JP3572578B2 - データ受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信データの伝送速度を判定して、該伝送速度に対応したクロック信号を選択し、該クロック信号によって受信データの識別再生を行い、各種の伝送速度に対して共用化できるデータ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
受信データを識別再生する為に、受信データの伝送速度に対応したクロック信号のタイミングでレベル識別する構成が一般的である。例えば、図14に示すように、受信データを増幅器100により増幅して識別器101とフィルタ102とに入力し、フィルタ102により受信データに含まれるクロック成分を抽出し、そのクロック信号CLKのタイミングで識別器101に於いて受信データのレベル識別を行ってデータDATAを出力する。この場合のフィルタ102は、高Qのバンドパスフィルタ構成を有するもので、例えば、弾性表面波フィルタ等が適用されている。
【0003】
又受信データの伝送速度に対応したクロック信号CLKを発生する電圧制御発振器を用いる構成も知られている。例えば、図15に示すように、受信データを増幅器110により増幅して、識別器112と位相同期回路(PLL)113とに入力し、受信データの位相と電圧制御発振器(VCO)116の出力のクロック信号CLKとの位相とを位相比較器114に於いて比較し、位相差に対応した比較出力信号をローパスフィルタ(LPF)115を介して電圧制御発振器116の制御電圧とし、受信データの位相に同期化したクロック信号CLKを出力し、識別器112は、このクロック信号CLKのタイミングでレベル識別してデータDATAを出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の図14に示す構成は、受信データの伝送速度に対応した中心周波数を有するフィルタ102を用いるものであるから、伝送速度が異なる場合には、異なる中心周波数のフィルタ102に変更する必要がある。従って、伝送速度対応の構成のデータ受信装置が用いられている。その為にコストアップとなる問題がある。又図15に示す構成は、電圧制御発振器116の発振出力周波数が、受信データの伝送速度に追従して変化することができるが、周波数変化範囲は、位相同期引込みの関係から比較的狭いものである。即ち、受信データの伝送速度の揺らぎに追従してクロック信号CLKを出力できる程度のものである。従って、伝送速度が2倍程度異なる場合には適用できないものである。
本発明は、伝送速度が大きく相違する場合でも、自動的に伝送速度に対応したクロック信号を選択出力して、データの受信を可能とすることにより、各種の伝送速度のデータを受信する場合の共用化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ受信装置は、(1)受信データの位相に同期化したクロック信号を出力する位相同期回路(PLL)3と、クロック信号により受信データの識別を行う識別器2とを含むデータ受信装置であって、位相同期回路3からのクロック信号をそれぞれ異なる分周比で分周する複数の分周器8,9と、複数の分周器8,9の何れか一つを選択して、分周出力信号を識別器2に入力するクロック信号とするセレクタ7と、受信データの伝送速度を判定して、セレクタ7を制御し、受信データの伝送速度に対応したクロック信号を選択出力して識別器2に入力する制御を行う判定制御部とを備え、この判定制御部は、後述の構成を含むものである。
【0006】
(2)又判定制御部は、識別器による識別データを基に受信データの符号則違反の有無を検出する違反検出部と、この違反検出部による違反検出信号が連続的に発生した時に異なる分周器によるクロック信号を選択出力するように、セレクタを制御する構成を有するものである。
【0007】
又(3)判定制御部は、識別器による識別データを基にCMI符号化された受信データの交番則違反を検出する違反検出部と、この違反検出部による違反検出信号を積分する積分回路と、この積分回路の積分出力信号と基準電圧とを比較する比較器と、この比較器の比較出力信号を入力して反転動作するフリップフロップとを含み、このフリップフロップの出力信号により、セレクタを制御する構成を有するものである。
【0008】
又(4)前述のそれぞれの判定制御部は、複数の分周器の中の分周比の小さい分周器から順に選択するように、セレクタを制御する構成を有するものである。
【0009】
又(5)判定制御部は、受信データのエッジ検出を行うパルスエッジ検出部と、このパルスエッジ検出部の検出信号を積分して基準電圧と比較し、積分出力信号が基準電圧を超えた時に、異なる分周器によるクロック信号を選択出力するように、セレクタを制御する比較器とを有するものである。
