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無線機のスケルチ制御方法
JP3571657B2
Japan
Description
translated from
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線機のスケルチ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線機にはスケルチ回路が設けられる。このスケルチ回路は、受信信号が弱いとき、あるいは受信信号がないときに受信音声をミュートして(スケルチを閉じて)スピーカから雑音が聞こえないようにする回路である。
【0003】
図6は、従来の無線機受信信号強度とマイコンスケルチ制御の関係を示す。このように、従来は、受信信号強度が無線機に設定された「スケルチ開放レベル−ヒステリシス」を一瞬でも下回ると、マイコンがスケルチを閉じて受信音声をミュートするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように受信信号強度が一瞬でもスケルチ開放レベルを下回るとスケルチを閉じ受信音声をミュートする方法では、車載用無線機等で移動しながら交信相手の音声を聞いているとき、建物の影等周囲の状況によって生じるフェージングにより一瞬信号強度がスケルチ開放レベルを下回ると、そのたびにマイコンが音声をミュートしてしまうので、交信が成り立たない(相手が何を言っているのか解らない)、もしくは頻繁に音声が途切れて不快であるという問題点があった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、受信品質を向上させることができる無線機のスケルチ制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明の無線機のスケルチ制御方法は、受信信号強度を一定周期でチェックし、今回チェックした信号強度がスケルチ開放レベル以上で、かつ前回チェックしたレベル以上である場合、その都度、計測時間が前記一定周期より長いタイマをスタート状態にリセットする第1の手段と、この第1の手段で制御される前記タイマが計測時間を満了したかを判別する第2の手段と、受信信号強度がスケルチ開放レベルを下まわった状態かを判別する第3の手段と、この第3の手段で受信信号強度がスケルチ開放レベルを下まわった状態が判別され、同時に前記第2の手段でタイマの計測時間満了が判別されたときにスケルチを閉じ、その他の状態のときにスケルチを開く第4の手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による無線機のスケルチ制御方法の実施の形態を詳細に説明する。図2は本発明のスケルチ制御方法の実施の形態を備えた無線機を示すブロック図である。このブロック図において、11はアンテナ、12は受信回路であり、この受信回路12により受信信号の選択と増幅、検波が行われる。そして、検波により受信回路12から出力される音声信号はフィルタ13、ミュートスイッチ14および増幅器15を介してスピーカ16に供給され、音声に変換される。また、受信信号強度を検出するための信号、具体的にはスケルチ検波電圧およびRSSI(FMリミッタ飽和状態表示電圧)のどちらか、または両方が受信回路12から出力され、この信号がA/D変換器17でA/D変換された上でCPU(マイコン)18に供給される。そして、供給された信号から受信信号強度を検出して、CPU18により前記ミュートスイッチ14を制御してスケルチ制御が実施される。CPU18には、図示しないがスケルチクローズ(Close)タイマが設けられる。さらに、CPU18には、後述する前回の信号レベルを記憶するメモリ19が接続される。
【0008】
上記無線機においては、スケルチ制御がCPU18により次のようにして行われる。
(1)図1はスケルチ制御方法を示すフローチャートである。図3は、受信信号強度の変化と、CPU18がそれをチェックするタイミングの関係を示す図である。CPU18は、図1のステップS1で示すようにA/D変換器17の出力値を取り込んで、図3のA点からM点に示すように、ある一定周期(例えば3mSec)で受信信号強度をチェックする。
(2)そして、今回チェックした信号強度Xがスケルチ開放レベルZ以上で(図1のステップS2)、かつ前回チェックしたレベルY以上である場合(図1のステップS3)、その都度、CPU18内に設けられた図示しないスケルチクローズタイマ(計測時間は前記一定周期より長く、例えば5mSec)をスタート状態にリセットする(図1のステップS4)。
(3)したがって、図3では、
A点:上記条件を満足するので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットする。
B点:上記条件を満足するので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットする。
C点:上記条件を満足するので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットする。
