JP3558938B2 - DC stabilized power supply - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフ時の電流消費が低く、低電圧で動作する直流安定化電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の直流安定化電源について図4、図5、及び図6を参照しながら以下に説明する。
【0003】
従来の直流安定化電源は、図4に示すように、オン/オフ回路61はオン/オフ端子(図5及び図6参照)による信号を受け、基準電圧Vrefを出力する基準電圧発生回路67の回路ブロック全体を遮断していた。つまり、後述するスイッチ(図5及び図6参照)が電源ライン(直流電源VI)と基準電圧発生回路67との間に位置し、そのスイッチをオフすることで基準電圧発生回路67の回路電流を遮断し、オフ時の低消費電流化を実現していた。
【0004】
上記直流安定化電源は、基準電圧発生回路67がオフすると、図4から明らかなように、誤差増幅器68もオフするため、出力電圧VOが落ち、回路全体を静止状態にすることが可能である。そのため、直流安定化電源の出力をオフさせるには基準電圧発生回路67の回路電流を絶つことが有効である。ここでいうオフ時低消費電流とは、直流安定化電源全体の回路電流がリーク電流のみの数nA〜数十nA程度をいう。
【0005】
従来の直流安定化電源の例について図5及び図6を参照しながら説明する。図5は、トランジスタQN33(NPNトランジスタ)を上記スイッチとして基準電圧発生回路67の回路電流を遮断する例を示す。上記オン/オフ端子を或る閾値電圧(スレッシュホールド電圧)未満にすると、トランジスタQN31(ダイオード)、トランジスタQN32がオフし、トランジスタQN32のコレクタ電流を引かなくなるため、トランジスタQL34のベース電位がVI電位に近づき、トランジスタQL34もオフする。その結果、トランジスタQN33へのベース電流が絶たれるため、トランジスタQN33がオフし、基準電圧発生回路67の回路電流を遮断することが可能となる。
【0006】
この直流安定化電源の最低動作電圧は、トランジスタQN33のベース−エミッタ間の電圧をVbe(QN33)で表し、トランジスタQL34のコレクタ−エミッタ間の電圧をVce(QL34)で表すと、〔(基準電圧発生回路67の最低動作電圧)+Vbe(QN33)+Vce(QL34)〕となり、直流安定化電源の最低動作電圧(直流電源VI)を引き上げる回路構成となっている。
【0007】
また、少しでも最低動作電圧を低くするため、直流電源VIと基準電圧回路とのスイッチにPNPトランジスタが用いられる。基準電圧発生回路67の回路電流が少ない場合、この構成を用い、NPNトランジスタを使用するよりもVbeの電圧分だけ低電圧動作化が可能となる。
【0008】
図6は、PNPトランジスタとしてトランジスタQL11を上記スイッチとして基準電圧発生回路67の回路電流を遮断する例を示す。オン/オフ端子を或る閾値電圧未満にすると、トランジスタQN11・QN12がオフし、トランジスタQN12のコレクタ電流を引かなくなるため、トランジスタQL11のベース電位がVIに近づき、トランジスタQL11もオフする。これにより、基準電圧発生回路67の回路電流を遮断することが可能である。この直流安定化電源の最低動作電圧は、トランジスタQL11のコクレタ−エミッタ間の電圧をVce(QL11)で表すと、〔(基準電圧発生回路67の最低動作電圧)+Vce(QL11)〕となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
近年、低消費電力化と機器の低電圧動作化が進み、できる限り入力電源−出力電圧間電圧を抑える要望が高まっている。また、機器のパワーマネージメントの必要性からオフ時低消費電流型で且つ低電圧動作可能な直流安定化電源(レギュレータ)の必要性が拡大した。
【0010】
例えば、機器、つまり、CPUやシステムLSIの入力電圧が1.8Vであるとすると、直流安定化電源の出力電圧が1.8V、入力電圧が2.8V、出力電流が1Aとすると、1ワットの電力損失が発生する。このように、出力電流が増加すると、それに伴って電力損失(無効電力)も増加する。
【0011】
CPUやシステムLSIは、その周波数の増加に伴って益々低電圧動作化が進むと考えられる。無効電力をできる限り削減するために、入力電圧の低電圧化、つまり低電圧動作可能なオフ時低消費電流型レギュレータが必要とされる。
【0012】
図5に示したオン/オフ回路では、トランジスタQN33及び該トランジスタQN33を駆動するトランジスタQL34を用い、直流電源VIと基準電圧発生回路67とを切り離すことによって発生する基準電圧を0Vにしている。しかしながら、このオン/オフ回路では、動作電圧(直流電源VI)として、上記基準電圧発生回路67の最低動作電圧に、トランジスタQN33のベース−エミッタ間電圧Vbe(QN33)と、トランジスタQL34のコレクタ−エミッタ間電圧Vce(QL34)とを加えたものが必要となり、このような従来のオン/オフ回路は低電圧動作に適さない。
【0013】
また、図6に示したように、基準電圧発生回路67をオフするスイッチとしてトランジスタQL11を用いると、図5の場合よりも低電圧動作が可能となる。つまり、このオン/オフ回路では、動作電圧(電源VI)として、上記基準電圧発生回路67の最低動作電圧に、トランジスタQL11のコレクタ−エミッタ間電圧Vce(QL11)を加えたものが必要となる。したがって、この場合でも、直流電源VIと基準電圧発生回路67の間でトランジスタQL11によって遮断することが必要であり、このため、トランジスタQL11のコレクタ−エミッタ間電圧Vce(QL11)が無駄な電圧となり、オフ時の低消費電力化に支障を来すという問題を有している。
【0014】
以上のように、従来の直流安定化電源においては、上記基準電圧発生回路67の最低動作電圧に、少なくともスイッチング用のトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧を加えたものが動作電圧となり、これにより直流電源VIを引き上げることになる。このような状況下で、オフ時低消費電流の機能を保持したまま、0.1Vでも0.2Vでも直流電源VIを引き下げて、できる限り低電圧で動作する直流安定化電源が求められている。
【0015】
上記課題に鑑み本発明はなされたものであり、本発明の目的は、基準電圧発生回路の最低動作電圧で動作する直流安定化電源を提供すること、及びオフ時低消費電流機能を更に備えた直流安定化電源を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る直流安定化電源は、上記課題を解決するために、基準電圧発生回路からの基準電圧と検出された出力電圧との差に基づいて、入力直流電源を電力半導体素子によってスイッチングして所定の出力電圧を出力する直流安定化電源において、以下の措置を講じたことを特徴としている。
【0017】
即ち、上記直流安定化電源は、上記基準電圧発生回路のオン/オフを制御するオン/オフ回路を備え、上記オン/オフ回路と上記基準電圧発生回路は、直流安定化電源全体の動作電圧が上記基準電圧発生回路の最低動作電圧に等しくなるように構成されている。
【0018】
上記の発明によれば、基準電圧発生回路から目標の出力電圧に対応する基準電圧が出力される。この基準電圧と検出された出力電圧との差に基づいて、入力直流電源は、電力半導体素子によってスイッチングされて所定の出力電圧が外部へ出力される。
【0019】
上記基準電圧発生回路のオン/オフがオン/オフ回路によって制御される。つまり、オン時には基準電圧を出力する一方、オフ時には該基準電圧を出力しないように、基準電圧発生回路がオン/オフ回路によって制御される。
【0020】
従来の直流安定化電源によれば、全体の動作電圧は、基準電圧発生回路の最低動作電圧に、該基準電圧発生回路をオン/オフするためのスイッチング素子のオン電圧降下分を加えたものとなっていた。したがって、このオン電圧降下分は無駄な電圧となり、オフ時の低消費電力化に支障を来していた。
【0021】
そこで、上記発明によれば、上記オン/オフ回路と上記基準電圧発生回路は、直流安定化電源全体の動作電圧が上記基準電圧発生回路の最低動作電圧に等しくなるように構成されているので、上記のような無駄な電圧が不要となり、低電圧で動作する直流安定化電源を実現できる。
【0022】
上記基準電圧発生回路は、オフ後、回路電流が流れないことが好ましい。直流安定化電源の出力をオフさせるには、基準電圧発生回路の回路電流を絶ち、オフ時低消費電流状態にすることが有効である。ここでいうオフ時低消費電流とは、直流安定化電源全体の回路電流が、リーク電流のみの数nA〜数十nA程度をいう。
