO2 やCaOのそれぞれの単体あるいはSiO2 −CaO含有物としての純度は少なくとも96重量%以上の物が適当である。純度が低くなると被覆層のアルカリ保持と被覆層の不純物による塗布膜の劣化が発生する。
【0009】
更に、本発明に係る防錆被覆組成物においては、前記SiO2 とCaOの化合物の一部を0.1〜35重量%のMgOに置換して添加した場合には、このMgOは化合物中のCaOの溶出を抑制する作用を発揮し、長期間に渡り被覆層のアルカリ保持が達成される。
この理由は活性のCaOにMgOを混在させることで、侵入する酸性雨等に対し、MgOの緩慢な反応で活性のCaOの反応を抑制して、急激な被覆層のアルカリ化を防止し、強アルカリによる樹脂の物性の低下を図り、長期間のアルカリ化の保持をする。
このMgOが0.1重量%未満では活性のCaOにMgOを混在させる効果を発現できず、一方MgOが35重量%より多くなると水との反応性が弱く、全体の被覆層のアルカリ保持が低下することから、被覆層の安定化が阻害される。この結果、被覆層の寿命低下及び発錆が生じる。
【0010】
そして、本発明に係る防錆被覆組成物においては、樹脂固形分100重量部に対し、CaOとSiO2 のガラス質の微粉末を10〜300重量部配合している。これは、CaOとSiO2 のガラス質粉末の量が樹脂固形分100重量部に対して10重量部未満であると、アルカリ成分が少なく鉄表面をアルカリ性に保つことができず防錆効果を発揮しえない。
また、300重量部を超えると塗膜が粗となり水分の透過が多くなりアルカリ成分が急激に溶出し効果が持続せず、また樹脂を冒してしまうので発錆し易くなる。
CaOとSiO2 の2成分を基本的な組成にして、用途により例えば適宜MgO、Al2 O3 等の成分を加えて溶融点の調整をしたり、防錆被覆組成物の乾燥後の硬度を調整する方法もある。防錆被覆組成物の防錆性能を阻害しないかぎり、増長剤等の目的で色々な添加物との組み合わせが考えられるが、本発明に含まれることは勿論である。
CaOとSiO2 のガラス質粉末の粒径としては10μm以下が望ましい。10μmより大きいと樹脂による粒子の保持力が弱くなったり局部的な塗膜の層が薄くなり防食性を低下させることになる。
【0011】
前記した樹脂成分としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシエステル樹脂、塩化ゴム樹脂、塩素化オレフィン樹脂、フッ素樹脂、ビニル樹脂、ビニルブチラール樹脂、石油樹脂、キシレン樹脂、脂環族系オリゴマー樹脂、アルキド樹脂、アクリル化アルキド樹脂、フェノール変成アルキド樹脂、ウレタン化アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、繊維素系樹脂等が挙げられ、またエポキシ樹脂硬化剤としてはポリアミド系硬化剤、脂肪族又は芳香族系ポリアミン系硬化剤、ケチミン系硬化剤、メルカプタン系硬化剤等が挙げられる。
また、エポキシ樹脂ポリオール、アクリル樹脂ポリオール、ポリエステル樹脂ポリオール等が挙げられ、またこれらポリオールの硬化剤としてはトルエンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、MDI、イソホロンジイソシアネート等のイソシアネート類が挙げられる。
【0012】
前記樹脂固形分として、エポキシ樹脂と硬化剤を使用する場合には、エポキシ樹脂としては分子量300〜3000かつエポキシ当量180〜2200のものが好適である。
分子量が300又はエポキシ当量が180未満であると、硬化後の塗膜の機械的強度、耐水性、耐食性等の性能において不十分であり、また分子量が3000又はエポキシ当量が2200を超えると溶剤に溶けにくくなり塗料の固形分が少なくなり、重防食における厚塗りの塗装が難しくなる。
エポキシ樹脂としてはビスフェノールAグリシジルエーテル型エポキシ樹脂が好適であるが、低分子量の各種変成エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂、グリシジルエーテル系樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂のうち1種又は2種以上混合して使用してもよい。更に上記のエポキシ樹脂のポリオールを使用してもよい。
またビスフェノールAグリシジルエーテル型エポキシ樹脂に石油樹脂、キシレン樹脂、脂環族系オリゴマー樹脂、クロマン樹脂、インデン樹脂、ポリブタジエン樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、フェノール樹脂等の樹脂を1種又は2種以上混合して使用してもよい。
