JP2020118578A - 車両情報表示装置、車両情報表示装置の表示方法、車両情報表示装置の制御プログラム - Google Patents
車両情報表示装置、車両情報表示装置の表示方法、車両情報表示装置の制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認することができ、必要に応じて詳細な計測値を提供することができるようにする。【解決手段】車両情報の計測値を取得する車両情報取得部5と、車両情報取得部5で取得した車両情報の計測値を表示する表示部6と、表示部6の表示を制御する制御部7とを備える。制御部7は、計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、車両情報の計測値を表示部6で表示し、車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知し、車両情報の計測値を閾値により判定して、車両情報の計測値が警告設定値に接近すると、計測値に続く単位の表示に代えて、計測値の下位側の数値を表示することにより、表示部6で表示する車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる。【選択図】図1
Description
本発明は、車両情報表示装置、車両情報表示装置の表示方法、車両情報表示装置の制御プログラムに関し、例えば後発的に車両に取り付けて油温、水温等の計測値を表示する構成に適用することができる。
従来、車両では、メーターパネルにより車速等の車両情報を表示しているものの、より詳細な車両情報をモニタできるように、後発的に車両に取り付けて油温、水温等の計測値を表示する車両情報表示装置が提供されている。
このような車両情報表示装置に関して、特許文献1には、車両情報の通知に係る工夫が提案されている。
このような車両情報表示装置に関して、特許文献1には、車両情報の通知に係る工夫が提案されている。
このような車両情報表示装置では、充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認できることが求められる。また詳細な計測値が求められる場合もある。しかしながら充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認できるようにすると、詳細な計測値を提供することが難しくなる。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認することができ、必要に応じて詳細な計測値を提供することができる車両情報表示装置、車両情報表示装置の表示方法、車両情報表示装置の制御プログラムを提案することを目的とする。
係る課題を解決するため、請求項1の発明は、
車両情報の計測値を取得する車両情報取得部と、
前記車両情報取得部で取得した前記車両情報の計測値を表示する表示部と、
前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を前記表示部で表示し、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知し、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる。
車両情報の計測値を取得する車両情報取得部と、
前記車両情報取得部で取得した前記車両情報の計測値を表示する表示部と、
前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を前記表示部で表示し、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知し、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる。
請求項1の構成によれば、車両情報の計測値が警告設定値に接近すると、表示部で表示する車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させることにより、充分な視認性を確保して瞬時に視認できるように計測値を表示するようにして、必要に応じて表示の桁数を増大して高い分解能により詳細な計測値を提供することができる。また計測値に続く単位の表示に代えて、計測値の下位側の数値を表示することにより、各桁の表示の大きさを変化させないようにして、表示の桁数を増大させることができる。
また請求項2の発明は、請求項1の構成において、
前記制御部は、
前記表示部に計測値表示部及び単位表示部を設定し、
前記計測値表示部及び前記単位表示部でそれぞれ前記計測値及び前記単位を表示し、
前記計測値表示部より前記単位表示部を小面積により形成した。
前記制御部は、
前記表示部に計測値表示部及び単位表示部を設定し、
前記計測値表示部及び前記単位表示部でそれぞれ前記計測値及び前記単位を表示し、
