JP3566313B2 - 丸のこ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、第1の面が上を向いている第1の位置と第2の面が上を向いている第2の位置の間で旋回可能な形にテーブル板が取り付けられているフレームを有しこのテーブル板は第1及び第2の位置でこのフレームと非可動状態に連結させることができ、さらに、動力のこ刃を有したのこぎりユニットを携えかつテーブル板の主平面との関係において垂直に延びる回転軸を中心にして回転可能な形でテーブル板に取り付けられている支持要素を有し、こののこ刃はテーブル板の第1の位置において加工部材を切断すべく高位置から下向きに移動させることができ、又中心位置から所要角度位置(マイターポジション)まで移動させることもでき、さらにテーブル板の第2の位置においてのこぎりユニットはこのようなテーブル板の下方に位置付けられ、のこ刃の一部分は支持要素内の貫通スロットを通してテーブル板の第2の側面を超えて上向きに延びているような丸のこ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このタイプの既知の丸のこ装置の場合(ドイツ特許第1,628992号)、支持要素は、テーブル板内の開口部に挿入され、この開口部内に回転可能な形で保持されている丸いテーブルを有する。のこぎりユニットは、テーブル板の第1の位置において水平軸を中心に旋回できるように丸テーブルのエッジ域に取り付けられている。このようにして、通常電動モータから駆動されるのこ刃で切断することができる。ここでのこぎりユニットはユーザーにより、のこ刃が丸テーブルより一定距離だけ上にあるような位置から下降させられ、かくしてのこ刃は切断すべき加工部材を介して案内されている。加工部材を完全に分離できるように、丸テーブルの中に貫通スロットが設けられており、このスロットを通してのこ刃の下部部分が低位置において延びている。このようにして丸い板の第1の面上に載っている加工部材と丸テーブルの関係表面を完全に分離することが可能となる。
【0003】
所要角度切断をセットするためには、丸テーブルをその回転軸を中心にして回転させることができ、それに取り付けられたのこぎりユニットもそれに対応して回転させられる。かくしてのこ刃は、このようなタイプの切断作業のためには通常、テーブル板の第1の側面に取り付けられているフェンス装置の加工部材位置決め面との関係において所望される所要角度位置へと移動させられる。
【0004】
第1の位置にあるテーブル板がそのフレームとの連結から解除され、その第2の位置へと180度回転させられ、再度フレームに堅固に連結された時点で、のこぎりユニットは、のこ刃がテーブル板の第2の面の上部表面全体に亘り貫通スロットを通して下から延びる位置へと旋回することができる。こののこぎりユニットは、テーブル板との関係においてこののこ引き位置にロックすることができ、さらに、通常のこ刃の平面内には、もぎ取り用ナイフが固定され保護カバーが取り付けられ、そのため、このときこの丸のこ装置を一種の丸のこベンチのように使用することができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
既知の丸のこ装置の場合に見られる1つの問題点は、テーブル板の第1の位置において、達成可能な切断幅が、降下されるべきのこ刃のための貫通スロットを収納する丸テーブルの寸法によって本質的に規制されるという点にある。より大きな切断幅を達成するためには本質的に、丸テーブルの直径を拡大してさらに大きい直径をもつのこ刃を用いることが可能であろう。しかしながらこうすると、とりわけ丸テーブルを支持するテーブル板を、のこぎりユニットを支持する丸テーブルを載置するのに充分な安定性を提供する目的で同様に拡大しなくてはならなくなることから、丸のこ装置の寸法は大きくなる。
【0006】
既知の丸のこ装置の場合の切断幅のこの制限を少なくとも一部分避けるためには、すでにテーブル板の中に複数のスロットが設けられており、そのうちのこ刃の中心位置にあるスロットは丸テーブル内に設けられた貫通スロットの連続部分を形成し、一方その他のスロットは、選択された所要角度位置つまり例えば45°の所要角度位置のためのこの貫通スロットの対応する連続部を形成する。このようにして、少なくとも中心位置及びマーキングされた所要角度位置において、のこ刃をその他の所要角度位置よりもさらに降下させることにより、さらに幅広い加工部材を切断することがその時可能になった。
【0007】
しかしながら、例外的なケースにおいて切断幅を拡大するこの構造は、一方ではその中のスロットのせいでテーブル板を弱くすることになり、そのためこのテーブル板をより高い強度をもたせて製造するか、或いは又、より大きい寸法で作るかしなくてはならなくなる。他方では、テーブル板の中で貫通スロットに対するいかなる伸長も有効とならない所要角度位置において、のこ刃がテーブル板のエッジ域と係合するほど降下させられることが確実にないようにするような設計上の特徴を提供しなくてはならない。従って、のこ刃のいくつかの選択された位置において幾分が拡大された切断幅を達成するのに必要とされる設計上の支出は多大なものである。その上、切断幅はのこ刃の寸法によりつねに制限され続けている。
【0008】
本発明の目的は、比較的小さい寸法のテーブル板を用いてのこ刃の中心位置及び全ての所要角度位置の両方においてテーブル板の第1の位置で大きい切断幅での加工作業を行なうことを可能にする、第1の位置と第2の位置の間で旋回可能なテーブル板を伴なう丸のこ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明によれば前述したタイプの丸のこ装置において、支持要素がテーブル板の第1の面に具備されその一部分を横切って延び、のこ刃は低められた切断位置において貫通スロット内に延び、この支持要素によりカバーされたテーブル板の一部分より上にありしかも少なくともこの位置において貫通スロットの長手方向に移動可能であり、テーブル板の中には1つの開口部が設けられこの開口部にはのこ刃の中心位置において貫通スロットの少なくとも一部分が重なりこの開口部と貫通スロットを通ってテーブル板の第2の位置でのこ刃の一部分が延びている丸のこ装置が提供される。
【0010】