硬化剤としては、エポキシ樹脂についてポリアミド系、脂肪族又は芳香族ポリアミン系硬化剤、メルカプタン系硬化剤が挙げられる。
エポキシ樹脂ポリオール、アクリル樹脂ポリオール、ポリブタジエン樹脂ポリオールについてトルエンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、MDI、イソホロンジイソシアネート等のジイソシアネート系硬化剤が挙げられる。
【0013】
次に本発明の防錆被覆組成物には着色顔料として二酸化チタン、カーボンブラック、グラファイト、鱗片状酸化鉄、酸化鉄、酸化クロム等の無機顔料及びアルミニウム、銅、ステンレス等の金属粉、ガラスフレーク、フタロシアニン系、アゾ系、キナクリドン系等の有機顔料を使用できる。
本発明の防錆被覆組成物には、体質顔料として炭酸カルシウム、タルク、カオリン、硫酸バリウム、沈降性硫酸バリウム、コロイダルシリカ、マイカ等が使用できる。
本発明の防錆被覆組成物には可塑剤としてエポキシ化大豆油、塩素化パラフィン、フタル酸エステル系、エーテル系のものが使用できる。
本発明の防錆被覆組成物には表面調整剤、分散剤、色別れ防止剤、沈殿防止剤、タレ防止剤、消泡剤等の塗料添加剤が使用できる。
本発明の防錆被覆組成物には、有機溶剤としてトルエン、キシレン、中〜高沸点芳香族炭化水素系溶剤、脂肪族炭化水素系溶剤、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エステル系溶剤、グリコールエーテル系溶剤等が使用できる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明を更に具体化した実施例により説明する。
エポキシ当量450〜500のエポキシ樹脂の70%キシレン溶液(エピコート#1001、油化シェル(株)製)の適宜重量部に、CaOとSiO2 のガラス質粉末適宜重量部、二酸化チタン5重量部、キシレン6重量部、イソブタノール4重量部を加え合計100重量部としてガラスビーズペイントシェーカーで60分間分散した。
この分散液100重量部に対しポリアミドアミン系硬化剤(アデカハードナーEH−306、固形分70%、旭電化(株)製)を10重量部と専用薄め液(重量比 キシレン/イソブタノール/MIBK=60/20/20)を10重量部加え、キシレンで脱脂した軟鉄板(JIS G 3141 SPCC−SD,サイズ0.8×70×150mm)に膜厚70±5μmになるように刷毛塗りし20℃で10日間乾燥した。以上の実施例及び比較例の結果を表1〜表3に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
なお、表1〜表3の結果は以下のようにして判断した。
「試験項目と評価方法」
(1)塗膜状態はJIS K5400 7.1により塗膜の表面状態を観察した。
塗膜の外観が正常であるかどうかを目視によって調べた。観察項目はつや・むら・しわ・へこみ・はじき・つぶなどである。良好な場合は○、不具合のある場合は△で表示した。
(2)付着性試験はJIS K5400 8.5.2により試験した。
碁盤目法を採用した。切り傷のすきま間隔は2mm、ます目の数は25ミリとしてJISG 4401に規定するカッターナイフで碁盤目状の切り傷を付け、粘着テープをはり、はがした後の塗膜の付着状態を目視によって観察した。
(3)塩水噴霧試験はJIS K5400 9.1の条件で1500時間試験した。
試験片はJIS G 4401に規定するカッターナイフで素地に達するクロスカットを入れて試験した。
塩水噴霧試験の評価は表4に示す基準に基づいて行った。
【0019】
【表4】
【0020】
【発明の効果】
請求項1記載の防錆被覆組成物は、鉄表面が微弱なアルカリで覆われることにより、酸性雨などのように塗膜表面より侵入する酸性物質を中和し、酸による腐食の促進を防止することが可能となる。
本発明によれば、塗膜中のCaOとSiO2 のガラス質粉末が徐々に溶出し、鉄板表面をアルカリ性に保ち発錆を防止し長期に渡り安定した防錆性能を維持することができる。
Claims (1)
- SiO2 単体25〜60重量%及びCaO単体75〜40重量%を混合して溶解し冷却して凝固させ粉砕した化合物の微粉末、又は前記SiO 2 とCaOの化合物の一部を0.1〜35重量%のMgOに置換配合した微粉末であって、不純物を4重量%以下にしたものを、樹脂固形分100重量部に対し10〜300重量部含有してなることを特徴とする防錆被覆組成物。
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