JPH06274999A - 情報記憶媒体のカセット自動交換装置 - Google Patents

情報記憶媒体のカセット自動交換装置

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JPH06274999A
JPH06274999A JP6709893A JP6709893A JPH06274999A JP H06274999 A JPH06274999 A JP H06274999A JP 6709893 A JP6709893 A JP 6709893A JP 6709893 A JP6709893 A JP 6709893A JP H06274999 A JPH06274999 A JP H06274999A
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JP
Japan
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cassette
disc
disc cassette
locking member
disk
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JP6709893A
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English (en)
Inventor
Michio Shiozaki
理夫 塩崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】カセットが所定量以上大きく排出されても、確
実に係止部材をカセットの被係止部に係止できる。 【構成】カセット10に設けられたかくし穴94に係脱
されるスライド爪84を正逆方向に移動させてカセット
10を内部に取込み、あるいは内部から押し出すととも
に、スライド爪84を所定位置で正逆方向に回動させて
カセット10のかくし穴94に係脱させる搬送手段と、
回動アーム115の回動端部に設けられ、スライド爪8
4が前記カセット10のかくし穴94から離脱される
際、カセット10に沿って回転することにより、ベアリ
ング112はスライド爪84が光ディスク装置から排出
されたカセット10のかくし穴94に係止される際、カ
セット10の排出量が所定量より大きいときは、カセッ
ト10に当接することにより、回動アーム115を付勢
力に抗して回動させて移動退避し、スライド爪84をカ
セット10のかくし穴94に係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば光ディスク装
置に対してディスクの装填・取外しを自動的に行ない、
かつ指定されたディスクとの交換も自動的に行なうディ
スクカセットの自動交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスク自動交換装置として
は、図26及び図27に示すようなものが知られてい
る。すなわち、このディスク自動交換装置101は1個
のディスクカセット10を搬送枠104内に取り込んで
搬送するようになっており、ディスクカセット10を交
換する場合は、搬送枠回転モーター105にて搬送枠1
04を90度回転(詳述せず)させて水平状態とし、光
ディスク装置102の前まで移動させる。
【0003】次に、光ディスク装置102から、取り出
すディスクカセット10が排出されて、図28(a)に
示す状態となり、ついで、図28(b)に示すように、
搬送枠104を水平移動(詳述せず)させて、ディスク
カセット10のかくし穴94にスライド爪106を入れ
る。しかるのち、図28(c)に示すように、スライド
爪106を駆動(詳述せず)してディスクカセット10
を搬送枠104内に引き込み、この状態で収納部103
の前まで移動する。次に搬送枠104を90度回転して
垂直状態にした後、水平移動を行ない、スライド爪10
6を駆動して、ディスクカセット10を搬送枠104内
から収納部103の元の位置に戻す。次に、図29
(a)に示すように、収納部103の指定されたディス
クカセット10の前まで搬送枠104を移動(詳述せ
ず)させたのち、図29(b)に示すように、搬送枠1
04を上方移動(詳述せず)させて、ディスクカセット
10のかくし穴94にスライド爪106を入れる。つい
で、図29(c)に示すように、スライド爪106を駆
動してディスクカセット10を搬送枠104内に引き込
み、搬送枠90度回転位置まで搬送枠104の水平移動
を行なった後、90度回転して搬送枠104を水平状態
とし、光ディスク装置102の前まで移動させる。光デ
ィスク装置102へのディスクカセット10の装填は、
前記図28(a)〜(b)で説明したディスクカセット
取外し動作の逆の順序にて行なわれる。
【0004】しかしながら、従来においては、搬送枠1
04内にディスクカセット10を取り込む場合、あるい
はカセット10を押し出す場合、搬送枠104の水平移
動動作および上下動作、スライド爪106の駆動等の動
作の組み合わせより数ステップの動作にて行っていたた
め、動作時間が長くなってしまうという問題があった。
【0005】そこで、図30に示すような装置により、
数ステップの動作を必要とすることなく、ディスクカセ
ット10の取り込み、あるいは押し出しができるように
したものが開発されている。
【0006】すなわち、この装置は、スライド爪28
