JP3564172B2 - 高温熱交換器 - Google Patents

高温熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP3564172B2
JP3564172B2 JP14437794A JP14437794A JP3564172B2 JP 3564172 B2 JP3564172 B2 JP 3564172B2 JP 14437794 A JP14437794 A JP 14437794A JP 14437794 A JP14437794 A JP 14437794A JP 3564172 B2 JP3564172 B2 JP 3564172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt
flange
heat exchanger
temperature heat
lip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14437794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0755385A (ja
Inventor
エドワード シズマー ロイド
ミング リー ジング
マイクル オコナー トーマス
Original Assignee
ケロッグ ブラウン アンド ルート,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケロッグ ブラウン アンド ルート,インコーポレイテッド filed Critical ケロッグ ブラウン アンド ルート,インコーポレイテッド
Publication of JPH0755385A publication Critical patent/JPH0755385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3564172B2 publication Critical patent/JP3564172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/008Details of the reactor or of the particulate material; Processes to increase or to retard the rate of reaction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/02Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with stationary particles, e.g. in fixed beds
    • B01J8/06Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with stationary particles, e.g. in fixed beds in tube reactors; the solid particles being arranged in tubes
    • B01J8/067Heating or cooling the reactor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F19/00Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
    • F28F19/002Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using inserts or attachments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F19/00Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
    • F28F19/02Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/007Auxiliary supports for elements
    • F28F9/013Auxiliary supports for elements for tubes or tube-assemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0219Arrangements for sealing end plates into casing or header box; Header box sub-elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2208/00Processes carried out in the presence of solid particles; Reactors therefor
    • B01J2208/00008Controlling the process
    • B01J2208/00017Controlling the temperature
    • B01J2208/00477Controlling the temperature by thermal insulation means
    • B01J2208/00495Controlling the temperature by thermal insulation means using insulating materials or refractories
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00761Details of the reactor
    • B01J2219/00763Baffles
    • B01J2219/00765Baffles attached to the reactor wall
    • B01J2219/00777Baffles attached to the reactor wall horizontal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/20Fastening; Joining with threaded elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は一般的に高温熱交換器に使用する改良支持構造に関する。本発明は特に炭化水素改質熱交換器のフランジ組立体に吊架される触媒充填管を支持する改良支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
高温熱交換器の在来技術による管束は、典型的には内部耐火材料に装着されるもので、耐火材料に応力を発生せしめ、耐火物の早期破壊を引起こし、かつ耐火材料および管束の修繕に多額の費用を必要とした。改質反応器を含む高温熱交換器内の管束に対する支持構造の設計は、今日に至るまで重要な課題であった。高温熱交換器の内部で使用される支持構造は超高温に耐えると共に、非常に厳しい環境下においてバッフル、触媒管、拡散板および他の部材を含む種々の構成部材を支持する時の、重量に起因する応力に耐える必要がある。
【0003】
