JP3560943B2 - 井戸洗浄工法および井戸洗浄装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、井戸洗浄工法および井戸洗浄装置に関するものであり、特に、井戸の内面に設けられたスクリーンやその外側に形成された充填砂利層に堆積した目詰まり物質を洗浄水により除去するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の井戸洗浄工法としては、先端に超高圧回転噴射ノズルが設けられた超高圧ホースを井戸内に吊り下げ、超高圧回転噴射ノズルを回転させながら高圧噴射する工法(特開2001−193106号公報)や、図3に示すように、揚水管12と、1対の遮水板2aおよび2bで構成された密閉室2内の噴射ノズル体3と、水中ポンプ4とを連設し、噴射ノズル体3からスクリーン20および充填砂利層22に噴射した洗浄水を水中ポンプ4で吸引することにより目詰まり物質を除去し、揚水管12の制水弁24を開閉制御して目詰まり物質で汚れた水を地上へ排出する工法(特許第2627866号公報)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術には以下のような問題点があった。すなわち、特開2001−193106号公報記載の工法では、目詰まり物質をスクリーンや充填砂利層から分離することはできるが、分離された目詰まり物質の大部分は充填砂利層の外側に広がる帯水層へ拡散するだけであり、時間が経てば再び充填砂利層やスクリーンに堆積するという問題があった。
【0004】
一方、特許第2627866号公報記載の工法では、スクリーン20や充填砂利層22の目詰まり物質を除去できるが、除去した目詰まり物質や砂利が水中ポンプの吸込口に直接吸い込まれるため、水中ポンプ4の筐体やインペラが破損するといった問題があった。また、スクリーン20に対する有効な洗浄面積は、基本的には水中ポンプ4の吸込口4aに対応する面積となるため、十分な有効洗浄面積を得ることができないという問題があった。
【0005】
さらに、水中ポンプ4のモータ部4bでは地下水の循環が起こらないため、モータが異常加熱されて焼損するといった問題もあった。
【0006】
それゆえにこの発明の主たる目的は、十分な有効洗浄面積を得て効率よく洗浄できる、井戸洗浄工法および井戸洗浄装置を提供することである。
【0007】
この発明の他の目的は、水中ポンプの焼損を防止できる、井戸洗浄工法および井戸洗浄装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、井戸Aの内面に設けられたスクリーン20と、スクリーン20の外側に形成された充填砂利層22とを洗浄する、井戸洗浄工法であって、(a)井戸Aの内部空間を複数の遮水板28a,28b,32a,32bで仕切ることにより噴射室14および吸入室18を上下に形成すると共に、噴射室14と吸引室18との間に水中ポンプ16を配置し、(b)噴射室14においてスクリーン20および充填砂利層22に向けて洗浄水を噴射し、(c)スクリーン20および充填砂利層22を流下した洗浄水を吸入室18に設けられた吸入管30に吸引し、(d)吸入室18において洗浄水をろ過し、(e)ろ過された洗浄水で水中ポンプ16を冷却しながら洗浄水を噴射室14に戻す、井戸洗浄工法である。
【0009】
第1の発明において、噴射室14より噴射された洗浄水は、スクリーン20を洗浄しながら通過して、その外側の充填砂利層22に達し、次いで充填砂利層22の間隙を洗浄しながら流下する。そして、吸入室18内の吸入管30により目詰まり物質と共に吸引され、ろ過された後、噴射室14へ戻される。第1の発明では、目詰まり物質や砂利が吸入管30により吸引されるので、従来技術(特許第2627866号公報)のように、これらが水中ポンプ内へ直接取り込まれる心配はない。さらに、吸引された洗浄水で水中ポンプ16を冷却するようにしているので、水中ポンプ16が焼損する心配もない。
【0010】
第2の発明は、井戸Aの内面に設けられたスクリーン20と、スクリーン20の外側に形成された充填砂利層22とを洗浄する、井戸洗浄装置であって、井戸Aの内部空間を仕切ることにより噴射室14を構成する一対の第1遮水板28a,28b、噴射室14の下方において井戸Aの内部空間を仕切ることにより吸入室18を構成する一対の第2遮水板32a,32b、第1遮水板28a,28bと第2遮水板32a,32bとの間に設けられる水中ポンプ16、水中ポンプ16の吐出口16aに連通される入口と、地上へ水を排出する揚水管12の下端に接続される排水口26bと、スクリーン20および充填砂利層22へ向けて洗浄水を噴射する噴射ノズル26aとを有して、第1遮水板28a,28b間に設けられる噴射ノズル体26、および水中ポンプ16の吸込口16bに連通される出口31を有する管状の本体40と、本体の側壁に形成される吸入口42と、吸入口42に設けられるフィルター44とを有して、第2遮水板32a,32b間に設けられる吸入管30を備える、井戸洗浄装置10である。