4,284の基端部が連結金具210を介してベルト2
85に連結され、スライド爪284,284の先端部に
は突起部211が折曲形成されている。
【0007】これらスライド爪284,284は上記ベ
ルト285の走行に因り、ローラー286の円周方向に
沿って移動するときに回動し、その突起部211を上記
ディスクカセット10の両側面部に形成されたかくし穴
94に係脱させるようになっている。
【0008】上記スライド爪284,284の突起部2
11は、2連搬送枠59内にディスクカセット10を取
り込む際にディスクカセット10のかくし穴94に引掛
けて、取り込みを行なう。
【0009】ところで、上記スライド爪284,284
の略中央部にはベアリング212が取付けられている。
【0010】また、上記ベアリング212はスライド爪
284,284がディスクカセット10を押し出し終え
て、ローラー86の円周方向に沿って回転することによ
りディスクカセット10のかくし穴94から突起部21
1を離脱させる際に、ディスクカセット10に沿って回
転し、スライド爪284,284がディスクカセット1
0に引掛かることなく、円滑に回転させるようになって
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、スライド爪284,284のベアリング21
2が固定軸212aに取り付けられていたため、光ディ
スク装置102から排出されるディスクカセット10の
排出位置が規定量より大きくなって現状の引き込み動作
のマージン量を越えると、取り込み動作時に、ベアリン
グ212がディスクカセット10の側面部に当接して障
害物となり、スライド爪284,284が回動できなく
なる。このため、スライド爪284,284がディスク
カセット10のかくし穴94に係止せず、引き込みが不
能になるという問題があった。
【0012】そこで、本発明は情報処理部からカセット
が所定量以上大きく排出されても回転ローラが障害物に
なることなく、確実に係止部材をカセットの被係止部に
係止できるようにした情報記憶媒体のカセット自動交換
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、情報記録媒体を収容したカセットを出入自
在に収納する収納部と、前記カセットを出入自在に装着
させ該カセット内の情報記録媒体に対し情報処理を施
し、この情報処理後、前記カセットをその一部が外部に
突出する状態に排出させる情報処理部との間で前記カセ
ットを搬送し、該カセットを前記情報処理部あるいは前
記収納部に対し出入させる情報記憶媒体のカセット自動
交換装置において、前記カセットに設けられた被係止部
に係脱される係止部材と、この係止部材を正逆方向に移
動させて前記カセットを内部に取込み、あるいは内部か
ら押し出すとともに、前記係止部材を所定位置で正逆方
向に回動させて前記カセットの被係止部に係脱させる搬
送手段と、前記係止部材の中途部に回動自在に設けられ
所定の付勢力で付勢される回動アームと、この回動アー
ムの回動端部に設けられ、前記係止部材が前記カセット
の被係止部から離脱される際、前記カセットに沿って回
転することにより、前記カセットと前記係止部材との被
掛かりを防止する回転ローラとを具備し、前記回転ロー
ラは前記係止部材が前記情報処理部から排出されたカセ
ットの被係止部に係止される際、該カセットの排出量が
所定量より大きいときは、前記カセットに当接すること
により、前記回動アームを付勢力に抗して回動させて移
動退避し、前記係止部材を前記カセットの被係止部に係
止させることを特徴とする。
【0014】
【作用】前記情報処理部から排出されたカセットを取り
出す際、前記カセットの排出量が所定量より大きいとき
は、係止部材がカセット側に向かって回動すると、回転
ローラがカセットに当接する。この状態から、さらに、
係止部材が回動すると回動アームが付勢力に抗して回動
する。この回動アームの回動により、回転ローラが移動
退避し、回転ローラが係止部材の回動を妨げることがな
く、確実にカセットの被係止部に係止してカセットの取
り出しが可能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図23に示す一実施
例を参照しながら説明する。図2は本発明に係るディス
ク自動交換装置を適用した画像情報記憶検索装置を示す
ものであり、図中1は主制御装置である。この主制御装
置1は読取装置2、光ディスク装置3、3を内蔵したデ
ィスク自動交換装置4、キーボード5、出力装置6、記
録装置7、およびフロッピーディスク装置8に接続さ
れ、種々の画像情報処理を行なうようになっている。ま
た、上記読取装置2は、たとえば二次元走査装置で構成
され、文書等の原稿上を二次元走査することにより、原
稿上の画像情報に応じた電気信号を生成する。上記ディ
スク自動交換装置4の光ディスク装置3,3は、読取装
置2で読取られて主制御装置1を介して供給される画像
情報を後述する情報記録媒体としての光ディスク9に順
次記録する。上記キーボード5は、画像情報に対応する
固有の検索コード、各種動作指令等を入力するのに用い
られる。上記出力装置6は、たとえば陰極線管表示装置
(CRTディスプレイ装置)で構成され、読取装置2で
読取られた主制御装置1を介して供給される画像情報、
光ディスク装置3,3から読み出されて主制御装置1を
介して供給される画像情報、フロッピーディスク装置8
から読み出され主制御装置1を介して供給される検索コ
