JP3569321B2 - 図作成装置および図作成方法 - Google Patents

図作成装置および図作成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンピュータを利用して地図やチラシなどの図を簡単に作成する図作成装置および図作成方法に関し、特に複数のオブジェクトを取り扱って正確で見易い図を簡単な作業で作成することができる図作成装置および図作成方法に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、この種の装置および方法として、次のような二種のタイプが提供されている。第一は、極めて正確で見易い図を作成するためのものであり、図(例えば地図)を構成する図形、記号、文字を細かく設計・変更することが可能なタイプである。このタイプの装置では、描画する図形について、細部にわたる指示が可能である。すなわち、このタイプは、図を描画する上での自由度を大きくすることで、描こうとする対象とほぼ同一の図を正確に表現できる機能を突き詰めたものといえる。
【0003】
他方のものは、図を構成する主要な図形、記号、文字を予め用意しておき、これらをあたかもパズルのように組み合わせることで、対象と合致する図を組み立てていくものである。換言するならば、描画に必要となる主要な図形等を予め用意し、描画に際してこれを利用することで図作成の標準化を図り、手順の簡略化、簡素化を目指したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の二種の図作成装置等では、次のような課題が未解決であった。前者の図作成装置等は、描こうとする対象をほぼ正確に表現し、第三者にとっても見易い地図を作成することができるものの、その作成には相当の時間と労力を必要とする。しかも、その装置および方法に熟練するまでは満足のいく図を作成することもできず、図作成のために専門家や専任者を必要とすることになる。すなわち、この図作成装置等の利用者は、専ら専門業務として各種の図を作成する特定人に限定されてしまう。
【0005】
一方、後者の図作成装置等は、前者のものと正反対であり、簡単な操作で短時間のうちに図を完成させることができるものの、予め用意された図形等を組み合わせるだけの自由度しかなく、完成した図と対象との間に大きな隔たりがある場合にもこれを修正することができない。従って、この図作成装置等では、第三者にとって見易い図や正確な図を作成したくとも、その描画能力の制限から自ずと限界があった。
【0006】
本発明の図作成装置およびその図作成方法は、こうした問題点を解決し、所望の図を簡単な作業により作成することを目的としてなされ、次の構成を採った。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の図作成装置は、
コンピュータを利用して図形や文字を編集し、所望の図を作成する図作成装置であって、
特定の対象を表記するものとして定められた特定図形,円や四角などの基本図形、文字からなる文字列の各要素をそれぞれ独立したオブジェクトとし、そのオブジェクトの少なくとも変形または回転を含む描画状態を指示する属性をオブジェクト毎に記憶するオブジェクト記憶手段と、
前記オブジェクト毎に定められた優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、
複数のオブジェクトのリンクが指示されたとき、前記優先順位記憶手段に記憶された優先順位に従って、当該複数のオブジェクトのうち優先順位が上位であるオブジェクトの属性に基づいて優先順位が下位であるオブジェクトの属性を自動的に変更する自動リンク手段と
を備え
前記優先順位記憶手段は、前記優先順位を、前記特定図形,前記基本図形および前記文字列と前記特定の対象との関連の深さに応じて決定し、記憶する手段であることを要旨とする。
【0008】
また、本発明の図作成方法は、
コンピュータを利用して図形や文字を編集し、所望の図を作成する図作成方法であって、
特定の対象を表記するものとして定められた特定図形,円や四角などの基本図形、文字からなる文字列の各要素をそれぞれ独立したオブジェクトとし、そのオブジェクトの少なくとも変形または回転を含む描画状態を指示する属性をオブジェクト毎に記憶し、
前記特定図形,前記基本図形および前記文字列の間の優先順位を、前記特定の対象との関連の深さに応じて予め定義し、
複数のオブジェクトのリンクが指示されたとき、前記定義した優先順位に従って、当該複数のオブジェクトのうち優先順位が上位であるオブジェクトの属性に基づいて優先順位が下位であるオブジェクトの属性を自動的に変更する
ことを要旨とする。