【0011】
第2の発明において、第1遮水板28aおよび28b間(噴射室14)に設けられた噴射ノズル体26からスクリーン20および充填砂利層22に向けて噴射された洗浄水は、第2遮水板32aおよび32b間(吸入室18)に設けられた吸入管30により、吸入室18の側壁の比較的広い領域において吸引される。吸引された洗浄水は吸入室18でフィルター44によりろ過された後、水中ポンプ16のモータ部を冷却しながら吸込口16bへ入り、噴射室14へ戻される。
【0012】
第3の発明は、第2の発明の井戸洗浄装置10を用いた井戸洗浄工法であって、(a)洗浄装置を井戸Aの洗浄開始位置まで挿入し、(b)水中ポンプ16を駆動し、(c)噴射ノズル体26から噴射された洗浄水を吸入管30で吸引することにより、吸入室18の高さに対応するスクリーン20および充填砂利層22を洗浄し、(d)吸入室18の高さだけ洗浄装置を引き上げて(c)工程の洗浄を繰り返す、井戸洗浄工法である。
【0013】
第3の発明において、井戸洗浄装置10は、吸入管30の長さに対応する広い範囲で負圧を生じさせるため、吸入室18の高さと同じ高さずつ洗浄装置10を移動させることにより、短時間で洗浄作業を終わらせることができる。
【0014】
【発明の効果】
第1および第2の発明によれば、吸入室内に吸入管を設けるようにしているので、噴射室から噴射されて、スクリーンおよび充填砂利層を洗浄しながら流下した洗浄水は、吸入管の長さに対応する広い領域で吸引され得る。したがって、十分な有効洗浄面積を得ることができ、洗浄効率を向上させることができる。
【0015】
また、吸引された洗浄水が水中ポンプに沿って循環するように構成することにより、洗浄水に水中ポンプの冷却機能を持たせることができ、水中ポンプの焼損を防止できる。
【0016】
第3の発明によれば、吸入室の高さと同じ高さずつ洗浄装置を移動させて洗浄するようにしているので、少ない移動回数で井戸全体のスクリーンおよび充填砂利層に堆積した目詰まり物質を洗浄でき、井戸の湧出能力を短時間で回復させることができる。また、吸入管により十分な有効洗浄面積が得られるので、作業時間が短くても目詰まり物質の除去率が低下する心配はない。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1および図2を参照して、この発明の一実施例の井戸の洗浄装置10は、図1に示すような井戸Aの内面に設けられたスクリーン20およびその外側に形成された充填砂利層22を洗浄するものであり、地上へ延びる揚水管12の下端部に連設された噴射部14,ポンプ部15および吸入部18等を含む。
【0018】
スクリーン20は、帯水層の地下水を井戸A内に湧出させるものであり、複数のスリットまたは孔を有するシート状に形成される。充填砂利層22は、帯水層を流れる地下水に含まれる砂や泥等を捕らえて、砂や泥等が井戸A内へ混入することを防止するものであり、所定サイズの砂利を堆積することにより形成される。
【0019】
揚水管12は、洗浄装置10により除去された目詰まり物質を地上へ排出するための配管であり、揚水管12の排出側端部には制水弁24が設置される。そして、この制水弁24を開閉することにより排水の揚水圧と流量の調整が行われる。
【0020】
噴射部14は、スクリーン20および充填砂利層22に向けて洗浄水を噴射する機能を有し、井戸Aの内部空間を仕切ることにより噴射室14aを構成する一対の第1遮水板28aおよび28bならびに噴射ノズル体26を含む。
【0021】
第1遮水板28aおよび28bは、ゴム等の弾性材料によって円盤状に形成され、上側の第1遮水板28aの中央部には揚水管12を通す孔(図示せず)が形成され、下側の第1遮水板28bの中央部には、接続管29を通す孔(図示せず)が形成される。そして、第1遮水板28aおよび28b間に、噴射ノズル体26が設けられる。
【0022】
噴射ノズル体26は、上下両端が閉塞された円筒状の本体27を含み、本体27の下端部には、接続管29を介して水中ポンプ16の吐出口16aに連通される入口26cが形成され、上端部には、揚水管12の下端に接続される排水口26bが形成され、側面には複数の噴射ノズル26aが設けられる。