改質熱交換器内に使用される在来の支持構造は、触媒反応器の内面を内張りする耐火材料に直接装着するものであった。耐火材料は触媒反応器の内面を被覆し、反応器内に発生する高温からこれを保護し、かつ「ホットスポット」の発生を阻止し、すなわち過大量の熱が反応器の壁に達して、これを損傷するのを阻止する。耐火材料は種々の厚さおよび成分を有するものとなすことができるが、典型的には耐火性を有するセラミックまたはセメント材料とされる。耐火材料は脆く、したがって広範囲の温度変化に起因して膨張または収縮する内部構成部材を適当に支持することはできない。
【0004】
したがって耐火材料の予測寿命は最適の条件下においても制限を受ける。内部支持部材に追加的な応力が生じれば、耐火材料には加速度的に破損傾向が発生し、熱交換器の高価な修繕と、運転休止が頻発する。さらに在来の反応器内において、耐火物によって支持される内部支持構造は典型的には種々の金属合金によって構成される。温度が低から高に、再び高から低に変化すれば、熱膨張および収縮サイクルが行われる時に、これら支持構造が耐火物を損傷することがある。
【0005】
したがって管束支持システムは、高温熱交換器の厳しい環境に耐え、この型の熱交換器の保守を行うための費用および時間を減少させるように設計する必要がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換器内部のフランジ組立体からの触媒充填管を支持する改良された支持装置を備えた高温熱交換器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】
本発明は高温熱交換器において、殻体側と管側流体との間で熱を伝導させるための管に対する改良支持装置を有する、熱交換器を提供するものである。この熱交換器は耐火物を内張りした容器で、上端および下端を有し、かつ該上端および下端間において支持された管束を含む容器を有している。管束は上方管板によって支持された複数の管を含んでいる。管板支持部材は容器の上端において該容器の周囲に沿って、フランジ組立体内に装架された環状唇片と、管板に装着されたこの唇片に吊架されたスカートとを有している。唇片の外周の近くで、該唇片から延びる、下向きの環状突起は、フランジ組立体の内径に近接して、該フランジ組立体のフランジから延びる上向き環状突起と連結することができる。下向き突起は上向き突起の外径より大きな内径を有している。スカートの外面の第1スカート耐火物ライニングは管板の近くから、唇片の方に延びている。第2スカート耐火物ライニングは、唇片の近くから管板の方に下向きに延びるスカートの内面に位置している。第1および第2スカート耐火物ライニングはスカートの内面および外面の、少なくとも一部分と、縦方向に重なっている。したがってフランジ組立体およびその中に装架された唇片は、スカートの上および後ろで耐火物が重なることによって生じる比較的低温の環境内に位置するようになる。
【0007】
本発明は、また触媒反応器を提供し、この触媒反応器においては、熱交換器内の管がその中に触媒を保持し、かつその中に単数または複数の反応流体を通し得るようになっている。この反応器は、特に触媒と接触して管を通る炭化水素を、触媒によって改質する時に有用である。管の対応する端部に設けられた有孔下端キャップはその上に触媒を支持することができ、かつその中の流体の流動を可能にする。反応器は管板の頂部に水平に配置されたオリフィス板を含むものとなすことができる。オリフィス板は複数のオリフィスを有し、流体を管内に均等に分配する。オリフィス板の上面には複数の有孔管キャップを装着し、キャップが対応するオリフィス上に配置されるようになすことができる。オリフィス板は反応器の上端に位置する第1入口に嵌合するような寸法の、複数の区画によって形成することができる。分配板は好ましくは管板によって支持され、かつ管の下端の近くに配置され、普通燃焼式管状改質装置から流出する加熱流体を管に分配するようにされる。複数の水平バッフルは管束内において縦方向に隔置され、かつ管板によって支持される。
【0008】
【実施例】
次に添付図面によって本発明を詳述する。図面中同様な部品は同じ参照数字で表す。図1において耐火材料によって内張りした触媒反応器10は、容器12を有し、該容器はフランジ組立体16から懸垂された管板支持部材14を含み、管板18と、これに装着された管束20を支持するようになっている。運転時には比較的温度の低い、例えば480〜760℃の反応物送給流体が、第1入口22に流入する。この反応物送給流体は下向きにオリフィス板26、管板18および管束20を通る。この管束20は複数の、典型的には数百から数千、またはそれ以上の触媒充填管28を含み、該管の中で反応物が触媒と反応する。反応した流体は各管28の下端から流出する。加熱流体、好ましくは改質装置、例えば加熱式管状改質装置から流出する加熱流体は、第2入口32に導かれ、分配板24の孔を通り、かつ均一に分配されて、反応した流体と混合せしめられる。反応流体と、加熱流体との混合物は横方向に流動し、かつ上向きにバッフル34の回路網を通り、該バッフルは各管28を横切って混合物を分配し、該管28との間で熱移動を行わせる。流体混合物は出口36から排出され、普通の態様で別の処理を受けるようになる。
【0009】
反応器10は全体的に上方管側室40と、下方殻体側室42とよりなっている。管側室40は好ましくはヘッド41によって囲繞されている。管板18は管側室40を、殻体側室42から分離する水平間仕切りとして働く。送給反応物は管側室40に入り、管束20を通り、かつ周知の技術によって、殻体側室42内の加熱流体と混合される。容器12は耐熱耐火ライニング38を含み、このライニングは通常、管側室40および殻体側室42の双方の内面に固定されている。耐火ライニングは全体的に技術的に周知のセラミックまたはセメント状材料よりなり、かつ単数または複数の層を含むものとなすことができる。容器12に対して設計される温度は、管側室40内においては、260°/−25℃(500°/−10°F),殻体側室42内においては、425°/−25℃(800°/−10°F)の間で変動する。容器12は、例えば3.4−6.9MPa(500−1000psi)に達する内圧に耐えるように設計される。容器12はこのような均質反応器においてたびたび使用される、外壁46と熱交換を行うための普通の水ジャケットを含むものとなすことができる。この水ジャケットは潜在的な「ホットスポット」、または耐火物の故障を表す標準値以上の蒸気発生を監視するために使用することができる。
【0010】
図2は管板支持部材14、管板18および管束20を示す。管板18は技術的に周知の種々の型の耐熱鋼板によって構成することができる。管板支持部材14は全体的に直立したスカート50と、管板18の上方に隔置された、好ましくはスカート50の上端の近くに位置する唇片48とを含んでいる。唇片48はフランジ組立体16(図1、図3および図4参照)と係合するための下向き環状突起52を含んでいる。スカート50は唇片48から下方に隔置された点で、なるべくはスカート50の下端の近くで、かつなるべくは管板18の外周に近接して、この管板に装着されている。
【0011】
