JP3556338B2 - シリンダジョイント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアシリンダ、油圧シリンダ等の流体圧シリンダと被駆動装置との接続に際し使用されるシリンダジョイントに関し、特に、エアクランプ等ロッドガイドを使用する空気圧駆動装置の接続部材として適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エアクランプやエアプレス、スライドテーブル、テーブル上下機構等、流体圧シリンダの一種であるエアシリンダを用いた空気圧駆動装置においては、図3に示すように、エアシリンダ5のシリンダロッド3と被駆動装置4との接続にシリンダジョイント1が多く用いられている。この場合シリンダジョイント1は、空気圧駆動装置6における装置間の接続部材であり、その心ずれ調整機構により、軸心合わせや平行度合わせを容易ならしめている。
【0003】
ここで、エアシリンダ5においては、シリンダロッド3のクリアランスや曲がり、加工誤差等により、シリンダロッド3の先端位置に出没時でずれを生じることも少なくない。このようにシリンダロッド先端位置が不安定な場合、位置決め精度を要求されるような装置にエアシリンダ5を単体で使用することは難しい。また、ずれに伴うシリンダロッド3の傾きにより、シリンダ内においてピストンが傾き、シリンダストロークを十分に使用できない場合もある。さらに、ピストンの作動速度も影響を受ける。そこで、空気圧駆動装置6では、図4に示すようなロッドガイド2を用い、シリンダロッド3の先端位置を規制してエアシリンダ5の精度を補う構成とすることが行われる。
【0004】
しかしながら、この場合、シリンダロッド3と被駆動装置4とを強固に接続すると、シリンダロッド3をロッドガイド2とシリンダロッド3の基部の3点で支持する構造となるため、先端位置のずれが大きいとシリンダロッド3を引き戻せないという事態が生じる場合がある。また、作動してもシリンダ内やシリンダロッドが摩耗したり、ロッドガイドのブッシュが損傷するなどの弊害を生じる。そのため、このような場合、シリンダロッド3と被駆動装置4との接続には、多少の心ずれが生じても吸収し得る、いわゆるたわみ軸継手のような役割を果たすシリンダジョイント1が広く用いられている。
【0005】
図5は、従来用いられてきたシリンダジョイントの構成を示す断面図である。このシリンダジョイント1は、シリンダロッド3が接続される金属製のソケット部11と、被駆動装置4が接続される金属製のスタット部12により、エアシリンダ5と被駆動装置4との間に取り付けられる。ここで、スタット部12には、その一端部側に球面状の摺動部13が設けられており、ジョイントケース14およびソケット部11に設けられた金属製のリング15によって保持されている。また、ジョイントケース14のスタット部12側には、スタット部12に対してクリアランスCが設けられている。なお、ジョイントケース14のスタット部12側にはNBR(ブタジエン−アクリルニトリルゴム)等の合成ゴム製のダストシール31が設けられている。
【0006】
このような構成を持つ従来のシリンダジョイント1は、図5に一点鎖線で示したように、摺動部13がリング15上を摺動することにより、スタット部12がクリアランスCの範囲内において変位することができる。従って、このシリンダジョイント1によれば、シリンダロッド2の先端部に多少の位置ずれが生じても、摺動部13の働きによってスタット部12が傾き、そのずれを適宜吸収することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のシリンダジョイントにあっては、構成全体をほとんど金属によって形成していることから、製造コストが高く、かつ全体重量が重いという問題があった。特に、心ずれ調整のための機構が機械部品の結合によるものであるため、各部品毎に精密な寸法管理を要し、組み立て工数は勿論のこと、部品管理、製品管理の点で非常に多くの工数を要していた。
【0008】