【0023】
ポンプ部15は、第1遮水板28bと第2遮水板32aとの間に設けられて、洗浄水の強制循環や最終的な排水を行う機能を有し、吸入管30の出口31と連通される開口を有するポンプケース34を含む。そして、ポンプケース34内には、上部に吐出口16aを有し、側部に吸込口16bを有する水中ポンプ16が収納される。水中ポンプ16の吐出口16aは、接続管29を介して噴射ノズル体26の入口26cと接続され、水中ポンプ16の吸込口16bは、ポンプケース34の内部空間に開放される。したがって、吸込口16bは、ポンプケース34の内部空間を介して吸入管30の出口31と連通される。
【0024】
水中ポンプ16の揚水能力は洗浄する井戸Aの深さなどにより適宜選択される。また、洗浄水の噴射圧力や排水量の調整は、地上に設置されたインバータ制御盤36により水中ポンプ16のモータ回転を制御するとともに、制水弁24で排水路断面積を調整することにより行われる。
【0025】
吸入部18は、スクリーン20および充填砂利層22を通過してきた洗浄水および目詰まり物質を吸引するとともに、水中ポンプ16にダメージを与える砂利等を除去する機能を有し、井戸Aの内部空間を仕切ることにより吸入室18aを構成する一対の第2遮水板32aおよび32b,洗浄水を吸引する吸入管30,砂利等を除去するフィルター44ならびに圧力抜き管38を含む。
【0026】
第2遮水板32aおよび32bは、第1遮水板28aおよび28bと同様に、ゴム等の弾性材料によって円盤状に形成され、上側の第2遮水板32aの中央部には、吸入管30を通す孔33(図2)が形成される。そして、第2遮水板32aおよび32b間に、吸水室18の高さとほぼ同じ長さを有する吸入管30が上下方向へ延びて配置される。
【0027】
吸入管30は、下端部が閉塞され、かつ、上端部にポンプケース34と連通する出口31が形成された管状の本体40(図2)を含み、本体40の側壁には、複数の吸入口42(図2)が全長・全周に亘って形成される。
【0028】
フィルター44(図2)は、各吸入口42に対応するように筒状に形成され、取替え可能なように本体40の外面に被せられる。
【0029】
圧力抜き管38は、洗浄装置10を井戸A内に配置する作業を容易にするために、洗浄装置10が受ける水圧を逃がすものであり、第2遮水板32aおよび32b(吸入室18a)を貫通するようにして、これらに取り付けられる。
【0030】
洗浄装置10を用いて湧出量の減退した井戸Aを洗浄する際には、まず、既設の水中ポンプを引き上げ、井戸A内に水中テレビカメラを入れること等によって、内部状態を調査する。そして、洗浄による湧出量の回復を期待できる場合に、洗浄作業を行う。
【0031】
すなわち、まず、井戸Aの開口部近傍において、揚水管12,インバータ制御盤36,制水弁24および洗浄装置10等を所定の手順で組立てる。続いて、洗浄装置10を井戸A内に降下させて、これを洗浄開始位置に位置決めする。このとき、圧力抜き管38が、洗浄装置10が地下水面から受ける水圧を逃がすので、洗浄装置10の降下・位置決め作業は比較的容易である。そして、水中ポンプ16を駆動し、制水弁24の開度および水中ポンプ16の回転数を調整することにより、噴射ノズル体26からスクリーン20に向けて洗浄水を噴射させる。
【0032】
すると、噴射された洗浄水が、噴射ノズル体26の横のスクリーン20および充填砂利層22を通過するとともにこれらを流下し、吸入管30の横のスクリーン20を通過して、吸入管30により吸引される。そして、この洗浄水が、フィルター44によりろ過された後、吸入管30の吸入口42,ポンプケース34の内部空間および水中ポンプ16を経て、噴射室14a内の噴射ノズル体26へ戻され、再び噴射ノズル体26からスクリーン20に向けて噴射される。
【0033】
洗浄作業の初期段階では、揚水管12から排出される水は目詰まり物質によりひどく濁っているが、時間が経過するにつれて、目詰まり物質がフィルター44で除去されることにより排水の透明度が高まってくる。そこで、排水の透明度が或るレベルに達すると、洗浄が完了したと判断して、その位置での洗浄作業を終了する。
【0034】
そして、洗浄装置10を吸入室18の高さと同じ高さだけ引き上げて、上述した洗浄作業を繰り返し、最終位置まで洗浄が完了すると、井戸A内から洗浄装置10を撤去する。
【0035】
この実施例によれば、吸入室18内に上下方向へ延びて配置された吸入管30により、洗浄水を吸引するようにしているので、吸入管30の長さ、すなわち吸入室18の高さに対応する十分な有効洗浄面積を確保できる。したがって、洗浄装置10を吸入室18の高さと同じ高さだけ移動させながら、効率よく洗浄することができ、洗浄作業時間を大幅に短縮できる。