【0023】
上記直流安定化電源は、上記基準電圧を急峻に立ち上げる急峻立上回路を更に備えることが好ましい。この場合、基準電圧が急峻に立ち上がるので、これに伴って直流安定化電源の出力電圧も急峻に立ち上がる。したがって、レスポンス特性に優れた直流安定化電源を提供することが可能となる。
【0024】
上記基準電圧発生回路は、第1定電流をスイッチングする第1スイッチング手段を有し、上記基準電圧発生回路のオン時に第1定電流を流して上記基準電圧を生成する第1定電流回路を備えており、上記オン/オフ回路は、上記基準電圧発生回路のオフ時に、上記の第1定電流が流れ込んでオンして上記第1スイッチング手段をオフさせる第2スイッチング手段を有することが好ましい。
【0025】
この場合、上記オン/オフ回路が上記基準電圧発生回路をオンしているときには、第1定電流が第2スイッチング手段に流れ込まないので、第2スイッチング手段はオフしている。このため、第1スイッチング手段はオンする。第1スイッチング手段のオンにより、第1定電流が第1スイッチング手段を流れ、上記基準電圧が生成されて出力される。
【0026】
これに対して、上記オン/オフ回路が上記基準電圧発生回路をオフすると、第1定電流が第2スイッチング手段に流れ込むので、第2スイッチング手段はオンする。これに伴って、第1スイッチング手段はオフする。第1スイッチング手段のオフにより、第1定電流が上記第1スイッチング手段を流れなくなるので、上記第1定電流回路は第1定電流を流さなくなり、上記基準電圧は、最早、基準電圧発生回路から出力されなくなる。このように、第1定電流回路がオフすると、第1定電流が流れなくなり、第2スイッチング手段もオフする(このとき、第1スイッチング手段もオフしたままである。)ので、この第2スイッチング手段において電流が消費されることもなくなる。
【0027】
以上のように、上記基準電圧発生回路がオフすると、基準電圧のオフを制御するために第2スイッチング手段に電流を流し続けることが不要となるので、直流安定化電源は、オフ時低消費電流機能を果たすことが可能となる。
【0028】
また、上記基準電圧発生回路は、第1定電流をスイッチングする第1スイッチング手段を有し、上記基準電圧発生回路のオン時に第1定電流を流して上記基準電圧を生成する第1定電流回路を備えており、上記オン/オフ回路は、上記基準電圧発生回路のオフ時に、オンして上記第1スイッチング手段をオフさせると共に上記第1定電流回路のオフに伴ってオフする第2スイッチング手段を有していてもよい。
【0029】
この場合、上記オン/オフ回路が上記基準電圧発生回路をオンしているときには、第2スイッチング手段はオフしている。このため、第1スイッチング手段はオンする。第1スイッチング手段のオンにより、第1定電流が第1スイッチング手段を流れ、上記基準電圧が生成されて出力される。
【0030】
これに対して、上記オン/オフ回路が上記基準電圧発生回路をオフすると、第2スイッチング手段はオンする。これに伴って、第1スイッチング手段はオフする。第1スイッチング手段のオフにより、第1定電流が上記第1スイッチング手段を流れなくなるので、上記第1定電流回路はオフして第1定電流を流さなくなり、上記基準電圧は、最早、基準電圧発生回路から出力されなくなる。また、第1定電流回路がオフすると、上記第2スイッチング手段はオフするので、この第2スイッチング手段において電流が消費されることもなくなる。
【0031】
以上のように、上記基準電圧発生回路がオフすると、基準電圧のオフを制御するために第2スイッチング手段に電流を流し続けることが不要となるので、直流安定化電源は、オフ時低消費電流機能を果たすことが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1乃至図3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0033】
本発明に係る直流安定化電源は、基準電圧発生回路をオフするためのスイッチを従来のように基準電圧発生回路と動作電源との間に設けずに、直流安定化電源を構成する全ての回路が上記基準電圧発生回路の最低動作電圧で動作するものである。
【0034】
本実施の形態に係る直流安定化電源は、図1に示すように、主として、パワートランジスタ3(電力半導体素子)、オン/オフ回路5、基準電圧発生回路7、誤差増幅器8、及び出力検出回路9から構成されている。
【0035】
図1に示すように、直流電源VI(入力電圧)はパワートランジスタ3でスイッチングされ、所定の出力電圧VOが出力される。この直流安定化電源においては、次のようにして上記出力電圧VOが外部(負荷)に対して出力される。
【0036】
すなわち、出力側に設けられた出力検出回路9(抵抗Rd1と抵抗Rd2からなる)において、出力電圧が分圧された検出電圧Vdetが誤差増幅器8に送られる。この誤差増幅器8には、基準電圧発生回路7から基準電圧Vrefが入力されており、ここで、基準電圧Vrefと検出電圧Vdetの差が誤差として増幅されて上記パワートランジスタ3のベースに送られ、増幅された誤差に基づいて上記の直流電源VIがスイッチングされる。パワートランジスタ3のスイッチングにより、出力電圧VOが所定値になるように制御される。
【0037】
なお、図1においては、図示していないが、パワートランジスタ3のASO(Area of Safety Operation)保護回路、過電流保護回路、及びパワートランジスタ3の過熱保護回路等が設けられ、直流安定化電源の保護が行われる。
【0038】
ここで、オン/オフ回路5、及び上記の基準電圧発生回路7によって、どのようにしてオフ時の低消費電流化、及び低電圧動作化を実現しているかについて図2を参照しながら以下に説明する。
【0039】
図2は、本実施の形態の直流安定化電源において、後述するトランジスタQN7(NPNトランジスタ)によって基準電圧発生回路7のオン/オフを行う例を示す。
【0040】
オン/オフ端子を或る閾値電圧(スレッシュホールド電圧)以上にすると、トランジスタQN1(ダイオード)は順方向にバイアスされるので導通し、トランジスタQN3にベース電流が流れると、トランジスタQN3がオンし、抵抗R1に定電流I1が流れる。この定電流I1は、トランジスタQN2のベース−エミッタ間電圧をVbe(QN2)で表すと、I1=Vbe(QN2)/R1で表される。
【0041】
トランジスタQL1乃至QL3はカレントミラー回路を構成するので、上記の定電流I1はトランジスタQN4(ダイオード)にも流れる。また、トランジスタQN4とトランジスタQN8とはカレントミラー回路を構成するので、上記の定電流I1はトランジスタQN8にも流れる。更に、トランジスタQL3にも上記の定電流I1が流れるので、トランジスタQN6がオンし、該トランジスタQN6を後述する定電流I2が流れる。
【0042】
上記のようにトランジスタQN8がオンすること、及びトランジスタQN6がオンすることによって、トランジスタQN6のコレクタはトランジスタQL4のコレクタに接続されているので、トランジスタQL4がオンする。トランジスタQL4乃至QL8は、カレントミラー回路を構成するので、これらのトランジスタも全てオンする。このとき、トランジスタQN6は上述のようにオンしており、トランジスタQN7はベースに電流が流れずにオフしているので、トランジスタQL8、QN10、QN9もオンし、それぞれ定電流I2が流れる。これにより、トランジスタQN9のベース電圧である基準電圧Vrefが上記誤差増幅器8に出力される。
【0043】
トランジスタQN4とトランジスタQN8とは基本的にはカレントミラー回路として動作するが、トランジスタQN8はオン時、電源投入時に基準電圧発生回路7を動作させるための起動回路として動作する。基準電圧発生回路7が立ち上がれば、トランジスタQN8のエミッタ電位が上昇し、トランジスタQN8のベース−エミッタ間の電圧Vbe(QN8)が小さくなるので、トランジスタQN8はオフする。このとき、基準電圧Vrefは動作している。
【0044】
上記の定電流I2は、トランジスタQN9のベース−エミッタ間の電圧をVbe(QN9)で表すと、トランジスタQN9のエミッタが抵抗R2を介してグランドに接続されているので、I2=(Vref−Vbe(QN9))/R2で表される。
【0045】
これに対して、オン/オフ端子を上記の閾値電圧未満にすると、トランジスタQN1は非導通となり、トランジスタQN3のベース電位が低下し、トランジスタQN3がオフするので、抵抗R1に電流が流れなくなる。その結果、カレントミラー回路を構成するトランジスタQL1乃至QL3はオフし、トランジスタQN6がオフすると共にトランジスタQN4・QN8もオフする。