前記計測値表示部より前記単位表示部を小面積により形成した。
請求項2の構成によれば、より具体的構成により、充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認することができ、必要に応じて詳細な計測値を提供することができる
請求項3の発明は、車両情報の計測値を表示する車両情報表示装置の表示方法において、
前記計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を表示し、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知し、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる。
前記計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を表示し、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知し、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる。
請求項3の構成によれば、車両情報の計測値が警告設定値に接近すると、表示部で表示する車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させることにより、充分な視認性を確保して瞬時に視認できるように計測値を表示するようにして、必要に応じて表示の桁数を増大して高い分解能により詳細な計測値を提供することができる。また計測値に続く単位の表示に代えて、計測値の下位側の数値を表示することにより、各桁の表示の大きさを変化させないようにして、表示の桁数を増大させることができる。
請求項4の発明は、演算処理回路における実行により所定の処理手順を実行させる車両情報表示装置の制御プログラムにおいて、
前記車両情報表示装置は、
車両情報の計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を表示し、
前記処理手順は、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知する警告ステップと、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる表示桁数増大ステップとを備える。
前記車両情報表示装置は、
車両情報の計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を表示し、
前記処理手順は、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知する警告ステップと、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる表示桁数増大ステップとを備える。
請求項4の構成によれば、車両情報の計測値が警告設定値に接近すると、表示部で表示する車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させることにより、充分な視認性を確保して瞬時に視認できるように計測値を表示するようにして、必要に応じて表示の桁数を増大して高い分解能により詳細な計測値を提供することができる。また計測値に続く単位の表示に代えて、計測値の下位側の数値を表示することにより、各桁の表示の大きさを変化させないようにして、表示の桁数を増大させることができる。
本発明によれば、充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認することができ、必要に応じて詳細な計測値を提供することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両情報表示装置1を示すブロック図である。
この車両情報表示装置1は、後発的に車両10に取り付けて、車両情報を表示する。
車両情報表示装置1では、車両10に既に設けられているセンサによっては、計測困難な車両情報についても、対応するセンサを車両10に配置して、このセンサにより車両情報を取得して表示可能に構成される。この図1において、センサ群10Aは、このようにして後発的に車両10に設けられた複数のセンサである。なおこのセンサは、例えば油圧計測用センサ、油温用計測用センサ等である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両情報表示装置1を示すブロック図である。
この車両情報表示装置1は、後発的に車両10に取り付けて、車両情報を表示する。
車両情報表示装置1では、車両10に既に設けられているセンサによっては、計測困難な車両情報についても、対応するセンサを車両10に配置して、このセンサにより車両情報を取得して表示可能に構成される。この図1において、センサ群10Aは、このようにして後発的に車両10に設けられた複数のセンサである。なおこのセンサは、例えば油圧計測用センサ、油温用計測用センサ等である。