【0036】
また、吸入管30により吸入室18a内へ洗浄水を吸引するようにしているので、砂利等が水中ポンプ16内へ直接取り込まれるのを防止でき、水中ポンプ16の損傷を防止できる。
【0037】
また、洗浄水が、ポンプケース34の内部空間を水中ポンプ16(モータ部)に沿って流れて、吸込口16bに吸い込まれるため、洗浄水により水中ポンプ16のモータ部が冷却される。したがって、水中ポンプ16の焼損を防止できる。
【0038】
なお、上述の実施例では、ポンプケース34の内部空間を流れる洗浄水に水中ポンプ16の冷却機能を持たせているが、水中ポンプ16自体が焼損防止機能を有している場合には、ポンプケース34を除去して、水中ポンプ16の吸込口16bと吸入管30の出口31とが直接連通するようにしてもよい。
【0039】
また、上述の実施例では、2本の圧力抜き管38を用いたが、管38の数は、一本であってもよいし3本以上であってもよい。そして、管38は、第1遮水板28aおよび28bならびに第2遮水板32aおよび32bの4つを貫通するように設けられてもよいし、第1遮水板28bならびに第2遮水板32aおよび32bの3つを貫通するように設けられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】吸入部を示す断面図である。
【図3】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10…洗浄装置
12…揚水管
14…噴射部
14a…噴射室
15…ポンプ部
16…水中ポンプ
18…吸入部
18a…吸入室
20…スクリーン
22…充填砂利層
24…制水弁
26…噴射ノズル体
28a,28b…第1遮水板
30…吸入管
32a,32b…第2遮水板
34…ポンプケース
38…圧力抜き管
42…吸入口
44…フィルター
Claims (5)
- 井戸の内面に設けられたスクリーンと、前記スクリーンの外側に形成された充填砂利層とを洗浄する、井戸の洗浄工法であって、
(a)前記井戸の内部空間を複数の遮水板で仕切ることにより噴射室および吸入室を上下に形成すると共に、前記噴射室と前記吸引室との間に水中ポンプを配置し、
(b)前記噴射室において前記スクリーンおよび前記充填砂利層に向けて洗浄水を噴射し、
(c)前記スクリーンおよび前記充填砂利層を流下した前記洗浄水を前記吸入室に設けられた吸入管で吸引し、
(d)前記吸入室において前記洗浄水をろ過し、
(e)ろ過された前記洗浄水で前記水中ポンプを冷却しながら前記洗浄水を前記噴射室に戻す、井戸洗浄工法。 - 井戸の内面に設けられたスクリーンと、前記スクリーンの外側に形成された充填砂利層とを洗浄する、井戸の洗浄装置であって、前記井戸の内部空間を仕切ることにより噴射室を構成する一対の第1遮水板、前記噴射室の下方において前記井戸の内部空間を仕切ることにより吸入室を構成する一対の第2遮水板、前記第1遮水板と前記第2遮水板との間に設けられる水中ポンプ、前記水中ポンプの吐出口に連通される入口と、地上へ水を排出する揚水管の下端に接続される排水口と、前記スクリーンおよび前記充填砂利層へ向けて洗浄水を噴射する噴射ノズルとを有して、前記一対の第1遮水板間に設けられる噴射ノズル体、および前記水中ポンプの吸込口に連通される出口を有する管状の本体と、前記本体の側壁に形成される吸入口と、前記吸入口に設けられるフィルターとを有して、前記第2遮水板間に設けられる吸入管を備える、井戸洗浄装置。
- 前記吸入管の前記出口に連通されるポンプケースをさらに備え、前記ポンプケース内に前記水中ポンプが収容され、前記吸入管の前記出口と前記水中ポンプの前記吸込口とが前記ポンプケースの内部空間を介して連通される、請求項2記載の井戸洗浄装置。
- 前記第2遮水板のそれぞれを上下方向へ貫通する圧力抜き管をさらに備える、請求項2または3記載の井戸洗浄装置。
- 請求項2記載の井戸の洗浄装置を用いた井戸の洗浄工法であって、
(a)前記洗浄装置を前記井戸の洗浄開始位置まで挿入し、
(b)前記水中ポンプを駆動し、
(c)前記噴射ノズル体から噴射された洗浄水を前記吸入管で吸引することにより、前記吸入室の高さに対応する前記スクリーンおよび前記充填砂利層を洗浄し、
(d)前記吸入室の高さだけ前記洗浄装置を引き上げて(c)工程の洗浄を繰り返す、井戸洗浄工法。
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