一方管束20は管板18によって支持されている。各管28は好ましくは管板18に強固に溶接され、かつ水力学的に該管板18に延びている。改質装置室内に数百または数千、またはそれ以上の管28を設けるのは珍しくないが、簡単にするために、図1−図10には若干の管だけが示されている。管板18は管束20、バッフル34、分配板24および前記バッフル34を安定化させるための複数のタイロッド54を支持し、かつ位置決めしている。タイロッド54は管板18に吊架され、かつバッフル34に装着されている。バッフル34は各管28を摺動自在に受入るように孔明けされている。バッフル34は典型的にはバンパー56を含み、管束20の挿入または取外しを行う時に(図1)、バッフルが耐火物と接触してこれを損傷するのを阻止する。
【0012】
オリフィス板26(図1および図5)は全体的に、管板18の頂部に水平に配置されている。オリフィス板26は好ましくは、第1入口22(図1)に嵌合するように複数の小さな区画よりなっている。したがってオリフィス板26のこれら区画は好ましくは第1入口22より小さな寸法を有している。第1入口26の断面は十分な大きさを有し、オリフィス板26を組立て、または管側室40の中で、またはこの室から他の保守作業を行う時に、作業員のアクセスを可能にするようになっている。オリフィス板26の頂面には複数の管キャップ60(図5)が固定され、異物、例えば反応器の天井から落ちた耐火物の破片が、オリフィス62を閉塞するのを防止する。
【0013】
図3はフランジ組立体16と作業的に関連する支持部材14の断面図である。支持部材14は唇片48、下向き環状突起52およびスカート50を含んでいる。スカート50は下端の近くで、例えば、管板18の外縁に固定されている。唇片48および下向き環状突起52を、フランジ組立体16内に装着することによって、スカート50および管板18は、耐火ライニング38に応力を加えることなく定位置に装着され、したがってライニング38の耐久性を高める。耐火ライニング38および管束20の接触を避けることによって、耐火ライニング38の寿命を最長とすることができる。
【0014】
好適な実施例においては、容器12は普通の2層絶縁物、すなわち容器12の内部に露出する高密度内方層64と、該内方層64および容器12の壁46の間に配置された裏張り、または補強層66とによって内張りされる。この耐火物は、この目的に一般に使用される普通の耐火物アンカー、コールドシームおよび取付け用ハードウエアを使用して組立てられる。しかしながら、フランジ組立体16および管板18の付近においては、第1および第2スカート耐火物68および70は、それぞれ重ねられ、唇片48およびフランジ組立体16を、熱的に絶縁または保護するようになっている。第1スカート耐火物68は管板18の近くから唇片48およびフランジ組立体16の方に、上向きに延びるスカート50の外面を内張りする。第2スカート70は同様に、唇片48およびフランジ組立体16の近くから下向きに管板18の方に延び、スカート50が、上端を有する第1スカート耐火物68によって、第2スカート耐火物70の下端の上に重なるようになる。
【0015】
スカート50は全体的に唇片48とほぼ等しい最大直径から、管板18とほぼ等しい最小直径の方に内向きに傾斜する。第1スカート耐火物68は好ましくはスカート50と、相対する容器12の壁46との環状間隙内に配置される。例えばこの耐火物68は鋳造耐火物よりなり、または該耐火物68の垂直長さに亙って延びる、全体が円筒壁72の形をなした、適当な鋼板、(例えば6.35mm(1/4インチ)のSA−240−TP347H)と、該円筒壁72の下端およびスカート50の間の横連結リング74とによって形成された構造支持部材内に配置される。連結リング74は例えば溶接によってスカート50に装着することができる。耐火物68は好ましくは壁72の内面に設けられた普通の耐火物アンカー71によって定位置に堅く碇着される。
【0016】
壁72はなるべくは相対する容器12の壁46から、膨張間隙73を形成するに十分な距離に亙って隔置され、これら壁の衝当による応力を発生させることなく、運転温度における熱膨張を可能にするようになっている。同様に連結リング74は、管板18の下方で容器12を内張りする隣接耐火物38の上端76から、垂直に隔置されている。上端76は管板18の下面および(または)耐火物38の上方で終わる所で、管板18の外径より小さな内径を有し、したがって耐火物38の上端76は、スカート50の傾斜を補完する、半径方向に傾斜し、かつ該スカートから半径方向に隔置され、熱膨張を可能にする面78を形成するようになっている。耐火物68とスカート50との同様な隔置は、該耐火物68とスカート50との間に燃焼隔置部材、例えば3.17mm(1/8インチ)の厚紙(図示せず)を配置することによって行うことができる。厚紙は反応器の作動温度において燃焼し、適当な間隔を形成する。
【0017】
第2スカート耐火物70も同様に、支持リング80により支持され、該支持リングは全体的に同じ材料によって形成され、かつ前述の横連結リング74のように、スカート50の内面に溶接される。もし必要であれば、支持リング80内に複数の垂直溝孔(図示せず)を形成し、座屈を発生させることなく熱膨張を行わせるようになすことができる。耐火物70は全体的に、スカート50の内面に位置する、複数の普通の耐火物アンカー(図示せず)により、かつ普通のコールドシーム(図示せず)を使用して定位置に装着される。
【0018】
耐火物70は全体的にその上端において、フランジ組立体16に近接する耐火物ライニング38の端部38aと係合する。便宜上および簡単化のために、耐火物70の端部は、フランジ組立体16内の相対するフランジ面と実質的に同じ高さに位置し、かつ環状セラミックガスケット82によって、隣接する耐火物38aおよび70の間を熱的に密封するようになすことができる。耐火物70はその上端に、隣接耐火物38aと実質的に同様な内径を有しているが、該耐火物70の外径は唇片48およびスカート50の対応する内径に適合している。この場合耐火物70の外径は全体的に接耐火物端38aの外径より小さいが、少なくとも高密度層64と同じ大きさであり、耐火物70が十分な厚さを有し、唇片48を熱的に遮蔽し、かつフランジ組立体16を比較的低温の環境に維持するようになっている。耐火物70は唇片48から下向きに延びるから、スカート50の内径を補完する、傾斜外径を有している。耐火物70は円筒形内径または輪郭、あるいは漸減的な直径、すなわち管板18の方に下向きの、すなわちスカート50の勾配を補完する内方勾配を有し、耐火物70に、所要の絶縁度に対して十分な厚さを与えるようになすことができる。
【0019】
図4に示される如く、フランジ組立体16は好ましくは上方フランジ400、下方フランジ402および半径方向に隔置された複数のボルト406によって相互に装着された一次ガスケット404を含むものとされる。上方フランジ400は、環状密封面408および全体的に同心関係にある環状ボルト締め棚410を有している。ボルト締め棚410は密封面に対し、軸線方向上向きの段を有し、この段は密封面408の半径方向外方に位置している。密封面408はフランジ400の内径とほぼ等しい内径を有し、かつボルト締め棚410の内径とほぼ等しい外径を有している。ボルト締め棚410はフランジ400の外径とほぼ等しい外径を有している。
【0020】
下方フランジ402は全体が同心関係にある上向き環状突起412、環状凹所414、環状密封面416および環状ボルト締め棚418を有している。突起412は下方フランジ402の内径とほぼ等しい内径を有し、かつ凹所414の内径とほぼ等しい外径を有している。凹所414は密封面416の内径とほぼ等しい外径を有し、該密封面はボルト締め棚418の内径とほぼ等しい外径を有している。ボルト締め棚418は下方フランジ402の外径とほぼ等しい外径を有している。密封面416は凹所414に対して上段を形成し、一方ボルト締め棚418は密封面416に対して上段を形成している。