車両情報表示装置1は、制御コントローラ2、車両診断コネクタ3、表示ユニット4を備える。また表示ユニット4は、車両情報取得部5、表示部6、制御部7を備える。
ここで制御コントローラ2は、車両10のセンサ群10Aに係る各センサを駆動して、対応する車両情報の計測値を取得し、この計測値を表示ユニット4に出力する。
車両診断コネクタ3は、車両10に設けられた車両診断等に利用するコネクタを利用して、車両10から車両情報の計測値を取得し、この計測値を表示ユニット4に出力する。なおこの計測値は、例えば車速、水温等の計測値である。
ここで制御コントローラ2は、車両10のセンサ群10Aに係る各センサを駆動して、対応する車両情報の計測値を取得し、この計測値を表示ユニット4に出力する。
車両診断コネクタ3は、車両10に設けられた車両診断等に利用するコネクタを利用して、車両10から車両情報の計測値を取得し、この計測値を表示ユニット4に出力する。なおこの計測値は、例えば車速、水温等の計測値である。
表示ユニット4は、これら制御コントローラ2、車両診断コネクタ3から取得される車両情報を表示する。
すなわち表示ユニット4において、車両情報取得部5は、制御コントローラ2、車両診断コネクタ3から車両情報の計測値を取得する。
表示部6は、この車両情報取得部5で取得される車両情報の計測値を、表示部6の制御により表示する。ここで表示部6は、この種の車両情報表示装置に適用される各種の構成を広く適用することができ、例えば液晶表示パネル、有機ELによる画像表示パネル等を適用することができる。またドライバーの携帯する携帯情報端末(例えばスマートフォン、ウエアラブル端末等)を適用するようにしてもよい。
すなわち表示ユニット4において、車両情報取得部5は、制御コントローラ2、車両診断コネクタ3から車両情報の計測値を取得する。
表示部6は、この車両情報取得部5で取得される車両情報の計測値を、表示部6の制御により表示する。ここで表示部6は、この種の車両情報表示装置に適用される各種の構成を広く適用することができ、例えば液晶表示パネル、有機ELによる画像表示パネル等を適用することができる。またドライバーの携帯する携帯情報端末(例えばスマートフォン、ウエアラブル端末等)を適用するようにしてもよい。
制御部7は、表示部6の表示を制御し、さらにはこの車両情報表示装置1の動作を制御するコントローラである。
制御部7は、演算処理回路を備え、この演算処理回路によりこの車両情報表示装置の制御プログラムを実行することにより、所定の処理手順を実行して車両情報表示装置1の動作を制御する。
制御部7は、演算処理回路を備え、この演算処理回路によりこの車両情報表示装置の制御プログラムを実行することにより、所定の処理手順を実行して車両情報表示装置1の動作を制御する。
ここで図2(A)は、この制御部7の制御による表示部6の表示を示す平面図である。
制御部7は、事前に、図示しない操作子の操作により表示部6の画像表示領域6Aに、表示可能な車両情報の一覧を表示し、この一覧表示におけるドライバーの選択により表示に供する車両情報の選択を受け付ける。
制御部7は、表示部6の画像表示領域6Aを分割して、それぞれ小領域AR1〜AR6を形成し、各小領域AR1〜AR6でそれぞれドライバーにより選択された車両情報を表示する。
この図2の例では、水平方向及び垂直方向にそれぞれ画像表示領域6Aを2分割及び3分割して、6つの小領域AR1〜AR6が形成されている。また第1の小領域AR1には、現在時刻が表示され、第2の小領域AR2には、車速が表示される。また第3の小領域AR3には、油温が表示され、第4の小領域AR4には、水温が表示される。また第5の小領域AR5には、油圧が表示され、第6の小領域AR6には、排気温度が表示される。
制御部7は、事前に、図示しない操作子の操作により表示部6の画像表示領域6Aに、表示可能な車両情報の一覧を表示し、この一覧表示におけるドライバーの選択により表示に供する車両情報の選択を受け付ける。
制御部7は、表示部6の画像表示領域6Aを分割して、それぞれ小領域AR1〜AR6を形成し、各小領域AR1〜AR6でそれぞれドライバーにより選択された車両情報を表示する。
この図2の例では、水平方向及び垂直方向にそれぞれ画像表示領域6Aを2分割及び3分割して、6つの小領域AR1〜AR6が形成されている。また第1の小領域AR1には、現在時刻が表示され、第2の小領域AR2には、車速が表示される。また第3の小領域AR3には、油温が表示され、第4の小領域AR4には、水温が表示される。また第5の小領域AR5には、油圧が表示され、第6の小領域AR6には、排気温度が表示される。
