JP3556962B2 - 脂肪肝抑制剤 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリン及び2−パルミトジステアリンから選ばれる1種または2種以上のトリグリセリドを有効成分とする脂肪肝抑制剤に関する。この脂肪肝抑制剤は、特に食品に配合して脂肪肝の予防もしくは改善の効果を賦与するための素材として有用である。
【0002】
【従来技術】
近年、我が国において肝臓疾患の発生頻度が高まってきているが、その原因として、西欧食の典型である高脂肪食、高コレステロール食の摂取あるいはアルコール類の過剰摂取などが脂肪肝を引き起し、肝臓障害をもたらすと考えられている。この脂肪肝は、やがて肝炎、肝硬変へと進み、死に至る場合も少なくないので、早期に食餌療法などの対処を行う必要がある。脂肪肝を予防するための食事因子としては、食物繊維、植物ステロール、高度不飽和脂肪酸などを挙げることができる。例えば、食物繊維は、腸の蠕動運動を高めて食物の腸内通過時間を短縮し、脂質などの吸収を抑制したり、コレステロールや胆汁酸などを吸着して排泄したりすることなどから、直接的あるいは間接的に脂肪肝を抑制する作用がある。また、胆汁酸と結合して脂質の吸収を阻害する医薬品として、コレスチラミン、コレスチポール、クロフィブレートなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、炭素数が16及び18の飽和脂肪酸を構成脂肪酸とするトリグリセリドが生体内で殆ど乳化もしくはミセル化しないことに着目し、このトリグリセリドの摂取と肝臓への脂肪蓄積との関係について検討を行ったところ、構成脂肪酸としてステアリン酸を含有するトリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリン及び2−パルミトジステアリンについては、それ自身消化吸収されないばかりでなく、他の脂質のミセル化を抑制したり、腸肝循環においてコレステロールや胆汁酸の再吸収を抑制したりする作用を有することが判明し、さらに、これらの作用により、肝臓でのコレステロール異化促進機能、あるいは、トリグリセリドやコレステロールの蓄積抑制機能に優れることを見出し、本発明を成すに至った。したがって、本発明は、トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリン及び2−パルミトジステアリンから選ばれる1種または2種以上のトリグリセリドを有効成分とする脂肪肝抑制剤を提供することを課題とする。
【0004】
なお、トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリンあるいは2−パルミトジステアリンを含む油脂の利用例としては、物性改良剤として耐寒性を有するマヨネーズに利用したもの(特公昭62−25340号公報)、液体ショートニングの物性改良に利用したもの(特公平3−12853公報)、冷凍天ぷらに利用したもの(特公昭63−60977号公報)、耐寒性食用油脂に利用したもの(特公昭62−22547号公報)など多数あるが、本発明の目的とは全く異なるものである。さらには、低カロリー油脂(特開平1−252248号公報、特開平1−85040号公報)についての提案もあるが、いずれも炭素数20以上の飽和脂肪酸を含有するトリグリセリドに関するものであり、物質として異なるばかりでなく、トリグリセリドの脂肪肝抑制機能について着目したものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴は、トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリン及び2−パルミトジステアリンから選ばれる1種または2種以上のトリグリセリドを有効成分とする脂肪肝抑制剤にある。この脂肪肝抑制剤を摂取することにより、食事由来の脂肪肝あるいは内因性の脂肪肝を抑制することができる。なお、これらのトリグリセリドの脂肪肝を抑制する機能は、従来知られている食物繊維の機能よりも強く、また、医薬品のように脂肪性下痢を誘発しないことなど、これまでに知られていないものである。
【0006】
本発明で有効成分として用いるトリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリンあるいは2−パルミトジステアリンは、常法に従って油脂をエステル交換し、精製することにより得ることができる。また、トウモロコシ油、大豆油あるいは菜種油などを極度に水素添加することにより本発明に係るトリグリセリドを一定量以上含む油脂を得ることができ、この油脂を脂肪肝抑制剤の有効成分として用いることもできる。したがって、本発明に係るトリグリセリドを一定量以上含む油脂の原料として、トウモロコシ油、大豆油、菜種油、ひまわり油、サフラワー油、ハイオレイックサフラワー油、オリーブ油、豚脂などを挙げることができる。これらの油脂原料を常法に従い、ニッケル触媒による水素雰囲気下、120〜200℃で1〜3時間水素添加した後、ニッケル触媒を除去し、脱色することにより、トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリンあるいは2−パルミトジステアリンを含む油脂を調製することができる。また、市販の大豆油、菜種油あるいは豚脂などの極度硬化油をトリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリンあるいは2−パルミトジステアリンを含む油脂として用いることもできる。