本発明による丸のこ装置の場合、テーブル板の第1の位置において、のこ刃の切断動作は切断に制限されず、のこ刃を貫通スロットの長手方向の方向に動かすこともできる。すなわち切断と組合わせて、本発明に従った丸のこ装置は縦びきのことしても作動できる。従って例えば切断によりのこ刃が降下させられた後、ひき切りによりまだ完全に分離していない加工部材を通ってこの低位置においてのこ刃を移動させることが可能である。純粋に切断のこぎり機能に比べて、これはのこ刃の直径を拡大する必要なく明らかに切断幅を大きくするという結果をもたらす。
【0011】
テーブル板の寸法を拡大することなく切断幅のこの拡大を達成するために、のこぎりユニットを支持する支持要素はテーブル板の第1の面に具備されている。すなわち少なくとも一部分がテーブル板の第1の位置においてこのテーブル板より上にある状態で横たわっている。通常加工部材を切断するため、少なくともその下部周囲部域と共に支持要素の貫通スロット内に延びるまで降下させられなくてはならないのこ刃は、この下部周囲部域と共にテーブル板の上方にストッパ装置などにより規制された下部切断位置に位置決められる。この結果、のこ刃を、加工部材を完全に切断するまで切断により降下させることができ、次に加工部材をさらに分離させるため、加工部材が完全に分離するまで貫通スロットの長手方向に移動させることができる。この間、のこ刃は貫通スロットの真下にあるテーブル板の一部分の上を移動することができるが、その中心位置においても、いずれの所要角度位置においてもテーブル板と接触することはない。切断と縦切りカットの組合せはかくして、切断のみが可能である既知の丸のこ装置の場合達成可能な切断幅についての決定的な境界であったテーブル板寸法を増大することなく実施可能となる。
【0012】
同様に、テーブル板の第2の位置においてのこ刃の一部分が第2の面を超えて上向きに延びる卓上(段切り)のことして本発明の丸のこ装置を使用できるようにするため、本発明による丸のこ装置のテーブル板には、テーブル板の第2の位置においてのこ刃は開口部を通り又貫通スロットを通って移動し、かくして卓上のこぎりの作業のためにのこ引き位置までもって来られることになるようにのこ刃の中心位置において貫通スロットと連動するような細長いスロットのような形をした開口部がついている。
【0013】
既知の丸のこ装置の場合、支持要素を形成する丸テーブルは、切断を行なっているとき丸テーブル内に設けられた貫通スロットによりのこ刃が通過できるようにテーブル板の中に設置されなくてはならない。すなわち丸テーブルの上側で貫通スロットがテーブル板の部域によりカバーされてはならないのに対して、本発明による丸のこ装置の場合、テーブル板の一部域が支持要素のほとんどの位置において貫通スロットの真下に存在していてよく、又実際そこに存在している。テーブル板は本発明による丸のこ装置の場合、実際にはそれに回転可能な形で取り付けられた支持要素の寸法を基本的に有している受入れ開口部を必要とせず、従って既知の丸のこ装置の場合と比べてテーブル板の強度及び安定性は大きくなる。この結果として、本発明による丸のこ装置の場合のテーブル板、ひいては全丸のこ装置には、純粋な切断に制限されて明らかに一層小さい切断幅を提供する既知の丸のこ装置の場合そうであったように、比較的小さい寸法を与えることが可能である。
【0014】
支持部分に取り付けられたのこぎりユニットの一部分であるのこ刃を降下させ、入口スロットとのこ刃の下部部域が係合するまで切断を行ない、次に入口スロットの長手方向にのこ刃を移動させて引き切りにより加工部材を完全に分離させるために、テーブル状のフレーム部分に回転可能な形で取り付けられ、それに付着されたアームを伴う丸テーブルを有し、中には丸のこ用の入口スロットが設けられているような支持要素が用いられるように、切断のみならず引き切りをも行なうための丸のこ装置を設計することもすでに知られている(欧州特許第0,242,733号)。ベンチ状のフレームとの関係において支持部分を回転させることにより、切断幅を制限することなく望まれる所要角度位置をセットすることも同様に可能である。しかしながら、この既知の丸のこ装置は、卓上丸のことしての位置への変換すなわちのこ刃の一部分が作業表面上で上向きに突出しているような装置への変換を許さないものである。むしろこの既知の丸のこ装置には、第2の位置において第2の面で卓上のこぎりのための作業表面を形成しこの第2の位置においてのこ刃の一部分がそれを通って上向きに延びなくてはならないような、2つの位置の間で旋回可能な本発明の丸のこ装置のものに匹敵するテーブル板が欠如している。
【0015】
本発明の丸のこ装置の好ましい実施例においては、テーブル板の第1の面に、切断すべき加工部材を位置づけるための加工部材位置づけ面を形成するフェンス装置を設けることができる。のこ刃に近い部域において、このフェンス装置はのこ刃の一部分がその中を通過できるようにするための1つの第1リセスを有していてよく、かくして低められた切断位置においてのこ刃は、加工部材位置決め面の平面内にあるその部域で貫通スロット内に突出するが、こののこ刃部域に隣接する部域でフェンス装置の第1リセス内を通って延びている。
【0016】
支持要素の回転軸はフェンス装置の部域内好ましくは加工部材位置づけ面の平面内にあってよく、このためのこ刃が異なる所要角度位置に動かされた場合加工部材位置づけ面の平面内の切断作業の行程は変化しないことになる。
のこぎりユニットはフェンス装置の加工部材位置決め面と反対の側面で支持要素に連結でき、支持要素上ののこぎりユニットの取りつけ部域と支持要素の回転軸の間の距離は、好ましくは支持要素内の貫通スロットの外端部よりも小さい。従って、貫通スロットに面する回転軸の側での支持要素の寸法は、貫通スロットの部域内よりも著しく小さいものであることができる。
【0017】
本発明の丸のこ装置のテーブル板はその第1の面で、支持要素の貫通スロットを呈示する部分を少なくとも収容する第2リセスを有することができ、こうしてこの部域においてテーブル板は残りの部域よりも小さい材料厚みをもつことになる。このようにして、構造の総重量が低減されるのみならず、さらに、支持要素及びテーブル板を含めテーブル板の第2の位置においてのこ刃が貫入するべき部域の合計厚みも減少し、そのためのこ刃は、より厚みのあるテーブル板の場合に比べテーブル板の第2の面より上にさらに高く突出することができることになる。
【0018】
テーブル板の中の第2リセスの深さは好ましくは受入れられる支持要素の部分の高さと等しく、かくして支持要素の上面及び第2リセスに隣接するテーブル板の部域は同一平面内にあり、従って全てが加工されるべき加工部材を支持するのに貢献することになる。