また図2(B)に1つの小領域AR3を部分的に拡大して示すように、各小領域AR1〜AR6には、車両情報の種類を表示する車両情報名表示部ANが、上方に、帯状に設けられ、下方の左側領域に、車両情報の計測値を表示する計測値表示部AKが設けられ、計測値表示部AKの下位桁側(右側)に、計測値表示部AKに隣接して、計測値表示部AKで表示する計測値の単位を表示する単位表示部ATが設けられる。
これによりこの図2の例では、第1の小領域AR1には、車両情報名表示部ANに、「CLOCK」の文字が表示され、計測値表示部AKには、現在時刻「10:24」が表示され、単位表示部ATへの単位の表示は中止されている。
また第2の小領域AR2には、車両情報名表示部ANに、車速を示す「SPEED」の文字が表示され、計測値表示部AKには、車速の計測値「103」が表示され、単位表示部ATにはこの車速計測値の単位「km/h」が表示されている。
また第3の小領域AR3には、車両情報名表示部ANに、油温を示す「OIL T.」の文字が表示され、計測値表示部AKには、油温の計測値「96」が表示され、単位表示部ATにはこの油温計測値の単位「℃」が表示されている。
また第4の小領域AR4には、車両情報名表示部ANに、水温を示す「WATER T.」の文字が表示され、計測値表示部AKには、水温の計測値「86」が表示され、単位表示部ATにはこの水温計測値の単位「℃」が表示されている。
また第5の小領域AR5には、車両情報名表示部ANに、油圧を示す「OIL P.」の文字が表示され、計測値表示部AKには、油圧の計測値「4.5」が表示され、単位表示部ATにはこの油圧計測値の単位「×100kPa」が表示されている。
また第6の小領域AR6には、車両情報名表示部ANに、排気温度を示す「EXT. T.」の文字が表示され、計測値表示部AKには、排気温度の計測値「378」が表示され、単位表示部ATにはこの排気温度計測値の単位「℃」が表示されている。
また第2の小領域AR2には、車両情報名表示部ANに、車速を示す「SPEED」の文字が表示され、計測値表示部AKには、車速の計測値「103」が表示され、単位表示部ATにはこの車速計測値の単位「km/h」が表示されている。
また第3の小領域AR3には、車両情報名表示部ANに、油温を示す「OIL T.」の文字が表示され、計測値表示部AKには、油温の計測値「96」が表示され、単位表示部ATにはこの油温計測値の単位「℃」が表示されている。
また第4の小領域AR4には、車両情報名表示部ANに、水温を示す「WATER T.」の文字が表示され、計測値表示部AKには、水温の計測値「86」が表示され、単位表示部ATにはこの水温計測値の単位「℃」が表示されている。
また第5の小領域AR5には、車両情報名表示部ANに、油圧を示す「OIL P.」の文字が表示され、計測値表示部AKには、油圧の計測値「4.5」が表示され、単位表示部ATにはこの油圧計測値の単位「×100kPa」が表示されている。
また第6の小領域AR6には、車両情報名表示部ANに、排気温度を示す「EXT. T.」の文字が表示され、計測値表示部AKには、排気温度の計測値「378」が表示され、単位表示部ATにはこの排気温度計測値の単位「℃」が表示されている。
また各小領域AR1〜AR6においては、計測値表示部AKより単位表示部ATが小面積により形成され、これにより充分な視認性を確保して瞬時に視認できるように計測値を表示する。
制御部7は、ドライバーの設定により、このようにして表示する車両情報毎に、警告設定値を設定できるように構成され、対応する車両情報の計測値がこの警告設定値になると、ドライバーに警告を通知する。この実施形態では、この警告の通知が対応する車両情報の反転表示により実行され、これにより車両情報表示装置では、目視により対応する車両情報を確認できるように構成される。
具体的に、図2との対比により図3(A)及び(B)に示すように、例えば油温の警告設定値を97℃に設定した場合、この警告設定値に油温が上昇するまで、この例では黒色の背景に白色により計測値等を表示し(図3(A))、警告設定値に油温が上昇すると、背景を白色に切り替えると共に、計測値等の表示を黒色に切り替える(図3(B))。
具体的に、図2との対比により図3(A)及び(B)に示すように、例えば油温の警告設定値を97℃に設定した場合、この警告設定値に油温が上昇するまで、この例では黒色の背景に白色により計測値等を表示し(図3(A))、警告設定値に油温が上昇すると、背景を白色に切り替えると共に、計測値等の表示を黒色に切り替える(図3(B))。
しかしながらこのように警告を通知する車両情報にあっては、警告を通知する直前の、警告設定値に計測値が接近している場合に、計測値をより詳細に確認できることが望まれる。
この場合、計測値の表示桁数を増大させて、この図3(B)の例では、小数点以下の桁まで計測値を表示すれば、高い分解能により詳細に計測値を確認することができる。しかしながらこのようにすると、計測値の各桁を表示する領域が低下し、充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認することが困難になる。
