JP3571268B2 - 霧観測レーダ装置 - Google Patents

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    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、観測空間における視程距離を算出する霧観測レーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の霧観測レーダ装置の構成を示すブロック図であり、図において、1は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値11を求める気象レーダ装置で、4は、気象レーダ装置1が求めた反射強度値11に基づき、観測空間において肉眼で認めうる視程距離16を算出する視程距離算出手段である。この視程距離の悪化は、自動車の運転の障害や、飛行機の離発着の障害等、社会生活上重大な影響を持つものである。
【0003】
次に動作について説明する。
気象レーダ装置1を使用して視程距離16を算出する霧観測レーダ装置では、まず気象レーダ装置1により視程距離16を算出しようとする空間について観測を行い、空気中の気象粒子からの反射波による反射強度値11を求める。
【0004】
次に、視程距離算出手段4は、得られた反射強度値11を用いて、例えば次の(1)式、(2)式により視程距離16を求める。
Figure 0003571268
ここで、Zは反射強度値11で、dBZは反射強度値Zの対数値、Wは霧水量(g/m ),Visibility(m)は視程距離16を示している。
【0005】
上記(1)式、(2)式は、柳沢他、ミリ波レーダーによる海霧の観測、天気、Vol.33,no.11,pp.603−612,1986及びB.Kunkel,Parameterization of Droplet Terminal Velocity and Extinction Coefficient in Fog Models,Journal of Climate and Applied Meteorology,Vol.3,pp34−41,Jan.1984に示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の霧観測レーダ装置は、以上のように構成されているので、上記の(1)式、(2)式により視程距離16の算出が行われ、反射強度値11が大きい場合には、視程距離16が一律に短くなる結果が得られる。しかし、一般に反射強度値11が大きくなる降雨時は、霧の場合に比べ視程距離16は格段に長くなり、霧の場合と同じ式を用いて降雨時の視程距離16を算出すると、誤差は大きくなる。図9は霧の場合と雨の場合の反射強度値11と視程距離16との関係を示す図である。
【0007】
しかし、従来の方法では、上記の通り気象レーダ装置1のデータからは、雨と霧を区別することなく一律に視程距離16に換算していた。これは気象レーダ装置1のデータから雨と霧を区別することができなかったためであり、このため、気象レーダ装置1単独では、霧による視程距離16を正確に算出することができないという課題があった。
【0008】
また、他のセンサーにより霧か雨かを判断し、雨の場合は人手により視程距離16を修正するといった手段を取った場合には、他のセンサーがない地点で視程距離16を正しく算出できず、気象レーダ装置1の観測メリットである広域同時性が生かされないという課題があった。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、気象レーダ装置1の特徴である広域同時観測を生かしながら、霧及び雨の場合の視程距離を正確に算出できる霧観測レーダ装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る霧レーダ装置は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値とエコー頂高度値の空間分布を求める気象レーダ装置と、上記気象レーダ装置が求めたエコー頂高度値の空間分布に基づき、上記気象粒子が霧であるか雨であるかを判別して判別結果を出力する霧/雨判別手段と、上記気象レーダ装置が求めた反射強度値と、上記霧/雨判別手段が判別した判別結果に基づき、肉眼で認めうる視程距離を算出する視程距離算出手段とを備えたものである。
【0011】
この発明に係る霧レーダ装置は、気象レーダ装置が、CAPPI観測によりエコー頂高度値の空間分布を求めるものである。
【0012】
この発明に係る霧レーダ装置は、気象レーダ装置が、RHI観測によりエコー頂高度値の空間分布を求めるものである。
【0013】
この発明に係る霧レーダ装置は、気象レーダ装置により求められたエコー頂高度値の空間分布が、高度1km〜2kmでほぼ一定に分布する場合に、霧/雨判別手段は霧と判別し、上記エコー頂高度値の空間分布が、高度1km〜2km以上の高い高度まで分布する場合に雨と判別するものである。
【0014】
この発明に係る霧レーダ装置は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値と鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求める気象レーダ装置と、上記気象レーダ装置が求めた鉛直方向のドップラ速度の空間分布に基づき、上記気象粒子が霧であるか雨であるかを判別して判別結果を出力する霧/雨判別手段と、上記気象レーダ装置が求めた反射強度値と、上記霧/雨判別手段が判別した判別結果に基づき、肉眼で認めうる視程距離を算出する視程距離算出手段とを備えたものである。
