JP3558341B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下皿に遊技球を払い出すための下皿用払出路と、遊技盤の後側で遊技球を回収するための回収路とを隣接して設けた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14には、従来の遊技機の一例としてのパチンコ遊技機が示されており、このパチンコ遊技機には、上皿1と下皿2とが上下に並べて設けられている。そして、上皿1に貯留された遊技球が遊技盤3の遊技領域3Rに弾き出されると、その遊技領域3R内に複数設けた入賞口5の何れかに入るか、或いは、それら入賞口5を外れてアウト口4に入り、遊技盤3の後側に取り込まれる。遊技球が何れかの入賞口5に入ったときには、上皿1に所定複数の遊技球が払い出され、その上皿1が満杯になった場合には、それら遊技球が図15(A)に示した下皿用払出路8を通って下皿2に払い出される。また、入賞口5又はアウト口4を通って遊技盤3の後側に取り込まれた遊技球は、図15(A)に示した回収路7を通り、パチンコ遊技機の下方に回収され、そのパチンコ遊技機が取り付けられた島全体の内部に延びた島側回収路に流れ込む。これら回収路7及び下皿用払出路8は、パチンコ遊技機に備えた樹脂部品に一体形成されて、同図に示すように下皿用払出路8と回収路7との一部が互いに隣接した構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来のパチンコ遊技機では、下皿用払出路8のうち下皿2に開放した球出口の内部に火のついた煙草等を差し込み、図15(B)に示すように、下皿用払出路8と回収路7とを区画する樹脂製壁部9に孔を開けて、本来なら回収路7を通過して遊技場側に回収される遊技球を、不正に下皿2に払い出させるという行為が行われる心配があった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、不正に遊技球を取得するための孔を開けることができない遊技機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域に打ち出される遊技球を貯留する上皿と、上皿が満杯になった場合に遊技球が払い出される下皿と、下皿に遊技球を払い出すための下皿用払出路と、遊技島に取り付けられた島側回収ダクトに臨む開放口を有し、遊技領域に設けた入賞口又はアウト口から遊技盤の後側に流入した遊技球を回収するための回収路とを備え、下皿用払出路と回収路とが少なくとも一部分で隣接し、回収路が下皿用払出路との隣接部分で屈曲すると共に、回収路の屈曲部分を流下する遊技球が下皿用払出路との隣接部分に衝突しうる構成をなし、下皿用払出路と回収路との隣接部分の回収路の屈曲部分を流下する遊技球が衝突する位置に、下皿用払出路と回収路とを区画する耐熱性の不正防止板を設けたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1記載の遊技機において、不正防止板は、下皿用払出路の開放口から所定の加熱手段が挿入されて加熱され得る部分に配置されたところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、下皿用払出路と回収路とは、樹脂製の区画壁で区画され、不正防止板は、下皿用払出路内に配されて、区画壁を遊技球の大きさ以上のスペースを残さないように覆ったところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機において、不正防止板は、金属板で構成されたところに特徴を有する。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機において、下皿用払出路のうち下皿への開放口近傍には、下皿用払出路内を流下した遊技球を受け止める保護金属部材が設けられ、耐熱性の不正防止板は、保護金属部材に一体的に形成されたところに特徴を有する。
【0011】
請求項6の発明は、請求項5に記載の遊技機において、保護金属部材は、溝形構造をなして、下皿用払出路の底壁及び両側壁の内面を覆うように構成されたところに特徴を有する。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機において、不正防止板は、熱硬化性樹脂製で構成されたところに特徴を有する。
【0013】
【発明の作用及び効果】
請求項1及び2の発明>
