JP3571524B2 - カートリッジ搬送装置 - Google Patents

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JP3571524B2 JP05664798A JP5664798A JP3571524B2 JP 3571524 B2 JP3571524 B2 JP 3571524B2 JP 05664798 A JP05664798 A JP 05664798A JP 5664798 A JP5664798 A JP 5664798A JP 3571524 B2 JP3571524 B2 JP 3571524B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カートリッジ収納体及び記録再生装置に対してカートリッジ(カートリッジ式記録媒体)の受け渡しを行うアクセッサを有し、このアクセッサを介して、カートリッジ収納体・記録再生装置間のカートリッジの搬送を行うカートリッジ搬送装置に関する。
【0002】
データを例えば多数のカートリッジ式記録媒体に記録しておき、カートリッジ式記記録媒体の可換性を生かして、記録再生装置で記録媒体を連続的に処理するようにした装置が知られている。この種の装置においては、カートリッジを収納するカートリッジ収納体と、カートリッジ内の記録媒体に対して記録又は再生を行う記録再生装置との間で、カートリッジを搬送する必要があり、この搬送を担うためにカートリッジ搬送装置が設けられている。
【0003】
【従来の技術】
カートリッジ収納体及び記録再生装置に対してカートリッジの受け渡しを行うアクセッサを有し、このアクセッサを介して、カートリッジ収納体・記録再生装置間のカートリッジの搬送を行う従来のカートリッジ搬送装置にも、キャッチャー機構部とフィーダ機構部とが設けられている。
【0004】
ここで、キャッチャー機構部は、カートリッジの通路を挟むように並設された第1及び第2のアームを有し、この第1及び第2のアームをカートリッジを挟む方向に移動できるものである。又、フィーダ機構部は、第1,第2のアームにそれぞれ設けられた第1,第2の搬送部材を有し、第1及び第2のアームの移動により第1,第2の搬送部材でカートリッジを挟み、アクセッサ内へのカートリッジの引き込み及びアクセッサ内からのカートリッジの排出を行うものである。
【0005】
従来のカートリッジ搬送装置において、アクセッサ内からカートリッジ収納体へのカートリッジの排出は、例えば、カートリッジの排出が完了するのに十分な時間だけ、フィーダ機構部を駆動し続けることにより行っていた。
【0006】
一方、アクセッサと記録再生装置との関係において、アクセッサから記録再生装置にカートリッジを排出するに際して、カートリッジを記録再生装置内に押し込む必要がある。このため、従来のカートリッジ搬送装置においては、この押し込み動作専用の機構を別途有したものがある。しかし、この場合は構成が複雑になるだけでなく、小型化を困難にする。このため、通常は、上記フィーダ機構部にベルト搬送機構を設け、この押し込み動作をも行わせるように構成されている。
【0007】
又、カートリッジ搬送装置内のアクセッサには、カートリッジ収納体からアクセッサ内に引き込んだカートリッジの検出を行うセンサが設けられているが、従来は、このセンサとして、カートリッジケースからの反射光の強弱によりカートリッジの存在を検出する反射式センサを用いている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
アクセッサ内からカートリッジ収納体へのカートリッジの排出を、カートリッジの排出が完了するのに十分な時間だけ、フィーダ機構部を駆動し続けることにより行った際の、排出動作終了時でのカートリッジの排出停止位置は、アクセッサ内のキャッチャー機構部にとっては、カートリッジを再度挟むことが困難な位置である(尚、オペレータ等が外部からカートリッジをカートリッジ収納体内に挿入した際の挿入停止位置は、排出停止位置よりもアクセッサ寄りにあり、この位置であれば、キャッチャー機構部はカートリッジを挟める)。
【0009】
よって、排出停止位置に戻された処理済みのカートリッジに対して再度記録又は再生を行うに際しては、カートリッジがカートリッジ収納体に収納されているにも拘わらず、オペレータ等が挿入操作(挿入停止位置まで押し込む操作)を再度繰り返さなければならないという煩わしさがあった。又、従来の構成では、カートリッジがカートリッジ収納体内の排出停止位置にあることを確認できず、不適正な位置にある時にアクセッサを駆動して、搬送トラブルが生じることもあった。
【0010】
一方、カートリッジを記録再生装置内に押し込む動作をフィーダ機構部に行わせる場合、搬送ベルトの搬送力だけに頼る従来の構成では、押し込み力が不足して、搬送トラブルが生じることがあった。
【0011】
又、カートリッジ収納体からアクセッサ内に引き込んだカートリッジの検出を反射式センサで行っているため、カートリッジケースの形状により検出精度が左右され、正確なカートリッジの検出が困難になり、搬送トラブルの発生に繋がる場合があった。更に、反射式センサは高価であるだけでなく、構造上、小型化に馴染まないという問題もあった。