【0021】
各ボルト406は上方フランジ400内に形成された上孔420の中に摺動自在に受入れられ、かつ対応する下孔422内にねじ込まれる。孔420および422は全体的に相対する環状上方および下方ボルト締め棚410および418に対して、横方向に位置決めされる。上方ボルト締め棚410は全体的に下方ボルト締め棚418の内径より僅かに小さな内径を有し、ボルト締め棚410、418および密封面408、416間の段において、上方および下方フランジ400、402を容易に整合させるようになっている。
【0022】
ガスケット404は全体的に上方および下方密封面408および416の間に圧縮される。ガスケット404は定格温度および圧力を含む、所期のサービス状態に適する普通のガスケット材料(例えば固形の、軟質焼きなまし4−6%クロム鋼合金)によって構成される。ガスケット404は全体的に上方および下方密封面408および416の外径とほぼ等しい外径と、下方密封面416の内径とほぼ等しい内径とを有している。相対する密封面408および416間の圧縮力はフランジ400および402間に一次密封力を与える。
【0023】
唇片48は好ましくは下向きの環状突起52と、全体的に同心の環状密封凹所426とを有している。下向き突起52は下方密封面416の内形とほぼ等しい、かつこれより僅かに小さな外径と、上向き突起412の外径とほぼ等しい、かつこれより僅かに大きな内径とを有している。したがって下向き突起52は凹所414内に受入れられる。密封凹所426は上向き突起412の外径とほぼ等しい、かつこれより僅かに大きな外径と、上向き突起412の内径とほぼ等しい、かつこれより小さな内径とを有している。したがって、上向き突起412は密封凹所426内に受入れられる。
【0024】
上向きおよび下向き突起412および52が、対応する凹所426および414内に係合することによって、唇片48はフランジ組立体16内に錠止される。突起412と凹所426とが密封的に係合することによって、室40および42が密封され(図1)、かつ唇片48およびフランジ組立体16間の、高温流体の循環が維持される。例えば、上向き突起412の上面に、6.35mm(1/4インチ)のインコネル600合金を溶接肉盛りして、仕上がりが80RMSとなるようにし、かつ凹所426に、3.17mm(1/8インチ)のインコネル600合金を溶接肉盛りして、仕上がりが80RMSとなるようにすれば、適当な密封が行われるようになる。この目的に対しては他の通常の密封装置、例えばガスケットを使用することができる。
【0025】
図5に示される如く、管キャップ60、オリフィス板26、管板18、管束20およびオリフィス62の組合わせは、管側室40から管束20に至る流体の通行を容易にする。対応するオリフィス62および管キャップ60は好ましくは同心とされる。各管キャップ60は複数の孔114を有し、これら孔の直径は管キャップ60の下の、オリフィス板26内に位置するオリフィス62より小さい。各オリフィス62はオリフィス板26を通って、対応する管28に延びている。管キャップ60は異物がオリフィス62および管28を閉塞するのを防止する。オリフィス62は管28を通る流体の、均一な分布を容易にする。なおオリフィス板26の複数の区画を取外し、かつ適当な除去法を使用することにより、例えば管28からの触媒を、真空を作用させることによって、管28から触媒を除去することができる。オリフィス板26および管キャップ60を取外せば、新規なまたは追加的な触媒を管束20に追加することができる。
【0026】
図6および図7に示される如く、端部キャップ118の好適な実施例は、複数の孔120を有している。各管28の下端には端部キャップ118が固定され、該管28内の触媒材料を維持するようになっている。触媒が充填された管28から出る反応生成物は、端部キャップ118を通して孔120から排出される。したがって、孔120は、管28内の触媒を維持する程度の大きさとされるが、反応生成物が孔を通る時の圧力低下がなるべく小さく保持されるような大きさとされる。
【0027】
図8に示される如く、オリフィス板26の多区画構造は、該オリフィス板26の隣接区画間に、単数または複数の継ぎ目122を設けることによって得られる。
【0028】
図9に示された好適な実施例においては、スカート50は好ましくは異なる材料によって構成され、作業中に発生するおそれのある熱応力を減少させるようになっている。管板18は好ましくは比較的熱膨張係数の大なる、高温合金(例えばステンレス鋼)によって形成される。露出されるスカート50の下方部分902、すなわち支持リング80の下方に位置する部分(図3)は、好ましくは同じ、または同様な高温合金によって形成され、管板18に直接溶接される。唇片48およびスカート50の上方部分904は、熱膨張係数の比較的低い、比較的低温に適する同じ、または異なる材料(例えば1 1/4%のクロムと、1/2 %のモリブデンを含む鋼合金)によって形成することができる。部分902および904間に溶接されるスカート50の中間部分906は、好ましくは中程度の熱膨張係数を有する材料(例えばインコネル クロム−ニッケル合金)によって形成し、スカート50を、一つまたは二つの材料で形成した場合に生じることのある熱応力を阻止し得るようにする。
【0029】
なお図9および図10において、スカート50はこれに、溶接によりまたは他の方法により複数の縦フイン910を溶接することによって、補強することができる。フイン910は好ましくはスカート50の内面に装着され、該フインは垂直に延び、上方部分904および中間部分906間の溶接部分に跨がるようになっている。フイン910は好ましくは上方部分904または中間部分906と同様な、適当な高強度材料によって形成される。唇片48にはさらに複数のねじ孔912を設け、必要が生じた時に、該孔によって支持構造14、管板28および管束20の全組立体(図2)を持ち上げ、例えば孔912内にアイボルトをねじ込み、かつクレーン、ウインチ、ホイスト等から該アイボルトに適当なケーブルを通すことによって引き上げまたは交換作業を行うようになすことができる。
【0030】
フランジ組立体16を釈放し、かつヘッド41を除去すれば、前以て組み立てられた管板28、管束20およびスカート耐火物68、70を含む管板支持部材14を、容器12の上方に持ち上げかつ定位置に降ろし、唇片48が、凹所414内に受入れられた下向き突起52によって、下方フランジ402と係合するようになすことができる。同時に下方フランジ402の上向き突起412は、唇片48の密封凹所426と係合する。管板支持部材14、管板18および管束20を挿入する時に、耐火物38が損傷されないように注意が払われる。唇片48、管板支持部材14、管板18および管束20を、容器12内の定位置に適当にセットした後、ガスケット404を密封面416上に置き、かつセラミックガスケット82を、スカート耐火物70の上端の上に載置する。ガスケット404が定位置にきた時にヘッド41を容器の12の上方に持ち上げ、さらに定位置に降ろし、上方フランジ400が下方フランジ402と係合し、かつボルト孔420、422が垂直に整合するようにする。ボルト406は上方孔420内に受入られ、対応する下方孔422内にねじ込まれ、かつ所要のトルクに達するまで締め付けられる。ボルト406を締付ければ、ガスケット404は一次密封部分を形成し、二次密封部分は唇片48とフランジ組立体16との間に形成され、かつ隣接耐火物38aおよび70の間に熱密封部分が形成される。