【0010】
又(6)判定制御部は、受信データのエッジ検出を行うパルスエッジ検出部と、このパルスエッジ検出部の検出信号を積分する積分回路と、この積分回路の積分出力信号とそれぞれ異なる基準電圧とを比較する複数の比較器と、この複数の比較器の比較出力信号に従った分周比の分周器を選択するように、セレクタを制御する構成を有するものである。
【0011】
又(7)判定制御部は、識別器の識別出力データを基にフレーム同期引込みを行い、フレーム同期外れの検出信号を出力するフレーム同期回路と、フレーム同期外れの検出信号が継続して出力される時に、異なる分周比の分周器によるクロック信号を選択出力するようにセレクタを制御するフリップフロップとを有するものである。
【0012】
又(8)判定制御部は、高速クロック信号を基に受信データの隣接したビットが同一符号か否かを判定する手段と、この手段により同一符号の確率が低い時に、受信データを高速データと判定して高速クロック信号を選択し、同一符号の確率が高い時に、受信データを低速データと判定して低速クロック信号を選択するようにセレクタを制御する手段とを有するものである。
【0013】
又(9)判定制御部は、位相同期回路からのクロック信号を高速クロック信号とし、この高速クロック信号を分周器により分周して低速クロック信号とし、受信データをデータ端子に且つ前記高速クロック信号をクロック端子にそれぞれ入力する第1のフリップフロップと、この第1のフリップフロップの出力信号をデータ端子に前記高速クロック信号をクロック端子にそれぞれ入力する第2のフリップフロップと、前記第1,第2のフリップフロップの出力信号を比較して、前記高速クロック信号に従った隣接ビットが同一符号か否かを前記低速クロック信号のタイミングで判定する排他的オア回路及び第3のフリップフロップと、この第3のフリップフロップの出力信号を加えるローパスフィルタと、このローパスフィルタの出力信号と基準電圧とを比較し、比較出力信号により前記高速クロック信号と低速クロック信号との何れかを選択出力するように、セレクタを制御する比較器とを有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態の説明図であり、1は増幅器、2は識別器、3は位相同期回路(PLL)、4は位相比較器、5はローパスフィルタ(LPF)、6は電圧制御発振器(VCO)、7はセレクタ、8は1/2の分周器、9は1/8の分周器、10はデコーダ、11は符号則の違反検出部、12は積分回路(平滑回路又はローパスフィルタ)、13は比較器、14はフリップフロップを示す。このフリップフロップ14は、リセット端子Rに加えられるパワーオン信号PWによりリセットされ、比較器13の出力信号がクロック端子CKに入力され、*Q端子出力がデータ端子Dに入力され、Q端子出力がセレクタ7の制御信号となる。
【0015】
又違反検出部11と積分回路12と比較器13とフリップフロップ14により判定制御部を構成し、受信データの伝送速度を判定して、セレクタ7を制御するものである。又受信データがCMI符号化されている場合、デコーダ10は、CMI符号から例えばNRZ符号に変換してデータDATAを出力し、且つそのデータDATAに同期したクロック信号CLKを出力する。その場合の違反検出部11は、CMI符号の交番則違反を検出し、検出信号を積分回路12を介して比較器13に入力し、基準電圧Vrefと比較する。
【0016】
又セレクタ7は、フリップフロップ14のQ端子出力が“0”(ローレベル)の時に1/2の分周器8を選択し、フリップフロップ14のQ端子出力が“1”(ハイレベル)の時に1/8の分周器9を選択して、識別器2とデコーダ10とに入力するクロック信号とする。
【0017】
受信データの伝送速度が、例えば、1.544Mbpsと6.312Mbpsとの何れかに対応して受信処理する場合、受信データがCMI符号化されていると、識別器2及びデコーダ10に入力するクロック信号は、伝送速度の2倍の速度が必要となる。そこで、位相比較器4とフィルタ5と電圧制御発振器6とを含む位相同期回路3の電圧制御発振器6の中心周波数を、例えば、約25MHzとし、受信データに位相同期化した信号を出力する。そして、分周器8は1/2に分周して約12.5MHzとし、分周器9は1/8に分周して3.125MHzとする。又デコーダ10によりCMI符号データをNRZ符号データDATAに変換すると共に、識別器2に入力するクロック信号を1/2に分周して、データDATAのクロック信号CLKとする。
【0018】
