JP3563055B2 - セルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ - Google Patents

セルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せに関する。
【0002】
【従来の技術】
互いに螺合締付けするおねじ部品とめねじ部品の組合せにおいて、緩み止め機能と締付け機能とを同時に発揮する従来技術としては、本発明者らのうちの一人である神保健二郎の発明に係る特許第2738490号特許公報に開示されている眼鏡用蝶番に適用した緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せという公知技術がある。
【0003】
上記した従来技術による眼鏡用蝶番に適用した緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せは、図9に示され、上記特許公報に記載されているとおりのものであって、その要旨とする構成は、基端側の基準おねじ部1aの外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとし、これより径の小さい先端側の従属おねじ部1bの外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとしたとき、(イ)d≦d−2r(ロ)p>p上記(イ)及び(ロ)の両条件を満たすようにして基準おねじ部1aと従属おねじ部1bとが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品1と、従属おねじ部挿通孔2aを有する眼鏡用蝶番の被締付け部品2と、該被締付け部品2を挿置できるように所要の間隔を保持して対面し、おねじ部品1によって被締付け部品2の締付けを行うための二またの一方の側板3A及び他方の側板3Bを有する眼鏡用蝶番のめねじ部品3と、を備え、一方の側板3Aは、従属めねじ部3bに対面する部位に、従属おねじ部1bが挿通可能で、かつ、従属おねじ部1bが従属めねじ部3bに螺合して所要山数の螺合が進んだ段階で、適度なバックラッシュをもって基準おねじ部1aの螺合進入が開始される基準めねじ部3aが形成されているものであり、また、他方の側板3Bは、従属おねじ部1bを適度なバックラッシュをもってねじ込み螺合することが可能な従属めねじ部3bが形成されているものであって、両ねじ部品1,3により緩み止め及び締付けを行うようにしたことを特徴とするものである。
【0004】
上記の眼鏡用蝶番に適用した従来公知技術を被締付け部品を備えない場合について一般化すれば、その緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せの要旨とする構成は、基端側の基準おねじ部1aの外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとし、これより径の小さい先端側の従属おねじ部1bの外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとしたとき、(イ)d≦d−2r(ロ)p>p上記(イ)及び(ロ)の両条件を満たすようにして基準おねじ部1aと従属おねじ部1bとが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品1と、隙間なしにもしくは所要の隙間を保持して対面し、おねじ部品1によって相互間の締付けを行うための第1部材3A及び第2部材3Bを有するめねじ部品3と、を備え、第1部材3Aは、従属めねじ部3bに対面する部位に、従属おねじ部1bが挿通可能で、かつ、従属おねじ部1bが従属めねじ部3bに螺合して所要山数の螺合が進んだ段階で、適度なバックラッシュをもって基準おねじ部1aの螺合進入が開始される基準めねじ部3aが形成されているものであり、また、第2部材3Bは、従属おねじ部1bを適度なバックラッシュをもってねじ込み螺合することが可能な従属めねじ部3bが形成されているものであって、両ねじ部品1,3により緩み止め及び締付けを行うようにしたことを特徴とするものということになる。
【0005】
また、上記の眼鏡用蝶番に適用した従来公知技術を被締付け部品を備えている場合について一般化すれば、その緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せの要旨とする構成は、基端側の基準おねじ部1aの外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとし、これより径の小さい先端側の従属おねじ部1bの外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとしたとき、(イ)d≦d−2r(ロ)p>p上記(イ)及び(ロ)の両条件を満たすようにして基準おねじ部1aと従属おねじ部1bとが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品1と、従属おねじ部挿通孔2aを有する被締付け部品2と、被締付け部品2を挿置できるように所要の間隔を保持して対面し、おねじ部品1によって被締付け部品2の締付けを行うための第1部材3A及び第2部材3Bを有するめねじ部品3と、を備え、第1部材3Aは、従属めねじ部3bに対面する部位に、従属おねじ部1bが挿通可能で、かつ、従属おねじ部1bが従属めねじ部3bに螺合して所要山数の螺合が進んだ段階で、適度なバックラッシュをもって基準おねじ部1aの螺合進入が開始される基準めねじ部3aが形成されているものであり、また、第2部材3Bは、従属おねじ部1bを適度なバックラッシュをもってねじ込み螺合することが可能な従属めねじ部3bが形成されているものであって、両ねじ部品1,3により緩み止め及び締付けを行うようにしたことを特徴とするものということになる。
