JP5182701B2 - Sipシステム - Google Patents

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Description

本発明は、SIPシステム、特に、SIP端末の情報を登録するSIPレジストラサーバの負荷を平準化するSIPシステムに関する。SIP端末の情報をSIPレジストラサーバに登録するためにSIP端末が送信する信号をREGISTER信号(SIP標準勧告RFC3261)という。
SIPネットワークにおけるこの種の負荷への対処としては、単純に、高い処理能力を有するサーバを設置したり(従来技術1)、REGISTER信号の応答として500(Server Internal Error)や503(Service Unavailable)を返却し、その際にRetry−Afterヘッダを使用し、どの程度の間サービスが利用できないかをSIP端末側に通知を行い、その時間経過後に再びREGISTER信号を送信する(従来技術2)というものがある。
また、公知文献上のこの種の技術としては、SIP端末からのREGISTER信号を複数のSIPレジストラサーバへ平準化処理する装置を設置する(従来技術3。例えば、特許文献1参照)、あるいはSIP端末からのREGISTER信号を、時間差をつけてSIPレジストラサーバへ中継する装置を設置する(従来技術4。例えば、特許文献2参照)ものが知られている。
特開2007−60210(第8頁、図1) 特開2008−92101(第4頁、図1)
しかしながら、上述した従来技術1では、SIP端末の登録の際にかかる負荷は、呼処理の際の負荷と異なって、かなりのばらつきを伴うため、処理能力にマージンを持たせたSIPレジストラサーバを設ける必要がある。また、従来技術2では、1stREGISTER信号の場合、サービスが利用不可能な時間が発生してしまうことがある。
また、従来技術3では複数のサーバ、従来技術4ではゲートウェイを必要とするという第1の問題点がある。更に、いずれの技術であっても、SIP端末からの登録による負荷を処理しても、その後、Re−REGISTER信号をSIP端末側から送信するタイミングで同じような負荷の増加が予想されるという第2の問題点がある。
そこで、本発明の目的は、SIPレジストラサーバの負荷を平準化する、より簡便なSIPシステムを提供することにある。
なお、Re−REGISTER信号とは、1stREGISTER信号によって登録されたユーザの有効時間(以下「Register有効時間」と記す)の経過の前に送信されるREGISTER信号をいう。
本発明のSIPシステムは、SIPレジストラサーバにおいてSIP端末からのREGISTER信号の数をカウントし、予め設定した時間内のカウント値が予め設定した値以上になると、以降受信したREGISTER信号についてRegister有効時間を延長することにより、SIP端末から次の周期に受信するRe−REGISTER信号の受信タイミングをずらすことを特徴とする。
より詳しくは、本発明のSIPシステムは、SIPレジストラサーバと複数のSIP端末がSIP網を介して接続されているSIPシステムにおいて、SIP端末は、SIPレジストラサーバへExtensionExpiresヘッダを任意に付加したREGISTER信号を送信できる機能を有し、SIPレジストラサーバは、単位時間および該単位時間当たりの登録可能REGISTER信号呼数(REGISTER信号閾値)が事前に設定され、またREGISTER信号を受信する毎にカウントアップして、単位時間が経過する毎にカウント値からREGISTER信号閾値を減算するカウンタを備え、REGISTER信号を受信した際に、前回の単位時間経過後の単位時間内であるのに、カウント値がREGISTER信号閾値以上になった場合、以降ExtensionExpiresヘッダが付加されたREGISTER信号を受信すると、カウント値からREGISTER信号閾値を除算し、その商に単位時間を乗算した値を設定したAditionalExpiresヘッダを付加した200OK信号を返送する機能を有し、SIP端末は、200OK信号にAdditionalExpiresヘッダが設定されていた場合、expiresパラメータの設定値にAdditionalExpiresヘッダの設定値を加算した値をRegisterの有効時間とすることを特徴とする。