CMI符号は、例えば、図2の(a)に示すように、データ“0”は“01”とし、“1”は“11”又は“00”とし、前回の“1”が“11”の時、今回の“1”は反転した“00”とする。従って、データの“0”連続又は“1”連続の場合でも、クロック成分を含む伝送データとなる。そして、図2の(a)に示すCMI符号データは、CMI符号則に従って(b)に示すNRZ符号データにデコードすることができる。
【0019】
又図2の(c)に示すCMI符号データの場合、er1として示す“10”はデータ“0”に対するCMI符号則違反であり、又er2として示す“11”は、その前も“11”であるから、CMI符号の交番則違反である。又er3として示す“00”もCMI符号の交番則違反である。図2の(d)は、このようなCMI符号則の違反検出信号を示す。又違反検出部11は、CMI符号の交番則違反のみ検出する構成とすると、図2の(e)に示す検出信号を出力することになる。この検出信号を積分回路12に入力する。伝送エラー等により単発的に発生するCMI符号の交番則違反の場合は、積分回路12の出力信号は、基準電圧Vrefを超えることがない。
【0020】
図3は本発明の第1の実施の形態の動作説明図であり、(a)は1.5MbpsのデータをCMI符号化した伝送データ、(b)はセレクタ7で選択出力したクロック信号、(c)は交番則違反検出信号、(d)は積分回路12の出力信号、(e)は比較器13の出力信号、(f)はパワーオン信号PW、(g)はフリップフロップ14のQ端子出力信号を示す。
【0021】
図3の(f)のパワーオン信号によりフリップフロップ14はリセットされるから、そのQ端子出力信号は(g)に示すように“0”となり、セレクタ7は分周器8による1/2分周出力の12.5MHzのクロック信号(1/2CLK)を選択出力する。その場合の識別器2は、この12.5MHzのクロック信号のタイミングでレベル識別し、例えば、低速の伝送データの“0”の点を識別すると、連続して“0”であるから交番則違反となり、又伝送データの“1”の点を識別すると、連続して“1”であるから交番則違反となり、(c)に示す違反検出信号が出力される。又デコーダ10からは正規なNRZ符号データは出力されない。
【0022】
積分回路12は、この違反検出信号を積分し、(d)に示す積分出力信号を比較器13に入力し、基準電圧Vrefと比較する。積分出力信号が基準電圧Vrefを超えると、(e)に示す比較出力信号によりフリップフロップ14が反転し、Q端子出力信号は(g)に示すように“1”となる。それにより、セレクタ7は、分周器9による1/8分周出力の3.125MHzのクロック信号(1/8CLK)を選択する出力する。
【0023】
このクロック信号のタイミングで識別器2に於いてレベル識別すると、伝送データの2倍の周波数のクロック信号であるから、デコーダ10は、CMI符号則に従ってデコードし、NRZ符号データに変換することができる。又伝送エラーがなければ、交番則違反が生じないから、違反検出部11から検出信号が出力されないので、積分回路12の積分出力信号は(d)に示すように減少する。その後の伝送エラーによる交番則違反は単発的であるから、積分出力信号は基準電圧Vrefを超えることはなく、従って、フリップフロップ14はセット状態を維持する。
【0024】
前述のように、1.5Mbpsのデータと6.3Mbpsのデータとの何れかをCMI符号化して伝送するシステムに於いて、判定制御部により符号則違反検出を行って、自動的に伝送速度を判定し、その伝送速度に対応したクロック信号を選択出力して、受信処理することができる。この場合、2種類の伝送速度に対して共用化できることになる。
【0025】
なお、前述の場合に、6.3MbpsのデータをCMI符号化して伝送し、これを受信データとすると、セレクタ7が最初に分周器8による1/2分周出力のクロック信号を選択しているから、CMI符号の交番則違反が生じることがないので、フリップフロップ14はパワーオン信号PWによりリセットされた状態を維持し、セレクタ7は分周器8による1/2分周出力の12,5MHzのクロック信号を継続して選択出力することになる。
【0026】
図4は本発明の第2の実施の形態の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、15,16はフリップフロップ、17はセレクタ、18は1/4分周する分周器、19はリセット付き積分回路を示す。この実施の形態は、3種類の伝送速度に対して共用化した構成を示し、位相同期回路(PLL)3の電圧制御発振器6の出力信号を、例えば、1/2の分周器8と、1/4の分周器18と、1/8の分周器9とにより分周し、セレクタ17により何れかの分周出力をクロック信号として識別器2とデコーダ10とに入力する。
【0027】
