JP3564213B2 - 集団射撃訓練装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、実弾を用いて相手方からの攻撃に対する応射訓練を実施可能な射撃訓練装置に係り、特に、1対1及び複数対1の射撃訓練のみならず、1対複数及び複数対複数の射撃訓練をも行える射撃訓練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スクリーン上に写し出された標的を狙って実弾射撃し、スクリーン上に写し出された標的の位置情報とスクリーン上の着弾位置情報とから命中判定を行う実弾射撃訓練装置が提案されている。
【0003】
この実弾射撃訓練装置によれば、スクリーン上に実際の戦闘場面に即した動標的を表示することができるので、固定された標的を狙う基本射撃訓練や単純な隠顕動作を行う隠顕標的を狙う隠顕標的射撃訓練に比べて、より実際的な実弾射撃訓練を行うことができる。また、レーザーガン等の模擬銃を用いた射撃訓練とは異なり、実際の戦闘場面と同一の装備で実弾射撃を行うことができるので、実弾射撃の雰囲気を体感でき、訓練効率を高めることができるという効果もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、従来より提案されている装置は、訓練員が一方的に標的を狙って射撃するだけであるので、相手方からの反撃に対処する訓練を行うことができないという不備がある。レーザーガン等の模擬銃を用いれば、かかる訓練を行うことはできるが、実弾射撃とは装備が異なり、射程距離や弾道それに命中箇所の制限等の相違があるため、より実際に即した訓練を行うことが難しい。また、従来の装置を用いた実弾射撃と模擬銃を用いた訓練の双方を行うことは、訓練効率が低い点で好ましくない。
【0005】
更に、従来の実弾射撃訓練装置には、複数の訓練員がスクリーン上に写し出された標的に対して同時に射撃を行ったとき、標的に命中させた訓練員を特定するための装置が何ら付加されていなかったので、1つのスクリーン上に写し出された1つの標的に対して1人の訓練員が射撃訓練を行う場合(1対1の射撃訓練)及び1つのスクリーン上に写し出された複数の標的に対して1人の訓練員が射撃訓練を行う場合(複数対1の射撃訓練)は特に問題を有しないが、1つのスクリーン上に写し出された1つの標的に対して複数の訓練員が同時に射撃訓練を行う場合(1対複数の射撃訓練)、及び1つのスクリーン上に写し出された複数の標的に対して複数の訓練員が同時に射撃訓練を行う場合(複数対複数の射撃訓練)には、標的に命中させた訓練員を特定することができず、個々の訓練員の訓練度を評価することができないため、効果的な集団射撃訓練が行えないという不備があった。実際の射撃シーンを想定すると、前記の各場合が考えられるので、1対1又は複数対1の訓練を行うだけでは実際の射撃シーンに十分に対応することができず、1対複数及び複数対複数の射撃訓練を効率的に行うことは、銃器を取り扱う任務に服する者の安全を確保する上で重要である。
【0006】
本発明は、かかる従来技術の不都合を解決するためになされたものであって、その目的は、より実際に即した実弾射撃訓練を効率的に行うことが可能で、かつ1対1及び複数対1の射撃訓練のみならず、1対複数及び複数対複数の射撃訓練をも効率的に行うことが可能な射撃訓練装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の目的を達成するため、第1及び第2の射場の夫々に、標的となる映像を投影する投影機と、当該投影機より投影される映像を写し出すスクリーンとを備え、各射場のスクリーンに、他方の射場に配置された訓練員の映像を写し出し、当該訓練員の映像を標的として実弾射撃を行う射撃訓練装置において、前記訓練員が操作する銃器その他の携帯品には、当該銃器によって行われた実弾射撃の時刻を検出する射撃時刻検出センサを設け、前記第1及び第2の射場には、スクリーン上の着弾位置を検出する着弾座標検出部と、スクリーン上の着弾時刻を検出する着弾時刻検出部と、前記スクリーン上に写し出された標的位置情報と前記着弾座標検出部にて検出された着弾位置情報とから命中判定を行うと共に、前記着弾時刻検出部にて検出された着弾時刻情報と前記射撃時刻検出センサにて検出された実弾射撃時刻とから各着弾ごとに当該射撃を行った訓練員を特定するデータ処理制御部とを備えるという構成にした。