【0046】
この時、まだ基準電圧発生回路7は動作しており、トランジスタQL4乃至QL8はオンしているが、トランジスタQN6のオフに伴って、トランジスタQL4のコレクタ電流はトランジスタQN7のベースに流れ込む。その結果、トランジスタQN7はオンする。これに伴って、トランジスタQN10のベース電流はトランジスタQN7を介してグランドに流れ、トランジスタQN10のベース電位はローレベルに低下し、トランジスタQN10がオフする。このようにしてトランジスタQN10がオフすると、トランジスタQL8及びトランジスタQN9もオフし、抵抗R2を流れていた上記の定電流I2は最早流れなくなる(I2=0)。このため、基準電圧Vrefは上記誤差増幅器8に出力されなくなる。
【0047】
このように、トランジスタQN10は、定電流源を構成するトランジスタQL8−QN9間を断切するスイッチの機能を果たしており、上記基準電圧発生回路7の上記の定電流I2を断切する働きを有している。つまり、トランジスタQN10がオフすることによって、上記定電流I2を流す定電流源を断ち、基準電圧Vrefを低下させる(基準電圧Vrefをゼロにする)。I2=(Vref−Vbe(QN9))/R2において、基準電圧Vrefの低下により、やがて上記の定電流I2もゼロになる。また、トランジスタQN8・QN10のオフにより、トランジスタQL5乃至QL8もオフする。上記トランジスタQN10をオフするための上記トランジスタQN7のベース電流(定電流I2)も最終的にはゼロになり、これにより、直流安定化電源全体の回路電流がリーク電流のみ(数nA〜数十nA程度)になり、直流安定化電源のオフ時低消費電流を確実に実現できる。
【0048】
通常NPNトランジスタを用いてオフするためには、オフ時に該NPNトランジスタのベース電流がオン/オフ回路から供給されることが必要となり、NPNトランジスタに供給する該ベース電流分だけ、オフ時低消費電流化が困難である。
【0049】
これに対して、図2で示す本実施の形態の構成によれば、オフ時、基準電圧発生回路7の自己定電流(上記の定電流I2)をトランジスタQN7のベース電流に利用し(トランジスタQN7のベースに上記の定電流I2を流し)、トランジスタQN7をオンすることによってトランジスタQN10のベースに電流が流れなくして該トランジスタQN10をオフすると共に、上記自己定電流がゼロになることによって(何故なら、カレントミラー回路を構成するトランジスタQL4がオフするから。)上記トランジスタQN10をオフするための上記トランジスタQN7のベース電流も最終的にゼロになる。その結果、トランジスタQN10をオフするためにトランジスタQN7にベース電流を流し続けることが不要となり、上述のように、オフ時低消費電流が実現できる。このように、本実施の形態のオン/オフ回路5は、基準電圧発生回路7の自己定電流でオフすることを特徴とするものであり、直流安定化電源の低電圧動作化、及びオフ時低消費電流化が可能となる。
【0050】
ここで、上記の基準電圧Vrefを急峻に立ち上げる(オンする)ための急峻立上回路50について説明する。この急峻立上回路50は、図2に示すように、抵抗R3とトランジスタQN5を直列接続したものであり、抵抗R3の一端は直流電源VIに接続され他端はトランジスタQN5のコレクタに接続されている。トランジスタQN5は、エミッタが上記トランジスタQN6のベースに接続され、ベースが上記トランジスタQL3のコレクタに接続されている。
【0051】
上記の急峻立上回路50が設けられていない場合、トランジスタQN6は、トランジスタQL3のコレクタ電流(微小な電流)でオンする。これに対して、上記の急峻立上回路50が設けられている場合、トランジスタQN6は、トランジスタQL3のコレクタ電流がトランジスタQN5によってhfe倍に増幅された電流によってオンされるので、その分、上記の基準電圧Vrefは急峻に立ち上がる。これにより、直流安定化電源の上記出力電圧VOが急峻に立ち上がることになる。したがって、レスポンス特性に優れた直流安定化電源を提供することが可能となる。なお、上記抵抗R3は、トランジスタQN5のコレクタ電流を抑える制限抵抗である。
【0052】
ここで、図3を参照しながら、本実施の形態の直流安定化電源において、後述するトランジスタQL101によって基準電圧発生回路7のオン/オフを行う例を示す。なお、図2の部材と同様な機能を有する部材には同じ参照符号を付記し、詳細な説明を省略する。
【0053】
オン/オフ端子を或る閾値電圧(スレッシュホールド電圧)以上にすると、トランジスタQN1(ダイオード)は順方向にバイアスされるので導通し、トランジスタQN3にベース電流が流れると、トランジスタQN3がオンし、抵抗R1に定電流I1が流れる。この定電流I1は、トランジスタQN2のベース−エミッタ間電圧をVbe(QN2)で表すと、I1=Vbe(QN2)/R1で表される。トランジスタQL1及びQL2はカレントミラー回路を構成するので、上記の定電流I1は抵抗R100を介してトランジスタQN100(ダイオード)にも流れる。トランジスタQL2のオンにより、トランジスタQL100のベース電位は直流電源VIに近づくので、トランジスタQL100・QL101はオフする。
【0054】
上記のトランジスタQL100のベース電圧をVb(QL100)で表し、トランジスタQN100のベース−エミッタ間の電圧をVbe(QN100)で表すと、Vb(QL100)=Vbe(QN100)+I1×R100で表されるが、オン/オフ端子を上記閾値電圧(スレッシュホールド電圧)以上にした場合に、トランジスタQL100がオンしないように、上記の定電流I1及び抵抗R100が設定される。
【0055】
トランジスタQL100のエミッタ電位をVe(QL100)で表し、基準電圧発生回路7の基準電圧をVrefで表し、トランジスタQN101のベース−エミッタ間の電圧をVbe(QN101)で表すと、Ve≒Vref+Vbe(QN101)で表されるので、トランジスタQL100のベース電位をおよそVref+Vbe(QN101)とする。なお、トランジスタQN101は、図3に示すように、コレクタが直流電源VIに接続され、エミッタがトランジスタQN9のベースに接続され、ベースが抵抗R200を介してトランジスタQL100のエミッタに接続されている。
【0056】
一方、トランジスタQN100とトランジスタQN8とはカレントミラー回路を構成するので、上記の定電流I1はトランジスタQN8にも流れる。このように、トランジスタQN8がオンすることによって、カレントミラー回路を構成するトランジスタQL5乃至QL8のエミッタ−ベース間にそれぞれ電流が流れるので、これらトランジスタQL5乃至QL8はそれぞれオンする。トランジスタQL6のオンに伴って、トランジスタQN101・QN9もオンする。また、このとき、トランジスタQL100・QL101はオフしているので、トランジスタQN10がオンする。これにより、トランジスタQL8、トランジスタQN10、トランジスタQN9、及び抵抗R2に定電流I2が流れることになる。この定電流I2は、トランジスタQN9のベース−エミッタ間の電圧をVbe(QN9)で表すと、I2=(Vref−Vbe(QN9))/R2で表され、この基準電圧Vrefは上記誤差増幅器8に出力される。
【0057】
これに対して、オン/オフ端子を上記の閾値電圧未満にすると、トランジスタQN1は非導通となり、トランジスタQN3にベース電流が流れなくなり、トランジスタQN3がオフするので、抵抗R1に電流が流れなくなる。その結果、カレントミラー回路を構成するトランジスタQL1及びQL2はオフし、トランジスタQL100のベース電位が低下すると共にトランジスタQL100のエミッタ電位が該ベース電位よりも大きいので、トランジスタQL100がオンすることになる。
【0058】
トランジスタQL100のオンに伴って、トランジスタQL101はオンする一方、トランジスタQN101はオフする。トランジスタQL101のオンに伴って、トランジスタQN10のベース電流はトランジスタQL101を介してグランドに流れ、トランジスタQN10のベース電位はローレベルに低下し、トランジスタQN10がオフする。このようにしてトランジスタQN10がオフすると、トランジスタQL8及びトランジスタQN9がオフし、抵抗R2を流れていた上記の定電流I2は最早流れなくなる(I2=0)。このため、基準電圧Vrefは上記誤差増幅器8に出力されなくなる。
【0059】