又フリップフロップ15,16は、比較器13の比較出力信号をクロック端子CKに入力し、パワーオン信号PWをリセット端子Rに入力し、フリップフロップ15の*Q端子出力信号をデータ端子Dに入力し、Q端子出力信号をフリップフロップ16のデータ端子Dに入力する構成とする。又セレクタ17は、フリップフロップ15,16のQ端子出力信号が共に“0”の場合に、1/2の分周器8による分周出力信号を選択し、フリップフロップ15のQ端子出力信号が“1”となると、1/4の分周器18による分周出力信号を選択し、フリップフロップ16のQ端子出力信号が“1”で、フリップフロップ15のQ端子出力信号が“0”となると、1/8の分周器9による分周出力信号を選択する。又積分回路19は違反検出部11からの違反検出信号を積分し、フリップフロップ15,16のQ端子出力信号が“1”となった時にリセットされる構成を有するものである。
【0028】
図5は本発明の第2の実施の形態の動作説明図であり、(a)は1.5MbpsのデータをCMI符号化した伝送データ、(b)はセレクタ17で選択出力したクロック信号、(c)は交番則違反検出信号、(d)は積分回路19の出力信号、(e)は比較器13の出力信号、(f)はフリップフロップ15のQ端子出力信号、(g)はフリップフロップ16のQ端子出力信号を示す。
【0029】
位相同期回路3の電圧制御発振器6の出力信号周波数を約25MHzとすると、フリップフロップ15,16のQ端子出力信号が(f),(g)に示すように“0”の場合に、セレクタ17は、1/2分周の12.5MHzのクロック信号(1/2CLK)を識別器2とデコーダ10とに入力する。この場合、クロック周波数が高過ぎるから、交番則違反が連続し、違反検出信号を積分回路19により積分した積分出力信号は、(d)に示すように、基準電圧Vrefを超えることになり、フリップフロップ15のQ端子出力信号は“1”となる。又このQ端子出力信号によって積分回路19はリセットされる。セレクタ17は、フリップフロップ15のQ端子出力信号が“1”、フリップフロップ16のQ端子出力信号が“0”であることにより、1/4の分周器18による6,25MHzのクロック信号(1/4CKL)を選択出力して、識別器2とデコーダ10とに入力する。
【0030】
この場合も、クロック周波数が高過ぎるから、交番則違反が連続し、リセットされた積分回路19の積分出力信号は(d)に示すように上昇して基準電圧Vrefを超えることになる。それにより、フリップフロップ15のQ端子出力信号は“0”、フリップフロップ16のQ端子出力信号は“1”となる。それにより、積分回路19はリセットされ、又セレクタ17は1/8の分周器9による3.125MHzのクロック信号(1/8CLK)を選択して、識別器2とデコーダ10とに入力する。
【0031】
この場合、セレクタ17により選択したクロック信号が、CMI符号化データに対応したものとなるから、交番則違反の検出信号が殆どなくなり、従って、積分回路19の積分出力信号はほぼ零の状態を継続し、フリップフロップ15,16のQ端子出力信号によるセレクタ17の選択状態も継続して、1.5Mbpsのデータの受信処理を行うことができる。
【0032】
なお、3MbpsのデータをCMI符号化して伝送した場合は、1/4の分周器18による6.25MHzのクロック信号によってNRZ符号への変換が行われ、CMI符号の交番則違反は殆ど生じないことになる。又分周器を更に多数設けて、分周比の小さい分周器から、即ち、周波数の高いクロック信号から順次選択して、CMI符号の交番則違反が継続するか否かを判定して、順次周波数の低いクロック信号に切替える構成とすることもできる。
【0033】
図6は本発明の第3の実施の形態の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、21はパルスエッジ検出部、22は積分回路(平滑回路,ローパスフィルタ)、23は比較器であり、判定制御部を構成している。又セレクタ7は、比較器23の比較出力信号により制御され、例えば、“0”の時に1/8の分周器9による分周出力のクロック信号を選択し、“1”の時に1/2の分周器8による分周出力のクロック信号を選択する。
【0034】
図7は本発明の第3の実施の形態の動作説明図であり、(a)は例えば6.3MbpsのデータをCMI符号化した伝送データ、(b)はパルスエッジ検出部21による立上り検出信号、(c)は1.5MbpsのデータをCMI符号化した伝送データ、(d)はパルスエッジ検出部21による立上り検出信号、(e)は積分回路22の積分出力信号、(f)は比較器23の比較出力信号を示す。
【0035】
