JP3572561B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置の製造方法に関するものであり、特に、サリサイド法(Self−alined silicide process:自己整合シリサイド法)によって形成するコバルトシリサイド電極に起因する接合リーク電流の低減を目的とした半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高融点金属シリサイドは、半導体装置のコンタクト材料、ゲート電極、或いは、配線等に用いられており、この高融点金属シリサイドの中でも、CoSiは室温における抵抗率が15〜30μΩ・cmと低く、且つ、熱的,化学的に安定であることから半導体装置に多用されている。
【0003】
このコバルトシリサイド(CoSi)には、CoSi,CoSi,及び、CoSiの3種類の相が存在し、(100)面或いは(111)面のシリコン基板表面、或いは、多結晶シリコンまたはアモルファスシリコン上にコバルト膜を堆積させて熱処理するCo/Si系の反応においては、CoSi→CoSi→CoSiの順に相変態していき、この内ではCoSiが最も抵抗率が低いことが知られている。
【0004】
ここで、図5及び図6を参照して、この様なコバルトシリサイド電極をサリサイド法によって形成する従来のMOSFETの製造工程を説明する。
図5(a)参照
まず、p型シリコン基板31の表面に熱酸化によりパッド酸化膜(図示せず)を形成したのち、CVD法によってSiN膜(図示せず)を全面に堆積させ、素子形成領域に堆積された部分が残るようにパターニングし、次いで、このSiN膜を耐酸化マスクとして熱酸化することによって厚いフィールド酸化膜32を形成する。
【0005】
次いで、SiN膜パターン及びパッド酸化膜を除去したのち、熱酸化によりゲート酸化膜33を形成し、次いで、CVD法によって全面にアモルファスシリコン膜(図示せず)を堆積させたのち、P(リン)をこのアモルファスシリコン膜にイオン注入する。
【0006】
次いで、アモルファスシリコン膜をパターニングすることによってゲート電極34を形成したのち、このゲート電極34及びフィールド酸化膜32をマスクとしてAsイオン35をイオン注入することによってLDD(Lightly Doped Drain)領域36を形成する。
【0007】
図5(b)参照
次いで、原料ガスとしてSiHClとNOを用いたCVD法によって、サイドウォールを形成するための厚さ150nm程度のSiO膜37を全面に堆積させる。
【0008】
図5(c)参照
次いで、RIE(反応性イオンエッチング)法によってSiO膜37を異方性エッチングすることによって、ゲート電極34の側面にサイドウォール38を形成すると共に、ゲート酸化膜33の露出している部分を除去したのち、ゲート電極34、サイドウォール38、及び、フィールド酸化膜32をマスクとしてAsイオン39を加速エネルギー25keV、2×1015cm−2のドーズ量でイオン注入し、次いで、850℃の窒素雰囲気中で10分間熱処理することによって低抵抗のソース・ドレイン領域40を形成する。
【0009】
図6(d)参照
次いで、全面に厚さ10nmのコバルト膜41及び厚さ30nmのTiN膜42を全面に堆積させる。
なお、TiN膜42は後の熱処理工程において、アルゴン等の不活性ガス中に微量含まれている酸素或いは水との反応によって、コバルト膜41が酸化されるのを防ぐバリヤ層として設ける。
【0010】
図6(e)参照
次いで、アルゴン雰囲気中で550℃で30秒間第1回目の熱処理(1st
RTA:Rapid Thermal Annealing)を行って、コバルト膜41と、ソース・ドレイン領域40の表面及びゲート電極34の表面とを反応させて、CoSiまたはCoSi、或いは、これらが混在したCoSi層43,44を形成する。
【0011】
図6(f)参照
次いで、TiN膜42及び未反応のコバルト膜41を除去したのち、アルゴン雰囲気中で830℃で30秒間第2回目の熱処理(2nd RTA)を行って、CoSi層43,44をCoSi層45,46に相転移させてコバルトシリサイド電極を低抵抗化する。
【0012】
この様にして、低抵抗で、熱的・化学的に安定なコバルトシリサイド電極が、ゲート電極34及びソース・ドレイン領域40に対して自己整合的に形成することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来のコバルトシリサイド電極の形成方法においては、第1回目の熱処理後及び第2回目の熱処理後における、n/p接合からなるソース・ドレイン領域(n型基板を用いた場合には、p/n接合)においてリーク電流が増加して、トランジスタ特性が悪くなるという問題がある。
【0014】
そこで、第1回目の熱処理後及び第2回目の熱処理後における、コバルトシリサイド電極を透過型顕微鏡(TEM)によって観察したところ、第1回目の熱処理後で選択エッチング後の試料では所々に長さ50〜100nm、太さ10nm程度のつらら状スパイクが観測され、第2回目の熱処理後においては、このつらら状スパイクはほとんど観測されなかった。
【0015】