請求項1の構成によれば、下皿用払出路と回収路とを区画する耐熱性の不正防止板を設けたから、下皿用払出路と回収路とを連絡する不正な孔を開けることができなくなる。これにより、不正な遊技球の取得を防止することができる。具体的には、流下する遊技球が衝突する部分に不正な孔が形成されると、その孔を通して大量に不正な遊技球が取得され得るが、回収路のうち屈曲部分を流下する遊技球が衝突する位置に、不正防止板を配置したから上述したような大量に不正な遊技球が取得されることを防ぐことができる。また、請求項2の構成によれば、下皿用払出路の開放口から所定の加熱手段を挿入して加熱され得る部分に孔を開けることを防止することができる。
【0014】
請求項3の発明
請求項3の発明によれば、不正防止板が、下皿用払出路内に配され、下皿用払出路と回収路との区画壁を遊技球の大きさ以上のスペースを残さないように覆うから、区画壁のうち不正防止板に覆われていない部分が溶かされたりしても遊技球が回収路から下皿用払出路に入り込むことがなくなる。
【0015】
請求項4及び7の発明>
不正防止板は、金属板で構成してもよいし(請求項4の発明)、熱硬化性樹脂製で構成してもよい(請求項7の発明)。なお、前記熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂や、ポリエステル樹脂であってもよい。
【0016】
請求項5及び6の発明>
請求項5の発明では、下皿用払出路のうち下皿への開放口近傍に設けた保護金属部材に、不正防止板を一体的に形成したから、部品点数を増やさずに不正な孔の形成を防止することができる。また、保護金属部材を、溝形構造にして、下皿用払出路の底壁及び両側壁の内面を覆うように構成すれば(請求項6の発明)、下皿用払出路の強化も図られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機に係る一実施形態を、図1〜図13に基づいて説明する。本実施形態のパチンコ遊技機は、一般のものと同様に、遊技場の遊技島に固定される枠体80(図5参照)と、枠体80から脱着可能な遊技機本体81(図5参照)とに区分することができる。まずは、枠体80について説明すると以下の通りである。
【0018】
枠体80は、図1及び図2に示した外枠82に前面枠90を回動可能に備えてなる。外枠82は、図4に示すように、4つの木製の長板83を縦長矩形状に接合して構成されており、外枠82の一方の側辺には、1対のヒンジ片85,85が備えられ、他方の側辺の内面には、1対の被係止部86,86が備えられている。さらに、外枠82の一側辺の外面には、図5に示すように、プリペードカードユニット150が取り付けられる。
【0019】
前面枠90は、一方の側辺にヒンジ片91,91を備え、そのヒンジ片91と前記外枠82のヒンジ片85とを重ねてヒンジピン92を貫通させてある。図3に示すように、前面枠90には、遊技窓90Wが形成されており、前面枠90の前面にはガラス枠95が、遊技窓90Wに重ねて設けられている。ガラス枠95は、前面枠90に回動可能に取り付けられ、遊技窓90Wより一回り小さな窓95Wを備えて、そこにガラス板が張られている。また、図1に示すように、ガラス枠95の前面のうち窓95Wの縁部には、装飾ランプ96が配されている。
【0020】
前面枠90及びガラス枠95は、図4に示した施錠機構100により、閉止状態に施錠される。施錠機構100は、前面枠90の後面のうちヒンジ片91と反対側の側縁部に取り付けられている。施錠機構100には、上下の両端に回動部材102,102が備えられ、その回動部材102の先端に形成した係止爪103を、外枠82の被係止部86に係止して、前面枠90が閉止状態に施錠される。
【0021】
前面枠90のうちガラス枠95より下方には、図1に示すように、前方の膨出したマウント部98が設けられ、マウント部98の上面には、凹状に陥没した上皿27Aが形成されている。そして、マウント部98の右下に設けた操作ノブ28を回動操作すると、上皿27Aに貯留された遊技球が後述する遊技領域R1に弾き出される。詳細には、上皿27Aは、前面枠90の横方向に延び、上皿27Aの底面は、操作ノブ28側に向かって傾斜している。また、上皿27Aの長手方向のうち操作ノブ28側の概ね半分は、上板27Cによって閉塞されている。さらに、上皿27Aのうち操作ノブ28側の端部には、図示しない球供給路が連絡しており、この球供給路を通して前面枠90に内蔵した図示しない発射装置に遊技球が供給される。そして、操作ノブ28を回動操作することで、発射装置が駆動されて、遊技球が遊技領域R1に連続発射される。
