JP3558239B2 - 情報配信システム - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、博物館や美術館での展示物の解説や、駅・空港・バスターミナルでの旅客の運行状況や、デパート・スーパーの催事・特売や、高速道路などでの道路状況や、交差点の信号等の配信情報を、情報配信源から無線通信により受信する情報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば文献「電子技術1994年,8月,第29頁〜33頁」に記載されているような「エリア間での相互干渉をなくした博物館音声ガイドシステム」が提案されている。この音声ガイドシステムは、音声信号を赤外線により空間伝送し、来館者が博物館や美術館などで展示品の説明を聴取することを目的として開発されたシステムであって、聴取エリアに応じて天井部に設置した発光ユニットから赤外線を放射し、ヘッドホン(受信機)を装着した来館者がその聴取エリアに入ると、解説やBGMを聞くことができるようになっている。
【0003】
このように、赤外線によるアナログ音声信号の伝送を用いた音声ガイドシステムによれば、ステレオ2系統のBGMなどの運用が可能であり、また、赤外線の指向性,遮光性を利用して近接空間内での受信エリアの空間分離が可能であり、受信エリアを使用形態に合わせて広いエリアから狭いエリアまで設定できる、などの利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような赤外線によるアナログ音声信号の伝送を用いた従来の音声ガイドシステムでは、すなわち、従来の赤外線のアナログ音声信号の伝送を用いた方式では、音声波形そのものを出力し、これを受信してリアルタイムで再生していたので、1回分の音声波形を受信するのに、相当の時間を要し、この間に、ユーザの移動や他の人による通信の遮断によって、解説音声がとぎれてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点を解決するためのものであって、博物館等においてユーザの移動や他の人による通信の遮断によって解説音声等の出力がとぎれてしまうことを防止することの可能な情報配信システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、配信情報のコードデータを発音情報に変換するコードデータ変換手段と、前記コードデータ変換手段により変換された発音情報を蓄積する発音情報蓄積手段と、前記発音情報蓄積手段により蓄積された発音情報を配信する発音情報配信手段とを具備するホスト装置と、
前記ホスト装置と接続され、該ホスト装置の前記発音情報配信手段からの発音情報を限定された領域に送信する通信手段と、
前記通信手段から送信される発音情報を前記限定された領域において受信する受信手段と、該受信手段により受信した発音情報を記憶する発音情報記憶手段と、発音情報記憶手段に記憶された発音情報の再生制御を行なう再生制御手段と、該再生制御手段による再生制御に従って、前記発音情報記憶手段に記憶された発音情報を音声として合成する規則音声合成手段と、該規則音声合成手段により合成された音声を出力する出力手段とを具備する可搬性規則音声合成装置と、
を有していることを特徴としている。このように、本発明では、音声波形そのものではなく、発音情報を受信するので、これを極めて短かい時間で取り込むことができて、ユーザの移動や他の人による通信の遮断によって解説音声等の出力がとぎれてしまうことを防止できる。
また、請求項1の発明では、前記可搬性規則音声合成装置は、該可搬性規則音声合成装置が前記限定された領域外へ移動した場合には、前記発音情報記憶手段に記憶されている発音情報を消去する消去手段をさらに有しているので、端末装置の携帯者の情報の混同を防ぎ、また、著作権等の問題を回避することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る情報配信システムの構成例を示す図である。図1を参照すると、この情報配信システムは、各種の情報(配信情報)を提供する情報提供元のホスト装置101と、ホスト装置101から提供される各種の情報(配信情報)を無線通信により送信する通信手段(送信手段)102と、端末装置103とを有している。
【0013】
なお、本発明では、赤外線通信,電波通信,ラジオ波通信のような有線ではない通信を、無線通信と称し、上記通信手段(送信手段)102としては、例えば、IrDA等の赤外線通信を用いる場合には赤外線発光ダイオードなどを使った発光モジュールが使用され、また、通信に微弱無線等の電波を利用する場合にはアンテナが利用されるが、いずれの場合も、通信手段102は、ホスト装置101からの配信情報を限定された領域に配信するようになっている。従って、通信手段102は、必ずしも、ホスト装置101の近傍に設置される必要はなく、配信情報を限定された所定の領域に配信できるところに配置されれば良い。例えば、天井,壁,床などに設置することもできる。
【0014】
また、図1において、ホスト装置101は、言語処理部104と、発音情報ファイル105と、ホスト制御部106と、通信処理部107とを有している。
【0015】
上記言語処理部104は、配信情報のコードデータ、例えば博物館などでの展示物の説明等の文字情報(文書情報)のコードデータを言語解析,例えば日本語解析して、発音情報に変換する機能を備えており、所望の配信情報に対してテキスト音声合成用の言語解析処理を行ない、これを発音情報(発音コードデータ)の形に変換するようになっている。
【0016】
具体的に、言語処理部104は、例えば図2に示すような文字情報のコードデータが与えられるとき、これを例えば図3に示すような発音情報(発音コードデータ)に自動変換するようになっている。
【0017】
また、ホスト制御部106は、例えばCPUによって実現され、ホスト装置の各部の制御を行なうとともに、言語処理部104から送られた発音情報に対して、必要に応じて加工,編集等を行ない、発音情報ファイル105に格納する機能を有している。
【0018】
図4には、言語処理部104から例えば図3のような発音情報が送られるとき、これに編集,加工を施した発音情報の一例が示されている。この例では、発音情報は、制御コード302と発音記号列301とからなっている。ここで、発音記号列301は、音声および効果音を、読み(「ア」,「イ」,「ウ」など)、アクセント(「’」)、アクセント句の区切り(「|」や「;」など)、ポーズ(「,」や「,,」など)、その他のコード(例えば「^」)で表現したものであり、可搬性規則音声合成装置103側で音声に変換可能なコード列となっている。一方、制御コード302は、発音記号列の開始・終了などデータの構成および読み上げの制御を行なうためのコードである。この例からわかるように、ホスト制御部106は、図3のような発音情報に対して、制御コードを追加したり、図3に下線で示した部分のアクセントの区切りやアクセントの位置,ポーズの長さの変更などを行なって、図4に示すような形に、発音情報を加工,編集することができる。なお、このような加工,編集は、手作業によって行なうこともできる。
【0019】
また、通信処理部107は、例えば、通信手段102が赤外線通信により通信を行なうものである場合には、並−直列変換回路および変調回路によって構成され、ホスト制御部106を介して取得した配信情報すなわち発音情報のデータにヘッダ等をつけてシリアルデータに変換した後、変調を行ない、これを通信手段102に与えて、通信手段102から送信させるようになっている。なお、この際、ホスト装置101は、配信情報を何回も繰り返し通信手段102に与えて、同じ情報を繰り返し送信させるようになっている。