【0015】
この発明に係る霧レーダ装置は、気象レーダ装置が、VVP観測により鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求めるものである。
【0016】
この発明に係る霧レーダ装置は、気象レーダ装置が、視線方向のドップラ速度から、VAD法により求めた水平風をベクトル的に引き算することにより、鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求めるものである。
【0017】
この発明に係る霧レーダ装置は、霧/雨判別手段が、気象レーダ装置が求めた鉛直方向のドップラ速度の空間分布に、下向きのドップラ速度成分がない場合に霧と判別し、上記鉛直方向のドップラ速度の空間分布に、下向きのドップラ速度成分がある場合に雨と判別するものである。
【0018】
この発明に係る霧レーダ装置は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値と気象粒子形状の空間分布を求める気象レーダ装置と、上記気象レーダ装置が求めた気象粒子形状の空間分布に基づき、上記気象粒子が霧であるか雨であるかを判別して判別結果を出力する霧/雨判別手段と、上記気象レーダ装置が求めた反射強度値と、上記霧/雨判別手段が判別した判別結果に基づき、肉眼で認めうる視程距離を算出する視程距離算出手段とを備えたものである。
【0019】
この発明に係る霧レーダ装置は、気象レーダ装置が、二重偏波観測により気象粒子形状の空間分布を求めるものである。
【0020】
この発明に係る霧レーダ装置は、気象レーダ装置が求めた気象粒子形状が球形である場合に、霧/雨判別手段は霧と判別し、上記気象粒子形状が偏平である場合に雨と判別するものである。
【0021】
この発明に係る霧レーダ装置は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値を求めると共に、エコー頂高度値の空間分布、鉛直方向のドップラ速度の空間分布、気象粒子形状の空間分布のうち、少なくともいずれか2つの空間分布を求める気象レーダ装置と、上記気象レーダ装置が求めた少なくともいずれか2つの空間分布に基づき、上記気象粒子が霧であるか雨であるかを判別して判別結果を出力する霧/雨判別手段と、上記気象レーダ装置が求めた反射強度値と、上記霧/雨判別手段が判別した判別結果に基づき、肉眼で認めうる視程距離を算出する視程距離算出手段とを備えたものである。
【0022】
この発明に係る霧レーダ装置は、霧/雨判別手段が霧であることを判別した場合に、視程距離算出手段が、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出するものである。
【0023】
この発明に係る霧レーダ装置は、霧/雨判別手段が雨であることを判別した場合に、視程距離算出手段が、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出するものである。
【0024】
この発明に係る霧レーダ装置は、霧/雨判別手段が霧であることを判別した場合に、視程距離算出手段は、霧の場合の変換パラメータを使用した反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出し、上記霧/雨判別手段が雨であることを判別した場合に、雨の場合の変換パラメータを使用した上記反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による霧観測レーダ装置の構成を示すブロック図であり、図において、1は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値11とエコー頂高度値の空間分布12を求める気象レーダ装置、2は、気象レーダ装置1が求めたエコー頂高度値の空間分布12に基づき、霧であるか雨であるかを判別して判別結果15を出力する霧/雨判別手段、3は、気象レーダ装置1が求めた反射強度値11と霧/雨判別手段2が判別した判別結果15に基づき、霧の場合又は雨の場合の視程距離16を算出する視程距離算出手段である。
【0026】
ここで、エコー頂高度値は、反射強度値11の一定の値について、最も高度が高い所の値の水平分布のことで、ある一定の値については、通常は気象レーダ装置1が観測しうる最も弱い値を選定する。
【0027】
次に動作について説明する。
気象レーダ装置1は、気象粒子からの反射強度値11を求めると共に、CAPPI(Constant Altitude Plan Position Indicator)観測により、エコー頂高度値の空間分布12を求める。このCAPPI観測は、気象レーダ装置1のアンテナ(図示せず)を、Azimuth方向に、仰角を変化させながら数回転させながら電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信する方法で、全周にわたり、距離、方位、高度別のデータを得ることができるので、観測空間が雨であるか霧であるかを、エコー頂高度値により判別するのに適している。
【0028】
