JP3572936B2 - 制御装置 - Google Patents

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    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時計機能を搭載したビデオテープレコーダ(以下、VTRと称す)等の磁気記録再生装置に搭載されている制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、磁気記録再生装置等の機器では停電状態において電池で構成する内部電源からの電力を用いるようにしている。このために省電力動作が必要となり、これを行う制御装置が重要視されている。
【0003】
以下に従来の制御装置について図6を用いて説明する。
図6は従来の制御装置の構成を示すブロック図である。1は外部電源10であるVTRの電源コードを介して外部の電源電源コンセントから供給される電力が断たれると、VTR内部に有する電池である内部電源11に電力の供給源を切り換える電源切換手段である。2は、電源切換手段1から供給される電力を供給する電力供給手段である。3は、外部電源10からの電力供給が断たれる停電状態が外部電源10の電源電圧が所定の値以下になる事に基づいて停電検出信号を出力し、外部電源10からの電力供給の再開を電源電圧が所定の値以上になる事に基づいて検出すると停電復帰信号を出力する停電検知手段である。4は電力供給手段2から供給される電力を用いて運針動作を行い、VTRの予約録画に必要な時刻管理を行う時計手段である。5は、VTRが所定の動作を行うために必要な制御データを格納しており、揮発性メモリであるDRAM(電力を用いた記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリ)で構成されているデータ格納手段である。7は、データ格納手段5が格納したデータに基づいて動作を行うと共に、停電検知手段3から停電検出信号が供給されると、機器本体であるVTR本体12の動作を停止させ、消費電力の少ない省電力動作で時計手段4とデータ格納手段5のみを動作させ、停電復帰信号が供給されるとデータ格納手段5が記憶したデータに基づいて、機器本体であるVTR本体12を所定の状態で通常動作させる制御手段である。省電力動作はマイクロプロセッサ等により、通常の動作クロック(例えば16MHz)よりも低い動作クロック(同32KHz)を用い,且つ低電圧で動作させる事で、消費電力の軽減を図っている。
【0004】
以上のように構成された従来の制御装置の動作について、以下に説明する。
発電所,発電器から電源コンセントへの電力供給の停止や、電源コードを電源コンセントから抜くなど外部電源10からの電力供給が停止すると、電源切換手段1は内部電源11に電力の供給源を切り換え、電力供給手段2により電力を供給する。停電検知手段3は停電を検出すると停電検出信号を出力する。停電検知手段3から停電検出信号が供給された制御手段7は、VTR本体12の動作を停止させ、電力を時計手段4とデータ格納手段5に供給して、運針動作とデータ保持動作を省電力状態(低動作クロック、低電圧)で実行させる。そして、外部電源10からの電力供給が再開されると、電源切換手段1により切り換えられた外部電源10による電力を電力供給手段2は供給する。停電検知手段3が出力する停電復帰信号が供給された制御手段7は、外部電源からの電力を用いて通常の動作クロックに基づいてVTR本体12を通常動作させる。
【0005】
以上のように、この制御装置では外部電源の断たれた停電状態では省電力動作でVTR本体12の動作を停止させ、時計手段の運針動作とデータ格納手段のデータ保持動作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、停電状態における消費電力が大きく内部電源となる電池の寿命が短いという問題点を有していた。
【0007】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、停電状態における消費電力を可能な限り低減させることにより内部電源となる電池の寿命を電池容量を増加させることなく延長させることができる制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の制御装置は、記録再生装置の動作を制御する制御装置であって、外部から供給される外部電源からの供給が断たれると内部に有する内部電源に電力の供給源を切り替える電源切替手段と、前記電源切り替え手段から供給される電力を供給する電力供給手段と、前記外部電源からの電力供給が断たれる停電状態を検出すると停電検出信号を出力し、前記外部電源からの電力供給が再開されると停電復帰信号を出力する停電検知手段と、運針動作を行う時計手段と、前記停電検出信号が供給された回数を格納するデータ格