第2リセスの側壁部分は、中心位置からの支持要素の移動を制限するためのストッパとして作用することができる。
【0019】
材料及び重量のさらなる節約は、支持要素が貫通スロットの部域内で比較的狭く細長くなるように、貫通スロットの方向でその長手方向の範囲内で走行するような支持要素の細長い部分の中にこの貫通スロットを有することによって達成できる。
同様にいわゆる傾斜所要角度カット又は傾斜カットつまりテーブル板の主平面との関係において傾斜した位置にのこ刃がある状態でのカットを行なうことができるようにするため、本発明の丸のこ装置の場合、のこ刃は、その第1及び第2の位置においてテーブル板の主平面との関係においてのこ刃の傾斜を変えるべく旋回軸を中心に旋回可能にすることができる。この場合この旋回軸はこの貫通スロットの長手方向に対し平行に走り、旋回軸の中心軸は好ましくは貫通スロットの長手方向中心平面内にある。
【0020】
旋回軸の中心軸が、テーブル板から離れて面した貫通スロットを含む支持要素の部分の側面とこの部分と反対側にあるテーブル板の第2の面の間で半分の高さのところにある場合、のこ刃は、貫通スロットの幅及び開口部の幅が最小限になりうるように、テーブル板内の開口部及び支持要素内の貫通スロットとの関係において同じ形でテーブル板の第1の位置のみならず第2の位置においても移動させられる。
【0021】
前述のように、テーブル板の第1の位置においてのこ刃は低められた切断位置に入ることができ、この位置でのこ刃は貫通スロット内へと延びるがその下部周囲がテーブル板より上にある状態で横たわり、かくして、切断幅がテーブル板の存在により制限されたり損なわれたりすることなく、切断と引き切り又は縦びきカットの組合せ機能を達成することができる。しかしながら、引き切り又は縦びきカット機能を必要とせずに、比較的小さな幅の加工部材を分割しできれば迅速に多数の切断を行なうことをユーザーが望むようなケースも発生する可能性がある。このような分離カットを行なうために、のこ刃は少なくともその中心位置において、例えばストッパ装置をそれ相応に調整することにより切断用低位置を超えて降下できるものであってよく、かくしてのこ刃は貫通スロット及びテーブル板内の開口部の少なくとも一部分を通って案内され得ることになる。すなわち、このとき丸のこ装置は、冒頭に記述した既知の丸のこ装置と同様、切断のこぎりとして作動する。
【0022】
当然のことながら、本発明の丸のこ装置の場合、のこ刃が中を通過できるようにするため相応する所要角度位置にてテーブル板内に付加的な開口部又はスロットを有することにより、中心位置のみならず選択された所要角度位置、例えば45度の位置においてもこのような純粋な切断機能を提供することが可能である。
以下では、実施例を示す図を参考にしながら本発明についてさらに詳しく説明する。
【0023】
【実施例】
理解を容易ならしめるため、両方の実施例についての図は、通常表示されるべき全ての断面模様やハッチングを有しておらず、図は部分的に概略的な形で示されている。
図1から22までに示されている丸のこ装置は、4本の脚をもつフレーム1を有し、この脚の上端に軸5を中心にして回転可能な形でテーブル板3が挿入される。このテーブル板3は、図1乃至図5に示す位置のフレーム1に対してその位置に規定されており、そこではフレーム1を通ってテーブル板3内へと延びる、例えば図2及び20に概略的に示されているソケットピン4などの固定具によりテーブルの第1の側面が上を向いている。
【0024】
特に図2に示されているように、テーブル板3は基本的に矩形をしており、そのコーナーに第3リセスを有し、この第3リセスの中へとフレーム1の部域が延び、第3リセスを介してピン4が案内される。テーブル板3の第1の面、すなわち図1から17において上方の面には、加工すべき加工部材Wを支持するためのフェンス6が取り付けられており、このフェンス6はテーブル板3の回転軸5から距離をおいてテーブル板3と平行に延びている。中央部において、このフェンス6は、片側で傾斜縁部8により制限された第1リセス7を有している(図1)。
【0025】
テーブル板3の第1の面上には、テーブル板の主平面に対し垂直に設けられている回転軸14を中心にして回転可能な形で支持要素15が取り付けられており(図6及び図11)、この支持要素15は1枚の板の形をしており、テーブル板3の第1の面を部分的に覆っている。
回転軸14はフェンス6の第1リセス7の中心にあり、しかもフェンス6によって形成された加工部材W用ストッパ面の平面内に位置している。支持要素15の略円形部は、この回転軸14のまわりに配置され、この円形部分から伸長部分16が突出する。この伸長部分16の中には、その長手方向に延びる貫通スロット17があり、直接回転軸14に達し、その反対側の外端で開口する。
【0026】
板状の支持要素15を受けるため、テーブル板3の第1の面には第2リセス11が形成され、その結果、支持要素15の伸長部分16から離れて対面する支持要素15の部域の外エッジは、第2リセス11の区切り壁により密にとり囲まれるようになっており、一方伸長部分16に面したフェンス6の側部では第2リセス11は、回転軸5に対して垂直に走るテーブル板3の側方エッジに向かって延びている。第2リセス11のこのように形成された側方区切り壁12及び13は、フェンス6に対して平行に走るテーブル板3のエッジから距離をおいて終端する。
【0027】
図8より特に明らかなように、テーブル板3の第2リセス11の側壁12及び13は支持要素15の伸長部分16の側壁に相応する形で形成されてストッパを成し、このストッパにより、図6のように中心位置外での回転軸14を中心とする支持要素15の回転が規制される。図6及び図8でフェンス6の左側にある、テーブル板3の第2リセス11の無い部分の上面は、支持要素15の上面と同じ平面内にあり、テーブル板3と支持要素15が加工部材W用支持用部分を形成し、加工部材は処理のためフェンス6の加工部材位置決め面に対して置かれる。
【0028】
特に図8で明らかなように、テーブル板3の第2リセス11の領域内に、1つのスロット状の開口部10があり、それはフェンス6の加工部材位置決め面に対し垂直でかつ回転軸14を通って延びる長手方向軸線を有し、テーブル板3の中に適合されるインサートユニット9として設計される。従って、図6の支持要素15の中心位置において、スロット状開口部10は支持要素15内の貫通スロット17により覆われるか或いは、この貫通スロット17とスロット状開口部10とは、その中心位置において照合されている。