【0012】
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、その第1の目的は、アクセッサ内から排出されカートリッジ収納体に収納されている処理済みのカートリッジに対しても、再度の記録再生を容易に行えるカートリッジ搬送装置を実現することにある。
【0013】
又、本発明の第2の目的は、搬送トラブルが生じず信頼性が高いカートリッジ搬送装置を実現することにある。
本発明の第3の目的は、小型化が可能なカートリッジ搬送装置を実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、カートリッジ収納体及び記録再生装置に対してカートリッジの受け渡しを行うアクセッサを有し、このアクセッサを介して、カートリッジ収納体・記録再生装置間のカートリッジの搬送を行うカートリッジ搬送装置であって、アクセッサには、
(1)カートリッジの通路を挟むように並設された第1及び第2のアームを有し、この第1及び第2のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部をカートリッジを挟む方向に移動させることが可能なキャッチャー機構部と、
(2)第1のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部に設けられたローラ間に巻掛けられた第1の搬送ベルト、並びに、第2のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部に設けられたローラ間に巻掛けられた第2の搬送ベルトを有し、第1及び第2のアームの移動によりカートリッジを前記搬送ベルトで挟むと共に搬送ベルトを駆動することにより、アクセッサ内へのカートリッジの引き込み及びアクセッサ内からのカートリッジの排出を行うフィーダ機構部であって、搬送ベルトとしては、カートリッジと接触する外周面がゴムで被覆されたベルトが用いられ、ローラとしては、カートリッジと接触可能なゴム製フランジ部を有するものが用いられたフィーダ機構部と、
(3)アクセッサ内にカートリッジを引き込んだことを検出可能なセルサイドセンサ機構部と、
(4)カートリッジがカートリッジ収納体内の停止位置まで戻ったことを検出可能なアンフィードセンサ機構部と、
が設けられ、
更に、キャッチャー機構部の第1及び第2のアームには、カートリッジの下面と摺接するガイドが設けられていると共に、ローラのゴム製の上側フランジ部は逆円錘台状に形成され、この上側フランジ部の円錘面でカートリッジの上側角部を下方側に付勢できるように構成され、
カートリッジ収納体内の停止位置までカートリッジが戻ったことをアンフィードセンサ機構部が検出し、カートリッジの搬送を停止した状態では、キャッチャー機構部を用いてカートリッジを第1及び第2の搬送ベルトで挟むことができることを特徴とするものである。
【0015】
この発明では、アクセッサ内からカートリッジ収納体内の排出停止位置まで戻ったカートリッジを、キャッチャー機構部を用いて第1及び第2の搬送部材で挟むことができる。従って、必要であれば、このカートリッジをすぐにアクセッサ内に引き込むことができる。
【0016】
この引き込みの際、オペレータ等がカートリッジの挿入操作を行う必要はなく、煩わしさはない。又、カートリッジがカートリッジ収納体内の停止位置まで戻ったことをアンフィードセンサ機構部により確実に検出できるため、カートリッジが不適正な位置にある時にアクセッサが駆動され、搬送トラブルが生じるという事態を避けることもでき、信頼性が向上する。
【0020】
又、搬送ベルトとして、カートリッジと接触する外周面がゴムで被覆されたベルトを用い、ローラとして、カートリッジと接触可能なゴム製フランジ部を有するものを用いたので、搬送ベルトの外周面とカートリッジとの間の摩擦抵抗が大きくなり、カートリッジに大きな押し込み力が与えられると共に、第1及び第2のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部に設けられたローラのゴム製フランジ部も、カートリッジに接触しカートリッジに押し込み力を与える。このため、カートリッジを記録再生装置内に押し込む力は十分に大きくなり、押し込み力不足による搬送トラブルが生じることはない。
【0022】
更に、カートリッジの下面と摺接するガイドをキャッチャー機構部の第1及び第2のアームに設けると共に、第1及び第2のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部に設けられたローラのゴム製の上側フランジ部を逆円錘台状に構成し、この上側フランジ部の円錘面でカートリッジの上側角部を下方側に付勢するようにしたので、十分な押し込み力が得られるだけでなく、カートリッジの搬送も安定する。このため、搬送トラブルの発生を一層低減できる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明におけるアンフィードセンサ機構部を、
(1)キャッチャー機構部の第1又は第2のアームに、中間部を中心に水平回転可能に設けられた回転アームと、
