JP2001285264A - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JP2001285264A
JP2001285264A JP2000097719A JP2000097719A JP2001285264A JP 2001285264 A JP2001285264 A JP 2001285264A JP 2000097719 A JP2000097719 A JP 2000097719A JP 2000097719 A JP2000097719 A JP 2000097719A JP 2001285264 A JP2001285264 A JP 2001285264A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる伝送速度のデータの受信処理を可能と
したデータ受信装置に関し、自動的に伝送速度を判定し
てクロック信号を選択する。 【解決手段】 受信データの位相に同期化したクロック
信号を出力する位相同期回路3と、クロック信号のタイ
ミングにより受信データの識別再生を行う識別器2とを
含むデータ受信装置であって、位相同期回路3の出力信
号を異なる分周比でそれぞれ分周する複数の分周器8,
9と、それらの分周器8,9を選択するセレクタ7と、
受信データの伝送速度を符号則の違反の有無の検出等に
より判定して、セレクタ7を制御し、受信データの伝送
速度に対応したクロック信号を選択出力させる違反検出
部11,積分回路12,比較器13,フリップフロップ
14等からなる判定制御部を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信データの伝送
速度を判定して、該伝送速度に対応したクロック信号を
選択し、該クロック信号によって受信データの識別再生
を行い、各種の伝送速度に対して共用化できるデータ受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受信データを識別再生する為に、受信デ
ータの伝送速度に対応したクロック信号のタイミングで
レベル識別する構成が一般的である。例えば、図14に
示すように、受信データを増幅器100により増幅して
識別器101とフィルタ102とに入力し、フィルタ1
02により受信データに含まれるクロック成分を抽出
し、そのクロック信号CLKのタイミングで識別器10
1に於いて受信データのレベル識別を行ってデータDA
TAを出力する。この場合のフィルタ102は、高Qの
バンドパスフィルタ構成を有するもので、例えば、弾性
表面波フィルタ等が適用されている。
【0003】又受信データの伝送速度に対応したクロッ
ク信号CLKを発生する電圧制御発振器を用いる構成も
知られている。例えば、図15に示すように、受信デー
タを増幅器110により増幅して、識別器112と位相
同期回路(PLL)113とに入力し、受信データの位
相と電圧制御発振器(VCO)116の出力のクロック
信号CLKとの位相とを位相比較器114に於いて比較
し、位相差に対応した比較出力信号をローパスフィルタ
(LPF)115を介して電圧制御発振器116の制御
電圧とし、受信データの位相に同期化したクロック信号
CLKを出力し、識別器112は、このクロック信号C
LKのタイミングでレベル識別してデータDATAを出
力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の図14に示す
構成は、受信データの伝送速度に対応した中心周波数を
有するフィルタ102を用いるものであるから、伝送速
度が異なる場合には、異なる中心周波数のフィルタ10
2に変更する必要がある。従って、伝送速度対応の構成
のデータ受信装置が用いられている。その為にコストア
ップとなる問題がある。又図15に示す構成は、電圧制
御発振器116の発振出力周波数が、受信データの伝送
速度に追従して変化することができるが、周波数変化範
囲は、位相同期引込みの関係から比較的狭いものであ
る。即ち、受信データの伝送速度の揺らぎに追従してク
ロック信号CLKを出力できる程度のものである。従っ
て、伝送速度が2倍程度異なる場合には適用できないも
のである。本発明は、伝送速度が大きく相違する場合で
も、自動的に伝送速度に対応したクロック信号を選択出
力して、データの受信を可能とすることにより、各種の
伝送速度のデータを受信する場合の共用化を図ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ受信装置
は、(1)受信データの位相に同期化したクロック信号
を出力する位相同期回路(PLL)3と、クロック信号
により受信データの識別を行う識別器2とを含むデータ
受信装置であって、位相同期回路3からのクロック信号
をそれぞれ異なる分周比で分周する複数の分周器8,9
と、複数の分周器8,9の何れか一つを選択して、分周
出力信号を記識別器2に入力するクロック信号とするセ
レクタ7と、受信データの伝送速度を判定して、セレク
タ7を制御し、受信データの伝送速度に対応したクロッ
ク信号を選択出力して識別器2に入力する制御を行う判