【0031】
容器12内の温度が一旦作業温度に達すれば、管板支持部材14は膨張し、したがって膨張間隙73の寸法が変わり、円筒壁72および外壁46の間の距離が僅かに減少する。
【0032】
本発明の範囲内にあるこのような高温熱交換器、または他の高温熱交換器は、触媒の充填された、またはされない管束を支持するもので、内部反応器に衝撃を与えず、かつ内部構成部材を効果的に支持する。例えば下方管板は分配板に代わるもので、管板の間に追加口を設け、容器を反応の生じない熱交換器として作動させることができる。管側流体は管板の下に画定された下方ヘッドから引出すようになすことができ、殻体側流体は管板間の口に導入し、またはこの口から引出すようになすことができる。
【0033】
追加的な高温熱交換器および反応器、ならびに技術、手順、材料および装置の種々の変形の可能であることは、熟練技術者の容易に理解し得るところである。このような変形は、全て特許請求の範囲およびその精神内に含まれるものと解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による触媒反応器の、一部切除した断面図。
【図2】図1の反応器の管板支持部材の断面図で、管束、タイロッド、バッフルおよび分配板の関係を示す。
【図3】図1の反応器のフランジ組立体の断面図で、支持部材に近接する反応器の配置およびフランジ組立体を示す。
【図4】図1の反応器のフランジ組立体の展開断面図で、上方および下方フランジ部材間の接触を示す。
【図5】図1の反応器のオリフィス板、管板および管束の関係を示す断面図で、この場合管は管板から懸垂されている。
【図6】本発明により管内に触媒を支持する時に使用される、下方端部キャップの断面図。
【図7】図6の下方端部キャップの平面図。
【図8】図5のオリフィス板の平面図で、その多区画構造を示す。
【図9】図1の反応器の支持構造に使用される管束およびスカートの断面図。
【図10】図9の支持構造の平面図で、線10−10に沿って取られたもの。
【符号の説明】
10 反応器
12 容器
14 支持部材
16 フランジ組立体
18 管板
20 管束
22 第1入口
24 オリフィス板
26 分配板
32 第2入口
34 バッフル
36 出口
38 耐火物ライニング
40 管側室
42 殻体側室
46 外壁
48 唇片
50 スカート
52 突起
60 管キャップ
64 内方層
68、70 スカート耐火物
74 連結リング
82 ガスケット
400、402 フランジ
404 ガスケット
412 突起
414 凹所
418 ボルト締め棚
426 凹所
460 ボルト棚
902 下方部分
904 上方部分
906 中間部分

Claims (20)

  1. 殻体側および管側流体間において熱を伝達させるための高温熱交換器において、
    上端および下端を有する容器であって、該容器の内部面に固定された耐熱性の耐火物ライニングを含む容器、
    該容器の上端に隣接したフランジ組立体、
    上端および下端間において容器内に支持された管束であって、管板支持部材に装着された管板から垂下された複数の管を含む管束、を含み、
    前記管板支持部材は、フランジ組立体内に装架された環状唇片、および上端および下端を有するスカートよりなり、そして、該スカートがその上端において前記唇片から垂下しかつ固定され、前記スカートの下端において前記管板に固定されていて、
    前記容器の内部面に近接しかつ前記内部面および前記内部面に取り付けられた耐火物ライニングから離隔された前記スカートの外面に設けられた第1スカート耐火物ライニングであって、管板の近くから上向きに、唇片の方に延びる第1スカート耐火物ライニング、および
    唇片の近くおよび前記容器の内部面に装着された前記耐火物ライニングから下向きに、管板の方に延びるスカートの内面に設けられた第2スカート耐火物ライニング、を含み、前記第1および第2スカート耐火物ライニングが少なくともスカートの内面および外面の一部分と、縦方向に重なっていることを特徴とする高温熱交換器。
  2. 前記唇片の外径に近接して該唇片から下向きに延びる下向き環状突起をさらに含み、前記下方フランジの内径に近接して該フランジ組立体の下方フランジから上向きに延びる環状突起と連結され、前記下向き突起が前記上向き突起の外径より大なる内径を有している、請求項1に記載の高温熱交換器。
  3. フランジ連結部分が上方フランジの上方密封面と、下方フランジの下方密封面との間に配設されたガスケットを含み、前記下方密封面が前記唇片に近接した内径と、前記上方密封面の外径に近接した外径を有している、請求項1に記載の高温熱交換器。
  4. フランジ組立体が、密封面を有する上向き環状突起を含み、該密封面が唇片の密封面と係合して、管板およびスカートの片側の上方管側室と、管板およびスカートの他方側の殻体側室との間を密封するようにしている、請求項1に記載の高温熱交換器。
  5. フランジ組立体が環状凹所を含み、該環状凹所が唇片の下向き環状突起と係合するようになっている、請求項1に記載の高温熱交換器。
  6. フランジ組立体が、上方および下方フランジの、相対する一次密封面の間に配設された一次ガスケットと、上方および下方フランジを共に使用し、ガスケットおよび密封面間に、一次密封部分を形成する、複数の半径方向に隔置されたボルトとを有する請求項1に記載の高温熱交換器。
  7. 第2スカート耐火物ライニングの上端と、該第2スカート耐火物ライニングに近接する容器の、高密度耐火物ライニングの下端との間に配設され、対応する耐火物の間に熱密封部分を形成するようになった環状セラミックガスケットをさらに含む、請求項1に記載の高温熱交換器。
  8. 請求項1に記載の高温熱交換器において、
    同心の環状上方フランジ密封面と、上方フランジボルト締め棚とを有するフランジ組立体内の上方フランジであって、密封面が上方フランジの内径とほぼ等しい内径と、ボルト締め棚の内径とほぼ等しい外径とを有し、ボルト締め棚が上方フランジの外径とほぼ等しい外径を有している上方フランジ、
    同心環状上向き突起、環状凹所、下方フランジ密封面および下方フランジボルト締め棚を有するフランジ組立体内の下方フランジであって、上向き突起が下方フランジの内径とほぼ等しい内径と、環状凹所の内径とほぼ等しい外径とを有し、密封面が環状凹所の外径とほぼ等しい内径と、ボルト締め棚の内径とほぼ等しい外径とを有し、かつボルト締め棚が下方フランジの外径とほぼ等しい外径を有している下方フランジ、
    唇片から懸垂した下向き環状突起であって、下方フランジ密封面の内径とほぼ等しい外径と、上向き環状突起とほぼ等しい内径とを有し、環状凹所と連結されるようになっている下向き環状突起、
    下向き突起の内径とほぼ等しい外径と、上向き突起の内径とほぼ等しい内径とを有し、唇片密封凹所および下方フランジの上方環状突起の間を密封する唇片密封凹所、
    上方フランジおよび下方フランジ密封面の間で圧縮され、これらと共に一次密封部分を形成するガスケット、および
    上方フランジボルト締め棚に対する孔を通して、半径方向に隔置されるように配置され、かつ孔にねじ込まれ、下方フランジボルト締め棚に延びる複数のボルトと、下方フランジ密封面から下方フランジボルト締め棚に至る段で、上方フランジ密封面から上方フランジボルト棚に至る段に適合し、下方フランジ段が上方フランジ段より僅かに大きな直径を有し、上方および下方フランジの同心的整合を容易にするようになっている段、