このように、トランジスタQN10は、定電流源を構成するトランジスタQN9−QL8間を断切するスイッチの機能を果たしており、上記基準電圧発生回路7の上記の定電流I2を断切する働きを有している。つまり、トランジスタQN10がオフすることによって、上記定電流源を断ち、基準電圧Vrefを低下させる。I2=(Vref−Vbe(QN9))/R2において、基準電圧Vrefの低下(Vref=0)により、上記の定電流I2もゼロになる。また、トランジスタQN8・QN10のオフにより、トランジスタQL5乃至QL8もオフする。これにより、トランジスタQL100・QL101のエミッタ電位もゼロになるので、トランジスタQL100・QL101はオフし、その結果、直流安定化電源のオフ時低消費電流を実現できる。
【0060】
以上のように、図3で示す本実施の形態の構成のように、トランジスタQL100・QL101をオンすることによってトランジスタQN10のベースに電流を流れなくして該トランジスタQN10をオフしている。上記定電流I1がゼロになることによって上記トランジスタQN10をオフするための上記トランジスタQL100・QL101のベース電流及びエミッタ電流も最終的にゼロになる。その結果、図2の場合と同様に、オフ時低消費電流を実現できる。このように、本実施の形態の直流安定化電源を用いても、基準電圧発生回路7の最低動作電圧が直流安定化電源の最低動作電圧となり、図2に示すNPNトランジスタQN7を用いて基準電圧発生回路7の自己電流によるオン/オフ機能と同じ働きをする。
【0061】
【発明の効果】
本発明に係る直流安定化電源は、以上のように、基準電圧発生回路のオン/オフを制御するオン/オフ回路を備え、上記オン/オフ回路と上記基準電圧発生回路は、直流安定化電源全体の動作電圧が上記基準電圧発生回路の最低動作電圧に等しくなるように構成されたものである。
【0062】
従来の直流安定化電源によれば、全体の動作電圧は、基準電圧発生回路の最低動作電圧に、該基準電圧発生回路をオン/オフするためのスイッチング素子のオン電圧降下分を加えたものとなっていた。したがって、このオン電圧降下分は無駄な電圧となり、オフ時の低消費電力化に支障を来していた。
【0063】
そこで、上記発明によれば、上記オン/オフ回路と上記基準電圧発生回路は、直流安定化電源全体の動作電圧が上記基準電圧発生回路の最低動作電圧に等しくなるように構成されているので、上記のような無駄な電圧が不要となり、低電圧で動作する直流安定化電源を実現できるという効果を奏する。
【0064】
直流安定化電源の出力をオフさせるには、基準電圧発生回路の回路電流を絶ち(基準電圧発生回路がオフすれば、直流安定化電源全体をオフすることが可能となる。)、オフ時低消費電流状態にすることが有効である。そのためには、上記基準電圧発生回路は、オフ後、回路電流が流れないことが好ましい。これにより、オフ時低消費電流状態を達成することができるという効果を奏する。
【0065】
上記直流安定化電源は、上記基準電圧を急峻に立ち上げる急峻立上回路を更に備えることが好ましい。この場合、基準電圧が急峻に立ち上がるので、これに伴って直流安定化電源の出力電圧も急峻に立ち上がる。したがって、レスポンス特性に優れた直流安定化電源を提供することができるという効果を奏する。
【0066】
上記基準電圧発生回路は、第1定電流をスイッチングする第1スイッチング手段を有し、上記基準電圧発生回路のオン時に第1定電流を流して上記基準電圧を生成する第1定電流回路を備えており、上記オン/オフ回路は、上記基準電圧発生回路のオフ時に、上記の第1定電流が流れ込んでオンして上記第1スイッチング手段をオフさせる第2スイッチング手段を有することが好ましい。
【0067】
この場合、上記オン/オフ回路が上記基準電圧発生回路をオンしているときには、第1定電流が第2スイッチング手段に流れ込まないので、第2スイッチング手段はオフしている。このため、第1スイッチング手段はオンする。第1スイッチング手段のオンにより、第1定電流が第1スイッチング手段を流れ、上記基準電圧が生成されて出力される。
【0068】
これに対して、上記オン/オフ回路が上記基準電圧発生回路をオフすると、第1定電流が第2スイッチング手段に流れ込むので、第2スイッチング手段はオンする。これに伴って、第1スイッチング手段はオフする。第1スイッチング手段のオフにより、第1定電流が上記第1スイッチング手段を流れなくなるので、上記第1定電流回路は第1定電流を流さなくなり、上記基準電圧は、最早、基準電圧発生回路から出力されなくなる。このように、第1定電流回路がオフすると、第1定電流が流れなくなり、第2スイッチング手段もオフする(このとき、第1スイッチング手段もオフしたままである。)ので、この第2スイッチング手段において電流が消費されることもなくなる。
【0069】
以上のように、上記基準電圧発生回路がオフすると、基準電圧のオフを制御するために第2スイッチング手段に電流を流し続けることが不要となるので、直流安定化電源は、オフ時低消費電流機能を果たすことができるという効果を奏する。
【0070】
また、上記基準電圧発生回路は、第1定電流をスイッチングする第1スイッチング手段を有し、上記基準電圧発生回路のオン時に第1定電流を流して上記基準電圧を生成する第1定電流回路を備えており、上記オン/オフ回路は、上記基準電圧発生回路のオフ時に、オンして上記第1スイッチング手段をオフさせると共に上記第1定電流回路のオフに伴ってオフする第2スイッチング手段を有することが好ましい。
【0071】
この場合、上記オン/オフ回路が上記基準電圧発生回路をオンしているときには、第2スイッチング手段はオフしている。このため、第1スイッチング手段はオンする。第1スイッチング手段のオンにより、第1定電流が第1スイッチング手段を流れ、上記基準電圧が生成されて出力される。
【0072】
これに対して、上記オン/オフ回路が上記基準電圧発生回路をオフすると、第2スイッチング手段はオンする。これに伴って、第1スイッチング手段はオフする。第1スイッチング手段のオフにより、第1定電流が上記第1スイッチング手段を流れなくなるので、上記第1定電流回路はオフして第1定電流を流さなくなり、上記基準電圧は、最早、基準電圧発生回路から出力されなくなる。また、第1定電流回路がオフすると、上記第2スイッチング手段はオフするので、この第2スイッチング手段において電流が消費されることもなくなる。
【0073】
以上のように、上記基準電圧発生回路がオフすると、基準電圧のオフを制御するために第2スイッチング手段に電流を流し続けることが不要となるので、直流安定化電源は、オフ時低消費電流機能を果たすことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る直流安定化電源の構成例を示す回路図である。
【図2】本実施の形態の直流安定化電源において、NPNトランジスタを使用して基準電圧発生回路のオン/オフを行う例を示す回路図である。
【図3】本実施の形態の直流安定化電源において、PNPトランジスタを使用して基準電圧発生回路のオン/オフを行う例を示す回路図である。
【図4】従来の直流安定化電源の構成例を示す回路図である。
【図5】NPNトランジスタによって基準電圧発生回路の回路電流を遮断する例を示す従来の回路図である。
【図6】PNPトランジスタによって基準電圧発生回路の回路電流を遮断する例を示す従来の回路図である。
【符号の説明】
3 パワートランジスタ(電力半導体素子)
5 オン/オフ回路
7 基準電圧発生回路
8 誤差増幅器
9 出力検出回路
QN10 トランジスタ(第1スイッチング手段)
QN7 トランジスタ(第2スイッチング手段)
QL101 トランジスタ(第2スイッチング手段)
QL5〜8 トランジスタ(カレントミラー回路)
Vref 基準電圧
VI 直流電源
VO 出力電圧[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stabilized DC power supply that operates at low voltage and consumes low current when turned off.
[0002]
[Prior art]
A conventional stabilized DC power supply will be described below with reference to FIGS. 4, 5, and 6. FIG.
[0003]