納手段と前記停電検出信号が供給されると、前記データ格納手段に格納された停電の回数情報を更新するとともに停電の回数を検知し、停電回数がN(Nは正の整数)回以下のとき、前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段への電力供給を断って運針動作を中止させ、自らの動作を停止させ前記データ格納手段にのみ電力供給を行ってデータ保持動作のみを行わせる第1の省電力状態とし、停電回数がN+1回以上のとき、前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段及び前記データ格納手段への電力供給を行って運針動作及びデータ保持動作を行わせ自らの動作も継続させる第2の省電力状態とし、前記停電復帰信号が供給されると前記第1の省電力状態又は前記第2の省電力状態を解除する制御手段とを備えた構成を有している。
【0009】
この構成によって、例えば装置が製造,出荷からユーザーに使用されるまでの期間の様に、時計手段の運針動作が必要でない状態においては、外部からの操作指令により、機器本体の動作を停止させ、時計手段への電力供給を停止させて運針動作を中止させ、データ保持にのみ電力を消費させるという第1の省電力状態を実現させることにより、消費電力を軽減させ、内部電源となる電池の寿命を電池容量を増加させることなく延長させ、電池の交換回数と電池の使用数量とを減少させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1〜3記載の発明は、記録再生装置の動作を制御する制御装置であって、外部から供給される外部電源からの供給が断たれると内部に有する内部電源に電力の供給源を切り替える電源切替手段と、前記電源切り替え手段から供給される電力を供給する電力供給手段と、前記外部電源からの電力供給が断たれる停電状態を検出すると停電検出信号を出力し、前記外部電源からの電力供給が再開されると停電復帰信号を出力する停電検知手段と、運針動作を行う時計手段と、前記停電検出信号が供給された回数を格納するデータ格納手段と前記停電検出信号が供給されると、前記データ格納手段に格納された停電の回数情報を更新するとともに停電の回数を検知し、停電回数がN(Nは正の整数)回以下のとき、前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段への電力供給を断って運針動作を中止させ、自らの動作を停止させ前記データ格納手段にのみ電力供給を行ってデータ保持動作のみを行わせる第1の省電力状態とし、停電回数がN+1回以上のとき、前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段及び前記データ格納手段への電力供給を行って運針動作及びデータ保持動作を行わせ自らの動作も継続させる第2の省電力状態とし、前記停電復帰信号が供給されると前記第1の省電力状態又は前記第2の省電力状態を解除する制御手段とを備えたことを特徴としたものであり、制御手段は、Nが正の整数であって、第1の省電力状態を設定した後N回目までの停電状態でのみ第1の省電力状態を実現させ、N+1回目以降の停電状態では第2の省電力状態を実現させることを特徴とすとしたものであり、最初のN回の停電状態において第1の省電力状態とすることにより、工場等での時計手段の運針動作が不要の場合は電源のOFF/ONの回数がN以下である限り内部電源となる電池の寿命を電池容量を増加させることなく延長させ、電池の交換回数と電池の使用数量とを減少させることができるという作用を有する。
【0014】
本発明の請求項4〜5記載の発明は、記録再生装置の動作を制御する制御装置であって、
外部から供給される外部電源からの供給が断たれると内部に有する内部電源に電力の供給源を切り換える電源切換手段と、前記電源切換手段から供給される電力を供給する電力供給手段と、前記外部電源からの電力供給が断たれる停電状態を検出すると停電検出信号を出力し、前記外部電源からの電力供給が再開されると停電復帰信号を出力する停電検知手段と、時刻が設定されている場合にのみ運針動作を行い時刻が設定されていない場合に時刻未設定信号を出力する時計手段と、前記記録再生装置を制御する制御データを格納するデータ格納手段と前記停電検出信号が供給されると、前記時刻未設定信号が出力されている場合には、前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段への電力供給を断って運針動作を中止させ自らの動作を停止させ前記データ格納手段のみに電力供給を行ってデータ保持動作のみを行わせる第1の省電力状態とし、前記時刻未設定信号が出力されていない場合には、前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段及び前記データ格納手段に電力供給を行って運針動作及びデータ保持動作を行わせ、自らの動作を行わせる第2の省電力状態とし、前記停電復帰信号が供給されると前記第1の省電力状態又は前記第2の省電力状態を解除し、前記データ格納手段に格納された制御データに基づいて前記記録再生装置を制御する制御手段とを備えたことを特徴としたものであり、時刻が設定されていない場合には時計手段の運針動作が必要でないため時計手段への電力供給を停止させて運針動作を中止させデータ保持にのみ電力を消費させるという第1の省電力状態を実現させることにより、消費電力を軽減させ、内部電源となる電池の寿命を電池容量を増加させることなく延長させ、電池の交換回数と電池の使用数量とを減少させることができるという作用を有する。