【0022】
なお、前面枠90の内部には、上皿27Aと後述する下皿27Bとを連絡する図示しない球移行用連絡路が形成されている。その球移行用連絡路は常には閉じており、上板27Cから突出したボタン29を押すと開通して、上皿27Aに貯留した遊技球が下皿27Bに移動する。また、上皿27Aの他端には、第1球出口30Aが開口している。
【0023】
マウント部98のうち上皿27Aの下側には、左右に1対のスピーカ59S,59Sが設けられ、それらスピーカ59S,59Sに挟まれた中央部分には、前方に開放した空間が形成されている。その空間内を囲む壁部のうち奥面には第2球出口31Aが開放しており、空間内を囲む壁部の下面には、凹状に陥没した下皿27Bが形成されている。そして、後述する下皿用払出路32内を流下した遊技球が第2球出口31Aから下皿27Bに向けて払い出される。
【0024】
また、マウント部98の左下には、灰皿34が設けられており、この灰皿34は、熱硬化性の樹脂(例えば、フェノール樹脂や、ポリエステル樹脂)で構成されている。
【0025】
なお、前面枠90のうちマウント部98が取り付けられた部分は、上下方向に2分割されており、その上側半分は、ガラス枠95と同様に回動する回動板97となっている。そして、回動板97を開くことで、前記した発射装置や球供給路を点検することができる。
【0026】
図4に示すように、前面枠90の後面には、遊技窓90Wを囲むように囲壁93が起立している。そして、図8に示すように、この囲壁93の内部に後述の遊技盤11が嵌合され、囲壁93に備えた複数の係止レバー114にて遊技盤11が前面枠90に係脱可能に固定される。
【0027】
以上、枠体80の説明であって、次に遊技機本体81について説明する。遊技機本体81は、図6に示した遊技盤11に種々の部品を組み付けてなる遊技盤側アッシと、同図に示した機構板75に種々の部品を組み付けてなる機構板側アッシ(図11参照)の2つのアッシよりなる。
【0028】
遊技盤側アッシを構成する各部品に関して説明すると、遊技盤11は、木製の概矩形板材で構成されている。遊技盤11の前面には、図7に示すように、ガイドレール12が取り付けられ、ガイドレール12の内側が、遊技領域R1となっている。遊技領域R1のほぼ中央部には、液晶表示装置13が設けられ、液晶表示装置13の下方には、始動入賞口14、大入賞口15及びアウト口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域R1のうち液晶表示装置13、及び始動入賞口14等を挟んだ左右の両側には、上から順に、ランプ風車17、始動ゲート18及び風車19、一般入賞口20,21が設けられ、ガイドレール12に沿った両側部には、サイドランプ22,22が設けられている。さらに、これら入賞口等以外に、遊技領域R1には、図示しない複数の釘が起立している。
【0029】
各部位の詳細は、以下のようである。前記始動入賞口14は、両側に可動翼片14C,14Cを備える。可動翼片14C,14Cは、常には、始動入賞口14に遊技球が1つ入賞可能な大きさで開口しており、始動ゲート18に遊技球が通過すると、後述する主制御装置により乱数による抽選を行い、当たりだと遊技盤11の後面に設けたソレノイド(図示せず)が駆動され、可動翼片14C,14Cが所定期間に亘って左右に拡開して、始動入賞口14へ入賞し易くなる。
【0030】
前記大入賞口15は、横長に形成されて、常には可動扉15Tにて閉塞されている。そして、所定条件の成立によって、パチンコ遊技機が大当たり状態になると、遊技盤11の後面に設けたソレノイドが駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。
【0031】
