JP3572876B2 - 車両用走行制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用走行制御装置に関し、特に車両前方の走行レーンを認識し、操舵制御を行う車両用走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ビデオカメラ等の画像により走行レーンを認識し、車両が走行レーンから逸脱しそうな場合に、車両を目標走行位置に制御する装置が提案されている。
例えば、特開平5−341839号公報には、車両が、現在走行中の走行路から逸脱したとき、あるいは逸脱しそうなときに、この逸脱を抑制するための逸脱抑制手段が制御手段に制御されて作動する車両の走行制御装置において、車両が走行している走行路の道路上における位置を検出する走行路位置検出手段と、走行路からの車両の逸脱方向を検出する逸脱方向検出手段とを備え、上記の制御手段は、走行路位置検出手段によって検出された車両が走行している走行路の道路上における位置と、逸脱方向検出手段によって検出された走行路からの逸脱方向とに応じて、上記の逸脱抑制手段の作動タイミングを変更する車両の走行制御装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来装置では、車両が走行レーンを逸脱しようとする方向(右側又は左側)に応じて車両の側面が逸脱しようとする側のガイドラインと一致するように、予め目標走行位置を設定し、この目標走行位置を車両が通るように操舵制御を行っている。このため、運転者が実際に運転した場合にとる走行ラインと上記目標走行位置が道路線形によって異なり、この場合には逸脱防止の操舵制御が運転者に違和感を与えるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、旋回路内及びその直前直後の直線路で目標位置を旋回方向又はその逆方向に変位させることにより、目標位置を一般的な運転特性に合わせ、操舵制御が運転者に違和感を与えることを防止する車両用走行制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、図1に示すように、道路の走行レーン及び前記走行レーン上の自車位置を認識する走行レーン認識手段M1と、前記認識した走行レーンに基づいて走行レーン内の目標位置を設定する目標位置設定手段M2と、
前記自車位置と目標位置との偏差に基づいて操舵制御を行う操舵制御手段M3とを有する車両用走行制御装置において、
旋回中及びその前後の道路の旋回状況を検出する道路状況検出手段M4と、
旋回路直前の直線路における目標位置を前記旋回路の旋回方向とは逆方向に変位させる第1の変位手段M5と、
旋回路の連続状態を検出する連続状態検出手段と、
前記連続状態検出手段で検出された連続する旋回路の旋回方向が異なり旋回方向が逆になる境界部分の直線部の長さが所定値以下の場合に手前の旋回路直前の直線路は先の旋回路直後の直線路として目標位置を変位させる第2の変位手段を有する。
【0006】
旋回路の入り口では一般的な運転特性として旋回方向と逆方向に車体を寄せることが多く、このような状況で目標位置を旋回方向と逆方向に変位させるため、操舵制御による走行ラインを一般的な運転特性と合わすことができ、運転者に違和感を与えることのない走行レーン逸脱防止の操舵制御を行うことができ、旋回方向が異なる複合コーナを走行する場合に手前のコーナの直後の直線路は先のコーナの旋回方向とは逆側方向に目標位置が変位され、一般的な運転特性と合った操舵制御が可能となる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の車両用走行制御装置において、
前記変位手段は、旋回路の曲率半径に応じて変位量を変更する。
【0009】
このように、旋回路の曲率半径に応じて変位量を変更するため、一般的な運転特性に合った目標位置を設定できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の車両用走行制御装置において、
前記変位手段は、旋回路の旋回の深さに応じて変位量を変更する。
【0010】
このように、旋回の深さに応じて変位量を変更するため、一般的な運転特性に合った目標位置を設定できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の車両用走行制御装置において、