(2)アクセッサ内からカートリッジ収納体に排出されていくカートリッジの側面に当接してカートリッジの通路の幅方向に移動するように、回転アームの一方の回動端部に枢着された当接ローラと、
(3)回転アームの他方の回動端部近傍に位置し、回転アームの他方の回動端部がカートリッジの通路の幅方向に移動するのを検出するセンサと、
から構成したことを特徴とするものである。
【0023】
本発明では、アンフィードセンサ機構部がキャッチャー機構部の第1又は第2のアーム近傍にコンパクトに納まり、アンフィードセンサ機構部を設けながら、装置の小型化を図れる。
【0024】
請求項に記載の発明は、請求項1〜に記載の発明におけるセルサイドセンサ機構部を、
(1)カートリッジの通路と段差をもって交差するように並列配置され、且つ、先端部が垂直方向に移動できるように基端部が支持された第1及び第2のリンクと、
(2)カートリッジの進行方向にずらせて配置され、アクセッサ内に進入してくるカートリッジに押されて順次上方に移動するように、第1,第2のリンクの中間部にそれぞれ枢着された第1,第2の当接ローラと、
(3)第1及び第2のリンクの先端部近傍に位置し、第1,第2のリンクの先端部の移動をそれぞれ検出する第1,第2のセンサと、
から構成したことを特徴とするものである。
【0025】
本発明では、垂直方向に移動可能な第1及び第2のリンクを並列位置し、一端側にセンサを組み込んだことにより、セルサイドセンサ機構部がコンパクトになり、装置の小型化を図れる。
【0026】
【実施の形態】
(カートリッジ搬送装置の全体構成)
図5は本発明の実施の形態例を示す斜視図、図6は同じ形態例の右側面図である。図5及び図6に示すように、本形態例のカートリッジ搬送装置は、アクセッサ100を有するもので、カートリッジ収納体200と同一のハウジング内に設けられている。又、記録再生装置としての磁気テープ装置300は、アクセッサ100の背面側に設けられている。
【0027】
アクセッサ100は、カートリッジ収納体200と磁気テープ装置300に対して図7に示すようなカートリッジの受け渡しを行うもので、このアクセッサ100を介して、カートリッジ収納体200・磁気テープ装置300間でのカートリッジの搬送がなされる。尚、図7に示したカートリッジは、リーダブロック52を用いてカートリッジケース51内から磁気テープを引き出すものである。
【0028】
図5及び図6に示したカートリッジ収納体200には、カートリッジを一つずつ収納する棚(セル)201が上下方向に多数設けられており、オペレータは、この棚201にカートリッジを挿入したり、逆にこの棚201からカートリッジを抜き取ったりすることができる。
【0029】
アクセッサ100は、所望の棚201を選択し、その棚201とカートリッジの受け渡しを行えるように、又、磁気テープ装置300とカートリッジの受け渡しを行えるように、昇降可能に構成されている。図8にはアクセッサ100を昇降させる昇降機構部を示した。
【0030】
この昇降機構部において、スクリューシャフト1は、上下の端部にて回転可能に支持され、モータ2により回転駆動されるようになっている。このスクリューシャフト1には、これと螺合する雌ねじが切られた昇降台3が嵌合されている。更に、昇降台3はレール4とも係合し、上下方向にのみ移動できるように回転規制されている。このため、昇降台3はモータ2の回転に応じて上下動することになる。アクセッサ100の左側部は、この昇降台3に取り付けられている。
【0031】
アクセッサ100の右側部には、図6に示すように、アクセッサ100の位置決めを行うためのセンサ101が設けられている。このセンサ101は、スリットを挟んで発光部と受光部が配置された構成を有しており、スリット内に遮光部材が有るか否かを検出するものである。
【0032】
図6に示したプレート5は、スクリューシャフト1と平行に配置され、水平断面がコ字形をしている。そして、基準位置(高さ)に切欠が刻設されたプレート5の側縁部が、センサ101の上記スリット内に配置されている。従って、センサ101からは、アクセッサ100が基準位置に達する毎に基準位置信号が発せられることになる。
【0033】
一方、モータ2には、一定の回転量毎にパルスを発生するパルスジェネレータが組み込まれている。このため、基準位置信号をセンサ101から受け取った後に、パルスジェネレータの出力パルスを計数することで、アクセッサ100の位置を正確に知ることができ、アクセッサ100を所望の高さに位置決めできる。
【0034】
(アクセッサの全体構成)
図1〜図4は本発明に係るカートリッジ搬送装置の形態例中のアクセッサを示す図で、図1は平面図、図2は正面図、図3は左側面図、図4は右側面図である。
【0035】
本形態例でのアクセッサ100は、▲1▼カートリッジの通路を挟むように並設された第1及び第2のアームを有し、この第1及び第2のアームをカートリッジを挟む方向に移動させることが可能なキャッチャー機構部と、▲2▼第1,第2のアームにそれぞれ設けられた第1,第2の搬送部材を有し、第1及び第2のアームの移動により第1,第2の搬送部材でカートリッジを挟み、アクセッサ内へのカートリッジの引き込み及びアクセッサ内からのカートリッジの排出を行うフィーダ機構部と、▲3▼アクセッサ内にカートリッジを引き込んだことを検出可能なセルサイドセンサ機構部と、▲4▼カートリッジがカートリッジ収納体内の停止位置まで戻ったことを検出可能なアンフィードセンサ機構部とを有している。