    を含有する高温熱交換器。
  9. スカートが、熱膨張係数の小さな唇片に近接する上方区画と、熱膨張係数の大きな管板に近接する下方区画と、上方および下方区画の間に配設された中間区画であって、下方区画より小さな、かつ上方区画より大きな熱膨張係数を有する中間区画とを含む複数の区画を包含する、請求項1に記載の高温熱交換器。
  10. 第1耐火物ライニングが、スカートから半径方向に隔置された保持壁により、前記スカートの外面に近接して支持され、前記保持壁が、スカートに固定されかつ半径方向外方に向かって保持壁の下端に延びる横リングによってスカートに連結されている、請求項1に記載の高温熱交換器。
  11. 第2耐火物ライニングがスカートの内面に近接して、該スカートに固定された支持リング上に支持される、請求項1に記載の高温熱交換器。
  12. 相対する容器の壁と第1スカート耐火物ライニングとの間に、周囲温度での膨張間隙を包含し、前記スカートの作業温度での熱膨張を容易に行わせるようにした請求項1に記載の高温熱交換器。
  13. スカートの下方部分に近接して、容器の内面に固定された内方耐火物層が、スカートの勾配を補完する、半径方向に傾斜した面を有し、かつスカートが周囲温度において、前記層から半径方向に隔置され、作業温度において熱膨張を行わせるようになっている、請求項1に記載の高温熱交換器。
  14. 管板の上に配置されたオリフィス板を有し、該オリフィス板が管側流体と連通するための、複数のオリフィスを有している、請求項1に記載の高温熱交換器。
  15. 複数の有孔キャップを有し、各キャップが対応するオリフィスの上で、オリフィス板の上面に装着されている、請求項14に記載の高温熱交換器。
  16. 管がその中に触媒を保持し、管内の流体と反応させるようになっている、請求項15に記載の高温熱交換器。
  17. 各管が有孔下端キャップを有し、そこに触媒を支持し、かつその中を通して流体を流動させるようになっている、請求項16に記載の高温熱交換器。
  18. 容器が分配板を含み、該分配板が前記管板によって支持され、かつ容器の下端に近接して配設され、加熱流体を管上に分配するようになっている、請求項1に記載の高温熱交換器。
  19. 複数の水平バッフルが、前記管板によって支持された管束内において、縦方向に隔置されている、請求項1に記載の高温熱交換器。
  20. 管束を耐火物ライニングを有する高温熱交換器内に支持する方法において、
    管板内の複数の管の上端を固定する段階と、
    管板から隔置された環状唇片を有するスカートを管板に装着する段階、
    スカートをその内面において、唇片に近接する部分から、管板の上方に隔置された第1耐火物支持リングまで、第1スカート耐火物ライニングによって内張りする段階、
    スカートをその外面において、第1支持リングの下方に隔置された第2耐火物支持リングから、第1支持リングの上方まで、第2スカート耐火物ライニングによって内張りし、前記スカートに第1および第2耐火物ライニングを重ねるようにする段階、
    管束を耐火物容器内において、唇片から容器の上端の第1フランジ面内に形成された対応する環状凹所まで降ろし、下向き環状突起と係合せしめ、唇片を下方フランジに連結し、かつそれからスカート、管板および管束をこれに吊架するようにした段階、
    第1フランジと適合する第2フランジであって、フランジ間に一次密封部分を形成すると共に、唇片およびフランジ間に二次密封部分を形成する第2フランジを含む頂部ヘッドを、容器上に載置する段階、
    を包含する耐火物ライニングを有する高温熱交換器に管束を支持する方法。
JP14437794A 1993-06-28 1994-06-27 高温熱交換器 Expired - Lifetime JP3564172B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US084657 1993-06-28
US08/084,657 US5362454A (en) 1993-06-28 1993-06-28 High temperature heat exchanger

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0755385A JPH0755385A (ja) 1995-03-03
JP3564172B2 true JP3564172B2 (ja) 2004-09-08

Family

ID=22186378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14437794A Expired - Lifetime JP3564172B2 (ja) 1993-06-28 1994-06-27 高温熱交換器

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5362454A (ja)
EP (1) EP0633445B1 (ja)
JP (1) JP3564172B2 (ja)
KR (1) KR100322931B1 (ja)
AU (1) AU669061B2 (ja)
BR (1) BR9402440A (ja)
CA (1) CA2123290C (ja)
DE (1) DE69421763T2 (ja)
ES (1) ES2139037T3 (ja)
GR (1) GR3032018T3 (ja)
MX (1) MX9404858A (ja)
NO (1) NO304045B1 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19533902C2 (de) * 1995-09-13 1999-12-09 Metallgesellschaft Ag Wärme- und Korrosionsschutz der inneren Gefäßwand eines Wärmetauschers
AT404600B (de) 1997-03-12 1998-12-28 Voest Alpine Ind Anlagen Verfahren und einrichtung zum aufbereiten von reduktionsgas zur reduktion von erzen
US6935417B1 (en) * 1998-10-19 2005-08-30 Ebara Corporation Solution heat exchanger for absorption refrigerating machine
FR2807826B1 (fr) * 2000-04-13 2002-06-14 Air Liquide Echangeur vaporisateur-condenseur du type a bain
AU6784601A (en) * 2000-06-28 2002-01-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Fuel reforming reactor and method for manufacture thereof
US6855272B2 (en) * 2001-07-18 2005-02-15 Kellogg Brown & Root, Inc. Low pressure drop reforming exchanger