図2は霧の場合の反射強度値11(dBZ)におけるエコー頂高度値の空間分布12を示す図であり、エコー頂高度値が1〜2kmの高さで一様に分布している。また、図3は雨の場合の反射強度値11(dBZ)におけるエコー頂高度値の空間分布12を示す図であり、エコー頂高度値が2km以上の高さに渡って分布している。すなわち、図2及び図3において、エコー頂高度値は、反射強度値11(dBZ)の最も高度が高い所の値の水平分布から得られる。なお、図2及び図3に示すdBZの値は、基準値を「0」とした相対的な値である。
【0029】
霧/雨判別手段2は、エコー頂高度値の空間分布12が図2に示すような分布を示している場合には霧の判別結果15を出力し、エコー頂高度値の空間分布12が図3に示すような分布を示している場合には雨の判別結果15を出力する。
【0030】
視程距離算出手段3は、視程距離16を算出しようとする空間における反射強度値11について、霧/雨判別手段2による判別結果15が霧の場合には、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式、例えば図9に示す霧の場合の特性を示す変換式、すなわち、上記(1)式、(2)式を用いて視程距離16を算出する。また、霧/雨判別手段2による判別結果15が雨の場合には、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式、例えば図9に示す雨の場合の特性を示す変換式を用いて視程距離16を算出する。
【0031】
以上のように、この実施の形態1によれば、気象レーダ装置1は、気象粒子からの反射強度値11を求めると共に、CAPPI観測によりエコー頂高度値の空間分布12を求め、霧/雨判別手段2がエコー頂高度値の空間分布12により、霧の場合であるか雨の場合であるかを判別し、視程距離算出手段3が、霧の場合には、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出し、雨の場合には、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出することにより、気象レーダ装置1の広域同時観測性を損なうことなく、霧の場合の視程距離16又は雨の場合の視程距離16を正確に算出することができるという効果が得られる。
【0032】
また、この実施の形態1によれば、CAPPI観測によりエコー頂高度値の空間分布12を求めているので、全周にわたり、距離、方位、高度別のデータを得ることができ、霧/雨判別手段2が精度良く霧/雨の判別を行うことができるという効果が得られる。
【0033】
実施の形態2.
この実施の形態2による霧観測レーダの構成は、実施の形態1の図1に示す構成と同等である。
【0034】
次に動作について説明する。
実施の形態1では、気象レーダ装置1がCAPPI観測によりエコー頂高度値の空間分布12を求めていたが、この実施の形態2では、気象レーダ装置1がRHI(Range Height Indicator)観測によりエコー頂高度値の空間分布12を求める。その他の動作は、実施の形態1と同等である。このRHI観測は、方位角を固定して、仰角方向にアンテナを動かしながら電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信する方法で、その方向の距離、高度別のデータを得ることができるので、効率的に観測することができる。
【0035】
以上のように、この実施の形態2によれば、気象レーダ装置1は、気象粒子からの反射強度値11を求めると共に、RHI観測によりエコー頂高度値の空間分布12を求め、霧/雨判別手段2がエコー頂高度値の空間分布12により、霧の場合であるか雨の場合であるかを判別し、視程距離算出手段3が、霧の場合には、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出し、雨の場合には、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出することにより、気象レーダ装置1の広域同時観測性を損なうことなく、霧の場合の視程距離16又は雨の場合の視程距離16を正確に算出することができるという効果が得られる。
【0036】
また、この実施の形態2によれば、RHI観測によりエコー頂高度値の空間分布12を求めているので、霧/雨判別手段2が効率的に霧/雨の判別を行うことができるという効果が得られる。
【0037】
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3による霧観測レーダ装置の構成を示すブロック図であり、図において、1は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値11と鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を求める気象レーダ装置、2は、気象レーダ装置1が求めた鉛直方向のドップラ速度の空間分布13に基づき、霧であるか雨であるかを判別して判別結果15を出力する霧/雨判別手段であり、視程距離算出手段3は、実施の形態1の図1に示すものと同等である。
【0038】
次に動作について説明する。
気象レーダ装置1は、気象粒子からの反射強度値11を求めると共に、VVP(Volume Velocity Processing)観測により鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を求める。このVVP観測は、1台のドップラレーダ(気象レーダ装置1)のデータから、各単位体積での動きの3次元ベクトルを算出する方法で、細かな鉛直流の空間分布を求めることができ、鉛直流から霧/雨を判別するのに適している。