ード、およびキーボード5により入力された検索コード
などを表示する。
【0016】上記記録装置7は、読取装置2で読取られ
た主制御装置1を介して供給される画像情報または光デ
ィスク装置3,3から読み出され主制御装置1を介して
供給される画像情報をハードコピーの形で出力する。上
記フロッピーディスク装置8は、キーボード5により入
力された検索コードと、この検索コードに対応する画像
情報が記録されている光ディスク9上の記録アドレスと
からなる画像情報ごとの検索データをフロッピーディス
ク上に記憶する。
【0017】上記光ディスク9は、両面にレーザー光線
等による記録および再生が可能な情報形成層を有したも
ので、図3に示すように、ディスクカセット10内に収
容されている。
【0018】上記ディスク自動交換装置4は、前面に上
記ディスクカセット10をY方向(前後方向)に水平状
態で出入す得る出入口11が設けられている。また、内
部には、図1に示すように、上記出入口11を介してデ
ィスクカセット10の搬入及び搬出を行なう搬入搬出装
置12、この搬入搬出装置12により搬入されたディス
クカセット10を複数個収納し得る収納部13、上記搬
入したディスクカセット10内のディスク9に対して情
報の記録および再生を行なう2台の光ディスク装置(情
報記録再生装置)3,3、およびこれら光ディスク装置
3,3と搬入搬出装置12と上記収納部13との相互間
でディスクカセット10を搬送する搬送装置14が設け
られている。そして、上記収納部13および2台の光デ
ィスク装置3,3はZ方向(上下方向すなわち縦方向)
に配置されている。
【0019】上記収納部13は、多数のディスクカセッ
ト10…をY方向に水平状態かつ後部を突出した状態で
Z方向(上下方向)に所定間隙を存在して積層収納し得
るようになっている。そして、背面側からディスクカセ
ット10を収納したり、取り出したりすることができる
ようになっている。なお、収納部13は、図5乃至図1
2に示すように、右端面を構成するフレーム16にディ
スクカセット10の右端を案内する右端案内ガイド17
…が、左端面を構成するフレーム18にディスクカセッ
ト10の左端を案内する左端案内ガイド19…がそれぞ
れ設けられ、また格段の案内ガイドの先端部にはディス
クカセット10が収納されたことを検出する第1の検知
器20…が設けられている。また、左右の案内ガイド1
7…、19…は、ディスクカセット10の先端が若干下
がるように傾斜して左右フレーム16,18に取り付け
られており、収納されたディスクカセット10…の先端
は、ストッパー21にて位置決めされ、振動等により収
納されたディスクカセット10…の位置ズレがないよう
になっている。
【0020】上記搬入搬出装置12は、図1および図5
乃至図12に示すように、たとえば収納部13の中央部
に配置され、ディスクカセット10を、出入口11から
収納部13のY方向右端部に、収納部13に既に収納さ
れた他のディスクカセット10…と同一状態になる位置
まで搬送するとともに、収納部13のY方向右端部から
出入口11まで搬送する構成となっている。
【0021】ベース22は、出入口11近傍まで延出形
成されており、このベース22には第1および第2のガ
イド23,24がねじ止めされている。また、これら第
1および第2のガイド23,24間にはディスクカセッ
ト10の下面部を支承するスライド部25が挟み込ま
れ、Y方向(前後方向)へスライド可能となっている。
そして、このスライスド部25は、ステッピングモータ
ー26の回転にもとづいて走行駆動されるようになって
いる。
【0022】すなわち、上記ベース22の前端近傍に
は、支持フレーム27を介してステッピングモーター2
6が取付けられ、このステッピングモーター26の回転
軸28には、プーリー29が取付けられている。また上
記ベース22には軸30を介してプーリー31が支持さ
れていて、このプーリー31と上記プーリー29との間
にはベルト32が無端走行するように掛け渡されてい
る。また、上記軸30にはプーリー33が一体的に固定
され、このプーリー33と上記ベース22の後端近傍に
軸34を介して支持されたプーリー35との間にはベル
ト36がY方向に沿って無端走行するように掛け渡され
ている。更に、このベルト36はブラケット37を介し
て上記スライド部25と連結されている。そして、ステ
ッピングモーター26が正逆転することによりY方向に
沿って往復移動するようになっている。なお、上記スラ
イド部25には、それぞれ起立突出部38,39がY方
向に沿って設けられ、ディスクカセット10の下面両側
部をガイドするようになっている。
【0023】また、ベース22の前端部にはストッパー
40がねじ止めされ、スライド部25を衝止するように
なっており、この衝止する位置がスライス部25のイニ
シャル位置となっている。スライド部25がイニシャル
位置にあるか否かの確認は、第2の検知器41によって
検出されるようになっている。すなわち、この第2の検
知器41は、上記ベース22に固定され、図示しない光
源とこの光源からの光を受光する受光素子とを内蔵した
断面凹状を呈している。また、上記スライド部25の下
面には遮光板42が固定されている。そして、スライド
部25がイニシャル位置に位置すると遮光板42が第2
の検知器41の凹部に入り光源から受光素子へ向かう光
を遮るようになっている。また、上記スライド部25に
は、ディスクカセット10の挿入方向が正しいか否かお