【0020】
また、端末装置103は、ポータブルなものであって、ホスト装置101,通信手段102から送信される配信情報を、前記限定された領域において受信し、受信した配信情報を一旦記憶し、記憶した配信情報を音声により再生出力する機能を有している。
【0021】
図5は端末装置103の構成例を示す図であり、また、図6は端末装置103の一例を示すブロック図である。先ず、図5を参照すると、端末装置103は、受信手段241と、音声を出力するための出力端子209と、電源スイッチ252,再生ボタン253,停止ボタン254,巻き戻しボタン255,合成音の音量を制御するボリュームスイッチ256,音声合成装置の発話速度の制御スイッチ257等の操作スイッチ,ボタンとを備えている。
【0022】
また、図6を参照すると、端末装置103は、受信手段241と、通信制御部201と、メモリ書込部202と、メモリ203と、メモリ読出部204と、規則音声合成処理部206と、音声データファイル205と、操作情報入力部207と、音声出力部208とを有している。
【0023】
ここで、操作情報入力部207は、例えば、操作者が電源スイッチ252を操作したときに、端末装置103の電源のオン/オフを制御したり、また、再生ボタン253や停止ボタン254を操作したときに合成音の出力の開始,中断を設定制御する機能を有している。なお、操作情報入力部207として、これに、電源スイッチ252,再生ボタン253,停止ボタン254,巻き戻しボタン255,ボリュームスイッチ256,制御スイッチ257等の各種操作スイッチ,ボタンを含ませることもできる。
【0024】
また、受信手段241は、例えば、通信手段102がIrDA等の赤外線通信を利用するものである場合にはフォトトランジスタなどを使った受光モジュールが使用され、また、通信手段102が通信に微弱無線等の電波を利用するものである場合にはアンテナなどが使用される。また、受信手段241は、端末装置103の筐体内に設置することも可能だが、図5のように筐体外に用意することもでき、クリップなどで端末の操作者の肩や襟元に付けることも可能な構造のものになっていてもよい。いずれの場合も、受信手段241は、通信手段102から限定された領域に送信された情報を、この限定された領域において受信可能なものであれば良い。
【0025】
また、端末装置103の通信制御部201は、ホスト装置101の通信処理部107からの配信情報(発音情報)を通信手段102を介して受信する機能を有し、例えば、通信手段102にIrDA等の赤外線通信が利用される場合には、復調回路および直−並列変換回路によって構成され、受信した信号を復調した後、パラレルデータに変換し、フレームの解析を行ってデータの誤り制御などを行なうようになっている。また、この通信制御部201は、通常の状態では、端末装置のモードを「データ再生モード」に設定しており、ホスト装置101,通信手段102からの配信情報の受信が検知されたときには、装置のモードを「データ受信モード」に切替えるようになっている。
【0026】
また、端末装置103のメモリ書込部202は、通信制御部201により受信した配信情報(発音情報)を、メモリ203の所定のアドレスに書き込むようになっている。また、メモリ203は、発音情報を記憶するための書き換え可能なメモリであり、例えば半導体メモリ等を用いることができる。また、メモリ読出部204は、所望のアドレスを指定し、メモリ203から発音情報を読出し、規則音声合成処理部206へ送出するようになっている。また、音声データファイル205には、規則音声合成に必要なデータが蓄積されており、これには例えば、ROMや書き換え可能なメモリ(例えばRAM)等が用いられる。また、規則音声合成処理部206は、メモリ読出部204からの発音情報に対して、音声データファイル205に格納されているデータを用いて、連続的な音声波形の生成を行ない、出力するようになっている。
【0027】
また、音声出力部208は、規則音声合成処理部206によって合成された音声を出力するようになっており、例えば、スピーカー等が用いられる。また、この端末装置103は、音声を出力するための手段として出力端子209をも有していることから、この出力端子209にヘッドホンやイヤホン等の外部出力装置210を接続し、ヘッドホン等の外部出力装置210から音声を出力することもできる。
【0028】
次に、このような構成の情報配信システムの動作について説明する。図7は、ホスト装置101が配信する情報を作成する手順を示すフローチャートである。図7を参照すると、ホスト装置101の言語処理部104は、配信情報とすべきコードデータを発音情報へ変換する(ステップS401)。次に、上記ステップS401において変換した発音情報に対し加工や編集等が必要であるか否かを調べ(ステップS402)、加工や編集等が必要であれば、ホスト制御部106は、その発音情報の必要部分に対し加工や編集等を行なう(ステップS403)。その後、加工や編集等を行なった発音情報を発音情報ファイル105に蓄積する(ステップS404)。次に、ファイル情報を通信処理部107により通信手段102に与え、通信手段102から限定された領域に無線通信により送信させる(ステップS406)。その後、ファイル情報の送信を繰り返す。
【0029】
また、図8は、端末装置103が通信手段102から送信された発音情報を受信して取込む手順を示すフローチャートである。端末装置103の操作者が上記限定された領域(ホスト装置101,通信手段102からの信号を受信可能な領域)に入ると、端末装置103の受信手段241は、ホスト装置101からの発音情報,すなわち通信手段102からの信号を受信可能になる。すなわち、端末装置103のユーザが上記限定された領域に入ると、端末装置103では、通信手段102からの信号を受信手段241で受信する。通信制御部201が信号の受信を検知すると、通信制御部201は、端末装置103のモードを「データ再生モード」から「データ受信モード」に切替える(ステップS501)。この際、ホスト装置101から送出される発音情報は、端末装置103と非同期に繰り返し送出されており、端末装置103が「データ受信モード」になった時点では、ホスト装置101が情報の送信途中である場合が多い。
【0030】
そこで、端末装置103の通信制御部201では、受信手段241で受信した信号のフレームを解析して、1回分の配信情報(発音情報)の先頭が来るまで待つ(ステップS502)。通信制御部201が配信情報(発音情報)の先頭を検出すると(ステップS502)、メモリ書込み部202に対して書込み位置をメモリの先頭にするよう指示する(ステップS503)。その後は1データの受信ごとにメモリ書込み部202によって、順次、メモリ203に受信した発音情報のデータを書込んでいく(ステップS504〜S506)。
【0031】
通信制御部201によって受信データの最後,すなわち1回分の配信情報の最後を検出したか、あるいは信号がとだえるなどして受信ができなくなった場合、これまで受信したメモリ203中の発音情報においてサム(SUM)チェックを行なう(ステップS507)。この結果、受信データに誤りがあった場合にはメモリ203中のデータを消去する(ステップS508)。その後「データ再生モード」に戻って発音情報を取込む手順を終了する。
