JP3557889B2 - 適応的アクセス制御方法及びシステム及び制御センタ装置及び受信端末装置及び適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

適応的アクセス制御方法及びシステム及び制御センタ装置及び受信端末装置及び適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、適応的アクセス制御方法及びシステム及び制御センタ装置及び受信端末装置及び適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、端末装置側からセンタ装置に繰り返しアクセスし、最新情報を取得する場合に、適応的にアクセストラヒックを平坦化するための適応的アクセス制御方法及びシステム及び制御センタ装置及び受信端末装置及び及び適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシステムでは、端末装置は、センタ装置に予め定められた一定の間隔でアクセスして最新情報を取得している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のシステムでは、端末装置からセンタ装置への繰り返しアクセスは、一定の間隔で行われているため、多数の端末装置がセンタ装置に初めてアクセスした時点のトラヒックパターンが定期的に繰り返される。ある時点では、非常に混み合い、あるい時点では空いた状態となり、センタ装置やネットワークにかかる負荷が不均一となる。そのため、別の処理を行う時に、負荷のピークがぶつかると、その処理の実行が阻害され、システムの安定的な運営ができないという問題がある。
【0004】
特に、テレビなどのメディアにおいて開催されるイベントでは、端末装置の繰り返しアクセスの開始時刻がほぼ同時刻になり、この問題は深刻である。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、多数の端末装置の繰り返しアクセスを制御して、センタ装置にかかる負荷を均等にすることが可能な適応的アクセス制御方法及びシステム及び制御センタ装置及び受信端末装置及び適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の第1の原理を説明するための図である。
本発明(請求項1)は、端末装置側からセンタ装置側に繰り返しアクセスし、最新情報を取得するシステムにおいて、適応的にアクセストラヒックを平坦化するための適応的アクセス制御方法において、
センタ装置側で端末装置からのアクセスを検出すると(ステップ1)、現時点の予約数に基づいて待機時間を算出して(ステップ2)、該端末装置に通知する(ステップ3)と共に、該予約数をインクリメントし(ステップ4)、
所定の単位処理時間が経過する毎に、予約数の値を0を下限としてデクリメントし(ステップ5)、
予約数の値に応じて、端末装置が再度センタ装置に再アクセスするまでの待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
により算出し(ステップ6)、該待機時間を該端末装置に通知する(ステップ7)。
【0006】
本発明(請求項2)は、基本アクセス間隔の間のアクセス数が、
基本アクセス間隔/単位処理時間
よりも大きい場合には、センタ装置の1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として、単位処理時間の値を小さくし、小さい場合には、該単位処理時間の値を大きくする。
【0007】
本発明(請求項)は、予約数の値が、予め設定された上限値に達した時に、そのアクセスが新たな端末装置からの初めてのアクセスだった場合には、該端末装置に繰り返しアクセスを禁止する。
図2は、本発明の第2の原理を説明するための図である。
本発明(請求項)は、 端末装置側からセンタ装置側に繰り返しアクセスし、最新情報を取得するシステムにおいて、適応的にアクセストラヒックを平坦化するための適応的アクセス制御方法において、
センタ装置側において、端末装置からのアクセスを検出する(ステップ10)と、現時点の予約数をインクリメントし(ステップ11)、
所定の単位処理時間が経過する毎に、予約数の値を0を下限としてデクリメントし(ステップ12)、
端末装置に予約数を通知し(ステップ13)、
端末装置は、センタ装置側から通知された予約数の値に応じて、再度センタ装置に再アクセスするまでの待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
により算出し(ステップ14)、
待機時間が到来した時点で再度センタ装置にアクセスする(ステップ15)。
【0008】
本発明(請求項5)は、基本アクセス間隔の間のアクセス数が、
基本アクセス間隔/単位処理時間