本発明では、先ず、SIPレジストラサーバに単位時間および該単位時間当たりの登録可能REGISTER信号呼数(REGISTER信号閾値)を事前に設定する。SIP端末がSIPレジストラサーバへExtensionExpiresヘッダを任意に付加したREGISTER信号を送信し、SIPレジストラサーバがREGISTER信号を受信すると、カウンタをカウントアップして、単位時間が経過する毎にカウント値からREGISTER信号閾値を減算する。SIPレジストラサーバは、REGISTER信号を受信した際に、前回の単位時間経過後の単位時間内であるのに、カウント値がREGISTER信号閾値以上になった場合、以降ExtensionExpiresヘッダが付加されたREGISTER信号を受信すると、カウント値からREGISTER信号閾値を除算し、その商に単位時間を乗算した値を設定したAditionalExpiresヘッダを付加した200OK信号を返送する。SIP端末は、200OK信号にAdditionalExpiresヘッダが設定されていた場合、expiresパラメータの設定値にAdditionalExpiresヘッダの設定値を加算した値をRegisterの有効時間とする。
本発明においては、以上のようにExtensionExpiresヘッダを用いることにより、SIP端末側から負荷平準化の対応状況を通知することができ、負荷が増大した場合に、Register有効時間満了する前に再度同じ規模のRe−REGISTER信号を受信することが想定されるが、負荷平準化に対応したSIP端末については、AdditionalExpiresヘッダを用いることにより、REGISTER信号処理にかかる負荷を平準化することができる。この結果、SIPレジストラサーバの処理能力を呼処理に振り分けることができ、SIPシステムを効率的に運用できる。
更には、ExtensionExpiresヘッダが付加されたREGISTER信号に対してのみ、200OK信号にAdditionalExpiresヘッダを付加するため、負荷平準化に対応・非対応端末が混在する構成も可能である。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のSIPシステムの一実施の形態を示す図である。SIPシステムにおいては、周知のように、SIPサービスを受ける端末(SIP端末)の情報をサーバに登録しておく必要があり、このサーバをSIPレジストラサーバという。図1においては、SIPレジストラサーバSVとn個のSIP端末T1〜TnがSIP網NWを介して接続されている。
SIP端末T1〜Tnの情報をSIPレジストラサーバSVに登録するためには、SIP端末T1〜TnそれぞれからREGISTER信号をSIPレジストラサーバSVへ送信する。SIPレジストラサーバSVにおいて、単位時間Zおよび単位時間Z当たりの登録可能REGISTER信号呼数(REGISTER信号閾値H)が事前に設定される。いま、SIPレジストラサーバSVが所定の単位時間Zに登録できるREGISTER信号の数をREGISTER信号閾値Hとする。
SIPレジストラサーバSVは登録制御のためにタイマtおよびカウンタiを備えている。タイマtは、例えば1秒単位で刻時し、カウンタiはREGISTER信号を受信する毎にカウントアップする。そして、単位時間Zが経過する毎に、カウンタiのカウント値からREGISTER信号閾値Hを減算する機能を有する。
SIP端末TにおいてREGISTER信号を送信する際に、端末側における負荷の平準化への対応を示す、ExtensionExpiresヘッダを付加したREGISTER信号を送信できる機能を有する。この機能はSIP端末Tに負荷平準化プログラムを装備することにより実現することができる。ExtensionExpiresヘッダは、SIP標準勧告(RFC3261)に規定されているExpiresヘッダの拡張ヘッダであって、その設定が許容されている。
SIPレジストラサーバSVにおいて、REGISTER信号を受信した際に、前回の単位時間Z経過後の単位時間Z内であるのに、カウンタiのカウント値がREGISTER信号閾値H以上になった場合、以降ExtensionExpiresヘッダが付加されたREGISTER信号を受信すると、カウンタiのカウント値からREGISTER信号閾値Hを除算し、その商に単位時間Zを乗算した値を設定したAditionalExpiresヘッダを付加した200OK信号を返送する機能を有する。
SIP端末Tにおいて、200OK信号にAdditionalExpiresヘッダが設定されていた場合、expiresパラメータの設定値にAdditionalExpiresヘッダの設定値を加算した値をRegisterの有効時間とする。
次に、フローチャートを用いて本発明のSIPシステムの動作について詳細に説明する。図2はSIPレジストラサーバSV側のフローチャート、図3はSIP端末T側のフローチャートである。