【0032】
この段階で、端末装置103のメモリ203には、ホスト装置101から配信された1回分の発音情報(発音コードデータ)が全て記憶される。
【0033】
このように、ユーザが携帯する端末装置103を、限定された領域(すなわち送信手段102からの信号を受信可能なエリア)に持ち込むことで、端末装置103は、ホスト装置101からの配信情報(発音情報)を迅速に取込むことができる。具体的に、IrDA規格の赤外線通信を用いると、最大で115.2Kbpsの伝送速度が得られるので、約100秒程度の音声を出力するのに必要とされている1回分の発音情報を10000bitとすると、1回の送信時間は約0.1秒となり、約0.1秒毎に発音情報が繰り返し送出されることになる。そこで、ホスト装置101(通信手段102)から送出された発音情報の先頭データから最終データまでを連続的に受信するには、最大でも1回の送信時間の2倍の長さの時間を連続的に受信できればよい。先に示したように1回分の発音情報の送信に0.1秒かかる場合には、当初、発音情報の途中から受信し始める場合を考慮し、1回分の発音情報を受信するのに、少なくとも0.2秒間連続受信可能であれば良い。前述した従来の赤外線のアナログ音声信号の伝送を用いた方式では、音声波形そのものを出力し、これを受信してリアルタイムで再生していたので、1回分の音声波形を受信するのに、上述の例では約100秒の時間を要し、この間に、操作者の移動や他の人による通信の遮断があると音声がとぎれてしまうことがあるが、本発明では、1回分の発音情報を受信し、これを取込むのに、最大でも約0.2秒の時間しか要せず(従来の1/500程度の時間しか要せず)、従って、この極めて短かい時間内に操作者の移動や他の人による通信の遮断があることは極めて少なく、取り込んだ1回分の発音情報を音声にて再生するとき、音声がとぎれることがない。
【0034】
すなわち、ホスト装置101から配信情報を通信手段102を用いて配信し、かつ、配信情報を発音情報の形で配信することによって、端末装置103では、配信情報を迅速に取り込むことができ、これにより、端末装置103の操作者が移動したり、他の人が通信手段102と受信手段241の間に入って信号を遮断するなどの場合でも、このような事態が1回分の発音情報を受信して取り込む0.2秒間の時間内の途中で割込みとして生ずることは非常に少なく、また、このような事態が割り込みとして生じた場合でも、後述のように、端末装置103では、このときの発音情報をエラーとして処理し、引き続き送信される次の1回分の発音情報を迅速に受信し取り込むことで、このような割り込みの影響を何ら受けることなく、操作者の簡単な操作で、端末装置103から音声を再生することができる。
【0035】
図9は端末装置103のメモリ203に蓄積された発音情報を音声で再生出力するときの手順を示すフローチャートである。なお、図9のフローチャートでは、すでに、メモリ203にはホスト装置101から通信手段102を介して発音情報が転送されているものとする。
【0036】
図9を参照すると、音声の再生を行ないたいとき、端末装置103の操作者は、例えばメモリ203の読み出し位置を発音情報の先頭にセットし(ステップS601)、次いで、再生ボタン253を押す。操作情報入力部207は、再生ボタン253が押されたか否かを調べ(ステップS602)、再生ボタン253が押されなければ、押されるまで待機し、再生ボタン253が押された場合は、メモリ読出部204を起動する。これにより、メモリ読出部204は、メモリ203からの発音情報(発音コードデータ)の取り出しを開始する(ステップS603)。そして、取り出した発音情報(発音コードデータ)が例えば最後の発音情報(発音コードデータ)に該当するか否かを判断する(ステップS604)。なお、最後の発音情報(発音コードデータ)に該当するか否かは、例えば、発音情報(発音コードデータ)の内容が発音記号の終了を示す制御情報等であるか否かにより判断することができる。
【0037】
上記ステップS604において、最後の発音情報(発音コードデータ)に該当する場合は、ステップS601に戻る。一方、上記ステップS604において、最後の発音情報(発音コードデータ)に該当しない場合は、メモリ203の所定の読み出し位置から発音情報の読み出しを順次に行ない、これを規則音声合成処理部206に与える。
【0038】
これにより、規則音声合成処理部206では、メモリ読出部204からの発音情報に基づいて音声波形を合成し、音声の出力を行なう(ステップS605)。このとき、操作者により停止ボタン254が押されると(ステップS606)、操作情報入力部207は、規則音声合成処理部206に停止信号を与える。これにより、規則音声合成処理部206は直ちに音声出力を中断し(ステップS607)、ステップS601に戻り、読み出し位置を発音情報(発音コードデータ)の先頭(メモリ203の先頭)に移動し、再び待機状態になる。一方、ステップS606において、停止ボタン254が押されなければ、読み出し位置を順次、先に進める(ステップS608)。この一連の処理が繰返されることにより、発音情報(発音コードデータ)の内容が発音記号の終了を示す制御情報となるまで、端末装置103からは発音情報(発音コードデータ)に対応した音声が再生出力される。
【0039】
さらに、端末装置103のメモリ203に取り込まれた発音情報(発音コードデータ)は、上書きされたり、メモリ203の内容が消されない限り、何回でも再生可能に保持されているので、端末装置103のユーザーは、停止ボタン254,巻き戻しボタン255,再生ボタン253などの操作によって、ホスト装置101から取り込んだ情報を何回でも聞くことができる。また、この端末装置103にタイトルだけを聞きながら再生可能な機能が備わっているときには、タイトルだけを聞きながら、所望の情報のみを再生して聞くことができる。
【0040】
なお、上述の例では、端末装置103に取り込まれた発音情報を音声で再生出力するのに、端末装置103の操作者は、再生ボタン253を操作する必要があるが、より操作性を向上させるため、端末装置103のメモリ203に発音情報が取り込まれ記憶された後、記憶された発音情報を音声によって自動再生することも可能である。
【0041】
このような自動再生を行なうため、図10に示すように、図2の発音情報の最初に自動再生コード303を挿入することができる。なお、このような自動再生コード303の挿入は、例えば、ホスト装置101側において、発音情報を送信する際に行なわれる。
【0042】
図11は、図10のように自動再生コード303が挿入されている発音情報を受信し、これを記憶した後、自動的に音声による再生を開始する端末装置103の処理手順を示すフローチャートである。図11を参照すると、このときの処理は、基本的には、図9に示した処理と同様になされ、図9のステップS602に対応する処理のみが相違している。
【0043】
すなわち、図11の処理では、発音情報の受信後、通信制御部201によって「データ再生モード」になると、メモリ読出部204は、読出し位置を発音情報の先頭にセットする(ステップS601)。その後、再生ボタン253が押されたか、または、発音情報の先頭データが自動再生コードであるかを判断し(ステップS602’)、再生ボタン253が押されたか、または、発音情報の先頭データが自動再生コードである場合には、発音記号の取り出しを開始する(ステップS603)。以降は、図9に示したと同様の処理を行なう。
