JP3567492B2 - 磁気記録及び/又は再生装置 - Google Patents

磁気記録及び/又は再生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば、ホストコンピューターから供給されるデータを特定のフォーマットにより変換して、磁気テープに記録し、または再生されたデータをホストコンピューターに供給する磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より審議中の、記録に関するアメリカ標準規格ANSI DD−1フォーマット(ANSI X3B5)がある。このフォーマットは、カセットテープにデータを記録するのみでなく、コンピューターペリフェラルに適するように、ファイル管理のためのデータ構造や、エラーレートを向上させるための誤り検出方法について詳細に規定したものである。
【0003】
このDD−1フォーマットのデータレコーダは、インタフェースユニットを介して、ホストコンピューターとSCSIインタフェースで接続されている。このインタフェースユニットは、ホストコンピューターにより磁気テープデバイスであると認識されるために、ファイルフォーマットをテープ上に作成し、その上でデータのやりとりを行うフォーマッターの機能を搭載している。
【0004】
この発明の出願人は、このDD−1フォーマットに対応するコンピュータペリフェラルに適したデータレコーダ等に実現可能なフォーマットとしてDTFフォーマットを独自に開発している。このDTFフォーマットでは、物理的テープ開始位置(以下、「PBOT」という。)から10メートルのダミー領域を経た位置を論理的テープ開始位置(以下、「LBOT」という。)とし、LBOTの位置から所定の助走区間を設けた後に、テープがDTFフォーマットとして有効か否かを判定するためのボリュームセット情報テーブル(以下、「VSIT」という。)を設けている。VSITは、テープ全体を管理するもので、1つのVSITは100IDの領域を有しいる。
【0005】
また、VSITからダミー領域を経た位置に、ファイル管理のためのディレクトリ情報テーブル(以下、「DIT」という。)を設けている。DITはユーザデータ領域に書かれたデータの区切りを示すテープマークの位置および個数の管理テーブルを記録している。DITは、ユーザデータ領域の内容を管理するもので、1つのDITは100IDの領域を有しいる。また、DITはテープのボリュームとしてのアップデート情報も記録できる。
【0006】
ところで、このようなVSITおよびDITのデータはDTFフォーマット上重要なため、例えば連続して7つ同じVSITおよびDITが書かれるようになっている。その場合に、このようなVSITおよびDITのデータを読み込む際には1つのデータを読み込めば良いので、通常は1番目に書かれているVSITおよびDITを読み込むようにしている。また、この1番目に書かれているVSITおよびDITが読み取れないときに、2番目に書かれているVSITおよびDITを読みに行くようになっている。
【0007】
ところが、テープのロード処理またはアンロード処理において、このVSITおよびDITを読み込むときに、常に1番目に書かれているVSITおよびDITから読み込むようにしていると、1番目に書かれているVSITおよびDITのテープ部分のみが早く摩耗する。このような場合、1番目に書かれているVSITおよびDITを読みにいき、読み取れないときに、2番目に書かれているVSITおよびDITを読みにいくという動作を繰り返す。さらに、2番目に書かれているVSITおよびDITのテープ部分が摩耗すると、次からは、1番目と2番目に書かれているVSITおよびDITの読みとりを失敗した後に、3番目に書かれているVSITおよびDITの読みとりをすることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の磁気記録再生装置においては、VSITおよびDITを読み込むときに、常に1番目に書かれているVSITおよびDITを読み込むようにしていたので、最初のVSITおよびDITのテープ部分が摩耗すると、必ず次の部分を読み直すための再読み込みが発生し、この際読み込みの分だけ処理が遅くなるという不都合があった。
【0009】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、テープのロード処理またはアンロード処理の高速化を図ることができる磁気記録再生装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の磁気記録再生装置は、図1乃至図34に示す如く、データ供給源から供給されるデータを特定のフォーマットにより変換して、磁気テープに記録し、磁気テープに記録されたデータを再生してデータ供給源に供給する磁気記録再生装置において、フォーマットに基づいて作成される磁気テープの先頭部分に同一の磁気テープの管理情報23、25、33、35が複数個設けられ、この管理情報23、25、33、35を読み込む際に、複数個の管理情報23、25、33、35のうちのいずれか1つを読む順番を乱数により決めるようにしたものである。
【0011】
また、本発明の磁気記録再生装置は、図1乃至図34に示す如く、上述において、複数個の管理情報23、33は、磁気テープが特定のフォーマットとして有効か否かを判定するものである。
【0012】
また、本発明の磁気記録再生装置は、図1乃至図34に示す如く、上述において、複数個の管理情報25、35は、磁気テープに記録されたデータに関する情報を管理するものである。
【0013】