【0039】
図5は霧の場合の視線方向のドップラ速度の空間分布を示す図である。図の左下隅にドップラレーダが設置されているので、図の左側は、鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を示しており、鉛直方向にごく弱いドップラ速度が観測されている。また、図6は雨の場合の視線方向のドップラ速度の空間分布を示す図であり、図の左側は、鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を示している。雨の場合は雨粒子が落下することにより、鉛直方向(下向き)の1〜10m/s程度のドップラ速度が観測されている。なお、図5及び図6において、ドップラ速度の値が正の場合が下向きのドップラ速度を示している。
【0040】
霧/雨判別手段2は、鉛直方向のドップラ速度分布13が図5に示すような分布を示している場合には霧の判別結果15を出力し、鉛直方向のドップラ速度分布13が図6に示すような分布を示している場合には雨の判別結果15を出力する。視程距離算出手段3は、実施の形態1と同様にして、霧の場合の視程距離16,又は雨の場合の視程距離16を算出する。
【0041】
以上のように、この実施の形態3によれば、気象レーダ装置1は、気象粒子からの反射強度値11を求めると共に、VVP観測により鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を求め、霧/雨判別手段2が鉛直方向のドップラ速度の空間分布13により、霧の場合であるか雨の場合であるかを判別し、視程距離算出手段3が、霧の場合には、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出し、雨の場合には、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出することにより、気象レーダ装置1の広域同時観測性を損なうことなく、霧の場合の視程距離16又は雨の場合の視程距離16を正確に算出することができるという効果が得られる。
【0042】
また、この実施の形態3によれば、VVP観測により鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を求めているので、細かな鉛直流の空間分布を求めることができ、霧/雨判別手段2が精度良く霧/雨の判別を行うことができるという効果が得られる。
【0043】
実施の形態4.
この実施の形態4による霧観測レーダの構成は、実施の形態3の図4に示す構成と同等である。
【0044】
次に動作について説明する。
実施の形態3では、気象レーダ装置1がVVP観測により鉛直方向のドップラ速度分布13を求めていたが、この実施の形態4では、気象レーダ装置1が、視線方向のドップラ速度から、VAD(Velocity Azimuth Display)法により求めた水平風をベクトル的に引き算することにより、鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を求める。このVAD法を用いる観測は計算を単純に行えるため、効率的に鉛直方向のドップラ速度分布13を求めることができる。その他の動作は、実施の形態3と同等である。
【0045】
以上のように、この実施の形態4によれば、気象レーダ装置1は、気象粒子からの反射強度値11を求めると共に、視線方向のドップラ速度から、VAD法によって求めた水平風をベクトル的に引き算することにより、鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を求め、霧/雨判別手段2が鉛直方向のドップラ速度の空間分布13により、霧の場合であるか雨の場合であるかを判別し、視程距離算出手段3が、霧の場合には、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出し、雨の場合には、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出することにより、気象レーダ装置1の広域同時観測性を損なうことなく、霧の場合の視程距離16又は雨の場合の視程距離16を正確に算出することができるという効果が得られる。
【0046】
また、この実施の形態4によれば、視線方向のドップラ速度から、VAD法により求めた水平風をベクトル的に引き算することにより、鉛直方向のドップラ速度の空間分布13を求めているので、霧/雨判別手段2が効率的に霧/雨の判別を行うことができるという効果が得られる。
【0047】
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5による霧観測レーダ装置の構成を示すブロック図であり、図において、1は、空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値11と気象粒子形状の空間分布14を求める気象レーダ装置、2は、気象レーダ装置1が求めた気象粒子形状の空間分布14に基づき、霧であるか雨であるかを判別して判別結果15を出力する霧/雨判別手段で、視程距離算出手段3は、実施の形態1の図1に示すものと同等である。
【0048】
次に動作について説明する。