【0009】
【作用】
以上のように構成された本発明の図作成装置では、図形等のオブジェクトの描画状態が属性としてそのオブジェクト毎に定義され、オブジェクト記憶手段に記憶されている。また、優先順位記憶手段には、オブジェクト毎に定められた優先順位を記憶している。そして、複数のオブジェクトのリンクが指示されたときに自動リンク手段が起動し、優先順位記憶手段に記憶された優先順位に従って、リンクされたオブジェクトのうち優先順位が上位であるオブジェクトの属性に基づいて優先順位が下位であるオブジェクトの属性を自動的に変更する。すなわち、複数のオブジェクトのリンクを指示するだけで、優先順位に従ってオブジェクトの少なくとも変形または回転を含む描画状況が自動的に変化する。しかも、本発明では、特定図形,基本図形および文字列の間の優先順位を、特定の対象との関連の深さに応じて予め定義しているので、図作成上の手間を低減することができる。
【0010】
また、本発明の地図作成方法では、図形等のオブジェクト毎に描画状態を指示する属性が記憶される。そして、複数のオブジェクトのリンクが指示されたとき、当該複数のオブジェクトのうち予め定義した優先順位が上位であるオブジェクトの属性に基づいて優先順位が下位であるオブジェクトの属性が自動的に変更される。従って、本方法発明によれば、上記装置発明と同様に、複数のオブジェクトのリンクを指示するだけで、優先順位に従ってオブジェクトの描画状況が自動的に変化する。しかも、本発明では、特定図形,基本図形および文字列の間の優先順位を、特定の対象との関連の深さに応じて予め定義しているので、図作成上の手間を低減することができる。
【0012】
また、こうした特定の対象が地勢であり、特定図形が地図を構成する道路,鉄道,河川などの地図構成図形であり、この特定図形を最も高い優先度とすることも、同様に地図を描画する上では望ましい。
【0013】
更に、文字列を最も低い優先度とし、自動リンク手段により、文字列より優先度の高いオブジェクトの属性に従って、この文字列を該オブジェクトに関連付けて配置する構成をとることも、地図に文字を入れる上で好適である。
【0014】
更に、自動リンク手段により、地図構成図形の属性の一つである図形の形状に従って、地図構成図形より優先度の低いオブジェクトを変形する構成とすれば、複数の図形の変形が容易となる。
【0015】
【実施例】
以上説明した本発明の構成、作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例である地図作成装置について説明する。図1はアプリケーションソフトの型で提供された実施例の地図作成ソフトをパーソナルコンピュータ20上で動作させたときモニタ40に表示される基本画面の説明図、図2はそのアプリケーションソフトを起動しているパーソナルコンピュータ20の内部の機能ブロック図である。即ち、通常のパーソナルコンピュータ20でこの地図作成ソフトを実行することで、本実施例の地図作成装置が実現される。
【0016】
説明の都合上、まずパーソナルコンピュータ20の内部構成について説明する。地図作成ソフトが起動されるパーソナルコンピュータ20は、図2の機能ブロック図に示すように、その基本構成は周知のものであり、論理演算を実行するCPU22,そのCPU22により実行されるプログラム等を不揮発的に記憶しているROM24,プログラムやデータを記憶する大容量のRAM26からなる論理回路部分と、周辺機器部分であるモニタ40,マウス42,キーボード46,プリンタ48,ハードディスク50との入出力インターフェイス28〜36から構成されている。
【0017】
図示するように、この地図作成ソフトの操作にはポインティング・デバイスであるマウス42を利用したGUIを採用しており、プリンタ48により地図を印刷しようとする用紙の大きさに応じた作業領域401もしくはその一部がモニタ40上に表示される。その作業領域401の左側には、描画のための各種ツールボックス402,406,408が表示されている。一番上に表示されるツールボックス402は、図3(A)に示すように、描画のモードを設定するものであり(以下、モード選択ツールボックスという)、本実施例では上から順に、図形の選択・編集モードに切り換える矢印アイコン、道路・河川・鉄道(以下、道路オブジェクトと総称する)の描画モードを示す道路アイコン、直線・矩形・楕円・矢印など(以下、図形オブジェクトと総称する)の描画モードを示す図形アイコン、文字の入力や文字属性の変更モードを示す文字アイコン、地図記号入力用の表示ウィンドウを表示させる地図記号表示アイコン、クリップアートの一覧表示ウィンドウを表示させるクリップアート表示アイコンの6種のアイコンが用意されている。