また、本発明の磁気記録再生装置は、図1乃至図34に示す如く、上述において、複数個の管理情報23、25、33、35のうちのいずれか1つの読み込みは、磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みを開始する前処理を行う際に、行うようにしたものである。
【0014】
また、本発明の磁気記録再生装置は、図1乃至図34に示す如く、上述において、複数個の管理情報23、25、33、35のうちのいずれか1つの読み込みは、磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みの終了処理を行う際に、行うようにしたものである。
【0015】
【作用】
本発明によれば、フォーマットに基づいて作成される磁気テープの先頭部分に同一の磁気テープの管理情報23、25、33、35が複数個設けられ、複数個の管理情報23、25、33、35のうちのいずれか1つを読み込む際に、複数個の管理情報23、25、33、35のうちのいずれか1つを読む順番を乱数により決めるようにしたので、最初に読む管理情報23、25、33、35を平均化することにより、特定の管理情報23、25、33、35のテープ部分の摩耗を防ぎ、1度で読める確率を上げて、高速処理を図ることができる。
【0016】
また、本発明によれば、上述において、複数個の管理情報23、25は、磁気テープが特定のフォーマットとして有効か否かを判定するものであるので、1度で管理情報23、25を読める確率が上がり、フォーマットが有効か否かの判定を高速に行うことができる。
【0017】
また、本発明によれば、上述において、複数個の管理情報33、35は、磁気テープに記録されたデータに関する情報を管理するものであるので、1度で管理情報33、35を読める確率が上がり、磁気テープに記録されたデータに関する情報の処理を高速に行うことができる。
【0018】
また、本発明によれば、上述において、複数個の管理情報23、25、33、35のうちのいずれか1つの読み込みは、磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みを開始する前処理を行う際に、行うようにしたので、データの読み込みまたは書き込みを開始する前処理を高速に行うことができる。
【0019】
また、本発明によれば、上述において、複数個の管理情報23、25、33、35のうちのいずれか1つの読み込みは、磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みの終了処理を行う際に、行うようにしたので、データの読み込みまたは書き込みの終了処理を高速に行うことができる。
【0020】
【実施例】
図1は、本発明による磁気記録再生装置の一実施例の制御部の構成を示すブロック図である。本発明の磁気記録再生装置は、本出願人が独自に開発した記録フォーマットであるDTFフォーマットを用いている。このDTFフォーマットは、DD−1フォーマットに対応するコンピュータペリフェラルに適したデータレコーダ等に実現可能であり、この例においては、特に、テープのロード処理またはアンロード処理の高速化を容易にするものである。
【0021】
図1に示すように、このインタフェース部12は、図示しないホストコンピュータとDTFフォーマットのデータレコーダとを、例えばSCSIインタフェース等で接続している。
【0022】
インタフェース部12は、データレコーダをMTなどのテープストリーマのようにコントロールするテープストリームエミュレーションを備えたインタフェース装置である。このインタフェース部12は、DTFフォーマットをテープ上に作成し、その上でデータのやりとりを行うフォーマッターの機能を搭載している。
【0023】
インタフェース部12は、ホストコンピュータから転送されたデータをDTFフォーマットに変換し、データレコーダにおけるテープの読み書きを制御するものである。インタフェース部12は、ホストコンピュータからデータレコーダにデータを供給する際またはデータレコーダからホストコンピュータにデータを供給する際に、データラインを介して一時的にデータを保持するデータバッファとしてのバンクメモリ5およびバンクメモリ6を有する。図示しないデータレコーダには、サーボ回路、テープ、リール等からなるテープ走行系と、イコライジング回路、記録再生ヘッド等からなる記録再生系が設けられている。
【0024】
メインCPU1はホストコンピュータからのコマンドをコントロールラインを介して受け取り、インタフェース全体をコントロールする制御部である。サブCPU3はメインCPU1からのコマンドを受け、コントロールラインを介してデータレコーダ等の制御を行うものである。デュアルポートRAM2はメインCPU1とサブCPU3との通信用のメモリである。
【0025】
バンクスイッチ4は、バンクメモリ5およびバンクメモリ6を切り替えるスイッチである。DMAC7はメインCPU1からのコマンドを受けて、バンクメモリ5の制御を行うダイレクトメモリアクセスコントローラである。DMAC8はサブCPU3からのコマンドを受けて、バンクメモリ6の制御を行うダイレクトメモリアクセスコントローラである。
【0026】
タイマー9は、7個のVSITまたはDITのうちのいずれか1つを読む順番を得る元となる乱数を発生させるためのものである。例えば、工場出荷時にスタートされるタイマーを用いても良い。乱数によるユニークな値にすることで、メインCPU1は、この乱数に応じて7個のVSITまたはDITのうちのいずれか1つを読むようにバンクメモリ5、6を制御する。サブメモリ10は、ファームウエアのワーク領域、ファイルの区切り記号であるテープマークの管理テーブルを格納する領域である。PIO11は、インタフェース部12とデータレコーダとの間のデータ転送の最適転送速度を指定するためのディップスイッチの値を指定するものである。このデータを元にしてメインCPU1は内部の転送レートスイッチに値を設定し、データレコーダとの転送速度を決定する。