また、金属同士が摺動する部分が大きくかつその部分に荷重が加わることから、金属摩耗粉が多く発生するのみならず、ケース外側にも発塵し、使用環境が悪化するという問題もあった。さらに、金属摺動部分へ潤滑材を相当量充填しなければならず、コスト引き上げの一因ともなっていた。
【0009】
本発明の目的は、製造コストが安くかつ金属摩耗粉の出ないシリンダジョイントを提供することにある。
【0010】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0012】
すなわち、本発明のシリンダジョイントは、弾性部材によりジョイントケースを形成し、その一端側に金属製のソケット部を、また他端側に金属製のスタット部をそれぞれジョイントケースと一体に成形して構成する。ここで、ソケット部は、シリンダロッドの軸方向にソケット部全長を貫通する貫通孔と、径方向に突出して形成されジョイントケース内に固定される抜け止め用のフランジ部とを有する。この貫通孔には、シリンダロッドと接続されるシリンダロッド結合部と、シリンダロッド結合部の被駆動装置側に形成したシリンダロッド結合部より小径の雌ネジ部が設けられている。また、スタット部は、被駆動装置と接続される被駆動装置結合部と、径方向に突出して形成されジョイントケース内に固定される抜け止め用のフランジ部とを有する。一方、ジョイントケースの内部には、貫通孔と連通してソケット部端面とスタット部端面との間に空隙部を形成する。そして、貫通孔のソケット部側に押ネジ部材を配設する。この押ネジ部材は、ソケット部材貫通孔の雌ネジ部と螺合する雄ネジ部と、スタット部側に空隙部より小径に形成されその端部が空隙部内に突出してスタット部のソケット部側端面と当接する当接部とを有する。
【0013】
ここで、この当接部は、雄ネジ部を貫通孔の雌ネジ部にねじ込むことにより空隙部内に突出して行きスタット部のソケット部側端面に接近する。従って、押ネジ部材をねじ込むことにより当接部をスタット部の端面と当接させることができる。また、当接部をスタット部の端面と当接させず適宜クリアランスを設けて設定するともでき、この場合には、ジョイントケースが圧縮されて縮むことにより当接部とスタット部の端面が当接する。
【0014】
また、本発明のシリンダジョイントでは、押ネジ部の当接部先端を球状に形成しても良い。
【0015】
さらに、ジョイントケースを高分子化合物により形成しても良く、その場合、高分子化合物をゴムとすることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明にかかるシリンダジョイントの構成を示す断面図、図2はそれを空気圧駆動装置6に適用した状態を示す説明図である。本発明のシリンダジョイント1は、ジョイントケース14を弾性体により形成して、製造コストが安くかつ金属摩耗粉(かす)の出ない構成としたものである。なお、従来のシリンダジョイントと用途、機能において共通する部分については図5に示したものと同じ符号を用いる。
【0017】
本シリンダジョイント1は、大略すると、ソケット部11と、スタット部12と、ジョイントケース14と、空隙部16と、押ネジ部材17とから構成されている。また、本シリンダジョイント1は、図2に示すように、従来のシリンダジョイントと同様、ソケット部11とスタット部12によりシリンダロッド3および被駆動装置4と接続される。
【0018】
ここで、ソケット部11は、内部に貫通孔21を有すると共に、その被駆動装置4側の端部に抜け止め用のフランジ22(フランジ部)が径方向に突出形成された金属製の部材である。このソケット部11は、ジョイントケース14と一体にインサート成形され、フランジ22によりジョイントケース14内に拘束される。一方、貫通孔21のシリンダロッド3側には、シリンダロッド結合部として、シリンダロッド3の端部に形成された雄ネジ(図示せず)と螺合する雌ネジ部23が形成されている。また、貫通孔21にはさらに、この雌ネジ部23の奥(スタット部12側)に雌ネジ部23より小径の雌ネジ部24が形成されている。
【0019】