【0018】
左側真ん中のツールボックス406は、図3(B)に示すように、選択された線もしくはこれから描画する線の種類を選択する線種ツールボックスであり、道路オブジェクト,直線はもとより矩形や楕円を描く場合の輪郭線の太さや実線・破線などの線の種類を選択するものである。図3(B)には、右側に、対応する線の太さを例示した。線種ツールボックス406の下のツールボックス408は、図3(C)に示すように、色設定ツールボックスであり、選択された図形もしくはこれから描画する図形の境界線や内部パターンの色を設定するものである。図では、白黒で描かれているが、実際には、モニタ40上では、対応するカラーで示される。また、作業領域401の右側には、図3(D)に示したように、選択された図形もしくはこれから描画する図形の塗り潰しパターンの種類を選択する塗り潰しパターン種ツールボックス410が表示されている。
【0019】
図2では、これらの各種ツールボックス402,406,408,410のうち、塗り潰しパターン種ツールボックスのみフローティングパレットの形式となっているが、これらのツールボックスは、すべてフローティングパレットの形態で表示可能であり、作業領域のどこにでも置くことができる。なお、これらのモードや線種,パターン,色などは、モニタ40の上端面に表示されるメニューバー403からプルダウン形式で選択することも可能である。
【0020】
また、本実施例の地図作成装置では、モニタ40のメニューバー403の下部には、地図描画を補助するためのコマンド、例えば画面表示の拡大・縮小、印刷などをアイコン化したシンボル(以下、リボンと呼ぶ)404および405が用意されている。画面右側のリボン404は、共通リボンであり、選択されているモードによらず同じものが表示される。このリボン404には、図4(A)に示すように、実行したコマンドの効果を取り消すアンドゥや作業領域401に表示されている図の表示倍率の変更などの機能が、アイコンとして示されている。
【0021】
他方、画面左側のリボン405は、モード選択ツールボックス402により選択されているモードに応じて表示および機能が切り換えられるモード別リボンであり、モード選択ツールボックス402を操作してモードを切り換えると、選択されたモードに応じて異なる機能が割り当てられたアイコンの表示に切り換えられる。たとえば、モード選択ツールボックス402の矢印アイコンが選択されると、リボン405には、図4(B)に示すように、図形の回転や変形のコマンドを実行するアイコンや図形の前面・背面の配置を切り換えるコマンドを示すアイコンやグループ化もしくはその解除を示すアイコンが配列されたものとなる。他方、道路アイコンが選択されると、モード別リボン405には、道路・河川・鉄道などの道路オブジェクトを描画するために必要なさまざまな描線と描線を制御する機能が割り当てられ、図4(C)に示すように、対応するアイコンが配列される。例えば、指定した線幅の直線や曲線の道路,河川,JR鉄道,私鉄を描画するツールに持ち替える機能、立体交差の上下指定するツールに持ち替える機能、道路や河川の終端形状を指定するツールに持ち替える機能などが、対応するアイコンにより表示される。同様に、図形アイコンが選択されると、モード別リボン405には、各種の描画ツールに持ち替える機能が、図4(D)に示すように、対応するアイコンにより表示される。例えば、直線,矩形,円・楕円,円弧,扇形,弓形,角のの丸い矩形(レクタングル),折れ線,多角形,フリーハンド曲線,各種矢印線などを描画するツールに持ち替えるアイコンが表示される。
【0022】
また、文字アイコンが選択されると、モード別リボン405には、文字列の属性を変更するツールに持ち替える機能が、図4(E)に示すように、対応するアイコンにより表示される。文字列の属性を変更するツールとしては、書体,サイズ,文字飾り(ボールドや斜体など),左右方向行揃え(左寄せ,センタリング,右寄せ),上下方向行揃え(上側寄せ,中央配置,下側寄せ),文字列方向指定,図形との関係指定(図形の中,上,下)などがある。
【0023】
これらのリボン405の配置位置は、実施例ではツールボックスと同様変更可能であり、図1に示すデフォルトの状態から作業領域401の任意の場所にドラッグ可能とされているが、固定とすることも差し支えない。またコマンドの選択は、マウスカーソルを各アイコンの上に持ってきて、マウス42の左ボタン422をクリックすることにより行なわれるが、このマウスの左ボタン422に隣接している右ボタン424をクリックすると複写、削除、消去、前面に移動、背面に移動、グループ化、選択解除、選択モードのコマンドがプルダウンされる。この様に、本実施例の地図作成装置は、各種コマンドをマウス42のポインタの僅かな移動により選択、実行できるように操作性に配慮されている。