よりも大きい場合には、センタ装置の1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として、単位処理時間の値を小さくし、小さい場合には、該単位処理時間の値を大きくする。
【0011】
は、本発明の第1の原理構成図である。
【0012】
本発明(請求項)は、センタ装置100側に繰り返しアクセスして最新情報を取得する端末装置200と、該端末装置200からのアクセストラヒックを適応的に平坦化するセンタ装置からなる適応的アクセス制御システムであって、
センタ装置100は、
変数の予約数の値を記憶する予約数記憶手段110と、
端末装置22からのアクセスを検出するアクセス検出手段140と、
アクセス検出手段140においてアクセスを検出した場合に、予約数の値をインクリメントするインクリメント手段150と、
所定の単位処理時間が経過する毎に、予約数の値を0を下限としてデクリメントするデクリメント手段130と、
予約数を端末装置200に通知する予約数通知手段190と、を有し、
端末装置200は、
センタ装置100にアクセスするアクセス手段210と、
センタ装置100側からの予約数を受信する予約数受信手段250と、
予約数受信手段250により取得した予約数の大きさに応じて、再度センタ装置100にアクセスするまでの待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
により算出する待機時間算出手段260と、
待機時間が経過した時点でアクセス手段210を起動させる再アクセス起動手段230とを有する。
【0014】
図4は、第2の原理構成図である。
本発明(請求項)は、センタ装置側に繰り返しアクセスして最新情報を取得する端末装置と、該端末装置からのアクセストラヒックを適応的に平坦化するセンタ装置からなる適応的アクセス制御システムにおける制御センタ装置であって、
変数の予約数の値を記憶する予約数記憶手段110と、
端末装置からのアクセスを検出するアクセス検出手段140と、
アクセス検出手段140において、アクセスを検出した場合に、予約数の値をインクリメントするインクリメント手段150と、
所定の単位処理時間が経過する毎に、予約数の値を0を下限としてデクリメントするデクリメント手段130と、
現時点の予約数記憶手段の予約数の値に基づいて待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
により算出する待機時間算出手段160と、
待機時間算出手段160で求められた待機時間を端末装置へ通知する待機時間通知手段170と、を有する。
【0015】
本発明(請求項)は、基本アクセス間隔の間のアクセス数が、
基本アクセス間隔/単位処理時間
よりも大きい場合には、センタの1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として、単位処理時間の値を小さくし、小さい場合には、該単位処理時間の値を大きくする単位時間調整手段を更に有する。
【0016】
本発明(請求項)は、予約数の値が、予め設定された上限値に達した時に、そのアクセスが新たな端末装置から初めてのアクセスだった場合には、該端末装置に繰り返しアクセスを禁止するアクセス制御手段を更に有する。
【0019】
本発明(請求項10)は、センタ装置側に繰り返しアクセスして最新情報を取得する端末装置と、該端末装置からのアクセストラヒックを適応的に平坦化するセンタ装置からなる適応的アクセス制御システムにおける制御センタ装置に実行させる適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体であって、
端末装置からのアクセスを検出するアクセス検出ステップと、
アクセス検出ステップにおいてアクセスを検出した場合に、予約数の値をインクリメントするインクリメントステップと、
所定の単位処理時間が経過する毎に、予約数の値を0を下限としてデクリメントするデクリメントステップと、
現時点の予約数記憶ステップの予約数の値に基づいて待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
により算出する待機時間算出ステップと、
待機時間算出ステップで求められた待機時間を端末装置へ通知させる待機時間通知ステップ
制御センタ装置に実行させるプログラムを格納する。
【0020】
本発明(請求項11)は、基本アクセス間隔の間のアクセス数が、
基本アクセス間隔/単位処理時間
よりも大きい場合には、センタ装置の1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として、単位処理時間の値を小さくし、小さい場合には、該単位処理時間の値を大きくする単位時間調整ステップを更に実行させる。
【0021】