次に、スタット部12は、被駆動装置結合部として、被駆動装置4と接続するための雄ネジ部25が形成されると共に、そのシリンダロッド3側の端部に抜け止め用のフランジ26(フランジ部)が径方向に突出形成された金属製の部材である。このスタット部12もジョイントケース14と一体にインサート成形され、フランジ26によりジョイントケース14内に拘束される。
【0020】
ジョイントケース14は、ゴムや合成樹脂等の高分子化合物からなる弾性体から形成された部材であり、ソケット部11およびスタット部12と共に一体成形される。通常このジョイントケース14は、ゴムにより円筒状に形成されるが、その材質、形状はゴムや円筒状には限らず、例えば直方体状であっても差し支えない。また、ゴムとしてはNBRやSBR(ブタジエン−スチレンゴム)、シリコンゴム等が用いられ、発泡性のゴムを用いても良い。このような弾性部材のジョイントケース14を用いると、心ずれ調整機構に従来のような精密な部品結合が不要となり、製品寸法管理に要する工数が非常に軽減される。
【0021】
なお、従来よりゴムのカバーを有するシリンダジョイントが存在したが、これはダストカバーとしてゴムカバーを用いているに過ぎず、本発明のようにその弾性作用を活用したものとは本質的に異なる発想のものである。
【0022】
空隙部16は、ジョイントケース14の内部に、ソケット部11とスタット部12との間に設けられた円筒状の空間で、貫通孔21の被駆動装置4側の端部よりスタット部12のソケット部側の端面27まで、貫通孔21と連通して形成されている。この空隙部16は、ジョイントケース14の成形時に、貫通孔21に棒状部材(図示せず)を挿入して形成する。すなわち、まずソケット部11の貫通孔21に予め雌ネジ部24の内径と略同一径の棒状部材を挿入しておく。次に成形型に棒状部材と共にソケット部11をセットし、同時にスタット部12をセットする。そして、棒状部材の端面をスタット部12の端面27に当接させた状態でジョイントケース14を成形し、成形後にこの棒状部材を抜き取る。これにより、棒状部材の抜けた後に空隙部16が形成されることになる。
【0023】
押ネジ部材17は、貫通孔のソケット部11側に配設される金属製の部材である。この押ネジ部材17は、ソケット部11の雌ネジ部24と螺合する雄ネジ部28と、スタット部12側に空隙部16より小径に形成された当接部29とを有する。この当接部29は、雄ネジ部28を雌ネジ部24にねじ込むことによりその端部がスタット部12の端面27と当接するようになっており、略半球状に形成されている。また、その当接部29とは反対側の端部には、押ネジ部材17をねじ込む際に用いるすり割り30が設けられている。なお、このすり割り30は、十字穴や六角穴とすることもできる。また、押ネジ部材17をねじ込むに際しては、ネジのゆるみ防止や空隙部16の密封のため、いわゆるネジロック等のゆるみ止め用接着剤やシールテープを用いることもできる。
【0024】
次に本発明に係るシリンダジョイント1の作用について説明する。
【0025】
ここでは、シリンダジョイント1を空気圧駆動装置6に取り付けるところから説明する。まず、本発明のシリンダジョイント1にあっては、その取り付けに先立ち予め押ネジ部材17の設定を行っておく。すなわち、押ネジ部材17を雌ネジ部24にねじ込み、その当接部29がスタット部12の端面27に当接するか、あるいは若干の隙間を残した位置に設定する。そして、その設定後シリンダロッド3および被駆動装置4に本シリンダジョイント1を取り付ける。ここで、シリンダロッド3への取り付けは、シリンダロッド3の端部に形成された雄ネジ(図示せず)をソケット部11の雌ネジ部23にねじ込み、ロックナットをかけることにより行う。また、被駆動装置4へは、スタット部12の雄ネジ部25により取り付ける。この場合の取り付け方法としては、被駆動装置側に設けたバカ穴に挿入してナットをかける方法や、被駆動装置の雌ネジ部に直接ねじ込む方法など、被駆動装置側の状況に応じて種々の方法を採用することができる。
【0026】
このように空気圧駆動装置6にシリンダジョイント1を取り付けた後、エアシリンダ5に圧縮空気を送り込むことにより、シリンダロッド3に出没に伴い被駆動装置4が移動する。
【0027】
本実施の形態ではまず、シリンダロッド3が押し出され、被駆動装置4を図2において左側に移動させようとする場合について考える。