このCoSi相と強い相関を有するつらら状スパイクがリーク電流の原因となるものであり、一旦、つらら状スパイクが形成されると、第2回目の熱処理によってつらら状スパイクがほとんど消失しても、リーク電流のばらつきが比較的大きいという問題がある。
【0016】
図4参照
図4は、上記の従来の工程と同様の工程によって形成した320×320μmの面積のコバルトシリサイド電極を複数個設けた試料におけるリーク電流のばらつきをワイブルプロットしたものであり、図において、●は選択エッチング直後の試料(6−WO)のリーク電流を表し、■は第2回目の熱処理後の試料(6−2nd)のリーク電流を表している。
【0017】
図から明らかなように、選択エッチング直後の試料の場合には、リーク電流が10−9A以下の電極が30%程度あるのに対して、10−6A以上の電極が70%程度あり、非常にばらつきが大きくなっている。
【0018】
一方、第2回目の熱処理後の試料の場合には、10−7A以下の電極が70%を占め、10−6A以下の電極が95%以上を占め、選択エッチング直後の試料よりもばらつきは改善されているが、依然として多少のばらつきがあり、IV特性が悪いことが分かる。
【0019】
即ち、トランジスタとして動作させるためには、ウェハ内の各場所におけるリーク電流値が略一定で、IV特性が良好なことが要求されるが、従来におけるリーク電流のばらつきは必ずしも十分小さなものではなかった。
【0020】
したがって、本発明は、接合リーク電流が小さく、低抵抗のコバルトシリサイド電極をばらつきなく形成することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理的構成の説明図であり、この図1を参照して本発明における課題を解決するための手段を説明する。
図1(a)乃至(c)参照
(1)本発明は、半導体装置の製造方法において、pn接合2を有するシリコン基板1上にコバルト膜3を堆積させ、コバルト膜3にコバルト/シリコン反応を抑制する不純物5をイオン注入によって含有させたのち、加熱処理して所定の領域に第1のシリサイド層6,7を形成する工程、及び、この第1のシリサイド層6,7を加熱して第2のシリサイド層8,9を形成する工程を有することを特徴とする。
【0022】
リーク電流の原因となるつらら状スパイクは、CoSi相と強い相関を有しているので、コバルト層中にAs等の不純物5をイオン注入によって含有させてコバルト/シリコン反応を抑制することによって、第1のシリサイド層6,7を形成する工程において、Co2 Si相を主として形成することによりつらら状スパイクの発生を防止し、それによってリーク電流を低減することができる。
【0023】
なお、As等の不純物5は、コバルト/シリコン反応において、結晶粒界や界面に偏析するためにコバルト/シリコン反応の反応速度を遅くすることができ、それによって、CoSi相ではなくCoSi相を主として形成することができる。
【0024】
(2)また、本発明は、上記(1)において、コバルト膜3上にTiN膜4を堆積させることを特徴とする。
【0025】
第1のシリサイド層6,7を形成するための加熱処理において用いるアルゴン等の不活性ガス中には微量の酸素や水が含まれており、コバルト層がこの酸素や水と反応して酸化された場合に、シリサイド層の形成が阻害されることがあるので、TiN膜4を設けて酸素や水からコバルト層を守る必要がある。
【0030】
)また、本発明は、上記(1)または(2)において、コバルト/シリコン反応を抑制する不純物5が、As、P、Sb、N、或いは、Fのいずれかであることを特徴とする。
【0031】
不純物5の作用は結晶粒界や界面への偏析がもとになっているが、As、P、Sb、N、或いは、Fの元素はいずれも偏析する性質を有しているので、コバルト/シリコン反応の抑制が可能になる。
【0032】
)また、本発明は、上記(1)乃至()のいずれかにおいて、第1のシリサイド層6,7を形成する工程において、400〜600℃の温度で急速加熱処理を行うことを特徴とする。
【0033】
この様に、第1のシリサイド層6,7を形成する工程における加熱処理は、400〜600℃の温度における急速加熱処理が適当である。
【0034】
)また、本発明は、上記(1)乃至()のいずれかにおいて、第1のシリサイド層6,7を形成する工程において、一定の温度における加熱処理の保持時間を0〜300秒にしたことを特徴とする。
【0035】
この様に、第1のシリサイド層6,7を形成する工程における加熱処理の保持時間は、0〜300秒、特に、30〜180秒が適当である。
なお、0秒の場合には、加熱処理温度まで昇温後、すぐに冷却するものであり、加熱処理は昇温時に行われることになる。
【0036】
)また、本発明は、上記(1)乃至()のいずれかにおいて、第2のシリサイド層8,9を形成する工程において、800〜900℃の温度で急速加熱処理を行うことを特徴とする。
【0037】
この様に、第2のシリサイド層8,9を形成する工程における加熱処理は、800〜900℃の温度における急速加熱処理が適当である。
【0038】
)また、本発明は、上記(1)乃至()のいずれかにおいて、第2のシリサイド層8,9を形成する工程において、一定の温度における加熱処理の保持時間を0〜60秒にしたことを特徴とする。
【0039】
この様に、第2のシリサイド層8,9を形成する工程における加熱処理の保持時間は、0〜60秒、特に、15〜60秒が適当である。
