JP3556327B2 - 粉体塗装装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉体塗装装置に関し、より詳しくは、粉体塗料の安定供給および粉体塗料の除湿に関する。
【0002】
【背景技術】
近時の環境問題等の観点から粉体塗装が着目されている。この粉体塗装は、溶液型塗装に比べて作業環境を改善できるという利点を有する他に、被塗物に塗着されなかった塗料すなわちオーバスプレーされた粉体塗料を回収して、これを再利用できるという、資源の有効利用の点でも優れている(特開昭64−75057号公報、特開平4−104853号公報参照)。
【0003】
粉体塗装では、スプレーガンのような塗料吹付け機(ノズル)への粉体の供給は圧縮エアを用いて行われるが、この粉体の安定供給のために粉体供給装置を用いるのが一般的である。粉体供給装置は、塗料容器、粉体搬送ポンプ、粉体流動攪拌装置などで構成され、容器内の粉体をエアと混合させてノズルに送り出す機能を有している。このような粉体供給装置としては、加圧容器式、インジェクター式、スクリュー式などが知られており、その中で、流動槽とインジェクタとを組み合わせた流動槽インジェクタ方式(特開平4−104853号公報参照)が現在最も普及している。
【0004】
精密な塗膜管理を必要とする精密塗装にあっては、ノズルの吐出量の変動要因を極力排除することが必要である。この吐出量の変動要因として、塗料容器とノズルとを連結するホースの曲がり、ホース内壁面への塗料の付着による管路抵抗の増大などが知られている。この問題に関連して、特開平6−91206号公報は、連続的に塗料を噴霧するノズルと共に小型塗料容器をレシプロケータに配設し、タンクから供給される塗料を一旦小型塗料容器で中継してノズルに送り出すことを提案している。これによれば、塗料を直接ノズルに送り込むホースの長さ寸法を大幅に短縮することができるため、ホースに関連する上述した問題を解消することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動塗装には、上述したレシプロケータの他に、塗装ロボットが知られている。塗装ロボットは、単に上下動するレシプロケータと異なり、アーム及びその先端のノズルが自在に動いて被塗物の隅々まで塗装できるという利点を有している。このような塗装ロボットへの塗料の供給は、ノズルと塗装ブースの外側に設置した塗料タンクとを連結するホースによって行われるのが一般的であり、長いホースの影響を受けて塗料の吐出量が変動する恐れがある。
【0006】
また、粉体塗料は、合成樹脂粉末、硬化剤粉末などで構成され、これら要素を均一に分散した状態で使用する必要がある。このため、粉体塗料の機能を発揮させるためには、熱による融着、反応の発生を回避し、また、湿気などの液体の接触による塊化(ブロッキング)、固化(ケーキング)を回避し得る状態で塗料を管理しなければならない。
【0007】
その一方で、特に、自動車ボデイの塗装のような精密塗装を行う場合、塗装ブースを含む建屋の内部環境を、意図的に多湿に調整して(湿度70ないし80%)、粉塵の飛散による塗装不良の発生を抑えることが行われている。このような多湿環境下において良好な塗料管理を行うには、例えばドライエアを用いて塗料タンク内の粉体を除湿することが望ましいが、工場内および塗装ブース内に存在する塗料タンク内の塗料の全てをドライエアで管理するとしたときには、タンクの容量が大容量であればある程、また、使用する粉体塗料の種類(色を含む)が多種多様であればある程、塗料を除湿するためのコストが膨大なものになる。
【0008】
そこで本発明の目的は、粉体塗料の除湿に要するコストの増大を抑えながら粉体塗料の安定供給を確かなものにすることのできる粉体塗装装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、塗装ロボットに対して粉体塗料の安定供給を確かなものにすることのできる粉体塗装装置を提供することにある。
【0009】
【発明の概要】
上記の技術的課題は、被塗物に粉体塗料を塗布するノズルと、
粉体塗料を貯蔵する塗料タンクと、
該塗料タンクよりも小さな容量を有し、該塗料タンクから送り出された粉体塗料を貯蔵して前記ノズルに供給する小型塗料容器と、
該小型塗料容器の中の粉体塗料を除湿するために、該小型塗料容器にドライエアを供給する第1のドライエア供給手段と、
前記塗料タンクの中の粉体塗料を除湿するために、該塗料タンクにドライエアを供給する第2のドライエア供給手段とを有し、
前記第1のドライエア供給手段が前記小型塗料容器に供給するドライエアは、前記第2のドライエア供給手段が前記塗料タンクに供給するドライエアよりも高い乾燥度を有する、ことを特徴とする粉体塗装装置によって達成することができる。
【0010】