【0044】
このように、受信した発音情報が図10のように先頭に自動再生コードが挿入されている場合、端末装置103は、発音情報の受信後、自動的に情報を音声にて再生出力するので、端末装置103のユーザは、特に何の操作をすることもなく、情報を受信した直後にこれを音声にて聞くことができる。
【0045】
ところで、端末装置103のメモリ203の記憶容量が少ないときには、端末装置103のメモリ203には、例えば、1回分の発音情報しか記憶することができないが、端末装置103のメモリ203の記憶容量が多い場合には、端末装置103のメモリ203には、複数分の発音情報を記憶することができる。
【0046】
しかしながら、ホスト装置101,送信手段102から発音情報が繰り返し送信される場合、端末装置103のメモリ203が複数分の発音情報を記憶できる容量を有していても、端末装置103では、繰り返し送信される発音情報のうち、1回分の発音情報のみを取り込み、1回分の発音情報のみをメモリ203に記憶させることが望まれる。
【0047】
このように、ホスト装置101,送信手段102から発音情報が繰り返し送信される場合にも、端末装置103において、1回分の発音情報のみを取り込むため、図12に示すように、図2の発音情報の最初に情報番号304を挿入することができる。この情報番号304は、情報番号であることを示す情報番号コードと、情報毎に異なる番号(例えば“0038”)とにより構成されており、このような情報番号304の挿入は、例えば、ホスト装置101側において、発音情報を送信する際に行なわれる。なお、図12の例では、情報番号304の他に、自動再生コード303も挿入されているが、情報番号304,自動再生コード303はそれぞれ独立して挿入できる。すなわち、自動再生コード303を挿入せず、情報番号304のみを挿入することもできる。
【0048】
図13は、ホスト装置101から送出される発音情報の最初に情報番号304が挿入されている場合における端末装置103の発音情報受信,取込み手順を示すフローチャートである。図13を参照すると、このときの処理は、基本的には、図8に示した処理と同様になされる。
【0049】
すなわち、図13の処理では、端末装置103のユーザが限定された領域(送信手段102からの信号を受信可能な領域)に入ると、端末装置103では、送信手段102からの信号を受信手段241で受信する。通信制御部201が信号の受信を検知すると、通信制御部201は、端末装置103のモードを「データ再生モード」から「データ受信モード」に切替える(ステップS501)。ホスト装置101から送出される発音情報は、端末装置103と非同期に、繰り返し送出されており、端末装置103が「データ受信モード」になった時点では、ホスト装置101が情報の送信途中である場合が多い。そこで、通信制御部201では受信手段241で受信した信号のフレームを解析して、配信情報(発音情報)の先頭が来るまで待つ(ステップS502)。通信制御部201が配信情報の先頭を検出すると(ステップS502)、最初の情報が情報番号であるか否かを判断し(ステップS510)、また、最初の情報が情報番号であった場合には、前回受信した発音情報の情報番号と一致するかを判断する(ステップS511)。この結果、前回受信した発音情報の情報番号と一致した場合には、それ以上データを受信せずに、すなわち今回の発音情報を記録せずに、データ再生モードに戻る。
【0050】
このように、受信した最初のデータが情報番号であり、それが前回受信したものと同じ情報番号である場合には、これを取り込まず、再び同じ情報を記憶,再生しないようにすることができる。すなわち、ある限定された領域内で、ホスト装置101,送信手段102から発音情報が繰り返し送信される場合でも、この限定された領域内において端末装置103は、1回分の発音情報のみを取り込みことができる。また、図12のように、発音情報中に情報番号304とともに自動再生コード303が挿入されている場合、1回分の発音情報を取り込んだ後、この1回分の発音情報を自動的に再生出力することができる。
【0051】
これに対し、ステップS511の判断の結果、最初の情報が情報番号でなかった場合、あるいは、前回受信した発音情報の情報番号がなかった場合、あるいは、前回受信した発音情報の情報番号と一致しなかった場合には、今回受信した情報番号を保存する(ステップS512)。例えば、今回受信した情報番号を過去の複数の情報番号とともに保存する。しかる後、メモリ書込部202に対して書込み位置を前回受信した発音情報の後にするよう指示し(ステップS503’)、以後、1データの受信ごとにメモリ書込部202によって、順次、メモリ203に受信した発音情報のデータを書き込んでいく(ステップS504〜506)。
【0052】
通信制御部201によって受信データの最後,すなわち1回分の配信情報の最後を検出したか、あるいは信号がとだえるなどして受信ができなくなった場合、これまで受信したメモリ203中の発音情報においてサムチェックを行なう(ステップS507)。この結果、受信データに誤りがあった場合には、今回受信した発音情報を消去し(S518)、書込み位置を今回受信した発音情報の先頭の位置に移動させる(S519)。すなわち、メモリ203中の発音情報を前方サーチして、制御コードが情報の先頭になった位置を今回受信した発音情報の先頭として検出し、この位置まで書込み位置を移動させる。しかる後、データ再生モードに戻って、発音情報を取込む判断を終了する。
【0053】
このように、端末装置103のメモリ203中に、すでに発音情報が蓄えられている場合であっても、新たに受信した発音情報が前回とは異なる情報番号のものであれば、新たに受信した発音情報を既に蓄えられている前回受信した発音情報の後ろに追加して、これを記憶することができる。
【0054】
これにより、端末装置103のユーザは、異なる情報を順次取り込みながら、それとは非同期に情報を音声にて再生することが可能となる。
【0055】
なお、図13のステップS512の情報番号の保存処理において、情報番号がない場合には、情報番号がないことを示すヌルデータにすればよい。また、受信した情報番号を、メモリ203中の発音情報とは異なる領域に記憶させても良い。
【0056】
また、端末装置103に新たにスイッチ等を設けて、このスイッチがオンの場合には、ステップS511の情報番号一致の検出処理を行なわずに、全ての場合において発音情報を受信するようにすることも可能である。すなわち、端末装置103のユーザの設定により、同じ情報を繰り返さない機能を無効にできるようにすることも可能である。
【0057】
また、メモリ203を巡回バッファとして使用し、図13の処理において、書込み位置がメモリ203の最後にまで達した場合には書込み位置をメモリの先頭にし、最も古い情報の上に最新の情報を上書きすることもできる。
【0058】
また、図13のステップS507のサムチェックの結果、受信した発音情報が正常であった場合には、例えば、「ピッ」という音をあるいは「情報を受信しました」という音声を音声出力に割込ませて、新たに情報が入ったことを端末装置103のユーザに知らせることも可能である。
【0059】
このように、端末装置103のメモリ203に、互いに異なる情報番号の複数の発音情報を記憶する場合、音声を出力中に発音情報を受信した場合には、受信した発音情報をメモリ203に記憶し、上記出力中の音声の出力が完了した後に、いま受信し記憶した発音情報を再生することができ、この際、音声を出力中に上記のように発音情報を受信した場合には、その旨をユーザに通知することができる。