【0029】
前述のとおり、支持要素15は板状で、水準下面と水準上面を有し、この水準下面は第2リセス11の領域内でテーブル板3の水準上面に係留する。支持要素15の厚みは、充分な強さを有する一方で出来る限り小さく選択される。同様に、スロット状の開口部10の領域内のテーブル板3の厚みは出来る限り小さいものでなくてはならず、この厚みは好ましくは貫通スロット17を有する部分の支持要素15の厚みに等しい。その理由は後で説明する。
【0030】
伸長部分16と反対側の領域内でかつ、貫通スロット17の外端よりも回転軸14から明らかに短かい距離で支持要素15に対し、例えば溶接などで固定されているのは、連結部22であって、それは図9に破線で示されている湾曲ダクト23を下側に有し、そのダクト内にテーブル板3の一部を成す湾曲したガイドリブ部20が中に延びる。この連結部22の中に設けられた2つのボアの中に挿入されると共に、上方からダクト23の中に延びるのはネジボルト25であって、それはガイドリブ部20の突出域21の後方に延びる、より低い折曲部26を有する。ネジボルト25の上端部は角度クランプ24の1本の脚を通って延び、ナットによりこれに連結されている。角度クランプ24のもう一本の脚は、連結部22の垂直壁に隣接して横たわり、この連結部22とこの壁を通って延びるのはクランプボルト27であり、それは連結部22の垂直壁から離れて対面する角度クランプ24の脚の表面に対しヘッド部を以って横たわる。このクランプボルト27は角度クランプ24から離れて対面する連結部22の垂直壁の側面上で垂直方向上向きに指向された保持部30を通って延びる。それは、この保持部を超えて延びかつ、クランプレバー28と螺合するネジ部を有する。連結部22の垂直壁に面する保持部30の側部には円孤状の案内溝が形成され(図11では破線で示されている)、その円孤の中心は、同じく図11に示すように旋回軸56上にくる。連結部22の垂直壁に形成されるガイド突出部29は、この案内溝の中に突出し、テーブル3の主平面に対しのこ刃を垂直に整列させてのこ引きする間、このガイド突出部は、図11でガイド溝の右手端部にある。
クランプレバー28が解放されると、保持部30と連結部22の垂直壁との間の面係合、及びネジボルト25の折曲部26とガイドリブ部20の突出域21との間の係合が緩む。この解放された位置において、保持部30及び連結部22、ひいては連結部22に固着連結された支持要素15は、かくして望ましい位置まで回転軸14を中心にして移動され例えば図6の中心位置から図8の位置まで或いはその中間位置まで移動することが可能である。仮に、到達した位置において、クランプレバー28がもう一度回転されてクランプボルト27がもう一度連結部22内で上っている状態で脚部切断域とともに自身を支持する角度クランプ24に対して荷重を加えたならば、図10で垂直なる、クランプボルト27と係合する角度クランプ24の脚部は、連結部22の垂直壁の方向に移動され、連結部22における上昇の程度に合わせて傾けられる。その結果、角度クランプ24のもう一方の脚部は、そのナットへの接触により矢印の方向にネジボルト25をもち上げ、テーブル板3の一部を成すガイドリブ部20の突出域21に対する接触によりネジボルト25の折曲部26を締めつける。このようにして、テーブル板3の第1の面に対する支持要素15と保持部30の位置が規定される。
【0031】
クランプレバー28の前述したような解除状態では、水平軸(旋回軸)56(図11)周りに保持部30を連結部22に対し回転させることも同様に可能であり、この際ガイド突出部29は保持部10の湾曲したガイド溝の中を移動する。同様に、連結部22に対する保持部30の回転位置、即ちテーブル板3の回転位置において、保持部30はクランプレバー28を引くことにより規定される。
【0032】
保持部30の上端域では、2本のガイド棒31,32の形をした案内手段が存在し、それらは円形断面を有し、その自由端で横断要素33によって連結され、互いに一定の距離をおいて平行に延びる。これらのガイド棒31,32は、テーブル板3の主平面に対して平行であり、支持要素15と協働するテーブル板3の第1の側面により形成された加工部材W用支持面に対しても平行に走っている。2本のガイド棒31,32は、支持要素15内で、貫通スロット17の長手方向に対し平行に延び、支持要素15の伸長部分16上で自由端の方向にフェンス6を超えて突出する。
【0033】
2本のガイド棒31,32の間でこれらの棒と平行に走る形で、六角形断面のスピンドル45が配置される。このスピンドル45は、その外端が横断要素33内で回転可能なように取り付けられており、その内端は保持部30を通って延びており、保持部30から突出したその内端部分にはハンドルホイール46が載置されている。
【0034】
ガイド棒31,32を有する案内手段上には、スライダ34がガイド手段の長手方向に可動な形で配置され、その上に保持リング38(図13)が取り付けられている。この保持リングは、電動モータ36がその電機子軸の長手方向軸線37周りでスライダ34に対し保持リング38内で回転できるように、電動モータ36を同軸的にとり囲んでいる。電動モータ36の電機子軸の片端には、回転不可なる歯車が載っており、その上に歯付きエンドレスベルト41がガイドされている。この歯車40を収納する電動モータのハウジング部は、電動モータ36の電機子軸の軸線37に対し垂直に延ばされ、その外端において、回転軸42周りに回転可能なシャフトを収納しており、このシャフトに対して丸のこ刃44が回転不可能な形で固定され、このシャフトは、歯付きエンドレスベルト41と係合する歯車43を回転不可能に支持する。電動モータ36の電機子の回転により歯付きベルト41はその歯車40により駆動され、歯付きベルト41と歯車43の係合を介して、のこ刃44は軸42を中心にして回転させられる。
【0035】
スライダ34上にはさらに、のこ刃44の上部部分を密閉しこれを保護する保護フード35が載置されている。さらに、電動モータ36のハウジング部品39の上には、図14から17を見ればわかるような方法でハンドグリップ55が取り付けられている。