【0027】
図4に、本発明による磁気記録再生装置の一実施例の磁気テープ上のフォーマットおよびトラックを示す。図4Aにおいて、磁気テープ40の先頭からダミー領域41を経てVSIT42が設けられている。VSIT42は、磁気テープ40がDTFフォーマットとして有効か否かを判定するものである。VSIT42からダミー領域43を経てDIT44が設けられている。DIT44はユーザデータ領域46に書かれたデータの区切りを示すテープマークの位置および個数の管理を行う。DIT44からダミー領域46を経てユーザデータ領域46が設けられている。ユーザデータ領域46の終端部にはデータの終了位置を示すEOD47が設けれている。図4Bにおいて、磁気テープ40上に斜め方向に記録されたトラックには、ユーザデータ49とユーザデータ49の属性を示すサブコード48が設けられている。
【0028】
このようなインタフェース部12およびデータレコーダに用いられるDTFフォーマットの詳細を以下に示す。なお、このDTFフォーマットに規定されていない仕様は、アメリカ標準規格ANSI X3.175−1990に従うものとする。
【0029】
図5に、DTFフォーマットの磁気テープ上の論理的なフォーマットを示す。記録領域は、論理的テープ開始位置(以下、「LBOT」という。)と、論理的テープ終了位置(以下、「LEOT」という。)の間の領域をいう。LBOTは、物理的テープ開始位置(以下、「PBOT」という。)から10メートルのところを指す。LEOTは、物理的テープ終了位置(以下、「PEOT」という。)の15メートル手前を指す。PBOTもPEOTも物理的なテープの開始点、終了点を示す。
【0030】
PBOTからLBOTの間と、LEOTからPEOTの間は、無効領域であり、それ以外のLBOTからLEOTまでを記録領域と呼ぶ。LBOTの位置からランアップ領域54を経てVSIT50が設けられている。VSIT50の後にマージン57とランアップ領域55を経てDIT51が設けられている。DIT51の後にマージン58とランアップ領域56を経てユーザデータ領域52が設けられている。ユーザデータ領域52の後にEOT近似位置(以下、「NEOT」という。)からLEOTまでを事実上テープ終了領域53という。この場合、テープの互換性の上で、無効領域でのデータ(ヘリカルデータ、コントロールデータ、およびアノテーションデータ)は意味が無いものである。ここでは、たとえ、何らかのデータが存在したとしても、有効なデータとはみなさないし、物理トラックセットIDもしくはその他のデータが存在しなくともよいものである。
【0031】
図6に示すように、記録領域には、有効データ領域と無効データ領域とがあるが、有効データ領域では、物理トラックセットIDが連続して単調増加している。有効データ領域は、データトラックをロックさせるまでの助走エリアであるランアップエリア、テープの管理情報に対するテーブルのエリアであるテーブル、ユーザデータが記録されるユーザデータの3タイプがある。
【0032】
無効データ領域には、テーブルなどを更新するときに、その後ろにある有効データを消去しないための余裕を持たせるための余裕領域66、67がある。LBOTのトラックセットIDである6976IDより後ろ側で、ランアップエリア63として最低1024トラックセットID以上開けたところから、ボリュームセット情報テーブル60(以下、「VSIT」という。)が始まる。そのVSIT60のトラックセットIDを、8000IDとする。VSIT60は100IDずつ7個書かれているので、700IDを占めている。
【0033】
VSIT60に続いて、8700IDから余裕領域66(1.5m),ランアップエリア64として最低1024トラックセットID以上開けたところからディレクトリィ情報テーブル61(以下、「DIT」という。)がある。DIT61は100IDずつ7個書かれているので、700IDを占めている。
【0034】
DIT61に続いて、余裕領域67(1.5m),ランアップエリア65として最低1024トラックセットID以上開けたところから、ユーザデータエリア62が始まる。そして、図5で示すように、EOT近似位置NEOTで記録データエリア62が終わる。
【0035】
図5において、NEOTとLEOTの間の事実上テープ終了位置領域は、テープが終了するための操作に必要な領域に充てている。この量については、インプリメントに依存する。
【0036】
図7に、DTFフォーマットの論理トラックを示す。始めの4バイトは、予約領域70で(11111111)16で埋められる。サブコードデータ71の内容は、それぞれのデータタイプに対して、後述する図15、19、21、23、25、26、27、28、29、30に示す。すべてのサブコードをまとめたものを図31に示す。サブコードのそれぞれのデータの規定は図31に示す。サブコードのパラメータは、図32、33、34に示す。
【0037】
図7において、サブコードデータ71は、100バイトのサブコード75、76、77を3回繰り返して書く。3回書いた残りは、パディング領域78(168バイト)であり、データは不定である。図15、19、21、23、25、26、27、28、29、30において、チェックサム(W24)の計算範囲はW0からW23までである。4バイトから1ワード単位で計算する。
【0038】
図15、19、21、23、25、26、27、28、29、30において、W2の最上位ビット「B」は、ブロック動作可能フラグである。「0」のとき、動作不可−W2,W3,W4のパラメータは無効である。「1」のとき、動作可能−内容はまだ決まっていない。W6の最上位ビット「A」はアペンドファイルポインターで、アペンドした最初のトラックセットIDに対してこのフラグを立てる。