立上り検出信号は、単位時間当たり高速データに対しては多く、低速データに対しては少なくなる。従って、積分回路22を例えばCR時定数回路による平滑回路構成とすると、立上り検出信号の直流成分を出力することになり、例えば、(e)に示すように、6.3Mbpsの高速データに対しては、HSの曲線に示すように変化し、又1.5Mbpsの低速データに対しては、LSの曲線に示すように変化し、所定時間後にはほぼ一定の直流レベルとなる。
【0036】
従って、基準電圧Vrefを、所定時間経過後の曲線HS,LSの中間程度に設定することにより、(f)の比較出力信号がハイレベルとなる場合は、高速データを受信していることが判る。そこで、比較出力信号がハイレベルとなった時は、セレクタ7を制御して、1/2の分周器8による12.5MHzのクロック信号を選択して識別器2とデコーダ10とに入力し、比較出力信号がローレベルのままの時は、セレクタ7により、1/8の分周器9による3.125MHzのクロック信号を選択して識別器2とデコーダ10とに入力する。即ち、受信データが例えば6.3Mbpsの高速のCMI符号化データであるか、1.5Mbpsの低速のCMI符号化データであるかを、積分回路22の積分出力信号が基準電圧Vrefを超えるか否かにより判定し、伝送速度に対応したクロック信号を選択することができる。
【0037】
図8は本発明の第4の実施の形態の説明図であり、図1及び図6と同一符号は同一部分を示し、24〜26は比較器、27はセレクタ、28〜31はそれぞれ1/2,1/4,1/8,1/16の分周器、Vr1,Vr2,Vr3は基準電圧を示し、判定制御部を構成している。又位相同期回路(PLL)3は、増幅器1により増幅された受信データとセレクタ27により選択出力されたクロック信号との位相に同期した信号を電圧制御発振器(VCO)6から出力するもので、前述のように約25MHzの周波数の信号を出力するものとすると、分周器28により12.5MHz、分周器29により6.25MHz、分周器30により3.125MHz、分周器31により1.56MHzのクロック信号に分周してセレクタ27に入力する。
【0038】
又パルスエッジ検出部21により前述のように受信データの立上りエッジを検出して積分回路22により積分すると、図7の(e)に示すように、高速データとなる程、積分出力信号が大きくなる。そこで、Vr1<Vr2<Vr3の関係に基準電圧を設定し、比較器24〜26により積分出力信号と比較する。低速データの立上り検出信号の時間間隔は長いから、積分出力信号は基準電圧Vr1以下となる。その場合、セレクタ27は、1/16の分周器31による分周出力信号をクロック信号として選択出力する。
【0039】
又積分出力信号が基準電圧Vr1を超えたが、基準電圧Vr2を超えない場合は、1/8の分周器30による分周出力信号をクロック信号として選択出力し、積分出力信号が基準電圧Vr2を超えたが、基準電圧Vr3aを超えない場合は、1/4の分周器29による分周出力信号をクロック信号として選択出力し、積分出力信号が基準電圧Vr3を超えた場合は、高速データを受信した場合であるから、1/2の分周28による分周出力信号を選択出力する。
【0040】
図9は本発明の第5の実施の形態の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、51はフレーム同期回路、52はタイマ等による保護回路、53はフリップフロップで、判定制御部を構成している。又54は1/Mの分周器、55は1/Nの分周器を示す。この実施の形態は、識別器2によりレベル識別されたデータを基にフレーム同期引込みが可能か否かを判定し、フレーム同期引込みが不可能の場合に、セレクタ7を制御して、分周器54,55の切替えを行うものである。
【0041】
例えば、パワーオン信号PWによりリセットされたフリップフロップ53のQ端子出力信号が“0”で、セレクタ7は1/Mの分周器54による分周出力信号を選択してクロック信号としている時に、フレーム同期回路51は、フレーム同期引込みの処理を行い、同期外れ検出信号を同期保護回路52に入力する。所定回数継続して同期外れ検出信号が得られると、フリップフロップ53のクロック端子CKに信号を入力する。それにより、フリップフロップ53のQ端子出力信号は“1”となり、セレクタ7は、1/Nの分周器55による分周出力信号を選択してクロック信号とする。
【0042】
即ち、セレクタ7により受信データの伝送速度に対応したクロック信号を選択して識別器2とフレーム同期回路51とに入力し、識別器2により正常にデータが識別再生されると、フレーム同期回路51に於いてフレーム同期をとることができる。その場合は、フリップフロップ53は現状の状態を維持し、それにより、セレクタ7も現状の状態を維持する。
【0043】
