JP3572604B2 - アラーム表示装置 - Google Patents
アラーム表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3572604B2 JP3572604B2 JP20093898A JP20093898A JP3572604B2 JP 3572604 B2 JP3572604 B2 JP 3572604B2 JP 20093898 A JP20093898 A JP 20093898A JP 20093898 A JP20093898 A JP 20093898A JP 3572604 B2 JP3572604 B2 JP 3572604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- display means
- point number
- display
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、計測器やプロセス制御システムなどにおいて用いられる、予め設定された設定値に対する測定信号の測定値の大小関係に基づいて測定信号の異常の有無をアラーム情報として表示するアラーム表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばプロセス制御システムにおける操作卓でのアラーム状態監視にあたっては、アラームの状態を監視者が常に観察することを要求されているが、現実には一瞬の隙間もなく観察し続けることはできない。
したがって、例えば一時的にアラームが発生したもののすぐに正常状態に回復した場合には、アラームの発生を見逃す危険性が高かった。
従来のアラーム表示装置の一例を図4に示す。従来例では、18点の測定点のうち、現在No.05がアラーム発生状態であることを示している。具体的には、アラームが発生していない測定点の表示色は例えばグリーンになっているが、アラームが発生しているNo.05は赤と黒のチェック模様になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図4のような従来のアラーム表示装置では、現時点でのアラーム状態はわかるが、過去にアラームが発生していたかどうかは全く確認することができない。
【0004】
本発明はこのような問題点に着目したものであり、その目的は、現時点のみならず過去においてもアラームが発生していたかどうかを表示状態から確認できるアラーム表示装置を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、
予め設定された設定値に対する測定信号の測定値の大小関係に基づいて、測定信号の異常の有無を、画面上の測定点番号領域毎にアラーム情報として表示するアラーム表示装置であって、
各測定点番号領域には、それぞれアラーム発生の有無を表示する第1の表示手段と、過去のアラーム発生を表示する第2の表示手段とを設け、
これら第1,第2の表示手段はアラームが発生することにより同時にアラーム状態を表示し、第1の表示手段のアラーム表示状態はアラーム状態の解除と連動して解除され、第2の表示手段のアラーム表示状態は画面上の該当する測定点番号領域が指定確認されるまで継続することを特徴とする。
これにより、一時的にアラームが発生してすぐに正常状態に回復した場合であっても、第2の表示手段によるアラーム表示状態は監視者が画面上の該当する測定点番号領域のその表示を指定確認するまで継続しているので、従来のようにアラームの発生を見逃すことはない。
【0006】
本発明の請求項2は、請求項1記載のアラーム表示装置において、各測定点番号領域の第1の表示手段と第2の表示手段は同心円状に設けられ、第2の表示手段は点滅表示されることを特徴とする。
これにより、過去のアラーム発生状態の識別度を高めることができる。
【0007】
本発明の請求項3は、請求項1または2記載のアラーム表示装置において、各測定点番号領域の第2の表示手段はリング状に形成されるとともに円周方向に沿って複数個に分割され、これら分割片は選択的に点滅表示されることを特徴とする。
これにより、過去のアラーム発生状態をより一層ダイナミックに表示することができる。
【0008】
本発明の請求項4は、請求項1〜3のいずれかに記載のアラーム表示装置において、画面上の該当する測定点番号領域の確認手段としてマウスを用いることを特徴とする。
これにより、監視者が過去のアラーム発生状態を表示している測定点番号領域の第1の表示手段または第2の表示手段の近傍にマウスカーソルを移動させてクリックするだけで、特別な操作を伴うことなく確認が行える。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例を示した構成図であり、図4と同様に18点の測定点の例を示している。
各測定点には、アラーム発生の有無を表示する第1の表示手段1と過去のアラーム発生を表示する第2の表示手段2が同心円状に設けられている。ここで、第2の表示手段2はリング状に形成されるとともに円周方向に沿って複数個に分割されている。なお、第2の表示手段2の分割片はアラームが発生した時にのみ選択的に点滅表示されるものであり、アラームが発生していない状態では表示されない。
【0010】
図1において、測定点No.03, No17は現在アラーム発生状態であることを示し、測定点No.03, No.09, No11, No.13, No15, No17は過去にアラームが発生したことを示し、他は過去も現在もアラームが発生していないことを示している。
【0011】
図2はアラーム発生状態の点滅表示例図であり、(a)は第1の表示手段1が例えば全面赤色に表示されて第2の表示手段2は明るさの異なる黄色が交互に表示され、(b)は第1の表示手段1が例えば赤と黒のチェック状に表示されて第2の表示手段2は明るさの異なる黄色が(a)を反転した状態で交互に表示される。
【0012】
第2の表示手段2の点滅表示は、監視者が図示しないマウスカーソルを該当する測定点番号領域に移動させてクリックすることにより解除される。
【0013】
図3は本発明のアラーム表示装置における表示処理の流れを示すフローチャートである。
【0014】
なお、アラーム表示動作の解除手段として、マウスの代わりにタッチパネルを用いてもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、過去のアラーム状態を示す第2の表示手段を付加しているので、監視者は常に画面を監視していなくても第2の表示手段の表示状態から過去のアラーム状況を把握することができる。