この場合、計測値の表示桁数を増大させて、この図3(B)の例では、小数点以下の桁まで計測値を表示すれば、高い分解能により詳細に計測値を確認することができる。しかしながらこのようにすると、計測値の各桁を表示する領域が低下し、充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認することが困難になる。
そこでこの実施形態では、車両情報の計測値を閾値により判定して、この計測値が警告設定値に接近すると、表示部6で表示する計測値の桁数を下位側に増大させる。
これにより充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認することができるようにして、高い分解能により詳細に計測値を確認することができるようにする。
またさらに、計測値に続く単位表示部ATにおける単位の表示に代えて、計測値の下位側の数値を表示することにより、このように計測値の桁数を下位側に増大し、これにより表示桁数の増大による各桁の表示の大きさを変化させないようにし、視認性の低下を低減する。
これにより充分な視認性を確保して瞬時に計測値を視認することができるようにして、高い分解能により詳細に計測値を確認することができるようにする。
またさらに、計測値に続く単位表示部ATにおける単位の表示に代えて、計測値の下位側の数値を表示することにより、このように計測値の桁数を下位側に増大し、これにより表示桁数の増大による各桁の表示の大きさを変化させないようにし、視認性の低下を低減する。
なおこの計測値の警告設定値への接近判定に供する閾値は、警告設定値を基準にして、対応する車両情報に応じて自動的に設定するようにしてもよく、さらにはドライバーにより設定を受け付けるようにしてもよい。
図4は、図3との対比により、車両情報表示装置1における表示の説明に供する図である。
制御部7は、黒色の背景に白色により計測値等を表示するようにして(図4(A)),計測値が警告設定値に接近して、警告設定値への接近判定に供する閾値を超えると、図4(B)に示すように、単位表示部ATにおける単位の表示を中止し、計測値の桁数を下位側に増大させる。これによりこの図4の例では「96℃」の表示を「96.8」として計測値を表示する。
制御部7は、黒色の背景に白色により計測値等を表示するようにして(図4(A)),計測値が警告設定値に接近して、警告設定値への接近判定に供する閾値を超えると、図4(B)に示すように、単位表示部ATにおける単位の表示を中止し、計測値の桁数を下位側に増大させる。これによりこの図4の例では「96℃」の表示を「96.8」として計測値を表示する。
このようにして計測値の桁数を増大させて、さらに計測値が警告設定値になると、図4(C)に示すように、背景と、計測値等の表示色を切り替え、これにより反転表示によりドライバーに警告を通知する。
図5は、この制御部7の車両情報の表示に係る処理手順を示すフローチャートである。
制御部7は、一定の時間間隔によりこの処理手順を繰り返し実行する。
制御部7は、この処理手順を開始すると、車両情報取得部5により表示に供する車両情報の計測値を取得し(SP1−SP2)、この計測値を判定する(SP3)。
ここで計測値が表示桁数の増大に係る閾値を超えていない場合、制御部7は、通常の表示(図4(A))により車両情報を表示してこの処理手順を終了する(SP4−SP5)。
制御部7は、一定の時間間隔によりこの処理手順を繰り返し実行する。
制御部7は、この処理手順を開始すると、車両情報取得部5により表示に供する車両情報の計測値を取得し(SP1−SP2)、この計測値を判定する(SP3)。
ここで計測値が表示桁数の増大に係る閾値を超えていない場合、制御部7は、通常の表示(図4(A))により車両情報を表示してこの処理手順を終了する(SP4−SP5)。
これに対して計測値が警告設定値に接近して警告設定値への接近判定に供する閾値を超えると、単位の表示を中止して計測値の桁数を下位側に増大させて計測値を表示した後、この処理手順を終了する(SP3−SP6−SP5)。
これに対してこのようにして桁数を増大して計測値を表示して、さらに計測値が警告設定値に接近して警告設定値になると、反転表示により警告を通知するようにしてこの処理手順を終了する(SP3−SP7−SP5)。
これに対してこのようにして桁数を増大して計測値を表示して、さらに計測値が警告設定値に接近して警告設定値になると、反転表示により警告を通知するようにしてこの処理手順を終了する(SP3−SP7−SP5)。
以上の構成によれば、車両情報の計測値が警告設定値に接近すると、表示部で表示する車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させることにより、充分な視認性を確保して瞬時に視認できるように計測値を表示するようにして、必要に応じて表示の桁数を増大して高い分解能により詳細な計測値を提供することができる。
