JP3572354B2 - 1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物 - Google Patents

1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規化合物である1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物及びその銅イオン抽出試薬としての用途に関する。
【0002】
【従来の技術】
クラウンエーテル、カリックスアレンを始めとする種々の包接化合物は、イオン、分子認識機能を持つために抽出試薬としての応用を広く検討されている。従来、銅イオンの検出には、ICP(高周波誘導結合プラズマ)発光分光分析や蛍光X線分析などが用いられているが、これらの分析は然るべき環境が整った部屋で測定を行うため、分析が大がかりになるなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物及びそれを含有する銅イオン抽出試薬の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、新規化合物である1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物が、銅イオンに対して選択性を示す抽出試薬であることを見いだした。
【0005】
すなわち、本発明は、以下の化合物及び抽出試薬を提供するものである。
項1. 一般式[1]
【0006】
【化2】
Figure 0003572354
【0007】
〔式中、Rは、飽和若しくは不飽和脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基を示す。飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基は、置換基を有していてもよいし、主鎖部分に酸素原子が含まれていてもよい。また、芳香族炭化水素基は、置換基を有していてもよい。nは、0又は1を示す。Rは、置換基を有することのあるピレニル基を示す。〕
で表される1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物。
項2.項1に記載の1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物を含有する銅イオン抽出試薬。
【0008】
【発明の実施の形態】
上記一般式[1]において、Rは、飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基を示す。
【0009】
上記飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基は、その鎖部分の炭素数が1〜19のものをいい、好ましくは炭素数が6〜14、さらに好ましくは炭素数が10〜12のものをいう。飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基の置換基は、例えば水酸基、ハロゲン、カルボキシ基、アミノ基、アリール基などが例示される。好ましくは、ハロゲン、カルボキシ基、アミノ基、アリール基からなる群から選択される少なくとも1種である。好ましいのは非置換で炭素数6〜14のアルキル基である。また、その主鎖部分には酸素原子が含まれていてもよいが、好ましいのは主鎖部分に酸素原子を含まない飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基である。主鎖部分に酸素原子が含まれる場合には、酸素原子数が1〜3のものが好ましい。
【0010】
上記芳香族炭化水素基としては、フェニル基及びナフチル基が好ましい。芳香族炭化水素基の置換基としては、水酸基、ハロゲン、カルボキシ基、アミノ基、低級アルキル基などが例示される。好ましくは、水酸基、ハロゲン、カルボキシル基、アミノ基及び低級アルキル基からなる群から選択される少なくとも1種である。なお、低級アルキル基とは、炭素原子数1〜5のアルキル基をいう。
【0011】
上記一般式[1]において、nは、0又は1を示す。好ましくは0である。
【0012】
また、上記一般式[1]において、Rは、置換基を有することのあるピレニル基を示す。置換基としては、ハロゲン、アミノ基、ニトロ基、水酸基、低級アルキル基などが例示される。好ましいのは置換基のないピレニル基である。
【0013】
以下、本発明化合物の製造法を説明する。
【0014】
下記スキーム1に従って、ハロゲン化物とマロン酸ジエチルを反応させてマロン酸ジエチル化合物を合成する。
【0015】
【化3】
Figure 0003572354
【0016】
〔式中、R及びnは、上記項1に同じ。Xは、ハロゲン原子を示す。〕
スキーム1において、Xはハロゲン原子を示すが、好ましくは臭素原子である。
【0017】
例えば、スキーム1の反応に使用される溶媒としては、特に制限されないが、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、メタノール、プロパノール、エタノール、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒が例示され、好ましくはエタノールが例示される。
【0018】
また、スキーム1の反応におけるハロゲン化物の使用量は、マロン酸ジエチル1モルに対して0.5〜2モル程度、好ましくは両者を等モル程度反応させればよい。この反応は、窒素雰囲気下で行うことが望ましい。
【0019】
また、スキーム1の反応の反応温度は、反応が進行する限り特に制限されないが、好ましくは60〜100℃程度、さらに好ましくは70〜80℃程度とすればよい。反応時間は4〜6時間程度とすればよい。さらに、触媒として、ナトリウム、カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、酸化マグネシウム、炭酸カリウムなどを、任意に用いることができる。好ましくはナトリウムが使用される。
【0020】
次に、得られたマロン酸ジエチル化合物から、スキーム2に従って、1,3−プロパンジオール化合物を合成する。
【0021】
【化4】