定制御部とを備えている。
【0006】(2)又判定制御部は、識別器による識別
データを基に受信データの符号則違反の有無を検出する
違反検出部と、この違反検出部による違反検出信号が連
続的に発生した時に異なる分周器によるクロック信号を
選択出力するように、セレクタを制御する構成を有する
ものである。
【0007】又(3)判定制御部は、識別器による識別
データを基にCMI符号化された受信データの交番則違
反を検出する違反検出部と、この違反検出部による違反
検出信号を積分する積分回路と、この積分回路の積分出
力信号と基準電圧とを比較する比較器と、この比較器の
比較出力信号を入力して反転動作するフリップフロップ
とを含み、このフリップフロップの出力信号により、セ
レクタを制御する構成を有するものである。
【0008】又(4)前述のそれぞれの判定制御部は、
複数の分周器の中の分周比の小さい分周器から順に選択
するように、セレクタを制御する構成を有するものであ
る。
【0009】又(5)判定制御部は、受信データのエッ
ジ検出を行うパルスエッジ検出部と、このパルスエッジ
検出部の検出信号を積分して基準電圧と比較し、積分出
力信号が基準電圧を超えた時に、異なる分周器によるク
ロック信号を選択出力するように、セレクタを制御する
比較器とを有するものである。
【0010】又(6)判定制御部は、受信データのエッ
ジ検出を行うパルスエッジ検出部と、このパルスエッジ
検出部の検出信号を積分する積分回路と、この積分回路
の積分出力信号とそれぞれ異なる基準電圧とを比較する
複数の比較器と、この複数の比較器の比較出力信号に従
った分周比の分周器を選択するように、セレクタを制御
する構成を有するものである。
【0011】又(7)判定制御部は、識別器の識別出力
データを基にフレーム同期引込みを行い、フレーム同期
外れの検出信号を出力するフレーム同期回路と、フレー
ム同期外れの検出信号が継続して出力される時に、異な
る分周比の分周器によるクロック信号を選択出力するよ
うにセレクタを制御するフリップフロップとを有するも
のである。
【0012】又(8)判定制御部は、高速クロック信号
を基に受信データの隣接したビットが同一符号か否かを
判定する手段と、この手段により同一符号の確率が低い
時に、受信データを高速データと判定して高速クロック
信号を選択し、同一符号の確率が高い時に、受信データ
を低速データと判定して低速クロック信号を選択するよ
うにセレクタを制御する手段とを有するものである。
【0013】又(9)判定制御部は、位相同期回路から
のクロック信号を高速クロック信号とし、この高速クロ
ック信号を分周器により分周して低速クロック信号と
し、受信データをデータ端子に且つ前記高速クロック信
号をクロック端子にそれぞれ入力する第1のフリップフ
ロップと、この第1のフリップフロップの出力信号をデ
ータ端子に前記高速クロック信号をクロック端子にそれ
ぞれ入力する第2のフリップフロップと、前記第1,第
2のフリップフロップの出力信号を比較して、前記高速
クロック信号に従った隣接ビットが同一符号か否かを前
記低速クロック信号のタイミングで判定する排他的オア
回路及び第3のフリップフロップと、この第3のフリッ
プフロップの出力信号を加えるローパスフィルタと、こ
のローパスフィルタの出力信号と基準電圧とを比較し、
比較出力信号により前記高速クロック信号と低速クロッ
ク信号との何れかを選択出力するように、セレクタを制
御する比較器とを有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の説明図であり、1は増幅器、2は識別器、3は位相同
期回路(PLL)、4は位相比較器、5はローパスフィ
ルタ(LPF)、6は電圧制御発振器(VCO)、7は
セレクタ、8は1/2の分周器、9は1/8の分周器、
10はデコーダ、11は符号則の違反検出部、12は積
分回路(平滑回路又はローパスフィルタ)、13は比較
器、14はフリップフロップを示す。このフリップフロ
ップ14は、リセット端子Rに加えられるパワーオン信
号PWによりリセットされ、比較器13の出力信号がク
ロック端子CKに入力され、*Q端子出力がデータ端子
Dに入力され、Q端子出力がセレクタ7の制御信号とな
る。
【0015】又違反検出部11と積分回路12と比較器
13とフリップフロップ14により判定制御部を構成
し、受信データの伝送速度を判定して、セレクタ7を制
御するものである。又受信データがCMI符号化されて
いる場合、デコーダ10は、CMI符号から例えばNR
Z符号に変換してデータDATAを出力し、且つそのデ
ータDATAに同期したクロック信号CLKを出力す
る。その場合の違反検出部11は、CMI符号の交番則
違反を検出し、検出信号を積分回路12を介して比較器
13に入力し、基準電圧Vrefと比較する。
【0016】又セレクタ7は、フリップフロップ14の
Q端子出力が“0”(ローレベル)の時に1/2の分周
器8を選択し、フリップフロップ14のQ端子出力が
“1”(ハイレベル)の時に1/8の分周器9を選択し
て、識別器2とデコーダ10とに入力するクロック信号
とする。
【0017】受信データの伝送速度が、例えば、1.5