【0028】
この場合、図1からわかるように、シリンダロッド3の動きは、その端部に取り付けられているソケット部11に直接伝達される。また、それと同時に、ソケット部11内に取り付けられた押ネジ部材17にもその動きが伝達される。このとき押ネジ部材17は、図上左側に移動しようとし、その当接部29がスタット部12の端面27を押圧する。なお、当接部29と端面27に若干隙間をあけて押ネジ部材17を設定した場合には、ジョイントケース14の撓みに伴いそれらが当接する。
【0029】
ここで、当接部29は球状に形成されているため、当接部29は端面27と点接触する。従って、金属同士の接触面を極小に抑えることができ、摩耗粉の発生を最小限に抑えることができる。さらに、空隙16を押ネジ部材17によって密封する構造を採ることから、発生した摩耗粉もシリンダジョイント外に発塵せずクリーンな状況を保つことができる。
【0030】
このように押ネジ部材17がスタット部12を押圧すると、スタット部12は左側に押され、これに伴い被駆動装置4が左側に移動することになる。
【0031】
次に、シリンダロッド3と被駆動装置4との間で心ずれを生じている場合を考える。この場合、ジョイントケース14が弾性部材であることから、ジョイントケース14が撓むことにより、スタット部12は心ずれに応じた角度に傾くことができる。すなわち、スタット部12は、図1に一点鎖線で示したように傾き、心ずれを吸収することができる。なお、このようにスタット部12が傾いても、押ネジ部材17の当接部29が球状に形成されているため、スタット部12の傾きに自在に追従することができ、端面27との接触は常に点接触が保たれる。
【0032】
一方、シリンダロッド3が引っ込む場合には、今度はソケット部11が右側に引っ張られる。このとき、ソケット部11はフランジ22によりジョイントケース14内に固定されており、ジョイントケース14も同時に右側に引っ張られる。そのためスタット部12のフランジ26も引っ張り力を受けスタット部12も右側に移動しようとする。しかしながら、スタット部12は被駆動装置4に接続されているため、その移動負荷のためジョイントケース14にも負荷が加わり、ジョイントケース14が引き伸ばされる。この伸びと共にジョイントケース14の弾性復元力が増加し、復元力と被駆動装置4のもたらす負荷が釣り合ったときスタット部12が右側に移動し、被駆動装置4がシリンダロッド3の動きに追従して移動する。なお、この場合にも心ずれはジョイントケース14の撓みによって吸収される。
【0033】
このように、本発明のシリンダジョイント1では、ジョイントケース14のゴムに圧縮力が加わる方向においては、金属同士の接触により力を伝達する。一方、引っ張り力が加わる方向ではゴムの弾性力を利用して力を伝達する。すなわち本発明は、圧縮方向の力に弱く、引っ張り方向の力に強いゴムの性質を十分把握した上で利用して軸接続を行うというものであり、単にゴムの弾性のみをもって心ずれを吸収するというものではない。
【0034】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0035】
たとえば、上述の実施の形態では押ネジ部材17の当接部29を半球状に形成した場合を説明したが、その形状はこれに限られず、凸面状や、平面状の端面周囲に面取りを施した形状等、端面27と当接部29とが滑らかに当接する形状であればどのような形状でも良い。
【0036】
また、上述の実施形態では本シリンダジョイント1を、心ずれした2軸の接続に特に有用な接続部材として紹介したが、その用途はそれに限られず、ジョイントケース14の弾性を活用した調心機能を有する接続部材として使用することも可能である。すなわち、例えば被駆動装置4側の軸を、ジョイントケース14の復元力により、常にシリンダロッド3と同心にするように作動させることもできる。なお、このように使用する場合には、ジョイントケース14の弾性力を増強するため、その内部にピアノ線や板バネ等の弾性部材を軸方向に沿った形でさらに埋め込むこともできる。
【0037】