【0007】
本発明では、トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリン及び2−パルミトジステアリンから選ばれる1種または2種以上のトリグリセリドあるいはこれらのトリグリセリドを一定量以上含む油脂を、例えば、大豆油、コーン油、菜種油 (カノーラ油) 、サフラワー油、ひまわり油などの液状油脂に重量パーセントにして5〜95%混合した場合、これらの混合油脂は、5〜45℃において、混合油脂中に存在するトリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリンあるいは2−パルミトジステアリンに相当する量の固体脂含量を有する。なお、本発明に係るトリグリセリドあるいはこれらのトリグリセリドを一定量以上含む油脂と通常の液状油脂との混合油脂は、複数種の油脂を混合した場合にしばしば観察される相溶現象もしくは共晶現象を5〜45℃の温度域で示さない。すなわち、混合した液状油脂の量に係わらず、トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリンあるいは2−パルミトジステアリンは、体温付近を含む温度域で固体状態を維持している。したがって、一種もしくはそれ以上の油脂と本発明に係るトリグリセリドあるいはこれらのトリグリセリドを一定量以上含む油脂とを混合し、食品に添加しても、本発明の脂肪肝抑制機能は損なわれない。
【0008】
本発明に係るトリグリセリドあるいはこれらのトリグリセリドを一定量以上含む油脂は、常温では固体のフレーク状または粉末状であるため、クッキーやビスケットなどの食品に適宜粉々混合で添加することができる。また、85〜95℃に加熱して溶解した後、乳化してアイスクリームや乳飲料など飲食品に添加することもできる。さらには、糖衣錠やタブレットなどの錠剤、顆粒剤、液剤、もしくはカプセルなどとして経口的に投与できる形態で医薬品として用いることもできる。
【0009】
本発明において、脂肪肝抑制機能を有するトリグリセリドの投与量については特に制限はないが、1日の投与量は、体重1kg当たり、80〜1,600mgを一応の目安とすると良い。すなわち、投与量が80mg/kg以下であると脂肪肝抑制効果が殆ど認められず、また、投与量が1,600mg/kg以上では脂肪肝抑制効果の顕著な上昇は見られない。
以下実施例により、本発明を具体的に説明する。
【0010】
【実施例1】
本発明に係るトリグリセリドを配合した脂肪肝抑制機能を有するクッキーを製造した。バター30部を軽くホイップしたものに砂糖90部を加えてクリーミングした。これに、卵白60部を泡立てて調製したメレンゲと少量のバニラフレーバーを加えて攪拌し、クリームを調製した。一方、篩を通した薄力粉100部に菜種油極度硬化油(トリステアリン73%含有)を粉砕機で粉砕(60メッシュパス)したもの30部を加えて混合したものを、上記で調製したクリームに軽く混合し、クッキー生地を調製した。次に、天板にベーキングシートを敷き、縦35mm、横50mm、高さ2mmの長方形の穴を25個配したゴム製の型にクッキー生地を擦り込んで成型したものを、予め加熱しておいたオーブン中で200℃、5〜7分焼成し、組織の良好かつ美味なクッキーを得た。
【0011】
【実施例2】
本発明に係るトリグリセリドを配合した脂肪肝抑制機能を有するアイスクリームを製造した。常法に従い、脂肪分5%を含むアイスミルクミックスに、90℃で融解した大豆油由来極度硬化油(トリステアリンを66%、1−ステアリルジパルミチン及び2−ステアリルジパルミチンを29%、1−パルミトジステアリン及び2−パルミトジステアリンを4%それぞれ含有)をアイスミルクミックスに対して5%となるように加え、85℃以上で乳化した後、フリージング工程を経て硬化し、アイスミルクを得た。このアイスミルクは、風味、色調及び組織共良好で、通常の脂肪分10%アイスミルクと有意差は認められなかった。
【0012】
【実施例3】
日本薬局方の内服用ゼラチンカプセル000号にトリステアリン(和光純薬工業(株)製)1gを充填し、脂肪肝抑制効果を有する医薬を調製した。
【0013】
【試験例1】
本発明に係るトリグリセリドの脂肪肝抑制作用について、ラットを用いた動物実験を行った。コレステロール及びコール酸ナトリウムを含む脂肪肝誘発飼料を対照飼料として用い、また、脂肪肝誘発飼料に含まれる脂肪の95%(飼料全体としては、19%に相当する。)を市販の大豆極度硬化油で置換した飼料を試験飼料とした。なお、この大豆極度硬化油は、常法により精製大豆白絞油を完全に水素添加して得られたものであり、トリステアリンを64%、1−ステアリルジパルミチン及び2−ステアリルジパルミチンを23%、1−パルミトジステアリン及び2−パルミトジステアリンを12%含んでいた。ラットは4週齡のSD系雄ラット(日本チャールスリバー社)を用い、1群8匹の2群に分け、表1に示す組成の飼料を28日間給餌した。給餌法は、2群共に4日間は自由摂取により飼料に慣れさせた後、両群の摂取脂質量及びコレステロール量が同じになるように給餌した。