これに対して、フレーム同期回路51に於いてフレーム同期をとることができない場合、識別器2により正常なデータが識別再生されない場合であり、フレーム同期回路51から同期外れ検出信号が保護回路52に入力され、所定の保護期間が経過すると、フリップフロップ53のクロック端子CKに信号を入力する。それにより、フリップフロップ53のQ端子出力信号は“1”となり、セレクタ7は、1/Mの分周器54から1/Nの分周器55に切替えて、1/Nの分周器55による分周出力信号をクロック信号として識別器2とフレーム同期回路51とに入力する。それにより、受信データの伝送速度に対応したクロック信号が選択されると、フレーム同期回路51に於いてフレーム同期をとることができるから、セレクタ7はこの状態を継続する。
【0044】
又受信データガ前述の各実施の形態と同様にCMI符号化されている場合、識別器2の後段にデコーダを設け、CMI符号データをRZ符号データ等に変換して、フレーム同期回路51に於いてフレーム周期毎にフレーム同期パルスを検出可能か否かを判定し、検出可能の場合は、フレーム同期がとれたと判定し、検出不可能の場合は、フレーム同期外れと判定し、積分回路52に同期外れ検出信号を入力する。即ち、受信データの伝送速度に対応したクロック信号を選択できた時は、フレーム同期引込みが可能であるかから、フレーム同期引込みが不可能の場合に、セレクタ7を制御して分周器の切替えを行うものである。
【0045】
図10は本発明の第6の実施の形態の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、61は速度判定部、62は分周器、63,64,66はフリップフロップ、65は排他的オア回路、67はセレクタ、68はローパスフィルタ(LOF)、69は比較器を示し、判定制御部を構成している。
【0046】
この実施の形態は、例えば、50Mbpsと150Mbpsとの2種類の伝送速度対応して自動的にクロック信号の切替えを行って受信処理する場合を示し、位相同期回路(PLL)3の電圧制御発振器(VCO)6は、そのまま或いは分周して150MHzのクロック信号を出力し、速度判定部61の分周器62により1/3に分周して50MHzのクロックを生成し、それぞれセレクタ67に入力する。又識別器2にセレクタ67により選択したクロック信号CLKと、増幅器1により増幅した受信データとを入力し、レベル識別したデータDATAを出力する。
【0047】
又フリップフロップ63のデータ端子Dに受信データを入力し、フリップフロップ63,64のクロック端子Cに150MHzのクロック信号を入力する。又フリップフロップ63のQ端子出力信号をフリップフロップ64のデータ端子Dに入力する。そして,フリップフロップ63,64のQ端子出力信号を排他的オア回路65に入力し、その出力信号をフリップフロップ66のデータ端子Dに入力する。このフリップフロップ66のクロック端子Cに50MHzのクロック信号を入力する。
【0048】
従って、排他的オア回路65の出力信号は、150MHzの周期で同一符号が連続するか否かを示すものとなり、連続しない場合に“1”の出力信号となる。この排他的オア回路65の出力信号を、50MHzの周期で“1”となるか否かをフリップフロップ66により判定することになり、50MHz周期で“1”となる場合は、フリップフロップ66のQ端子出力信号をローパスフィルタ68を介して比較器69に入力し、基準電圧Vrと比較し、比較出力信号によりセレクタ67を制御する。
【0049】
図11は本発明の第6の実施の形態の判定動作説明図であり、(a)は受信データの一部を示し、実線は高速データ、点線は低速データを示し、(b)は高速クロック信号、(c)は排他的オア回路65の出力信号、(d)は低速クロック信号、(e)はフリップフロップ66のQ端子出力信号を示す。
【0050】
又検出1,2,3は、(b)の高速クロック信号によって高速データの2ビットが連続して同一符号か否かを検出することを示し、低速データに対しては、検出2,3は同一符号となり、検出1は、符号変換点の場合は異なる符号、NRZ符号の符号変換点でない場合は同一符号となる。又高速データに対しては、検出1,2,3の何れも異なる符号となる場合が多い。そして、排他的オア回路65の出力信号は、(c)に示すように、検出1〜3による1〜3結果となるもので、1〜3結果が異なる符号連続の場合に、“1”(ハイレベルH)、同一符号連続の場合に、“0”(ローレベルL)となる。即ち、高速データ受信の場合に、フリップフロップ68のQ端子出力信号は“1”となり、低速データ受信の場合に“0”となる。
【0051】