【0024】
通常の地図作成手順を説明すると、マウス42を操作して、モード選択ツールボックス402内のいずれかのアイコンを選択し、描画モードを決める。すると、対応するモード別リボン405が表示される。例えば、道路アイコンを選択すると、専用のリボン405が表示される。そこで、このリボンの中から、描こうとする対象に応じたアイコンを更に選択する。例えば、指定した線幅の直線道路を描画するツールを選択し、道路の始まりの点(始点)から終わりの点(終点)までマウスをドラッグする。これで、所定の直線道路を描くことができる。線幅の指定の変更などは、メニューバー403から所定のメニューを選択することにより行なうことができる。複数のオブジェクトを描くと、それらのオブジェクトは重なり関係を有し、デフォルトでは後に描かれたものが、前面に存在するよう描かれるが、同種の道路オブジェクトの場合、結合処理がなされる点で、他のオブジェクトとは異なる性質を備える。即ち、複数の道路オブジェクトが重なる位置に描かれると、例えば、図5に示したように、道路オブジェクトの端点は他の道路オブジェクトに接合され、一つながりの道路として描かれる。図5(A)に示した例は、3個の直線道路と1個の曲線道路が互いに重なるように描かれたものであり、描画が完了すると、図5(B)に示したように、端点処理がなされ、一連の道路が、作業領域401に表示される。尚、道路や河川等の場合、端点の形状も設定可能である。
【0025】
こうした作業を繰り返すことで、道路や河川、建物などを示す矩形等の図形、あるいは文字列等が作成され、作業領域401に表示される。このとき、主記憶となるRAM26あるいは仮想記憶領域が設定されたハードディスク50の所定記憶領域には、描画されモニタ40に表示された地図のデータが順次格納あるいは編集される。図6は、地図作成ソフトにより作成される地図データの構造説明図である。
【0026】
前述した道路アイコン、文字アイコン、図形アイコンなどを使用して作成された地図を構成する道路、文字や図形等の各要素は、それぞれ1つのオブジェクトとして纏まったデータの集合を構成する。図6に示した例では、地図データが、2つの図形オブジェクト60,62、2つの文字オブジェクト64,66と1つの道路オブジェクト68から構成されているケースを示している。また、これらの一連のオブジェクトによって1つの地図データが完成することを明示的に示すために地図データの先頭データ70と末尾データ72とが一組用意されており、これらのデータは図中に実線矢印Xで示すように隣り合うデータを指示するポインタを備えている。これは、地図データにおいてはオブジェクトを描画する際に、オブジェクトの重なり関係が重要となるからであり、例えば2つの道路オブジェクトのどちらを前面に配置するかで立体交差の描画状況が変化するからである。オブジェクトの重なりの関係(前後関係)は、ポインタを変更するだけですむ構造となっており、前述したマウス42の右ボタン424を操作して「前面に移動」あるいは「背面に移動」のコマンドを実行することで、オブジェクトの重なり関係を容易に変更することができる。
【0027】
この様に、1つのオブジェクトを構成するデータはそのオブジェクトの描画状況を指示する重要な属性を表現するものであり、各オブジェクトに共通の属性として、そのオブジェクトが描画されるべき位置に関する位置データ、描画の大きさを示すサイズデータ、そして描画する図形の種類を表す種別データがある。また、各オブジェクトには、図6に一点鎖線矢印Yで示したように、マウス42のポインタによってクリックされて選択状態となったとき、選択状況にある一群のオブジェクトを連結するための選択ポインタが用意されており、これら選択ポインタの先頭には選択状況が発生していることを示す選択データ80が用意される。図6の例では、図形オブジェクト60、文字オブジェクト64,66、道路オブジェクト68が選択されていることになる。この情報は、選択された複数のオブジェクトに対する変形や回転などの処理がなされる場合に用いられる。
【0028】
