JP3565658B2 - 消石灰含有物質及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カルシウムカーバイドに水を添加し、アセチレンガスを発生させる工程において副生する消石灰と生石灰とを主成分とする消石灰含有物質及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
消石灰は、安価なアルカリとして、酸性土壌の中和、ガス製造工場での廃液からのアンモニアの回収、さらし粉の製造原料、及びセメントの原料等の用途に使用される。
従来、市販品の消石灰は、生石灰に水を添加することによって、製造されていた。
カルシウムカーバイドは、例えば、石灰石とコークスを焼成炉等で焼成して製造した生石灰を、電気炉でコークスと共に溶融反応させることによって、製造される。このカルシウムカーバイドに水を反応させ、アセチレンガスを発生させ、このアセチレンガスを出発原料とし、多くの有機工業製品が製造される。この一連の製品群の製造分野をカーバイト工業という。
カーバイト工業ではアセチレン発生時に、カルシウムカーバイドと水との反応により大量の副産消石灰が生成する。副産消石灰は、消石灰を主成分とし、他に水、イオウ、灰分、及びカーボンを含有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、副産消石灰には、コークス中のイオウ等の不快臭がある、水分が多い、及び副産消石灰を輸送する際の流動性が小さい等の課題があったため、そのまま各種原料等に使用することが困難であり、副産消石灰は、消石灰として種々の利用価値がありながら、廃棄物として捨てられていた。そこで、副産消石灰を再使用することが求められるようになった。
即ち、不快臭があると、副産消石灰を原料として使用した場合、その製品にも不快臭が付き製品価値の低下や作業環境の悪化を招くという課題があった。又、水分が多いと、例えばセメントのような水硬性物質への混和材として使用できないという課題があった。そして、流動性が悪いと、配管の閉塞等の製造ラインのトラブルの原因となりうるという課題があった。
従って、この副産消石灰を工業原料等に使用するためには、例えば、水分を低下させること等が最も重要であり、そのためには副産消石灰を乾燥させることが考えられる。しかしながら、乾燥するためには、熱エネルギーを供給する必要がありコストアップにつながるという課題があった。
本発明者は種々検討した結果、生石灰と副産消石灰を混合することで上記課題を解決できる知見を得て本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、カルシウムカーバイドに水を添加して生成した副産消石灰と生石灰とを主成分とすることを特徴とする消石灰含有物質であり、その平均粒子径が30μm以下であることを特徴とする消石灰含有物質であり、該消石灰含有物質の製造方法であり、該消石灰含有物質を乾燥してなる乾燥消石灰である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
副産消石灰は、カルシウムカーバイドに、水を添加することにより副生させたものであり、カルシウムカーバイドの平均粒子径は5〜120mmが好ましい。5mm未満だとカルシウムカーバイトを粉砕して得るための費用が高くなるおそれがあり、120mmを越えると水を大量に使用しなければならなくなるおそれがある。本発明の副産消石灰中の水分量は15重量%以下が好ましい。
この際に添加する水の量は、カルシウムカーバイドからアセチレンを発生させるのに必要な理論量の2.5〜5倍が好ましい。水の理論量は下記式(1)から算出し、カルシウムカーバイド1モルに対し水2モルである。
CaC2 +2H2 O→Ca(OH)2 +C2 H2 (1)
水の量が2.5倍未満だと反応が不十分なため、未反応のカルシウムカーバイドが残るおそれがあり、水の量が5倍を越えると副産消石灰中の水分量が多くなり、使用上問題が起こるおそれがある。
カルシウムカーバイドに水を添加する場合には、その反応中に温度を100〜180℃に保つことが好ましい。100℃未満だと脱水状態が悪く、副産消石灰中の水分量が多くなるおそれがあり、180℃を越えると水分が気化し反応が不十分になるために、未反応のカルシウムカーバイドが残るおそれがある。
副産消石灰の平均粒子径は特に限定されるものではないが、副産消石灰に含有する水分の除去の容易さを考慮すると1mm以下が好ましい。1mmを越えると消石灰中の水分と生石灰が十分に反応しないおそれがある。