【0036】
(キャッチャー機構部の構成)
キャッチャー機構部は、カートリッジの通路を挟むように並設された樹脂製の第1のアーム111及び第2のアーム112を有している。このアーム111,112は、そのカートリッジ収納体200側(図3における右側)の端部をカートリッジを挟む方向(図1における矢印A方向)に移動させたり、反対側である記録再生装置300側(図3における左側)の端部をカートリッジを挟む方向(図1における矢印B方向)に移動させることができるように支持されている。
【0037】
第1のアーム111の構成は、図9〜図11に詳しく示されている。ここで、図9〜図11はキャッチャー機構部及びフィーダ機構部(左側)を示す図で、図9は平面図、図10は右側面図、図11は背面図である。
【0038】
図9〜図11が示すように、第1のアーム111の中間部にはヒンジシャフト113が立設され、下部にはカートリッジの下面と摺接するガイド114が設けられている。第2のアーム112も同様な構成をしており、中間部にはヒンジシャフト115が立設され、下部にはカートリッジの下面と摺接するガイド116が設けられている。
【0039】
ヒンジシャフト113,115はベアリングを介してベースプレート117に回動可能に支持されている。又、アーム111,112の上面には、図1において横T字形に表現されるリンク121,122がビスを用いて固定されている。このリンク121,122の中央寄りのアーム部は、先端近傍に長穴が形成され、図2に示すように、円筒状フック123を介して重ねられている。又、このアーム部の長穴及び円筒状フック123の穴には、ピン124が嵌入している。
【0040】
ベースプレート117にはサブプレート125が固定され、このサブプレート125にモータ126が取り付けられている。このモータ126の減速後の出力軸には、モータ126によって揺動されるアーム127が固着され、更に、このアーム127の回動端部に、下方に向けてピン128が立設されている。そして、ピン128に円筒状フック129が嵌合されている。
【0041】
円筒状フック123と円筒状フック129との間には、密着巻きのコイルスプリング131が掛止されている。又、アーム111,112の磁気テープ装置側の端部間には、これら端部をカートリッジを挟む方向に付勢するコイルスプリング132が掛止されている。
【0042】
第1及び第2のアーム111,112の開き状態を検知するために、アーム127には、その下面側に、図12に示すようなフラグ片135が設けられ、サブプレート125には、フラグ片135のフラグ部135a,135b,135cを検出するための二つのセンサ136,137が取り付けられている。センサ136,137は、スリットを挟んで発光部と受光部が配置された構成を有しており、スリット内に上記フラグ部135a,135b,135cが有るか否かを検出するものである。
【0043】
具体的には、90°間隔で設けられたフラグ部135a,135b,135cが同一円周上を移動するように、フラグ片135の折り曲げ部135dがアーム127にビス止めされ、相手側のセンサ136,137は、フラグ部135a,135b,135cがスリット内を通過するように、サブプレート125上の180°離れた位置に固定されている。
【0044】
上記構成によれば、モータ126を駆動することにより、アーム127及びコイルスプリング131を介してリンク121,122を回動させ、アーム111,112のカートリッジ収納体200側又は記録再生装置300側の各端部をカートリッジを挟む方向に移動させることが可能になる。
【0045】
(フィーダ機構部の構成)
フィーダ機構部は、キャッチャー機構部内の第1及び第2のアーム111,112に組み込まれている。第1のアーム111側について説明すると、第1のアーム111のカートリッジ収納体200側及び記録再生装置300側の各端部と、中間部とには、図9〜図11に示すように、空洞部が設けられ、そこにローラ141〜143が配置されている。
【0046】
ローラ141及びローラ143は従動ローラであり、ローラ141はシャフト144により水平回転可能に支持され、ローラ143はヒンジシャフト113の端部を利用して、水平回転可能に支持されている。一方、ローラ142は駆動ローラであり、シャフト145と一体的に連結されている。このシャフト145の端部には歯車146が連結されており、搬送モータ147の出力軸に取り付けられた歯車148と噛合し、回転駆動力の伝達を受けている。尚、搬送モータ147は補助金具151を介してアーム111に取り付けられている。
【0047】
ローラ141〜143は、ゴム製フランジ部を有しており、特に、大径の上側フランジ部141a〜143aは、逆円錘台状に構成されている。このローラ141〜143には、ローラ141〜143を囲むように搬送ベルト153が巻掛けられている。ここで、ローラ143はローラ141及び142よりもカートリッジの通路側に突き出ているので、搬送ベルト153はこのローラ143部分で略「く」の字状に曲がっている。これは、搬送状態において、搬送ベルト153のカートリッジを挟んで搬送している部分がカートリッジの側面と平行になるようにするためである。搬送ベルト153としては、カートリッジと接触する外周面がゴムで被覆されたものが用いられている。