SIP端末Tにおいて、端末起動時やRegister有効時間の満了前にSIPレジストラサーバSVへ端末情報の登録を行なう場合、ExtensionExpiresヘッダの付加が無ければRegister有効時間となる値をExpiresパラメータに設定してからREGISTER信号を送信する(図3のステップT2)。このとき、ExtensionExpiresヘッダの付加(ステップT1)は任意であって、ExtensionExpiresヘッダを付加するSIP端末Tと付加しないSIP端末Tが混在してよい。
SIPレジストラサーバSVにおいて、REGISTER信号を受信する(図2のステップS1)と、その都度、タイマtが前回の単位時間Z経過後の単位時間Z以上かの確認を行う(ステップS2)。タイマtが単位時間T未満の場合、カウンタiがREGISTER信号閾値H以上かの判定を行う(ステップS3)。カウンタiがREGISTER信号閾値H未満の場合、カウンタiをインクリメントして(ステップS4)、200OK信号を端末側へ送信する(ステップS5)。このケースは、REGISTER信号の受信がREGISTER信号閾値H以上となるほどには多くなく、かつREGISTER信号を受信した時刻が単位時間T到達前である。
REGISTER信号を受信した時刻が単位時間Z到達後である場合(ステップS2)は、カウンタiからREGISTER信号閾値Hを減算して(ステップS6)からステップS3へ移行する。例えば、H=80とすると、i=80であればi=0、i=170であればi=90、i=15であればi=0とする。これは、SIPレジストラサーバSVが当該単位時間Zの間にREGISTER信号閾値Hをカウンタiから差し引き、残余のREGISTER信号があれば、単純に次の単位時間Zにおける登録処理に持ち越すか、AdditionalExpiresヘッダの設定による効果に委ねることを意味する。
ステップS3においてカウンタiがREGISTER信号閾値H以上である場合、ExtensionExpiresヘッダが設定されているか判定を行う(ステップS7)。その結果、設定されていない場合はステップS4へ移行し、REGISTER信号閾値H減算(ステップS6)後の残余のREGISTER信号は、単純に次の単位時間Zにおける登録処理に持ち越すことになる。
一方、ExtensionExpiresヘッダが設定されている(ステップS7)場合は、(i/H)の商に単位時間Zを乗算した値をAdditionalExpiresヘッダに設定して(ステップS8)からステップS4へ移行する。例えば、i=95、H=80、T=60なら60、i=170、H=80、T=60なら120をAdditionalExpiresヘッダに設定する。これは、REGISTER信号閾値H減算(ステップS6)後の残余のREGISTER信号について、その数に応じて、単位時間Z刻みでRegister有効時間を延長することを意味する。
図3に戻って、SIP端末Tにおいては、SIPレジストラサーバSVが送信(ステップS5)した200OK信号を受信する(ステップT3)と、受信した200OK信号にAdditionalExpiresヘッダが設定されているかの判定を行う(ステップT4)。AdditionalExpiresヘッダが設定されていない場合はexpiresパラメータに設定されている値をRegister有効時間として設定する(ステップT5)。
一方、AdditionalExpiresヘッダが設定されている場合はexpiresパラメータの設定値とAdditionalExpiresヘッダの設定値を加算し、その値をRegister有効時間として設定する(ステップT6)。例えば、expiresパラメータの設定値が3600、AdditionalExpiresヘッダの設定値が60なら、Register有効時間は3660となる。
SIP端末Tは、Register有効時間の満了前にREGISTER信号を送信する(ステップT2)必要があるが、以上のようにExtensionExpiresヘッダを用いることにより、Register有効時間を延長することができる。その結果、REGISTER信号の送信を先送りすることにより平準化できるようになるので、REGISTER信号のSIPレジストラサーバSVへの集中、即ちSIPレジストラサーバSVの負荷を緩和することができることとなるのである。
次に、図4および図5を用いて負荷平準化を実施した際の効果について説明する。説明を単純にするため、SIP端末T全てが本発明による負荷平準化プログラムを有するものとする。また、REGISTER信号閾値H=80、単位時間Z=60、1stREGISTER信号のExpiresヘッダには3600が設定されているものとし、Re−REGISTER信号は3600秒後に送信されるものとする。
