JP3566153B2 - 光コネクタ端面研磨機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光コネクタに組み込まれた光ファイバの端面を簡単かつ適確に研磨することができる光コネクタ端面研磨機に関し、更に詳しくは、光ファイバをフェルールに一体的に組み込み、該フェルールから露出した光ファイバの端面を接続端面として使用する光コネクタのフェルールから露出した光ファイバの端面を研磨する光コネクタ端面研磨機に関する。
【0002】
【従来の技術】
光コネクタは、図7(a)に示すように、光ファイバ11をその端面112からフェルール12の中にブーツ126から挿入し、フェルール12の端面121のファイバ挿入穴123から図7(b)に示すように突き出た光ファイバ11の端面112を切断し、フェルール12の端面121と一緒に研磨することにより、図7(c)に示すようにフェルール12の端面121と揃った光コネクタ端面122を形成している。なお、図7において、124は光コネクタを接続する場合のガイドピン穴であり、125は接着剤滴下窓である。
【0003】
上述した図7に示す光コネクタでは、光ファイバの端面を研磨するために比較的大掛りで高価な研磨機を必要とするため、従来は、図8(b)に示すように、ダミー治具23を使用し、このダミー治具23をフェルール12の端面121に当接し、これによりフェルール12の端面121における光ファイバ11の端面112の位置決めを行い、フェルール12の端面121に光ファイバの端面112を揃えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、比較的大掛りで高価な研磨機を使用する代わりに、ダミー治具23を使用して、光ファイバの端面を揃える従来の方法は、特に多心光コネクタの場合、複数の光ファイバ間で光ファイバ端面にばらつきが生じるため、屈折率整合剤を使用しなければ、光コネクタの接続を高性能に実現することができないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、フェルールの端面から突出した光ファイバの端面を簡単かつ適確に研磨することができ、高性能な光ファイバ接続を作製することができる光コネクタ端面研磨機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明は、光コネクタのフェルールから露出した複数本の光ファイバの端面を平坦な底面から露出するように光コネクタを固定的に保持するための円盤状の本体部を有する光コネクタ固定治具と、
円形状の凹部と、凹部の底面に埋設された光ファイバ研磨部材とを有する光ファイバ研磨治具と、本体部の底面の反対側の上面に設置され、本体部に対して自在に回転可能に構成された取っ手部とを備え、本体部には、切り欠き部が設けられ、光コネクタは、切り欠き部と係合しており、本体部の底面を光ファイバ研磨部材に接触させ、取っ手部を持つことにより本体部を凹部内で本体部の周壁部と凹部の内周壁部とを接触させながら光ファイバ研磨部材上で回転摺動させ、これにより光ファイバの端面を研磨することを要旨とする。
【0007】
請求項1記載の本発明にあっては、本体部の底面を光ファイバ研磨部材に接触させ、取っ手部を持つことにより本体部を凹部内で本体部の周壁部と凹部の内周壁部とを接触させながら光ファイバ研磨部材上で回転摺動させることにより本体部の底面から露出する光ファイバの端面を研磨するため、比較的簡単な構造で光ファイバ端面を簡単かつ適確に研磨でき、高性能な光ファイバ接続を実現し得る光コネクタを作製することができる。また、取っ手部は本体部に対して自在に回転するように形成されているため、本体部の回転摺動を簡単かつ円滑に行うことができ、光ファイバ端面の研磨を簡単かつ高精度に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明するが、その前に光ファイバ端面研磨機の参考例を挙げる。図1は、光コネクタ端面研磨機の参考例を示す斜視図であり、図2は、図1に示した光コネクタ端面研磨機の側面図である。本図に示すように、光コネクタ端面研磨機は、光ファイバ31の組み込まれた光コネクタ32を保持する光コネクタ固定治具33と、この光コネクタ固定治具33に保持された光コネクタ32の光ファイバ端面を研磨する光ファイバ研磨治具34とから構成されている。