【0006】
上記の従来技術及びこれの一般化技術による緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せにおいては、おねじ部品1による第1部材3A及び第2部材3B相互間のもしくは被締付け部品2の締付けを行う場合、従属おねじ部1bの従属めねじ部3bに対する螺合が進む一方で、基準おねじ部1aの基準めねじ部3aに対する螺合進入が進んだ段階で、おねじ部品1の両おねじ部1a,1b間には引張り力が働いて弾性限度内の弾性伸び変形を生じさせると共に、めねじ部品3の両めねじ部3a,3b間には相互間の締付け方向もしくは被締付け部品2を締付ける方向の圧縮力が働いて弾性限度内の弾性縮み変形を生じさせ、これによって両ねじ部品1,3による緩み止め及び締付けを行うことができる。すなわち、おねじ部品1のめねじ部品3への螺合1回転毎に基準おねじ部1aのピッチpと従属おねじ部1bのピッチpとの差であるp−pに対応した緩み止め機能と締付け機能の両機能を同時に発揮することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術においては、おねじ部品1の従属おねじ部1bをめねじ部品3の従属めねじ部3bに螺合させ、おねじ部品1により締付けを行うに当って、従属おねじ部1bがまず従属めねじ部3bに螺合し、所要の山数の螺合が進んだ段階で基準おねじ部1aの基準めねじ部3aへの螺合進入が開始されなければならないが、この場合、基準おねじ部1aの基準めねじ部3aに対するそれぞれの螺合開始点の位相が一致しないと、基準おねじ部1aの基準めねじ部3aへの螺合進入がうまくいかないという問題があり、これは、基準おねじ部1aと従属おねじ部1bという二つのおねじ部1a,1bを有するおねじ部品1と、基準めねじ部3aと従属めねじ部3bという二つのめねじ部3a,3bを有するめねじ部品3とを互いに螺合させる場合に解決しておかなければならない課題である。特に、眼鏡用蝶番の厚さtが4mm以下という小さいめねじ部品3においては、上記した課題を考慮に入れた上で、二またの一方の側板3Aに基準めねじ部3aを、また、二またの他方の側板3Bに従属めねじ部3bを1本の特殊形状のタップで同時進行的にタッピン(タップ立て)することには、技術的に相当困難を伴うという問題点があった。
【0008】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、おねじ部品1としては、従来の単なる基準おねじ部1aにかえて、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aを用い、めねじ部品3としては、従来の単なる基準めねじ部3aにかえて、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aの螺合進入が開始されてセルフタッピンによる基準めねじ部3aが形成されるのに適合した径のセルフタッピン用ばか穴3aを用いるものとしたことにより、前記した従来技術の問題点の解決を図るを得た緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明を達成するため、独立項である請求項1記載の発明(以下「第1発明」という)によるセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せは、基端側のセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aの外径、ピッチ及びネジ深さをそれぞれd,p及びrとし、これより径の小さい先端側の従属おねじ部の外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとしたとき、
(イ)d≦d−2r
(ロ)p>p
上記(イ)及び(ロ)の両条件を満たすようにして前記セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aと従属おねじ部1bとが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品1と、隙間なしにもしくは所定の隙間を保持して対面し、おねじ部品1によって相互間の締付けを行うための第1部材3A及び第2部材3Bを有するめねじ部品3と、を備え、第1部材3Aは、従属めねじ部3bに対面する部位に、従属おねじ1bが挿通可能で、かつ、従属おねじ部1bが従属めねじ部3bに螺合して所要山数の螺合が進んだ段階で、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aの螺合進入が開始されてセルフタッピンによる基準めねじ部3aを形成するのに適合した径のセルフタッピン用ばか穴3aが形成されているものであり、また、第2部材3Bは、従属おねじ部1bを適度なバックラッシュをもってねじ込み螺合することが可能な従属めねじ部3bが形成されているものであることを特徴とするものである。