【0039】
図25、26、27、28において、W7の最上位ビット「W」は、ライトリトライカウンタ動作可能フラグである。「0」のとき、動作不可−W7のライトリトライカウンタは、(0)16にセットする。「1」のとき、動作可能−このトラックに対して、ライトリトライが起こったとき、W7のライトリトライカウンタをインクリメントする。W8〜W23は予約ワードで「0」で埋める。
【0040】
また、図7に戻ると、ユーザデータ72はユーザの有効データであり、「32768バイト」までのデータを記録することができる。パディングデータ73は、ユーザデータ72のサイズが「32768バイト」未満の場合の残りのユーザデータ領域72の残りの部分をいい、データは不定である。ガービッジ74は「2868バイト」であり、予約されたエリアであるがデータは不定である。
【0041】
次に、図8において管理テーブルについて説明する。ボリューム情報テーブルVSIT80は、図8に示すように、管理テーブルのデータの信頼性を上げるため、100トラックセットIDのVSITを3回以上7回まで繰り返して書き込む。
【0042】
VSITテーブル81(1トラックセットID)は、図示しないEODまたはダミートラック82(78トラックセットID)により終了する。ダミートラック82での終了の場合は、ダミーデータトラック82が16トラックセットID以上続いている場合に終了とみなす。繰り返すデータは、サブコードを含めて同じデータを使う。ライトリトライカウンタが有効なときはこれを除く。
【0043】
VSITテーブル81は、図14に示す。VSITテーブルのサブコードは、図15に示す。図14において、W44は、物理ボリューム(テープ)のデータエリアの最初の物理トラックセットID番号である。
【0044】
W45は、物理ボリューム(テープ)のデータエリアの最後の物理トラックセットID番号である。これは、ユーザエリアのEODの物理トラックセットIDになる。W62はVITの数である。W65は、VITの先頭の物理トラックセットIDである。
【0045】
図8に戻って、アップデートテーブルUT83(1トラックセットID)は図22に示す。アップデートテーブルのサブコードは図23に示す。このアップデートテーブルは、付属するテーブルが更新中であるかどうかを示すテーブルである。例えば、アップデートテーブルは、テープのロード時には「1」を示し、アンロード時には「0」を示すようにしてもよい。図22においては、W0:Update statusは、(00000000)16:更新済、(FFFFFFFF)16:更新中である。
【0046】
図8に戻って、チェックサムトラック85(1トラックセットID)は、図24に示す。計算範囲は、VSITおよびUT領域である論理トラックにおけるユーザデータの領域のみを、計算の対象とする。4バイトから1ワードを計算の対象とする。
【0047】
図9において、DIT90について説明する。DIT90は図9に示すように、管理テーブルのデータの信頼性を上げるため、100トラックセットIDのDITを3回以上7回まで繰り返して書き込む。DITテーブル91は、図示しないEODまたはダミートラックにより終了する。ダミートラックでの終了の場合は、ダミーデータトラックが16トラックセットID以上続いている場合に終了とみなす。繰り返すデータは、サブコード含めて同じデータを使う。ライトリトライカウンタが有効なときはこれを除く。
【0048】
図9において、ボリューム情報テーブル91(以下、「VIT」という。)は、図16および図17に示す。図17において、W255にはオーバーライトカウンター、W256にはイニシャライズナンバーがそれぞれ設けられている。VITのサブコードは、図19に示す。VITには、図16において、W4〜W43に示すボリュームラベル、およびW44に示す物理ボリューム(テープ)のこのテーブルが管理しているボリュームのデータエリア領域の最初の物理トラックセットID番号が設けられている。
【0049】
図16において、同様に、W45に示す物理ボリューム(テープ)のこのテーブルが管理しているボリュームのデータエリア領域のデータの最後の物理トラックセットID番号が設けられていて、EODの位置を示す。
【0050】
W62は、ファイル情報テーブル(以下、「FIT」という。)に登録されているテープマークの数である。W63は、ファイル情報テーブルFITが使っているトラックセットの数である。
【0051】
W64は、1番目のUITのタイプを示す。1番目は、は図9に示すように、明記されたUITを指す。typeは、(00000000)16のときUITは使われない。(00000000)16〜(7FFFFFFF)16は、reserved、(80000000)16〜(FFFFFFFF)16は、ベンダーユニークである。
【0052】
図9において示す、3トラックのバッドスポットテーブルは、図18に示すように、バッドスポット物理トラックセットID番号が書かれている。サブコードは、図19に示すようにVITのサブテーブルとして、VITと同じものを使っている。このバッドスポットテーブルは、無効データの領域を示す情報を含む管理情報としてのテーブルである。したがって、図9に示すように、テープ先頭の管理情報(DIT)全体を含むものである。バッドスポットテーブルは、ライトリトライ動作や、アペンドライト動作などで生じた論理的に無効なデータを管理するテーブルである。図10に示すように、ある「A」というデータの論理トラックセットID「N」と同じ論理トラックセットID「N」を持った「B」というデータをその後に書くとき、読み出しを無効にするべきデータ「A」をバッドスポット、つまり無効データという。バッドスポットテーブルには、このバッドスポットの先頭の論理トラックセットID「N」と最終の論理トラックセットID「N+1」が記録されている。