また、過去のアラーム状態を示す表示手段を現在のアラーム状態を示す表示手段の周りに配置して交互に点滅させることにより、監視者に分かりやすく過去のアラーム状態を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】本発明の具体的な表示例である。
【図3】本発明の表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】従来のアラーム表示装置の構成を示した図である。
【符号の説明】
1 第1の表示手段
2 第2の表示手段
Claims (4)
- 予め設定された設定値に対する測定信号の測定値の大小関係に基づいて、測定信号の異常の有無を、画面上の測定点番号領域毎にアラーム情報として表示するアラーム表示装置であって、
各測定点番号領域には、それぞれアラーム発生の有無を表示する第1の表示手段と、過去のアラーム発生を表示する第2の表示手段とを設け、
これら第1,第2の表示手段はアラームが発生することにより同時にアラーム状態を表示し、第1の表示手段のアラーム表示状態はアラーム状態の解除と連動して解除され、第2の表示手段のアラーム表示状態は画面上の該当する測定点番号領域が指定確認されるまで継続することを特徴とするアラーム表示装置。 - 各測定点番号領域の第1の表示手段と第2の表示手段は同心円状に設けられ、第2の表示手段は点滅表示されることを特徴とする請求項1記載のアラーム表示装置。
- 各測定点番号領域の第2の表示手段はリング状に形成されるとともに円周方向に沿って複数個に分割され、これら分割片は選択的に点滅表示されることを特徴とする請求項1または2記載のアラーム表示装置。
- 画面上の該当する測定点番号領域の確認手段としてマウスを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアラーム表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20093898A JP3572604B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | アラーム表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20093898A JP3572604B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | アラーム表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000030166A JP2000030166A (ja) | 2000-01-28 |
JP3572604B2 true JP3572604B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=16432797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20093898A Expired - Fee Related JP3572604B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | アラーム表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3572604B2 (ja) |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP20093898A patent/JP3572604B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000030166A (ja) | 2000-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6496209B2 (en) | Status display unit using icons and method therefor | |
JP2005532225A (ja) | 航空機の多機能フラットパネルディスプレイ上で搭乗員に同時に表示されるデータの見やすさ及び判読しやすさを助長するための方法及び装置 | |
JP3572604B2 (ja) | アラーム表示装置 | |
CN103415759B (zh) | 底盘测力计系统的预热操作显示装置 | |
JPH07261835A (ja) | 監視装置 | |
JP3539542B2 (ja) | 波形表示装置 | |
JPH0814764B2 (ja) | プラント監視装置 | |
JP3263008B2 (ja) | 防災表示装置 | |
KR20010076717A (ko) | 원자력발전소 주제어실내의 첨단 경보시스템 | |
JP3102538B2 (ja) | 火災報知装置 | |
JPH11306476A (ja) | データ監視装置 | |
JPH01258098A (ja) | プラント監視装置のcrt監視システム | |
JP2000330624A (ja) | プラント監視システム | |
JP4379049B2 (ja) | 車両用報知装置 | |
JPH0379434A (ja) | シーケンス表示装置 | |
JPH0722485A (ja) | 半導体製造装置の監視システム | |
JPH05210471A (ja) | 計装用オペレータズコンソールにおける画面表示方式 | |
JP2001066150A (ja) | 測定装置 | |
JPS60231296A (ja) | 警報装置 | |
JPH10311684A (ja) | 機器異常検知システム | |
JPH10113353A (ja) | 電気外科装置 | |
JP2020118578A (ja) | 車両情報表示装置、車両情報表示装置の表示方法、車両情報表示装置の制御プログラム | |
JPH03163635A (ja) | コンピュータ動作状態表示装置 | |
JP2006246454A (ja) | テレコミュニケーション・システム用プロトコル・テスタ | |
JPS6282407A (ja) | プラント監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140709 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |