JP3565703B2 - 丸ダイス式転造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、転造加工によってネジ、歯車、シャフト及びパイプ等を製造するための丸ダイス式転造装置に係り、特に丸ダイスの主軸の回転角を制御しながらワークの周面及び軸方向を転造加工する丸ダイス式転造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の丸ダイス式転造装置としては、例えば図5に示したものが知られている。この丸ダイス式転造装置1は、一対の丸ダイス2a,2bでワーク3を挟み、平行を保った一対の主軸4a,4bをギア等の組み合わせによって同速度で回転させると共に、油圧機構5a,5bによって丸ダイス2a,2bをワーク3に向かって徐々に押し込み、ワーク3にネジ、歯車等を転造加工するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示したように、ワーク3にセレーションを転造する場合、主軸4a及び4bをお互いに接近させ、丸ダイス2a,2bを図中2点鎖線の位置からワーク3に向かって徐々に実線の位置まで押し込むと、ワーク3の歯底6を結んだ歯底円は、図中2点鎖線の大きさから実線の所まで小さくなる。一方、丸ダイス2a,2bが有するモジュールは一定であるため、歯底円が小さくなるに伴い、切込み開始時にワーク3に刻まれたピッチと、切込み完了時にワーク3に刻まれるピッチとの間で部分的に大きくズレが生じることになる。従来の丸ダイス式転造装置1は、一対の丸ダイス2a,2bがギア等の組み合わせによって同速度で回転するために、このピッチの部分的なズレを吸収することができず、ワーク3の歯面がダイスに強く接触する部分と、弱く接触する部分とが生じる。このため、加工された歯面の仕上がり精度が悪くなってしまうという問題があった。
【0004】
また、ワーク3にネジ溝を転造する場合も、丸ダイス2a,2bをワーク3に向かって徐々に押し込むにつれ、ワーク3のネジ溝の谷径が小さくなる。このため、ワーク3の切込み開始時に比べて切込み完了時は、ワーク3の谷部の円周長が短くなる。図7は従来の丸ダイス式転造装置を用いて、ワーク3にネジ溝を転造した場合におけるワーク3の円周長とピッチとの関係を示したものである。ワーク3の円周長は、切込み開始時の円周長Lから切込み完了時の円周長L1に変化し、δL分だけその長さが短くなる。この場合、ワーク3の谷径が変化してもワーク3に転造されるリード角βは一定を保つため、切込み開始時のワーク3のピッチPと、切込み完了時のワーク3のピッチP1との間にはピッチのズレδPが発生し、このズレδP分だけ転造中にワーク3が軸方向に移動してしまう。この転造中にワーク3が軸方向に移動する現象は、ワーク3の歩みと呼ばれ、特に外径と谷径との差が大きいネジ溝を転造する場合に最も顕著に現れる。歩みが発生すると、歩みによるワーク3の移動方向のネジ山のフランク面が、丸ダイス2a,2bに強く接触する一方、ワーク3の移動方向と逆のフランク面の丸ダイス2a,2bとの接触が弱くなり、結果的に転造加工面の仕上がり精度が悪くなるといった問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、ワークにセレーションやスプライン等のワークの軸方向溝または軸方向と直交する一定ピッチを有するネジ溝等を転造する場合に、歯面が円滑に仕上げられると共に転造中のワークの歩みを防止して転造加工面の仕上がり精度を向上する丸ダイス式転造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る丸ダイス式転造装置は、一組の丸ダイスでワークを挟み、該丸ダイスの主軸が回転しながら接近してワークを転造加工する丸ダイス式転造装置において、前記一組の丸ダイスのそれぞれを回転させるサーボモータと、前記一組の丸ダイスそれぞれの回転角を検出する回転角検出手段とを備え、転造中のワーク径の変化に伴い前記一組の丸ダイスの回転角の位相を互いに変化させることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の請求項2に係る丸ダイス式転造装置は、一組の丸ダイスを軸支する一組のダイス移動台と、丸ダイスによるワークの転造位置の回りで前記一組のダイス移動台間に2本以上架け渡されたはり軸と、前記一組のダイス移動台を接近させる押込機構とを設け、前記ダイス移動台を前記はり軸にガイドさせて接近させると共に、転造圧力によって前記一組の丸ダイス間に生じる反力を前記はり軸に負担させるように構成した丸ダイス式転造装置であって、前記一組の丸ダイスのそれぞれを回転させるサーボモータと、前記一組の丸ダイスそれぞれの回転角を検出する回転角検出手段とを備え、転造中のワーク径の変化に伴い前記一組の丸ダイスの回転角の位相を互いに変化させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項3に係る丸ダイス式転造装置は、上記回転角検出手段を上記丸ダイスの主軸に直結させたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明に係る丸ダイス式転造装置を詳細に説明する。図1及び図2は、本発明に係る丸ダイス式転造装置の一実施例を示したものである。本実施例の丸ダイス式転造装置11は、一対の丸ダイス12a,12bでワーク13を挟み、主軸14a及び14bが回転しながらお互いに接近してワーク13を転造加工するものである。一方の丸ダイス12aはダイス移動台16aの内側面に設けられ、他方の丸ダイス12bはダイス移動台16bの対向する内側面に設けられる。主軸14a,14bのそれぞれは、水平方向に平行を保ってダイス移動台16a及び16bに回転可能に軸支される。なお、上記実施例ではダイス移動台16a,16bのそれぞれに1個ずつの丸ダイス12a,12bを取付けた場合について説明したが、2個以上の丸ダイスを取付けてワークを挟み込んでも良い。
【0010】
主軸14a,14bは、それぞれがダイス回転伝達系20によって回転される。ダイス回転伝達系20は、一対の丸ダイス12a,12bに回転を伝達すると共にその回転を制御するもので、一対の丸ダイス12a,12bに対応して一対の減速機付きの主軸回転用サーボモータ21a,21bを有し、この主軸回転用サーボモータ21a,21bの回転が主軸14a,14bに伝達される。また、主軸14a,14bにはロータリーエンコーダ等の回転角検出手段52a,52bが直接取り付けられる。したがって、回転角検出手段52a,52bで主軸14a,14bの回転角を直接測定することができ、この回転角の測定値を丸ダイス回転制御手段(図示せず)にフィードバックして主軸回転用サーボモータ21a,21bの回転を制御する。主軸14a,14bの回転をフルクローズドループ制御することで、ギア等で発生するバックラッシュやねじれによる誤差が生じても、主軸14a,14bの回転角度を目標値に合わせて高精度に数値制御することができる。
【0011】
次に、上記主軸14a,14bの回転角を制御しながらワークを転造する場合について説明する。先ず、スプライン軸やセレーション等の軸方向溝をワーク13に転造する場合について説明すると、一対の丸ダイス12a,12bは、転造中のワーク13の径変化に伴って回転角が互いに制御される。即ち、転造開始時には両方の丸ダイス12a,12bは同一方向に同一速度で回転するが、転造によってワーク13の溝が次第に深くなるのに伴って、一方側の丸ダイス12aの回転角に対して他方側の丸ダイス12bの回転角を徐々に変えていくような制御が行なわれる。例えば、転造中のワーク13の円周長を刻まれる歯で割って補正すべきピッチを算出し、この補正後のピッチが得られるような回転角制御を行なう。このように制御することで、切込み開始時から切込み完了時に向かいワーク13の溝径が次第に変化しても、ピッチが部分的に大きくズレることなく1ピッチ毎に振り分け吸収することができ、円滑なワーク13の歯面が得られて仕上がり精度が向上する。なお、このような制御は、モジュールの大きい歯車を転造する場合にも応用できる。また、主軸14a,14bの回転角の変化率は、転造するワーク13の径や材質、転造するネジ溝の種類やピッチなど種々の要因によっても異なってくる。
【0012】
次に、螺旋状のネジ溝をワーク13の外周に転造する場合を説明する。上述の場合と同様に、一対の丸ダイス12a,12bは、転造中のワーク13径の変化に伴い回転角が互いに制御される。即ち、転造開始時には両方の丸ダイス12a,12bは同一方向に同一速度で回転するが、転造によってワーク13のネジ溝が次第に深くなるのに伴って、一方側の丸ダイス12aの回転角に対して他方側の丸ダイス12bの回転角を徐々に変えていくような制御が行なわれる。このように回転角を制御することで、図3に示したように、切込み開始時から切込み完了時に向かいワーク13の円周長がDからD1に変化したとしても、ワーク13のリード角をβから補正後のリード角β1へ徐々に変化させることができ、ピッチPを一定に保つことが可能になる。したがって、従来のように転造中にピッチPが変化してワーク13が軸方向に歩んでしまうことがなく、丸ダイス12a,12bとワーク13のフランク面との接触も均一化されて、結果的に転造加工面の仕上がり精度が向上する。
【0013】
次に、上記回転角制御を伴う丸ダイス12a,12bのスライド機構について説明する。図1及び図2に示したように、12a,12bは、ダイス移動台移動機構24によって互いにワーク13に向かってスライド移動する。ダイス移動台移動機構24は、第1のダイス移動台16a、第2のダイス移動台16b及びこの第2のダイス移動台16bの外側に配置した圧力プレート26を基台27上に並列して備えたものである。これらのダイス移動台16a,16b及び圧力プレート26はいずれも、基台17上に固設した一対のスライドレール28に左右方向へスライド可能に取り付けられる。また、第1のダイス移動台16aと圧力プレート26との間には、互いに向かい合う内側面の四隅に4本の同じ円形断面のはり軸29が架け渡され、はり軸29の両端が第1のダイス移動台16a及び圧力プレート26にそれぞれ固定される。そのため、第1のダイス移動台16aと圧力プレート26とは、スライドレール28上を相対位置が変化することなく一体にスライドする。なお、4本のはり軸29の位置は、丸ダイス12a,12bによるワーク13の転造位置を中心としていずれも等距離にあり、且つ周方向に4等分して配置される。また、4本のはり軸29の剛性はいずれも等しく設定されている。
【0014】
第2のダイス移動台16bは、第1のダイス移動台16aと圧力プレート26との間でスライドレール28にスライド可能に取り付けられると共に、前記4本のはり軸29を挿通させるための貫通孔が側面の四隅に設けられている。また、前記圧力プレート26には、油圧シリンダ等の押込機構30が固定される。この押込機構30は、ダイス移動台16bと同一方向に伸縮するシリンダ軸31を備えており、シリンダ軸31の先端を第2のダイス移動台16bの外側面に固定してある。なお、押込機構30は、油圧シリンダに限られず、空圧機器、電動機を用いたものであってもよい。
【0015】
第2のダイス移動台16bと圧力プレート26との間には、一対のラックとピニオンとが設けられる(図示せず)。ピニオンは基台27の上面に固定され、このピニオンに対して一方のラックが圧力プレート26の下端に、また他方のラックが第2のダイス移動台16bの下端にそれぞれ固定され、いずれもピニオンと噛み合っている。
【0016】
図2に示すように、押込機構30を作動させてシリンダ軸31が伸びると、第2のダイス移動台16bは押されてワーク13に向かって、スライドレール28上を図中▲1▼方向にスライド移動する。一方、第2のダイス移動台16bと圧力プレート26との間にはラック・ピニオンが設けられているため、圧力プレート26は、第2のダイス移動台16bの移動方向と反対の図中▲2▼方向に第2のダイス移動台16bと同一距離スライド移動する。この時、圧力プレート26と4本のはり軸29で連結されている第1のダイス移動台16aも、圧力プレート26と同じ方向図中▲1▼方向にワーク13に向かって同一距離だけ移動する。したがって、第1のダイス移動台16aと第2のダイス移動台16bは、互いにワーク13に向かって同一距離だけスライド移動し接近することになる。このように、本発明に係るダイス移動台移動機構24によれば、一本の押込機構30で左右のダイス移動台16a,16bを互いに接近させ、丸ダイス12a,12bを両側からワーク13に押し込むことで転造加工することができる。また、ラック、ピニオンを設けることによって、ワーク13の中心線Sを常に一定に保つことができ、ワーク13の供給、排出等の自動化が容易になる。
【0017】
ワーク13に転造圧力を作用させると、一対の丸ダイス12a,12bはワーク13から反力Pを受けるが、この反力Pはシリンダ軸31を介して4本のはり軸29で負担する。この4本のはり軸29はワーク13の上下に均等に剛性を等しく配設されているため、反力Pが4本のはり軸29に均等に4等分して負担される。その結果、はり軸29は軸方向に若干は伸びることになるが、4本とも均等にバランス良く伸びるため、従来のようにダイス移動台16a,16bが上方向に開いて丸ダイス12a,12bの上部が部分的に逃げるといったことがなく、ワーク13に対して所定の転造加工を実行することができる。ワーク13に転造圧力を作用させる際に、上述した丸ダイス12a,12bの回転角制御を行なうことで、高精度な転造加工が実行されることになる。
【0018】
また、この実施例ではダイス移動台16a,16b間に丸ダイス12a,12b間の距離を測定するためのリニアスケール53が取付けられている。このリニアスケール53による測定結果をフィードバックして丸ダイス12a,12b間の隙間寸法を制御し、丸ダイス12a,12bによるワーク13への切込み量を高精度に数値制御することが可能になる。このように、丸ダイス12a,12bの回転角を高精度に数値制御できるのに相俟って切込み量も高精度に数値制御できるため、転造精度をより一層上げることが可能になる。