【0053】
図18において示すように、バッドスポットテーブルには、無効データ領域の最初の物理トラックセットID番号を設ける。最上位ビット「U」は無効になった原因を示す。この場合、エラーにより無効になった場合、(1)16をセットし、エラー以外に無効になった場合、(0)16をセットする。同様に、無効データ領域の最後の物理トラックセットID番号を設ける。
【0054】
ファイル情報テーブルを図20に示す。ファイル情報テーブルのサブコードを図21に示す。図20に示すように、ファイル情報テーブルは、テープマークの物理トラックセットID番号、テープマークの絶対ブロック番号をそれぞれ設けている。
【0055】
図9に戻って、アップデートテーブルUT96(1トラックセットID)は図22に示す。アップデートテーブルUTのサブコードは、図23に示す。このアップデートテーブルは、付属するテーブルが更新中であるかどうかを示すテーブルである。アップデートステータスは、(00000000)16:更新済、(FFFFFFFF)16:更新中である。
【0056】
図9において、UIT95(64トラックセットID)は、ユーザ情報テーブルである。ユーザが情報を管理する上で使われるデータのための領域である。ユーザ情報テーブルUITのサブコードは図29に示す。図9に戻って、チェックサムトラック97(1トラックセットID)は、図24に示す。チェックサムトラックのサブコードは、図30に示す。計算範囲は、VIT,バッドスポット,FITおよびUT領域である。論理トラックにおけるユーザデータの領域のみを、計算の対象とする。4バイトから1ワード単位で計算する。
【0057】
次に、データの扱いに対する順序は、図11に示すように、バイトシリアルの順番にする。32ビットのデータのときにはLSBからMSBへの順序で行う。つまり、W0からW3への順序で行う。16ビットのデータのときにもLSBからMSBへの順序で行う。つまり、W0からW1への順序で行う。また、図9において示した管理テーブルにおけるリザーブエリア(68トラックセットID)は、すべて(0)16で埋める。管理テーブルの領域ではライトリトライは行わない。
【0058】
つぎに、図7において示したユーザデータトラックについて説明する。ユーザデータトラックは、「32768バイト」までのユーザデータが、ユーザデータエリアに記録することができるトラックである。データトラックには、図12に示すように、C1,C2の積符号によるエラー訂正がかけられている。ユーザデータのサブコードは図25に示す。図25において、W22にオーバーライトカウンター,W23にイニシャライズナンバーがそれぞれ設けられている。
【0059】
図13に、DTFフォーマットのヘリカルデータトラックを示す。図13において、テープの進行方向に対してヘッドの進行方向は斜め方向となり、ヘリカルデータトラック131はヘッドの進行方向と同じ斜め方向に形成される。ヘリカルデータトラック131は、下方向から上方向にLSBからMSBへの順序に形成される。テープ130の上端および下端には、注記を記録するアノテーショントラック132、133が形成される。下端のアノテーショントラック133の上にはコントロールトラック134が形成される。コントロールトラック134は、同期信号およびトラックセットIDが記録される。
【0060】
テープマークトラックは、隣合った2つのファイルのセパレータとして使われる。テープマークは1トラックセットを使う。トラックのユーザデータの領域は不定である。テープマークのサブコードは図26に示す。
【0061】
EODは、記録データの終了を示すトラックである。終了を示すとき、EODは16トラックセットID以上連続していなければならない。トラックのユーザデータの領域は不定である。EODのサブコードは、図27に示す。
【0062】
ダミートラックは、連続した制御トラックが必要な場合に、領域を埋めるときに用いられる。トラックのユーザデータの領域は不定である。ダミートラックのサブコードは、図28に示す。
【0063】
図2は、本発明による磁気記録再生装置の一実施例のテープのロード処理を示す図である。ロード処理とは、DTFフォーマットで初期化されたテープに対して、データの読み込みまたは書き込みを開始する前準備としての処理であり、以下に示すように、テープのロード処理は合計900IDのデータの読み書きの処理が必要となる。
【0064】
DTFフォーマットについては既に詳細に説明したので、ここでは簡単に説明する。図2において、記録済み領域21は、例えば、4トラックを1IDとするIDのみが記録されている領域である。ダミー領域22、24、26は有効領域の読み書きのための助走区間として必要な領域であり、ダミーデータが記録されている。VSIT23はテープ全体を管理する領域であり、重要なため100IDずつ7個書かれている。VSIT23はテープがDTFフォーマットとして有効か否かを判定する働きをする。DIT25はユーザデータ領域の内容を管理する領域であり、重要なため100IDずつ7個書かれている。DIT25はユーザデータ領域に書かれたテープマークの位置および個数の管理などの働きをする。
【0065】
図2Aは新規テープチェックを示すものであり、このとき、ヘッドの位置を示すアクセスポインタ20は、記録済み領域に位置する。そこで、テープが未使用であること、つまり、1度もデータを書かれていないことをチェックする。これにより、未初期化テープかどうかの確認を行う。
【0066】