このハンドグリップ55をつかむことにより、ユーザーは電動モータ36及びのこ刃44を収納するのこぎりユニットを、ハンドグリップ55を下向きに動かすことによって、バネ(図示せず)の力に対抗して図14又は図3にある位置から移動させることができる。この動作により、ハウジング部品39は下向きに動き、かくして電動モータ36はその電機子軸の軸37周りに回転することになり、又のこ刃44は図15又は図4にある位置へと下向きに動くことになる。即ち、電動機36は、単に保持リング38内でその軸37周りに回転させられているにすぎないことから、ガイド棒31及び32に対する電動機36の高さ変位は全く無い。
【0036】
さらに、ハンドグリップ55を引っ張ることによりユーザーは、バネ(図示せず)の力に対抗してスライダ34を、それが横断要素33上のストッパ(図5及び16)と出会うまでガイド棒31,32の自由端の方向に図14又は図15にある位置から動かすことができる。
支持要素が図6にあるような中心位置にある場合、ユーザーは、電動モータ36の軸37を中心にした旋回を用いてのこ刃44の前述の降下を行ない、かくして図16の破線により示されているのこ刃位置が表わしているように、加工部材を分離させるべく、テーブル板3の第2リセス11の領域内のスロット状開口部10と支持要素15内の貫通スロット17を介してのこ刃44を動かすことによって、純粋な切断を行なうことができる。
【0037】
しかしながら通常は、図示されている丸のこ装置は純粋に切断のみを行なうために用いられるものではなく、縦びきのこ機能と切断のこの機能を組合わせることによりこれを用いて大きい切断幅が達成されなくてはならない。このため、使用中ののこ刃44の位置を基本的に決定するような制限用ストッパ装置が存在する。この制限用ストッパ装置は、調整用ブシュ47(図22)の外部ネジ山48とネジ留め係合するストッパ要素49の一部であるストッパ50を含んでいる。この調整用ブシュ47はスライド34内で回転可能であるものの、軸方向には非可動な形で取り付けられており、六角形の断面をもちガイド棒31,32の間に延びるスピンドル45の上に軸方向にスライド可能で、しかも回転できない形で載っている。従って、ハンドル車46を起動させることによりユーザーがスピンドル45をその長手方向軸線周りに回転させた場合、スピンドル44と共に自転する調整用ブシュ47及びストッパ要素49のネジ係合により、調整用ブシュ47に沿ってのストッパ要素49の軸方向移動が引き起こされることになる。このようにして、ストッパ要素49は例えば図14及び16にある位置へと移動でき、この位置において図14及び16が示しているように、ストッパ要素はガイド棒31,32に沿ってスライド34と共に移動できる。
【0038】
さらに、電動モータ36のハウジングの壁の中に制限用ストッパ装置は1つの第4リセス51(図11)を有し、この第4リセスは図14から16までのその右端部でストッパ面52を形成している。さらに、図14から16においてストッパ面52からの距離に関して時計回り方向にオフセットされた形で、後でその機能について記述するストッパリセス53が形成されている。
【0039】
図14と図15及び図16を比較するとわかるように、のこ刃44がもち上がった位置にあるとき、ストッパ50は、ストッパ面52から一定の距離のところで電動モータハウジング内で第4リセス51より上の領域内にある。のこ刃44がハンドグリップ55の押し下げによって降下されると、電動モータ36はその軸37周りに回転させられ、電動モータ36のハウジング壁内のストッパ面52は、突き当たって停止するまでストッパ50に接近する。のこ刃44がいわゆる切断位置にあるこの位置において(図15及び16)、これ以上のこ刃44を降下させることは不可能である。
【0040】
図示されているように、実施例によれば、切断位置はストッパ要素49の最も左側の位置すなわちストッパ要素49の一端部位置により決定される。この切断位置において、のこ刃44は支持要素15内の貫通スロット17内へと延びているが、支持要素15の下側全体にわたってか又はこの下側を超えて突出してはいない。すなわち、のこ刃44はつねに、テーブル板3の第2リセス11の上部面により形成された平面よりも上にある。従って、のこ刃44は、たとえ支持要素15が図16にあるように中心位置から、例えば図8にあるような所要角度位置(マイターポジション)まで回動させられたとしても、このテーブル板の中に切り込むことはない。同様に、このような位置において、加工部材Wは当初、図14に示されているような位置から、電動モータ36のハウジング内のストッパ面52がストッパ50に突き当たり、そのためそれ以上の降下は不可能となる図15の位置までのこ刃44を降下させる切断によって切り込まれるが、ここではテーブル板3よりも上にのこ刃44の最下点があるのこ刃44の切断位置に達するようになっている。ユーザーは、ハンドグリップ55を引っ張り、かつその結果としてのこ刃44の下部部分がつねに支持要素15内の貫通スロット17内へ延びている状態で、加工部材Wを完全に分離するべく縦びき切断の形でガイド棒31,32に沿ってスライダ34を移動させることによって、この低位置を維持しながら図16の位置へとのこ刃44を移動させることができる。
【0041】
図16ののこ刃の破線位置により示されているような純粋な切断のこ機能を達成するためには、ユーザーは図16の上部に示されている要領でストッパ50をストッパ面52との係合域から外に旋回させ、前述の切断位置を超えるのこ刃の降下が可能となるようにすることができる、という点も指摘しておかなくてはならない。しかしながらすでに言及したように、このためには、支持要素15内の貫通スロット17より下のテーブル板3の中に貫通開口部例えばスロット形状の開口部10が必要であり、のこ刃44は、切断位置を超えて降下された場合にこの開口部の中を通過することができる。
【0042】
図示されている丸のこ装置においては、図15及び16にある機能に従って加工部材Wを完全に分離する代わりに、加工部材内に規定の深さのカット又はスロットを作ることも又可能である。この目的のため、ユーザーは、スピンドル45を例えば図17にある位置まで回転させることにより図14から16までにある位置に比較してさらに右へ、ストッパ50を含むストッパ要素49を動かすことができる。このようにして、ストッパ面52は、のこ刃44の降下及びそれに付随する軸37を中心とした電動機36の回転の時点でストッパ50に対しさらに早く押し付けられることになる。すなわち、のこ刃44は前述の切断位置まで降下できず、なお支持要素15より上又はその伸長部分16より上にある位置までしか降下できない。すなわち、最大限に降下された場合でも加工部材Wを完全に分離せず、この低位置においてスライダ34の移動によりガイド棒31,32に沿って加工部材の中を移動させられる。のこ刃44の切込み深さは当然のことながら、加工部材Wのためのストッパ面との関係におけるガイド棒31,32の平行な配置のため縦びきカットの行程全体にわたって一定である。