【0008】
【作用】
第1及び第2の射場を備え、これらの各射場に標的を投影する投影機とスクリーンとを設置すると、第1の射場に備えられたスクリーンに第2の射場に配置された訓練員の映像を写し出し、第2の射場に備えられたスクリーンに第1の射場に配置された訓練員の映像を写し出すことによって、各訓練員を標的とする実弾射撃訓練を安全に行うことができる。各訓練員は、相手方の映像を見ることができるので、相手の動作に合わせた回避動作を適宜とることができる。これによって、相手方からの反撃を想定したより実戦的な実弾射撃訓練が可能になる。
【0009】
また、各射場ごとに着弾座標検出部とデータ処理制御部とを備え、スクリーン上に写し出された標的位置情報とスクリーン上の着弾位置情報とから命中判定を行い、各射場に配置された訓練員に通知するようにすると、訓練結果をリアルタイムで訓練員に伝達できるので、実戦的な実弾射撃訓練を効率的に行える。
【0010】
更に、この射撃訓練装置によれば、スクリーンに投影される映像の種類を自由に変更できるので、各種の戦闘場面を想定した各種の訓練を行うことができる。また、各射場に適宜の人数の訓練員を配置することにより、1対1の格闘訓練のみならず、1対複数又は複数対複数の格闘訓練も可能である。この場合、訓練員が操作する銃器その他の携帯品に当該銃器によって行われた実弾射撃の時刻を検出する射撃時刻検出センサを設けると共に、前記第1及び第2の射場にはスクリーン上の着弾時刻を検出する着弾時刻検出部を設け、前記データ処理制御部にてこれらの検出データより各着弾ごとに当該射撃を行った訓練員を特定するようにしたので、同時に射撃訓練を受ける複数の訓練員の夫々について訓練度を評価することができ、効果的な集団射撃訓練が行える。
【0011】
【実施例】
まず、図1に基づいて、本発明に係る実弾射撃訓練装置の最も基本的な構成を説明する。図1から明らかなように、本例の射撃訓練装置は、第1の射場100と第2の射場200とを備えていることを特徴とする。
【0012】
第1の射場100には、標的となる映像を投影する投影機101と、当該投影機101より投影される映像を写し出すスクリーン102と、複数の訓練員A1 ,A2,A3,・・・が身を隠す遮蔽物103と、訓練員A1,A2,A3,・・・ を撮影するカメラ104と、訓練員A1,A2,A3,・・・ に音声情報を伝達するスピーカ105とが備えられている。一方、第2の射場200には、これと同様に、標的となる映像を投影する投影機201と、当該投影機201より投影される映像を写し出すスクリーン202と、複数の訓練員B1,B2,B3,・・・ が身を隠す遮蔽物203と、訓練員B1,B2,B3,・・・ を撮影するカメラ204と、訓練員B1,B2,B3,・・・ に音声情報を伝達するスピーカ205とが備えられる。
【0013】
各訓練員A1,・・・,B1,・・・が所持する銃器300には、当該銃器によって行われた実弾射撃の時刻を検出するための射撃時刻検出センサ301が設けられ、各訓練員は、当該センサ301の検出データを後に説明するデータ処理制御部に無線送信するための無線装置302を携帯している。なお、前記射撃時刻検出センサ301としては、振動センサ、音響センサ、光センサ等を用いることができる。また、センサの種類によっては、銃器300自体に取り付けるのではなく、訓練員の身体や銃器以外の携帯品に取り付けることもできる。
【0014】
また、第1の射場100又は第2の射場200若しくは各射場外の例えば図示しない指令室には、カメラ104,204で撮影された各訓練員の映像を画像処理して、所要の背景映像等と合成する画像処理装置106,206と、スクリーン102,202上の着弾位置を検出する着弾座標検出部107,207と、スクリーン102,202上の着弾時刻を検出する着弾時刻検出部108,208と、各スクリーン上に写し出された標的の位置情報a1,a2と前記着弾座標検出部107,207にて検出された着弾位置情報b1,b2とから命中判定を行うと共に、前記射撃時刻検出センサ301にて検出された射撃時刻情報c1,c2と前記着弾時刻検出部108,208にて検出された着弾時刻情報d1,d2とから各着弾ごとに当該射撃を行った訓練員を特定するデータ処理制御部109,209と、各データ処理制御部109,209で得られた命中判定データe1,e2を他方のデータ処理制御部に相互に伝達するデータ通信装置110,210と、命中判定データe1,e2が命中を示すものである場合、各データ処理制御部109,209より各訓練員に被弾情報f1,f2を通知する無線通信装置111,211とが備えられている。
