JP3571517B2 - 鋼管杭 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅建設用の地盤などに強度を付与するために埋設する鋼管杭に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、杭本体の先端に堀削刃や堀削爪などを設けるとともに、外周面に螺旋翼を設けた鋼管杭が知られている。このような鋼管杭は、先端に堀削刃の堀削爪などを設けるとともに外周面に螺旋翼を設けた先端金具を杭本体来の先端に連結するものもある。堀削刃や螺旋翼などを設けた先端金具を別に形成し、この先端金具を杭本体に連結した方が製作性がよいという理由による。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このように形成された先端金具をどのようにして杭本体の先端に連結するか問題となっている。つまり、連結強度を必要とする上に、連結の作業性のよいことが求められるからである。
【0004】
本発明の鋼管杭は、先端金具を杭本体に、あるいは杭本体同士を作業性よく強固に連結してなるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の鋼管杭は、先端金具を連結してなる鋼管杭であって、先端金具と鋼管杭本体はいずれか一方の管状部材の一部を他方の管状部材内に差し込み、受け入れ側である他方の管状部材内に設けた中仕切り板で、このように差し込んだ一方の管状部材の差し込み端部を受け止めるようになし、この一方の管状部材の差し込み端部に設けた蓋板と前記した他方の管状部材内に設けた中仕切り板との、一方に複数個のボルト通し孔を形成するとともに他方に複数個のねじ孔を形成し、これら蓋板と中仕切り板とに形成したボルト通し孔とねじ孔とを適合させ、適合されたボルト通し孔からねじ孔にボルトをねじ入れて締め付けることにより先端金具を鋼管杭本体に連結してなるものである。
【0006】
また、本発明の鋼管杭は、一方の管状部材の差し込み端部に設けた蓋板と他方の管状部材に設けた中仕切板とをボルト固定するとともに、一方の管状部材と他方の管状部材とを溶接によりつないでなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1は、本発明の鋼管杭において、一方の管状部材である先端金具の後端の一部を他方の管状部材である鋼管杭本体内に差し込み固定してなる状態を示した一部破断側面図である。
【0009】
本発明の鋼管杭1は、一方の管状部材である先端金具11の後端の一部を他方の管状部材である鋼管杭本体21内に差し込む。鋼管杭本体21内には差し込んだ先端金具11の差し込み端部を受け止める中仕切り板22を設けている。
【0010】
短管状の先端金具11の差し込み端部には蓋板12を設けている。この蓋板12には複数個のボルト通し孔13を形成している。また、前記した中仕切り板22には複数個のねじ孔23を形成している。蓋板12のボルト通し孔13と中仕切り板22のねじ孔23とを適合させ、適合させたボルト通し孔13からねじ孔23にボルト3をねじ入れて締め付けることにより先端金具11を鋼管杭本体21に連結固定して鋼管杭1となす。
【0011】
先端金具11は、先端外周に少なくとも先端面より下方へ突出するとともに先端外周よりも外方へ突出した一または複数個の堀削爪14を設けている。先端金具11の先端にはこの堀削爪14に加えて堀削刃を設けていてもよい。もしくは、堀削爪14に代えて堀削刃のみを設けていてもよい。また、先端金具11の外周面には一巻き又は数巻きの螺旋翼15を突設してなる。
【0012】
図2は、本発明の鋼管杭において、一方の管状部材である鋼管杭本体の先端の一部を他方の管状部材である先端金具の後端内に差し込み固定してなる状態を示した一部破断側面図である。
【0013】
つまり、図2に示す本発明の鋼管杭は、図1に示す本発明の鋼管杭と比べて、差し込む部材が逆となる。この鋼管杭1は、一方の管状部材である鋼管杭本体21の先端の一部を他方の管状部材である先端金具11の後端内に差し込むのである。先端金具11内には差し込んだ鋼管杭本体21の差し込み端部を受け止める中仕切り板16を設けている。鋼管杭本体21の先端には蓋板24を設けている。この蓋板24には複数個のねじ孔25を形成している。また、前記した中仕切り板16には複数個のボルト通し孔17を形成している。蓋板24のねじ孔25と中仕切り板16のボルト通し孔17とを適合させ、適合させたボルト通し孔17からねじ孔25にボルト3をねじ入れて締め付けることにより先端金具11を鋼管杭本体21に連結固定して鋼管杭1となす。
【0014】
連結固定手段として、ボルト3で締め付けるとともに、先端金具11と鋼管杭本体21を溶接によりつないでもよい。
【0015】
【発明の効果】
このように構成した本発明の鋼管杭は、先端金具と鋼管杭本体をボルトを用いて締め付けることにより連結固定したため連結の作業性がよいし、連結固定が強固である。しかも、ボルトが管状部材内で締め付けられるため、鋼管杭の外周面に障害物が存在せず埋設性がよい。
【0016】
また、ボルト締めと溶接とを併用するとさらに強固な連結ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一方の管状部材である先端金具の後端の一部を他方の管状部材である鋼管杭本体内に差し込み固定してなる状態を示した一部破断側面図である。
【図2】一方の管状部材である鋼管杭本体の先端の一部を他方の管状部材である先端金具内に差し込み固定してなる状態を示した一部破断側面図である。
【符号の説明】
1 鋼管杭
11 先端金具
12 蓋板
13 ボルト通し孔
14 堀削爪
15 螺旋翼
16 中仕切り板
17 ボルト通し孔
21 鋼管杭本体
22 中仕切り板
23 ねじ孔
24 蓋板
25 ねじ孔
3 ボルト

Claims (2)

  1. 先端金具を連結してなる鋼管杭であって、先端金具と鋼管杭本体はいずれか一方の管状部材の一部を他方の管状部材内に差し込み、受け入れ側である他方の管状部材内に設けた中仕切り板で、このように差し込んだ一方の管状部材の差し込み端部を受け止めるようになし、この一方の管状部材の差し込み端部に設けた蓋板と前記した他方の管状部材内に設けた中仕切り板との、一方に複数個のボルト通し孔を形成するとともに他方に複数個のねじ孔を形成し、これら蓋板と中仕切り板とに形成したボルト通し孔とねじ孔とを適合させ、適合させたボルト通し孔からねじ孔にボルトをねじ入れて締め付けることにより先端金具を鋼管杭本体に連結してなることを特徴とする鋼管杭。
  2. 一方の管状部材の差し込み端部に設けた蓋板と他方の管状部材に設けた中仕切板とをボルト固定するとともに、一方の管状部材と他方の管状部材とを溶接によりつないでなる請求項1に記載の鋼管杭。
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