In a conventional DC stabilized power supply, as shown in FIG. 4, an on / off circuit 61 receives a signal from an on / off terminal (see FIGS. 5 and 6) and outputs a reference voltage Vref. The entire circuit block was shut off. That is, a switch (refer to FIGS. 5 and 6) described later is located between the power supply line (DC power supply VI) and the reference
[0004]
When the reference
[0005]
An example of a conventional stabilized DC power supply will be described with reference to FIGS. FIG. 5 shows an example in which the transistor QN33 (NPN transistor) is used as the switch to cut off the circuit current of the reference
[0006]
The minimum operating voltage of the stabilized DC power supply is represented by Vbe (QN33) representing the base-emitter voltage of the transistor QN33 and Vce (QL34) representing the collector-emitter voltage of the transistor QL34. The minimum operating voltage of the generating circuit 67) + Vbe (QN33) + Vce (QL34)], which is a circuit configuration for raising the minimum operating voltage (DC power supply VI) of the stabilized DC power supply.
[0007]
Further, in order to lower the minimum operating voltage as much as possible, a PNP transistor is used as a switch between the DC power supply VI and the reference voltage circuit. When the circuit current of the reference
[0008]
FIG. 6 shows an example in which the transistor QL11 as a PNP transistor is used as the above switch to cut off the circuit current of the reference
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
2. Description of the Related Art In recent years, there has been an increasing demand for lowering the voltage between an input power supply and an output voltage as much as possible with the progress of low power consumption and low voltage operation of devices. In addition, the necessity of power management of the device has increased the need for a stabilized DC power supply (regulator) that can operate at low voltage with low current consumption when turned off.
[0010]
For example, if the input voltage of a device, that is, a CPU or a system LSI is 1.8 V, the output voltage of the stabilized DC power supply is 1.8 V, the input voltage is 2.8 V, and the output current is 1 A. Power loss occurs. As described above, as the output current increases, the power loss (reactive power) also increases.
[0011]
It is considered that low-voltage operation of CPUs and system LSIs is further advanced with the increase of the frequency. In order to reduce the reactive power as much as possible, a low input current voltage regulator, that is, an off-state low-current-consumption type regulator capable of operating at a low voltage is required.
[0012]
The on / off circuit shown in FIG. 5 uses a transistor QN33 and a transistor QL34 for driving the transistor QN33, and sets the reference voltage generated by disconnecting the DC power supply VI from the reference
[0013]
Also, as shown in FIG. 6, when the transistor QL11 is used as a switch for turning off the reference
[0014]
As described above, in the conventional DC stabilized power supply, the minimum operating voltage of the reference
[0015]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a stabilized DC power supply that operates at a minimum operating voltage of a reference voltage generation circuit, and further have a function of reducing current consumption when off. An object of the present invention is to provide a stabilized DC power supply.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
The DC stabilized power supply according to the present invention, in order to solve the above problems, based on the difference between the reference voltage from the reference voltage generation circuit and the detected output voltage, switching the input DC power supply by the power semiconductor element. In a stabilized DC power supply that outputs a predetermined output voltage, the following measures are taken.