図形オブジェクト60,62は、上記以外の属性として配置文字列の有無、図形固有のデータを備える。道路オブジェクト68は、図形オブジェクト60,62と同様に配置文字列の有無を有し、その他に道路描画の開始点、終了点、幅、道路の境界線種の情報、道路の塗パターンの情報など道路固有の多数の情報から構成される。文字オブジェクト64,66は、配置文字列状態、配置相対位置、文字列データ、文字サイズ情報、そして図形や道路等の他のオブジェクトに配置されるための配置ポインタとから構成される。図6に示した文字オブジェクト64,66の配置ポインタは、実線矢印Zで示したように、道路オブジェクト68に連結されている。これは文字オブジェクト64,66の文字列データに記憶された文字列が、道路オブジェクト68に関係付けて配置されるべきものであることを示している。図5には、この配置ポインタにより道路描画に配置される文字オブジェクトによる文字列の一例を併せ示した。図示するごとく「国道10号線」という文字列データからなる文字オブジェクトの配置相対位置は、「図形の中に配置」という関係が設定されているために、途中から曲がっていく道路に添って、途中から曲げて配置される。また、「二丁目交差点」という文字列データからなる文字オブジェクトの配置相対位置は、「図形の下側に配置」という関係が設定されているため、道路の外側に配置される。なお、縦に描かれた道路の場合、上下は、道路を描いた方向に向かって右手側が下側となるよう定められている。
【0029】
以上説明した様に本実施例の地図作成装置は、そのデータ構造としてオブジェクト形式を採用しており、各オブジェクトの属性を自由に設定することで所望の地勢を表現する地図を容易に描画することができる。この属性の設定は、最も一般的なデフォルト値が用意されており、変更の必要があるときには、その都度、変更コマンドを実行すればよい。また、あるオブジェクトの属性を一気に変更するモードも用意されている。図7は、地図データとしてモニタ40に表示されている道路描画をマウス42によりダブルクリックしたときにモニタ40に表示されるダイアログボックス100の例である。この様に、道路描画をダブルクリックすると、その道路描画のための属性の集合体である道路オブジェクトのほとんどの属性が現在の値と共に視覚的に表現され、現在の設定を確認しつつ所望の属性の値を適宜変更し、了解ボタン102をクリックすることで描画状況を何時でも好きなように変更することができるのである。
【0030】
次に、本実施例の地図作成装置における複数のオブジェクト間の変形等の処理について、フローチャート等に従って詳細に説明する。図8は、図形オブジェクトの一種である矩形オブジェクトを回転あるいは屈曲する際に実行されるプログラムの最終部分のフローチャートである。この処理が実行されると、まず選択されているオブジェクトが矩形オブジェクト単体であるか否かの判断が行なわれる(ステップ500)。モニタ40上の矩形のオブジェクトのみがマウス42によって選択されている場合には、通常の矩形の回転操作処理(ステップ502)が実行される。ステップ502における矩形の回転操作処理とは、図7に例示したダイアログボックス100と同様のダイアログボックスから回転角度に相当する数値を入力して矩形オブジェクトを回転したり、選択された矩形の四隅に表示されたハンドルを直接マウス42でドラッグするといった処理である。
【0031】
一方、上記ステップ500にて複数のオブジェクトが選択されていると判断されたときには、選択されている矩形以外のオブジェクトが矩形オブジェクトよりも優先順位の高いオブジェクトであるか否かを判断する。ここで優先順位とは、図9に示すように山や河川といった自然の造形による地勢そのものを描画するオブジェクトが最も高く、次いで道路、鉄道、地下鉄といった土地に対して不動のものを描画するオブジェクト、中位のものとしては建築物等を表現するための矩形、円、多角形等の図形オブジェクト、そして地図の説明のために挿入される文字オブジェクトが最も低いい優先順位に定義されている。優先順位の設定は、作成しようとする地図の種類などにより異なるものとすることも可能であるが、実施例では、土地との結び付きが強い要素を描画するオブジェクトほどその優先順位が高くなるように設定されている。なお、本実施例では、オブジェクトとして山は用意しておらず、河川は道路、鉄道などと同じ優先順位とされている。複数のオブジェクトの選択と優先順位の判断は、図6に示したデータ構造において、選択データを示す矢印一点鎖線Yを辿ることにより容易に知ることができる。
【0032】
このステップ504にて矩形オブジェクトよりも優先順位の高いオブジェクトが矩形オブジェクトと共に選択されていると判断されたときは、その高順位のオブジェクトの回転角度あるいは曲率の属性を読み込み(ステップ506)、その読み込まれた高順位のオブジェクトの属性値に応じて矩形オブジェクトのそれを変更する(ステップ508)。
【0033】