【0015】
以下、本発明の制御装置の実施の形態について、図を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における制御装置の構成を示すブロック図である。1は外部電源10からの電力供給が断たれると内部電源からの電力供給に電源を切り換える電源切換手段、2は電源切換手段1からの電力を供給する電力供給手段、3は外部電源10の電圧V1が予め設定された電圧V2より小さいことを検知すると外部電源10からの電力供給が断たれて停電状態に突入したと判断して停電検出信号を出力し、電圧V1が電圧V2より大きい又は等しいことを検知すると外部電源10からの電力供給が再開されたと判断して停電復帰信号を出力する停電検知手段、4は電力供給手段2からの電力を用いて運針動作を行いVTR本体12の予約録画に必要な時刻管理を行う時計手段、10はVTR外部の商用電源からの電力を直流変換手段(図示せず)により直流に変換して供給する外部電源、11はVTR内部の電池からの電力を供給する内部電源、12は機器本体であるVTR本体、105はVTR本体12が所定の動作を行うために必要な制御データを格納しており揮発性メモリであるDRAM(電力を用いた記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリ)で構成されているデータ格納手段、106は停電状態での制御装置の動作状態を第1の省電力状態又は第2の省電力状態の何れかに指定する操作手段となる切換スイッチ、107は停電検知手段3から停電検出信号が供給されていない場合はデータ格納手段105が格納したデータに基づいて動作を行い、停電検知手段3から停電検出信号が供給される場合には以降で説明する動作を行う制御手段である。
【0016】
尚、電源切換手段1は、図2に示すダイオード201を用いて構成する事が出来る。図2は本発明の実施の形態1及び実施の形態2における電源切換手段1の構成を示す回路図である。端子1aには外部電源10の出力電圧V1が、また端子1bには内部電源11の出力電圧が供給され、端子1cからは電源切換手段1の出力が出力される。電源切換手段1の内部はダイオード201を用いて構成する事ができ、端子1aにはアノードが、端子1b及び端子1cにはカソードが接続される。
【0017】
以下その動作について説明する。まず電源切換手段1における動作について説明する。商用電源からの電力により外部電源10からの電力供給が行われている場合には内部電源11の電圧よりも外部電源10の電圧V1が高いので、制御装置は外部電源10より順方向バイアスのダイオード201を介して電力供給される。電源コンセントへの電力供給の停止や、電源コードを電源コンセントから抜くなど外部電源10からの電力供給が停止する停電状態の場合には内部電源11の電圧よりも外部電源10の電圧V1が低いので外部電源10からは逆方向バイアスのダイオード201を介して電力供給されず、電源切換手段1は内部電源11に電力の供給源を切り換え、電力供給手段2により電力を供給する。また、内部電源11の電圧は外部電源10の電圧V1よりも高いが両者の間に逆方向バイアスのダイオード201が挿入されているため、内部電源11から外部電源10へは電流が流れない。
【0018】
次に制御手段107の動作について図3を用いて説明する。図3は制御手段107の動作を表すフローチャートである。停電時の消費電力を軽減するために、切換スイッチ106を予め第1の省電力状態に設定しておく。停電検知手段3は停電を検出すると停電検出信号を出力する。停電検知手段3から停電検出信号が供給された制御手段107はステップS1で停電検出信号有りを検出する。そして制御手段107は切換スイッチ106により第1の省電力状態が設定されていることをステップS2で知り、第1の省電力状態で最初の停電が発生したことをデータ格納手段105に記憶させる。制御手段107は、ステップS3で停電がN回目(但しNは正の整数)以下か否かを調べN回目以下での停電状態、即ち外部電源10の電圧が下がり停電検知手段3から停電検出信号が供給される場合では、ステップS4でVTR本体12の動作を停止させ、ステップS5で時計手段4への電力供給を断って運針動作を中止し,ステップS6で制御手段107自らの動作を停止させて電力消費を抑え、データ格納手段105のみに電力供給を行うことでデータ保持動作のみを実行する第1の省電力状態を実現させ省電力で実行させる。