前記変位手段は、車速に応じて変位量を変更する。
【0011】
このように、車速に応じて変位量を変更するため、一般的な運転特性に合った目標位置を設定できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図2は本発明装置のシステム概要図を示す。同図中、イメージセンサ10は車両の進行方向前方の道路を撮像し、この道路画像を画像処理認識装置14に供給する。また、イメージセンサ11,12は車両の左右後側方の道路を撮像し、この道路画像を画像処理認識装置14に供給する。
【0014】
走行レーン認識手段M1としての画像処理認識装置14は前方の道路画像の画像処理を行って道路の中央、又は路側の白線や黄色の追越し禁止線等のガイドラインをライン種類と共に認識し、このガイドラインに基づいて走行路(走行レーン)を認識し、自車の走行路中央線からの車両オフセット量や左右のガイドラインからの距離であるレーン内位置、及びガイドラインに対する傾き角である対レーンヨー角、及び走行路(旋回路)のカーブの曲率半径R等の道路線形、及び走行車両の有無等を認識する。
【0015】
また、画像処理認識装置14は左右後側方の道路画像の画像処理を行って、自車レーン及び隣接レーンの後続車両の認識を行う。上記の認識結果は操舵システムECU(電子制御装置)16に供給される。
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)装置18は、複数のGPS衛星から送信される航法情報を受信して自車の走行位置を認識し、この走行位置をナビゲーション装置20及び操舵システムECU16に供給する。ナビゲーション装置20はGPS装置18からの走行位置を地図情報と重ね合わせ、かつ補正して走行位置情報として操舵システムECU16に供給する。上記の地図情報は道路線形の情報としても使用される。
【0016】
道路インフラシステム通信装置22は例えばVICS(ビークル・インフォメーション・アンド・コミュニケーション・システム)等の渋滞、所要時間・規制等の情報、事故・工事や障害物情報、及び気象情報等の道路インフラ情報をFM多重放送、電波ビーコン、光ビーコンから受信しナビゲーション装置20及び操舵システムECU16に供給する。
【0017】
また、センサ群24には、車両の操舵ハンドルの操舵角を検出する操舵角センサ、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ、方向指示器の操作を検出するターンシグナルスイッチのセンサ等の操作状態を検出するものと、車速を検出する車速センサ、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ、車両の前後加速度及び横加速度及び上下加速度を検出する加速度センサ等の車両運動状態を検出するものとがある。これらの各センサの検出信号は警報システムECU16に供給される。また、操舵システムECU16には駆動回路28が接続されている。上記のナビゲーション装置20,道路インフラシステム通信装置22が道路状況検出手段M2及び連続状態検出手段に対応する。
【0018】
操舵システムECU16は図3に示す如く、マイクロコンピュータで構成され、中央処理ユニット(CPU)30と、リードオンリメモリ(ROM)32と、ランダムアクセスメモリ(RAM)34と、入力ポート回路36と、出力ポート回路38と、通信回路40とを有し、これらは双方向性のコモンバス42により互いに接続されている。
【0019】
入力ポート回路36にはセンサ群24の各センサの検出信号が供給される。また、通信回路40には画像処理認識装置14,GPS装置18,ナビゲーション装置20,道路インフラシステム通信装置22夫々の出力情報が供給される。
ROM32には制御プログラムが記憶されている。CPU30は制御プログラムに基づき、後述する種々の演算を行い、その際にRAM34が作業領域として使用される。CPU30が制御プログラムを実行することにより発生した制御信号は出力ポート回路38から駆動回路28に供給される。
【0020】