【0060】
また、端末装置103では、1回分の発音情報が記憶されたとき、1回分の発音情報を1回だけ再生出力することが望まれることがある。あるいは、端末装置103では、1回分の発音情報が再生出力されたときに、この発音情報をメモリ203から自動消去することが望まれることがある。
【0061】
このため、図14に示すように、図2の発音情報の最後に、再生制御コードあるいは消去コード305を挿入することができる。なお、このような再生制御コードあるいは消去コード305の挿入は、例えば、ホスト装置101側において、発音情報を送信する際に行なわれる。
【0062】
図15は、ホスト装置101から送出される発音情報の最後に再生制御コードあるいは消去コード305が挿入されている場合における端末装置103の処理の手順を示すフローチャートである。図15を参照すると、このときの処理は、基本的には、図11に示した処理と同様になされ、図11のステップS608以後の処理のみが相違している。すなわち、図15の処理では、ステップS608において読出し位置を次に進めた後、メモリ203から読出した発音情報が、再生制御コードあるいは消去コードであるかを判断し(ステップS609)、再生制御コードあるいは消去コードでない場合には、ステップS603に戻り、発音情報の取り出しを行なう。
【0063】
これに対し、ステップS609において、メモリ203から読出した発音情報が、再生を停止する再生制御コードである場合には、この段階で再生を停止する(ステップS610)。このように、発音情報の最後に、再生を停止する再生制御コードが付されている場合には、1回分の発音情報が再生出力された後、この発音情報が再度繰り返し再生されることはなく、1回分の発音情報を1回だけ再生出力することができる。
【0064】
また、ステップS609において、メモリ203から読出した発音情報が消去コードである場合には、現在の読出し位置より以前の発音情報をメモリ203から削除する(ステップS611)。このように、発音情報の最後に消去コードが付されている場合には、発音情報の最後まで再生出力された後は、メモリ203中の発音情報は全て消去され、以降は、端末装置103の操作者が再生ボタンを押しても音声の再生は行われることがない。
【0065】
このように、端末装置103のユーザが情報を聞き終った時点で、情報を自動的に消去可能にすることで、一過性のデータにおいて、あとからユーザがデータを削除する操作が省ける。または、情報の提供者にとって情報の再利用を防ぐことができる。
【0066】
また、再生制御コードあるいは消去コードを、発音情報の途中に、また、複数個、挿入することも可能である。この場合、音声による再生の途中で、再生を停止する再生制御コードに達したときは、この時点で再生を停止することができる。なお、この場合、例えば、再生ボタンを押すことで、発音情報の続きを再生することができる。また、音声による再生の途中で消去コードに達したとこは、この時点で、この時点までに再生した発音情報を順次消去することができる。これにより、情報全体を一括して消去するのではなく、細分化して聞いた所から消去することも可能となる。
【0067】
また、前述したように、端末装置103が互いに異なる情報番号の複数の発音情報を受信し、記憶可能なものとなっており、すでに受信した発音情報の再生中に、新たな発音情報を受信してこれを記憶するときに、この新たな情報をいま再生している発音情報よりも優先して再生したいことがある。
【0068】
このような優先再生を行なわせるため、図16に示すように、図2の発音情報の最初に優先コード306を挿入することができる。なお、このような優先コード306の挿入は、例えば、ホスト装置101側において、発音情報を送信する際に行なわれ、例えば、緊急情報として、既に受信した情報の再生中であってもこれに割込んで再生を行うときにはこの優先コードを挿入し、それ以外の一般的な情報の場合には優先コードは付与しないようにすることができる。
【0069】
図17は、優先コードが付された発音情報を優先的に再生することの可能な端末装置の構成例を示す図である。図17を参照すると、この端末装置103は、基本的には、図4の端末装置と同様の構成となっているが、優先コードが付された発音情報を優先的に再生するため、メモリ読出部204は通信制御部201に直接接続されており、通信制御部201において、優先コードが付された発音情報が検出されたとき、通信制御部201からの指令によって、メモリ読出部204は、メモリ読出し位置を次の発音情報の先頭に優先的に移動することができるようになっている。
【0070】
図18,図19は、図17の端末装置103の処理動作例を示すフローチャートである。なお、図18,図19の処理は、基本的には、図13と同様になされる。すなわち、図18,図19を参照すると、端末装置103の操作者が限定された領域(ホスト装置101からの信号を受信可能な領域)に入ると、端末装置103では、送信手段102からの信号を受信手段241で受信する。通信制御部201が信号の受信を検知すると、通信制御部201は、端末装置103のモードを「データ再生モード」から「データ受信モード」に切替える(ステップS501)。ホスト装置101,送信手段102から送出される発音情報は、端末装置103と非同期に、繰り返し送出されており、端末装置103が「データ受信モード」になった時点では、ホスト装置101が情報の送信途中である場合が多い。そこで、通信制御部201では受信手段241で受信した信号のフレームを解析して、配信情報の先頭が来るまで待つ(ステップS502)。通信制御部201が配信情報の先頭を検出すると(ステップS502)、最初の受信情報が優先コードであるか判定する(ステップS521)。この結果、優先コードであった場合には優先フラグをオンにし(ステップS522)、また、優先コードでなかった場合には優先フラグをオフにする(ステップS523)。ここで、優先フラグは、例えば数ビット程度の情報であって、半導体メモリやメモリ203の一部のビットを使用することができる。
【0071】
ステップS522またはS523において優先フラグの設定がなされた後、続いて、受信した情報が情報番号であるかを判断し(ステップS510)、情報番号であった場合には、前回受信した発音情報の情報番号と一致するかを判断する(ステップS511)。この結果、この情報番号が情報番号でなかった場合、あるいは、前回受信した発音情報の情報番号がなかった場合、あるいは、前回受信した発音情報の情報番号と一致しなかった場合には、今回受信した情報番号を保存し(ステップS512)、メモリ書込み位置を前回受信した発音情報の後に設定した後(ステップS503’)、1データの受信ごとにメモリ書込部202によって、順次、メモリ203に受信した発音情報のデータを書き込んでいく(ステップS504〜506)。
【0072】
通信制御部201によって受信データの最後,すなわち、1回分の配信情報の最後を検出したか、あるいは信号がとだえるなどして受信ができなくなった場合、これまで受信したメモリ203中の発音情報においてサムチェックを行なう(ステップS507)。この結果、受信データに誤りがあった場合には、今回受信した発音情報を消去し(S518)、書込み位置を今回受信した発音情報の先頭の位置に移動させる(S519)。すなわち、メモリ203中の発音情報を前方サーチして、制御コードが情報の先頭になった位置を今回受信した発音情報の先頭として検出し、この位置まで書込み位置を移動させる。しかる後、データ再生モードに戻って発音情報を取込む手順を終了する。