すなわち、ノズルの近傍に小型塗料容器を配置させることによって、このタンクからノズルに粉体を導くホースの長さ寸法を短縮することができ、これにより、ホースに起因する塗料供給不安定要因を小さなものにすることができる。また、容量の小さい小型塗料容器に相対的に高い乾燥度のドライエアを供給するようにしてあるため、この容器の中の粉体は高度に分散された状態となり、したがってホースの長さ寸法の短縮化と一緒になって、塗料の安定供給を確かなものにすることができると共に、この乾燥度の高いドライエアを全部の塗料タンクに供給するのに比べて、塗料の除湿に要するコストを削減することができる。
【0011】
小型塗料容器の設置場所として、ノズルと一緒に移動する部材、例えばレシプロケータ、塗装ロボットのアームであるのが、ホースの曲がりを極力少なくするためにも好ましい。ロボットアームに小型塗料容器を設置する場合、自在に動くロボットアームの動きに伴う小型塗料容器の姿勢変化が、ノズルに対する塗料の供給量に影響を及ぼすのを極力抑えるために、ロボットアームに対してタンクの上端部を水平軸線回りに回動可能に取付けるのが望ましい。
【0012】
また、本発明の上述した課題は、被塗物に粉体塗料を塗布する塗装ロボットのアームに設置され、塗料タンクから送り込まれた粉体塗料を貯蔵して、前記塗装ロボットのアームの先端に設けられた噴霧ノズルに供給する小型塗料容器を有し、
該小型塗料容器は、その上端部が、前記塗装ロボットのアームに対して、水平軸線を中心として回動自在に取付けられていると共に、前記塗料タンクよりも小さな内部容量を備え、
該小型塗料容器には、圧縮エアから水分を取り除いてドライエアを作る除湿手段からドライエアが供給されて、該小型塗料容器内の粉体塗料を除湿する、ことを特徴とする粉体塗装装置によって上述した課題を達成することができる。
【0013】
すなわち、上述したように自在に動くロボットアームに塗料容器を設置した場合には、アームの動きに伴って塗料容器が姿勢変化し、このため、ノズルに対する塗料の供給量に影響を及ぼす恐れがあるが、塗料容器の上端部を、前記塗装ロボットのアームに対して、水平軸線を中心として回動自在に取付ることで、塗料容器は自重によって垂直姿勢を保持しようとする傾向になる。
【0014】
このように小型塗料容器をロボットアームに設置することによって、塗料をノズルへ供給するホースの長さ寸法を大幅に短縮することができ、ホースの長さに起因するノズルの吐出量の変動を抑えることができる。加えて、ロボットアームに設置する塗料容器にドライエアを供給するようにしてあるため、このドライエアによって容器の中の粉体が除湿されるため、乾燥した粉体をホースに送り込むことができ、塗料の安定供給を確かなものにすることができる。
【0015】
本発明を適用する塗料タンク或いは塗料タンクとしては、流動槽インジェクタ方式のものが好適であり、この流動槽インジェクタ式タンクを採用したときには、タンク内の粉体を流動化させるための流動化エアとしてドライエアを用いればよい。多段階に設置した塗料容器を経由して粉体塗料をノズルに供給してもよい。すなわち、塗料流れ方向に順に、メインタンク、中間塗料容器、小型塗料容器というように複数の塗料容器を設けてもよく、これら容器にに供給するドライエアの乾燥度を、メインタンク、中間塗料容器、小型塗料容器の順に、高くするようにしてもよい。乾燥度の高いドライエアの必要量を少なくするために、小型塗料容器は、極力小さな内部容量を備えているのが望ましい。例えば、自動車ボデイのように次々と搬入される被塗物に対して塗装を施す場合には、小型塗料容器の容量として、一回の塗装分の塗料を収容する量に設定すればよい。
【0016】
塗料タンクと小型塗料容器とに異なる乾燥度のドライエアを供給する手法として、小型塗料容器へ供給するドライエアを2段階で除湿すると共に、第1段階での得たドライエアを塗料タンクに供給するようにして、第1段階目の除湿手段を共用するのが設備コストを下げるのに効果的である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好ましい実施例を添付した図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の粉体塗装装置を設置した自動車塗装工場の一部を概略的に示す図である。同図において、符号1は自動車塗装工場を示し、工場1の内部空間2には、隔壁3によって塗装ブース4が作られ、この塗装ブース4内に、複数台の塗装ロボット5(図面には、1台のロボットだけを図示してある)が配設されている。被塗物である自動車ボデイBは、所定の時間間隔で間欠的に塗装ブース4内に送り込まれ、所定の位置に停止したボデイBに対してロボット5による粉体塗料の塗布が行われる。この塗布工程が完了した自動車ボデイBは、次のセッテングおよび焼き付け工程に向けて搬出される。
【0018】