【0048】
具体的には、タイミングベルトの外側にゴムの被膜を形成したものを用い、ローラ141〜143の巻掛け面には、タイミングベルトと噛み合う歯車が切られている。図9〜図11に示すように、搬送ベルト153がローラ141〜143に巻掛けられた状態では、上側フランジ部141a〜143aは、搬送ベルト153の外周面よりも突き出ている。
【0049】
又、ローラ141とローラ143との間、ローラ142とローラ143との間には、それぞれ、小径の補助ローラ155,156が設けられている。この補助ローラ155,156は搬送ベルト153が過度に押し込まれることを規制するものである。
【0050】
第2のアーム112についても、第1のアーム111の場合と全く同様な搬送機構が組み込まれている。図1〜図4では、ローラ141〜143に相当するローラ161〜163と、搬送ベルト153に相当する搬送ベルト164と、搬送モータ147に相当する搬送モータ165とを符号と共に示している。尚、搬送モータ147と搬送モータ165とは、等速度で逆方向に回転する。
【0051】
図13〜図15は上記フィーダ機構部とキャッチャー機構部とを組み合わせた構成でのキャッチャー動作及び搬送動作を概念的に示す図で、それぞれ、(a)がアーム111,112の位置関係を示し、(b)がこの時のセンサ136,137とフラグ片135との位置関係を示している。
【0052】
図13の状態では、アーム127の回動端部が最もカートリッジ収納体200側(図13の下側)に向いた状態にあり、カートリッジ収納体200側にカートリッジがあってもこれを挟むことをせず(自由状態)、逆に、磁気テープ装置300側にカートリッジがあれば、これを搬送ベルト153と搬送ベルト164とで挟む。この場合、本形態例では、カートリッジは、ローラ142とローラ162とでも挟まれることになる(この場合の挟む力は、コイルスプリング132の引っ張り力である)。
【0053】
そして、挟まれたカートリッジは、搬送ベルト153,164の移動につれて、搬送されることになる。このアーム111,112の位置状態は、センサ136がフラグ片135のフラグ部135bを検出し、センサ137が何も検出しないことから知ることができる。尚、図13〜図15において、フラグ片135のフラグ部の何れかを検出している状態のセンサ136,137は斜線で示した。
【0054】
図14の状態は、アーム127が90°反時計方向に回転した状態であり、カートリッジを挟むことはしない。ここでのアーム111,112の位置状態は、センサ136,137がそれぞれフラグ片135のフラグ部135a,135cを検出することから知ることができる。
【0055】
図15の状態では、アーム127の回動端部が最も磁気テープ装置300側(図15の上側)に向いた状態にあり、磁気テープ装置300側にカートリッジがあってもこれを挟むことをせず(自由状態)、逆に、カートリッジ収納体200側にカートリッジがあれば、これを搬送ベルト153と搬送ベルト164とで挟むと共に、ローラ141とローラ161とでも挟むことになる(この場合の挟む力は、コイルスプリング131の伸びによる引っ張り力である)。
【0056】
そして、挟まれたカートリッジは、搬送ベルト153,164の移動につれて、搬送されることになる。ここでのアーム111,112の位置状態は、センサ137がフラグ片135のフラグ部135bを検出し、センサ136が何も検出しないことから知ることができる。
【0057】
本形態例では、搬送ベルト153,164として、カートリッジと接触する外周面がゴムで被覆されたベルトを用いているので、搬送ベルト153,164の外周面とカートリッジとの間の摩擦抵抗が大きくなり、カートリッジに大きな押し込み力を与えることができる。更に、ローラ141〜143及び161〜163として、カートリッジと接触可能な大径のゴム製フランジ部を有するものを用いているので、ローラ141〜143及び161〜163のゴム製フランジ部も、カートリッジに接触しカートリッジに押し込み力を与える。このため、カートリッジを磁気テープ装置300内に押し込む力は十分に大きくなり、押し込み力不足による搬送トラブルが生じることはない。
【0058】
又、ローラ141〜143及び161〜163のゴム製の上側フランジ部を逆円錘台状に構成し、この上側フランジ部の円錘面でカートリッジの上側角部を下方側に付勢するようにしたため、十分な押し込み力が得られるだけでなく、カートリッジの搬送も安定する。このため、搬送トラブルの発生を一層低減できる。
【0059】
大径のゴム製フランジ部を用いる利点としては、上記の利点の他に、フランジ部が高くなることにより搬送ベルト154,164が外れ難くなること、フランジ部がゴム製であるため、搬送ベルト154,164が傷付き難くなることがある。
【0060】
(セルサイドセンサ機構部の構成)
セルサイドセンサ機構部は、主に、アクセッサ100内の正規位置にカートリッジを引き込んだことを検出するものである。図16〜図18は、図1〜図4のアクセッサ中のセルサイドセンサ機構部を詳しく示した図で、図16は平面図、図17は正面図、図18は左側面図である。