また計測値に続く単位の表示に代えて、計測値の下位側の数値を表示することにより、各桁の表示の大きさを変化させないようにして、表示の桁数を増大させることができる。これにより桁数の増大による視認性の低下を防止することができる。
また計測値に続く単位の表示に代えて、計測値の下位側の数値を表示することにより、各桁の表示の大きさを変化させないようにして、表示の桁数を増大させることができる。これにより桁数の増大による視認性の低下を防止することができる。
また計測値表示部より単位表示部を小面積により形成することにより、より具体的構成により、充分な視認性を確保して瞬時に視認できるように計測値を表示するようにして、必要に応じて表示の桁数を増大して高い分解能により詳細な計測値を提供することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
すなわち上述の実施形態では、油温の車両情報において、油温の上昇により表示桁数を増大させ、警告を通知する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、車両情報によっては、計測値の低下(例えば油圧や燃圧の低下)により表示桁数を増大させ、警告を通知するようにしてもよい。
また1つの車両情報の計測値に対して、上限側及び下限側の双方で、それぞれ表示桁数を増大させ、警告を通知するようにしてもよい。
また1つの車両情報の計測値に対して、上限側及び下限側の双方で、それぞれ表示桁数を増大させ、警告を通知するようにしてもよい。
また上述の実施形態では、後発的に車両に取り付けて使用する車両情報表示装置に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、メーターパネルで車両情報を表示する場合のように、車両に元々取り付けられている車両情報表示装置に本発明を適用するようにしてもよい。
1 車両情報表示装置
2 制御コントローラ
3 車両診断コネクタ
4 表示ユニット
5 車両情報取得部
6 表示部
7 制御部
10 表示部
2 制御コントローラ
3 車両診断コネクタ
4 表示ユニット
5 車両情報取得部
6 表示部
7 制御部
10 表示部
Claims (4)
- 車両情報の計測値を取得する車両情報取得部と、
前記車両情報取得部で取得した前記車両情報の計測値を表示する表示部と、
前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を前記表示部で表示し、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知し、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる
車両情報表示装置。 - 前記制御部は、
前記表示部に計測値表示部及び単位表示部を設定し、
前記計測値表示部及び前記単位表示部でそれぞれ前記計測値及び前記単位を表示し、
前記計測値表示部より前記単位表示部を小面積により形成した
請求項1に記載の車両情報表示装置。 - 車両情報の計測値を表示する車両情報表示装置の表示方法において、
前記計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を表示し、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知し、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる
車両情報表示装置の表示方法。 - 演算処理回路における実行により所定の処理手順を実行させる車両情報表示装置の制御プログラムにおいて、
前記車両情報表示装置は、
車両情報の計測値に続いて当該計測値の単位を表示して、前記車両情報の計測値を表示し、
前記処理手順は、
前記車両情報の計測値が警告設定値になると警告を通知する警告ステップと、
前記車両情報の計測値を閾値により判定して、前記車両情報の計測値が前記警告設定値に接近すると、前記計測値に続く前記単位の表示に代えて、前記計測値の下位側の数値を表示することにより、前記表示部で表示する前記車両情報の計測値の桁数を下位側に増大させる表示桁数増大ステップとを備える
車両情報表示装置の制御プログラム。
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JP2019010867A JP2020118578A (ja) | 2019-01-25 | 2019-01-25 | 車両情報表示装置、車両情報表示装置の表示方法、車両情報表示装置の制御プログラム |
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