ロボット5は、従来と同様に、そのアーム7の先端に設けられたノズル8を有し、このノズル8への粉体塗料の供給は、順に、メインタンク10、中間タンク11、小分けタンク12を経由して行われる。図1に示す破線14は粉体をメインタンク10から中間タンク11へ導く第1の粉体供給管を表し、この供給管14には、図外のコントローラによって制御される電磁式の開閉弁(図示せず)が設けられている。破線15は粉体を中間タンク11から小分けタンク12へ導く第2の粉体供給管を表し、この供給管15には、図外のコントローラによって制御される電磁式の開閉弁(図示せず)が設けられている。破線16は粉体を小分けタンク12からノズル8へ導くホースを表す。ここに、メインタンク10は塗装ブース4の外側に設置され、また、中間タンク11は隔壁3の外面に設置されている。小分けタンク12は、ロボット5のアーム7に取付けられている。この小分けタンク12の取付構造については後に説明する。
【0019】
メインタンク10は、多孔板10aで仕切られた流動槽10bを有し、この流動槽10bで流動化された粉体はインジェクタ・ポンプ10cによって引き出された後、中間タンク11に向けてエア搬送される。同様に、中間タンク11についても、多孔板11aで仕切られた流動槽11bを有し、この流動槽11bで流動化された粉体はインジェクタ・ポンプ11cによって引き出された後、小分けタンク12に向けてエア搬送される。小分けタンク12は、一回の塗装分の塗料、例えば200gないし300gの塗料を収容する容量を有し、一台の自動車ボデイBの塗布作業が完了して小分けタンク12が空になると、中間タンク11から小分けタンク12に塗料が供給されて小分けタンク12の再充填が行われる。
【0020】
小分けタンク12は、図2に示すように、容器20を有し、容器20の内部は、多孔板21によって、上下に、乾燥室22とドライエア導入室23とに仕切られている。容器20の上端壁には、排気ポート25および粉体導入ポート26が設けられ、また、センサ27が設けられている。センサ27は、小分けタンク12に充填された塗料の量を検出するものであり、小分けタンク12内の塗料の量が所定の量になるとコントローラに向けて信号を送出し、コントローラはこの信号を受けて、中間タンク11から小分けタンク12への粉体塗料の供給を停止する。
【0021】
上述した排気ポート25には図外の排気管が接続される。また、粉体導入ポート26には上述した第2の粉体供給管15が接続され、中間タンク11から送り出された粉体はこの導入ポート25を通じて乾燥室22に導入される。ドライエア導入室23には、エア導入ポート28を通じてドライエアが導入され、導入室23に入ったドライエアは多孔板21を通って乾燥室22に入る。
【0022】
小分けタンク12は、多孔板21およびドライエア導入室23を貫通して下方に延びる垂直パイプ30を有し、この垂直パイプ30の下端にインジェクタ・ポンプ31が取付けられている。乾燥室22の粉体Pはインジェクタ・ポンプ31によって引き出された後、エア搬送により、ホース16を通じてノズル8に供給される。ちなみに、ホース16の長さ寸法(L)は約1メ−トルである。
【0023】
小分けタンク12は、ロボットアーム7に対し、一対のL形ロッド34を介して水平軸線回りに回動可能に取付けられている。すなわち、小分けタンク12は、その側壁の上端部に固設された一対のスリーブ36を有し、この一対のスリーブ36、36は水平方向に向けて互いに対向して配置されている。各スリーブ36には、軸受け37を介して、L形ロッド34の水平部分34aが取付けられ、L形ロッド34の他端はロボットアーム7に固設されている。これにより、小分けタンク12は、ロボットアーム7が動いたとしても、スリーブ36の軸線を中心として回動し、自重により、垂直姿勢を保持しようとする。
【0024】
図1に戻って、メインタンク10、中間タンク11、小分けタンク12には、夫々、ドライエアが供給される。図中、符号40は、小分けタンク12に向けてドライエアを供給するための管路を示す。この管路40には、エアの流れ方向上流端に圧縮機42が設けられ、この圧縮機42と小分けタンク12との間には、エアの流れ方向上流側から下流側に向けて順に、一次ミストセパレータ44、エアタンク46、二次ミストセパレータ48、一次除湿機50、二次除湿機52が介装されている。ここに、一次除湿機50は冷凍式エアドライヤで構成され、二次除湿機52は、シリカゲルなどを充填した吸着式エアドライヤで構成されている。メインタンク10および中間タンク11には、管路40から分岐した枝管54を介してドライエアが供給され、枝管54は、管路40のうち、一次除湿機50と二次除湿機52との間に接続されている。
【0025】