なお、0秒の場合には、加熱処理温度まで昇温後、すぐに冷却するものであり、加熱処理は昇温時に行われることになる。
【0040】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の製造工程を図2及び図3を参照して説明する。
なお、図2(c)までの工程は従来の工程と実質的に同様である。
図2(a)参照
まず、p型シリコン基板11の表面に熱酸化によりパッド酸化膜(図示せず)を形成したのち、CVD法によってSiN膜(図示せず)を全面に堆積させ、素子形成領域に堆積された部分が残るようにパターニングし、次いで、このSiN膜を耐酸化マスクとして熱酸化することによって素子分離用の厚いフィールド酸化膜12を形成する。
【0041】
次いで、SiN膜パターン及びパッド酸化膜を除去したのち、熱酸化により厚さ5nmのゲート酸化膜13を形成し、次いで、CVD法によって全面に厚さ200nmのアモルファスシリコン膜(図示せず)を堆積させたのち、加速エネルギー20keV、ドーズ量4×1015cm−2の条件でPをこのアモルファスシリコン膜にイオン注入する。
【0042】
次いで、アモルファスシリコン膜をパターニングすることによってゲート電極14を形成したのち、このゲート電極14及びフィールド酸化膜12をマスクとして、加速エネルギー10keV、ドーズ量3×1013cm−2の条件でAsイオン15をイオン注入することによってLDD領域16を形成する。
【0043】
図2(b)参照
次いで、原料ガスとしてSiHClとNOを用いたCVD法によって、基板温度を800℃とした状態で、サイドウォールを形成するための厚さ150nm程度のSiO膜17を全面に堆積させる。
【0044】
図2(c)参照
次いで、RIE(反応性イオンエッチング)法によってSiO膜17を異方性エッチングすることによって、ゲート電極14の側面にサイドウォール18を形成すると共に、ゲート酸化膜13の露出している部分を除去したのち、ゲート電極14、サイドウォール18、及び、フィールド酸化膜12をマスクとしてAsイオン19を加速エネルギー25keV、2×1015cm−2のドーズ量でイオン注入し、次いで、850℃の窒素雰囲気中で10分間熱処理することによって低抵抗のソース・ドレイン領域20を形成する。
【0045】
図3(d)参照
次いで、全面に厚さ5〜20nm、例えば、10nmのコバルト膜21、及び、厚さ5〜50nm、例えば、30nmのTiN膜22を全面に堆積させたのち、加速エネルギー40keV、ドーズ量2×1014cm−2の条件でAsイオン23をコバルト膜22にイオン注入する。
【0046】
なお、この場合のイオン注入は、Asが主としてコバルト膜22内に留まる条件でイオン注入するものであるので、Asイオンがp型シリコン基板11側に注入されてもpn接合の深さを変えない程度の条件が必要となる。
【0047】
図3(e)参照
次いで、アルゴン雰囲気中で、30〜100℃/秒、例えば、50℃/秒の昇温レートにおいて、400℃〜600℃、例えば、550℃で、0〜300秒、より好適には30〜180秒、例えば、30秒間第1回目の急速加熱処理(1st RTA)を行って、コバルト膜21と、ソース・ドレイン領域20の表面及びゲート電極14の表面とを反応させてCoSi層24,25を形成する。
【0048】
なお、加熱処理時間が0秒ということは、加熱処理温度まで昇温後、すぐに冷却するものであり、加熱処理は昇温時に行われることになる。
また、この場合の熱処理温度は400〜550℃の場合において、効果が最も顕著である。
【0049】
この第1回目の急速加熱処理工程において、Asは結晶粒界や界面に偏析してコバルト/シリコン反応の反応速度を減少させるので、形成されるCoSix 層24,25は均一なCo 2 Si相となって、つらら状スパイクの発生は見られない。
【0050】
図3(f)参照
次いで、HSOとHを3:1に混合したエッチング液を用いて、温度70℃で20分間エッチングすることによりTiN膜22及び未反応のコバルト膜21を除去したのち、アルゴン雰囲気中で、60〜100℃/秒、例えば、90℃/秒の昇温レートにおいて、800〜900℃、例えば、830℃で、0〜60秒、より好適には15〜60秒、例えば、30秒間第2回目の急速加熱処理(2nd RTA)を行って、CoSi層24,25をCoSi層26,27に相転移させてコバルトシリサイド電極を低抵抗化する。
【0051】
なお、この第2回目の急速加熱処理工程においては、CoSiは酸化しにくいのでTiN膜を設けていないが、場合によってはTiN膜を設けてアニールしても良いものである。
【0052】
図4参照
図4は、本発明の実施の形態と同様な工程によって形成した320×320μmの面積のコバルトシリサイド電極を複数個設けた試料におけるリーク電流のばらつきをワイブルプロットしたものであり、図において、○は選択エッチング直後の試料(4C−WO)のリーク電流を表し、□は第2回目の熱処理後の試料(4C−2nd)のリーク電流を表している。
【0053】
図から明らかなように、選択エッチング直後の試料の場合には、リーク電流が10−8A以下の電極が50%程度であり、また、5×10−8A以下の電極が85%程度あり、●で示す従来の場合に比べてばらつきが小さくなっている。