前記液晶表示装置13は、遊技盤11に貫通形成された開口部に対し、遊技盤11の前面側から取り付けた装飾枠23と、遊技盤11の後面側から取り付けた図柄制御装置(図示せず)とで構成されている。そして、遊技盤11の前面側から、装飾枠23を介して、図柄制御装置に備えた液晶画面を見ることができる。その液晶画面には、特別図柄13A,13B,13Cが、横並びに表示されている。各特別図柄13A,13B,13Cは、それぞれ例えば「0」〜「11」の12種類の数字体で構成されており、遊技の当たり外れを示すために用いられる。具体的には、各特別図柄13A,13B,13Cは、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごとに、所定の種類のものが停止表示されている。そして、前記始動入賞口14に遊技球が入賞したときには、各特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロールして変動表示され、所定時間後に、例えば、左、右、中の順に、各特別図柄13A,13B,13Cが停止表示される。このとき、これら特別図柄13A,13B,13Cが、例えば、ぞろ目になったか否かにより、遊技の当たり外れが判定される。
【0032】
遊技盤11の後面には、各入賞口14,15,20,21及びアウト口16に入った遊技球を回収するための集合板(図示せず)が取り付けられている。具体的には、集合板は、各入賞口14,15,20,21及びアウト口16に連通すると共に、例えば、下方に向かうに従って若干絞られ、下端部が下向きに開放している。そして、集合板の下端開放口は、機構板75に形成された後述する漏斗部35(図9参照)に臨んでいる。また、遊技盤11には、集合板の後側に重ねて、図示しないランプ制御装置と音声制御装置と主制御装置が取り付けられている。
【0033】
以上が、遊技盤側アッシを構成する各部品の説明である。次いで、機構板側アッシについて説明すると、機構板75は、透明な合成樹脂(例えば、ABS)で構成され、図6に示すように、全体として遊技盤11より縦方向に長い矩形状をなす。機構板75の一方の側部には、1対のヒンジピン71,71が取り付けられ、これらヒンジピン71,71が、枠体80に備えた後述の前面枠90の一側部に係合して、機構板75が前面枠90に対して回動可能となっている。また、機構板75は、図6に示したナイラッチ68とストッパー67とを、前面枠90の各部位に係止することで、前面枠90に対して固定されている。そして、機構板75に形成した矩形窓74内に、前記遊技盤11に固定の前記各制御装置が配置され、図5に示すように矩形窓74の縁部に着脱可能に取り付けたカバー76により、前記各制御装置を覆っている。
【0034】
機構板75の後面のうち矩形窓74より下方には、図11に示すように、払出制御装置58と電源装置70とが横並びにして取り付けられている。払出制御装置58は、主制御装置から受けた信号に基づき、後述する払出装置72の賞球モータ141を駆動する。電源装置70は、パチンコホールに備えたAC24V設備電源から電力を受け、これを所定の電圧に変圧して各部位に配電する。
【0035】
機構板75の後面(遊技盤11との接合と反対側の面)のうち矩形窓74より上側には、図11に示すように、遊技球タンク75Tが設けられている。また、遊技球タンク75Tの上方には、図示しない遊技島に取り付けられた島側供給ダクト(図示せず)が、複数のパチンコ遊技機を横切るように延びており、その島側供給ダクトから遊技球タンク75Tに遊技球が供給されて、常に一定量以上の遊技球が遊技球タンク75Tに貯留されている。
【0036】
機構板75の後面の側方部分には、払出装置72が設けられている。そして、遊技球タンク75Tに貯留された遊技球が、遊技球誘導レール75Rを通って払出装置72に供給される。
【0037】
図10に示すように、払出装置72の内部には、上下方向に延びた賞球払出通路140が備えられ、賞球払出通路140の途中には、賞球モータ141によって駆動されるストッパ(図示せず)を備えた賞球装置200が設けられている。また、遊技球誘導レール75Rから賞球払出通路140内に流れ込んだ遊技球が堰き止められて、遊技球タンク75Tから賞球装置200内にかけて遊技球が一時的に蓄えられる。そして、前記入賞口14,15,20,21の何れかに遊技球が入賞すると、これが遊技盤11の裏面に備えたスイッチに検出され、その検出信号に基づいて前記払出制御装置58が賞球モータ141を駆動する。すると、検出信号に対応した所定数の遊技球が賞球装置200より賞球払出通路140内の所定数の遊技球が、賞球払出通路140の終端の賞球払出部144へと流下する。
【0038】
また、払出装置72内には、賞球装置200とは別に遊技者に遊技球を貸し出す貸し球装置201や遊技球が流下する貸し球用の払出通路202を設け、貸し球信号に応じて貸し球装置201が駆動され、遊技球が貸し球用の払出通路202を通過して賞球払出通路140と同様に賞球払出部144へ流下してもよいとする。
【0039】