【0015】
なお、第1及び第2の射場100,200の壁面並びに各射場に備えられる遮蔽物103,203の外面は、標的である訓練員A又はBの座標をデータ処理制御部109,209にて計算しやすいように、単一色に塗装しておくことが好ましい。
【0016】
以下、前記のように構成された実弾射撃訓練装置の動作と、当該装置を用いた実弾射撃訓練の方法とについて説明する。
【0017】
第1の射場100に備えられたカメラ104で撮影された訓練員A1 ,A2 ,A3 ,・・・の映像は、第2の射場200に備えられた投影機201によってスクリーン202に写し出され、第2の射場200に備えられたカメラ204で撮影された訓練員B1 ,A2 ,A3 ,・・・の映像は、第1の射場100に備えられた投影機101によってスクリーン102に写し出される。各訓練員は、スクリーン102,202に写し出された標的(互いに他方の射場に配置された訓練員)を狙って実弾射撃を行う。
【0018】
実弾射撃が行われると、当該実弾射撃を行った銃器300に付設された射撃時刻検出センサ301によって射撃時刻情報c1,c2が検出され、その射撃時刻情報c1,c2は、無線装置302によってデータ処理制御部109,209に送信される。また、銃器300より打ち出された弾丸がスクリーン102,202に着弾すると、その着弾時刻情報d1,d2が着弾時刻検出部108,208にて検出されると共に、その着弾位置情報b1,b2が着弾座標検出部107,207にて検出される。
【0019】
データ処理制御部109は、スクリーン102に写し出された標的の位置情報a1と着弾座標検出部107にて検出された着弾位置情報b1とから命中判定を行い、データ通信装置109介して命中判定データc1 を他方のデータ処理制御部209に通信する。当該他方のデータ処理制御部209は、一方のデータ処理制御部109から送信された命中判定データe1 が“命中”を示すものである場合には、無線通信装置211及びスピーカ205を介して、第2の射場200に配置された訓練員B1,B2,B3・・・に被弾情報f2 を送信する。被弾情報f2 を得た訓練員は、射撃を停止し、訓練を終了する。
【0020】
また、データ処理制御部109は、射撃時刻検出センサ301にて検出された射撃時刻情報c1と着弾時刻検出部108にて検出された着弾時刻情報d1とから、第1の射場100に配置された複数の訓練員A1,A2,A3 ・・・の中より、各射撃ごとの射手(訓練員)を特定する。したがって、前記命中判定データe1 と当該射撃を行った射手に関するデータとを総合すれば、各訓練員A1,A2,A3 ・・・ごとの射撃成績を算出することができる。
【0021】
一方、データ処理制御部209は、スクリーン202に写し出された標的の位置情報a2 と着弾座標検出部207にて検出された着弾位置情報b2 とから命中判定を行い、データ通信装置209を介して命中判定データc2 を他方のデータ処理制御部109に通信する。当該他方のデータ処理制御部109は、一方のデータ処理制御部209から送信された命中判定データe2 が“命中”を示すものである場合には、無線通信装置111及びスピーカ105を介して、第1の射場100に配置された訓練員A1,A2,A3・・・に被弾情報f1を送信する。被弾情報f1 を得た訓練員Aは、射撃を停止し、訓練を終了する。
【0022】
また、データ処理制御部209は、射撃時刻検出センサ301にて検出された射撃時刻情報c2と着弾時刻検出部208にて検出された着弾時刻情報d2とから、第2の射場200に配置された複数の訓練員B1,B2,B3・・・ の中より、各射撃ごとの射手(訓練員)を特定する。したがって、前記命中判定データe2 と当該射撃を行った射手に関するデータとを総合すれば、各訓練員B1,B2,B3 ・・・ごとの射撃成績を算出することができる。