本発明は、(請求項12)は、予約数の値が、予め設定された上限値に達した時に、そのアクセスが新たな端末装置からの初めてのアクセスだった場合には、該端末装置に繰り返しアクセスを禁止するアクセス制限ステップを更に実行させる。
【0024】
上記において、本発明は、センタ装置に待機時間を算出する手段を有する場合と、センタ装置が端末装置に対して予約数の値のみを送信し、端末装置側で当該予約数の値に応じて待機時間を算出する2つの構成パターンを有している。
【0025】
いずれの構成においても1回目のアクセス時には、不均一なアクセストラヒックが、2回目以降からは、適応的に均一化していくことになり、システムに特定の負荷をかけずに平準化されたトラヒックを維持することが可能となる。
さらに、基本アクセス間隔の間のアクセス数が(基本アクセス間隔/単位処理時間)よりも大きい場合には、センタ装置での呼を処理するための処理限界を下限として単位処理時間の値を小さくし、また、小さい場合には、単位処理時間の値を大きくすることにより、処理限界までは、待機時間は基本アクセス間隔の長さに維持されることになり、当該基本アクセス間隔内でアクセスが均等に配置されることになる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図5は、本発明の適応的アクセス制御システムの構成を示す。
同図に示す構成は、センタ装置100と端末装置200がネットワーク300を介して接続されている構成である。
センタ装置100は、予約数記憶部110、単位処理時間経過検出部120、予約数デクリメント処理部130、アクセス検出部140、予約数インクリメント処理部150、待機時間算出部160、待機時間通知部170及びデータ送受信部180から構成される。
【0027】
単位時間経過検出部120は、単位処理時間が経過する毎に、予約数デクリメント処理部130に指示を出す。
予約数デクリメント処理部130は、単位時間経過検出部120からの指示を取得すると、予約数記憶部110で管理されている予約数の値を0を下限として、デクリメントする。
【0028】
アクセス検出部140は、端末装置200からのアクセスを検出すると、待機時間算出部160に指示を発行し、現時点の予約数に基づいて待機時間の長さを算出させてから、予約数インクリメント処理部150に指示を出す。
予約数インクリメント処理部150は、アクセス検出部140からの指示を取得すると、予約数記憶部110で管理されている予約数の値をインクリメントする。
【0029】
待機時間算出部160は、現時点の予約数の値と、予め設定された基本アクセス間隔と単位処理時間から、
待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
により待機時間を算出する。算出された待機時間の値は、待機時間通知部170によりアクセスが切断される前に、端末装置200に側に通知される。
【0030】
データ送受信部180は、ネットワーク300を介して端末装置200との間でやり取りされる待機時間以外の一般データを送信または、受信する。
端末装置200は、アクセス処理部210、待機時間受信部220、指定時間待機処理部230及びデータ送受信部240から構成される。
待機時間受信部220は、センタ装置100の待機時間通知部170から待機時間を受信すると、その値を指定時間待機処理部230に渡す。
【0031】
指定時間待機処理部230は、待機時間を受け取ってから待機時間の値の分だけ待機したのち、アクセス処理部210に再びセンタ装置100にアクセスするよう指示を出す。
データ送受信部240は、センタ装置100と端末装置200との間でやりとりされる待機時間以外の一般データを受信または、送信する。
【0032】
図6は、本発明のセンタ装置と端末装置間の処理を説明するためのシーケンスチャートである。
ステップ101) 端末装置200とセンタ装置100間における通信を行い、センタ装置100のデータ送受信部180で情報を受信すると、アクセス検出部140に通知する。なお、当該受信処理は、アクセス検出部140がアクセスを検出した後、待機時間通知部170が行う待機時間の端末への通知処理と並行して(または、その前後で)行われる。
【0033】
ステップ102) アクセス検出部140は、待機時間算出部160に対して待機時間の算出を指示する。これにより待機時間算出部160は、前述の計算式により待機時間を算出し、待機時間通知部170に通知する。
ステップ103) 待機時間通知部170は、待機時間算出部160から取得した待機時間を取得すると、待機時間を端末装置200に通知する。
【0034】
ステップ104) 端末装置200は、通知された待機時間だけ待機する。
ステップ105) 再度端末装置200は、センタ装置100にアクセスする。以下の処理は、ステップ102以降の処理と同様である。
【0035】
【実施例】
以下、図面と共に、本発明の実施例を説明する。