【0006】
本発明では、副産消石灰から水分除去して消石灰含有物質を得るために生石灰を添加する。
生石灰は水と反応して消石灰を生成するが、その際、熱を発生する。従って、乾燥のために別途熱エネルギーを供給する必要はなく、水分除去を行うことができる。このようにして生成した乾燥消石灰の水分量は1重量%以下が好ましい。1重量%を越えると、例えば、水硬性物質への混和材として使用した場合に、経時的にセメントとの水和反応が進行し、貯蔵安定性が悪くなるおそれがある。
本発明の生石灰は、市販品や、石灰石やコークス、更に鉄分を除去し、平均粒子径を小さくするために、少量の塩化ナトリウムを添加し、焼成炉等で焼成して得られた生石灰を使用できる。
生石灰の平均粒子径は特に限定されるものではないが、水との反応性を考慮すると10mm以下が好ましい。10mmを越えると生石灰が十分に反応せず、製品として使用できないおそれがある。
生石灰の使用量は、副産消石灰100重量部に対して、1〜100重量部が好ましく、10〜50重量部がより好ましい。1重量部未満だと副産消石灰が充分に乾燥できないおそれがあり、100重量部を越えると未反応の生石灰が残るために、生石灰が水分を吸収して安定性に欠けるおそれがある。
【0007】
本発明の副産消石灰を使用した消石灰含有物質の製造方法は、まず水を含む副産消石灰と生石灰とを別々にタンクに投入し、計量器で計量し、両者を反応槽へ移送し、合流して連続混合する。この時反応熱で水蒸気が発生するので、例えばブロワーにより水蒸気を系外へ排出することが好ましい。この混合物を1〜2時間反応させた後、熟成タンクに移送して12〜24時間静置し、反応を完了させる。この際、熟成槽で発生する水分や熱も系外に排出することが好ましい。
その後、得られた消石灰含有物質を必要により粉砕や分級し、平均粒子径が大きいものやカーボン等を分離する。
本発明の消石灰含有物質は、そのまま製品として各種用途に使用できるが、例えば、セメント混和材として使用する場合には、その粉末度により活性が異なるため分級して使用することが好ましい。
本発明の消石灰含有物質の平均粒子径は30μm以下が好ましい。30μmを越えると、例えば、水硬性物質へのセメント混和材として使用した場合に、セメントとの反応性が小さくなるおそれがある。
本発明では、水分をより除去するために、消石灰含有物質を乾燥して乾燥消石灰を得ることが好ましい。乾燥条件としては室温で消石灰含有物質を10〜24時間乾燥させるだけでよいが、冬場等の気温の低い時には、30〜100℃の温風を送風してもよい。
セメント混和材として使用した場合には、セメントの凝結促進と軟弱地盤の強化という効果を有する。その使用量は特に限定されるものではないが、セメント100重量部に対して、0.1〜50重量部が好ましい。0.1重量部未満だと効果がないおそれがあり、50重量部を越えても更なる効果は期待できないおそれがある。
【0008】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明を更に説明する。
(実施例1)
平均粒径40mmのカルシウムカーバイドに、アセチレン発生に必要な水を理論量の4倍を添加し、温度110℃の条件でアセチレンガスを発生させ、副産消石灰を副生した。
副産消石灰の水分量は6重量%、粉末度はブレーン値4000cm2 /gであった。副産消石灰の化学成分を表1に示した。
(測定方法)
化学成分:JIS R5202に準じて測定した。
水分:赤外線水分計(kett社)にて測定した。
粉末度:ブレーン法にて測定した。
【0009】
【表1】
【0010】
このようにして得られた副産消石灰100重量部と、副産消石灰100重量部に対して、表2に示す量の生石灰とを、室温で反応タンクに仕込んだ。
仕込んだ副産消石灰と生石灰との混合物を24時間放置し、消石灰含有物質を得た。得られた消石灰含有物質の物性を測定し、表2に示した。
(使用材料)
生石灰:市販の生石灰
(測定方法)
残留生石灰量:消石灰含有物質中の水分を100℃、10時間で除去して乾燥消石灰を得た。この乾燥消石灰を、更に600℃、10時間で脱水して生石灰を生成させた。この生成時の重量減量を以下の式により、乾燥消石灰100重量部中の残留生石灰量(単位:重量部)を算出した。
(残留生石灰量)=〔1−(実際に測定した重量減量)/(乾燥消石灰が全部消石灰とした時の理論重量減量)〕