よびディスクカセット10が確実に挿入されたか否かを
検出する第3の検出器43が取付けられて入る。また、
ベース22の後端部には、ストッパー44がねじ止めさ
れ、スライス部25を衝止するようになっており、この
衝止する位置で、スライド部25に載置せられて、搬入
されたディスクカセット10の後端部が収納部13に既
に収納された他のディスクカセット10…と同一状態と
なる。
【0024】スライド部25がこの位置にあるか否かの
確認は、第4の検知器45によって検出されるようにな
っている。すなわち、この第4の検知器45は、上記ベ
ース22に固定され、図示しない光源とこの光源からの
光を受光する受光素子とを内蔵した断面凹状を呈してい
る。また、スライド部25の下面に固定された前記遮光
板42が第4の検知器45の凹部に入り光源から受光素
子へ向かう光を遮ることにより、位置検出されるように
なっている。さらに、上記スライド部25の出入口11
側には、案内ガイド46が取付けられ、ディスクカセッ
ト10を挿入した際にそのディスクカセット10の前端
の位置決めを行なうようになっている。第3の検出器4
3でディスクカセット10の挿入方向が正しいことおよ
び、ディスクカセット10が確実に挿入されたことが確
認されると、ディスクカセット10の搬送が可能状態と
なる。
【0025】ディスクカセット10の挿入方向が正しい
か否かおよびディスクカセット10が正しい位置に挿入
されたか否かの確認は、上記案内ガイド46と第3の検
出器43によって行なわれる。図11に示すように、デ
ィスクカセット10の前端部面取り側が上記案内ガイド
46に沿ってスライド部25上に載置されている時が正
しい挿入方向であり、正しい方向で確実に挿入されてい
る時は、第3の検出器43により検出される。一方、挿
入方向が逆になった時は、図12に示すように上記案内
ガイド46によりディスクカセット10が正規の位置に
載置できないようになっているので、第3の検出器43
によりディスクカセット10が検出されない為、正しい
方向に挿入されていないことが検出される。
【0026】挿入方向が正しく確実に挿入されたことが
確認されると、ステッピングモーター26が正転し、こ
れにより、図13に示すように、スライド部25がディ
スクカセット10を載せた状態で、収納部13のY方向
右端部の方向へ走行し、第4の検知器45にてスライド
部25の下面に固定された遮光板42が検出されたとこ
ろで、停止する。その位置では、スライス部25に載っ
たディスクカセット10は、収納部13に既に収納され
た他のディスクカセット10…と同一状態となる。ここ
で、スライド部25の駆動源としてステッピングモータ
ー26を採用したので、モーターの自己保持力によって
その位置を保つことができ、スライド部25は停止位置
に固定された状態となる。したがって、この搬入搬出装
置12で収納部13に搬入されたディスクカセット10
は、搬送装置14により収納部13に収納された他のデ
ィスクカセット10…と同じ扱いができる。
【0027】次に上記搬送装置14を詳述する。上記図
1中47はフレームであり、このフレーム47には一対
のガイドシャフト48,48がZ方向に沿ってかつ平行
に配置されている。そして、これらのガイドシャフト4
8,48は、キャリッジ49,49が架設され、Z方向
に移動自在となっている。また、上記フレーム47に
は、各ガイドシャフト48,48の上端部および下端側
にローラー50…が軸支され、上下のローラー50…間
には、各ガイドシャフト48,48に沿って無端走行す
るようにベルト51,51が掛け渡されている。また、
下端側のローラー50,50はシャフト52により一体
に回転するようになっており、このシャフト52にはサ
ーボモーター53の駆動力がプーリー54、ベルト55
およびベルト56等を介して伝達されるようになってい
る。そして、上記ベルト51,51の一部がキャリッジ
49,49に連結されていて、サーボモーター53が正
逆回転することによりキャリッジ49,49がZ方向す
なわち上下方向に移動するようになっている。また、シ
ャフト52の他端には、絶対値エンコーダ57が取付け
られており、サーボモーター53の正逆回転が、プーリ
ー54、ベルト55およびベルト56等を介してシャフ
ト52に取付けられたローラー50,50に伝えられ、
上下のローラー50,50…間に掛け渡されているベル
ト51,51によりキャリッジ49,49がZ方向に上
下動しても、シャフト52の回転を絶対値エンコーダ5
7にて検出することにより、常にキャリッジ49,49
の絶対位置が検出されるようになっている。
【0028】図1および図14〜図15に示すように、
上記キャリッジ49,49にはアームベース58が取付
けられており、アームベース58の中央部には、2連搬
送枠59の回転中心シャフト60が固定されている。シ
ャフト60には、回動可能なようにベアリング61を介
して2連搬送枠59が取付けられており、アームベース
58に取付けられたウォームギャードモーター62の駆
動力は、ウォームギャードモーター62の出力軸に取付
けられた第1の平歯車63とシャフト60を回転中心と
して2連搬送枠59に取付けられた第2の平歯車64の
噛み合いによって伝達される。ウォームギャードモータ
ー62の正逆回転により2連搬送枠59が正逆方向に回
動し、180度回転し、水平状態で停止するようになっ
ている。アームベース58には、ショックアブソーバー