【0015】
光コネクタ固定治具33は、光コネクタ固定治具本体331および光コネクタ32を固定的に保持する光コネクタ固定治具部材332を有し、光コネクタ固定治具本体331の底面に相当する光コネクタ固定治具端面333の位置は、図2から良くわかるように、光コネクタ32の光コネクタ端面32aの側近に位置し、該光コネクタ端面32aから僅かに突出している光ファイバ端面31aの位置にほぼ一致し、この光ファイバ端面31aは光コネクタ固定治具33の平坦な底面である光コネクタ固定治具端面333から露出している。
【0016】
また、光ファイバ研磨治具34は、光ファイバ研磨機本体341の上面に円形状の光ファイバ研磨板342が取り付けられている。
【0017】
以上のように構成される光コネクタ端面研磨機において、図1、図2のように光ファイバ31を組み込まれた光コネクタ32を光コネクタ固定治具33に固定的に保持した後、光コネクタ固定治具33の底面を光ファイバ研磨治具34の光ファイバ研磨板342上に接触させながら光コネクタ固定治具33を光ファイバ研磨板342上で摺動させることにより、光コネクタ固定治具33の底面に露出する光ファイバ端面31aを光ファイバ研磨板342との摩擦により簡単かつ高精度に研磨することができ、従来のように光ファイバ端面31aに対する特別な加工が必要ないだけでなく、また屈折率整合剤も必要ない。
【0018】
図3は、光コネクタ端面研磨機の他の参考例を示す斜視図であり、図4は、図3に示した光コネクタ端面研磨機の側面図である。本図に示す光コネクタ端面研磨機は、図1、図2に示した光コネクタ端面研磨機の光コネクタ固定治具33の代わりに、円盤状の光コネクタ固定治具本体531およびこの光コネクタ固定治具本体531に取り付けられた取っ手部535を有するとともに、光コネクタ固定治具部材532で光コネクタ32を固定的に保持している光コネクタ固定治具53を有する点が異なるものであり、その他の構成および作用は同じである。特に、光ファイバ研磨治具34は、図1、図2に示したものと全く同じである。なお、図3、図4において、533は光コネクタ固定治具端面であり、534は光コネクタ固定治具側壁部である。
【0019】
取っ手部535は、光コネクタ固定治具53の円盤状の光コネクタ固定治具本体531から光コネクタ32に沿って上方に延出して設けられ、これにより光コネクタ32を取り付けられた光コネクタ固定治具53を手などで保持しやすくなり、また上述した摺動動作も簡単かつ確実に行えるようになっている。
【0020】
また、光コネクタ固定治具53の底面に相当する円盤状の光コネクタ固定治具本体531の底面である光コネクタ固定治具端面533の位置は、図4から良くわかるように、光コネクタ32の光コネクタ端面32aの側近に位置し、該光コネクタ端面32aから僅かに突出している光ファイバ端面31aの位置にほぼ一致し、この光ファイバ端面31aは光コネクタ固定治具53の平坦な底面である光コネクタ固定治具端面533から露出している。
【0021】
このように構成される光コネクタ端面研磨機では、光コネクタ固定治具53の取っ手部535を手などで持ち、光コネクタ固定治具53の円盤状の光コネクタ固定治具本体531の光コネクタ固定治具端面333を光ファイバ研磨治具34の光ファイバ研磨板342上に接触させながら光コネクタ固定治具53を光ファイバ研磨板342で摺動させることにより、光コネクタ固定治具53の底面に露出する光ファイバ端面31aを光ファイバ研磨板342との摩擦により簡単かつ高精度に研磨することができる。
【0022】
図5は、本発明の一実施形態に係る光コネクタ端面研磨機を示す斜視図であり、図6は、図5に示した光コネクタ端面研磨機の側面図である。本図に示す光コネクタ端面研磨機は、図3、図4に示した参考例における光コネクタ固定治具53および光ファイバ研磨治具34の代わりに、円盤状の光コネクタ固定治具本体531に対して自在に回転し得るように構成された取っ手部735を有する光コネクタ固定治具73および光ファイバ研磨機本体741に円形状の凹部74aが形成され、この円形状の凹部74aの底面に光ファイバ研磨板742が埋設された光ファイバ研磨治具74をそれぞれ有する点が異なるものであり、その他の構成および作用は同じである。
【0023】
図5、図6において、取っ手部735は、円盤状の光コネクタ固定治具本体531の上面に固定的に取り付けられた固定軸735a、およびこの固定軸735a内に挿入され、固定軸735aに対して回転自在に取り付けられた回転円筒体735bから構成されている。