US6896041B2 (en) * 2001-08-14 2005-05-24 H2Gen Innovations, Inc. Heat exchange reactor having integral housing assembly
DE10258153A1 (de) * 2002-12-12 2004-06-24 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Chlor durch Gasphasenoxidation von Chlorwasserstoff
US7932296B2 (en) * 2003-03-16 2011-04-26 Kellogg Brown & Root Llc Catalytic partial oxidation reforming for syngas processing and products made therefrom
US7138001B2 (en) * 2003-03-16 2006-11-21 Kellogg Brown & Root Llc Partial oxidation reformer-reforming exchanger arrangement for hydrogen production
US8273139B2 (en) * 2003-03-16 2012-09-25 Kellogg Brown & Root Llc Catalytic partial oxidation reforming
CN100564495C (zh) * 2003-03-18 2009-12-02 凯洛格·布朗及鲁特有限公司 制氢用自热转化器-转化交换器布置
JP4511851B2 (ja) * 2003-05-08 2010-07-28 株式会社豊田自動織機 高圧タンク及びその製造方法
GB0507269D0 (en) * 2005-04-11 2005-05-18 Johnson Matthey Plc Steam reforming
DE102005049457A1 (de) * 2005-10-15 2007-05-16 Degussa Vorrichtung zur Durchführung chemischer Reaktionen
JP4966869B2 (ja) * 2006-01-31 2012-07-04 住友重機械プロセス機器株式会社 圧力容器用のベロー
US20080016768A1 (en) 2006-07-18 2008-01-24 Togna Keith A Chemically-modified mixed fuels, methods of production and used thereof
US7635456B2 (en) 2006-08-08 2009-12-22 Kellogg Brown & Root Llc Low pressure drop reforming reactor
US20080118310A1 (en) * 2006-11-20 2008-05-22 Graham Robert G All-ceramic heat exchangers, systems in which they are used and processes for the use of such systems
WO2009075692A2 (en) * 2007-05-14 2009-06-18 Invista Technologies S.A.R.L. High efficiency reactor and process
US8545775B2 (en) 2011-10-20 2013-10-01 Kellogg Brown & Root Llc Reforming exchanger system with intermediate shift conversion
US9101899B2 (en) 2011-10-20 2015-08-11 Kellogg Brown & Root Llc Reforming exchanger with integrated shift conversion
US9561968B2 (en) 2013-08-07 2017-02-07 Kellogg Brown & Root Llc Methods and systems for producing and processing syngas in a pressure swing adsorption unit and making ammonia therefrom
WO2016181266A1 (en) 2015-05-08 2016-11-17 Sabic Global Technologies B.V. Systems and methods related to syngas to olefin production
US10384993B2 (en) 2015-05-08 2019-08-20 Sabic Global Technologies B.V. Method for producing hydrocarbons and alcohols
US11174754B1 (en) * 2020-08-26 2021-11-16 Solar Turbines Incorporated Thermal bridge for connecting sections with a large temperature differential under high-pressure conditions
CN112964118A (zh) * 2021-02-04 2021-06-15 湖北世纪伟业防腐科技有限公司 一种大型换热器封头及其衬塑生产工艺
GB202117591D0 (en) 2021-12-06 2022-01-19 Johnson Matthey Plc Method for retrofitting a hydrogen production unit
AU2022390669A1 (en) 2021-11-17 2024-03-14 Johnson Matthey Public Limited Company Method for retrofitting a hydrogen production unit
EP4309780A1 (de) * 2022-07-20 2024-01-24 Linde GmbH Rohrboden für einen rohrreaktor und reaktor mit einem solchen rohrboden

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB801806A (en) * 1955-09-14 1958-09-24 Ici Ltd Improvements in and relating to apparatus for use in catalytic processes
US4221763A (en) * 1978-08-29 1980-09-09 Cities Service Company Multi tube high pressure, high temperature reactor
NL182749C (nl) * 1979-01-30 1988-05-02 Shell Int Research Warmteuitwisselaar.