図4は操舵手段としての操舵機構50の構成図を示す。同図中、操舵ハンドル51は操舵軸52を介してステアリングギヤボックス53内のピニオンギヤに接続されている。このピニオンギヤはラックバー54と噛合し、操舵ハンドル51の回転運動をラックバー54の往復運動に変換して伝達するものである。ラックバー54の両端には左右タイロッド55a,55b及び左右ナックルアーム56a,56bを介して左右前輪FW1,FW2が操舵可能に連結されている。この操舵機構50は前輪の操舵制御のためのアクチュエータとしてのブラシレスモータ等の電動モータ58を備えており、この電動モータ58は前述の駆動回路28によって駆動される。電動モータ58の回転軸はステアリングギヤボックス53内のラックバー54に接続されている。
【0021】
図5は操舵システムECU16が実行するメイン処理のフローチャートを示す。この処理は所定時間間隔で繰り返される。同図中、ステップS2では通信回路40を介して画像処理認識装置14,GPS装置18,ナビゲーション装置20,道路インフラシステム通信装置22夫々から供給される情報を読み取り、また、入力ポート回路36を介してセンサ群24から供給される検出信号を読み取る。
【0022】
次に、ステップS4では読み取った道路線形、カーブの曲率半径等の情報、及び操舵角や車速等の検出信号に基づいて目標位置を設定する。この後、ステップS6で自車の車両オフセット量(走行レーン中央からのずれ量)と目標位置とに基づいて次式から操舵制御量Dを算出する。
D=k×E+k×ΔE
但し、Eは車両オフセット量と目標位置Sとの偏差、ΔEは上記偏差の微分値、k,kは所定の係数(定数)である。なお、本実施例では、車両オフセット量E,目標位置S夫々は走行レーン中央位置を0として右側を負、左側を正として表わす。この後、ステップS8では算出した操舵制御量Dに基づく制御信号を駆動回路28に出力する。これによって、電動モータ58が回転駆動されて前輪FW1,FW2の操舵が行われる。上記のステップS6,S8が操舵制御手段M3に対応する。
【0023】
図6及び図7はステップS4の目標位置設定処理の一実施例のフローチャートを示す。同図中、ステップS10では自車走行レーンの中央位置、つまり零を目標位置Sとして設定する。このステップS10が目標位置設定手段M2に対応する。
次にステップS12で、例えばセンサ群24の検出信号として得られた操舵角から自車が左旋回中であるか否かを判別し、左旋回中でなければステップS14で自車が右旋回中か否かを判別する。そして、ステップS12で左旋回中と判別された場合はステップS16に進んで図8に示すように+L1を目標位置Sとして設定する。つまり旋回路における目標位置Sを旋回方向に補正する。
【0024】
次にステップS14で右旋回中と判別された場合はステップS20に進んで図8に示すように−L1を目標位置Sとして設定する。つまり旋回路における目標位置Sを旋回の内側方向に補正する。上記ステップS16,S20の実行後は図7のステップS42に進む。ステップS14で右旋回中でない場合にはステップS24に進む。
【0025】
ステップS24ではナビゲーション装置20又は道路インフラシステム通信装置22からの情報に基づいて、自車が左コーナ直前(例えば数10m)の直線部を走行中か否かを判別し、そうでなければステップS26で自車が右コーナ直前(例えば数10m)の直線部を走行中か否かを判別する。そして、ステップS24で左コーナ直前の直線部を走行中と判別された場合は、ステップS28に進んで−L1を目標位置Sとして設定する。
【0026】
また、ステップS26で右コーナ直前の直線部を走行中と判別された場合は、ステップS30に進んで+L1を目標位置Sとして設定する。つまり旋回路の直前の直線部では目標位置Sを旋回方向とは逆側方向に補正する。上記のステップS28又はS30を実行すると図7のステップS42に進み、ステップS26で右カーブ直前の直線部を走行中でなければステップS34に進む。上記のステップS24〜S30が第1の変位手段M5に対応する。
【0027】
ステップS34ではナビゲーション装置20又は道路インフラシステム通信装置22からの情報に基づいて、自車が左コーナ直後(例えば数10m)の直線部を走行中か否かを判別し、そうでなければステップS36で自車が右コーナ直後(例えば数10m)の直線部を走行中か否かを判別する。そして、ステップS34で左コーナ直後の直線部を走行中と判別された場合は、ステップS38に進んで−L1を目標位置Sとして設定する。