65,65とアジャストストッパー66,66および第
5の検知器67、第6の検知器68がシャフト60を中
心にして対称に位置に取付けられている。2連搬送枠5
9には、アームストッパー69および遮光板70が取付
けられており、2連搬送枠59の回転停止制御は、遮光
板70により、第5の検知器67、または、第6の検知
器68がさえぎられるタイミングでウォームギャードモ
ーター62の電流を切り、後は、慣性で回転し、アーム
ストッパー69がショックアブソーバー65に当って衝
撃を吸収し、最後にアジャストストッパー66に押し当
てられて停止する。アームストッパー69がアジャスト
ストッパー66に押し当てられて停止する為、第1の平
歯車63、第2の平歯車64等の歯車の噛み合いの遊び
によるガタもなく、正確な位置決めが行なわれる。ま
た、停止位置では、遮光板70により、第5の検知器6
7がさえぎられた状態で2連搬送枠59の第1のディス
クカセット保持枠71が上側にある状態を検出し、第6
の検知器68がさえぎられた状態で、2連搬送枠59の
第2のディスクカセット保持枠72が上側にある状態が
検出される。
【0029】また、図1および図16に示すように上記
フレーム47には、一対の輪軸73,73が軸支されて
おり(図示しない)、各輪軸73,73は、図16に示
すように、大径の滑車74と小径の滑車75とを同軸で
一体化したものである。そして、各輪軸73,73には
2本のワイヤ76,77のそれぞれの一端が固定され、
その一方のワイヤ76は、中途部が、上記大径の滑車7
4および図示しない固定滑車に掛け渡され、他端が上記
キャリッジ49に固定されている。また、他方のワイヤ
77は、中途部が上記小径の滑車75に掛け渡され、他
端がスプリング78の一端に連結されており、このスプ
リング78の他端はフレーム47の下部に連結されてい
る。(図示しない)そして、キャリッジ49部分の重量
とスプリング78,78の張力とがバランスされてい
る。
【0030】また、上記収納部13には、ディスクカセ
ット10…が傾いた状態で収納され、この収納部13と
同角度に上記2連搬送枠59の回転中心シャフト60が
図17に示すように傾斜され、これにより2連搬送枠5
9も傾斜されている。また、この傾きに合わせて、上記
光ディスク装置3,3のディスク挿入口79,79よ
り、ディスクカセット10の挿入取り外しが行なわれる
ようになっている。
【0031】また上記2連搬送枠59は、図14および
図15に示すように、上記回転中心シャフトに取り付け
られたフレーム80と、このフレーム80に取り付けら
れて、ディスクカセット10の一端を案内し、第1のデ
ィスクカセット保持枠71と第2のディスクカセット保
持枠72の一端を成す第1のガイドレール81と、同じ
くフレーム80に取付けられてディスクカセット10の
他端を案内し、第1のディスクカセット保持枠71と第
2のディスクカセット保持枠72の他端を成す第2のガ
イドレール82と、第1のガイドレール81と第2のガ
イドレール82を連結して補強する補強板83,83と
で矩形状に形成されていて、ディスクカセット10の搬
送時には、図18に示すように、ディスクカセット10
を2連搬送枠59内に完全に保持した状態で搬送するよ
うになっている。第1のガイドレール81と第2のガイ
ドレール82には、ディスクカセット10をそのかくし
穴(被係止部)94(図19に示す)に契合して2連搬
送枠59内への取り込みおよび2連搬送枠59からの送
り出しを行なう係止部材としてスライド爪84,84が
スライド自在に設けられており、このスライド爪84,
84はベルト85,85の一部に連結されている。この
ベルト85,85は、第1および第2のガイドレール8
1,82の前端に取付けられたローラー86と後端に取
付けられたローラー87の間に掛け渡され、第1および
第2のガイドレール81,82に沿って無端走行するよ
うになっているとともに、フレーム80に取付けられた
ステッピングモーター88の駆動力が、第2のガイドレ
ール82側には、プーリー89およびベルト90を介し
て伝えられ、第1のガイドレール81側には、プーリー
89、ベルト91を介して、逆転ユニット92に伝えら
れ、逆転ユニット92にて、回転方向を反対にして、ベ
ルト93を介して伝達されるようになっている。そし
て、ステッピングモーター88の正逆回転により、第1
のガイドレール81のスライド爪84と第2のガイドレ
ール82のスライド爪84が同期して、第1および第2
のガイドレール81,82上を移動するようになってい
る。また、2連搬送枠59の第1のディスクカセット保
持枠71と第2のディスクカセット保持枠72は、同じ
構成からなり、各々のステッピングモーター88,88
により、それぞれ独立駆動されるようになっている。
【0032】上記スライド爪84,84は図4に示すよ
うに、その基端部が連結金具110を介してベルト85
に連結され、先端部には突起部111が折曲形成されて
いる。また、このスライド爪84,84の略中央部には
回転ローラとしてのベアリング112が取付けられてい
るとともに基端部には回転自在にガイドピン113,1
13が突設されている。
【0033】これらスライド爪84,84は上記ベルト
85の走行によりローラー86の円周方向に沿って移動
するときに回動し、その突起部111を上記ディスクカ
セット10の両側面部に形成されたかくし穴94に係脱
させるようになっている。
【0034】上記スライド爪84,84の突起部111