一次除湿機50を経て除湿されたドライエアは、枝管54を通じて、メインタンク10の流動エア導入室10dに導入され、また、中間タンク11の流動エア導入室11dに導入される。これら各室10d、11dに導入されるドライエアは、図外の電磁バルブによって個別的にON/OFF制御される。他方、二次除湿機52を経て更に除湿された超ドライエアは、管路40を通って、小分けタンク12のドライエア導入室23に導入される。この小分けタンク12に導入される超ドライエアは、図外の電磁バルブによってON/OFF制御される。
【0026】
次に、塗装ブース4での塗装を含めた一連の動作を説明する。
塗装ブース4内の所定位置に停止した未塗装の自動車ボデイBに対し、塗装ロボット5は、60秒間、粉体塗料の塗布を行う。その後20秒のインターバル時間の間に、塗料の塗布が完了した自動車ボデイBは搬出され、次の未塗装の自動車ボデイBが塗装位置にセットされる。塗装ロボット5は、20秒のインターバルの間にホームポジションに戻る。また、このインターバルの間に、中間タンク11から小分けタンク12に塗料の充填が行われる。この粉体塗料の再充填に要する時間は約10秒である。小分けタンク12には、この塗料の再充填とほぼ同期して、約10秒間、管路40を通じて超ドライエアが供給され、この超ドライエアによって、小分けタンク12内の粉体は流動化されながら除湿される。他方、メインタンク10および中間タンク11には、枝管54を通じて、流動化エアを兼ねたドライエアが供給され、このドライエアによって粉体は流動化されながら予備除湿が行われる。
【0027】
各タンク10、11、12内の粉体塗料は、ドライエアによって除湿されるため、例えば、塗装工場1の内部が多湿に保たれているとしても、この影響を受けることなく、均一に分散された状態で流動化されることになる。特に、粉体をノズル8に直接的に供給する小分けタンク12に対しては、メインタンク10などに送り込むドライエアよりも乾燥度の高いエアである超ドライエアが送り込まれるため、この小分けタンク12内の粉体は高度に分散された状態となる。したがって、ノズル8に対し塗布工程を通じて安定的に塗料を供給することができる。
【0028】
加えて、ノズル8に近接した箇所であるロボットアーム7に小分けタンク12を取り付けてあるため、ノズル8に粉体を供給するホース16の長さ寸法を短縮することができ、ホース16の長さに起因して発生し易くなる塗料吐出量の変動を抑えることができる。また、上述したように、小分けタンク12で超ドライエアにより除湿された粉体がホース16を通じてノズル8に供給されるため、ホース16の内壁面に粉体が付着し難くなり、このことからも粉体の安定供給を一層確かなものにすることができる。
【0029】
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の実施の態様は、これに限定されることなく、例えば、上述した特開平6−91206号公報に開示のようにレシプロケータに小型塗料容器を設置したものに対しても本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例の全体系統図。
【図2】塗装ロボットのアームに取付けられた小分けタンクの縦断面図。
【符号の説明】
7 塗装ロボットのアーム
10 メイン塗料タンク
11 中間塗料タンク
12 小分け塗料タンク
40 圧縮機
50 一次除湿機(冷凍式エアドライヤ)
52 二次除湿機(吸着式エアドライヤ)
B 自動車ボデイ(被塗物)

Claims (2)

  1. 被塗物に粉体塗料を塗布するノズルと、
    粉体塗料を貯蔵する塗料タンクと、
    該塗料タンクよりも小さな容量を有し、該塗料タンクから送り出された粉体塗料を貯蔵して前記ノズルに供給する小型塗料容器と、
    該小型塗料容器の中の粉体塗料を除湿するために、該小型塗料容器にドライエアを供給する第1のドライエア供給手段と、
    前記塗料タンクの中の粉体塗料を除湿するために、該塗料タンクにドライエアを供給する第2のドライエア供給手段とを有し、
    前記第1のドライエア供給手段が前記小型塗料容器に供給するドライエアは、前記第2のドライエア供給手段が前記塗料タンクに供給するドライエアよりも高い乾燥度を有する、ことを特徴とする粉体塗装装置。
  2. 被塗物に粉体塗料を塗布する塗装ロボットのアームに設置され、塗料タンクから送り込まれた粉体塗料を貯蔵して、前記塗装ロボットのアームの先端に設けられた噴霧ノズルに供給する小型塗料容器を有し、
    該小型塗料容器は、その上端部が、前記塗装ロボットのアームに対して、水平軸線を中心として回動自在に取付けられていると共に、前記塗料タンクよりも小さな内部容量を備え、
    該小型塗料容器には、圧縮エアから水分を取り除いてドライエアを作る除湿手段からドライエアが供給されて、該小型塗料容器内の粉体塗料を除湿する、ことを特徴とする粉体塗装装置。
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