この排他的オア回路65の出力信号を、(d)に示す低速クロック信号で判定する。即ち、フリップフロップ66は、排他的オア回路65の出力信号を低速クロック信号の立上りで判定し、異なる符号の判定出力信号の場合に、フリップフロップ66のQ端子出力信号は(e)に示すように“1”となる。このQ端子出力信号をローパスフィルタ68を介して比較器69に入力する。即ち、高速データ受信の場合に、フリップフロップ66のQ端子出力信号が“1”となる確率が高くなる。従って、所定時間経過によりローパスフィルタ68の出力信号が基準電圧Vrを超えることになり、それにより、比較器69の比較出力信号が“1”となるから、セレクタ67を制御して高速クロック信号を選択出力してクロック信号CLKとし、識別器2に入力する。
【0052】
又低速データを受信している場合は、フリップフロップ66のQ端子出力信号は“0”を継続することが多く、従って、比較器69の比較出力信号は“0”を継続し、セレクタ67は低速クロック信号を選択してクロック信号CLKとし、識別器2に入力する。
【0053】
図12は本発明の第6の実施の形態の低速データ受信の動作説明図であり、(a)は低速受信データ、(b)は150MHzの高速クロック信号、(c)はフリップフロップ63のQ端子出力信号、(d)はフリップフロップ64のQ端子出力信号、(e)は排他的オア回路65の出力信号、(f)は50MHzの低速クロック信号、(g)はフリップフロップ66のQ端子出力信号、(h)はローパスフィルタ68の出力信号、(i)は比較器69の出力信号を示す。
【0054】
(a)に示す“101001”の低速データを受信し、(b)に示す高速クロック信号でフリップフロップ63,64を動作させ、排他的オア回路65により同一符号が連続したか否かを判定する。この場合、排他的オア回路65の出力信号は(e)に示すものとなる。この排他的オア回路65の出力信号を、(f)に示す低速クロック信号で判定すると、フリップフロップ66のQ端子出力信号は、(g)に示すように“0”(L)連続となる。従って、ローパスフィルタ68の出力信号は、(h)に示すように、“0”(L)連続となる。比較器69はこのローパスフィルタ68の出力信号と基準電圧Vrとを比較するから、比較出力信号は(i)に示すように、“1”(H)連続となる。従って、セレクタ67は、50MHzの低速クロック信号を選択して識別器2に入力する。
【0055】
図13は本発明の第6の実施の形態の高速データ受信の動作説明図であり、(a)は高速受信データ、(b)〜(i)は図12と同一の信号を示す。高速データ受信の場合は、フリップフロップ66のQ端子出力信号が、(g)に示すものとなる。従って、ローパスフィルタ68の出力信号は、(h)に示すように上昇する。このローパスフィルタ68の出力信号が基準電圧Vrを超えると、比較器69の比較出力信号は(i)に示すように“0”(L)となる。それにより、セレクタ67は、150MHzの高速クロック信号を選択して識別器2に入力することになる。
【0056】
本発明は、前述の各実施の形態のみに限定されるものではなく、種々付加変更することが可能であり、符号則違反検出を行う場合は、CMI符号化以外の符号化を行ってデータ伝送を行う場合も、その符号則に違反するか否かを判定する手段を設けることができる。又フレーム同期引込みを判定する手段の場合、各種のフレームフォーマットに対応したフレーム同期信号を検出する手段を適用することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、位相同期回路(PLL)の出力信号を分周する複数の分周器と、それらの一つを選択するセレクタと、受信データの伝送速度を、符号則違反検出,フレーム同期検出,変化点(パルスエッジ)検出等により判定する判定制御部を有するものであり、各種の伝送速度のデータを受信する構成を共用化し、且つ伝送速度に対応したクロック信号を自動的に選択できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】CMI符号とNRZ符号との変換説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の動作説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の動作説明図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の説明図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態の説明図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態の説明図である。