【0061】
図1〜図4及び図16〜図18において、第1及び第2のリンク171,172は、ベースプレート117に取り付けられたフロントプレート169に沿って、カートリッジの通路と段差をもって交差するように並列配置され、且つ、先端部(右端部)が垂直方向に移動できるように、フロントプレート169にカートリッジ収納体200側に向けて突設されたヒンジピン173に基端部(左端部)が回動可能に支持されている。ヒンジピン173に支持されたリンク171,172の基端部は、U字状に折り曲げられており、各凹部内には、ヒンジピン173に嵌挿するようにして、トーションスプリング175,176が設けられている。トーションスプリング175,176は、それぞれリンク171,172の先端側を下方に付勢するもので、一端は上記凹部の底面に当接され、他端はフロントプレート169に設けたフックに掛止されている。
【0062】
第1及び第2のリンク171,172の中間部はクランク状に折り曲げられており、そこに、アクセッサ100内に進入してくるカートリッジに押されて順次上方に移動するように、第1及び第2の当接ローラ178,179が回動可能に枢着されている。
【0063】
又、第1及び第2のリンク171,172の先端部近傍には、第1,第2のリンクの先端部の移動をそれぞれ検出する第1及び第2のセンサ181,182が設けられている。センサ181,182は、スリットを挟んで発光部と受光部が配置された構成を有しており、スリット内にリンク171,172の先端部(フラグ部)が有るか否かを検出するものである。このセンサ181,182の出力から、アクセッサ100内の正規位置にカートリッジが引き込まれたか否かを検知できる。
【0064】
例えば、カートリッジがカートリッジ収納体200からアクセッサ100内に入って移動を続ける場合、まず、カートリッジケース51(図7参照)の上面にに当接ローラ178,179がこの順で乗り上げ、その後、当接ローラ178,179がこの順でカートリッジケース51の上面から降りることになる。
【0065】
そこで、センサ181,182が順にリンク171,172の上方への移動を検出し、その後、センサ181,182が順にリンク171,172の下方への移動を検出するように設定すると共に、センサ181,182がリンク171,172の上方への移動を検出後、センサ181がリンク171の下方への移動を検出した時点でのカートリッジの位置がアクセッサ100内の正規位置となるように設定しておけば、センサ181,182の出力から、カートリッジのアクセッサ100内への進入とカートリッジのアクセッサ100内の正規位置への到達とを正確に検出できる。そして、この正規位置への到達時点で、搬送モータ147,165の駆動を停止すれば、カートリッジを正規位置に停止させることができる。アクセッサ100の昇降は、カートリッジが正規位置に停止した状態で行う。
【0066】
この構成では、垂直方向に移動可能な第1及び第2のリンク171,172を並列位置し、一端側にセンサ181,182を組み込んだことにより、セルサイドセンサ機構部がコンパクトになり、装置の小型化を図れる。又、第1及び第2の当接ローラ178,179を近接して配置できるため、当接ローラ178,179をカートリッジの近接エリアに当接でき、検出誤差を小さくできる。
【0067】
尚、フロントプレート169にカートリッジの通路を跨いで配置した発光部183及び受光部184は、カートリッジ収納体200の棚201にあるカートリッジを検出するものである。
(アンフィードセンサ機構部の構成)
アンフィードセンサ機構部は、カートリッジがカートリッジ収納体内の停止位置まで戻ったことを検出もので、本形態例では、キャッチャー機構部における第2のアーム112の端部近傍に位置している。
【0068】
図19〜図21は、図1〜図4のアクセッサ中のアンフィードセンサ機構部を詳しく示した図で、図19は平面図、図20は正面図、図21は左側面図である。
【0069】
図1〜図4及び図19〜図21において、ブラケット187はアーム112に固定されたもので、このブラケット187には、カートリッジの通路に沿って配置された回転アーム189が、中間部を中心に水平回転可能に、ヒンジピン191でもって取り付けられている。
【0070】
回転アーム189の一方の回動端部には、アクセッサ100内からカートリッジ収納体200に排出されていくカートリッジの側面に当接する当接ローラ192が、ピン193でもって回転可能に枢着されている。ここで、当接ローラ192は、カートリッジの側面に設けられた凹部53(図7参照)に落ち込めるような位置にある。回転アーム189の他方の回動端部には、フラグ片194がビス195を用いて固定されている。
【0071】
回転アーム189には凹部が設けられ、そこに、ヒンジピン191に嵌挿するようにして、トーションスプリング196が設けられている。トーションスプリング196は、当接ローラ192をカートリッジの通路側に付勢するもので、一端は回転アーム189に当接され、他端はアーム112に当接されている。
【0072】