【0028】
また、ステップS36で右コーナ直後の直線部を走行中と判別された場合は、ステップS40に進んで+L1を目標位置Sとして設定する。つまり、旋回路の直後の直線部では目標位置を旋回方向とは逆側方向に補正する。上記のステップS38又はS40を実行後、又はステップS36で右カーブ直後の直線部を走行中でなければ図7のステップS42に進む。
【0029】
ステップS42では図9に示すように旋回方向が異なる複合コーナで、旋回方向が逆になる境界部分の直線部の長さlが所定値以下か否かを判別する。この条件を満足する場合には第2の変位手段としてのステップS44でこの直線部を手前のコーナの直後としてではなく、先のコーナの直前の直線部とみなし、ステップS24〜S30と同様に、目標位置として先のコーナの旋回方向とは逆側方向に+L1又は−L1を設定する。
【0030】
ステップS44の実行後、又はステップS42の条件を満足しない場合はステップS46に進む。ステップS46では旋回路の曲率半径R(旋回路の直前又は直後の直線部では対応する旋回路の曲率半径Rを用いる)を用いて図10の実線III に示すマップを参照して係数kaを算出する。この後、ステップS48に進み、旋回路の旋回の深さ(旋回角度)θd(旋回路の直前又は直後の直線部では対応する旋回路の旋回の深さθdを用いる)を用いて、図10の実線IVに示すマップを参照して係数kbを算出する。更にステップS49でセンサ群24で検出した車速Vを用いて図10の実線Vに示すマップを参照して係数kcを算出する。そして、ステップS50で次式に示すように、目標位置Sに上記係数ka,kb,kcを乗算して補正し処理を終了する。
【0031】
S=S×ka×kb×kc
これによって、旋回路では旋回方向と同一方向、旋回路の直前直後では旋回方向と逆方向に変位させて目標位置が設定され、その変位量は旋回路の曲率半径Rが小なるほど大きく設定され、かつ旋回の深さが大なるほど大きく設定され、かつ、車速が速いほど大きく設定される。
【0032】
図11には車両50が左コーナを走行する際の運転者の一般的な運転特性の走行ラインを矢印付きの実線で示す。同図中、走行ラインの両端の左右のガイドラインII,Iに対して走行ラインの中央位置を破線で示す。直線部Aからコーナ部Bを通って直線部Cに進む場合、左コーナ直前の直線部Aでは左コーナに入る準備として走行ラインは右側のガイドラインIに近付き、コーナ部Bではできるだけ直線的に走行するため走行ラインは左側のガイドラインIIに近付く。このため左コーナ直後の直線部Cでは走行ラインは走行レーンの右側のガイドラインIに近付き、その後、走行レーンの中央位置に戻る。
【0033】
本実施例では目標位置が図11に示すような運転者の一般的な運転特性の走行ラインと略一致する。このため操舵制御による走行ラインが一般的な運転特性に合うものとなり、運転者に違和感を与えることを防止できる。
【0034】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明は、道路の走行レーン及び前記走行レーン上の自車位置を認識する走行レーン認識手段と、前記認識した走行レーンに基づいて走行レーン内の目標位置を設定する目標位置設定手段と、
前記自車位置と目標位置との偏差に基づいて操舵制御を行う操舵制御手段とを有する車両用走行制御装置において、
旋回中及びその前後の道路の旋回状況を検出する道路状況検出手段と、
旋回路直前の直線路における目標位置を前記旋回路の旋回方向とは逆方向に変位させる第1の変位手段と、
旋回路の連続状態を検出する連続状態検出手段と、
前記連続状態検出手段で検出された連続する旋回路の旋回方向が異なり旋回方向が逆になる境界部分の直線部の長さが所定値以下の場合に手前の旋回路直前の直線路は先の旋回路直後の直線路として目標位置を変位させる第2の変位手段を有する。
【0035】
旋回路の入り口では一般的な運転特性として旋回方向と逆方向に車体を寄せることが多く、このような状況で目標位置を旋回方向と逆方向に変位させるため、操舵制御による走行ラインを一般的な運転特性と合わすことができ、運転者に違和感を与えることのない走行レーン逸脱防止の操舵制御を行うことができ、旋回方向が異なる複合コーナを走行する場合に手前のコーナの直後の直線路は先のコーナの旋回方向とは逆側方向に目標位置が変位され、一般的な運転特性と合った操舵制御が可能となる。