[0017]
That is, the stabilized DC power supply includes an on / off circuit for controlling on / off of the reference voltage generation circuit, and the on / off circuit and the reference voltage generation circuit reduce the operating voltage of the entire stabilized DC power supply. The reference voltage generating circuit is configured to be equal to the minimum operating voltage.
[0018]
According to the above invention, the reference voltage generation circuit outputs the reference voltage corresponding to the target output voltage. Based on the difference between the reference voltage and the detected output voltage, the input DC power supply is switched by the power semiconductor element to output a predetermined output voltage to the outside.
[0019]
ON / OFF of the reference voltage generating circuit is controlled by an ON / OFF circuit. That is, the reference voltage generation circuit is controlled by the on / off circuit so that the reference voltage is output when the switch is on, but not when the switch is off.
[0020]
According to the conventional stabilized DC power supply, the entire operating voltage is obtained by adding the minimum operating voltage of the reference voltage generating circuit to the ON voltage drop of the switching element for turning on / off the reference voltage generating circuit. Had become. Therefore, the on-voltage drop is a useless voltage, which hinders a reduction in power consumption during the off-state.
[0021]
Therefore, according to the invention, the on / off circuit and the reference voltage generation circuit are configured such that the operation voltage of the entire DC stabilized power supply is equal to the minimum operation voltage of the reference voltage generation circuit. The useless voltage as described above becomes unnecessary, and a stabilized DC power supply that operates at a low voltage can be realized.
[0022]
It is preferable that no circuit current flows after the reference voltage generating circuit is turned off. In order to turn off the output of the stabilized DC power supply, it is effective to cut off the circuit current of the reference voltage generating circuit and to make the power consumption low at the time of off. Here, the low current consumption during off-state means that the circuit current of the entire DC stabilized power supply is about several nA to several tens nA of only leakage current.
[0023]
It is preferable that the DC stabilized power supply further includes a steep rising circuit that steeply raises the reference voltage. In this case, since the reference voltage rises sharply, the output voltage of the stabilized DC power supply also rises sharply. Therefore, it is possible to provide a stabilized DC power supply having excellent response characteristics.
[0024]
The reference voltage generation circuit has first switching means for switching a first constant current, and includes a first constant current circuit for generating the reference voltage by supplying the first constant current when the reference voltage generation circuit is turned on. Preferably, the on / off circuit includes second switching means for turning on the first constant current and turning off the first switching means when the reference voltage generating circuit is off.
[0025]
In this case, when the on / off circuit turns on the reference voltage generating circuit, the first constant current does not flow into the second switching means, so the second switching means is off. For this reason, the first switching means is turned on. When the first switching means is turned on, a first constant current flows through the first switching means, and the reference voltage is generated and output.
[0026]
On the other hand, when the on / off circuit turns off the reference voltage generating circuit, the first constant current flows into the second switching means, so that the second switching means is turned on. Accordingly, the first switching unit is turned off. When the first switching means is turned off, the first constant current stops flowing through the first switching means. Therefore, the first constant current circuit stops flowing the first constant current, and the reference voltage is no longer supplied from the reference voltage generation circuit. No output. Thus, when the first constant current circuit is turned off, the first constant current stops flowing, and the second switching means is also turned off (at this time, the first switching means is also kept off), so that the second switching is performed. No current is consumed in the means.
[0027]
As described above, when the reference voltage generation circuit is turned off, it is not necessary to keep the current flowing through the second switching means in order to control the turning off of the reference voltage. It is possible to fulfill the function.
[0028]
Further, the reference voltage generation circuit has first switching means for switching a first constant current, and a first constant current circuit for generating the reference voltage by supplying a first constant current when the reference voltage generation circuit is turned on. Wherein the on / off circuit is turned on to turn off the first switching means when the reference voltage generating circuit is turned off, and to turn off when the first constant current circuit is turned off. May be provided.
[0029]
In this case, when the on / off circuit turns on the reference voltage generation circuit, the second switching means is off. For this reason, the first switching means is turned on. When the first switching means is turned on, a first constant current flows through the first switching means, and the reference voltage is generated and output.
[0030]
On the other hand, when the on / off circuit turns off the reference voltage generation circuit, the second switching means turns on. Accordingly, the first switching unit is turned off. When the first switching means is turned off, the first constant current stops flowing through the first switching means. Therefore, the first constant current circuit is turned off and the first constant current does not flow, and the reference voltage is no longer the reference voltage. It is no longer output from the generator. When the first constant current circuit is turned off, the second switching means is turned off, so that no current is consumed in the second switching means.
[0031]
As described above, when the reference voltage generation circuit is turned off, it is not necessary to keep the current flowing through the second switching means in order to control the turning off of the reference voltage. It is possible to fulfill the function.
[0032]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
One embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0033]
The stabilized DC power supply according to the present invention includes all circuits constituting the stabilized DC power supply without providing a switch for turning off the reference voltage generation circuit between the reference voltage generation circuit and the operation power supply as in the related art. Operate at the minimum operating voltage of the reference voltage generating circuit.
[0034]
As shown in FIG. 1, the stabilized DC power supply according to the present embodiment mainly includes a power transistor 3 (power semiconductor element), an on / off
[0035]
As shown in FIG. 1, a DC power supply VI (input voltage) is switched by a
[0036]
That is, in the output detection circuit 9 (comprising the resistors Rd1 and Rd2) provided on the output side, the detection voltage Vdet obtained by dividing the output voltage is sent to the error amplifier 8. The reference voltage Vref is input from the reference
[0037]
Although not shown in FIG. 1, an ASO (Area of Safety Operation) protection circuit for the
[0038]
Here, how the on / off
[0039]
FIG. 2 shows an example in which the reference
[0040]
When the ON / OFF terminal is higher than a certain threshold voltage (threshold voltage), the transistor QN1 (diode) is biased in the forward direction and becomes conductive, and when a base current flows through the transistor QN3, the transistor QN3 is turned on and the resistor A constant current I1 flows through R1. When the base-emitter voltage of the transistor QN2 is represented by Vbe (QN2), the constant current I1 is represented by I1 = Vbe (QN2) / R1.
[0041]
Since the transistors QL1 to QL3 form a current mirror circuit, the above constant current I1 also flows through the transistor QN4 (diode). Further, since the transistor QN4 and the transistor QN8 form a current mirror circuit, the constant current I1 also flows through the transistor QN8. Further, since the above-described constant current I1 also flows through the transistor QL3, the transistor QN6 is turned on, and a constant current I2 described later flows through the transistor QN6.
[0042]
When the transistor QN8 is turned on and the transistor QN6 is turned on as described above, the transistor QL4 is turned on because the collector of the transistor QN6 is connected to the collector of the transistor QL4. Since the transistors QL4 to QL8 form a current mirror circuit, all of these transistors are also turned on. At this time, since the transistor QN6 is on as described above and the transistor QN7 is off without current flowing to the base, the transistors QL8, QN10 and QN9 are also turned on and the constant current I2 flows, respectively. As a result, the reference voltage Vref, which is the base voltage of the transistor QN9, is output to the error amplifier 8.