図2BはVSITの読み込み(フォーマットチェックのための100IDの読み込み)を示すものであり、このとき、ヘッドの位置を示すアクセスポインタ20はVSIT23に位置する。そこで、VSIT23を読みとる。これにより、DTFフォーマットで初期化されたテープかどうかのチェックを行う。このとき、7個のVSIT23のうちの乱数で決められた1つを読み込む。読み込みができるまで発生した乱数により読み込みを繰り返し、読み込みが完了した時点で次の処理に移る。この乱数は、図1において示したタイマー9により発生させたものである。以下、乱数については同様である。
【0067】
図2CはDITの読み込み(テープ上のファイル管理テーブルの読み込みのための100IDの読み込み)を示すものであり、このとき、ヘッドの位置を示すアクセスポインタ20はDIT25に位置する。そこで、DIT25に書かれているファイルデータをメモリ上に読み込む。そして、前回正しくアンロードされたテープか否かをチェックする。このとき、7個のDIT25のうちの乱数で決められた1つを読み込む。読み込みができるまで発生した乱数により読み込みを繰り返し、読み込みが完了した時点で次の処理に移る。
【0068】
図2DはDITの書き直し(テープの使用開始フラグのオンのための700IDの書き込み)を示すものであり、このとき、ヘッドの位置を示すアクセスポインタ20はDIT25に位置する。そこで、DIT25のテープのアクセス開始を管理するテーブルを書き換える。
【0069】
また、もしこのテーブルが使用開始状態でロードされた場合には、図2CのDITの読み込みのチェックで前回正しくアンロードされなかったテープとしてロード処理を中止する。このとき、図22に示したように、DITの中にUTアップデートテーブルが設けられているので、このアップデートテーブルにより、付属するテーブルが更新中であるかどうかを判断するのである。つまり、アップデートテーブルは、例えば、テープのロード時には「1」を示し、アンロード時には「0」を示す。従って、ロード時において、前回正しくアンロードされていれば、「0」を示しているはずであるが、このとき「1」を示していれば正しいアンロード処理がされなかったとして判断する。
【0070】
図2Eはユーザデータ領域へのヘッドの移動を示すものであり、このとき、ヘッドの位置を示すアクセスポインタ20はユーザデータ領域27に位置する。これによりヘッドがユーザデータ領域27にデータを書き込むことができる。
【0071】
本発明の磁気記録再生装置の一実施例のテープのアンロード処理を示す図である。アンロード処理とは、DTFフォーマットでロードされたテープに対して、データの読み込みまたは書き込みを終了する処理であり、以下に示すように、テープのアンロード処理は合計800IDのデータの読み書きの処理が必要となる。
【0072】
図3AはDITの読み込み(テープ上のファイル管理テーブルの読み込みのための100IDの読み込み)を示すものであり、このとき、ヘッドの位置を示すアクセスポインタ30はDIT35に位置する。そこで、DIT35に書かれているファイルデータをメモリ上に読み込む。そして、そのデータに更新されたファイル管理テーブル等のデータを付加する。また、テープのアクセス開始を管理するアップデートテーブルを使用終了状態に書き換える。つまり、アップデートテーブルは、例えば、アップデート終了前には「1」を示し、アップデート終了後には「0」を示す。従って、アップデート後において、前回正しくアップデートされていれば、「0」を示している。このとき、7個のDIT35のうちの乱数で決められた1つを読み込む。読み込みができるまで発生した乱数により読み込みを繰り返し、読み込みが完了した時点で次の処理に移る。
【0073】
図3BはDITの書き直し(テープの使用開始フラグのオンのための700IDの書き込み)を示すものであり、このとき、ヘッドの位置を示すアクセスポインタ30はDIT35に位置する。ここで、図3AのDITの読み込みにおいて更新されたDITをテープ上に書き込む。
【0074】
図3Cはテープの巻き戻しおよび排出を示すものであり、このとき、テープの巻き戻しを行い、ヘッドの位置を示すアクセスポインタ30は記録済み領域31に位置する。これによりテープの排出を行うことができる。
【0075】
上例によれば、DTFフォーマットに基づいて作成される磁気テープの先頭部分に同一の磁気テープの管理情報としてのVSIT23、33、DIT25、35が複数個設けられ、複数個の管理情報としてのVSIT23、33、DIT25、35のうちのいずれか1つを読み込む際に、複数個の管理情報としてのVSIT23、33、DIT25、35のうちのいずれか1つを読む順番を乱数により決めるようにしたので、最初に読む管理情報としてのVSIT23、33、DIT25、35を平均化することにより、特定の管理情報としてのVSIT23、33、DIT25、35のテープ部分の摩耗を防ぎ、1度で読める確率を上げて、高速処理を図ることができる。
【0076】
また、上例によれば、上述において、複数個の管理情報としてのVSIT23、33は、磁気テープが特定のDTFフォーマットとして有効か否かを判定するものであるので、1度で管理情報としてのVSIT23、33を読める確率が上がり、DTFフォーマットが有効か否かの判定を高速に行うことができる。
【0077】
また、上例によれば、上述において、複数個の管理情報としてのDIT25、35は、磁気テープに記録されたデータに関する情報を管理するものであるので、1度で管理情報としてのDIT25、35を読める確率が上がり、磁気テープに記録されたデータに関する情報の処理を高速に行うことができる。
【0078】