図7〜図9は、本発明のセンタ装置と端末装置間の処理を示し、センタ装置100への最初のアクセスと、2回目のアクセスの様子を説明する。
図7に示すパターン1は、単位処理時間経過毎に1つずつアクセスがあるパターンである。この場合、各アクセスの到着により予約数(予約数記憶部110に格納されている値)は、0から1になるが、単位処理時間の経過により、次のアクセスの到着時には、0の値にデクリメントされることになる。このデクリメントは、アクセスが検出された時点から単位処理時間経過後にデクリメントされるのではなく、アクセスの有無に関係なく、絶対時間の単位処理時間の経過毎にデクリメントされる。従って、同図において、単位処理時間のマス目を横切る毎に予約数は、デクリメントされる。結果として3つのアクセスは、いずれも予約数「0」を取得し、基本アクセス間隔時間経過後に2回目のアクセスが発生する。同図からわかるように、各マス目に1つずつアクセスが入る。
【0036】
図8に示すパターン2は、単位処理時間のマス目に集中して、3つのアクセスがある場合である。この場合は、各アクセスの取得する予約数は、0、1、2となり、2回目のアクセスは単位処理時間の長さ分だけずれて行われることになる。やはり、同図からわかるように、各マス目に1つずつアクセスが入る。
図9に示すパターン3は、基本アクセス間隔の中に、基本アクセス間隔/単位処理時間より多いアクセスがあった場合、予約数の数が定常的にどうなるかを示している。
【0037】
まず、2回目以降のアクセスは同図からわかるように、各単位処理時間のマス目に収まる。すると、インクリメントとデクリメントの作用が拮抗し、各アクセスが取得する予約数の値は常に一定となる。以降、新たな別のアクセスが参入してこない限り、予約数の値は、ずっと一定となり、算出される待機時間も一定となる。そして、すべての端末装置からのアクセスが一巡した直後に、次の再アクセスが始まる。また、新たな別のアクセスが参入しても、同様の動作により、最終的には、アクセストラヒックが均一化する。
【0038】
なお、上記の実施例では、予約数から待機時間を算出する処理は、センタ装置100側で行ったが、端末装置200側に予約数を通知して端末装置側で待機時間を算出することも可能である。
また、基本アクセス間隔の間のアクセス数が基本アクセス間隔/単位処理時間よりも大きい場合に、センタ装置100の1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として単位処理時間の値を小さくし、また、基本アクセス間隔/単位処理時間よりも小さい場合に、単位処理時間の値を大きくするようにすると、処理限界までは、待機時間は、基本アクセス間隔の長さに維持され、各アクセスは基本アクセス間隔内で均等に配置されるようになる。そして、アクセス密度が高くなり、基本アクセス間隔内にアクセスを詰め込み切れなくなったときに、はじめて待機時間が延長されていくようになり、アクセス間隔を極力維持することを優先するシステムを運営したい場合には有効である。
【0039】
また、予約値が、予め定められた上限値に達した時に、そのアクセスが新たな端末装置から初めてのアクセスがあった場合には、その端末装置に繰り返しアクセスをさせないようにすると、入場制限によって円滑なシステム運営を維持することが可能となり、そのようなシステム運営を行いたい場合には有効である。
また、上記の実施例では、センタ装置100及び端末装置200の構成要素に基づいて説明しているが、この例に限定されることなく、センタ装置100及び端末装置200の各々の構成要素をプログラムとして構築し、センタ装置100及び端末装置200内のディスク装置や、フロッピーディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストールすることにより容易に本発明を実現することが可能である。
【0040】
なお、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
【0041】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、第1回目のアクセスにおいては、不均一なアクセストラヒックは、第2回目以降は、適応的に均一化していくことになり、システムを安定的に運用する上で効果がある。
予約数をインクリメント、デクリメントする操作は、非常に簡単な処理であるため、予約数の管理の手間は非常に軽い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の第2の原理を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の原理構成図である。
【図4】本発明の第2の原理構成図である。
【図5】本発明の適応的アクセス制御システムの構成図である。