Figure 0003572354
【0022】
〔式中、R及びnは、上記項1に同じ。〕
例えば、スキーム2の反応に使用される溶媒としては、特に制限されないが、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒が例示され、好ましくはジエチルエーテルが例示される。
【0023】
また、スキーム2の反応の反応温度は、反応が進行する限り特に制限されないが、好ましくは−20〜20℃程度、さらに好ましくは−10〜10℃程度とすればよい。反応時間は好ましくは1〜3時間程度とすればよい。さらに、還元剤として、水素化リチウムアルミニウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ナトリウム、水素化リチウム、ジボランなどを、任意に用いることができる。好ましくは水素化リチウムアルミニウムが使用される。
【0024】
次に、得られた1,3−プロパンジオール化合物にカルボキシルピレン化合物を反応させて1,3−プロパンジオールピレニルエステル化合物を合成する(スキーム3)。
【0025】
【化5】
Figure 0003572354
【0026】
〔式中、R、R及びnは、上記項1に同じ。〕
スキーム3の反応に使用される溶媒としては、特に制限されないが、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒が例示され、好ましくはジクロロメタンが例示される。
【0027】
また、スキーム3の反応における1,3−プロパンジオール化合物の使用量は、カルボキシピレン化合物1モルに対して0.5〜10モル程度、好ましくは4〜6モル程度反応させればよい。
【0028】
そして、スキーム3の反応に使用される脱水剤としては、特に制限されないが、ジシクロヘキシルカルボジイミド、濃硫酸、五酸化二リン、硫酸ナトリウム等が例示され、好ましくはジシクロヘキシルカルボジイミドが例示される。
【0029】
また、スキーム3の反応における脱水剤の使用量は、カルボキシピレン化合物1モルに対して0.1〜5モル程度、好ましくは等モル程度反応させればよい。
【0030】
また、スキーム3の反応の反応温度は、反応が進行する限り特に制限されないが、好ましくは10〜40℃程度、さらに好ましくは20〜30℃程度とすればよい。反応時間は好ましくは12〜24時間程度とすればよい。
【0031】
次に、得られた1,3−プロパンジオールピレニルエステル化合物にハロゲン化アセチルを反応させて、1,3−プロパンジオールピレニルハロゲン化アセチルエステル化合物を合成する(スキーム4)。
【0032】
【化6】
Figure 0003572354
【0033】
〔式中、R、R及びnは、上記項1に同じ。Xは、ハロゲン原子を示す。〕
スキーム4の反応に使用される溶媒としては、特に制限されないが、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、エタノール、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒が例示され、好ましくはジクロロメタンが例示される。
【0034】
また、スキーム4の反応におけるハロゲン化アセチルの使用量は、1,3−プロパンジオールピレニルエステル化合物1モルに対して0.1〜5モル程度、好ましくは1〜2モル程度反応させればよい。
【0035】
そして、スキーム4の反応の反応温度は、反応が進行する限り特に制限されないが、好ましくは10〜40℃程度、さらに好ましくは20〜30℃程度とすればよい。反応時間は好ましくは6〜12時間程度とすればよい。さらに、中和剤として、トリエチルアミン、ピリジン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、などを、任意に用いることができる。好ましくはトリエチルアミン、ピリジンが使用される。
【0036】
次に、得られた1,3−プロパンジオールピレニルハロゲン化アセチルエステル化合物にアセチルアセトンを反応させて、1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物を合成する(スキーム5)。
【0037】
【化7】
Figure 0003572354
【0038】
〔式中、R、R及びnは、上記項1に同じ。Xは、ハロゲン原子を示す。〕
スキーム5おいて、Xはハロゲン原子を示すが、好ましくは臭素原子である。
【0039】
スキーム5の反応に使用される溶媒としては、特に制限されないが、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、エタノール、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒が例示され、好ましくはTHFが例示される。
【0040】
また、スキーム5の反応におけるアセチルアセトンの使用量は、1,3−プロパンジオールピレニルハロゲン化アセチルエステル化合物1モルに対して0.1〜20モル程度、好ましくは1〜10モル程度反応させればよい。
【0041】
そして、スキーム5の反応の反応温度は、反応が進行する限り特に制限されないが、好ましくは50〜80℃程度、さらに好ましくは60〜70℃程度とすればよい。反応時間は6〜12時間程度とすればよい。
【0042】
このようにして得られる本発明化合物は、慣用されている分離精製手段に従って反応混合物から容易に単離、精製できる。
【0043】
本発明の試薬を銅イオン含有溶液に添加すると、本発明の試薬を銅イオンを含有しない溶液に添加した場合と比較して蛍光スペクトルの減少が見られる。従って、本発明の銅イオン抽出試薬は、従来の銅イオン抽出試薬の代替品や銅イオンのセンシング物質として使用できる。例えば、環境水や排水中の銅イオンの定量を簡易に測定できる。水溶液中の銅イオンを抽出する場合には、例えば、水溶液中の銅イオンを有機溶媒で連続抽出し、該有機溶媒に本発明の試薬を用いて銅イオンを定量することができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明の化合物は、分子内に、銅イオンと錯形成できるアセチルアセトン部位及び光を照射すると蛍光を発するピレン部位を有しているため、銅イオンを選択的に抽出することができ、銅イオン検出用試薬として有用である。