臭気:消石灰含有物質中の臭気の有無を観察した。
流動性:得られた消石灰含有物質を観察し、約5mm以上の塊がないものを良好とし、塊があるものを不良とした。
【0011】
【表2】
【0012】
表2から明らかなように、副産消石灰と生石灰とを混合することにより、各種物性に優れた消石灰含有物質が得られた。生石灰の使用量が1重量%未満だと臭気が強く、流動性は小さかった。生石灰の使用量が150重量部を越えると残留生石灰が多くなり、その粉末を吸い込んでクシャミが出たりして取り扱いにくかった。
【0013】
(実施例2)
実施例1の実験No.1−4の乾燥消石灰を分級し、平均粒子径の異なる乾燥消石灰を得た。この乾燥消石灰をセメント100重量部に対して表3に示す重量部、カルシウムアルミネートと石膏を重量比で1:1の割合で混合した混合物をセメント100重量部に対して20重量部、及びセメント100重量部を混合し、地盤改良材を調製した。
この地盤改良材200kg、ローム土1495kg、及び水500kgを混合して改良土を作製し、圧縮強度を測定した。その結果を表3に示した。
(使用材料)
セメント:市販の普通ポルトランドセメント
ローム土:東京都調布産(含水比112重量%)
カルシウムアルミネート:主成分12CaO・7Al2 O3 、非晶質
石膏:市販の無水石膏
水:水道水(20℃)
(測定方法)
圧縮強度:得られた改良土を幅4cm×長さ4cm×厚さ16cmの型枠に詰めて成形し、所定材齢の圧縮強度をJIS R 5201により測定した。
【0014】
【表3】
【0015】
表3から明らかなように、地盤改良材として使用する場合は、平均粒子径が小さい方が強度発現性が良好であった。
【0016】
(実施例3)
実施例2の実験No.2−2の乾燥消石灰をpH4.5の酸性土100重量部に対して5重量部混合し、混合後のpHを測定した。pHは7以上と中性又は弱アルカリ性を示し、酸性土に対する土壌改良材として、優れた効果が確認された。
(使用材料)
酸性土:pH6.8の土に希塩酸を加え、pH4.5に調整したものを使用した。
【0017】
【発明の効果】
本発明により、従来は廃棄物として扱われていた副産消石灰を、再使用できる。又、生石灰の添加により、過剰量の水分が消費されるため、別途熱エネルギーを供給することなく、乾燥状態の消石灰含有物質が得られ、製造コストも安価である。更に、このようにして得られた消石灰含有物質は、反応活性も高いため、そのまま製品として使用できる。
そして、消石灰含有物質を分級することにより粒子径を小さくすれば、安価な高反応活性消石灰として多様な用途への使用が期待できる。
Claims (4)
- カルシウムカーバイドに水を添加して生成した副産消石灰と生石灰とを主成分とすることを特徴とする消石灰含有物質。
- 平均粒子径が30μm以下であることを特徴とする請求項1記載の消石灰含有物質。
- カルシウムカーバイドに水を添加して生成した副産消石灰と生石灰とを混合してなることを特徴とする消石灰含有物質の製造方法。
- 請求項1又は2記載の消石灰含有物質を乾燥してなる乾燥消石灰。
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JP19323396A JP3565658B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 消石灰含有物質及びその製造方法 |
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JPH1036147A JPH1036147A (ja) | 1998-02-10 |
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JP19323396A Expired - Lifetime JP3565658B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 消石灰含有物質及びその製造方法 |
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1996
- 1996-07-23 JP JP19323396A patent/JP3565658B2/ja not_active Expired - Lifetime
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