【0010】
同じく、独立項である請求項2記載の発明(以下「第2発明」という)によるセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せは、基端側のセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aの外径、ピッチ及びネジ深さをそれぞれd,p及びrとし、これより径の小さい先端側の従属おねじ部の外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとしたとき、
(イ)d≦d−2r
(ロ)p>p
上記(イ)及び(ロ)の両条件を満たすようにしてセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aと従属おねじ部1bとが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品と、従属おねじ部挿通孔2aを有する被締付け部品と、被締付け部品2を挿置できるように所要の間隔を保持して対面し、おねじ部品1によって被締付け部品2の締付けを行うための第1部材3A及び第2部材3Bを有するめねじ部品3と、を備え、第1部材3Aは、従属めねじ部3bに対面する部位に、従属おねじ部1bが挿通可能で、かつ、従属おねじ部1bが従属めねじ部3bに螺合して所要山数の螺合が進んだ段階で、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aの螺合進入が開始されてセルフタッピンによる基準めねじ部3aを形成するのに適合した径のセルフタッピン用ばか穴3aが形成されているものであり、また、第2部材3Bは、従属おねじ部1bを適度なバックラッシュをもってねじ込み螺合することが可能な従属めねじ部3bが形成されているものであることを特徴とするものである。
【0011】
同じく、請求項3ないし7に記載の発明による緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せは、いずれも従属項として、それぞれの請求項に記載されたところを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
第1発明及び第2発明によれば、所要の間隔を保持して対面するめねじ部品3の第1部材3Aと第2部材3Bとの間に被締付け部品2を挿置しない場合(第1発明)であっても、また、被締付け部品2を挿置する場合(第2発明)であっても、おねじ部品1の従属おねじ部1bをめねじ部品3の第2部材3Bに形成されている従属めねじ部3bに螺合して所要山数の螺合が進んだ段階で、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aがめねじ部品3の第1部材3Aに形成されているセルフタッピン用ばか穴3aに対してセルフタッピンによる螺合進入が開始されることとなる。さらに、おねじ部品1による螺合締付けを続けると、従属おねじ部1bが従属めねじ部3bに対する螺合が進む一方で、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aが前記セルフタッピン用ばか穴3aにセルフタッピンによる基準めねじ部3aを形成しつつ螺合進入が進んだ段階になる。この段階になると、おねじ部品1のおねじ部1a,1b間には引張り力が働いて弾性限度内の弾性伸び変形を生じさせると共に、めねじ部品3のめねじ部3a,3b間には相互間の締付け方向もしくは被締付け部品2を締付ける方向の圧縮力が働いて弾性限度内の弾性縮み変形を生じさせることとなり、その結果として、相互間もしくは被締付け部品2は、めねじ部品3の第1部材3Aと第2部材3Bの間で強く締付けられると共に、おねじ部品1の緩み止め機能をも発揮する。
【0013】
【発明の実施の形態】
第1発明によるセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せを密閉容器の蓋じめに適用した第1実施例につき、図1ないし図4を参照して説明する。
【0014】
図1は、密閉容器本体3Bに対してパッキン材2をはさんで密閉容器蓋3Aを載置し、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1a及び従属おねじ部1bを有するおねじ部品1を用いて蓋じめする場合を示すものであって、第1実施例における密閉容器蓋3A及び密閉容器本体3Bは、それぞれ第1発明におけるめねじ部品3の第1部材3A及び3Bに相当する。
【0015】