図4および図5は、SIPレジストラサーバSVが受信する1stREGISTER信号とRe−REGISTER信号の単位時間Z刻みの呼数の時間的な推移を棒グラフで示す。SIPレジストラサーバSVは1stREGISTER信号を受信した3600秒後にRe−REGISTER信号を受信することとなる。
図4は負荷の平準化を行わない場合を示している。0秒から59秒までの間に100call(REGISTER信号群A)、60秒から119秒までの間に70call(REGISTER信号群B)、120秒から179秒までの間に90call(REGISTER信号群C)、180秒から239秒までの間に60call(REGISTER信号群D)の1stREGISTER信号がSIPレジストラサーバSVで受信される。
この場合、単位時間Z毎の1stREGISTER信号の呼数、つまりSIPレジストラサーバSVにとっての負荷にばらつきがあるが、負荷の平準化は行われず、REGISTER信号群A,B,C,Dに対するRe−REGISTER信号は、それぞれ3600,3660,3720,3780秒後に受信される。このように、Re−REGISTER信号のばらつき状況は1stREGISTER信号のばらつき状況と全く同じのまままであり、SIPレジストラサーバSVの効率的な運用は行えない。
図5は負荷の平準化を行う場合を示している。図4におけるREGISTER信号群AをA1とA2、REGISTER信号群BをB1とB2、REGISTER信号群CをC1とC2として認識し、Re−REGISTER信号は、いずれも呼数がREGISTER信号閾値Hに等しいREGISTER信号群A1,(A2+B1),(B2+C1),(C2+D)として受信される。
SIPレジストラサーバSVにおいて、1stREGISTER信号として、0秒から59秒までの間に100callのREGISTER信号群(A1+A2)を受信した場合、カウンタiがインクリメントされ(図2のステップS4)、REGISTER信号閾値H=80であるため、80call目までのREGISTER信号群A1はAdditionalExpiresヘッダが設定されずに200OK信号が送信される(ステップS5)。
REGISTER信号群A1に続く81call目から100call目までのREGISTER信号群A2はREGISTER信号閾値H以上であるためにAdditionalExpiresヘッダの設定値として単位時間Zの「60」が設定されて(ステップS8)200OK信号が送信される(ステップS5)。この時点でカウンタiは「100」となっている。
1つの目の単位時間Zに到達する(ステップS2)60secとなった段階でカウンタiからREGISTER信号閾値H=80が減算されカウンタiは「20」となる(ステップS6)。60secから119secの間において、カウンタiは「20」からインクリメントされるため、REGISTER信号を60call受信した段階で、REGISTER信号群A2と合わせてREGISTER信号閾値H以上となる。この60call目までのREGISTER信号をREGISTER信号群B1とする。
REGISTER信号群B1に続く61call目から70call目までのREGISTER信号群B2はAdditionalExpiresヘッダの設定値は単位時間Zの「60」が設定されて(ステップS8)200OK信号が送信される。この時点でカウンタiは「90」となっている。
2つ目の単位時間Zに到達する(ステップS2)120secとなった段階でカウンタiからREGISTER信号閾値H=80が減算されカウンタiは「10」となる(ステップS6)。120secから179secの間において、カウンタiは「10」からインクリメントされるため、REGISTER信号を70call受信した段階で、REGISTER信号群B2と合わせてREGISTER信号閾値H以上となる。この70call目までのREGISTER信号をREGISTER信号群C1とする。
REGISTER信号群C1に続く71call目から90call目までのREGISTER信号群C2はAdditionalExpiresヘッダの設定値は単位時間Zの60が設定されて(ステップS8)200OK信号が送信される。この時点でカウンタiは「100」となっている。