また、上例によれば、上述において、複数個の管理情報としてのVSIT23、33、DIT25、35のうちのいずれか1つの読み込みは、磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みを開始する前処理としてのロード処理を行う際に、行うようにしたので、データの読み込みまたは書き込みを開始する前処理としてのロード処理を高速に行うことができる。
【0079】
また、上例によれば、上述において、複数個の管理情報としてのVSIT23、33、DIT25、35のうちのいずれか1つの読み込みは、磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みの終了処理としてのアンロード処理を行う際に、行うようにしたので、データの読み込みまたは書き込みの終了処理としてのアンロード処理を高速に行うことができる。
【0080】
上例において、インタフェース部12は上例のものに限るものではなく、DTFフォーマットに対応するものであれば他のものでもよい。また、DTFフォーマットはID−1フォーマットに対応するデータレコーダやストリーマであればどのようなものでも実現することができるので、ID−1フォーマットを採用するデータレコーダのすべてのインタフェースに応用することができる。また、データレコーダにおける物理IDに対応するような、一定のIDの連続性が判定できるものであれば、他のテープ装置にも応用することができる。
【0081】
また、レーダーなどから供給されるアナログデータをディジタルデータに変換し、ID−1フォーマットのデータレコーダに供給して記録するようにするA/Dコンバータにおいて、ディジタルデータに変換した後にさらにDTFフォーマットに変換する機能を設けることにより、上例のインタフェース部12に替えることができる。
【0082】
また、VMEバスを介してインタフェース部にデータが転送され、データレコーダでID−1フォーマットで記録されるようなラック型のVMEバスにおいて、DTFフォーマットに変換する機能を設けることにより、上例のインタフェース部12に替えることができる。
【0083】
また、データレコーダにおいて、データの記録方式をID−1フォーマットまたはDTFフォーマットに切り替える機能を設けることにより、上例のインタフェース部12に替えることができる。このとき、データレコーダのコマンドとしての9ピンコマンドにDTFフォーマットに対応するものを追加するようにしても良い。
【0084】
また、このフォーマットに基づいて作成されるテープ先頭部分のDITに設けられた無効データの領域を示す情報としてのバッドスポットを含む管理情報が読み込み不能なときに、無効データの領域を表す情報としてのバッドスポットおよび各ファイルの終了位置を表す情報としてのテープマークとに基づいて、このフォーマットの管理情報を再構築するようにしてもよい。
【0085】
また、上例において、テープをローディングしたときに、このフォーマットに基づいて作成されるテープ先頭部分のDITに設けられた無効データの領域を示す情報としてのバッドスポットを含む管理情報を読み込み、書き込みの度に管理情報を更新するようにしても良い。
【0086】
このように、磁気テープのロードと同時にヘッダーであるVSIT,DITを読み込み磁気テープ上のディレクトリィ情報により、ホストコンピュータからのデータを磁気テープに書き込み、若しくはテープ上のデータを読み込み、ホストコンピュータに送り返し、アンロード時には、最新の管理情報をDITに書き込み、磁気テープをイジェクトするようにしてもよい。
【0087】
イジェクトまえにそれまでの最新のオーバーライトカウンターとイニシャライズナンバーの値をDITの中の1パラメータとして保存し、そして、つぎにロードする場合に、DITを読み取ると同時に、その磁気テープに書き込む際に使うオーバーライトカウンターとイニシャライズナンバーをメモリに設定するようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】
本発明によれば、フォーマットに基づいて作成される磁気テープの先頭部分に同一の磁気テープの管理情報が複数個設けられ、複数個の管理情報のうちのいずれか1つを読み込む際に、複数個の管理情報のうちのいずれか1つを読む順番を乱数により決めるようにしたので、最初に読む管理情報を平均化することにより、特定の管理情報のテープ部分の摩耗を防ぎ、1度で読める確率を上げて、高速処理を図ることができる。
【0089】
また、本発明によれば、上述において、複数個の管理情報は、磁気テープが特定のフォーマットとして有効か否かを判定するものであるので、1度で管理情報を読める確率が上がり、フォーマットが有効か否かの判定を高速に行うことができる。
【0090】
また、本発明によれば、上述において、複数個の管理情報は、磁気テープに記録されたデータに関する情報を管理するものであるので、1度で管理情報を読める確率が上がり、磁気テープに記録されたデータに関する情報の処理を高速に行うことができる。
【0091】
また、本発明によれば、上述において、複数個の管理情報のうちのいずれか1つの読み込みは、磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みを開始する前処理を行う際に、行うようにしたので、データの読み込みまたは書き込みを開始する前処理を高速に行うことができる。
【0092】
また、本発明によれば、上述において、複数個の管理情報のうちのいずれか1つの読み込みは、磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みの終了処理を行う際に、行うようにしたので、データの読み込みまたは書き込みの終了処理を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の一実施例の制御部のブロック図である。