フラグ片194のフラグ部近傍には、このフラグ部のカートリッジ側への移動を検出するセンサ197が設けられている。センサ197は、スリットを挟んで発光部と受光部が配置された構成を有しており、スリット内にフラグ片194のフラグ部が有るか否かを検出するもので、具体的には、当接ローラ192がカートリッジの凹部53に落ち込んだことを検出するものである。当接ローラ192がカートリッジの凹部53に落ち込んだ時点でのカートリッジの位置は、カートリッジ収納体200内の排出停止位置である。
【0073】
本形態例では、カートリッジ収納体200内の排出停止位置までカートリッジが戻ったことを、センサ197言い換えればアンフィードセンサ機構部が検出し、カートリッジの搬送を停止した状態では、キャッチャー機構部を用いてカートリッジを搬送部材(第1及び第2の搬送ベルト153,164及びローラ141,161)で挟むことができるように構成されている。
【0074】
よって、必要であれば、アクセッサ100内からカートリッジ収納体200内の排出停止位置まで戻った処理済みのカートリッジを、再びキャッチャー機構部を用いて搬送部材で挟み、アクセッサ100内に引き込むことができる。
【0075】
この引き込みの際、オペレータ等がカートリッジの挿入操作を行う必要はなく、煩わしさはない。又、カートリッジがカートリッジ収納体内の排出停止位置まで戻ったことをアンフィードセンサ機構部により確実に検出できるため、カートリッジが不適正な位置にある時にアクセッサ100を駆動して、搬送トラブルが生じるという事態を避けることもでき、信頼性が向上する。
【0076】
尚、本発明は上記形態例に限るものではない。例えば、カートリッジ式記録媒体は従来から種々のものが知られており、本発明はどのようなタイプのカートリッジであっても搬送できる。従って、記録再生装置は磁気テープ装置に限られない。又、アンフィードセンサ機構は、必ずしもカートリッジの凹部を検出するように構成しなくてもよい。又、カートリッジ収納体についても、上記構成のものに限る必要はない。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3に記載の発明によれば、アクセッサ内からカートリッジ収納体内の排出停止位置まで戻った処理済みのカートリッジを、キャッチャー機構部を用いて第1及び第2の搬送ベルトで挟むことができる。従って、必要であれば、このカートリッジをすぐにアクセッサ内に引き込むことができる。
【0078】
この引き込みの際、オペレータ等がカートリッジの挿入操作を行う必要はなく、煩わしさはない。又、カートリッジがカートリッジ収納体内の停止位置まで戻ったことをアンフィードセンサ機構部により確実に検出できるため、カートリッジが不適正な位置にある時にアクセッサを駆動して、搬送トラブルが生じるという事態を避けることもでき、信頼性が向上する。
【0079】
又、本発明では、搬送ベルトとして、カートリッジと接触する外周面がゴムで被覆されたベルトを用い、ローラとして、カートリッジと接触可能なゴム製フランジ部を有するものを用いるので、搬送ベルトの外周面とカートリッジとの間の摩擦抵抗が大きくなり、カートリッジに大きな押し込み力が与えられると共に、第1及び第2のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部に設けられたローラのゴム製フランジ部も、カートリッジに接触しカートリッジに押し込み力を与える。このため、カートリッジを記録再生装置内に押し込む力は十分に大きくなり、押し込み力不足による搬送トラブルが生じることはない。
【0080】
更に、本発明では、カートリッジの下面と摺接するガイドをキャッチャー機構部の第1及び第2のアームに設けると共に、第1及び第2のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部に設けられたローラのゴム製の上側フランジ部を逆円錘台状に構成し、この上側フランジ部の円錘面でカートリッジの上側角部を下方側に付勢するようにしたので、十分な押し込み力が得られるだけでなく、カートリッジの搬送も安定する。このため、搬送トラブルの発生を一層低減できる。
【0081】
加えて、請求項2に記載の発明によれば、アンフィードセンサ機構部がキャッチャー機構部のアーム近傍にコンパクトに納まり、アンフィードセンサ機構部を設けながら、装置の小型化を図れる。
【0082】
請求項に記載の発明によれば、垂直方向に移動可能な第1及び第2のリンクを並列位置し、一端側にセンサを組み込んだため、セルサイドセンサ機構部がコンパクトになり、装置の小型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクセッサの平面図である。
【図2】アクセッサの正面図である。
【図3】アクセッサの左側面図である。
【図4】アクセッサの右側面図である。
【図5】カートリッジ搬送装置の形態例を示す斜視図である。
【図6】カートリッジ搬送装置の形態例を示す右側面図である。
【図7】カートリッジの斜視図である。
【図8】昇降機構部を示す図である。
【図9】キャッチャー機構部及びフィーダ機構部(左側)の平面図である。
【図10】キャッチャー機構部及びフィーダ機構部(左側)の右側面図である。
【図11】キャッチャー機構部及びフィーダ機構部(左側)の背面図である。