【0023】
図2に、前記実施例よりもさらに実用的な実弾射撃訓練装置の一例を示す。なお、この図においては、図示を容易にするため、第1の射場100に付設される装置のみが表示されており、第2の射場200に付設される装置については、図示が省略されている。第2の射場200に付設される装置も、符号が異なるだけで、これと同様に構成される。
【0024】
図2に示すように、本例の実弾射撃訓練装置には、図1に示した各装置101〜111のほかに、記憶装置121と、印字装置122と、光ディスク再生装置123と、ビデオテープレコーダ124と、映像切替装置125と、映像合成装置126と、マイクロフォン127と、テープレコーダ128と、音声合成装置129が付加されている。
【0025】
光ディスク再生装置123及びビデオテープレコーダ124は、訓練員B1, B2,B3・・・の映像と合成される背景映像や訓練員B1,B2,B3・・・ 以外の標的映像それに訓練のためのテロップ情報などが予め記録された光ディスク又はビデオテープを再生するものであって、これらの各再生装置からの出力信号は、データ処理制御部109からの指令に基づいて、映像切替装置125にて切り替えられ、映像合成装置126にてカメラ104で撮影された訓練員B1 ,B2 ,B3 ・・・の映像と合成されて、投影機101によりスクリーン102に投影される。かように、光ディスク再生装置123及びビデオテープレコーダ124を備え、これらの各再生装置からの出力信号を適宜切り替えて訓練員B1 ,B2 ,B3 ・・・の映像と合成すると、1台の実弾射撃訓練装置で、各種の状況を想定した訓練を行うことができるので、訓練効率を高めることができる。なお、訓練員の映像と合成される背景映像としては、コンピュータグラフィックを利用することもできる。コンピュータグラフィックを利用すると、各種の射撃シーンを自在に作り出すことができるので、各種の状況に応じた射撃訓練をより効率的に行うことができる。
【0026】
記憶装置121には、光ディスク又はビデオテープに記録された訓練員B1 ,B2,B3・・・以外の標的映像のスクリーン102に対する座標データが格納される。したがって、スクリーン102上に訓練員B1,B2,B3・・・ 以外の標的映像が投影された場合、データ処理制御部109は、当該記憶装置121に記録された当該標的の座標データと着弾座標検出部107にて検出された着弾位置情報b1 とから命中判定を行い、データ通信装置110を介して命中判定データe1 を他方のデータ処理制御部209に通信する。
【0027】
印字装置122は、命中率や訓練に要した時間などの訓練結果を印字して出力する。訓練員は、当該印字装置122の出力データを検討することによって、自己の訓練度や長所及び欠点を知ることができる。
【0028】
マイクロフォン127は、第1の射場100内の音、特に訓練員による射撃音を集音するものであり、テープレコーダ128は、スクリーン102に投影される背景映像に合わせた音が予め記録されたオーディオテープを再生するものであって、これらの各再生装置からの出力信号は、データ処理制御部109からの指令に基づいて、音声合成装置129にて合成され、スピーカ105より拡声される。かように、マイクロフォン127及びテープレコーダ128を備え、これらの出力音を合成してスピーカ105より拡声すると、臨場感にあふれた訓練を行うことができるので、訓練効率を高めることができる。
【0029】
なお、前記実施例における第1の射場100及び第2の射場200は、互いに戦闘訓練を行う2組のグループが使用する射場の意味であって、必ずしも物理的に2つの射場だけを意味するものではない。例えば、図3に示すように、第1の射場100に3つのスクリーン102a,102b,102cを備えると共に、第2の射場200を物理的に離れた3つの射場200A,200B,200Cから構成して各射場200A,200B,200Cにスクリーン202a,202b,202cを備え、第1の射場100に配置された3つのスクリーン102a,102b,102cに射場200Aの映像と射場200Bの映像と射場200Cの映像とを個別に投影すると共に、第2の射場を構成する各射場に備えられたスクリーン202a,202b,202cには、第1の射場100の映像を投影するようにすることもできる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、第1及び第2の射場を備え、これらの各射場に標的を投影する投影機とスクリーンとを設置したので、第1の射場に備えられたスクリーンに第2の射場に配置された訓練員の映像を写し出し、第2の射場に備えられたスクリーンに第1の射場に配置された訓練員の映像を写し出すことによって、各訓練員を標的とする実弾射撃訓練を安全に行うことができる。