気象レーダ装置1は、気象粒子からの反射強度値11を求めると共に、二重偏波観測により気象粒子形状の空間分布14を求める。霧の場合はほとんど落下しないために粒子形状はほぼ球形であるが、雨の場合は雨粒子が落下することにより、空気の抵抗を受けて粒子形状が偏平になる。この二重偏波観測は、垂直偏波及び水平偏波の電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、気象粒子の偏平率を求める方法である。
【0049】
霧/雨判別手段2は、気象粒子形状が球形である場合には霧の判別結果15を出力し、気象粒子形状が偏平である場合には雨の判別結果15を出力する。視程距離算出手段3は、実施の形態1と同様にして、霧の場合の視程距離16,又は雨の場合の視程距離16を算出する。
【0050】
以上のように、この実施の形態5によれば、気象レーダ装置1は、気象粒子からの反射強度値11を求めると共に、二重偏波観測により気象粒子形状の空間分布14を求め、霧/雨判別手段2が気象粒子形状の空間分布14により、霧の場合であるか雨の場合であるかを判別し、視程距離算出手段3が、霧の場合には、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出し、雨の場合には、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出することにより、気象レーダ装置1の広域同時観測性を損なうことなく、霧の場合の視程距離16又は雨の場合の視程距離16を正確に算出することができるという効果が得られる。
【0051】
また、この実施の形態5によれば、気象レーダ装置1は、二重偏波観測により気象粒子形状の空間分布14を求めることにより、霧/雨判別手段2が精度良く霧/雨の判別をすることができるという効果がある。
【0052】
実施の形態6.
上記実施の形態1〜実施の形態5では、エコー頂高度値の空間分布12,鉛直方向のドップラ速度の空間分布13,気象粒子形状の空間分布14のいずれかを用いて、霧の場合であるか、雨の場合であるかを判別したが、この実施の形態6では、これらの3要素の内のいずれか2要素、又は3要素全てにより、霧の場合であるか、雨の場合であるかを判別する。
【0053】
以上のように、この実施の形態6によれば、気象レーダ装置1は、エコー頂高度値の空間分布12,鉛直方向のドップラ速度の空間分布13,気象粒子形状の空間分布14の内の2要素又は3要素を求めると共に、霧/雨判別手段2が2要素又は3要素により、霧の場合であるか雨の場合であるかを判別し、視程距離算出手段3が、霧の場合には、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出し、雨の場合には、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出することにより、気象レーダ装置1の広域同時観測性を損なうことなく、霧の場合の視程距離16又は雨の場合の視程距離16を正確に算出することができるという効果が得られる。
【0054】
実施の形態7.
上記実施の形態1〜実施の形態6では、霧の場合には、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出し、雨の場合には、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出しているが、この実施の形態7は、霧の場合も、雨の場合も、同一の反射強度値・視程距離変換式を用いて、この変換式において、霧用と雨用で特有な変換パラメータを使用する。
【0055】
以上のように、この実施の形態7によれば、視程距離算出手段3が霧用と雨用で特有な変換パラメータを使用した同一の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離16を算出することにより、気象レーダ装置1の広域同時観測性を損なうことなく、霧の場合の視程距離16又は雨の場合の視程距離16を正確に算出することができると共に、同じ変換式を用いることにより、変換処理が比較的単純化されるといういう効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、反射強度値とエコー頂高度値の空間分布を求める気象レーダ装置と、エコー頂高度値の空間分布に基づき、気象粒子が霧であるか雨であるかの判別結果を出力する霧/雨判別手段と、反射強度値と判別結果に基づき、視程距離を算出する視程距離算出手段とを備えたことにより、霧の場合の視程距離又は雨の場合の視程距離を正確に算出することができるという効果がある。
【0057】
この発明によれば、気象レーダ装置は、CAPPI観測によりエコー頂高度値の空間分布を求めることにより、全周にわたり、距離、方位、高度別のデータを得ることができ、精度良く霧/雨の判別を行うことができるという効果がある。
【0058】
この発明によれば、気象レーダ装置は、RHI観測によりエコー頂高度値の空間分布を求めることにより、効率的に霧/雨の判別を行うことができるという効果がある。
【0059】
この発明によれば、反射強度値と鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求める気象レーダ装置と、鉛直方向のドップラ速度の空間分布に基づき気象粒子が霧であるか雨であるかの判別結果を出力する霧/雨判別手段と、反射強度値と判別結果に基づき視程距離を算出する視程距離算出手段とを備えたことにより、霧の場合の視程距離又は雨の場合の視程距離を正確に算出することができるという効果がある。