図1において1は、タッピン用面取り部4及びねじ頭部5を有する基端側のセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aと先端側の従属おねじ部1bとが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品を示し、同じく3は、密閉容器蓋3Aと密閉容器本体3Bとを有するめねじ部品を示す。第1発明におけるめねじ部品3の第1部材3Aに相当する密閉容器蓋3Aにはセルフタッピン用ばか穴3aが、同じく、第2部材3Bに相当する密閉容器本体3Bには従属めねじ部3bが形成されており、おねじ部品1の従属おねじ部1bをめねじ部品3の従属めねじ部3bに螺合させることでおねじ部品1による締付けが行われる。なお、図中2は、密閉容器の密封を目的として密閉容器蓋3Aと密閉容器本体3Bとの間に挿置されるパッキン材を示し、これは、第2発明における被締付け部品に相当するものとみなすこともできるものである。
【0016】
図2は、第1実施例において、おねじ部品1による螺合締付けの四つの段階を示すものであり、(a)は、従属おねじ部1bがセルフタッピン用ばか穴3aを挿通しようとしている段階、(b)は、従属おねじ部1bが従属めねじ部3bに対し螺合進入しようとしている段階、(c)は、従属おねじ部1bの従属めねじ部3bに対する螺合進入が進んでセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aがセルフタッピン用ばか穴3aに対しセルフタッピンによる基準めねじ部3aの形成を開始しようとしている段階、そして(d)は、セルフタッピンによる基準めねじ部3aの形成がさらに進んで、おねじ部品1による緩み止め及び締付けがほぼ完了した段階を示している。
【0017】
図2の(c)段階から(d)段階への移行に伴うセルフタッピンによる基準めねじ部1aの形成は、従属めねじ部3bに対する従属おねじ部1bの螺合進入により強制誘導されることで容易に行われ、しかも、形成される基準めねじ部3aの螺合開始点の位相は、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aのそれによって決まるものであるため、位相不一致による螺合不全という従来技術の問題を生ずるおそれはない。
【0018】
上記のように、めねじ部品3のセルフタッピン用ばか穴3aに対して、セルフタッピンによる基準めねじ部3aを形成しつつ螺合進入が進んだ段階になると、前記おねじ部品1のおねじ部1a,1b間には引張り力が働いて弾性限度内の弾性伸び変形を生じさせると共に、めねじ部品3のめねじ部3a,3b間には互いに締付ける方向の圧縮力が働いて弾性限度内の弾性縮み変形を生じさせることになる。その結果として、密閉容器蓋3Aと密閉容器本体3Bとは、相互間で強く締付けられると共に、おねじ部品1の緩み止め機能をも発揮する。
【0019】
図3は、密閉容器蓋3A側のシールリング突起6と、密閉容器本体3B側の埋設シール材7とにより密封するようにした構成を示すもので、この場合、密閉容器蓋3Aと密閉容器本体3Bとの間には隙間tが保持されている。
【0020】
上記した第1実施例において、その密閉容器蓋3A及び密閉容器本体3Bが高強度・高硬度の強靱な耐圧材料でつくられていて、セルフタッピンすることができないような場合は、図4に示すように、密閉容器蓋3Aに対して載置固定もしくは埋設したセルフタッピンが容易に行える材料の別部材3Aにセルフタッピン用ばか穴3aを形成することにより、図1及び図3に示す実施例と同様な緩み止め締付け作用を行うことができる。
【0021】
第2発明によるセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せを眼鏡用蝶番に適用した第2実施例につき、図5及び図6を参照して説明する。
【0022】
第2発明における第1部材3A及び第2部材3Bを有するめねじ部品3は、これを眼鏡用蝶番に適用した第2実施例においては、眼鏡枠8側もしくはつる9側に取付けられる二またもしくは数またの一方の側板3A及び他方の側板3Bにそれぞれセルフタッピン用ばか穴3a及び従属めねじ部3bが形成されている眼鏡用蝶番のめねじ部品3に相当し、同じく第2発明における被締付け部品2は、つる9側もしくは眼鏡枠8側に取付けられ、かつ、眼鏡用蝶番のめねじ部品3の二またもしくは数またの間に挿置される従属おねじ部挿通孔2aを有する眼鏡用蝶番の被締付け部品2に相当する。
【0023】
図5において(a)は、基端側のセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aと先端側の従属おねじ部1bとが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品1を示し、同じく(b)は、図9におけるB部詳細を示し、つる9側に取付けられた従属おねじ部挿通孔2aを有する眼鏡用蝶番の被締付け部品2が、眼鏡枠8側に取付けられた眼鏡用蝶番のめねじ部品3の二またの一方の側板3Aと他方の側板3Bとの間に挿置されている状態を示している。めねじ部品3の一方の側板3Aにはセルフタッピン用ばか穴3aが、また、他方の側板3Bには従属めねじ部3bが形成されており、おねじ部品1の従属おねじ部1bをめねじ部品3の従属めねじ部3bに螺合させることでおねじ部品1による締付けが行われる。
【0024】