【0073】
これに対し、ステップS507の判断の結果、受信データに誤りがないときには、優先フラグがオンになっているか否かを判定し(ステップS524)、優先フラグがオフであればそのまま処理を終了しデータ再生モードに戻す。これに対し、優先フラグがオンであれば通信制御部201からメモリ読出部204に対し、読出し位置を今回受信した発音情報の先頭へ移動することを指示し(ステップS525)、しかる後、データ再生モードに戻す。これにより、メモリ読出部204は、前回受信した発音情報を読出し中であっても、これを中断し、今回受信した発音情報を優先的に読出すことができる。
【0074】
このように、端末装置103がすでに受信した情報を音声によって再生中であっても、優先コードが付された発音情報を新たに受信することによって、すでに受信した情報の再生を中断し、新たに受信した発音情報の再生を開始させることができる。これにより、緊急を要する情報の場合にはホスト装置101側で発音情報に優先コードをつけることによって、この情報の内容を端末装置103のユーザに早急に知らせることができる。
【0075】
なお、この場合、優先コードをレベルに応じて複数定義し、現在発生中の情報よりも優先レベルの高い発音情報に関してのみ、新たに受信した発音情報の再生を開始するようにすることもできる。
【0076】
また、優先フラグがオンのときに、読出し位置を移動するに先立って、そのときの読出し位置を記憶しておき、優先コードの付された発音情報の再生出力を終了した後、再び、読出し位置を、上記記憶していた位置に戻し、その前に中断していた発音情報の再生を行なうようにすることもできる。
【0077】
また、優先フラグがオンで読出し位置を移動するときに、「ピッ」という音あるいは「緊急情報を受信しました」という音声を出力して、優先的な情報が入ったことをユーザに知らせることもできる。
【0078】
上述の各例では、限定された領域について言及しなかったが、博物館などでは、例えば複数の展示物A,B,Cごとにそれぞれ異なった解説が必要となり、従って、各展示物A,B,Cごとに異なる情報配信源,すなわち送信手段を必要とすることがある。この場合、各展示物A,B,Cごとに限定された領域RA,RB,RCを設け、領域RAについては、展示物Aについての解説を繰り返し送信し、領域RBについては、展示物Bについての解説を繰り返し送信するというように、各領域RA,RB,RCごとに、それぞれ異なる解説を送信する複数の送信手段を設けることができる。
【0079】
図20はこの様子を示す図である。図20の例では、領域RAに展示物RAについての解説を送信するために送信手段102(A)が設けられ、また、領域RBに展示物RBについての解説を送信するために送信手段102(B)が設けられ、また、領域RCに展示物RCについての解説を送信するために2つの送信手段102(C),102(D)が設けられている。なお、送信手段102(C),102(D)は、展示物RCについて全く同じ解説を発信するものとなっており、この例では、領域A,Bよりも広い範囲の領域Cをカバーするため、2つの送信手段102(C),102(D)が設けられている。
【0080】
送信手段102の空間的な配置が図20のようになっている場合、すなわち、各送信手段102(A),102(B),102(C),102(D)がそれぞれ離れて設置され、各送信手段102(A),102(B),102(C),102(D)から発信される発音情報の受信可能領域がそれぞれ、RA,RB,RC,RCである場合、端末装置103のユーザは、領域RAに入るとき、送信手段102(A)からの発音情報を受信して取り込み、端末装置103から展示物Aについての解説を聞くことができる。また、このユーザが領域RBに入るとき、送信手段102(B)からの発音情報を受信して取り込み、端末装置103から展示物Bについての解説を聞くことができる。同様にして、このユーザが領域RCに入るとき、送信手段102(C)または102(D)からの発音情報を受信して取り込み、端末装置103から展示物Cについての解説を聞くことができる。一方、端末装置103のユーザは、上記領域RA,RB,RCのいずれの領域にも入っていないときには、情報を受信不可能な状態にあり、前述のように端末装置103に記憶されている情報が領域RA,RB,RCを出たときに消去されるとすると、ユーザは、展示物A,B,Cのいずれの解説をも聞くことができなくなり、情報の再利用を防止することができる。
【0081】
また、上述の例では、ホスト装置101,送信手段102は、例えば博物館内の展示物を解説するための配信情報(発音情報)を送信するようになっているが、場合に応じ、端末装置103のメモリ203に記憶されている全ての発音情報を消去するための配信情報,すなわちメッセージ情報ALLCLRを限定された領域に繰り返し送信することもできる。
【0082】
ホスト装置101,送信手段102から全ての発音情報を消去するための配信情報ALLCLRが限定された領域に繰り返し送信されている場合、この限定された領域に持ち込まれた端末装置103は、この配信情報ALLCLRを受信することで、この端末装置103のメモリ203に記憶されている全ての発音情報を消去することができる。なおこのような配信情報ALLCLRは、ホスト装置101,送信手段102から送出される1フレーム信号のうちヘッダー等を除いたデータがあらかじめ定義されたALLCLRのコードのみで構成することができる。
【0083】
図21は、端末装置103がホスト装置101からメッセージ情報ALLCLRを受信してメモリ203中の発音情報を消去する機能を有しているときの端末装置103の処理手順を示すフローチャートである。図21を参照すると、このときの処理は、基本的には、図8に示した処理と同様になされるが、図8のステップS502とステップS503との間に、メッセージ情報ALLCLRの受信に関する処理が付加されたものとなっている。
【0084】
すなわち、図21の処理では、端末装置103のユーザが限定された領域(ホスト装置101からの信号を受信可能な領域)に入ると、端末装置103では、送信手段102からの信号を受信手段241で受信する。通信制御部201が、信号の受信を検知すると、通信制御部201は、端末装置103のモードを「データ再生モード」から「データ受信モード」に切替える(ステップS501)。ホスト装置101から送出される発音情報は、端末装置103と非同期に、繰り返し送出されており、端末装置103が「データ受信モード」になった時点では、ホスト装置101が情報の送信途中である場合が多い。そこで、通信制御部201では受信手段241で受信した信号のフレームを解析して、配信情報の先頭が来るまで待つ(ステップS502)。通信制御部201が配信情報の先頭を検出すると(ステップS502)、最初の受信情報が例えばALLCLRとして定義されたコードか否かを判断する(ステップS531)。
【0085】
この結果、ALLCLRであった場合には、通信制御部201はこれをメモリ書込部202に指示し、メモリ書込部202によりメモリ203に記憶されている発音情報を全て消去する(ステップS532)。その後、データ再生モードも戻る。
【0086】