3つ目の単位時間Zに到達する(ステップS2)180secとなった段階でカウンタiからREGISTER信号閾値H=80が減算されカウンタiは「20」となる(ステップS6)。180secから239secの間において、カウンタiは「20」からインクリメントされるため、REGISTER信号を60call受信した段階で、REGISTER信号群C2と合わせてREGISTER信号閾値H以上となる。この60call目までのREGISTER信号は、図5におけるREGISTER信号群Dである。
以上のように、図6では、呼数を示す各棒グラフの2階部分に当たるREGISTER信号群A2,B2,C2に対する200OK信号にはAdditionalExpiresヘッダの設定値「60」が設定される。この結果、REGISTER信号群A2,B2,C2の本来のRegister有効時間は、図5に示すように、3600,3660,3720秒であるが、3660,3720,3780秒となる(ステップT6)ので、SIP端末TはREGISTER信号群A2,B2,C2については、それぞれ60秒だけ先送りした状態で送信する(ステップT2)。
SIPレジストラサーバSVでは、3600secとなった段階で、Re−REGISTER信号としてREGISTER信号群A1を受信することとなる。REGISTER信号群A1は80callしかないため、3600secから3659secの間は80callのRe−REGISTER信号を受信する。
3660secから3719secの間はREGISTER信号群A2およびREGISTER信号群B1、3720secから3779secの間はREGISTER信号群B2およびREGISTER信号群C1、3780secから3839secの間はREGISTER信号群C2およびREGISTER信号群Dを受信することとなる。
なお、3600sec以降についてもカウンタiのインクリメント(ステップS4)、および単位時間Zが経過した際のカウンタの減算処理(ステップS6)を行っているため、新規なSIP端末Tから1stREGISTER信号を受信した際にREGISTER信号閾値Hを超えたものについてはAdditionalExpiresヘッダを付加してSIP端末T側のRegister有効時間を調節することが可能である。
図6はSIP端末Tからの1stREGISTER信号と、これに対するSIPレジストラサーバSVからの200OKを場合に分けて示す図である。SIP端末Tからは、ExtensionExpiresヘッダにExpires=3600を設定した1stREGISTER信号を送信する。SIPレジストラサーバSVにおいては、カウンタのカウント値とREGISTER信号閾値Hを比較し(ステップS3)、その結果によりAdditionalExpiresヘッダへの設定を行なって(ステップS8)、200OKを返信する(ステップS5)。
即ち、カウント値がREGISTER信号閾値H未満の場合は、200OKのexpires=3600、カウント値がREGISTER信号閾値Hのm倍以上の場合は、200OKのexpires=3600の上、AdditionalExpiresヘッダに単位時間Tのm倍を付加する。例えば、単位時間Z=60、m=1とすると、AdditionalExpiresヘッダ=60となる。
以上のよう、SIPレジストラサーバSV側においてREGISTER信号の負荷具合を確認し(ステップS3)、負荷が増加している場合はAdditionalExpiresヘッダを利用しRegister有効時間を延ばす(ステップT6)こととしたため、200OK信号を受信したSIP端末TからのRegister有効時間満了前のRe−REGISTER信号送信のタイミングを延期することができるので、REGISTER信号の負荷平準化を実現することができる。
なお、以上に説明したサーバ負荷平準化処理は、図2に示した処理をSIPレジストラサーバSVにおいて実行されるプログラム、図3に示した処理をSIP端末Tにおいて実行されるプログラムにより行なうことができる。
本発明のSIPシステムの一実施の形態を示す図 本発明を実施するためのSIPレジストラサーバの処理流れ図 本発明を実施するためのSIP端末側の処理流れ図 負荷平準化を行わない場合のRe−REGISTER信号の呼数を示す図 負荷平準化を行う場合のRe−REGISTER信号の呼数を示す図 1stREGISTER信号と200OKの関係を場合に分けて示す図
符号の説明
SV SIPレジストラサーバ
NW SIP網
T1〜Tn SIP端末
i カウンタ
t タイマ

Claims (4)

  1. SIPレジストラサーバにおいてSIP端末からのREGISTER信号の数をカウントし、予め設定した時間内のカウント値が予め設定した値以上になると、以降受信したREGISTER信号についてRegister有効時間を延長することにより、前記SIP端末から次の周期に受信するRe−REGISTER信号の受信タイミングをずらすことを特徴とするSIPシステム。