【図11】本発明の第6の実施の形態の判定動作説明図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態の低速データ受信の動作説明図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態の高速データ受信の動作説明図である。
【図14】従来例のデータ受信装置の要部説明図である。
【図15】従来例のデータ受信装置の要部説明図である。
【符号の説明】
1 増幅器
2 識別器
3 位相同期回路(PLL)
4 位相比較器
5 ローパスフィルタ(LPF)
6 電圧制御発振器(VCO)
7 セレクタ
8 1/2の分周器
9 1/8の分周器
10 デコーダ
11 違反検出部
12 積分回路(平滑回路)
13 比較器
14 フリップフロップ
Claims (5)
- 受信データの位相に同期化したクロック信号を出力する位相同期回路と、前記クロック信号により前記受信データの識別を行う識別器とを含むデータ受信装置に於いて、
前記位相同期回路からのクロック信号をそれぞれ異なる分周比で分周する複数の分周器と、
前記複数の分周器の何れか一つを選択して、分周出力信号を前記識別器に入力するクロック信号とするセレクタと、
前記受信データの伝送速度を判定して前記セレクタを制御し、受信データの伝送速度に対応したクロック信号を選択出力して前記識別器に入力する制御を行う判定制御部とを備え、
該判定制御部は、前記識別器による識別データを基に前記受信データの符号則違反の有無を検出する違反検出部と、該違反検出部による違反検出信号が連続的に発生した時に異なる分周器によるクロック信号を選択出力するように前記セレクタを制御する構成を有する
ことを特徴とするデータ受信装置。 - CMI符号化された受信データの位相に同期化したクロック信号を出力する位相同期回路と、前記クロック信号により前記受信データの識別を行う識別器とを含むデータ受信装置に於いて、
前記位相同期回路からのクロック信号をそれぞれ異なる分周比で分周する複数の分周器と、
前記複数の分周器の何れか一つを選択して、分周出力信号を前記識別器に入力するクロック信号とするセレクタと、
前記受信データの伝送速度を判定して前記セレクタを制御し、該受信データの伝送速度に対応したクロック信号を選択出力して前記識別器に入力する制御を行う判定制御部とを備え、
該判定制御部は、前記識別器による識別データを基に前記CMI符号化された受信データの交番則違反を検出する違反検出部と、該違反検出部による違反検出信号を積分する積分回路と、該積分回路の積分出力信号と基準電圧とを比較する比較器と、該比較器の比較出力信号を入力して反転動作するフリップフロップとを含み、該フリップフロップの出力信号により前記セレクタを制御する構成を有する
ことを特徴とするデータ受信装置。 - 前記判定制御部は、前記複数の分周器の中の分周比の小さい分周器から順に選択するように前記セレクタを制御する構成を有することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ受信装置。
- 前記判定制御部は、前記識別器の識別出力データを基にフレーム同期引込みを行い、フレーム同期外れの検出信号を出力する手段を含むフレーム同期回路と、該フレーム同期回路から前記フレーム同期外れの検出信号を入力する保護回路と、該保護回路による前記フレーム同期外れの検出信号が複数回継続した時の信号により反転動作して前記クロック信号を選択する前記セレクタを制御するフリップフロップとを有することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ受信装置。
- 前記判定制御部は、前記位相同期回路からのクロック信号を高速クロック信号とし、該高速クロック信号を分周器により分周して低速クロック信号とし、受信データをデータ端子に且つ前記高速クロック信号をクロック端子にそれぞれ入力する第1のフリップフロップと、該第1のフリップフロップの出力信号をデータ端子に前記高速クロック信号をクロック端子にそれぞれ入力する第2のフリップフロップと、前記第1,第2のフリップフロ ップの出力信号を比較して、前記高速クロック信号に従った隣接ビットが同一符号か否かを前記低速クロック信号のタイミングで判定する排他的オア回路及び第3のフリップフロップと、該第3のフリップフロップの出力信号を加えるローパスフィルタと、該ローパスフィルタの出力信号と基準電圧とを比較し、比較出力信号により前記高速クロック信号と低速クロック信号との何れかを選択出力するように前記セレクタを制御する比較器とを有することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ受信装置。
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