賞球払出部144は、機構板75側に開放しており、その開放口が機構板75に貫通形成された第1球出口30Bに整合している。また、第1球出口30Bは、前面枠90に貫通形成されて前記上皿27Aに開放した第1球出口30Aに整合している。これにより、賞球払出部144に流下した遊技球は、上皿27Aに払い出される。また、賞球払出部144の底壁147は、前記これら球出口30A,30Bに向かって下るように傾斜し、その底壁147には、溝型の金属カバー143が敷設されている。
【0040】
払出装置72には、賞球払出通路140の賞球払出部144に隣接して、下皿用払出路145Aが形成されている。また、賞球払出部144と下皿用払出路145Aとの間には、底壁147から起立した区画壁142が設けられ、その区画壁142より上方部分で賞球払出部144と下皿用払出路145Aとが連通している。これにより、上皿27Aに遊技球が満杯になり、その状態で前記入賞口14,15,20,21の何れかに遊技球が入賞すると、遊技球が区画壁142を乗り越えて、下皿用払出路145A側に流れ込む。
【0041】
下皿用払出路145Aは、払出装置72の下面に開放し、その下面の開放口には、機構板75に一体形成された下皿用払出路145Bの上端開口が接合されている。
【0042】
機構板75における下皿用払出路145Bは、図9に示すように、上端開放口から下方に向かう途中で斜め下方に向かって延び、終端部が機構板75の横方向の中央に配置されている。なお、図9及び図10に示された下皿用払出路145Bにおける後方開放部は、別部品の壁部材により閉塞されている。
【0043】
下皿用払出路145Bの終端の払出部148には、機構板75の平板部75Hから下方に突出しかつその平板部75Hの前後にも突出した1対の側壁149,149が備えられ、それら側壁149,149の下端部の間が底壁151に繋がれている。その底壁151は、機構板75の前面側に向かって下るように傾斜している。また、払出部148の前面は、前面枠90に向かって開放しており、その開放口が前面枠90に形成された前記第2球出口31Aに整合している。これにより、下皿用払出路145Bを流下した遊技球が、第2球出口31Aから下皿27Bに排出される。さらに、図13(A)に示すように、機構板75の前面側においては、1対の側壁149,149の上端部の間を繋ぐように天井壁が設けられ、これにより、払出部148の前端部は矩形筒構造になっている。
【0044】
図9及び図12に示すように、機構板75の前面側には、矩形窓74の下縁部に沿って漏斗部35が形成され、前述したように遊技盤11に取り付けられた集合板からの遊技球がこの漏斗部35に向けて排出される。漏斗部35の底壁は、機構板75の横方向の中央部に向かって緩やかに下っており、その中央部から下方に向かって回収路152が延びている。回収路152は、図12に示すように、途中で屈曲して下皿用払出路145Bの払出部148に向かって斜めに延び、その払出部148の一方の側壁149と交差した部分で再び屈曲して真っ直ぐ下方に向かっている。そして、回収路152のうち下皿用払出路145Bの払出部148に隣接した下端部は、図13(A)に示すように、払出部148の一方の側壁149(本発明の「樹脂製の区画壁」に相当する)で区画された構造になっている。また、回収路152の下端部は、下方に開放し、その開放口が図示しない遊技島に取り付けられた島側回収ダクト(図示せず)に臨んでいる。
【0045】
なお、図13(A)に示された回収路152の前面側の開放部分は、別部品の壁部材152Fにより閉塞されている。また、前記漏斗部35に関しても、前面の開放部分は、図示しない別部品の壁部材によって閉塞されている。
【0046】
さて、下皿用払出路145Bの払出部148には、保護金属部材155が組み付けられている。保護金属部材155は、図9に示すように板金を溝形に折り曲げて形成され、底板155Aの両側に1対の側板155B,155Bが起立した構造をなす。底板155Aの後端からは1対の係止爪156,156が突出しており、これら係止爪156,156は、払出部148の後端部が別部品の壁部材で閉塞される前に、払出部148の底壁151の後端縁に沿ってフック状に折り曲げられて係止されている。また、保護金属部材155の前縁部からは、外側に向けてフランジ155Fが張り出しており、このフランジ155Fが、図13(A)に示すように払出部148の前端縁を覆っている。
【0047】