【0054】
一方、第2回目の熱処理後の試料の場合には、10−7A以下の電極が85%を占め、■で示す従来の場合に比べてばらつきが多少改善されており、IV特性が良好になることが分かる。
【0055】
なお、上記の実施の形態においては、不純物としてAsを用いているが、P、Sb、N、及び、FもAsと同様に偏析する性質があるので、コバルト層に含有させる不純物としてAsの代わりに、P、Sb、N、或いは、Fのいずれかを用いても良い。
【0057】
また、第1回目の熱処理工程において、工程を短時間で行うために高温急速加熱処理しているが、昇温レートが200℃/分(約3.3℃/秒)以下で、300〜350℃、30〜300分間の低温長時間加熱処理を行っても良いものであり、高温急速加熱処理の場合と同様な効果が得られる。
【0058】
この低温長時間加熱処理の場合には、昇温レートが高いと界面の凹凸が大きくなる等の問題があるので、昇温レートは200℃/分以下にする必要がある。
【0059】
また、上記の実施の形態においては、MOSFETのソース.ドレイン電極及びゲート電極のシリサイド化の工程として説明しているが、MOSFETに限られるものではなく、バイポーラ型半導体装置等のpn接合を有する半導体装置に対するシリサイド電極の形成方法として用いることができるものである。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、コバルト層にコバルト/シリコン反応を抑制するAs等の不純物を含有させた状態でシリサイド化しているので、接合リーク電流が小さく、且つ、低抵抗のシリサイド電極を設けることができ、半導体装置の高速化、或いは、信頼性の向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の途中までの製造工程の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の図2以降の製造工程の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態による効果の説明図である。
【図5】従来のMOSFETの途中までの製造工程の説明図である。
【図6】従来のMOSFETの図5以降の製造工程の説明図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板
2 pn接合
3 コバルト膜
4 TiN膜
5 不純物
6 第1のシリサイド層
7 第1のシリサイド層
8 第2のシリサイド層
9 第2のシリサイド層
11 p型シリコン基板
12 フィールド酸化膜
13 ゲート酸化膜
14 ゲート電極
15 Asイオン
16 LDD領域
17 SiO
18 サイドウォール
19 Asイオン
20 ソース・ドレイン領域
21 コバルト膜
22 TiN膜
23 Asイオン
24 CoSi
25 CoSi
26 CoSi
27 CoSi
31 p型シリコン基板
32 フィールド酸化膜
33 ゲート酸化膜
34 ゲート電極
35 Asイオン
36 LDD領域
37 SiO
38 サイドウォール
39 Asイオン
40 ソース・ドレイン領域
41 コバルト膜
42 TiN膜
43 CoSi
44 CoSi
45 CoSi
46 CoSi

Claims (7)

  1. pn接合を有するシリコン基板上にコバルト膜を堆積させ、前記コバルト膜にコバルト/シリコン反応を抑制する不純物をイオン注入によって含有させたのち、加熱処理して所定の領域にCo 2 Si相を主とする第1のシリサイド層を形成する工程、及び、前記第1のシリサイド層を加熱して第2のシリサイド層を形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 上記コバルト膜上に、TiN膜を堆積させることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 上記コバルト/シリコン反応を抑制する不純物が、As、P、Sb、N、或いは、Fのいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 上記第1のシリサイド層を形成する工程において、400〜600℃の温度で急速加熱処理を行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 上記第1のシリサイド層を形成する工程において、一定の温度における加熱処理の保持時間を0〜300秒にしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 上記第2のシリサイド層を形成する工程において、800〜900℃の温度で急速加熱処理を行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 上記第2のシリサイド層を形成する工程において、一定の温度における加熱処理の保持時間を0〜60秒にしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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