JP6825642B2 - 音響処理システムおよび音響処理方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の好適な態様に係る音声処理方法は、放音装置から放音される対象音と、前記対象音に関連して表示装置に表示される情報に対応する識別情報の音響成分と、を表す音声信号を有線により取得し、当該音声信号から前記識別情報を抽出する。
第1実施形態の音声案内システム1の概要について説明する。以下の説明では、第1実施形態の音声案内システム1を公共交通機関の車内放送に利用した構成を例示する。音声案内システム1では、路線バスの利用者に対して案内情報(乗降案内,運賃情報,観光案内,周辺情報等)を表す案内音声(対象音)が提供される。
図1に例示される通り、再生システム100は、操作部110と再生処理装置120と放音装置130とを含んで構成される。操作部110は、路線バスの運転手OPからの指示を受付ける入力装置である。車輌Cが任意の停留所に接近するたびに、運転手OPは、操作部110を適宜に操作することで、当該停留所に関する案内音声の再生を指示することが可能である。再生処理装置120は、相異なる複数の案内音声のうち運転手OPが操作部110に対する操作で指示した案内音声と、当該案内音声の識別情報を含む音響との混合音を表す音響信号(以下「再生信号」という)A2を生成する。放音装置130(例えばスピーカ)は、再生処理装置120が生成した再生信号A2に応じた音響を放音する。なお、図1では1個の放音装置130のみが図示されているが、実際には車輌C内に複数の放音装置130が設置されて再生処理装置120から各々に再生信号A2が並列に供給される。
停留所には、路線バスの走行区間の経路上に存在する停留所の他、乗降地点となる場所(例えば、公共交通機関の駅、空港、任意の公道上の地点)が含まれ得る。識別情報Dは、案内情報を識別するための固有の符号であり、車輌Cが停車する地点(停留所)毎に設定される。例えば、相異なる案内情報の間で相互に重複しないように公知の方法で生成された乱数の系列が識別情報Dとして案内情報毎に設定される。
図7は、音響処理装置200の構成を示すブロック図である。第1実施形態の音響処理装置200は、再生システム100の放音装置130の近傍(例えばスピーカーネットの表面)に設置された音響機器であり、図7に例示される通り、収音装置202と情報抽出部206と記憶部208と信号処理部210と放音装置214とを含んで構成される。収音装置202は、再生システム100の放音装置130から放音される再生信号A2の再生音を収音して第1音響信号S1を生成する。以上の説明から理解される通り、第1音響信号S1は、識別情報Dを含む変調信号ADの音響成分(通知音)と案内音声の音響成分とを周波数帯域B1に含有する。第1実施形態では、音響処理装置200が放音装置130の近傍に配置されるから、第1音響信号S1は雑音の影響を受けにくい。
図9は、端末装置300の構成を示すブロック図である。図9に例示される通り、端末装置300は、収音装置302と特定部304と取得部306と提示部308とを具備する。収音装置302は、周囲の音響を収音する音響機器(マイクロホン)であり、音響処理装置200の放音装置214から放音された音響を収音し、当該音響の時間波形を表す音響信号(以下「収音信号」という)Xを生成する。収音信号Xは、識別情報Dの音響成分を含有する。なお、収音装置302が生成した収音信号Xをアナログからデジタルに変換するA/D変換器の図示は便宜的に省略されている。
本発明の第2実施形態を以下に説明する。なお、以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
第1実施形態の音響処理装置200は、音響を伝送媒体とした音響通信により識別情報Dを端末装置300に送信したが、識別情報Dを端末装置300に通知する通信の方式は音響通信に限定されない。第3実施形態の音響処理装置200は、赤外線や電波を含む電磁波を利用した無線通信(例えば近距離無線通信)で端末装置300に識別情報Dを通知する。
以上に例示した各態様は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2個以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
Claims (2)
- 放音装置から放音される対象音と、前記対象音に関連して表示装置に表示される情報に対応する識別情報の音響成分と、を表す第1周波数帯域の第1音響信号を有線により取得し、当該第1音響信号から前記識別情報を抽出する情報抽出部と、
前記情報抽出部が抽出した前記識別情報を含む信号であって、前記第1周波数帯域を上回り、かつ、端末装置が収音可能である第2周波数帯域の第2音響信号を生成する信号処理部と
を具備し、
前記第2音響信号を放音装置に供給することで、前記情報抽出部が抽出した前記識別情報を音響通信により反復的に送信する
音響処理システム。 - 放音装置から放音される対象音と、前記対象音に関連して表示装置に表示される情報に対応する識別情報の音響成分と、を表す第1周波数帯域の第1音響信号を有線により取得し、
当該第1音響信号から前記識別情報を抽出し、
前記抽出した前記識別情報を含む信号であって、前記第1周波数帯域を上回り、かつ、端末装置が収音可能である第2周波数帯域の第2音響信号を生成し、
前記第2音響信号を放音装置に供給することで、前記抽出した前記識別情報を音響通信により反復的に送信する
コンピュータにより実現される音響処理方法。
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