【0019】
図4は、上記一実施例の制御システム構成例を示したものである。この制御システムは、メモリ46に格納されたプログラムやデータをCPU45で処理した後、同一バスライン43に接続された通信制御ユニット48を介して主軸回転用サーボモータ21a,21b及び押込機構30等のアクチュエータに伝達するものである。なお、これらのアクチュエータは、それぞれがドライバ回路を有し、これら複数のドライバとI/Oポート47は通信制御ユニット48に接続される。また、複数のドライバ、I/Oポート47及び通信制御ユニット48の間はシリアル通信ライン44で接続されている。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る丸ダイス式転造装置によれば、転造中のワーク径の変化に伴い一組の丸ダイスの回転角を互いに変化するように制御したので、ワークに軸方向溝を転造加工する場合は、切込み開始時から切込み完了時に向かいワークの円周長の変化を1ピッチ毎に振り分け吸収することができ、円滑なワークの歯面が得られる。また、ネジ溝をワークに転造する場合は、切込み開始時から切込み完了時に向かいワークの円周長が変化しても、ワークのリード角を徐々に変化させることができ、ワークの歩みを防止してピッチを一定に保つことができ、転造加工面の仕上がり精度の向上を図ることができる。
【0021】
また、本発明の請求項2に係る丸ダイス式転造装置によれば、丸ダイスによるワークの転造位置の回りで前記一対のダイス移動台間に2本以上架け渡されたはり軸を設け、前記ダイス移動台を前記はり軸にガイドさせて接近させると共に、転造圧力によって前記一対の丸ダイス間に生じる反力を前記はり軸に負担させたので、転造時における丸ダイスの開きがなくなり丸ダイスのワークへの切込み量を高精度に制御することができる。このため、丸ダイスの回転角を高精度に制御できるのに相俟って切込み量も高精度に制御でき、転造精度をより一層上げることが可能になる。
【0022】
また、本発明の請求項3に係る丸ダイス式転造装置によれば、上記回転角検出手段を上記主軸に直結させため、ダイス回転伝達系で発生するバックラッシやねじれによる誤差が生じても、丸ダイスの回転角を正確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る丸ダイス式転造装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】上記丸ダイス式転造装置の転造時の正面図である。
【図3】上記丸ダイス式転造装置を使用した場合のワークの円周長とピッチとの関係を示すグラフである。
【図4】上記丸ダイス式転造装置の制御システムの構成図である。
【図5】従来の丸ダイス式転造装置一例を示す正面図である。
【図6】従来の丸ダイス式転造装置の丸ダイスとワークとを関係を示す模式図である。
【図7】従来の丸ダイス式転造装置を使用した場合のワークの円周長とピッチとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
11 丸ダイス式転造装置
12a,12b 丸ダイス
13 ワーク
14a,14b 主軸
16a,16b ダイス移動台
21a,21b 主軸回転用サーボモータ(サーボモータ)
29 はり軸
30 押込機構
52a,52b 回転角検出手段
Claims (3)
- 一組の丸ダイスでワークを挟み、該丸ダイスの主軸が回転しながら接近してワークを転造加工する丸ダイス式転造装置において、
前記一組の丸ダイスのそれぞれを回転させるサーボモータと、前記一組の丸ダイスそれぞれの回転角を検出する回転角検出手段とを備え、転造中のワーク径の変化に伴い前記一組の丸ダイスの回転角の位相を互いに変化させることを特徴とする丸ダイス式転造装置。 - 一組の丸ダイスを軸支する一組のダイス移動台と、丸ダイスによるワークの転造位置の回りで前記一組のダイス移動台間に2本以上架け渡されたはり軸と、前記一組のダイス移動台を接近させる押込機構とを設け、前記ダイス移動台を前記はり軸にガイドさせて接近させると共に、転造圧力によって前記一組の丸ダイス間に生じる反力を前記はり軸に負担させるように構成した丸ダイス式転造装置であって、
前記一組の丸ダイスのそれぞれを回転させるサーボモータと、前記一組の丸ダイスそれぞれの回転角を検出する回転角検出手段とを備え、転造中のワーク径の変化に伴い前記一組の丸ダイスの回転角の位相を互いに変化させることを特徴とする丸ダイス式転造装置。 - 上記回転角検出手段を上記丸ダイスの主軸に直結させたことを特徴とする請求項1又は2記載の丸ダイス式転造装置。
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