保護金属部材155のうち回収路152と下皿用払出路145Bの払出部148とを区画する側壁149に敷設される側の側板155Bからは、上方に向かって不正防止板157が延設されている。不正防止板157は、側板155Bのうち前側部分に配置され、図13(A)に示すように、払出部148の側壁149のうち回収路152と払出部148とを区画する部分を覆っている。また、同図においては、払出部148の側壁149のうち上端部分は、不正防止板157から露出しているが、その露出部分は、遊技球が通過不可能な大きさになっている。
【0048】
次に、上記構成からなる本実施形態の作用・効果を説明する。
上皿27Aに遊技球が貯留されると、それら遊技球が図示しない球供給路を通って枠体80に内蔵の図示しない発射装置に供給される。この状態で操作ノブ28を回動操作すると、発射装置が駆動され、遊技盤11の遊技領域R1に遊技球が連続発射される。遊技球は、遊技領域R1を流下する途中で、幾つかは入賞口14,15,20,21の何れかに入賞する。すると、遊技球の入賞が図示しない検出スイッチにより検出され、その検出信号に基づいて払出装置72に備えた賞球モータ141が駆動される。これにより、賞球払出通路140内に蓄えられた所定数の遊技球が流下し、賞球払出部144の底壁147に案内され、第1球出口30Aから上皿27A上に払い出される。また、遊技領域R1に弾き出された遊技球が、入賞口14,15,20,21を外れてアウト口16に流入した場合には、賞球は払い出されない。
【0049】
入賞口14,15,20,21に連続して多くの遊技球が入賞すると、上皿27Aに遊技球が溢れ、賞球払出部144内に遊技球が滞る。この状態で更に、入賞して賞球払出通路140を遊技球が流下すると、遊技球が賞球払出部144の区画壁142を乗り越えて下皿用払出路145A,145Bに流れ込む。すると、下皿用払出路145A,145Bを通って遊技球が上皿27Aより下方に移動し、払出部148から第2球出口31Aを通って、下皿27Bに排出される。ここで、払出部148の内部には、保護金属部材155が敷設されて強化されているから払出部148内に流れ込んだ遊技球の衝撃にも耐えることができる。
【0050】
また、遊技領域R1に弾き出されて、入賞口14,15,20,21及びアウト口16を通って遊技盤11の後ろ側に取り込まれた遊技球は、遊技盤11に取り付けられた図示しない集合板を通り、機構板75に形成した漏斗部35に流入する。そして、それら遊技球は漏斗部35の中央の回収路152に流入し、パチンコ遊技機の下方に備えた図示しない島側回収ダクトに排出され、遊技場の所定の場所に回収される。
【0051】
ところで、回収路152は、下皿用払出路145Bの払出部148に隣接しているから、回収される遊技球はパチンコ遊技機の下側外部に排出される前に、下皿用払出路145Bの払出部148の隣を通過する。ここで、不正に遊技球を得ようとしている者が、例えば、火がついた煙草を、下皿27Bの第2球出口31Aの奥部に挿入することが想定される。しかしながら、本実施形態のパチンコ遊技機では、底壁151に一体に設けた不正防止板157が、下皿用払出路145Bの払出部148と、遊技球を回収するための回収路152とを区画しているから、煙草の熱により、下皿用払出路145Bと回収路152との間の側壁149に、不正な孔が開けられることがない。特に、本実施形態の構成では、回収路152が屈曲して、その屈曲部分を流下した遊技球が、下皿用払出路145Bと回収路152との間の側壁149に頻繁に衝突するので、丁度その衝突する部分に、不正な孔を開けられると、大量な不正な遊技球が取得される事態が生じるが、そのような事態を防ぐことができる。
【0052】
このように、本実施形態によれば、下皿用払出路145Bと回収路152とを区画する部分のうち加熱可能な部分(第2球出口31Aの奥部)を耐熱性の不正防止板157にて覆ったから、第2球出口31Aから所定の加熱手段(例えば、煙草)を挿入しても、下皿用払出路145Bと回収路152とを連絡する不正な孔を開けることはできなくなる。これにより、不正な遊技球の取得を防止することができる。しかも、不正防止板157は、回収路152内を流下した遊技球を受け止めるための保護金属部材155に一体的に形成されているから、部品点数を増やさずに、不正な孔が成形されることを防止することができる。
【0053】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、不正防止板157は金属板で構成されていたが、熱硬化性樹脂製で構成してもよい。不正防止板を構成する熱硬化性樹脂としては、前記灰皿34を構成する部材であるフェノール樹脂やポリエステル樹脂を用いることができる。