【図6】本発明のセンタ装置と端末装置間の処理を説明するためのシーケンスチャートである。
【図7】本発明の一実施例のセンタ装置と端末装置間の処理(パターン1)である。
【図8】本発明の一実施例のセンタ装置と端末装置間の処理(パターン2)である。
【図9】本発明の一実施例のセンタ装置と端末装置間の処理(パターン3)である。
【符号の説明】
100 センタ装置
110 予約数記憶手段、予約数記憶部
120 単位処理時間経過検出部
130 デクリメント手段、予約数デクリメント部
140 アクセス検出手段、アクセス検出部
150 インクリメント手段、予約数インクリメント部
160 待機時間算出手段、待機時間算出部
170 待機時間通知手段、待機時間通知部
180 データ送受信部
190 予約数通知手段
200 端末装置
210 アクセス手段、アクセス処理部
220 待機時間受信手段、待機時間受信部
230 再アクセス起動手段、指定時間待機処理部
240 データ送受信部
250 予約数受信手段
260 待機時間算出手段

Claims (12)

  1. 端末装置側からセンタ装置側に繰り返しアクセスし、最新情報を取得するシステムにおいて、適応的にアクセストラヒックを平坦化するための適応的アクセス制御方法において、
    前記センタ装置側で前記端末装置からのアクセスを検出すると、現時点の予約数に基づいて待機時間を算出して、該端末装置に通知すると共に、該予約数をインクリメントし、
    所定の単位処理時間が経過する毎に、前記予約数の値を0を下限としてデクリメントし、
    前記予約数の値に応じて、前記端末装置が再度前記センタ装置に再アクセスするまでの待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
    待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
    により算出し、該待機時間を該端末装置に通知することを特徴とする適応的アクセス制御方法。
  2. 前記基本アクセス間隔の間のアクセス数が、
    基本アクセス間隔/単位処理時間
    よりも大きい場合には、前記センタ装置の1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として、前記単位処理時間の値を小さくし、小さい場合には、該単位処理時間の値を大きくする請求項1記載の適応的アクセス制御方法。
  3. 前記予約数の値が、予め設定された上限値に達した時に、そのアクセスが新たな端末装置からの初めてのアクセスだった場合には、該端末装置に繰り返しアクセスを禁止する請求項1記載の適応的アクセス制御方法。
  4. 端末装置側からセンタ装置側に繰り返しアクセスし、最新情報を取得するシステムにおいて、適応的にアクセストラヒックを平坦化するための適応的アクセス制御方法において、
    前記センタ装置側において、前記端末装置からのアクセスを検出すると、現時点の予約数をインクリメントし、
    所定の単位処理時間が経過する毎に、前記予約数の値を0を下限としてデクリメントし、
    前記端末装置に予約数を通知し、
    前記端末装置は、前記センタ装置側から通知された前記予約数の値に応じて、再度前記センタ装置に再アクセスするまでの待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
    待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
    により算出し、
    前記待機時間が到来した時点で再度前記センタ装置にアクセスすることを特徴とする適応的アクセス制御方法。
  5. 前記基本アクセス間隔の間のアクセス数が、
    基本アクセス間隔/単位処理時間
    よりも大きい場合には、前記センタ装置の1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として、前記単位処理時間の値を小さくし、小さい場合には、該単位処理時間の値を大きくする請求項記載の適応的アクセス制御方法。
  6. センタ装置側に繰り返しアクセスして最新情報を取得する端末装置と、該端末装置からのアクセストラヒックを適応的に平坦化するセンタ装置からなる適応的アクセス制御システムであって、
    前記センタ装置は、
    変数の予約数の値を記憶する予約数記憶手段と、
    前記端末装置からのアクセスを検出するアクセス検出手段と、
    前記アクセス検出手段においてアクセスを検出した場合に、前記予約数の値をインクリメントするインクリメント手段と、
    所定の単位処理時間が経過する毎に、前記予約数の値を0を下限としてデクリメントするデクリメント手段と、
    前記予約数を前記端末装置に通知する予約数通知手段と、を有し、
    前記端末装置は、