図6は、第2実施例において、おねじ部品1による螺合締付けの四つの段階を示すものであり、(a)は、従属おねじ部1bがセルフタッピン用ばか穴3aを挿通しようとしている段階、(b)は、従属おねじ部1bが従属めねじ部3bに対し螺合進入しようとしている段階、(c)は、従属おねじ部1bの従属めねじ部3bに対する螺合進入が進んでセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aがセルフタッピン用ばか穴3aに対しセルフタッピンによる基準めねじ部3aの形成を開始しようとしている段階、そして(d)は、セルフタッピンによる基準めねじ部3aの形成がさらに進んで、おねじ部品1による緩み止め及び締付けがほぼ完了した段階を示している。
【0025】
図6の(c)段階から(d)段階への移行に伴うセルフタッピンによる基準めねじ部3aの形成は、従属めねじ部3bに対する従属おねじ部1bの螺合進入により強制誘導されることで容易に行われ、しかも、形成される基準めねじ部3aの螺合開始点の位相は、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aのそれによって決まるものであるため、位相不一致による螺合不全という従来技術の問題を生ずるおそれはない。
【0026】
上記第2実施例において、おねじ部品1、眼鏡用蝶番の被締付け部品2及び眼鏡用蝶番のめねじ部品3について、実際の寸法を入れて説明する。現在広く使用されている眼鏡枠小ねじ〔JIS,B1119〕のM1.4×0.3を参考にしておねじ部品1のセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aは、p=0.25mm、d=2.0mm、同じく従属おねじ部1bは、p=0.3mm、d=1.4mmとすれば、おねじ部品1の従属おねじ部1bがめねじ部品3の従属めねじ部3bに螺合して例えば山数にして五つ分螺合が進んだ段階でセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aのめねじ部品3のセルフタッピン用ばか穴3aへの螺合進入が開始され、おねじ部品1のめねじ部品3に対する螺合がさらに進むとセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aがセルフタッピン用ばか穴3aにセルフタッピンによる基準めねじ部3aの形成をさらに進め、その際螺合1回転毎にピッチの差p−p=0.05mmに相当する締付け及び緩み止め効果を期待することができ、ひいては眼鏡用蝶番のめねじ部品3の一方の側板3Aと他方の側板3Bを互いに内方向に閉じようとする作用を利用して眼鏡用蝶番の被締付け部品2の締付け具合、すなわち、つる9の開閉具合を調整することができる。
【0027】
上記のように、めねじ部品3のセルフタッピン用ばか穴3aに対して、セルフタッピンによる基準めねじ部3aを形成しつつ螺合進入が進んだ段階になると、前記おねじ部品1のおねじ部1a,1b間には引張り力が働いて弾性限度内の弾性伸び変形を生じさせると共に、めねじ部品3のめねじ部3a,3b間には眼鏡用蝶番の被締付け部品2を締付ける方向の圧縮力が働いて弾性限度内の弾性縮み変形を生じさせることになる。その結果として、眼鏡用蝶番の被締付け部品2は、眼鏡用蝶番のめねじ部品3の一方の側板3Aと他方の側板3Bとの間で強く締付けられると共に、おねじ部品1の緩み止め機能をも発揮する。
【0028】
第2実施例におけるめねじ部品3は、特許第2738490号特許公報に開示の従来技術におけるような基準めねじ部3aの加工を必要としないので、その部品価格をその分だけ低くおさえることができ、また、従来技術において基準おねじ部1a及び従属おねじ部1bという二つのおねじ部を有するおねじ部品1と,基準めねじ部3a及び従属めねじ部3bという二つのめねじ部を有するめねじ部品3とを互いに螺合させる場合に生ずる螺合位相の不一致という問題はなくなる。さらに、本実施例における眼鏡用蝶番のめねじ部品3における二またの一方の側板3Aは、セルフタッピン用ばか穴3aを形成してあるだけのものであるから、前記特許公報に開示のものにおける基準めねじ部3aを有していないところの、例えば、おねじ頭部受入れ用のおねじ頭部受穴を有する従来の単なる眼鏡用蝶番のめねじ部品をそのまま利用することができる。
【0029】
第2発明によるセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せを、プリント基板の2段以上多段組立てに適用した第3実施例につき、図7及び図8を参照して説明する。
【0030】
図7は、2段組立ての場合を示すもので、図中1は、セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aと従属おねじ部1bとが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品であり、同じく2は、従属おねじ部挿通孔2aを有する被締付け部品としてのスペーサである。3Aは、めねじ部品3の第1部材3Aに相当する2段組立てのうちの上段側のプリント基板であり、3Bは、めねじ部品3の第2部材3Bに相当する2段組立てのうちの下段側のプリント基板である。上段側のプリント基板3Aには、例えば、その四隅部にセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部1aのセルフタッピンによる基準めねじ部3aを形成するのに適合した径のセルフタッピン用ばか穴3aが形成されており、また、下段側のプリント基板3Bには、同じくその四隅部の上段側プリント基板3Aのセルフタッピン用ばか穴3aと対面する部位に従属めねじ部3bが形成されている。