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその利用分野である空気圧駆動装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、たとえば、油圧や電動の駆動装置の軸接続にも適用できる。
【0038】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0039】
(1)ジョイントケースを弾性部材で形成し主要部品を一体成形したので、全金属製の製品に比べ製造コストを低減することができる。特に、部品相互の精密な寸法管理が不要となり、組み立て工数のみならず管理工数を大幅に削減できる。
【0040】
(2)金属同士の接触部分を極小にしたため、金属摩耗粉の発生を少なくできる。
【0041】
(3)金属同士の接触部分を密封構造としたことにより発塵を無くすことができる。従って、本シリンダジョイントをクリーンルームにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシリンダジョイントの構成を示す断面図である。
【図2】図1のシリンダジョイントを空気圧駆動装置に適用した状態を示す説明図である。
【図3】シリンダジョイントを用いた空気圧駆動装置の一例を示す斜視図である。
【図4】シリンダジョイントに加えロッドガイドを用いた空気圧駆動装置の一例を示す斜視図である。
【図5】従来のシリンダジョイントの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダジョイント
2 ロッドガイド
3 シリンダロッド
4 被駆動装置
5 エアシリンダ(流体圧シリンダ)
6 空気圧駆動装置
11 ソケット部
12 スタット部
13 摺動部
14 ジョイントケース
15 リング
16 空隙部
17 押ネジ部材
21 貫通孔
22 フランジ
23 雌ネジ部(シリンダロッド結合部)
24 雌ネジ部
25 雄ネジ部(被駆動装置結合部)
26 フランジ
27 端面
28 雄ネジ部
29 当接部
30 すり割り
31 ダストシール
C クリアランス

Claims (4)

  1. 流体圧シリンダのシリンダロッドと該流体圧シリンダによって駆動される被駆動装置との間を接続するシリンダジョイントであって、
    弾性部材により形成されたジョイントケースと、
    該ジョイントケースの一端側に前記ジョイントケースと一体に成形され、前記シリンダロッドの軸方向に全長を貫通する貫通孔と、径方向に突出して形成され前記ジョイントケース内に固定される抜け止め用のフランジ部とを有し、前記貫通孔に、前記シリンダロッドと接続されるシリンダロッド結合部と、該シリンダロッド結合部の前記被駆動装置側に形成した前記シリンダロッド結合部より小径の雌ネジ部とを設けた金属製のソケット部と、
    前記ジョイントケースの他端側に前記ジョイントケースと一体に成形され、前記被駆動装置と接続される被駆動装置結合部と、径方向に突出して形成され前記ジョイントケース内に固定される抜け止め用のフランジ部とを有する金属製のスタット部と、
    前記ジョイントケース内部に、前記貫通孔と連通して前記ソケット部端面と前記スタット部端面との間に形成された空隙部と、
    前記貫通孔内の前記ソケット部側に配設され、前記雌ネジ部と螺合する雄ネジ部と、前記スタット部側に前記空隙部より小径に形成されその端部が前記空隙部内に突出して前記スタット部のソケット部側端面と当接する当接部とを備えた押ネジ部材を有することを特徴とするシリンダジョイント。
  2. 請求項1記載のシリンダジョイントであって、前記押ネジ部の当接部端部が球面状に形成されてなることを特徴とするシリンダジョイント。
  3. 請求項1記載のシリンダジョイントであって、前記ジョイントケースが高分子化合物により形成されることを特徴とするシリンダジョイント。
  4. 請求項3記載のシリンダジョイントであって、前記高分子化合物がゴムであることを特徴とするシリンダジョイント。
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