【0037】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の車両用走行制御装置において、
前記変位手段は、旋回路の曲率半径に応じて変位量を変更する。
【0038】
このように、旋回路の曲率半径に応じて変位量を変更するため、一般的な運転特性に合った目標位置を設定できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の車両用走行制御装置において、
前記変位手段は、旋回路の旋回の深さに応じて変位量を変更する。
【0039】
このように、旋回の深さに応じて変位量を変更するため、一般的な運転特性に合った目標位置を設定できる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1記載の車両用走行制御装置において、
前記変位手段は、車速に応じて変位量を変更する。
【0040】
このように、車速に応じて変位量を変更するため、一般的な運転特性に合った目標位置を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明装置のシステム概要図である。
【図3】警報システムECUのブロック図である。
【図4】操舵機構の構成図である。
【図5】メイン処理のフローチャートである。
【図6】目標値設定処理のフローチャートである。
【図7】目標値設定処理のフローチャートである。
【図8】目標位置設定を説明するための図である。
【図9】複合旋回路を説明するための図である。
【図10】係数ka,kb,kcのマップを示す図である。
【図11】コーナ走行の一般的な運転特性を示す図である。
【符号の説明】
10,11,12 イメージセンサ
14 画像処理認識装置
16 警報システムECU
18 GPS装置
20 ナビゲーション装置
22 道路インフラシステム通信装置
24 センサ群
30 CPU
32 ROM
34 RAM
36 入力ポート回路
38 出力ポート回路
40 通信回路
42 コモンバス
M1 走行レーン認識手段
M2 目標位置設定手段
M3 操舵制御手段
M4 道路状況検出手段
M5 第1の変位手段

Claims (7)

  1. 道路の走行レーン及び前記走行レーン上の自車位置を認識する走行レーン認識手段と、前記認識した走行レーンに基づいて走行レーン内の目標位置を設定する目標位置設定手段と、
    前記自車位置と目標位置との偏差に基づいて操舵制御を行う操舵制御手段とを有する車両用走行制御装置において、
    旋回中及びその前後の道路の旋回状況を検出する道路状況検出手段と、
    旋回路直前の直線路における目標位置を前記旋回路の旋回方向とは逆方向に変位させる第1の変位手段と、
    旋回路の連続状態を検出する連続状態検出手段と、
    前記連続状態検出手段で検出された連続する旋回路の旋回方向が異なり旋回方向が逆になる境界部分の直線部の長さが所定値以下の場合に手前の旋回路直前の直線路は先の旋回路直後の直線路として目標位置を変位させる第2の変位手段を有することを特徴とする車両用走行制御装置。
  2. 請求項1記載の車両用走行制御装置において、
    前記変位手段は、旋回路の曲率半径に応じて変位量を変更することを特徴とする車両用走行制御装置。
  3. 請求項1記載の車両用走行制御装置において、
    前記変位手段は、旋回路の旋回の深さに応じて変位量を変更することを特徴とする車両用走行制御装置。
  4. 請求項1記載の車両用走行制御装置において、
    前記変位手段は、車速に応じて変位量を変更することを特徴とする車両用走行制御装置。
  5. 請求項2記載の車両用走行制御装置において、
    前記変位手段は、旋回路の曲率半径が小なるほど変位量を大きく設定することを特徴とする車両用走行制御装置。
  6. 請求項3記載の車両用走行制御装置において、
    前記変位手段は、旋回路の旋回の深さが大なるほど変位量を大きく設定することを特徴とする車両用走行制御装置。
  7. 請求項4記載の車両用走行制御装置において、
    前記変位手段は、車速が速いほど変位量を大きく設定することを特徴とする車両用走行制御装置。
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