44Mbpsと6.312Mbpsとの何れかに対応し
て受信処理する場合、受信データがCMI符号化されて
いると、識別器2及びデコーダ10に入力するクロック
信号は、伝送速度の2倍の速度が必要となる。そこで、
位相比較器4とフィルタ5と電圧制御発振器6とを含む
位相同期回路3の電圧制御発振器6の中心周波数を、例
えば、約25MHzとし、受信データに位相同期化した
信号を出力する。そして、分周器8は1/2に分周して
約12.5MHzとし、分周器9は1/8に分周して
3.125MHzとする。又デコーダ10によりCMI
符号データをNRZ符号データDATAに変換すると共
に、識別器2に入力するクロック信号を1/2に分周し
て、データDATAのクロック信号CLKとする。
【0018】CMI符号は、例えば、図2の(a)に示
すように、データ“0”は“01”とし、“1”は“1
1”又は“00”とし、前回の“1”が“11”の時、
今回の“1”は反転した“00”とする。従って、デー
タの“0”連続又は“1”連続の場合でも、クロック成
分を含む伝送データとなる。そして、図2の(a)に示
すCMI符号データは、CMI符号則に従って(b)に
示すNRZ符号データにデコードすることができる。
【0019】又図2の(c)に示すCMI符号データの
場合、er1として示す“10”はデータ“0”に対す
るCMI符号則違反であり、又er2として示す“1
1”は、その前も“11”であるから、CMI符号の交
番則違反である。又er3として示す“00”もCMI
符号の交番則違反である。図2の(d)は、このような
CMI符号則の違反検出信号を示す。又違反検出部11
は、CMI符号の交番則違反のみ検出する構成とする
と、図2の(e)に示す検出信号を出力することにな
る。この検出信号を積分回路12に入力する。伝送エラ
ー等により単発的に発生するCMI符号の交番則違反の
場合は、積分回路12の出力信号は、基準電圧Vref
を超えることがない。
【0020】図3は本発明の第1の実施の形態の動作説
明図であり、(a)は1.5MbpsのデータをCMI
符号化した伝送データ、(b)はセレクタ7で選択出力
したクロック信号、(c)は交番則違反検出信号、
(d)は積分回路12の出力信号、(e)は比較器13
の出力信号、(f)はパワーオン信号PW、(g)はフ
リップフロップ14のQ端子出力信号を示す。
【0021】図3の(f)のパワーオン信号によりフリ
ップフロップ14はリセットされるから、そのQ端子出
力信号は(g)に示すように“0”となり、セレクタ7
は分周器8による1/2分周出力の12.5MHzのク
ロック信号(1/2CLK)を選択出力する。その場合
の識別器2は、この12.5MHzのクロック信号のタ
イミングでレベル識別し、例えば、低速の伝送データの
“0”の点を識別すると、連続して“0”であるから交
番則違反となり、又伝送データの“1”の点を識別する
と、連続して“1”であるから交番則違反となり、
(c)に示す違反検出信号が出力される。又デコーダ1
0からは正規なNRZ符号データは出力されない。
【0022】積分回路12は、この違反検出信号を積分
し、(d)に示す積分出力信号を比較器13に入力し、
基準電圧Vrefと比較する。積分出力信号が基準電圧
Vrefを超えると、(e)に示す比較出力信号により
フリップフロップ14が反転し、Q端子出力信号は
(g)に示すように“1”となる。それにより、セレク
タ7は、分周器9による1/8分周出力の3.125M
Hzのクロック信号(1/8CLK)を選択する出力す
る。
【0023】このクロック信号のタイミングで識別器2
に於いてレベル識別すると、伝送データの2倍の周波数
のクロック信号であるから、デコーダ10は、CMI符
号則に従ってデコードし、NRZ符号データに変換する
ことができる。又伝送エラーがなければ、交番則違反が
生じないから、違反検出部11から検出信号が出力され
ないので、積分回路12の積分出力信号は(d)に示す
ように減少する。その後の伝送エラーによる交番則違反
は単発的であるから、積分出力信号は基準電圧Vref
を超えることはなく、従って、フリップフロップ14は
セット状態を維持する。
【0024】前述のように、1.5Mbpsのデータと
6.3Mbpsのデータとの何れかをCMI符号化して
伝送するシステムに於いて、判定制御部により符号則違
反検出を行って、自動的に伝送速度を判定し、その伝送
速度に対応したクロック信号を選択出力して、受信処理
することができる。この場合、2種類の伝送速度に対し
て共用化できることになる。
【0025】なお、前述の場合に、6.3Mbpsのデ
ータをCMI符号化して伝送し、これを受信データとす
ると、セレクタ7が最初に分周器8による1/2分周出
力のクロック信号を選択しているから、CMI符号の交
番則違反が生じることがないので、フリップフロップ1
4はパワーオン信号PWによりリセットされた状態を維
持し、セレクタ7は分周器8による1/2分周出力の1
2,5MHzのクロック信号を継続して選択出力するこ
とになる。
【0026】図4は本発明の第2の実施の形態の説明図
であり、図1と同一符号は同一部分を示し、15,16