【0019】
その後、外部電源10からの電力供給が再開されると、電源切換手段1により切り換えられた外部電源10による電力を電力供給手段2は供給する。停電検知手段3が出力する停電復帰信号が供給されると制御手段107はステップS7でそれを知り、ステップS8で第1の省電力状態を解除し、データ格納手段105が記憶したデータと時計手段4による時刻とに基き、また通常の動作クロックに基づいて、VTR本体12を所定の状態で通常動作させる。停電状態がN回目までは以上の動作を繰り返す。
【0020】
その後、(N+1)回目以降の停電状態では、停電検出信号が供給された制御手段107は、データ格納手段105の記憶情報からこの停電が(N+1)回目以降であることを検知する。すると、制御手段107はステップS9でVTR本体12の動作を停止させ、時計手段4の運針動作を必要とするため電力を時計手段4に供給し、また電力をデータ格納手段105に供給して、自らの動作と運針動作とデータ保持動作を省電力状態で実行させ第2の省電力状態を実現させる。
【0021】
その後、外部電源10からの電力供給が再開されると、電源切換手段1により切り換えられた外部電源10による電力を電力供給手段2は供給する。停電検知手段3が出力する停電復帰信号が供給されると制御手段107はステップS10でそれを知り、ステップS11で第2の省電力状態を解除し、データ格納手段105が記憶したデータと時計手段4による時刻とに基き、また通常の動作クロックに基づいて、VTR本体12を所定の状態で通常動作させる。
【0022】
尚、切換スイッチ106を予め第2の省電力状態に設定しておくこともできる。この場合は、1回目からN回目まで及び(N+1)回目以降の停電状態でも、制御手段107は、外部電源10の電圧が下がり停電検知手段3から停電検出信号が供給される場合には、ステップS9でVTR本体12の動作を停止するが、時計手段4とデータ格納手段105とに電力供給を行い運針とデータ保持動作を実行すると共に制御手段107自らの動作を行う第2の省電力状態を実現する。
【0023】
ところで、第1の省電力状態におけるデータ格納手段105、あるいは第2の省電力状態における時計手段4,データ格納手段105,制御手段107ではマイクロプロセッサ等(図示せず)により通常の動作クロック(例えば16MHz)よりも低い動作クロック(例えば32KHz)と内部電源11による低い電源電圧で動作させる様にしており消費電力の更に少ない省電力動作を行うことができる。
【0024】
以上のように本実施の形態によれば、外部電源10の断たれた停電状態では、操作手段である切換スイッチ106の設定と設定後の停電発生回数に基づいて時計手段4への電力供給を停止させて運針動作を中止させデータ保持にのみ電力を消費させるという第1の省電力状態を実現させることにより、消費電力を軽減させ、内部電源となる電池の寿命を電池容量を増加させることなく延長させ、電池の交換回数と電池の使用数量とを減少させることができる。
【0025】
なお、図1中に破線で囲まれた部分100はマイクロコンピュータの中でソフトウェア処理によっても同様に実現することが可能であり、本実施の形態にとどまるものではない。
【0026】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における制御装置の構成を示すブロック図である。同図において従来と同一の構成要素には同一番号を付与し説明を省略し、また図1との同一の構成要素には同一番号を付与し説明を省略する。304は、時刻が設定されている場合にのみ電力供給手段2から供給される電力により運針動作を行い、VTR本体12の予約録画に必要な時刻管理を行い、ユーザーが時刻を設定していない場合には時刻未設定信号を出力し運針動作を行わない時計手段、307は停電検知手段3から停電検出信号が供給されていない場合にはデータ格納手段105が格納したデータに基づいて動作を行い、停電検知手段3から停電検出信号が供給される場合には以降で説明する動作を行う制御手段である。図4に示すように制御装置は、電源切換手段1と、電力供給手段2と、停電検知手段3と、時計手段304と、データ格納手段となるデータ格納手段105と、制御手段307とからなる。
【0027】