【0054】
(2)また、不正防止板を熱硬化性合成樹脂で構成する場合には、例えば、回収路152の閉塞するための前記壁部材152Fに一体に成形してもよい。
【0055】
(3)前記実施形態では、不正防止板157は、保護金属部材155に一体に形成されていたが、保護金属部材155と不正防止板157とを別々に形成してもよい。
【0056】
(4)また、不正防止板が、回収路152と下皿用払出路145Bの払出部148と回収路152とを区画する壁部に内蔵されるように、インサート成形してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の枠体の前方斜視図
【図2】前面枠を開いた状態の斜視図
【図3】ガラス枠を開いた状態の斜視図
【図4】枠体の部品を示した斜視図
【図5】パチンコ遊技機の後方斜視図
【図6】パチンコ遊技機の部品を示す斜視図
【図7】パチンコ遊技機に備えた遊技盤の正面図
【図8】枠体の前面枠に遊技盤を取り付けた状態の斜視図
【図9】パチンコ遊技機の枠体の前方斜視図
【図10】払出装置の分解斜視図
【図11】機構板側アッシの後方斜視図
【図12】機構板の正面図
【図13】下皿への払い出し部分の斜視図
【図14】従来のパチンコ遊技機の正面図
【図15】従来のパチンコ遊技機における下皿への払い出し部分の斜視図
【符号の説明】
11…遊技盤
14,15,20,21…入賞口
16…アウト口
27A…上皿
27B…下皿
31A…第2球出口
32…下皿用払出路
75…機構板
145B…下皿用払出路
148…払出部
149…側壁
151…底壁
152…回収路
155…保護金属部材
157…不正防止板
R1…遊技領域

Claims (7)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域に打ち出される遊技球を貯留する上皿と、
    前記上皿が満杯になった場合に遊技球が払い出される下皿と、
    前記下皿に遊技球を払い出すための下皿用払出路と、
    遊技島に取り付けられた島側回収ダクトに臨む開放口を有し、前記遊技領域に設けた入賞口又はアウト口から前記遊技盤の後側に流入した遊技球を回収するための回収路とを備え、
    前記下皿用払出路と前記回収路とが少なくとも一部分で隣接し、前記回収路が前記下皿用払出路との隣接部分で屈曲すると共に、前記回収路の屈曲部分を流下する遊技球が前記下皿用払出路との隣接部分に衝突しうる構成をなし、
    前記下皿用払出路と前記回収路との隣接部分の前記回収路の屈曲部分を流下する遊技球が衝突する位置に、前記下皿用払出路と前記回収路とを区画する耐熱性の不正防止板を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記不正防止板は、前記下皿用払出路の開放口から所定の加熱手段が挿入されて加熱され得る部分に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記下皿用払出路と前記回収路とは、樹脂製の区画壁で区画され、前記不正防止板は、前記下皿用払出路内に配されて、前記区画壁を遊技球の大きさ以上のスペースを残さないように覆ったことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記不正防止板は、金属板で構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記下皿用払出路のうち前記下皿への開放口近傍には、前記下皿用払出路内を流下した遊技球を受け止める保護金属部材が設けられ、
    前記耐熱性の不正防止板は、前記保護金属部材に一体的に形成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記保護金属部材は、溝形構造をなして、前記下皿用払出路の底壁及び両側壁の内面を覆うように構成されたことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記不正防止板は、熱硬化性樹脂製で構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
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