これに対し、ステップS531の判断の結果、ALLCLRでなかった場合には、メモリ書込部202に対して書込み位置をメモリの先頭にするよう指示し(ステップS503)、以後、図8と同様の処理を行ない、配信情報(発音情報)を受信するごとにメモリ書込部202によって、順次、メモリ203に受信した発音情報を書き込んでいく(ステップS504〜506)。
【0087】
図22は、例えば博物館の展示物A,B,Cに対応させて送信手段102(A),102(B),102(C)を設け、送信手段102(A),102(B),102(C)によって、各展示物A,B,Cごとに限定された領域RA,RB,RCにそれぞれ各展示物A,B,Cについての解説の発音情報を繰り返し送信し、また、これらとは別に、例えば博物館の出口に近い限定された領域RDにメッセージ情報ALLCLRを繰り返し送信する送信手段102(D)を設けた場合を示す図である。
【0088】
この場合には、端末装置103をもつユーザは、図20において説明したと同様に、例えば限定された領域RA,RB,RCを順次に移動することで、展示物A,展示物B,展示物Cについての解説を音声で聞くことができ、次いで、ユーザが出口に近い領域Dに入ったときに、端末装置103は、送信手段102(D)から送出されるメッセージ情報ALLCLRを受信し、端末装置103のメモリ203に記憶されている全ての発音情報を消去する。
【0089】
このように、端末装置103のユーザが通過する特定区間に、メッセージ情報ALLCLRを送出する送信手段を設置しておくことにより、ユーザが、この区間に入っただけで、それまで受信した情報を自動的に消去できる。これにより、一過性の情報削除するユーザの操作を省くことができる。また、情報の提供者にとって情報の再利用を防ぐことができる。
【0090】
以上のように、本発明によれば、博物館や美術館等における展示物の説明や案内のガイダンスなど、あるいは、駅・空港・バスターミナルにおける旅客の発着案内、運航状況など、あるいは、デパート・スーパーにおける催物案内・特売情報・タイムサービス案内など、あるいは、自動車等の運転中における渋滞情報,駐車場の空き情報等の交通情報、あるいは、横断歩道における歩行者信号の情報等の配信情報などを、本発明のホスト装置101を有する情報提供元から無線通信により、端末装置103に送信することができ、この場合、端末装置103側では、1回分の情報の取込み時間を従来に比べて1/500程度の短いものにすることができるので、本発明の端末装置を携帯するユーザが情報の取り込みを意識することなくホスト装置101からの配信情報を迅速に受信して取込むことができる。また、ユーザは、端末装置に取り込まれた配信情報をその先頭から音声にて聞くことができる。さらにユーザの操作によって情報の再生出力を制御することもできる。
【0091】
より具体的に、例えば、横断歩道において、信号機が青になったことそ示すメロディ音をこの信号機のスピーカーから直接出力して、信号機が青になったことを示す情報を提供する従来の方式では、このスピーカーから出力されるメロディ音を聞く必要としない者もこれを聞かされてしまい、騒音の問題になるのに対し、本発明によれば、端末装置103を携帯するものだけが端末装置103の例えばヘッドホンからこのメロディ音を聞くことができる。換言すれば、信号機に本発明のホスト装置101,送信手段102の機能をもたせ、信号機からはメロディ音かわりに、配信情報を無線通信(例えば赤外線通信)により限られた領域に送信するようにすることにより、本発明の端末装置103を携帯している者のみが信号機から送信された配信情報を受信,再生して聞くことができるので、近隣の騒音になることなく、視覚障害者等の情報を必要とするユーザだけに情報を提供することができるようになる。
【0092】
また、例えば信号機のスピーカーからメロディ音を直接出力する従来の方式や、音声信号を赤外線信号で伝送してその受信機能を持ったヘッドホン等で情報を受け取る前述した従来の方式では、多くの者が同時に同じ音声を聞くため、受信者が任意のタイミングで情報を入手しようとすると、多くの場合、途中から聞かされることになるが、本発明によれば、ホスト装置側から一連の配信情報が高速に繰返して送信するため、少ない待ち時間で、受信者がそれぞれ独自のタイミングで、配信情報を常に先頭から聞くことができる。さらに、端末装置103の操作によって、情報の一部を繰返して再生したり、読み飛ばし等をしたりするなど、再生のコントロールを受信者の意志によって行なうことができる。
【0093】
また、本発明では、限定された領域で情報を配信することができ、端末装置を携帯するユーザが、この限定された領域に入ることで自動的に配信情報を受信し取り込むことができる。これにより、端末装置のユーザは、配信情報を取り込むための操作を何ら行なう必要がない。例えば、博物館等の展示物の前で端末装置の操作をする必要が無い。
【0094】
また、本発明では、配信情報の受信完了後、自動的に再生出力を開始することもでき、これによって、オンタイムのサービスを提供することができる。
【0095】
また、本発明では、端末装置に記憶された配信情報を再生後、自動的に、これを消去することもでき、これにより、一過性のデータで、不要なものを削除することができる。換言すれば、配信情報を2度は聞けず、著作権等の問題でメモリに残すことを回避することができる。
【0096】
また、本発明では、同一の配信情報を取り込まないようにしていることにより、同じ情報を2回以上聞かないようにすることができる。
【0097】
また、本発明では、端末装置を携帯するユーザが受信可能エリア,すなわち限定された領域を出た場合には、端末装置に記憶されている配信情報を消去することにより、端末装置の携帯者の情報の混同を防ぎ、また、著作権等の問題を回避することができる。
【0098】
また、本発明では、情報番号の異なる複数の配信情報をFIFO(ファースト・イン・ファースト・アウト)で順番に取り込み、取り込んだ各配信情報を取込んだ順に再生することができる。
【0099】
また、本発明では、端末装置において、記憶された配信情報を再生出力中に別の配信情報を受信した場合、その旨を例えばLEDの発光により、あるいは、「新たな情報を受信しました」などの音声により、通知することによって、受信状態を端末装置のユーザに知らせることができる。
【0100】
また、本発明では、端末装置において、記憶された配信情報を再生出力中に割り込みによって別の配信情報を受信し、例えば、受信した配信情報の再生の優先順位が高い場合には、現在再生している配信情報の再生を中断して、割り込みにより受信した配信情報の再生を優先して行ない、この再生が終了した後、中断された配信情報再生を再開するようにすることで、緊急情報などを聞き逃さないようにすることができる。また、博物館において、例えば、端末装置のユーザが展示物Aについての説明を聞いている途中で、次の展示物Bの方に移動した場合、新たな展示物Bについての説明を聞くことができ、このユーザが再び展示物Aの方に移動した場合、展示物Aについての説明を中断された箇所から再び聞くことができる。
【0101】
なお、上述した各構成例では、ホスト装置101に言語処理部104が設けられているが、情報の種類等によっては言語処理部104を必ずしも設けずとも良い。すなわち、情報の種類によっては言語解析によらずに、直接発音情報を生成することも可能である。例えば旅客情報で「次の電車はあと2分で到着いたします。」で「2分」を「1分」に置き換える場合などには、言語解析を行なわずに、発音情報を直接生成することができる。
【0102】