【0031】
上記第3実施例において、上段側のプリント基板3Aと、下段側のプリント基板3Bとの組立ては、四隅部にスペーサ2を挿置して、図示のように、おねじ部品1を上段側のプリント基板3A及び下段側のプリント基板3Bを有するめねじ部品3に螺合することによって行われる。この場合両ねじ部品1,3による緩み止め締付け作用は、第2実施例の場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0032】
図8は、第3実施例の3段組立ての場合を示すもので、プリント基板3Aとプリント基板3Bとの間に、プリント基板3Aに対しては下段側となりプリント基板3Bに対しては上段側となるプリント基板3Cが設けられ、被締付け部品としてのスペーサ2がプリント基板3A及びプリント基板3Cと一体的に形成されたものとなっており、このようにすればプリント基板の組立て作業は一層容易なものとなる。なお、両ねじ部品1,3による緩み止め締付け作用は、図7に示すものと何ら異なるところはない。
【0033】
以上、第1ないし第3実施例について詳細に説明したが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではなく、おねじ部品1と、第1部材3A及び第2部材3Bを有するめねじ部品と、を備え、請求項1に記載されたところを特徴とする一般化した技術、もしくは、おねじ部品1と、被締付け部品2と、第1部材3A及び第2部材3Bを有するめねじ部品3と、を備え、請求項2に記載されたところを特徴とする一般化した技術を適用することのできる技術分野において広汎にわたって実施することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、その条件(イ)及び(ロ)を満たしp>pのため、両ねじ部品の螺合時に、おねじ部品1のセルフタッピン用基準おねじ部1aがめねじ部品3のセルフタッピン用ばか穴3aにセルフタッピンによる基準めねじ部3aを形成しつつ螺合進入が進み、螺合1回転毎にp−pに相当しておねじ部品側には弾性限度内の弾性伸び変形が、また、めねじ部品側には弾性限度内の弾性縮み変形が生ずることとなり、緩み止め機能と締付け機能との同時的発揮が期待できる。また、めねじ部品3の第1部材3Aには、基準めねじ部3aの加工形成を必要としないので、それだけ部品価格をおさえることができるのに加えて、基準めねじ部3aに対する基準おねじ部1aの螺合進入に際しての位相不一致による従来の問題点は完全に解消されることとなり、この効果は、眼鏡用蝶番の緩み止め締付け用おねじ部品とめねじ部品の組合せに実施した場合特に顕著なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明を密閉容器の蓋じめに適用した第1実施例を示す図。
【図2】図1に示す第1実施例におけるおねじ部品締付けの四つの段階(a)ないし(d)を示す図。
【図3】第1実施例において密閉容器蓋3Aと密閉容器本体3Bとの間に隙間tを設けた場合の図。
【図4】セルフタッピンが容易に行える材料の別部材3Aを密閉容器蓋3Aに埋設し、これにセルフタッピン用ばか穴3aを形成しためねじ部品の説明図。
【図5】第2発明を眼鏡用蝶番に適用した第2実施例を示す図。
【図6】図5に示す第2実施例におけるおねじ部品締付けの四つの段階(a)ないし(d)を示す図。
【図7】第2発明をプリント基板の二段組立てに適用した第3実施例を示す図。
【図8】同じく、プリント基板の三段組立てに適用した第3実施例を示す図。
【図9】特許第2738490号特許公報に開示の従来技術による眼鏡用蝶番の緩み止め締付け部品の説明図。
【符号の説明】
1…おねじ部品
1a…基準おねじ部
1a…セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部
1b…従属おねじ部
2…被締付け部品、眼鏡用蝶番の被締付け部品、スペーサ、パッキン材
2a…従属おねじ部挿通孔
3…めねじ部品、眼鏡用蝶番のめねじ部品
3A…第1部材
3A…密閉容器蓋
3A…二またの一方の側板
3A…上段側のプリント基板
3A…別部材
3a…基準めねじ部
3a…セルフタッピン用ばか穴
3a…セルフタッピンによる基準めねじ部
3B…第2部材
3B…密閉容器本体
3B…二またの他方の側板
3B…下段側のプリント基板
3b…従属めねじ部
4…面取り
5…ねじ頭部
6…シールリング突起
7…埋設シール材
8…眼鏡枠
9…つる

Claims (7)

  1. 基端側のセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部の外径、ピッチ及びネジ深さをそれぞれd,p及びrとし、これより径の小さい先端側の従属おねじ部の外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとしたとき、
    (イ)d≦d−2r
    (ロ)p>p