【0024】
このように構成される光ファイバ端面研磨機では、光コネクタ固定治具73の円盤状の光コネクタ固定治具本体531の底面である光コネクタ固定治具端面533を光ファイバ研磨治具74の円形状の凹部74a内の光ファイバ研磨板742に接触させて、円盤状の光コネクタ固定治具本体531を円形状の凹部74a内で光コネクタ固定治具側壁部534を凹部74aの光ファイバ研磨治具内周壁部743に接触させながら取っ手部735の回転円筒体735bを持って光ファイバ研磨板742上で回転摺動させると、光コネクタ固定治具本体531は凹部74a内で内周壁部743に当たりながら自在に回転することができ、これにより光コネクタ固定治具73の底面に露出する光ファイバ端面31aを光ファイバ研磨板742との摩擦により簡単かつ高精度に研磨することができる。
【0025】
なお、上記実施形態では、取っ手部735として、上方に延出する棒状の取っ手部を使用している場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、光コネクタ固定治具を適確に保持し得る構造のものであればよいものである。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、本体部の底面を光ファイバ研磨部材に接触させ、取っ手部を持つことにより本体部を凹部内で本体部の周壁部と凹部の内周壁部とを接触させながら光ファイバ研磨部材上で回転摺動させることにより本体部の底面から露出する光ファイバの端面を研磨するため、比較的簡単な構造で光ファイバ端面を簡単かつ適確に研磨でき、高性能な光ファイバ接続を実現し得る光コネクタを作製することができる。また、取っ手部は本体部に対して自在に回転するように形成されているため、本体部の回転摺動を簡単かつ円滑に行うことができ、光ファイバ端面の研磨を簡単かつ高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光コネクタ端面研磨機の参考例を示す斜視図である。
【図2】図1に示した光コネクタ端面研磨機の側面図である。
【図3】光コネクタ端面研磨機の他の参考例を示す斜視図である。
【図4】図3に示した光コネクタ端面研磨機の側面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る光コネクタ端面研磨機を示す斜視図である。
【図6】図5に示した光コネクタ端面研磨機の側面図である。
【図7】光コネクタを作製する従来の方法を説明するための斜視図である。
【図8】光コネクタを作製する従来の別の方法を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
31 光ファイバ
31a 光ファイバ端面
32 光コネクタ
32a 光コネクタ端面
33,53,73 光コネクタ固定治具
34,74 光ファイバ研磨治具
74a 光ファイバ研磨治具の凹部
333 光コネクタ固定治具端面
342,742 光ファイバ研磨板
531 光コネクタ固定治具本体
533 光コネクタ固定治具端面
535,735 取っ手部
534 光コネクタ固定治具側壁部
743 光ファイバ研磨治具内周壁部

Claims (1)

  1. 光コネクタのフェルールから露出した複数本の光ファイバの端面を平坦な底面から露出するように該光コネクタを固定的に保持するための円盤状の本体部を有する光コネクタ固定治具と、
    円形状の凹部と、該凹部の底面に埋設された光ファイバ研磨部材とを有する光ファイバ研磨治具と、
    前記本体部の底面の反対側の上面に設置され、該本体部に対して自在に回転可能に構成された取っ手部と
    を備え、
    前記本体部には、切り欠き部が設けられ、
    前記光コネクタは、前記切り欠き部と係合しており、
    前記本体部の底面を前記光ファイバ研磨部材に接触させ、前記取っ手部を持つことにより前記本体部を前記凹部内で該本体部の周壁部と該凹部の内周壁部とを接触させながら該光ファイバ研磨部材上で回転摺動させ、これにより前記光ファイバの端面を研磨する
    ことを特徴とする光コネクタ端面研磨機。
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