はフリップフロップ、17はセレクタ、18は1/4分
周する分周器、19はリセット付き積分回路を示す。こ
の実施の形態は、3種類の伝送速度に対して共用化した
構成を示し、位相同期回路(PLL)3の電圧制御発振
器6の出力信号を、例えば、1/2の分周器8と、1/
4の分周器18と、1/8の分周器9とにより分周し、
セレクタ17により何れかの分周出力をクロック信号と
して識別器2とデコーダ10とに入力する。
【0027】又フリップフロップ15,16は、比較器
13の比較出力信号をクロック端子CKに入力し、パワ
ーオン信号PWをリセット端子Rに入力し、フリップフ
ロップ15の*Q端子出力信号をデータ端子Dに入力
し、Q端子出力信号をフリップフロップ16のデータ端
子Dに入力する構成とする。又セレクタ17は、フリッ
プフロップ15,16のQ端子出力信号が共に“0”の
場合に、1/2の分周器8による分周出力信号を選択
し、フリップフロップ15のQ端子出力信号が“1”と
なると、1/4の分周器18による分周出力信号を選択
し、フリップフロップ16のQ端子出力信号が“1”
で、フリップフロップ15のQ端子出力信号が“0”と
なると、1/8の分周器9による分周出力信号を選択す
る。又積分回路19は違反検出部11からの違反検出信
号を積分し、フリップフロップ15,16のQ端子出力
信号が“1”となった時にリセットされる構成を有する
ものである。
【0028】図5は本発明の第2の実施の形態の動作説
明図であり、(a)は1.5MbpsのデータをCMI
符号化した伝送データ、(b)はセレクタ17で選択出
力したクロック信号、(c)は交番則違反検出信号、
(d)は積分回路19の出力信号、(e)は比較器13
の出力信号、(f)はフリップフロップ15のQ端子出
力信号、(g)はフリップフロップ16のQ端子出力信
号を示す。
【0029】位相同期回路3の電圧制御発振器6の出力
信号周波数を約25MHzとすると、フリップフロップ
15,16のQ端子出力信号が(f),(g)に示すよ
うに“0”の場合に、セレクタ17は、1/2分周の1
2.5MHzのクロック信号(1/2CLK)を識別器
2とデコーダ10とに入力する。この場合、クロック周
波数が高過ぎるから、交番則違反が連続し、違反検出信
号を積分回路19により積分した積分出力信号は、
(d)に示すように、基準電圧Vrefを超えることに
なり、フリップフロップ15のQ端子出力信号は“1”
となる。又このQ端子出力信号によって積分回路19は
リセットされる。セレクタ17は、フリップフロップ1
5のQ端子出力信号が“1”、フリップフロップ16の
Q端子出力信号が“0”であることにより、1/4の分
周器18による6,25MHzのクロック信号(1/4
CKL)を選択出力して、識別器2とデコーダ10とに
入力する。
【0030】この場合も、クロック周波数が高過ぎるか
ら、交番則違反が連続し、リセットされた積分回路19
の積分出力信号は(d)に示すように上昇して基準電圧
Vrefを超えることになる。それにより、フリップフ
ロップ15のQ端子出力信号は“0”、フリップフロッ
プ16のQ端子出力信号は“1”となる。それにより、
積分回路19はリセットされ、又セレクタ17は1/8
の分周器9による3.125MHzのクロック信号(1
/8CLK)を選択して、識別器2とデコーダ10とに
入力する。
【0031】この場合、セレクタ17により選択したク
ロック信号が、CMI符号化データに対応したものとな
るから、交番則違反の検出信号が殆どなくなり、従っ
て、積分回路19の積分出力信号はほぼ零の状態を継続
し、フリップフロップ15,16のQ端子出力信号によ
るセレクタ17の選択状態も継続して、1.5Mbps
のデータの受信処理を行うことができる。
【0032】なお、3MbpsのデータをCMI符号化
して伝送した場合は、1/4の分周器18による6.2
5MHzのクロック信号によってNRZ符号への変換が
行われ、CMI符号の交番則違反は殆ど生じないことに
なる。又分周器を更に多数設けて、分周比の小さい分周
器から、即ち、周波数の高いクロック信号から順次選択
して、CMI符号の交番則違反が継続するか否かを判定
して、順次周波数の低いクロック信号に切替える構成と
することもできる。
【0033】図6は本発明の第3の実施の形態の説明図
であり、図1と同一符号は同一部分を示し、21はパル
スエッジ検出部、22は積分回路(平滑回路,ローパス
フィルタ)、23は比較器であり、判定制御部を構成し
ている。又セレクタ7は、比較器23の比較出力信号に
より制御され、例えば、“0”の時に1/8の分周器9
による分周出力のクロック信号を選択し、“1”の時に
1/2の分周器8による分周出力のクロック信号を選択
する。
【0034】図7は本発明の第3の実施の形態の動作説
明図であり、(a)は例えば6.3Mbpsのデータを
CMI符号化した伝送データ、(b)はパルスエッジ検
出部21による立上り検出信号、(c)は1.5Mbp
sのデータをCMI符号化した伝送データ、(d)はパ
ルスエッジ検出部21による立上り検出信号、(e)は
積分回路22の積分出力信号、(f)は比較器23の比
較出力信号を示す。