制御手段307の動作について図5を用いて説明する。図5は制御手段307の動作を表すフローチャートである。最初は時計手段304で時刻を設定していないものとする。停電検知手段3は停電を検出すると停電検出信号を出力する。停電検知手段3から停電検出信号が供給された制御手段307はステップS21で停電検出信号有りを検出する。そして制御手段307はステップS22で時計手段304から時刻未設定信号が供給されていることにより第1の省電力状態に設定すべきことを知る。制御手段307は、ステップS23でVTR本体12の動作を停止させ、時刻未設定のため停電中も時計手段304が運針動作をする必要がないためステップS24で時計手段304への電力供給を断って運針動作を中止し,ステップS25で制御手段307自らの動作を停止させて電力消費を抑え、データ格納手段105のみに電力供給を行うことでデータ保持動作のみを実行する第1の省電力状態を実現させ省電力で実行させる。
【0028】
その後、外部電源10からの電力供給が再開されると、電源切換手段1により切り換えられた外部電源10による電力を電力供給手段2は供給する。停電検知手段3が出力する停電復帰信号が供給されると制御手段107はステップS26でそれを知り、ステップS29で第1の省電力状態を解除し、データ格納手段105が記憶したデータと時計手段304による時刻とに基き、また通常の動作クロックに基づいて、VTR本体12を所定の状態で通常動作させる。時計手段304に時刻が設定されていない場合は、以上の動作を繰り返す。
【0029】
その後、ユーザーが設置操作により、時計手段304の時刻設定を行うものとする。そして、再び停電状態となるとする。停電検知手段3は停電を検出すると停電検出信号を出力する。停電検知手段3から停電検出信号が供給された制御手段307はステップS21で停電検出信号有りを検出する。そして制御手段307はステップS22で時計手段304から時刻未設定信号が供給されていないことにより第2の省電力状態に設定すべきことを知る。制御手段307はステップS30でVTR本体12の動作を停止させ、一方、時計手段304とデータ格納手段105とには電力供給を行い停電中も運針動作をして時計手段304に時刻のズレを生じないための運針動作とデータ保持動作を実行すると共に自らも動作を行う第2の省電力状態で実行させる。
【0030】
その後、停電検知手段3が出力する停電復帰信号が供給されると制御手段307はステップS31でそれを知り、ステップS32で第2の省電力状態を解除し、データ格納手段105が記憶したデータと時計手段304による時刻とに基き、また通常の動作クロックに基づいて、VTR本体12を所定の状態で通常動作させる。
【0031】
ところで、第1の省電力状態におけるデータ格納手段105、あるいは第2の省電力状態における時計手段304,データ格納手段105,制御手段307ではマイクロプロセッサ等(図示せず)により通常の動作クロック(例えば16MHz)よりも低い動作クロック(例えば32KHz)と内部電源11による低い電源電圧で動作させる様にしており消費電力の更に少ない省電力動作を行うことが出来る。
【0032】
以上のように本実施の形態によれば、時計手段304に時刻設定されていない場合に、外部電源10の断たれた停電状態では、時計手段304への電力供給を停止させて運針動作を中止させデータ保持にのみ電力を消費させるという第1の省電力状態を実現させることにより、消費電力を軽減させ、内部電源となる電池の寿命を電池容量を増加させることなく延長させ、電池の交換回数と電池の使用数量とを減少させることができる。
【0033】
なお、図4中に破線で囲まれた部分300はマイクロコンピュータの中でソフトウェア処理によっても同様に実現することが可能であり、本実施の形態にとどまるものではない。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明は、停電状態では、操作手段の設定と設定後の停電発生回数に基づいて時計手段への電力供給を停止させて運針動作を中止させ、データ保持にのみ電力を消費させるという第1の省電力状態を実現させることにより、消費電力を軽減させ、内部電源となる電池の寿命を電池容量を増加させることなく延長させ、電池の交換回数と電池の使用数量とを減少させることができるという優れた効果が得られる。
【0035】
これにより、製造、出荷からユーザーが使用するまでの期間は時計手段の運針を行う必要がないため(特に輸出機器は仕向地により時刻が異なるため、出荷時に時刻設定するのは無意味)、電力消費を最小限にして在庫期間が長期に及んでも、内部電源の寿命は出荷時(新品の内部電源の寿命)と限りなく等しくなる。従って、ユーザーが使用を開始する時点での内部電源の電気容量の低下を防止し、内部電源の寿命が延長させられるため、従来よりも多くの停電に遭遇しても動作保証を約束する事が可能であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における制御装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1及び実施の形態2における電源切換手段1の構成を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態1における制御手段の動作を表すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2における制御装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2における制御手段の動作を表すフローチャート