【図2】本発明の磁気記録再生装置の一実施例のテープのロード処理を示す図であり、図2Aは新規テープチェック、図2BはVSITの読み込み(フォーマットチェックのための100IDの読み込み)、図2CはDITの読み込み(テープ上のファイル管理テーブルの読み込みのための100IDの読み込み)、図2DはDITの書き直し(テープの使用開始フラグのオンのための700IDの書き込み)、図2Eはユーザデータ領域へのヘッドの移動を示すものである。
【図3】本発明の磁気記録再生装置の一実施例のテープのアンロード処理を示す図であり、図3AはDITの読み込み(テープ上のファイル管理テーブルの読み込みのための100IDの読み込み)、図2BはDITの書き直し(テープの使用開始フラグのオンのための700IDの書き込み)、図3Cはテープの巻き戻しおよび排出を示すものである。
【図4】本発明の磁気記録再生装置の一実施例の磁気テープ上のフォーマットおよびトラックを示す図であり、図4Aは磁気テープ上のフォーマット、図4Bはトラックを示すものである。
【図5】DTFフォーマットの磁気テープ上の論理的なデータフォーマットを示す図である。
【図6】DTFフォーマットのテーブル位置を示す論理的なデータフォーマットを示す図である。
【図7】DTFフォーマットの論理トラッを示す図である。
【図8】DTFフォーマットのVSITの構成を示す図である。
【図9】DTFフォーマットのDITの構成を示す図である。
【図10】DTFフォーマットのバッドスポットを示す図である。
【図11】DTFフォーマットのデータ扱いの順序を示す図である。
【図12】DTFフォーマットのエラー訂正を示す図である。
【図13】DTFフォーマットのヘリカルデータトラックを示す図である。
【図14】DTFフォーマットのVSITテーブルを示す図である。
【図15】DTFフォーマットのVSITのサブコードを示す図である。
【図16】DTFフォーマットのVITテーブルを示す図である。
【図17】DTFフォーマットのVITテーブルを示す図である。
【図18】DTFフォーマットのVITテーブル(バッドスポットテーブル)を示す図である。
【図19】DTFフォーマットのVITのサブコードを示す図である。
【図20】DTFフォーマットのファイル情報テーブルを示す図である。
【図21】DTFフォーマットのファイル情報テーブルのサブコードを示す図である。
【図22】DTFフォーマットのアップデートテーブルを示す図である。
【図23】DTFフォーマットのアップデートテーブルのサブコードを示す図である。
【図24】DTFフォーマットのチェックサムデータを示す図である。
【図25】DTFフォーマットのユーザデータのサブコードを示す図である。
【図26】DTFフォーマットのテープマークのサブコードを示す図である。
【図27】DTFフォーマットのEODのサブコードを示す図である。
【図28】DTFフォーマットのダミートラックのサブコードを示す図である。
【図29】DTFフォーマットのユーザ情報のサブコードを示す図である。
【図30】DTFフォーマットのチェックサムトラックのサブコードを示す図である。
【図31】DTFフォーマットのサブコードを示す図である。
【図32】DTFフォーマットのサブコードのパラメータを示す図である。
【図33】DTFフォーマットのサブコードのパラメータを示す図である。
【図34】DTFフォーマットのサブコードのパラメータを示す図である。
【符号の説明】
1 メインCPU
2 デュアルポートRAM
3 サブCPU
4 バンクスイッチ
5 バンクメモリ
6 バンクメモリ
7 DMAC
8 DMAC
9 タイマー
10 サブメモリ
11 PIO
12 インタフェース部
20 アクセスポインタ
21 記録済み領域
22 ダミー
23 VSIT
24 ダミー
25 DIT
26 ダミー
27 ユーザデータ領域
30 アクセスポインタ
31 ダミー
32 記録済み領域
33 VSIT
34 ダミー
35 DIT
36 ダミー
37 ユーザデータ領域

Claims (5)

  1. 気テープの所定部分に同一の上記磁気テープの管理情報が複数個設けられ、上記管理情報を読み込む際に、上記複数個の管理情報のうちのいずれか1つを読む順番を乱数により決めるようにしたことを特徴とする磁気記録及び/又は再生装置。
  2. 請求項1記載の磁気記録及び/又は再生装置において、
    上記複数個の管理情報は、上記磁気テープが特定のフォーマットとして有効か否かを判定するものであることを特徴とする磁気記録及び/又は再生装置。
  3. 請求項1記載の磁気記録及び/又は再生装置において、
    上記複数個の管理情報は、上記磁気テープに記録された上記データに関する情報を管理するものであることを特徴とする磁気記録及び/又は再生装置。
  4. 請求項1記載の磁気記録及び/又は再生装置において、
    上記複数個の管理情報のうちのいずれか1つの読み込みは、上記磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みを開始する前処理を行う際に、行うようにしたことを特徴とする磁気記録及び/又は再生装置。
  5. 請求項1記載の磁気記録及び/又は再生装置において、
    上記複数個の管理情報のうちのいずれか1つの読み込みは、上記磁気テープに対するデータの読み込みまたは書き込みの終了処理を行う際に、行うようにしたことを特徴とする磁気記録及び/又は再生装置。
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