【0035】立上り検出信号は、単位時間当たり高速デ
ータに対しては多く、低速データに対しては少なくな
る。従って、積分回路22を例えばCR時定数回路によ
る平滑回路構成とすると、立上り検出信号の直流成分を
出力することになり、例えば、(e)に示すように、
6.3Mbpsの高速データに対しては、HSの曲線に
示すように変化し、又1.5Mbpsの低速データに対
しては、LSの曲線に示すように変化し、所定時間後に
はほぼ一定の直流レベルとなる。
【0036】従って、基準電圧Vrefを、所定時間経
過後の曲線HS,LSの中間程度に設定することによ
り、(f)の比較出力信号がハイレベルとなる場合は、
高速データを受信していることが判る。そこで、比較出
力信号がハイレベルとなった時は、セレクタ7を制御し
て、1/2の分周器8による12.5MHzのクロック
信号を選択して識別器2とデコーダ10とに入力し、比
較出力信号がローレベルのままの時は、セレクタ7によ
り、1/8の分周器9による3.125MHzのクロッ
ク信号を選択して識別器2とデコーダ10とに入力す
る。即ち、受信データが例えば6.3Mbpsの高速の
CMI符号化データであるか、1.5Mbpsの低速の
CMI符号化データであるかを、積分回路22の積分出
力信号が基準電圧Vrefを超えるか否かにより判定
し、伝送速度に対応したクロック信号を選択することが
できる。
【0037】図8は本発明の第4の実施の形態の説明図
であり、図1及び図6と同一符号は同一部分を示し、2
4〜26は比較器、27はセレクタ、28〜31はそれ
ぞれ1/2,1/4,1/8,1/16の分周器、Vr
1,Vr2,Vr3は基準電圧を示し、判定制御部を構
成している。又位相同期回路(PLL)3は、増幅器1
により増幅された受信データとセレクタ27により選択
出力されたクロック信号との位相に同期した信号を電圧
制御発振器(VCO)6から出力するもので、前述のよ
うに約25MHzの周波数の信号を出力するものとする
と、分周器28により12.5MHz、分周器29によ
り6.25MHz、分周器30により3.125MH
z、分周器31により1.56MHzのクロック信号に
分周してセレクタ27に入力する。
【0038】又パルスエッジ検出部21により前述のよ
うに受信データの立上りエッジを検出して積分回路22
により積分すると、図7の(e)に示すように、高速デ
ータとなる程、積分出力信号が大きくなる。そこで、V
r1<Vr2<Vr3の関係に基準電圧を設定し、比較
器24〜26により積分出力信号と比較する。低速デー
タの立上り検出信号の時間間隔は長いから、積分出力信
号は基準電圧Vr1以下となる。その場合、セレクタ2
7は、1/16の分周器31による分周出力信号をクロ
ック信号として選択出力する。
【0039】又積分出力信号が基準電圧Vr1を超えた
が、基準電圧Vr2を超えない場合は、1/8の分周器
30による分周出力信号をクロック信号として選択出力
し、積分出力信号が基準電圧Vr2を超えたが、基準電
圧Vr3aを超えない場合は、1/4の分周器29によ
る分周出力信号をクロック信号として選択出力し、積分
出力信号が基準電圧Vr3を超えた場合は、高速データ
を受信した場合であるから、1/2の分周28による分
周出力信号を選択出力する。
【0040】図9は本発明の第5の実施の形態の説明図
であり、図1と同一符号は同一部分を示し、51はフレ
ーム同期回路、52はタイマ等による保護回路、53は
フリップフロップで、判定制御部を構成している。又5
4は1/Mの分周器、55は1/Nの分周器を示す。こ
の実施の形態は、識別器2によりレベル識別されたデー
タを基にフレーム同期引込みが可能か否かを判定し、フ
レーム同期引込みが不可能の場合に、セレクタ7を制御
して、分周器54,55の切替えを行うものである。
【0041】例えば、パワーオン信号PWによりリセッ
トされたフリップフロップ53のQ端子出力信号が
“0”で、セレクタ7は1/Mの分周器54による分周
出力信号を選択してクロック信号としている時に、フレ
ーム同期回路51は、フレーム同期引込みの処理を行
い、同期外れ検出信号を同期保護回路52に入力する。
所定回数継続して同期外れ検出信号が得られると、フリ
ップフロップ53のクロック端子CKに信号を入力す
る。それにより、フリップフロップ53のQ端子出力信
号は“1”となり、セレクタ7は、1/Nの分周器55
による分周出力信号を選択してクロック信号とする。
【0042】即ち、セレクタ7により受信データの伝送
速度に対応したクロック信号を選択して識別器2とフレ
ーム同期回路51とに入力し、識別器2により正常にデ
ータが識別再生されると、フレーム同期回路51に於い
てフレーム同期をとることができる。その場合は、フリ
ップフロップ53は現状の状態を維持し、それにより、
セレクタ7も現状の状態を維持する。
【0043】これに対して、フレーム同期回路51に於
いてフレーム同期をとることができない場合、識別器2
により正常なデータが識別再生されない場合であり、フ
レーム同期回路51から同期外れ検出信号が保護回路5
2に入力され、所定の保護期間が経過すると、フリップ
フロップ53のクロック端子CKに信号を入力する。そ