また、各訓練員は、相手方の映像を見ることができるので、相手の動作に合わせた回避動作を適宜とることができる。これによって、相手方からの反撃を想定したより実戦的な実弾射撃訓練が可能になる。
【0031】
また、各射場ごとに着弾座標検出部とデータ処理制御部とを備え、スクリーン上に写し出された標的位置情報とスクリーン上の着弾位置情報とから命中判定を行い、各射場に配置された訓練員に通知するようにしたので、訓練結果をリアルタイムで訓練員に伝達でき、実戦的な実弾射撃訓練を効率的に行える。
【0032】
さらには、この射撃訓練装置によれば、スクリーンに投影される映像の種類を自由に変更できるので、各種の戦闘場面を想定した各種の訓練を行うことができる。また、訓練員が操作する銃器その他の携帯品に当該銃器によって行われた実弾射撃の時刻を検出する射撃時刻検出センサを設けると共に、前記第1及び第2の射場にはスクリーン上の着弾時刻を検出する着弾時刻検出部を設け、前記データ処理制御部にてこれらの検出データより各着弾ごとに当該射撃を行った訓練員を特定するようにしたので、同時に射撃訓練を受ける複数の訓練員の夫々について訓練度を個別に評価することができる。よって、1対1の格闘訓練のみならず、1対複数又は複数対複数の格闘訓練を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る実弾射撃訓練装置の基本構成図である。
【図2】より実用的な実弾射撃訓練装置の一例を示すブロック図である。
【図3】他の実施例に係る実弾射撃訓練装置の構成図である。
【符号の説明】
100,200 射場
101,201 投影機
102,202 スクリーン
103,203 遮蔽物
104,204 カメラ
105,205 スピーカ
106,206 画像処理装置
107,207 着弾座標検出部
108,208 着弾時刻検出部
109,209 データ処理制御部
110,210 データ通信装置
111,211 無線通信装置
300 銃器
301 射撃時刻検出センサ
Claims (4)
- 第1及び第2の射場の夫々に、標的となる映像を投影する投影機と、当該投影機より投影される映像を写し出すスクリーンとを備え、各射場のスクリーンに、他方の射場に配置された訓練員の映像を写し出し、当該訓練員の映像を標的として実弾射撃を行う射撃訓練装置において、前記訓練員が操作する銃器その他の携帯品には、当該銃器によって行われた実弾射撃の時刻を検出する射撃時刻検出センサを設け、前記第1及び第2の射場には、スクリーン上の着弾位置を検出する着弾座標検出部と、スクリーン上の着弾時刻を検出する着弾時刻検出部と、前記スクリーン上に写し出された標的位置情報と前記着弾座標検出部にて検出された着弾位置情報とから命中判定を行うと共に、前記着弾時刻検出部にて検出された着弾時刻情報と前記射撃時刻検出センサにて検出された実弾射撃時刻とから各着弾ごとに当該射撃を行った訓練員を特定するデータ処理制御部とを備えたことを特徴とする集団射撃訓練装置。
- 請求項1に記載の集団射撃訓練装置において、前記データ処理制御部によって標的への命中判定がなされたとき、その命中判定データを前記第1及び第2の射場間で相互に伝達し、命中判定を受けた訓練員に通知することを特徴とする集団射撃訓練装置。
- 請求項1に記載の集団射撃訓練装置において、前記第1及び第2の射場に備えられたスクリーン上に、訓練員の映像と所要の背景映像との合成映像を投影することを特徴とする集団射撃訓練装置。
- 請求項3に記載の集団射撃訓練装置において、前記背景映像がコンピュータグラフィックであることを特徴とする集団射撃訓練装置。
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