図10は、図8に示したフローチャートにより行なわれる処理過程を模式的に表現した説明図である。この例では、図形オブジェクトのひとつである矩形オブジェクトを駅舎として描いており、この矩形オブジェクトと共に、これよりも優先順位の高い鉄道オブジェクトが選択状態とされている。選択されたオブジェクトには、その選択状態を視覚的に確認できるように、小さな黒四角のハンドルHが主要箇所に表示されている。両者が選択された状態で図8に示した処理が実行されると、ステップ506,508の矩形オブジェクトの属性変更処理により、鉄道オブジェクトの曲率に応じて、駅舎を表す矩形描画は屈曲され、鉄道オブジェクトに添って配置される。従って、こうした2以上のオブジェクトを特定の位置関係に配置する場合に従来必要とされた難しい曲率値の直接入力等の操作を省くことができる。また、いずれのオブジェクトを変形するかと言った指定の処理も必要がない。
【0034】
また、本実施例の地図作成装置は、優先順位が低位である文字オブジェクトの入力および入力後の文字オブジェクトと他の高位のオブジェクトとのリンクについても上記同様の自動リンクの機能を備えている。
【0035】
図11は、文字オブジェクトの新規入力に際して実行される文字入力処理のフローチャートである。この処理が実行されると、優先順位が文字オブジェクトよりも高位のオブジェクトがマウス42のポインタによって指示されているか否かを判断し(ステップ600)、高位のオブジェクトが指示されていなければ通常の文字入力処理(ステップ602)を実行する。即ち、マウスカーソルの位置に文字列を入力して行くのである。
【0036】
一方、ステップ600にて高位のオブジェクトが指示されていると判定されたときには、各オブジェクトの重なり関係を示すポインタ(図6実線矢印X)を操作して、マウス42によって指示されたオブジェクトより上位側に新規の文字オブジェクトを作り、配置ポインタ(図6実線矢印Z)をその高位のオブジェクトへ設定する(ステップ604)。例えば、図6に示した地図データを用いて説明するならば、予め文字オブジェクト64と道路オブジェクト68とが存在していたとき、この道路オブジェクト68をマウス42のポインタにて指示した後に文字入力処理を実行するならば、文字オブジェクト66を道路オブジェクト68の上位側に新設し(重なり関係では文字列が上にくる)、配置ポインタを道路オブジェクト68を指し示すように設定するのである。ここで、上位側・下位側とは、オブジェクトの重なり方の上下を言い、高位・低位とは、オブジェクトの属性としての優先順位の上下を言う。
【0037】
ステップ604に続いては、強調、イタリック、下線などの配置文字列状態の設定(ステップ606)、文字サイズ情報や配置相対位置の属性設定(ステップ608)が行なわれて文字入力処理を完了する。ここで、ステップ604,606における各種属性の設定は、この時に指示されていた高位のオブジェクトの属性に応じて自動的に行なわれるのであり、例えば図5に示したの前出例では「国道10号線」という文字列の配置曲線の曲率や文字サイズなどは道路オブジェクトの曲率や幅の属性に応じて自動的に決定されるのである。
【0038】
文字オブジェクトの属性設定に関してのもう一つの特徴的機能は、既に入力が完了した文字オブジェクトの自動配置処理である。図12は、この文字列の自動配置のフローチャートである。既に入力を完了して描画されている文字のみがマウス42によって選択されている場合、あるいは複数の描画要素が選択されてはいるものの文字オブジェクトよりも優先順位が高い高位のオブジェクトが同時選択されていない場合には、ステップ700,702の判断処理により本プログラムをそのまま終了する。
【0039】
これらのステップ700,702の判断処理にて文字オブジェクトよりも優先順位の高いオブジェクトが共に選択されていると判断されたときは、この文字オブジェクトのポインタをその高順位のオブジェクトの上位側に変更し(ステップ704)、属性の1つである配置文字列状態を高順位のオブジェクトに合わせて設定する(ステップ706)。次いで、文字サイズ情報や配置相対位置の属性も高順位のオブジェクトに応じて設定し(ステップ708)、この様に変更された文字オブジェクトが配置されるべきことをその高順位のオブジェクトに記憶させるためにその高順位のオブジェクトの配置文字列の有無の属性を「有」に設定(ステップ710)して本プログラムを終了する。
【0040】
すなわち、説明図である図13に示すように、例えば文字列「ここが目的地」からなる文字オブジェクトとこれよりも高順位の吹き出し図形からなる図形オブジェクトとが選択された状態で、図12に示した文字列の自動配置処理を実行するならば、吹き出しの中に文字列がぴったりと収まるように文字サイズや配置位置などの属性が変更され、また吹き出し中の文字を強調するために強調フォントが設定されるのである。
【0041】