【表1】
Figure 0003556962
【0014】
給餌期間中は、飼料摂取量を測定し、コレステロール摂取量を算出した。また、給餌終了時より24時間絶食させた後、麻酔下で開腹して肝臓を摘出した。摘出した肝臓は、凍結乾燥した後、コレステロール及びトリグリセリドの分析に供した。そして、食餌由来のコレステロールの肝臓への見かけの蓄積率を摂取コレステロール量と肝臓コレステロール量から算出した。その結果を表2に示す。
【表2】
Figure 0003556962
試験飼料群では、肝臓へのトリグリセリド及びコレステロールの蓄積が著しく抑制されていた。特に肝臓へのコレステロール蓄積率については、対照飼料群の1/6以下と著しい効果が示された。
【0015】
【試験例2】
本発明に係るトリグリセリドのコレステロール及び胆汁酸再吸収抑制作用について、ラットを用いた動物実験を行った。AIN−76組成の飼料に油脂として大豆油を20%添加した飼料を対照飼料として用い、また、対照飼料に含まれる脂肪の95%(飼料全体としては、19%に相当する。)を市販のトリステアリン(和光純薬工業(株)製)で置換した飼料を試験飼料とした。ラットは4週齡のSD系雄ラット(日本チャールスリバー社)を用い、1群8匹の2群に分け、表3に示す組成の飼料を28日間給餌した。給餌法は、2群共に4日間は自由摂取により飼料に慣れさせた後、両群の摂取脂質量が同じになるように給餌した。
【表3】
Figure 0003556962
【0016】
給餌開始後、26〜28日目の3日間糞を採取した。糞は凍結乾燥した後、コレステロール及び胆汁酸の分析に供した。また、給餌終了時より24時間絶食させた後、麻酔下で開腹して肝臓を摘出した。摘出した肝臓は、凍結乾燥した後、コレステロール及びトリグリセリドの分析に供した。コレステロール及び胆汁酸の再吸収抑制作用についての試験結果を表4に示す。なお、糞中に排泄されるコレステロール及び胆汁酸は食餌中には含まれていないものであり、全て生体内由来の脂質である。
【表4】
Figure 0003556962
【0017】
試験飼料群では、内因性のコレステロール及び胆汁酸の排泄が有意に促進された。また、その結果、脂肪肝が抑制されたことを表5に示した。
【表5】
Figure 0003556962
【0018】
【試験例3】
本発明に係るトリグリセリドの食餌由来のコレステロール及び胆汁酸の吸収抑制作用について、ラットを用いた動物実験を行った。コレステロール及びコール酸ナトリウムを含む脂肪肝誘発飼料を対照飼料として用い、また、脂肪肝誘発飼料に含まれる脂肪の95%(飼料全体としては、19%に相当する。)を市販のラード極度硬化油で置換した飼料を試験飼料とした。なお、このラード極度硬化油は、常法によりラードを完全に水素添加して得られたものであり、トリステアリンを30%、1−ステアリルジパルミチン及び2−ステアリルジパルミチンを14%、1−パルミトステアリン及び2−パルミトジステアリンを50%含んでいた。ラットは4週齡のSD系雄ラット(日本チャールスリバー社)を用い、1群8匹の2群に分け、表6に示す組成の飼料を28日間給餌した。給餌法は、2群共に4日間は自由摂取により飼料に慣れさせた後、両群の摂取脂質量及びコレステロール量が同じになるように給餌した。
【表6】
Figure 0003556962
【0019】
給餌開始後、26〜28日目の3日間糞を採取した。糞は凍結乾燥した後、コレステロール及び胆汁酸の分析に供した。コレステロール及び胆汁酸の吸収抑制作用についての試験結果を表7に示す。
【表7】
Figure 0003556962
試験飼料群では、食餌性のコレステロール及び胆汁酸の排泄が有意に促進された。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリンあるいは2−パルミトジステアリンが脂肪肝を抑制するという知見に基づいてなされたものであって、この脂肪肝抑制作用を有するトリグリセリドあるいはこれらのトリグリセリドを一定量以上含む油脂を用いて食品あるいは医薬品を調製し、これを経口的に摂取することにより、脂肪肝を抑制することができる。したがって、本発明の脂肪肝抑制剤は、脂肪肝の予防あるいは改善を行うことのできる健康食品、特定保健用食品あるいは医薬品の素材として有用である。

Claims (1)

  1. トリステアリン、1−ステアリルジパルミチン、2−ステアリルジパルミチン、1−パルミトジステアリン及び2−パルミトジステアリンを有効成分とするコレステロール及び胆汁酸排泄促進剤
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