【図6】従来の制御装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 電源切換手段
2 電力供給手段
3 停電検知手段
4,304 時計手段
105 データ格納手段
107,307 制御手段
106 切換スイッチ
10 外部電源
11 内部電源
12 VTR本体

Claims (5)

  1. 記録再生装置の動作を制御する制御装置であって、
    外部から供給される外部電源からの供給が断たれると内部に有する内部電源に電力の供給源を切り替える電源切替手段と、
    前記電源切り替え手段から供給される電力を供給する電力供給手段と、
    前記外部電源からの電力供給が断たれる停電状態を検出すると停電検出信号を出力し、前記外部電源からの電力供給が再開されると停電復帰信号を出力する停電検知手段と、
    運針動作を行う時計手段と、
    前記停電検出信号が供給された回数を格納するデータ格納手段と
    前記停電検出信号が供給されると、前記データ格納手段に格納された停電の回数情報を更新するとともに停電の回数を検知し、
    停電回数がN(Nは正の整数)回以下のとき、
    前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段への電力供給を断って運針動作を中止させ、自らの動作を停止させ前記データ格納手段にのみ電力供給を行ってデータ保持動作のみを行わせる第1の省電力状態とし、
    停電回数がN+1回以上のとき、
    前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段及び前記データ格納手段への電力供給を行って運針動作及びデータ保持動作を行わせ自らの動作も継続させる第2の省電力状態とし、
    前記停電復帰信号が供給されると前記第1の省電力状態又は前記第2の省電力状態を解除する制御手段とを備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記データ格納手段は、前記記録再生装置を制御する制御データをさらに格納しており、前記制御手段は前記制御データに基づいて前記記録再生装置の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 前記記録再生装置は磁気記録再生装置であることを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の制御装置。
  4. 記録再生装置の動作を制御する制御装置であって、
    外部から供給される外部電源からの供給が断たれると内部に有する内部電源に電力の供給源を切り換える電源切換手段と、
    前記電源切換手段から供給される電力を供給する電力供給手段と、
    前記外部電源からの電力供給が断たれる停電状態を検出すると停電検出信号を出力し、前記外部電源からの電力供給が再開されると停電復帰信号を出力する停電検知手段と、
    時刻が設定されている場合にのみ運針動作を行い時刻が設定されていない場合に時刻未設定信号を出力する時計手段と、
    前記記録再生装置を制御する制御データを格納するデータ格納手段と
    前記停電検出信号が供給されると、
    前記時刻未設定信号が出力されている場合には、
    前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段への電力供給を断って運針動作を中止させ自らの動作を停止させ前記データ格納手段のみに電力供給を行ってデータ保持動作のみを行わせる第1の省電力状態とし
    前記時刻未設定信号が出力されていない場合には、
    前記記録再生装置本体の動作を停止させ、前記時計手段及び前記データ格納手段に電力供給を行って運針動作及びデータ保持動作を行わせ、自らの動作を行わせる第2の省電力状態とし
    前記停電復帰信号が供給されると前記第1の省電力状態又は前記第2の省電力状態を解除し、
    前記データ格納手段に格納された制御データに基づいて前記記録再生装置を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする制御装置。
  5. 前記記録再生装置は磁気記録再生装置であることを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
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