以上の説明では、複数のオブジェクト間に上下の優先順位が存在したが、選択されたオブジェクトの優先順位が等しい場合にも、特定の処理を実行させることができる。例えば、選択された2つのオブジェクトがJR鉄道オブジェクトであり、両者が重なっている場合には、自動的に合成処理がなされ連続したJR鉄道の路線として描かれるが、白黒の塗分けパターンは、各オブジェクトの開始点から設定されるので、合成後のJT鉄道路線のパターンが、合成箇所でずれていることがある。こうした場合に、両者を選択して自動配置のコマンドを選択すると、両者の優先順位が等しいと判断し、かつオブジェクトの種類も等しいことから、パターンの調整を行なうべきと判断し、合成後のJR鉄道の路線の描画パターンがずれることなく連続するようパターンの再計算を行ない、再描画を実行する。もとより、JR鉄道路線のパターンを、先に描画されたJR鉄道路線のパターンに重ねて描画する際、接続される側のパターンに合わせて、新たに描画する側のパターンを再計算することもできる。
【0042】
以上説明した本実施例の地図作成装置によれば、次の効果が得られる。道路、図形や文字等の地図描画の各要素は、多数の属性の集合体として定義されるオブジェクトとして記憶されている。従って、そのオブジェクト毎に定義されている属性を変更することで、モニタ40の表示画面に、所望の地図を作成することができる。すなわち、実施例の地図作成装置は、地図描画に際して、極めて大きな自由度を保証している。
【0043】
反面、この様に大きな自由度が保証されると、1つのオブジェクトの描画状況を決定するために多数の属性を最適値に設定しなければならないから、所望の地図を作成するには、地図作成の相当の経験とグラフィックを扱うかなりの力量を必要とし、その使い勝手が低下することが一般的である。これに対処するために本実施例の地図作成装置は、各オブジェクトの優先順位という概念を導入し、優先順位の高いオブジェクトの属性に応じて下位のオブジェクトの属性を設定あるいは変更する自動リンク機能を備える。これにより、下位のオブジェクトの属性設定にあたって、その最適値を試行錯誤することなく、最適で見易い属性の値を直ちに設定することができる。
【0044】
しかも、本実施例の地図作成ソフトは、上記優先順位の決定にあたってオブジェクトとして描画される地図上の要素と土地との結び付きの強さを指標としているために、自動リンク機能により属性が変更されるオブジェクトは土地との関連の弱い側のオブジェクトに限定され、土地との関連の強いオブジェクトの属性は維持されるのである。従って、地勢を反映している優先順位の高いオブジェクトの描画状態はそのままに、優先順位の低いオブジェクト、例えば河川や道路の名称等の配置位置や大きさなどが、優先順位の高いオブジェクトにリンクして自動調節される。かかる機能により、実際の地勢に応じた正確で見易い地図を、簡単な作業により得ることができる。
【0045】
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない種々なる態様により具現化されることは勿論である。例えば、本実施例では土地との結び付きの強さに従って優先順位を決定しているが、その他の観点により優先順位決定しても差し支えないし、複数の優先順位を用意し、これらの関係を変更可能としたり、優先順位を地図作成者の意思に基づいて自由に編集可能としてもよい。もとより、本発明は、地図作成装置に限定されるものではなく、優先順位を付与可能な複数種類のオブジェクトを描画可能な図作成装置全般に適用可能である。例えば、オブジェクトとして枠線,図形,文字列を描画可能でチラシ等を作成するいわゆる簡易DTP装置において、これらのオブジェクト間に優先順位を付けられるものとし、枠線のオブジェクトを最優先として、配置される各オブジェクトの属性を枠線のオブジェクトの属性により設定する構成や、斜視図などを描画可能なCAD装置において、オブジェクトとして壁や柱等の構造材、窓や扉などの建具、机やソファなどの家具などを描画可能とし、構造材の優先度を高くしておき、構造材の形状に合わせて建具や家具を自動的に変形する構成などを考えることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の図作成装置および図作成方法は、オブジェクトの描画状況を属性として定義し、これを変更することで図描画の高い自由度を確保することは勿論のこと、その属性の設定あるいは変更に際して優先順位という新たな概念を導入し、優先順位の高いオブジェクトの属性に基づいて下位のオブジェクトの属性を自動的に設定するのである。
【0047】