【0060】
この発明によれば、気象レーダ装置は、VVP観測により鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求めることにより、精度良く霧/雨の判別を行うことができるという効果がある。
【0061】
この発明によれば、気象レーダ装置は、視線方向のドップラ速度から、VAD法により求めた水平風をベクトル的に引き算することにより、鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求めることにより、効率的に霧/雨の判別を行うことができるという効果がある。
【0062】
この発明によれば、反射強度値と気象粒子形状の空間分布を求める気象レーダ装置と、気象粒子形状の空間分布に基づき気象粒子が霧であるか雨であるかの判別結果を出力する霧/雨判別手段と、反射強度値と判別結果に基づき視程距離を算出する視程距離算出手段とを備えたことにより、霧の場合の視程距離又は雨の場合の視程距離を正確に算出することができるという効果が得られる。
【0063】
この発明によれば、気象レーダ装置は、二重偏波観測により気象粒子形状の空間分布を求めることにより、精度良く霧/雨の判別を行うことができるという効果がある。
【0064】
この発明によれば、反射強度値を求めると共に、エコー頂高度値の空間分布、鉛直方向のドップラ速度の空間分布、気象粒子形状の空間分布のうち、少なくともいずれか2つの空間分布を求める気象レーダ装置と、少なくともいずれか2つの空間分布に基づき気象粒子が霧であるか雨であるかの判別結果を出力する霧/雨判別手段と、反射強度値と判別結果に基づき視程距離を算出する視程距離算出手段とを備えたことにより、霧の場合の視程距離又は雨の場合の視程距離を正確に算出することができるという効果がある。
【0065】
この発明によれば、霧である場合に、視程距離算出手段は霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出することにより、霧の場合の視程距離視程距離を正確に算出することができるという効果がある。
【0066】
この発明によれば、雨である場合に、視程距離算出手段は雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出することにより、雨の場合の視程距離視程距離を正確に算出することができるという効果がある。
【0067】
この発明によれば、視程距離算出手段は、霧である場合に、霧の場合の変換パラメータを使用した反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出し、雨である場合に、雨の場合の変換パラメータを使用した上記反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出することにより、霧の場合の視程距離又は雨の場合の視程距離を正確に算出することができると共に、同じ変換式を用いることにより、変換処理が比較的単純化されるといういう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による霧観測レーダ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1による霧の場合のエコー頂高度値の空間分布を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1による雨の場合のエコー頂高度値の空間分布を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態3による霧観測レーダ装置の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態3による霧の場合の視線方向のドップラ速度の空間分布を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態3による雨の場合の視線方向のドップラ速度の空間分布を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態5による霧観測レーダ装置の構成を示すブロック図である。
【図8】従来の霧観測レーダ装置の構成を示すブロック図である。
【図9】霧の場合と雨の場合の反射強度値と視程距離との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 気象レーダ装置、2 霧/雨判別手段、3 視程距離算出手段、11 反射強度値、12 エコー頂高度値の空間分布、13 鉛直方向のドップラ速度の空間分布、14 気象粒子形状の空間分布、15 判別結果、16 視程距離。

Claims (15)

  1. 空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値とエコー頂高度値の空間分布を求める気象レーダ装置と、上記気象レーダ装置が求めたエコー頂高度値の空間分布に基づき、上記気象粒子が霧であるか雨であるかを判別して判別結果を出力する霧/雨判別手段と、
    上記気象レーダ装置が求めた反射強度値と、上記霧/雨判別手段が判別した判別結果に基づき、肉眼で認めうる視程距離を算出する視程距離算出手段とを
    備えたことを特徴とする霧観測レーダ装置。