D点:上記条件を満足するので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットする。
E点:D点のレベルを下回っているので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットしない。
F点:E点のレベルを下回っているので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットしない。
G点:スケルチ開放レベルを下回っているので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットしない。
H点:上記条件を満足するので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットする。
I点:上記条件を満足するので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットする。
J点:上記条件を満足するので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットする。
K点:上記条件を満足するので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットする。
L点:K点のレベルを下回っているので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットしない。
M点:L点のレベルを下回っているので、スケルチクローズタイマをスタート状態にリセットしない。
(4)一方、CPU18は、受信信号強度Xがスケルチ開放レベルZを下まわった状態かを判別する(図1のステップS2)。
(5)さらに、CPU18は、スケルチクローズタイマの計測時間が満了したかを判別する(図1のステップS5)。
(6)そして、ステップS2で受信信号強度Xがスケルチ開放レベルZを下まわったことが判別され、同時にスケルチクローズタイマの計測時間が満了したことがステップS5で判別されたら、CPU18はミュートスイッチ14をオフにしてスケルチを閉じ(図1のステップS6)、受信音声をミュートする。
(7)その他の状態、すなわちスケルチクローズタイマが時間を計測中であったり、受信信号強度Xがスケルチ開放レベルZ以上のときは、CPU18はミュートスイッチ14をオンしてスケルチを開き(図1のステップS7)、受信音声をスピーカ16から再生させる。
【0009】
なお、図1において、ステップS8は今回の信号レベルXを前回の信号レベルYとしてメモリ19に記憶させるステップである。
【0010】
このように、上記の無線機では、受信信号の強度とタイマを用いてスケルチを制御する。したがって、次のような効果を得ることができる。
(1)受信信号強度が一瞬スケルチ開放レベルを下回ってもスケルチクローズタイマの動作でスケルチが閉じないので、相手の音声を聞き取ることができる。
(2)図4に示すように、信号レベルがスケルチ開放レベル近辺のとき、スケルチクローズタイマの動作でスケルチのバタツキを防止できる。
(3)図5に示すように、受信信号レベルが下がり始めたときからスケルチクローズタイマが時間を計測するので、信号レベルが緩やかにスケルチ開放レベルを下回ったとき、即座にスケルチを閉じることができる。
(4)上記(1)〜(3)により受信品質を向上させることができる。
【0011】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明の無線機のスケルチ制御方法によれば、受信信号の強度とタイマによってスケルチを制御することにより、受信品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線機のスケルチ制御方法の実施の形態を示すフローチャート。
【図2】本発明による無線機のスケルチ制御方法の実施の形態を備えた無線機を示すブロック図。
【図3】本発明による無線機のスケルチ制御方法の実施の形態を説明するための波形図。
【図4】本発明による無線機のスケルチ制御方法の効果を説明するための波形図。
【図5】本発明による無線機のスケルチ制御方法の効果を説明するための波形図。
【図6】従来の無線機受信信号強度とマイコンスケルチ制御の関係を示す波形図。
【符号の説明】
14 ミュートスイッチ
18 CPU
19 メモリ
Claims (1)
Hide Dependent
translated from
- 受信信号強度を一定周期でチェックし、今回チェックした信号強度がスケルチ開放レベル以上で、かつ前回チェックしたレベル以上である場合、その都度、計測時間が前記一定周期より長いタイマをスタート状態にリセットする第1の手段と、
この第1の手段で制御される前記タイマが計測時間を満了したかを判別する第2の手段と、
受信信号強度がスケルチ開放レベルを下まわった状態かを判別する第3の手段と、
この第3の手段で受信信号強度がスケルチ開放レベルを下まわった状態が判別され、同時に前記第2の手段でタイマの計測時間満了が判別されたときにスケルチを閉じ、その他の状態のときにスケルチを開く第4の手段と
を具備することを特徴とする無線機のスケルチ制御方法。