  2. SIPレジストラサーバと複数のSIP端末がSIP網を介して接続されているSIPシステムにおいて、
    前記SIP端末は、前記SIPレジストラサーバへExtensionExpiresヘッダを任意に付加したREGISTER信号を送信できる機能を有し、
    前記SIPレジストラサーバは、単位時間および該単位時間当たりの登録可能REGISTER信号呼数(REGISTER信号閾値)が事前に設定され、また前記REGISTER信号を受信する毎にカウントアップして、前記単位時間が経過する毎にカウント値から前記REGISTER信号閾値を減算するカウンタを備え、
    前記REGISTER信号を受信した際に、前回の単位時間経過後の単位時間内であるのに、前記カウント値が前記REGISTER信号閾値以上になった場合、以降前記ExtensionExpiresヘッダが付加されたREGISTER信号を受信すると、前記カウント値から前記REGISTER信号閾値を除算し、その商に前記単位時間を乗算した値を設定したAditionalExpiresヘッダを付加した200OK信号を返送する機能を有し、
    前記SIP端末は、前記200OK信号にAdditionalExpiresヘッダが設定されていた場合、expiresパラメータの設定値に前記AdditionalExpiresヘッダの設定値を加算した値をRegisterの有効時間とすることを特徴とするSIPシステム。
  3. SIPレジストラサーバと複数のSIP端末がSIP網を介して接続されているSIPシステムにおけるサーバ負荷平準化方法であって、
    前記SIPレジストラサーバに単位時間および該単位時間当たりの登録可能REGISTER信号呼数(REGISTER信号閾値)を事前に設定する段階と、
    前記SIP端末が前記SIPレジストラサーバへExtensionExpiresヘッダを任意に付加したREGISTER信号を送信する段階と、
    前記SIPレジストラサーバが前記REGISTER信号を受信する毎にカウンタをカウントアップして、前記単位時間が経過する毎にカウント値から前記REGISTER信号閾値を減算する段階と、
    前記SIPレジストラサーバは、前記REGISTER信号を受信した際に、前回の単位時間経過後の単位時間内であるのに、前記カウント値が前記REGISTER信号閾値以上になった場合、以降前記ExtensionExpiresヘッダが付加されたREGISTER信号を受信すると、前記カウント値から前記REGISTER信号閾値を除算し、その商に前記単位時間を乗算した値を設定したAditionalExpiresヘッダを付加した200OK信号を返送する段階と、
    前記SIP端末は、前記200OK信号にAdditionalExpiresヘッダが設定されていた場合、expiresパラメータの設定値に前記AdditionalExpiresヘッダの設定値を加算した値をRegisterの有効時間とする段階とを有することを特徴とするサーバ負荷平準化方法。
  4. SIPレジストラサーバと複数のSIP端末がSIP網を介して接続されているSIPシステムにおけるサーバ負荷平準化プログラムであって、
    前記SIP端末が前記SIPレジストラサーバへExtensionExpiresヘッダを任意に付加したREGISTER信号を送信するステップと、
    前記SIP端末からREGISTER信号を受信する毎にカウンタをカウントアップして、予め設定された単位時間が経過する毎にカウント値から予め設定されたREGISTER信号閾値を減算するステップと、
    前記REGISTER信号を受信した際に、前回の単位時間経過後の単位時間内であるのに、前記カウント値が前記REGISTER信号閾値以上になった場合、以降ExtensionExpiresヘッダが付加されたREGISTER信号を受信すると、前記カウント値から前記REGISTER信号閾値を除算し、その商に前記単位時間を乗算した値を設定したAditionalExpiresヘッダを付加した200OK信号を返送するステップと、
    前記SIP端末は、前記200OK信号にAdditionalExpiresヘッダが設定されていた場合、expiresパラメータの設定値に前記AdditionalExpiresヘッダの設定値を加算した値をRegisterの有効時間とするステップとを有することを特徴とするサーバ負荷平準化プログラム。
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