  2. 気象レーダ装置は、CAPPI(Constant Altitude Plan Position Indicator)観測により、エコー頂高度値の空間分布を求める
    ことを特徴とする請求項1記載の霧観測レーダ装置。
  3. 気象レーダ装置は、RHI(Range Height Indicator)観測により、エコー頂高度値の空間分布を求める
    ことを特徴とする請求項1記載の霧観測レーダ装置。
  4. 霧/雨判別手段は、
    気象レーダ装置により求められたエコー頂高度値の空間分布が、高度1km〜2kmでほぼ一定に分布する場合に霧と判別し、
    上記エコー頂高度値の空間分布が、高度1km〜2km以上の高い高度まで分布する場合に雨と判別する
    ことを特徴とする請求項1記載の霧観測レーダ装置。
  5. 空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値と鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求める気象レーダ装置と、
    上記気象レーダ装置が求めた鉛直方向のドップラ速度の空間分布に基づき、上記気象粒子が霧であるか雨であるかを判別して判別結果を出力する霧/雨判別手段と、
    上記気象レーダ装置が求めた反射強度値と、上記霧/雨判別手段が判別した判別結果に基づき、肉眼で認めうる視程距離を算出する視程距離算出手段とを
    備えたことを特徴とする霧観測レーダ装置。
  6. 気象レーダ装置は、VVP(Volume Velocity Processing)観測により、鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求める
    ことを特徴とする請求項5記載の霧観測レーダ装置。
  7. 気象レーダ装置は、視線方向のドップラ速度から、VAD(Velocity Azimuth Display)法により求めた水平風をベクトル的に引き算することにより、鉛直方向のドップラ速度の空間分布を求める
    ことを特徴とする請求項5記載の霧観測レーダ装置。
  8. 霧/雨判別手段は、
    気象レーダ装置が求めた鉛直方向のドップラ速度の空間分布に、下向きのドップラ速度成分がない場合に霧と判別し、
    上記鉛直方向のドップラ速度の空間分布に、下向きのドップラ速度成分がある場合に雨と判別する
    ことを特徴とする請求項5記載の霧観測レーダ装置。
  9. 空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値と気象粒子形状の空間分布を求める気象レーダ装置と、
    上記気象レーダ装置が求めた気象粒子形状の空間分布に基づき、上記気象粒子が霧であるか雨であるかを判別して判別結果を出力する霧/雨判別手段と、
    上記気象レーダ装置が求めた反射強度値と、上記霧/雨判別手段が判別した判別結果に基づき、肉眼で認めうる視程距離を算出する視程距離算出手段とを
    備えたことを特徴とする霧観測レーダ装置。
  10. 気象レーダ装置は、二重偏波観測により気象粒子形状の空間分布を求める
    ことを特徴とする請求項9記載の霧観測レーダ装置。
  11. 霧/雨判別手段は、
    気象レーダ装置が求めた気象粒子形状が球形である場合に霧と判別し、
    上記気象粒子形状が偏平である場合に雨と判別する
    ことを特徴とする請求項9記載の霧観測レーダ装置。
  12. 空気中に電磁波を発射し、空気中の気象粒子からの反射波を受信して、反射強度値を求めると共に、エコー頂高度値の空間分布、鉛直方向のドップラ速度の空間分布、気象粒子形状の空間分布のうち、少なくともいずれか2つの空間分布を求める気象レーダ装置と、
    上記気象レーダ装置が求めた少なくともいずれか2つの空間分布に基づき、上記気象粒子が霧であるか雨であるかを判別して判別結果を出力する霧/雨判別手段と、
    上記気象レーダ装置が求めた反射強度値と、上記霧/雨判別手段が判別した判別結果に基づき、肉眼で認めうる視程距離を算出する視程距離算出手段とを
    備えたことを特徴とする霧観測レーダ装置。
  13. 視程距離算出手段は、霧/雨判別手段が霧であることを判別した場合に、霧の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出する
    ことを特徴とする請求項1,請求項5,請求項9又は請求項12のうちのいずれか1項記載の霧観測レーダ装置。
  14. 視程距離算出手段は、霧/雨判別手段が雨であることを判別した場合に、雨の場合の反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出する
    ことを特徴とする請求項1,請求項5,請求項9又は請求項12のうちのいずれか1項記載の霧観測レーダ装置。
  15. 視程距離算出手段は、霧/雨判別手段が霧であることを判別した場合に、霧の場合の変換パラメータを使用した反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出し、上記霧/雨判別手段が雨であることを判別した場合に、雨の場合の変換パラメータを使用した上記反射強度値・視程距離変換式を用いて視程距離を算出する
    ことを特徴とする請求項1,請求項5,請求項9又は請求項12のうちのいずれか1項記載の霧観測レーダ装置。
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