は、2連搬送枠59内にディスクカセット10を取り込
む際にディスクカセット10のかくし穴94に引掛け
て、取り込みを行なう。その際に、ガイドレール81,
82に設けられたガイド溝114にガイドピン113が
はまり込み、ディスクカセット10のかくし穴94から
突起部111がはずれない様にして、安定して取り込み
が行なえる様になっている。
【0035】また、上記ベアリング112は上記スライ
ド爪84,84がディスクカセット10を押し出し終わ
って、ローラー86の円周方向に沿って回転してディス
クカセット10のかくし穴94から突起部111を離脱
させる際に、ディスクカセット10に沿って回転する。
このベアリング112の回転により、上記スライド爪8
4,84はディスクカセット10に引掛かることなく、
円滑に回動しその突起部111をディスクカセット10
のかくし穴94から離脱させる。
【0036】ところで、上記ベアリング112は図24
にも示すように、回動アーム115の回動端部に回転自
在に取り付けられている。上記回動アーム115は支軸
116を介して上記スライド爪84の中途部に回動自在
に取り付けられるとともに、捩じりコイルバネ117に
より、矢印a方向に付勢されている。
【0037】上記回動アーム115は捩じりコイルバネ
117の付勢力に抗して矢印b方向に回動されてベアリ
ング112を移動させて上記スライド爪84に形成され
た凹所84a内に退避できるようになっている。
【0038】しかして、光ディスク装置3から排出され
たディスクカセット10を引き出すとき、ディスクカセ
ット10の排出量が所定量より大きい場合には、スライ
ド爪84が回動されると、図25(a)に示すように、
そのベアリング112がディスクカセット10の側面部
に当接してスライド爪84の回動が規制されようとす
る。
【0039】しかし、このときには、回動アーム115
が捩じりコイルバネ117の付勢力に抗して回動されて
図25(b)に示すように、ベアリング112が移動さ
れてスライド爪84の凹所84a内に退避される。
【0040】したがって、ベアリング112がスライド
爪84の回動の障害物になることはなく、スライド爪8
4はそのまま回動されてその突起部111をディスクカ
セット10のかくし穴94に係止させる。
【0041】このように、ディスクカセット10の排出
量が所定量より大きい場合でも、ベアリング112がス
ライド爪84の回動の邪魔になることがなく、確実にス
ライド爪84の突起部111をディスクカセット10の
かくし穴94に係止させて引き出すことができ、従来と
比較し、約2倍のマージンをとることができる。
【0042】次に、上記装置の動作について説明する。
【0043】収納部13から2連搬送枠59への取り込
みは、図20(a)に示す状態から、スライド爪84,
84を駆動して、図20(b)に示すようにディスクカ
セット10のかくし穴94,94にスライド爪84,8
4を入れる。さらに図20(c)に示すようにスライド
爪84,84を駆動して、ディスクカセット10を2連
搬送枠59内に引込み、この状態で2連搬送枠59を指
定された場所に移動する。2連搬送枠59から、収納部
13への送り出しは、上記動作と逆の動作で行なう。
【0044】また、光ディスク装置3,3から、2連搬
送枠59への取り込みは、図17に示すように、光ディ
スク装置3から排出されるディスクカセット10の位置
が、収納部13に収納されている他のディスクカセット
10…と同じ位置まで排出されるようになっているの
で、上記収納部13から2連搬送枠59への取り込みと
同様に行なう。また、逆の動作も同様である。また、図
21に示すように、第1および第2のディスクカセット
保持枠71,72の幅は、ディスクカセット10の厚さ
よりも若干広くなっており、ディスクカセット10を取
り込み易いようななっている。収納部13側の案内ガイ
ド17,19の取付けピッチも同様にディスクカセット
10の厚さよりも若干広くなるように取付けられてお
り、ディスクカセット10を収納部13に収納する際に
収納し易くなっている。さらに、図21(a)に示すよ
うに2連搬送枠59から収納部13へディスクカセット
10を収納する際、収納部13の案内ガイド17,19
の取付けピッチの真中の位置で収納動作が行なわれるよ
うに、2連搬送枠59は位置決めされ、また、図21
(b)に示すように、収納部13から2連搬送枠59へ
ディスクカセット10を取り込む際、2連搬送枠59の
ディスクカセット保持枠71,72の真中の位置で収納
動作が行なわれるように、2連搬送枠59は、位置決め
される為、収納、取り込み動作が確実に行なわれる。ま
た、光ディスク装置3,3のディスクカセット10の挿
入、取り外し動作(図示せず)も同様に2連搬送枠59
の位置決めが行なわれ、挿入、取り外し動作が確実に行
なわれるようになっている。
【0045】また、図15に示すように、2連搬送枠5
9の第1のディスクカセット保持枠71と第2のディス
クカセット保持枠72は、回転中心シャフト60に対し
て対称の位置に配置され、一体化されて2連搬送枠59
を構成している為、2連搬送枠59が180度回転する
と、第1のディスクカセット保持枠71と第2のディス
クカセット保持枠72は互いに他の位置まで回転するよ
うになっている。また、2連搬送枠59の第1のディス
クカセット保持枠71と第2のディスクカセット保持枠
72のピッチを収納部13の案内ガイド17,19の取