【0045】
【実施例】
実施例1
四口フラスコ(2L)に1Lのエタノールを入れ、これに27.6gの金属ナトリウム(1.2mol)を溶かした。還流しながら、141gのマロン酸ジエチル(0.88mol)を加えた後、199.4gの1−ブロモドデカン(0.8mol)を1時間かけて滴下し、滴下終了後、4時間加熱還流した。放冷後、エタノールを減圧留去し、400mLの5%塩酸を加え、200mLのクロロホルムで抽出した。クロロホルムを留去し、減圧蒸留によってドデシルマロン酸ジエチルを単離した。収率69%。無色液体。
【0046】
三口フラスコ(500mL)に3.80gの水素化リチウムアルミニウム(0.1mol)と300mLのジエチルエーテルを入れ、0℃に冷却した。これに、32.8gのドデシルマロン酸ジエチル(0.1mol)を50mLのジエチルエーテルに溶かした溶液を滴下し、滴下終了後、さらに1時間撹拌した。氷冷しながら50mLの濃塩酸をゆっくり滴下して未反応の水素化リチウムアルミニウムを分解し、500mLの水を加えてエーテル層を分離し、エーテルを減圧留去した。得られた粗生成物をヘキサン(約500mL)を用いて再結晶して2−ドデシル−1,3−プロパンジオールを単離した。白色固体。収率70%。
【0047】
三口フラスコ(300mL)に2.32gの2−ドデシル−1,3−プロパンジオール(10mmol)、492mgのカルボキシピレン(2mmol)、268mgの4−ジメチルアミノピリジン(2.2mmol)、100mLの脱水ジクロロメタンを入れ、氷冷した。453mgのジシクロヘキシルカルボジイミド(2.2mmol)を10mLの脱水ジクロロメタンに溶かした溶液を滴下し、反応液を室温でさらに24時間撹拌した。生成したジシクロヘキシル尿素を濾別し、100mLの5%塩酸を加えて、ジクロロメタン層を分離した。ジクロロメタンを減圧留去し、GPCによって2−ドデシル−1,3−プロパンジオールピレニルエステルを単離した。淡褐色液体。収率88%。
【0048】
三口フラスコ(100mL)に、460mgの2−ドデシル−1,3−プロパンジオールピレニルエステル(1mmol)、222mgのトリエチルアミン(2.2mmol)及び50mLの脱水ジクロロメタンを入れ、氷冷した。444mgのブロモアセチルブロミド(2.2mmol)を10mLの脱水ジクロロメタンに溶かした溶液を滴下し、反応液を室温でさらに12時間撹拌した。反応液に100mLの水を加えてジクロロメタン層を分離した。ジクロロメタンを減圧留去し、GPCによって2−ドデシル−1,3−プロパンジオールピレニルブロモアセチルエステルを単離した。淡褐色液体。収率78%。
【0049】
三口フラスコ(100mL)に、1.0gのアセチルアセトン(10mmol)、1.38gの炭酸カリウム(10mmol)及び50mLの脱水THFを入れ、加熱還流した。581mgの2−ドデシル−1,3−プロパンジオールピレニルブロモアセチルエステル(1mmol)を含んだ20mLの脱水THF溶液を滴下し、12時間加熱還流した。反応液に200mLの5%塩酸と100mLのクロロホルムを加えてクロロホルム層を分離した。クロロホルムを減圧留去し、GPCによって2−ドデシル−1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステルを単離した。収率47%。淡褐色液体。分子量(C3948)612。
H−NMR(CDCl):δ 0.87(3H, t, −CH), 1.24−1.65(22H, m, −(CH)−), 2.12(1H, m, C1225−C<), 2.19(6H, s, −CO−CH), 2.88[ケト]及び4.04[エノール](2H, d[ケト] s[エノール], −CO−CH −CH<), 3.24[ケト]−3.22[エノール](1H, t[ケト] s[エノール], −CH−C<), 4.27(2H, d, −O−CH−), 4.51(2H, d, −O−CH−), 8.02−9.26(9H, m, Ar−H)。
【0050】
実施例2
2−ドデシル−1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステルの1×10−4Mアセトニトリル溶液を調製し、この溶液に過塩素酸リチウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム、過塩素酸ルビジウム、過塩素酸セシウム、硝酸アンモニウム、硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸ストロンチウム、硝酸バリウム、硝酸銀、硝酸鉛、硝酸タリウム、硝酸水銀、硝酸クロム、硝酸マンガン、硝酸鉄、硝酸コバルト、硝酸ニッケル、硝酸銅、硝酸亜鉛を濃度1×10−4Mとなるように添加した各溶液について、それぞれ蛍光スペクトルを測定した(励起波長350nm)。測定結果を図1に示す。
【0051】
図1から明らかなように、銅以外の金属イオンを含む溶液とこれらの金属イオンが存在しない系であるブランク溶液とは、ほぼ同じ蛍光スペクトルを与えた。一方で、銅イオン溶液では、銅イオンと2−ドデシル−1,3−プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステルのアセチルアセトン部位との錯形成による蛍光強度の減少が確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明化合物を含むアセトニトリル溶液に各種イオンを添加した溶液の蛍光スペクトルを示す。

Claims (2)

  1. 一般式[1]
    Figure 0003572354
    〔式中、R1は、炭素数が1〜19の飽和脂肪族炭化水素基を示す。2、ピレニル基を示す。〕
    で表される1,3-プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物。
  2. 請求項1に記載の1,3-プロパンジオールピレニルアセチルアセトンエステル化合物を含有する銅イオン抽出試薬。
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