    前記センタ装置にアクセスするアクセス手段と、
    前記センタ装置側からの前記予約数を受信する予約数受信手段と、
    前記予約数受信手段により取得した前記予約数の大きさに応じて、再度センタ装置にアクセスするまでの待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
    待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
    により算出する待機時間算出手段と、
    前記待機時間が経過した時点で前記アクセス手段を起動させる再アクセス起動手段とを有することを特徴とする適応的アクセス制御システム。
  7. センタ装置側に繰り返しアクセスして最新情報を取得する端末装置と、該端末装置からのアクセストラヒックを適応的に平坦化するセンタ装置からなる適応的アクセス制御システムにおける制御センタ装置であって、
    変数の予約数の値を記憶する予約数記憶手段と、
    前記端末装置からのアクセスを検出するアクセス検出手段と、
    前記アクセス検出手段において、アクセスを検出した場合に、前記予約数の値をインクリメントするインクリメント手段と、
    所定の単位処理時間が経過する毎に、前記予約数の値を0を下限としてデクリメントするデクリメント手段と、
    現時点の前記予約数記憶手段の予約数の値に基づいて待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
    待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
    により算出する待機時間算出手段と、
    前記待機時間算出手段で求められた前記待機時間を前記端末装置へ通知する待機時間通知手段と、
    を有することを特徴とする制御センタ装置。
  8. 前記基本アクセス間隔の間のアクセス数が、
    基本アクセス間隔/単位処理時間
    よりも大きい場合には、前記センタの1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として、前記単位処理時間の値を小さくし、小さい場合には、該単位処理時間の値を大きくする単位時間調整手段を更に有する請求項記載の制御センタ装置。
  9. 前記予約数の値が、予め設定された上限値に達した時に、そのアクセスが新たな端末装置から初めてのアクセスだった場合には、該端末装置に繰り返しアクセスを禁止するアクセス制御手段を更に有する請求項記載の制御センタ装置。
  10. センタ装置側に繰り返しアクセスして最新情報を取得する端末装置と、該端末装置からのアクセストラヒックを適応的に平坦化するセンタ装置からなる適応的アクセス制御システムにおける制御センタ装置に実行させる適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記端末装置からのアクセスを検出するアクセス検出ステップと、
    前記アクセス検出ステップにおいてアクセスを検出した場合に、前記予約数の値をインクリメントするインクリメントステップと、
    所定の単位処理時間が経過する毎に、前記予約数の値を0を下限としてデクリメントするデクリメントステップと、
    現時点の前記予約数記憶ステップの予約数の値に基づいて待機時間を、予め設定された単位時間、及び該単位時間よりも大きい基本アクセス間隔を用いて、
    待機時間=基本アクセス間隔+単位処理時間×予約数
    により算出する待機時間算出ステップと、
    前記待機時間算出ステップで求められた前記待機時間を前記端末装置へ通知させる待機時間通知ステップ
    前記制御センタ装置に実行させるプログラムを格納したことを特徴とする適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体。
  11. 前記基本アクセス間隔の間のアクセス数が、
    基本アクセス間隔/単位処理時間
    よりも大きい場合には、前記センタ装置の1つの呼を処理するのに要する処理限界を下限として、前記単位処理時間の値を小さくし、小さい場合には、該単位処理時間の値を大きくする単位時間調整ステップを更に実行させる請求項10記載の適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体。
  12. 前記予約数の値が、予め設定された上限値に達した時に、そのアクセスが新たな端末装置からの初めてのアクセスだった場合には、該端末装置に繰り返しアクセスを禁止するアクセス制限ステップを更に実行させる請求項10記載の適応的アクセス制御プログラムを格納した記憶媒体。
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