付けピッチと同じにしている為、収納部13での停止位
置決めポイント数が少なくてすみ、Z方向(上下方向)
の位置決め制御がやり易くなっている。
【0046】この様に構成された搬送装置14は、搬入
搬出装置12により搬入されたディスクカセット10を
一旦光ディスク装置3に装填し、光ディスク装置3がデ
ィスク9の情報を読み取ることによりA面かB面かを識
別したその情報にもとづいて、収納部13の空き部分に
ディスクカセット10を同じ向きで収納する収納動作を
行なう。また、指定されたディスクカセット10を収納
部13から指定された光ディスク装置3まで搬送して挿
入する装填動作、指定された光ディスク装置3から排出
されたディスクカセット10を収納部13の元の位置に
戻す取り外し動作、装填動作と取り外し動作の複合動作
である交換動作、指定された光ディスク装置3に装填さ
れているディスクカセット10を取り外し、A面とB面
の反転を行なって再度、光ディスク装置3に装填を行な
う反転動作、指定されたディスクカセット10を収納部
13から取り外し、搬入搬出装置12に供給し、搬入搬
出装置12により出入口11より排出される返却動作等
を行なう。
【0047】次に全体の概略動作を図22に示すように
交換動作をとって説明する。オペレーターから処理指令
が出されると、図22(a)に示すように搬送装置14
は、収納部13の指定されたディスクカセット10の位
置まで移動し、2連搬送枠59のたとえば、第1のディ
スクカセット保持枠71にディスクカセット10を取り
込み、図22(b)に示すように、指定された光ディス
ク装置3の位置まで移動する。その間に光ディスク装置
3は、ディスクカセット10の排出を行なう。次に、図
22(b)に示すように2連搬送枠59の第2のディス
クカセット保持枠72に光ディスク装置3から排出され
たディスクカセット10を取り込むと、図22(c)に
示すように、搬送装置14は、第1のディスクカセット
保持枠71のディスクカセット10を光ディスク装置3
に挿入可能な位置に移動し、光ディスク装置3にディス
クカセット10を挿入する。次に、図23(a)に示す
ように、搬送装置14は、収納部13の前まで移動し、
ディスクカセット10を元の位置に収納し、図23
(b)に示す状態で交換動作は終了する。その間に光デ
ィスク装置3は、ディスクカセット10の取り込みを行
なう。上記例の説明では、2連搬送枠59の回転を伴わ
ない交換動作を説明したが、たとえば、収納部13に収
納されているディスクカセット10…と反対向きに光デ
ィスク装置に装填されたディスクカセット10を収納部
13に返却する際に、光ディスク装置3から収納部13
の元の位置に搬送装置14を移動すると同時に2連搬送
枠59を回転させて、ディスクカセット10の向きを同
じにして返却動作が行なわれる等、適宜、2連搬送枠5
9の回転動作を組み合わせることにより、その他の動作
が行なわれる。
【0048】上記したように、2連搬送枠59のスライ
ド爪84,84を回動させてその突起部111,111
をディスクカセット10のかくし穴94,94に係脱さ
せるため、2連搬送枠59自体を水平方向あるいは上下
方向に移動させるといったことはなく、ディスクカセッ
ト10のかくし穴94,94にスライド爪84,84の
突起部111,111を係脱させることができる。
【0049】したがって、収納部13あるいは光ディス
ク装置3,3に対するディスクカセット10の出入作業
が簡略化し、作業時間を短縮化できる。
【0050】また、ディスクカセット10の両側面部に
それぞれかくし穴94,94を形成し、これらかくし穴
94,94にスライド爪84,84の突起部111,1
11を係止させるため、ディスクカセット10の出入動
作も確実化できる。
【0051】また、ディスクカセット10の取込時には
スライド爪84,84のガイドピン113をガイドレー
ル81,82のガイド溝114に嵌入させるため、ディ
スクカセット10のかくし穴94,94から突起部11
1,111が外れることがなく、安定して取込むことが
できる。
【0052】さらに、スライド爪84,84にはベアリ
ング112を設けるため、ディスクカセット10のかく
し穴94から突起部111を取外す際、ベアリング11
2がディスクカセット10に沿って回転しスライド爪8
4,84を回動させることができる。
【0053】また、本発明においては、上述したよう
に、上記ベアリング112を回動アーム115に取り付
け、光ディスク装置3から排出されたディスクカセット
10を引き出す際に、ディスクカセット10の排出量が
所定量より大きい場合には、回動アーム115を捩じり
コイルバネ117の付勢力に抗して回動させてベアリン
グ112を移動退避させるため、ベアリング112がス
ライド爪84の回動の障害物になることがない。したが
って、確実にスライド爪84の突起部111をディスク
カセット10のかくし穴94に係止させて引き出すこと
ができ、従来と比較し、約2倍のマージンをとることが
できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
係止部材の回転ローラを回動アームに取り付け、情報処
理装置から排出されたカセットを引き出す際、カセット
の排出量が所定量より大きい場合には、回動アームを付
勢力に抗して回動させて回転ローラを移動退避させるか
ら、回転ローラが係止部材の回動の障害物になることが
ない。したがって、確実に係止部材をカセットの被係止