[0043]
The transistors QN4 and QN8 basically operate as a current mirror circuit, but the transistor QN8 operates as an activation circuit for operating the reference
[0044]
When the voltage between the base and the emitter of the transistor QN9 is represented by Vbe (QN9), the emitter of the transistor QN9 is connected to the ground via the resistor R2, so that the constant current I2 is I2 = (Vref-Vbe ( QN9)) / R2.
[0045]
On the other hand, when the on / off terminal is set lower than the threshold voltage, the transistor QN1 becomes non-conductive, the base potential of the transistor QN3 decreases, and the transistor QN3 is turned off, so that no current flows through the resistor R1. As a result, the transistors QL1 to QL3 constituting the current mirror circuit are turned off, the transistor QN6 is turned off, and the transistors QN4 and QN8 are also turned off.
[0046]
At this time, the reference
[0047]
As described above, the transistor QN10 functions as a switch for disconnecting between the transistors QL8 and QN9 constituting the constant current source, and has a function of disconnecting the constant current I2 of the reference
[0048]
In order to turn off normally using an NPN transistor, it is necessary that the base current of the NPN transistor be supplied from an on / off circuit at the time of off, and the low current consumption at the time of off is equivalent to the base current supplied to the NPN transistor. Is difficult.
[0049]
On the other hand, according to the configuration of the present embodiment shown in FIG. 2, at the time of off, the self-constant current of the reference voltage generation circuit 7 (the above-described constant current I2) is used as the base current of the transistor QN7 (the transistor QN7 The constant current I2 flows through the base of the transistor QN7), the transistor QN7 is turned on, so that no current flows through the base of the transistor QN10, the transistor QN10 is turned off, and the self-constant current becomes zero. Since the transistor QL4 forming the current mirror circuit is turned off.) The base current of the transistor QN7 for turning off the transistor QN10 eventually becomes zero. As a result, it is not necessary to keep the base current flowing through the transistor QN7 to turn off the transistor QN10, and as described above, a low current consumption at the time of off can be realized. As described above, the on / off
[0050]
Here, the steep rising
[0051]
When the above-described
[0052]
Here, with reference to FIG. 3, an example in which the reference
[0053]
When the ON / OFF terminal is higher than a certain threshold voltage (threshold voltage), the transistor QN1 (diode) is biased in the forward direction and becomes conductive, and when a base current flows through the transistor QN3, the transistor QN3 is turned on and the resistor A constant current I1 flows through R1. When the base-emitter voltage of the transistor QN2 is represented by Vbe (QN2), the constant current I1 is represented by I1 = Vbe (QN2) / R1. Since the transistors QL1 and QL2 form a current mirror circuit, the constant current I1 also flows through the transistor QN100 (diode) via the resistor R100. When the transistor QL2 is turned on, the base potential of the transistor QL100 approaches the DC power supply VI, so that the transistors QL100 and QL101 are turned off.
[0054]
If the base voltage of the transistor QL100 is represented by Vb (QL100) and the voltage between the base and the emitter of the transistor QN100 is represented by Vbe (QN100), it is represented by Vb (QL100) = Vbe (QN100) + I1 × R100. The constant current I1 and the resistor R100 are set so that the transistor QL100 is not turned on when the ON / OFF terminal is set to the threshold voltage (threshold voltage) or higher.
[0055]
When the emitter potential of the transistor QL100 is represented by Ve (QL100), the reference voltage of the reference
[0056]
On the other hand, since the transistor QN100 and the transistor QN8 form a current mirror circuit, the constant current I1 also flows through the transistor QN8. As described above, when the transistor QN8 is turned on, a current flows between the emitters and the bases of the transistors QL5 to QL8 constituting the current mirror circuit, so that the transistors QL5 to QL8 are turned on. As the transistor QL6 turns on, the transistors QN101 and QN9 also turn on. At this time, since the transistors QL100 and QL101 are off, the transistor QN10 turns on. As a result, the constant current I2 flows through the transistor QL8, the transistor QN10, the transistor QN9, and the resistor R2. This constant current I2 is expressed as I2 = (Vref-Vbe (QN9)) / R2 when the voltage between the base and the emitter of the transistor QN9 is expressed by Vbe (QN9). The reference voltage Vref is supplied to the error amplifier 8. Is output.
[0057]
On the other hand, when the ON / OFF terminal is set to be lower than the threshold voltage, the transistor QN1 is turned off, the base current stops flowing to the transistor QN3, and the transistor QN3 turns off, so that no current flows to the resistor R1. As a result, the transistors QL1 and QL2 constituting the current mirror circuit are turned off, and the base potential of the transistor QL100 is lowered and the emitter potential of the transistor QL100 is higher than the base potential, so that the transistor QL100 is turned on.
[0058]
With the turning on of transistor QL100, transistor QL101 turns on, while transistor QN101 turns off. With the turning on of the transistor QL101, the base current of the transistor QN10 flows to the ground via the transistor QL101, the base potential of the transistor QN10 drops to a low level, and the transistor QN10 turns off. When the transistor QN10 is turned off in this way, the transistor QL8 and the transistor QN9 are turned off, and the constant current I2 flowing through the resistor R2 no longer flows (I2 = 0). Therefore, the reference voltage Vref is not output to the error amplifier 8.
[0059]
As described above, the transistor QN10 functions as a switch for disconnecting between the transistors QN9 and QL8 constituting a constant current source, and has a function of disconnecting the constant current I2 of the reference
[0060]
As described above, as in the configuration of the present embodiment shown in FIG. 3, by turning on the transistors QL100 and QL101, no current flows to the base of the transistor QN10 and the transistor QN10 is turned off. When the constant current I1 becomes zero, the base current and the emitter current of the transistors QL100 and QL101 for turning off the transistor QN10 eventually become zero. As a result, as in the case of FIG. 2, low off-state current consumption can be realized. As described above, even when the stabilized DC power supply of the present embodiment is used, the lowest operating voltage of the reference
[0061]
【The invention's effect】
As described above, the stabilized DC power supply according to the present invention includes the on / off circuit for controlling the on / off of the reference voltage generation circuit, and the on / off circuit and the reference voltage generation circuit are connected to the stabilized DC power supply. The entire operating voltage is configured to be equal to the minimum operating voltage of the reference voltage generating circuit.
[0062]
According to the conventional stabilized DC power supply, the entire operating voltage is obtained by adding the minimum operating voltage of the reference voltage generating circuit to the ON voltage drop of the switching element for turning on / off the reference voltage generating circuit. Had become. Therefore, the on-voltage drop is a useless voltage, which hinders a reduction in power consumption during the off-state.
[0063]
Therefore, according to the invention, the on / off circuit and the reference voltage generation circuit are configured such that the operation voltage of the entire DC stabilized power supply is equal to the minimum operation voltage of the reference voltage generation circuit. There is an effect that the useless voltage as described above becomes unnecessary, and a stabilized DC power supply that operates at a low voltage can be realized.