【0043】
すでに言及したように、のこ刃44は、支持要素15及びそれに連結された保持部30の回転軸14周りの回動により、それがもはやフェンス6の加工部材位置決め面に対し垂直に整列されていない所要角度切断位置へと導かれ得る。図15及び16にある低められた切断位置において、のこ刃は支持要素15の貫通スロット17内へと延びているものの、常にテーブル板3よりも上にあることから、このような所要角度切断位置において大きい切断幅での作業も可能である。
【0044】
所要角度切断のセッティングに加えて、のこ刃44は、上述の要領での軸線56周りの保持部30の回動により、相応する切断通路を作るべくテーブル板3の主平面との関係において傾斜した位置まで導かれ得る。このような傾斜位置においてフェンス6内の第1リセス7のエッジ域がのこ刃と接触しないようにするため、制限用エッジ8には図11に示されているように勾配がついている。従って貫通スロット17の隣接壁も同様に傾斜している。のこ刃44がそれを中心にして傾斜位置まで回転する軸56は、テーブル板3の第2の面、つまり図11の低い面と支持要素15の伸長部分16の上部面の間で半分の高さのところにある。その理由については後で説明する。
【0045】
すでに言及したように、テーブル板3は軸線5周りに旋回可能である。従って、図1乃至5の位置でソケットピン4が引き抜かれた場合、テーブル板3は180度回転でき、その結果テーブル板3の第2の面は上方に向けられ、一方、第1の面、それに固定された支持要素15、この要素に連結されたガイド手段、及びガイド手段に取り付けられたのこ刃44と電動モータ36を有するのこぎりユニットは、図18及び図19に示されているように下側でかつフレーム1の内側にくる。この位置において、フレーム1に対しテーブル板を固定するために、ソケットピン4が再度挿入される(図20)。この状況の下で、貫通スロット17がテーブル板3の中に存在するスロット状の開口部10と同一平面にくるように、支持要素15は図6に示すような中心位置になくてはならない。従って図11の上部に示されている要領でストッパ要素49がストッパ面52の領域から旋回させられた場合、ユーザーは、のこ刃44の一部分がテーブル板3のこのとき上部に横たわっている第2の側面全体にわたって突出するように、貫通スロット17及びスロット状の開口部10を通してハンドグリップ55をもち上げることによってのこ刃44をもち上げることができる。このもち上げ動作には、電動モータ36のハウジング壁の中に形成されたストッパリセス53がストッパ50の領域内にくるまでの電動モータ36のその軸線37周りの対応旋回が伴っている。このときストッパ要素49が後方に旋回されかくしてストッパ50がストッパリセス53と係合させられた場合、ストッパ50は電動モータ36、ひいてはのこ刃44を、テーブル板3の第2の面全体にわたって突出する1つの位置に支持する。
【0046】
当然のことながら、調整用ブシュ47に沿ってストッパ要素49を移動させることにより、図22に示されている通りに、図21に従った位置よりも低いのこ刃44の位置を定めることが可能である。
図18から20までにより形成された丸のこベンチの作動に関する安全規則では、もぎ取り用ナイフ58及び保護カバー57の存在が必要とされていることにも言及しておかなくてはならない。このようなもぎ取り用ナイフは、のこ刃44が満たしていないスロット状開口部10又は貫通スロット17の部分を通って上からはめ込まれるように挿入され、図示していない要領で保護カバーに固定されうる。この保護カバー57はもぎ取り用ナイフ58の上端において取り付けられ得る。同様に加工すべき加工部材を案内するためテーブル板の第2の面にフェンスを取りつけることもできる。
【0047】
図18から20までにある丸のこベンチとしての位置において所要角度位置へとのこ刃44をもってくることは当然不可能であるが、のこ刃44を軸線56周りの回転により記述した要領で傾斜位置にもってくることはでき、その手順は、図1乃至17に関して説明したものと同じである。図11に示されているように、スロット形の開口部10の側壁はこの目的のためそれ相応に傾斜していてよい。
【0048】
上述のように軸線56がテーブル板3及び支持要素15の全厚みとの関係において中心に配置されているという事実は、貫通スロット17及びスロット状の開口部10との関係におけるのこ刃44の移動が傾斜位置への動きの場合、図1から図17にある位置においても図18から20にある位置においても同じであり、すなわち貫通スロット17及びスロット状の開口部10の幅は最小限でありうるという点で、有利である。
【0049】
貫通スロット17を含む支持要素15の部域及び第2リセス11の部域内のテーブル板3の小さい材料厚みがもたらすもう1つの影響は、のこ刃44が図18から図20までにある位置においてテーブル板3の作業面として役立つ第2の面を越えて比較的遠くまで突出することができるという点にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーブル板が第1の位置にある状態での丸のこ装置の一実施例の正面図である。
【図2】図1に従った丸のこ装置の平面図を示す。
【図3】のこ刃が高位置にある状態での図1及び図2に従った丸のこ装置の側面図である。
【図4】のこ刃が低められた切断位置にある状態での丸のこ装置の図3に対応する図である。
【図5】のこ刃が降下されガイド手段の長手方向に移動させられた状態での、図3及び4に対応する形で表わした丸のこ装置を示す図である。
【図6】のこぎりユニット及びそのためのガイド手段及びフレームは省略し、キャリヤ要素は中心位置にある状態での、図1から図5にある丸のこ装置の平面図である。
【図7】図6の線VII −VII に沿った部分的断面と部分的外観を示す図である。
【図8】キャリヤ要素がその中心位置から外れて回転している状態での、図6に対応する形で表わした丸のこ装置の図である。
【図9】図10の線IX−IXに沿った部分断面図である。