れにより、フリップフロップ53のQ端子出力信号は
“1”となり、セレクタ7は、1/Mの分周器54から
1/Nの分周器55に切替えて、1/Nの分周器55に
よる分周出力信号をクロック信号として識別器2とフレ
ーム同期回路51とに入力する。それにより、受信デー
タの伝送速度に対応したクロック信号が選択されると、
フレーム同期回路51に於いてフレーム同期をとること
ができるから、セレクタ7はこの状態を継続する。
【0044】又受信データガ前述の各実施の形態と同様
にCMI符号化されている場合、識別器2の後段にデコ
ーダを設け、CMI符号データをRZ符号データ等に変
換して、フレーム同期回路51に於いてフレーム周期毎
にフレーム同期パルスを検出可能か否かを判定し、検出
可能の場合は、フレーム同期がとれたと判定し、検出不
可能の場合は、フレーム同期外れと判定し、積分回路5
2に同期外れ検出信号を入力する。即ち、受信データの
伝送速度に対応したクロック信号を選択できた時は、フ
レーム同期引込みが可能であるかから、フレーム同期引
込みが不可能の場合に、セレクタ7を制御して分周器の
切替えを行うものである。
【0045】図10は本発明の第6の実施の形態の説明
図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、61は速
度判定部、62は分周器、63,64,66はフリップ
フロップ、65は排他的オア回路、67はセレクタ、6
8はローパスフィルタ(LOF)、69は比較器を示
し、判定制御部を構成している。
【0046】この実施の形態は、例えば、50Mbps
と150Mbpsとの2種類の伝送速度対応して自動的
にクロック信号の切替えを行って受信処理する場合を示
し、位相同期回路(PLL)3の電圧制御発振器(VC
O)6は、そのまま或いは分周して150MHzのクロ
ック信号を出力し、速度判定部61の分周器62により
1/3に分周して50MHzのクロックを生成し、それ
ぞれセレクタ67に入力する。又識別器2にセレクタ6
7により選択したクロック信号CLKと、増幅器1によ
り増幅した受信データとを入力し、レベル識別したデー
タDATAを出力する。
【0047】又フリップフロップ63のデータ端子Dに
受信データを入力し、フリップフロップ63,64のク
ロック端子Cに150MHzのクロック信号を入力す
る。又フリップフロップ63のQ端子出力信号をフリッ
プフロップ64のデータ端子Dに入力する。そして,フ
リップフロップ63,64のQ端子出力信号を排他的オ
ア回路65に入力し、その出力信号をフリップフロップ
66のデータ端子Dに入力する。このフリップフロップ
66のクロック端子Cに50MHzのクロック信号を入
力する。
【0048】従って、排他的オア回路65の出力信号
は、150MHzの周期で同一符号が連続するか否かを
示すものとなり、連続しない場合に“1”の出力信号と
なる。この排他的オア回路65の出力信号を、50MH
zの周期で“1”となるか否かをフリップフロップ66
により判定することになり、50MHz周期で“1”と
なる場合は、フリップフロップ66のQ端子出力信号を
ローパスフィルタ68を介して比較器69に入力し、基
準電圧Vrと比較し、比較出力信号によりセレクタ67
を制御する。
【0049】図11は本発明の第6の実施の形態の判定
動作説明図であり、(a)は受信データの一部を示し、
実線は高速データ、点線は低速データを示し、(b)は
高速クロック信号、(c)は排他的オア回路65の出力
信号、(d)は低速クロック信号、(e)はフリップフ
ロップ66のQ端子出力信号を示す。
【0050】又検出1,2,3は、(b)の高速クロッ
ク信号によって高速データの2ビットが連続して同一符
号か否かを検出することを示し、低速データに対して
は、検出2,3は同一符号となり、検出1は、符号変換
点の場合は異なる符号、NRZ符号の符号変換点でない
場合は同一符号となる。又高速データに対しては、検出
1,2,3の何れも異なる符号となる場合が多い。そし
て、排他的オア回路65の出力信号は、(c)に示すよ
うに、検出1〜3による1〜3結果となるもので、1〜
3結果が異なる符号連続の場合に、“1”(ハイレベル
H)、同一符号連続の場合に、“0”(ローレベルL)
となる。即ち、高速データ受信の場合に、フリップフロ
ップ68のQ端子出力信号は“1”となり、低速データ
受信の場合に“0”となる。
【0051】この排他的オア回路65の出力信号を、
(d)に示す低速クロック信号で判定する。即ち、フリ
ップフロップ66は、排他的オア回路65の出力信号を
低速クロック信号の立上りで判定し、異なる符号の判定
出力信号の場合に、フリップフロップ66のQ端子出力
信号は(e)に示すように“1”となる。このQ端子出
力信号をローパスフィルタ68を介して比較器69に入
力する。即ち、高速データ受信の場合に、フリップフロ
ップ66のQ端子出力信号が“1”となる確率が高くな
る。従って、所定時間経過によりローパスフィルタ68
の出力信号が基準電圧Vrを超えることになり、それに
より、比較器69の比較出力信号が“1”となるから、
セレクタ67を制御して高速クロック信号を選択出力し