従って、大きな自由度と簡単な操作性という合い反する要求を巧みに満足させ、高い操作性を実現して、所望の図を簡単な作業により得ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である地図作成装置の基本画面の説明図である。
【図2】地図作成ソフトを搭載して、地図作成装置が実現されるパーソナルコンピュータの機能ブロック図である。
【図3】各種ツールボックスの形状を示す説明図である。
【図4】各種リボンの形状を示す説明図である。
【図5】地図の描画の様子を示す説明図である。
【図6】複数のオブジェクトから構成される地図データの概念説明図である。
【図7】道路オブジェクトの属性変更のダイアログボックスの説明図である。
【図8】自動リンクによる矩形オブジェクトの回転処理のフローチャートである。
【図9】オブジェクト毎に定められる優先順位の説明図である。
【図10】自動リンクによる矩形オブジェクトの回転処理の表示説明図である。
【図11】自動リンクによる文字入力処理のフローチャートである。
【図12】自動リンクによる文字列の自動配置のフローチャートである。
【図13】自動リンクによる文字列の自動配置の表示説明図である。
【符号の説明】
20…パーソナルコンピュータ
22…CPU
24…ROM
26…RAM
28〜36…入出力インターフェイス
40…モニタ
42…マウス
46…キーボード
48…プリンタ
50…ハードディスク
60,62…図形オブジェクト
64,66…文字オブジェクト
68…道路オブジェクト
70…先頭データ
72…末尾データ
80…選択データ
100…ダイアログボックス
102…了解ボタン
401…作業領域
402,406,408,410…各種ツールボックス
402…モード選択ツールボックス
403…メニューバー
404…共通リボン
405…モード別リボン
406…線種ツールボックス
408…色設定ツールボックス
410…パターン種ツールボックス
422…左ボタン
424…右ボタン
H…ハンドル

Claims (5)

  1. コンピュータを利用して図形や文字を編集し、所望の図を作成する図作成装置であって、
    特定の対象を表記するものとして定められた特定図形,円や四角などの基本図形、文字からなる文字列の各要素をそれぞれ独立したオブジェクトとし、そのオブジェクトの描画状態を指示する属性をオブジェクト毎に記憶するオブジェクト記憶手段と、
    前記オブジェクト毎に定められた優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、
    複数のオブジェクトのリンクが指示されたとき、前記優先順位記憶手段に記憶された優先順位に従って、当該複数のオブジェクトのうち優先順位が上位であるオブジェクトの属性に基づいて優先順位が下位であるオブジェクトの属性を自動的に変更する自動リンク手段と
    を備え
    前記優先順位記憶手段は、前記優先順位を、前記特定図形,前記基本図形および前記文字列と前記特定の対象との関連の深さに応じて決定し、記憶する手段である図作成装置。
  2. 請求項1記載の図作成装置であって、
    前記特定の対象は地勢であり、前記特定図形は地図を構成する道路,鉄道,河川などの地図構成図形であり、
    優先順位記憶手段は、特定図形を最も高い優先度として記憶する手段である
    図作成装置。
  3. 請求項2記載の図作成装置であって、
    優先順位記憶手段は、文字列を最も低い優先度として記憶する手段であり、
    前記自動リンク手段は、文字列より優先度の高いオブジェクトの属性に従って、前記文字列を該オブジェクトに関連付けて配置する手段を備える
    図作成装置。
  4. 請求項2記載の図作成装置であって、
    前記自動リンク手段は、地図構成図形の属性の一つである該図形の形状に従って、該地図構成図形より優先度の低いオブジェクトを変形する手段を備える図作成装置。
  5. コンピュータを利用して図形や文字を編集し、所望の図を作成する図作成方法であって、
    特定の対象を表記するものとして定められた特定図形,円や四角などの基本図形、文字からなる文字列の各要素をそれぞれ独立したオブジェクトとし、そのオブジェクトの描画状態を指示する属性をオブジェクト毎に記憶し、
    前記特定図形,前記基本図形および前記文字列の優先順位を、前記特定の対象との関連の深さに応じて予め定義し、
    複数のオブジェクトのリンクが指示されたとき、前記定義した優先順位に従って、当該複数のオブジェクトのうち優先順位が上位であるオブジェクトの属性に基づいて優先順位が下位であるオブジェクトの属性を自動的に変更する
    図作成方法。
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