【図12】フラグ片の形状を示す図である。
【図13】キャッチャー動作及び搬送動作の説明図である。
【図14】キャッチャー動作及び搬送動作の説明図である。
【図15】キャッチャー動作及び搬送動作の説明図である。
【図16】セルサイドセンサ機構部の平面図である。
【図17】セルサイドセンサ機構部の正面図である。
【図18】セルサイドセンサ機構部の左側面である。
【図19】アンフィードセンサ機構部の平面図である。
【図20】アンフィードセンサ機構部の正面図である。
【図21】アンフィードセンサ機構部の左側面図である。
【符号の説明】
1:スクリューシャフト
2:モータ
3:昇降台
4:レール
51:カートリッジケース
53:凹部
100:アクセッサ
200:カートリッジ収納体
201:棚
300:磁気テープ装置
111,112:アーム
114,116:ガイド
117:ベースプレート
121,122:リンク
125:サブプレート
126:モータ
135:フラグ片
136,137,181,182,197:センサ
141〜143,161〜163:ローラ
141a〜143a:上側フランジ部
147,165:搬送モータ
153,164:搬送ベルト
171,172:リンク
178,179:当接ローラ
189:回転アーム
192:当接ローラ
194:フラグ片

Claims (3)

  1. カートリッジ収納体及び記録再生装置に対してカートリッジの受け渡しを行うアクセッサを有し、このアクセッサを介して、カートリッジ収納体・記録再生装置間のカートリッジの搬送を行うカートリッジ搬送装置であって、
    前記アクセッサには、
    カートリッジの通路を挟むように並設された第1及び第2のアームを有し、この第1及び第2のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部をカートリッジを挟む方向に移動させることが可能なキャッチャー機構部と、
    前記第1のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部に設けられたローラ間に巻掛けられた第1の搬送ベルト、並びに、前記第2のアームのカートリッジ収納体側及び記録再生装置側の各端部に設けられたローラ間に巻掛けられた第2の搬送ベルトを有し、前記第1及び第2のアームの移動によりカートリッジを前記搬送ベルトで挟むと共に前記搬送ベルトを駆動することにより、アクセッサ内へのカートリッジの引き込み及びアクセッサ内からのカートリッジの排出を行うフィーダ機構部であって、前記搬送ベルトとしては、カートリッジと接触する外周面がゴムで被覆されたベルトが用いられ、前記ローラとしては、カートリッジと接触可能なゴム製フランジ部を有するものが用いられたフィーダ機構部と、
    前記アクセッサ内にカートリッジを引き込んだことを検出可能なセルサイドセンサ機構部と、
    カートリッジがカートリッジ収納体内の停止位置まで戻ったことを検出可能なアンフィードセンサ機構部と、
    が設けられ、
    更に、前記キャッチャー機構部の第1及び第2のアームには、カートリッジの下面と摺接するガイドが設けられていると共に、前記ローラのゴム製の上側フランジ部は逆円錘台状に形成され、この上側フランジ部の円錘面でカートリッジの上側角部を下方側に付勢できるように構成され、
    カートリッジ収納体内の前記停止位置までカートリッジが戻ったことを前記アンフィードセンサ機構部が検出し、カートリッジの搬送を停止した状態では、前記キャッチャー機構部を用いてカートリッジを前記第1及び第2の搬送ベルトで挟むことができることを特徴とするカートリッジ搬送装置。
  2. 前記アンフィードセンサ機構部を、
    前記キャッチャー機構部の第1又は第2のアームに、中間部を中心に水平回転可能に設けられた回転アームと、
    前記アクセッサ内からカートリッジ収納体に排出されていくカートリッジの側面に当接してカートリッジの通路の幅方向に移動するように、前記回転アームの一方の回動端部に枢着された当接ローラと、
    前記回転アームの他方の回動端部近傍に位置し、前記回転アームの他方の回動端部がカートリッジの通路の幅方向に移動するのを検出するセンサと、
    から構成したことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ搬送装置。
  3. 前記セルサイドセンサ機構部を、
    カートリッジの通路と段差をもって交差するように並列配置され、且つ、先端部が垂直方向に移動できるように基端部が支持された第1及び第2のリンクと、
    カートリッジの進行方向にずらせて配置され、前記アクセッサ内に進入してくるカートリッジに押されて順次上方に移動するように、前記第1,第2のリンクの中間部にそれぞれ枢着された第1,第2の当接ローラと、
    前記第1及び第2のリンクの先端部近傍に位置し、前記第1,第2のリンクの先端部の移動をそれぞれ検出する第1,第2のセンサと、
    から構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のカートリッジ搬送装置。
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