部に係止させて引き出すことができ、従来と比較し、約
2倍のマージンをとることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ディスク自動
交換装置の内部構造を示す斜視図。
【図2】図1のディスク自動交換装置を備える画像検索
装置を示す斜視図。
【図3】図1のディスク自動交換装置により交換される
ディスクカセットを示す斜視図。
【図4】図1のディスク自動交換装置に備えられる搬送
手段の一部を示すもので、図4(a)はその平面図、図
4(b)はその正面図。
【図5】図1のディスク自動交換装置の収納部を搬送装
置側から見た図。
【図6】図5の収納部を示す側面図。
【図7】図5の収納部にディスクカセットを収納した状
態を示す平面図。
【図8】図5の収納部にディスクカセットを搬出入する
搬入搬出装置を示す上面図。
【図9】図8の搬入搬出装置を示す側面図。
【図10】図8の搬入搬出装置を示す正面図。
【図11】図8の搬入搬出装置のスライド部にディスク
カセットを正しく載せた状態を示す動作説明図。
【図12】図8の搬入搬出装置のスライド部にディスク
カセットを前後方向を逆にして載せた状態を示す動作説
明図。
【図13】図8の搬入搬出装置にディスクカセットを載
置した状態を示す説明図。
【図14】図1のディスク自動交換装置に備えられる搬
送装置の2連搬送枠を示すもので、図14(a)はその
平面図、図14(b)はその正面図。
【図15】図14の搬送装置の2連搬送枠を示すもの
で、図15(a)はその内部構成図、図15(b)はそ
の正面図。
【図16】図14の搬送装置に備えられる輪軸を示す斜
視図。
【図17】図1のディスク自動交換装置における搬送装
置の2連搬送枠の傾斜状態および光ディスク装置からの
ディスクカセット排出位置を示す側面図。
【図18】図15の搬送装置の2連搬送枠内にディスク
カセットを完全に取り込んだ状態を示すもので、図18
(a)はその平面図、図18(b)はその正面図。
【図19】図1のディスク自動交換装置で用いられるデ
ィスクカセットのかくし穴を示す斜視図。
【図20】図1のディスク自動交換装置において収納部
のディスクカセットを2連搬送枠へ取り込む動作を示す
説明図。
【図21】図1のディスク自動交換装置において2連搬
送枠と収納部との間におけるディスクカセットの交換時
における位置決め状態を示す説明図。
【図22】図1のディスク自動交換装置におけるカセッ
トの交換動作を示す説明図。
【図23】図1のディスク自動交換装置におけるカセッ
トの交換動作を示す説明図。
【図24】図4の搬送手段によって動作される係止部材
がカセットのかくし穴に係止された状態を示す平面図。
【図25】図4の搬送手段によって動作される係止部材
の回転ローラがカセットに当接したときの動作を示す説
明図。
【図26】従来のディスク自動交換装置の内部構造を示
す斜視図。
【図27】図26のディスク自動交換装置を示す側面
図。
【図28】図26のディスク自動交換装置における光デ
ィスク装置から搬送枠へのディスクカセットの取り込み
動作を示す説明図。
【図29】図26のディスク自動交換装置における収納
部から搬送枠へのディスクカセットの取り込み動作を示
す説明図。
【図30】従来のディスクカセットの取込装置を示す構
成図。
【符号の説明】
3…光ディスク装置(情報処理部)、9…ディスク(情
報記録媒体)、10…ディスクカセット、13…収納
部、14…搬送装置(搬送手段)、84…スライド爪
(係止部材)、112…ベアリング(回転ローラ)、1
15…回動アーム、117…捩じりコイルバネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体を収容したカセットを出入
    自在に収納する収納部と、前記カセットを出入自在に装
    着させ該カセット内の情報記録媒体に対し情報処理を施
    し、この情報処理後、前記カセットをその一部が外部に
    突出する状態に排出させる情報処理部との間で前記カセ
    ットを搬送し、該カセットを前記情報処理部あるいは前
    記収納部に対し出入させる情報記憶媒体のカセット自動
    交換装置において、 前記カセットに設けられた被係止部に係脱される係止部
    材と、 この係止部材を正逆方向に移動させて前記カセットを内
    部に取込み、あるいは内部から押し出すとともに、前記
    係止部材を所定位置で正逆方向に回動させて前記カセッ
    トの被係止部に係脱させる搬送手段と、 前記係止部材の中途部に回動自在に設けられ所定の付勢
    力で付勢される回動アームと、 この回動アームの回動端部に設けられ、前記係止部材が
    前記カセットの被係止部から離脱される際、前記カセッ
    トに沿って回転することにより、前記カセットと前記係
    止部材との被掛かりを防止する回転ローラと、 を具備し、 前記回転ローラは前記係止部材が前記情報処理部から排
    出されたカセットの被係止部に係止される際、該カセッ
    トの排出量が所定量より大きいときは、前記カセットに
    当接することにより、前記回動アームを付勢力に抗して
    回動させて移動退避し、前記係止部材を前記カセットの
    被係止部に係止させることを特徴とする情報記憶媒体の
    カセット自動交換装置。
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