また、上述した各構成例では、ホスト装置101から配信情報として、発音情報を送信し、端末装置103では、ホスト装置101から送信された発音情報を記憶した後、これを規則音声合成によって音声合成して再生出力するようになっているが、ホスト装置101は、配信情報として、発音情報以外のものを送信することもできる。例えば音声情報を送信することもできる。ホスト装置101から音声情報が送信される場合には、端末装置103では、送信された音声情報を記憶した後、この音声情報を直接再生出力することができる。但し、配信情報として音声情報が送信される場合、ユーザの移動や他の人による通信の遮断によって解説音声等の再生出力がとぎれたものとならないよう、音声情報を従来に比べて高速に(例えば音声情報を圧縮した形で)送信する必要がある。
【0103】
また、ホスト装置101から配信情報として、テキスト情報を送信することもでき、この場合には、端末装置103では、送信されたテキスト情報を記憶した後、このテキスト情報をテキスト音声合成によって音声合成して再生出力することができる。
【0104】
また、上述の各実施例では、端末装置103は、メモリ203に配信情報が記憶されたとき、ユーザが再生ボタンを押すことにより,すなわち手動操作により配信情報を再生出力するか、あるいは、メモリ203に配信情報が記憶されたとき、この配信情報を自動的に再生出力するようになっているが、手動操作により再生出力するか自動的に再生出力するかを切換える切換手段(例えばスイッチ)がさらに端末装置103に設けられていても良い。
【0105】
また、端末装置103にさらにタイマ手段を設け、配信情報を受信し取り込んだ後、一定の時間が経過したとき、あるいは、所定の時刻となったときに、取り込んだ配信情報を消去することも可能である。
【0106】
また、上述の各実施例では、端末装置103を単体として構成しているが、端末装置103を、携帯電話,PHS,ラジオ,再生専用装置,電子手帳,ポケベルなどに組み込むことも可能である。
【0107】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1記載の発明によれば、配信情報のコードデータを発音情報に変換するコードデータ変換手段と、前記コードデータ変換手段により変換された発音情報を蓄積する発音情報蓄積手段と、前記発音情報蓄積手段により蓄積された発音情報を配信する発音情報配信手段とを具備するホスト装置と、
前記ホスト装置と接続され、該ホスト装置の前記発音情報配信手段からの発音情報を限定された領域に送信する通信手段と、
前記通信手段から送信される発音情報を前記限定された領域において受信する受信手段と、該受信手段により受信した発音情報を記憶する発音情報記憶手段と、発音情報記憶手段に記憶された発音情報の再生制御を行なう再生制御手段と、該再生制御手段による再生制御に従って、前記発音情報記憶手段に記憶された発音情報を音声として合成する規則音声合成手段と、該規則音声合成手段により合成された音声を出力する出力手段とを具備する可搬性規則音声合成装置と、
を有しているので、ユーザの移動や他の人による通信の遮断によって解説音声等の出力がとぎれてしまうことを防止することができる。
また、請求項1の発明によれば、前記可搬性規則音声合成装置は、該可搬性規則音声合成装置が前記限定された領域外へ移動した場合には、前記発音情報記憶手段に記憶されている発音情報を消去する消去手段をさらに有しているので、端末装置の携帯者の情報の混同を防ぎ、また、著作権等の問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報配信システムの構成例を示す図である。
【図2】文字情報のコードデータの一例を示す図である。
【図3】図2に示す文字情報のコードデータを変換した結果の発音情報の一例を示す図である。
【図4】図3に示す発音情報に加工,編集を施した結果の発音情報の一例を示す図である。
【図5】端末装置の構成例を示す図である。
【図6】端末装置の一例を示すブロック図である。
【図7】ホスト装置が配信する情報を作成する手順を示すフローチャートである。
【図8】端末装置がホスト装置,通信手段から送信された発音情報を受信して取り込む手順を示すフローチャートである。
【図9】端末装置のメモリに蓄積された発音情報を音声で再生出力するときの手順を示すフローチャートである。
【図10】自動再生コードが挿入されている発音情報を示す図である。
【図11】端末装置のメモリに蓄積された発音情報を音声で再生出力するときの手順を示すフローチャートである。
【図12】情報番号が挿入されている発音情報を示す図である。
【図13】端末装置がホスト装置,通信手段から送信された発音情報を受信して取り込む手順を示すフローチャートである。
【図14】再生制御コードあるいは消去コードが挿入されている発音情報を示す図である。
【図15】ホスト装置から送出される発音情報の最後に再生制御コードあるいは消去コードが挿入されている場合における端末装置の処理の手順を示すフローチャートである。
【図16】優先コードが挿入されている発音コードを示す図である。
【図17】端末装置の他の構成例を示す図である。
【図18】図17の端末装置の処理動作例を示すフローチャートである。
【図19】図17の端末装置の処理動作例を示すフローチャートである。
【図20】送信手段の空間的配置,並びに限定された領域を説明するための図である。
【図21】端末装置がホスト装置からメッセージ情報ALLCLRを受信してメモリ中の発音情報を消去する機能を有しているときの端末装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図22】送信手段の空間的配置,並びに限定された領域を説明するための図である。
【符号の説明】
101 ホスト装置
102 通信手段
103 端末装置
104 言語処理部
105 発音情報ファイル
106 ホスト制御部
107 通信処理部
201 通信制御部
202 メモリ書込部
203 メモリ
204 メモリ読出部
205 音声データファイル
206 規則音声合成処理部
207 操作情報入力部
208 音声出力部
209 出力端子
210 外部出力装置

Claims (1)

  1. 配信情報のコードデータを発音情報に変換するコードデータ変換手段と、前記コードデータ変換手段により変換された発音情報を蓄積する発音情報蓄積手段と、前記発音情報蓄積手段により蓄積された発音情報を配信する発音情報配信手段とを具備するホスト装置と、
    前記ホスト装置と接続され、該ホスト装置の前記発音情報配信手段からの発音情報を限定された領域に送信する通信手段と、
    前記通信手段から送信される発音情報を前記限定された領域において受信する受信手段と、該受信手段により受信した発音情報を記憶する発音情報記憶手段と、発音情報記憶手段に記憶された発音情報の再生制御を行なう再生制御手段と、該再生制御手段による再生制御に従って、前記発音情報記憶手段に記憶された発音情報を音声として合成する規則音声合成手段と、該規則音声合成手段により合成された音声を出力する出力手段とを具備する可搬性規則音声合成装置と、
    を有し、前記可搬性規則音声合成装置は、該可搬性規則音声合成装置が前記限定された領域外へ移動した場合には、前記発音情報記憶手段に記憶されている発音情報を消去する消去手段をさらに有していることを特徴とする情報配信システム。
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