【図10】図9の線X−Xに沿った部分断面図である。
【図11】制限用ストッパ装置の旋回したストッパが別の部分図に見える状態で、ガイド手段、電動モータ及び保護カバーと共にそれに取り付けられたスライド要素及びテーブル板の位置を部分的に示す図である。
【図12】のこ刃を有するのこぎりユニットのためのガイド手段の自由端領域を部分的断面を示した図である。
【図13】図4の位置におけるのこぎりユニットののこ刃の回転軸及び電動モータの中心軸に沿った部分的断面図である。
【図14】のこ刃がガイド手段上のその出発位置において高位置にある状態でののこぎりユニットを、きわめて概略的に示した部分図である。
【図15】低められた切断位置に移動された図14に対応する形で表わされたのこ刃及び、出発位置にあるのこぎりユニットを示す図である。
【図16】切断位置に移動された図15に対応する形で表わされたのこ刃及びガイド手段の自由端に向かって最大限に動かされたのこぎりユニットを示す図である。
【図17】図15及び16にある切断位置よりも上にある低位置における図15に対応する形で表わされたのこ刃を示す図である。
【図18】テーブル板が第2の位置にある状態での丸のこ装置の正面図である。
【図19】図18からの丸のこ装置の側面図である。
【図20】図18及び19による丸のこ装置の平面図である。
【図21】のこ刃がのこ引き位置にある状態でのテーブル板の第2の位置における概略図で表わしたのこぎりユニットを示す図である。
【図22】ストッパ装置と一部部分図で一部図11の線XII −XII に沿った断面図である。
【符号の説明】
1…フレーム
3…テーブル板
4…抑制手段
6…フェンス装置
7,11…リセス
10…開口部
12,13…リセスの側壁部分
14…回転軸
15…支持要素
16…伸長部
17…貫通スロット
42…のこ刃回転軸
44…のこ刃
49,50,51,52…ストッパ装置
53…ストッパリセス
56…旋回軸
Claims (27)
- 第1の面が上を向く第1の位置と、第2の面が上を向く第2の位置との間で旋回可能にテーブル板(3)が取付けられるフレーム(1)を有し、テーブル板(3)は第1及び第2の位置でこのフレーム(1)と非可動連結され、更にテーブル板(3)の主平面に対し垂直に延びる回転軸(14)周りで回転可能なようにテーブル板(3)に取り付けられる支持要素(15)を有し、該支持要素(15)は動力のこ刃(44)を有するのこぎりユニットを支持し、テーブル板(3)の第1の位置ののこ刃(44)は、加工部材(W)を切断するべく高位置から下向きに移動されると共に、中心位置から所要角度位置まで回動することができ、テーブル板(3)の第2の位置ののこぎりユニットは、のこ刃(44)の一部が前記支持要素(15)内の貫通スロット(17)を介しテーブル板(3)の第2の側面を越えて上方に延びている状態で、このようなテーブル板(3)の下方に位置決めされる、丸のこ装置において、
この支持要素(15)はテーブル板(3)の第1の側面に設けられてテーブル板の一部を横切って延び、更に切断位置ののこ刃(44)は前記支持要素(15)により覆われるテーブル板(3)の部分よりも上に位置し、少なくともこのような位置においてのこ刃は、前記貫通スロット(17)の長手方向に移動可能であり、またこのテーブル板(3)の中には開口部(10)が設けられ、該開口部(10)はのこ刃(44)の中心位置において、前記貫通スロット(17)の少なくとも一部分により重ね合わされ、前記テーブル板(3)の第2の位置で、のこ刃(44)は該開口部(10)及び前記貫通スロット(17)を通って延びており、
テーブル板(3)の第1の面に、少なくとも前記貫通スロット(17)が設けられた前記支持要素(15)の部分を収容するための第2リセス(11)が設けられていることを特徴とする丸のこ装置。 - 前記テーブル板(3)の第1の面にフェンス装置(6)が設けられており、このフェンス装置(6)は切断されるべき加工部材(W)の位置決めのための位置決め面を形成していることを特徴とする、請求項1に記載の丸のこ装置。
- このフェンス装置(6)には、のこ刃(44)の一部分の通過を可能にするため、のこ刃(44)近くの領域内に第1リセス(7)が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の丸のこ装置。
- 前記支持要素(15)の前記回転軸(14)は前記フェンス装置(6)の第1リセス(7)の領域内にあることを特徴とする、請求項3に記載の丸のこ装置。
- 前記支持要素(15)の前記回転軸(14)はフェンス装置(6)の位置決め面の平面内にあることを特徴とする、請求項4に記載の丸のこ装置。
- 前記のこぎりユニットはフェンス装置(6)の前記位置決め面とは反対の側で前記支持要素(15)に連結されていることを特徴とする、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の丸のこ装置。
- のこぎりユニットを前記支持要素(15)に連結するための取り付け領域は、前記貫通スロット(17)の外端よりも支持要素(15)の前記回転軸(14)から一層短かい距離のところにあることを特徴とする、請求項6に記載の丸のこ装置。
- 第2リセス(11)の深さはその中に収容される支持要素(15)の一部分の高さに等しいことを特徴とする、請求項1に記載の丸のこ装置。
- 前記第2リセス(11)の側壁部分(12,13)は支持要素(15)の中央位置から外への動きを規制するためのストッパとして作用することを特徴とする、請求項8に記載の丸のこ装置。
- 前記貫通スロット(17)は前記支持要素(15)の伸長部分(16)の中に設けられ、この伸長部分(16)の細長い寸法はこの貫通スロット(17)の長手方向に延びていることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の丸のこ装置。
- 前記のこ刃(44)はその第1及び第2の位置においてテーブル板(3)の主平面との関係においてのこ刃(44)の傾斜を変えるべく旋回軸(56)周りに旋回可能であり、この旋回軸(56)は前記貫通スロット(17)に対して平行に延びていることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の丸のこ装置。
- 前記旋回軸(56)は前記貫通スロット(17)の長手方向中心面内にあることを特徴とする、請求項11に記載の丸のこ装置。