てクロック信号CLKとし、識別器2に入力する。
【0052】又低速データを受信している場合は、フリ
ップフロップ66のQ端子出力信号は“0”を継続する
ことが多く、従って、比較器69の比較出力信号は
“0”を継続し、セレクタ67は低速クロック信号を選
択してクロック信号CLKとし、識別器2に入力する。
【0053】図12は本発明の第6の実施の形態の低速
データ受信の動作説明図であり、(a)は低速受信デー
タ、(b)は150MHzの高速クロック信号、(c)
はフリップフロップ63のQ端子出力信号、(d)はフ
リップフロップ64のQ端子出力信号、(e)は排他的
オア回路65の出力信号、(f)は50MHzの低速ク
ロック信号、(g)はフリップフロップ66のQ端子出
力信号、(h)はローパスフィルタ68の出力信号、
(i)は比較器69の出力信号を示す。
【0054】(a)に示す“101001”の低速デー
タを受信し、(b)に示す高速クロック信号でフリップ
フロップ63,64を動作させ、排他的オア回路65に
より同一符号が連続したか否かを判定する。この場合、
排他的オア回路65の出力信号は(e)に示すものとな
る。この排他的オア回路65の出力信号を、(f)に示
す低速クロック信号で判定すると、フリップフロップ6
6のQ端子出力信号は、(g)に示すように“0”
(L)連続となる。従って、ローパスフィルタ68の出
力信号は、(h)に示すように、“0”(L)連続とな
る。比較器69はこのローパスフィルタ68の出力信号
と基準電圧Vrとを比較するから、比較出力信号は
(i)に示すように、“1”(H)連続となる。従っ
て、セレクタ67は、50MHzの低速クロック信号を
選択して識別器2に入力する。
【0055】図13は本発明の第6の実施の形態の高速
データ受信の動作説明図であり、(a)は高速受信デー
タ、(b)〜(i)は図12と同一の信号を示す。高速
データ受信の場合は、フリップフロップ66のQ端子出
力信号が、(g)に示すものとなる。従って、ローパス
フィルタ68の出力信号は、(h)に示すように上昇す
る。このローパスフィルタ68の出力信号が基準電圧V
rを超えると、比較器69の比較出力信号は(i)に示
すように“0”(L)となる。それにより、セレクタ6
7は、150MHzの高速クロック信号を選択して識別
器2に入力することになる。
【0056】本発明は、前述の各実施の形態のみに限定
されるものではなく、種々付加変更することが可能であ
り、符号則違反検出を行う場合は、CMI符号化以外の
符号化を行ってデータ伝送を行う場合も、その符号則に
違反するか否かを判定する手段を設けることができる。
又フレーム同期引込みを判定する手段の場合、各種のフ
レームフォーマットに対応したフレーム同期信号を検出
する手段を適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、位相同
期回路(PLL)の出力信号を分周する複数の分周器
と、それらの一つを選択するセレクタと、受信データの
伝送速度を、符号則違反検出,フレーム同期検出,変化
点(パルスエッジ)検出等により判定する判定制御部を
有するものであり、各種の伝送速度のデータを受信する
構成を共用化し、且つ伝送速度に対応したクロック信号
を自動的に選択できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】CMI符号とNRZ符号との変換説明図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態の説明図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態の説明図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態の説明図である。
【図11】本発明の第6の実施の形態の判定動作説明図
である。
【図12】本発明の第6の実施の形態の低速データ受信
の動作説明図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態の高速データ受信
の動作説明図である。
【図14】従来例のデータ受信装置の要部説明図であ
る。
【図15】従来例のデータ受信装置の要部説明図であ
る。
【符号の説明】
1 増幅器 2 識別器 3 位相同期回路(PLL) 4 位相比較器 5 ローパスフィルタ(LPF) 6 電圧制御発振器(VCO) 7 セレクタ 8 1/2の分周器 9 1/8の分周器 10 デコーダ 11 違反検出部 12 積分回路(平滑回路) 13 比較器 14 フリップフロップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データの位相に同期化したクロック
    信号を出力する位相同期回路と、前記クロック信号によ
    り前記受信データの識別を行う識別器とを含むデータ受
    信装置に於いて、 前記位相同期回路からのクロック信号をそれぞれ異なる
    分周比で分周する複数の分周器と、 前記複数の分周器の何れか一つを選択して、分周出力信
    号を前記識別器に入力するクロック信号とするセレクタ