    上記(イ)及び(ロ)の両条件を満たすようにして前記セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部と前記従属おねじ部とが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品と、隙間なしにもしくは所定の隙間を保持して対面し、前記おねじ部品によって相互間の締付けを行うための第1部材及び第2部材を有するめねじ部品と、を備え、
    前記第1部材は、後記従属めねじ部に対面する部位に、前記従属おねじ部が挿通可能で、かつ、該従属おねじ部が後記従属めねじ部に螺合して所要山数の螺合が進んだ段階で、前記セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部の螺合進入が開始されてセルフタッピンによる基準めねじ部を形成するのに適合した径のセルフタッピン用ばか穴が形成されているものであり、また、前記第2部材は、前記従属おねじ部を適度なバックラッシュをもってねじ込み螺合することが可能な従属めねじ部が形成されているものであることを特徴とするセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ。
  2. 基端側のセルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部の外径、ピッチ及びネジ深さをそれぞれd,p及びrとし、これより径の小さい先端側の従属おねじ部の外径、ピッチ及びねじ深さを、それぞれd,p及びrとしたとき、
    (イ)d≦d−2r
    (ロ)p>p
    上記(イ)及び(ロ)の両条件を満たすようにして前記セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部と前記従属おねじ部とが同軸上に所定の間隔をおいて形成されているおねじ部品と、従属おねじ部挿通孔を有する被締付け部品と、該被締付け部品を挿置できるように所要の間隔を保持して対面し、前記おねじ部品によって前記被締付け部品の締付けを行うための第1部材及び第2部材を有するめねじ部品と、を備え、
    前記第1部材は、後記従属めねじ部に対面する部位に、前記従属おねじ部が挿通可能で、かつ、該従属おねじ部が後記従属めねじ部に螺合して所要山数の螺合が進んだ段階で、前記セルフタッピン用面取り部付き基準おねじ部の螺合進入が開始されてセルフタッピンによる基準めねじ部を形成するのに適合した径のセルフタッピン用ばか穴が形成されているものであり、また、前記第2部材は、前記従属おねじ部を適度なバックラッシュをもってねじ込み螺合することが可能な従属めねじ部が形成されているものであることを特徴とするセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ。
  3. 前記第1部材におけるセルフタッピン用ばか穴は、該ばか穴の部位において、前記第1部材に対して載置固定もしくは埋設したセルフタッピンが容易に行える材料の別部材に形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ。
  4. 請求項1または3のいずれかに記載の前記第1部材は、隙間なしにもしくは所要の隙間を保持して密閉容器本体の開口部フランジ上に載置され、前記おねじ部品により締付けることで蓋じめするための前記セルフタッピン用ばか穴が外周部の複数箇所に形成されている密閉容器蓋であり、同じく前記第2部材は、前記セルフタッピン用ばか穴に対応する部位に前記従属めねじ部が前記開口部フランジに形成されている密閉容器本体であることを特徴とするセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ。
  5. 請求項2に記載の前記第1部材及び第2部材を有する前記めねじ部品は、眼鏡枠側もしくはつる側に取付けられる二またもしくは数またの一方の側板及び他方の側板にそれぞれ前記セルフタッピン用ばか穴及び前記従属めねじ部が形成されている眼鏡用蝶番のめねじ部品であり、同じく前記被締付け部品は、つる側もしくは眼鏡枠側に取付けられて前記眼鏡用蝶番のめねじ部品の二またもしくは数またの間に挿置される従属おねじ部挿通孔を有する前記眼鏡用蝶番の被締付け部品であることを特徴とするセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ。
  6. 請求項2に記載の前記第1部材は、前記被締付け部品としてのスペーサをはさんでその上部に載置され、前記おねじ部品により締付けることで、一定の間隔で2段以上多段に組立てられる前記セルフタッピン用ばか穴が形成されている上段側のプリント基板であり、同じく前記第2部材は、前記セルフタッピン用ばか穴に対応する部位に前記従属めねじ部が形成されている下段側のプリント基板であることを特徴とするセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ。
  7. 前記スペーサは、前記おねじ部品が挿通可能な従属おねじ部挿通孔を有し、前記上段側または下段側プリント基板のいずれかと一体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のセルフタッピンを用いた緩み止め締付け用のおねじ部品とめねじ部品の組合せ。
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