- 旋回軸(56)は、テーブル板(3)から離れるように向いた貫通スロット(17)を有する支持要素(15)の一方の面と、該支持要素の該一方の面とは反対側のテーブル板(3)の第2の面との間で高さの半分のところにあることを特徴とする、請求項11又は12に記載の丸のこ装置。
- のこ刃(44)は少なくともその中心位置において、切断のための前記切断位置を超えて降下されうることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の丸のこ装置。
- フレーム(1)、
第1の側面が上を向く第1の位置と、第2の面が上を向く第2の位置の間で旋回可能な、前記フレーム(1)の上端に取り付けられたテーブル板(3)、
テーブル板(3)の第1及び第2の位置においてテーブル板(3)とフレーム(1)の移動不可能な連結のための抑制手段(4)、
テーブル板(3)に対し回転可能に取り付けられる支持要素(15)であって、少なくとも前記テーブル板(3)の第1の位置において、テーブル板(3)の主平面に対して垂直に延びる回転軸(14)周りに回転できる支持要素(15)、及び
前記支持要素(15)上に載置されたのこぎりユニットであって、動力のこ刃(44)を収納し、テーブル板(3)の第1の位置においてのこ刃(44)は、中心位置から所要角度位置まで移動でき、かつ加工部材(W)を切断するために、高められた位置から下向きに移動でき、更にテーブル板(3)の第2の位置においてのこ刃(44)は、のこ引き位置に保持されここでのこ刃はその中心位置に配置されかつのこ刃(44)の一部分が支持要素(15)の貫通スロット(17)を介して延びてテーブル板(3)の第2の面を超えて上方に突出する、ユニット、
を有する丸のこ装置において、
前記支持要素(15)はテーブル板(3)の第1の面に設けられて該第1の面の一部分を横切って延び、
高められた位置から低められた切断位置までののこ刃の下方の動きを規制するストッパ装置(49,50,51,52)が設けられ、この切断位置においてのこ刃(44)は貫通スロット(17)内へと延び、のこ刃(44)の最も低い周縁地点は、支持要素(15)により覆われたテーブル板(3)の部分よりも上にあること、
のこ刃(44)は少なくとも低められた位置において、貫通スロット(17)の長手方向に可動であり、
テーブル板(3)の中に開口部(10)が設けられ、その開口部にはのこ刃(44)の中心位置において支持要素(15)の貫通スロット(17)の少なくとも一部分が重ね合わされ、テーブル板(3)の第2の位置においてのこ刃(44)は、そののこ引き位置で支持要素(15)の貫通スロット(17)を介し、かつテーブル板(3)内の開口部(10)を介し延びること、そして、
テーブル板(3)の第1の面に、少なくとも、前記貫通スロット(17)が設けられた前記支持要素(15)の部分を収容するための第2リセス(11)が設けられていること、
を特徴とする丸のこ装置。 - 支持要素(15)上ののこぎりユニットのための取り付け領域と、支持要素(15)の回転軸(14)との間の距離は、貫通スロット(17)の外端と支持要素(15)の回転軸(14)との間の距離よりも小さいことを特徴とする、請求項15に記載の丸のこ装置。
- この第2リセス(11)の深さは中に収容される支持要素(15)の部分の高さに等しいことを特徴とする、請求項15に記載の丸のこ装置。
- 前記第2リセス(11)には、のこ刃(44)の所要角度位置の領域を形成するためのストッパを形成する側壁部分(12,13)が含まれていることを特徴とする、請求項15又は17に記載の丸のこ装置。
- 前記第2リセス(11)の領域内のテーブル板の材料厚みは少なくとも貫通スロット(17)を有する支持要素(15)の部分の高さにほぼ等しいことを特徴とする、請求項15乃至18のいずれか1項に記載の丸のこ装置。
- 支持要素(15)にのこぎりユニットを載置するための装置(22,30)は分割され、テーブル板(3)が第1の位置にある時のこ刃は、貫通スロット(17)の長手方向に平行に延びる旋回軸(56)周りに回転されて、テーブル板(3)の主平面に対し傾斜した位置までを移動させることができ、又テーブル板(3)が第2の位置にあるときのこ刃(44)がそののこ引き位置にくることを特徴とする、請求項19に記載の丸のこ装置。
- 旋回軸(56)は、テーブル板(3)と反対側の貫通スロット(17)を有する支持要素(15)の部分の面とこの部分と反対側のテーブル板(3)の第2の面の間で半分の距離のところに位置決めされていることを特徴とする、請求項20に記載の丸のこ装置。
- 旋回軸(56)は貫通スロット(17)の長手方向中心面内にあることを特徴とする請求項20又は21に記載の丸のこ装置。
- 支持要素(15)は、貫通スロット(17)の方向に延びかつ貫通スロット(17)の少なくとも外方部分を有する伸長部分(16)を有することを特徴とする、請求項15乃至22のいずれか1項に記載の丸のこ装置。
- 支持要素(15)の前記伸長部分は、その中央に回転軸(14)が配置される丸形部から延びることを特徴とする、請求項23に記載の丸のこ装置。
- テーブル板(3)の第1の面上に載置され支持要素(15)にのこぎりユニットを連結するための領域と、この連結域から最も遠く離れたところにある支持要素(15)内の貫通スロット(17)の外端部との間にあるフェンス装置(6)を有すること、及びのこ刃(44)の中心位置においてフェンス装置(6)により形成された位置決め面は、のこ刃(44)の回転軸(42)に対し平行に延び、のこ刃(44)に隣接する領域内に、第1リセス(7)が設けられていることを特徴とする、請求項15乃至24のいずれか1項に記載の丸のこ装置。
- ストッパ装置(49,50,51,52)には、貫通スロット(17)の長手方向への、のこ刃(44)の動きの方向に調整可能なストッパ(50)が設けられ、このストッパ(50)はのこ刃(44)の降下時点でそれに対応して移動させられストッパ(50)との係合によりのこ刃(44)の下降動作を制限するストッパ面(52)と協働することを特徴とする、請求項15乃至25のいずれか1項に記載の丸のこ装置。
- テーブル板(3)の第2の位置においてこのストッパ(50)はのこ刃(44)をその切断位置においてストッパリセス(53)との係合によりロックしていることを特徴とする、請求項26に記載の丸のこ装置。
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