    と、 前記受信データの伝送速度を判定して前記セレクタを制
    御し、受信データの伝送速度に対応したクロック信号を
    選択出力して前記識別器に入力する制御を行う判定制御
    部とを備えたことを特徴とするデータ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記判定制御部は、前記識別器による識
    別データを基に前記受信データの符号則違反の有無を検
    出する違反検出部と、該違反検出部による違反検出信号
    が連続的に発生した時に異なる分周器によるクロック信
    号を選択出力するように前記セレクタを制御する構成を
    有することを特徴とする請求項1記載のデータ受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記判定制御部は、前記識別器による識
    別データを基にCMI符号化された受信データの交番則
    違反を検出する違反検出部と、該違反検出部による違反
    検出信号を積分する積分回路と、該積分回路の積分出力
    信号と基準電圧とを比較する比較器と、該比較器の比較
    出力信号を入力して反転動作するフリップフロップとを
    含み、該フリップフロップの出力信号により前記セレク
    タを制御する構成を有することを特徴とする請求項1又
    は2記載のデータ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記判定制御部は、前記複数の分周器の
    中の分周比の小さい分周器から順に選択するように前記
    セレクタを制御する構成を有することを特徴とする請求
    項1又は2又は3記載のデータ受信装置。
  5. 【請求項5】 前記判定制御部は、前記受信データのエ
    ッジ検出を行うパルスエッジ検出部と、該パルスエッジ
    検出部の検出信号を積分して基準電圧と比較し、積分出
    力信号が前記基準電圧を超えた時に、異なる分周器によ
    るクロック信号を選択出力するように前記セレクタを制
    御する比較器とを有することを特徴とする請求項1記載
    のデータ受信装置。
  6. 【請求項6】 前記判定制御部は、前記受信データのエ
    ッジ検出を行うパルスエッジ検出部と、該パルスエッジ
    検出部の検出信号を積分する積分回路と、該積分回路の
    積分出力信号とそれぞれ異なる基準電圧とを比較する複
    数の比較器と、該複数の比較器の比較出力信号に従った
    分周比の分周器を選択するように前記セレクタを制御す
    る構成を有することを特徴とする請求項1記載のデータ
    受信装置。
  7. 【請求項7】 前記判定制御部は、前記識別器の識別出
    力データを基にフレーム同期引込みを行い、フレーム同
    期外れの検出信号を出力するフレーム同期回路と、前記
    フレーム同期外れの検出信号が継続して出力される時
    に、異なる分周比の分周器によるクロック信号を選択出
    力する前記セレクタを制御するフリップフロップとを有
    することを特徴とする請求項1記載のデータ受信装置。
  8. 【請求項8】 前記判定制御部は、高速クロック信号を
    基に受信データの隣接したビットが同一符号か否かを判
    定する手段と、該手段により同一符号の確率が低い時に
    前記受信データを高速データと判定して前記高速クロッ
    ク信号を選択し、同一符号の確率が高い時に前記受信デ
    ータを低速データと判定して低速クロック信号を選択す
    るようにセレクタを制御する手段とを有することを特徴
    とする請求項1記載のデータ受信装置。
  9. 【請求項9】 前記判定制御部は、前記位相同期回路か
    らのクロック信号を高速クロック信号とし、該高速クロ
    ック信号を分周器により分周して低速クロック信号と
    し、受信データをデータ端子に且つ前記高速クロック信
    号をクロック端子にそれぞれ入力する第1のフリップフ
    ロップと、該第1のフリップフロップの出力信号をデー
    タ端子に前記高速クロック信号をクロック端子にそれぞ
    れ入力する第2のフリップフロップと、前記第1,第2
    のフリップフロップの出力信号を比較して、前記高速ク
    ロック信号に従った隣接ビットが同一符号か否かを前記
    低速クロック信号のタイミングで判定する排他的オア回
    路及び第3のフリップフロップと、該第3のフリップフ
    ロップの出力信号を加えるローパスフィルタと、該ロー
    パスフィルタの出力信号と基準電圧とを比較し、比較出
    力信号により前記高速クロック信号と低速クロック信号
    との何れかを選択出力するように前記セレクタを制御す
    る比較器とを有することを特徴とする請求項1又は8記
    載のデータ受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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