[0064]
In order to turn off the output of the DC stabilized power supply, the circuit current of the reference voltage generating circuit is cut off (if the reference voltage generating circuit is turned off, the entire DC stabilized power supply can be turned off), and the output is kept low. It is effective to set the current consumption state. For this purpose, it is preferable that the circuit current does not flow after the reference voltage generating circuit is turned off. Thereby, there is an effect that an off-state low current consumption state can be achieved.
[0065]
It is preferable that the DC stabilized power supply further includes a steep rising circuit that steeply raises the reference voltage. In this case, since the reference voltage rises sharply, the output voltage of the stabilized DC power supply also rises sharply. Therefore, there is an effect that a stabilized DC power supply having excellent response characteristics can be provided.
[0066]
The reference voltage generation circuit has first switching means for switching a first constant current, and includes a first constant current circuit for generating the reference voltage by supplying the first constant current when the reference voltage generation circuit is turned on. Preferably, the on / off circuit includes second switching means for turning on the first constant current and turning off the first switching means when the reference voltage generating circuit is off.
[0067]
In this case, when the on / off circuit turns on the reference voltage generating circuit, the first constant current does not flow into the second switching means, so the second switching means is off. For this reason, the first switching means is turned on. When the first switching means is turned on, a first constant current flows through the first switching means, and the reference voltage is generated and output.
[0068]
On the other hand, when the on / off circuit turns off the reference voltage generating circuit, the first constant current flows into the second switching means, so that the second switching means is turned on. Accordingly, the first switching unit is turned off. When the first switching means is turned off, the first constant current stops flowing through the first switching means. Therefore, the first constant current circuit stops flowing the first constant current, and the reference voltage is no longer supplied from the reference voltage generation circuit. No output. Thus, when the first constant current circuit is turned off, the first constant current stops flowing, and the second switching means is also turned off (at this time, the first switching means is also kept off), so that the second switching is performed. No current is consumed in the means.
[0069]
As described above, when the reference voltage generation circuit is turned off, it is not necessary to keep the current flowing through the second switching means in order to control the turning off of the reference voltage. This has the effect that the function can be achieved.
[0070]
The reference voltage generation circuit has first switching means for switching a first constant current, and a first constant current circuit for generating the reference voltage by supplying a first constant current when the reference voltage generation circuit is turned on. Wherein the on / off circuit is turned on to turn off the first switching means when the reference voltage generating circuit is turned off, and to turn off when the first constant current circuit is turned off. It is preferable to have
[0071]
In this case, when the on / off circuit turns on the reference voltage generation circuit, the second switching means is off. For this reason, the first switching means is turned on. When the first switching means is turned on, a first constant current flows through the first switching means, and the reference voltage is generated and output.
[0072]
On the other hand, when the on / off circuit turns off the reference voltage generation circuit, the second switching means turns on. Accordingly, the first switching unit is turned off. When the first switching means is turned off, the first constant current stops flowing through the first switching means. Therefore, the first constant current circuit is turned off and the first constant current does not flow, and the reference voltage is no longer the reference voltage. It is no longer output from the generator. When the first constant current circuit is turned off, the second switching means is turned off, so that no current is consumed in the second switching means.
[0073]
As described above, when the reference voltage generation circuit is turned off, it is not necessary to keep the current flowing through the second switching means in order to control the turning off of the reference voltage. This has the effect that the function can be achieved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit diagram showing a configuration example of a stabilized DC power supply according to the present invention.
FIG. 2 is a circuit diagram showing an example of turning on / off a reference voltage generation circuit using an NPN transistor in the stabilized DC power supply of the present embodiment.
FIG. 3 is a circuit diagram showing an example of turning on / off a reference voltage generation circuit using a PNP transistor in the stabilized DC power supply according to the present embodiment.
FIG. 4 is a circuit diagram showing a configuration example of a conventional stabilized DC power supply.
FIG. 5 is a conventional circuit diagram showing an example in which a circuit current of a reference voltage generating circuit is cut off by an NPN transistor.
FIG. 6 is a conventional circuit diagram showing an example in which a circuit current of a reference voltage generation circuit is cut off by a PNP transistor.
[Explanation of symbols]
3 Power transistor (power semiconductor device)
5 ON / OFF circuit
7 Reference voltage generation circuit
8 Error amplifier
9 Output detection circuit
QN10 transistor (first switching means)
QN7 transistor (second switching means)
QL101 transistor (second switching means)
QL5-8 transistor (current mirror circuit)
Vref reference voltage
VI DC power supply
VO output voltage
Claims (5)
上記基準電圧発生回路のオン/オフを制御するオン/オフ回路を備え、
上記オン/オフ回路と上記基準電圧発生回路は、直流安定化電源全体の動作電圧が上記基準電圧発生回路の最低動作電圧に等しくなるように構成されており、
上記基準電圧発生回路は、第1定電流をスイッチングする第1スイッチング手段を有し、上記基準電圧発生回路のオン時に第1定電流を流して上記基準電圧を生成する第1定電流回路を備えており、
上記オン/オフ回路は、上記基準電圧発生回路のオフ時に、上記の第1定電流が流れ込んでオンして上記第1スイッチング手段をオフさせる第2スイッチング手段を有していることを特徴とする直流安定化電源。A stabilized DC power supply that outputs a predetermined output voltage by switching an input DC power supply by a power semiconductor element based on a difference between a reference voltage from a reference voltage generation circuit and a detected output voltage,
An on / off circuit for controlling on / off of the reference voltage generation circuit;
The on / off circuit and the reference voltage generation circuit are configured such that an operation voltage of the entire DC stabilized power supply is equal to a minimum operation voltage of the reference voltage generation circuit ,
The reference voltage generation circuit has first switching means for switching a first constant current, and has a first constant current circuit for generating the reference voltage by flowing the first constant current when the reference voltage generation circuit is on. And
The on / off circuit has a second switching means for turning on the first constant current and turning off the first switching means when the reference voltage generating circuit is off. DC stabilized power supply.
上記基準電圧発生回路のオン/オフを制御するオン/オフ回路を備え、An on / off circuit for controlling on / off of the reference voltage generation circuit;
上記オン/オフ回路と上記基準電圧発生回路は、直流安定化電源全体の動作電圧が上記基準電圧発生回路の最低動作電圧に等しくなるように構成されており、The on / off circuit and the reference voltage generation circuit are configured such that an operation voltage of the entire DC stabilized power supply is equal to a minimum operation voltage of the reference voltage generation circuit,
上記基準電圧発生回路は、第1定電流をスイッチングする第1スイッチング手段を有し、上記基準電圧発生回路のオン時に第1定電流を流して上記基準電圧を生成する第1定電流回路を備えており、The reference voltage generation circuit has first switching means for switching a first constant current, and has a first constant current circuit for generating the reference voltage by flowing the first constant current when the reference voltage generation circuit is on. And
上記オン/オフ回路は、上記基準電圧発生回路のオフ時に、オンして上記第1スイッチング手段をオフさせると共に上記第1定電流回路のオフに伴ってオフする第2スイッチング手段を有していることを特徴とする直流安定化電源。The on / off circuit includes a second switching unit that is turned on to turn off the first switching unit when the reference voltage generation circuit is turned off, and to turn off when the first constant current circuit is turned off. A stabilized DC power supply characterized by the following:
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