US4630673A (en) * 1982-06-21 1986-12-23 Belleli S.P.A. Clamping assembly heat exchanger tube plates
US4585057A (en) * 1982-09-30 1986-04-29 Krw Energy Systems Inc. Cooled tubesheet inlet for abrasive fluid heat exchanger
GB2131111B (en) * 1982-12-02 1986-03-05 Atomic Energy Authority Uk Tube-in-shell heat exchangers
GB8308343D0 (en) * 1983-03-25 1983-05-05 Ici Plc Steam reforming
EP0194067B2 (en) * 1985-03-05 1994-05-11 Imperial Chemical Industries Plc Steam reforming hydrocarbons
DE3605811A1 (de) * 1986-02-22 1987-08-27 Uhde Gmbh Vorrichtung zum einsetzen in einem verfahren zur erzeugung von produktgas mit wasserstoff- und kohlenoxidgehalten
JP2625443B2 (ja) * 1987-09-25 1997-07-02 三菱瓦斯化学株式会社 固定触媒層反応器
JPH01261201A (ja) * 1988-04-12 1989-10-18 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 炭化水素改質反応器
US5068058A (en) * 1989-05-04 1991-11-26 Air Products And Chemicals, Inc. Production of ammonia synthesis gas
US5063028A (en) * 1990-05-18 1991-11-05 Mobil Oil Corporation Process and apparatus for regeneration of FCC catalyst

Also Published As

Publication number Publication date
CA2123290C (en) 2005-03-08
AU6196194A (en) 1995-01-05
CA2123290A1 (en) 1994-12-29
AU669061B2 (en) 1996-05-23
NO942427L (no) 1994-12-29
US5362454A (en) 1994-11-08
GR3032018T3 (en) 2000-03-31
EP0633445B1 (en) 1999-11-24
NO304045B1 (no) 1998-10-12
DE69421763T2 (de) 2000-03-09
EP0633445A2 (en) 1995-01-11
MX9404858A (es) 1995-01-31
DE69421763D1 (de) 1999-12-30
ES2139037T3 (es) 2000-02-01
KR950001259A (ko) 1995-01-03
EP0633445A3 (en) 1997-11-05
BR9402440A (pt) 1995-03-14
JPH0755385A (ja) 1995-03-03
KR100322931B1 (ko) 2002-06-20
NO942427D0 (no) 1994-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3564172B2 (ja) 高温熱交換器
US8168131B2 (en) Low pressure drop reforming reactor
RU2392045C2 (ru) Кожухотрубные реакторы с жидкостным охлаждением под давлением
JP4477432B2 (ja) 改質器
US3374832A (en) Inlet cone device and method
WO2013004448A1 (en) Heat exchange reactor
US3475136A (en) Apparatus for effecting catalytic reactions at elevated pressures
EP1048343A2 (en) Heat exchanger type reactor
AU747857B2 (en) Heat exchanger with tubes suspended into a lower end plate allowing thermal movement; and end plate therefor
US4263260A (en) High pressure and high temperature heat exchanger
US4433722A (en) Heat exchanger having pipe coils supported in support plates
US4324617A (en) Intermediate heat exchanger for a liquid metal cooled nuclear reactor and method
EP0435424B1 (en) Synthesis gas barrier and refractory support
EP0032319B1 (en) Furnace with refractory seal for protruding tube ends
US4026675A (en) Heat exchanger for nuclear reactor installations
JP2584550B2 (ja) 熱交換器
US3974027A (en) Nuclear reactor installation
JP3839846B2 (ja) たて型触媒反応装置
US20050006056A1 (en) Tubesheet support arrangement for a FGTT (flue-gas-through-the-tubes)heat exchanger
JPS59173688A (ja) 熱交換器およびその操作法
JP2885572B2 (ja) 圧力容器
RU2266781C2 (ru) Горизонтальный многополочный каталитический реактор для теплонапряженных процессов химического синтеза

Legal Events

Date Code Title Description
A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20031225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term